JP2602025B2 - 鼻腔検査装置 - Google Patents

鼻腔検査装置

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JP2602025B2
JP2602025B2 JP62162425A JP16242587A JP2602025B2 JP 2602025 B2 JP2602025 B2 JP 2602025B2 JP 62162425 A JP62162425 A JP 62162425A JP 16242587 A JP16242587 A JP 16242587A JP 2602025 B2 JP2602025 B2 JP 2602025B2
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nasal
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朗 服部
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株式会社 日本カプセルプロダクツ
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は鼻腔内の炎症の有無、炎症の治癒の程度を診
断するための鼻腔検査装置に関するものである。
従来の技術 耳鼻科診療の現場では、鼻カタル、急性鼻炎などの炎
症を有する患者の鼻腔の通気量、左右鼻腔の通気度の均
等性を診断するのに、ガラス板、ステンレス・スチール
板を鼻下に当接して呼気を吹きつけたときの、僅かな水
滴の付着状況により、炎症の程度を判断する手法がとら
れてきた。鼻腔内の症状については、鼻咽頭鏡により鼻
道と鼻咽腔を目視により診断することが広く行われてい
るが、鼻腔の通気性については、専らガラス板、ステン
レス・スチール板などの通気度板が簡便に用いられてき
た。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来から使用されている鼻腔通気度板とし
てのガラス板、ステンレス・スチール板のもつ以下の欠
点を改良しようとするものである。すなわち、 (a) 伝熱性の優れたガラス板、ステンレス・スチー
ル板では、その物体の温度と呼気温との相対的温度差が
呼気による水蒸気の付着量に差異を生ずる。
(b) 通気度板へ付着した水蒸気は付近の雰囲気にか
かわりなく、殆ど瞬間的に揮散するので、正確な測定は
困難である。
(c) 呼気のパターンが鮮明でなく、かつ瞬間的に消
えるので写真に記録できない。
本発明に係る感温鼻腔検査装置は、上記の通常の鼻腔
通気度板の有する欠点を改善するとともに、従来知られ
ていなかった新たな特徴を有するものである。
すなわち、本発明の鼻腔検査装置は、 (a) 感温液晶シートに吹きつけられた鼻腔よりの呼
気の排出温度を色変化により測定できる。
(b) 感温液晶シート上に表われた呼気による発色像
を数秒間保持することができる。
(c) 像が鮮明である。
特に(a)に挙げた特徴は極めて特異なことである。
すなわち人体においては、何らかの原因で体内で炎症を
起こしたときには、血流が増え、炎症部位では他の周辺
部位よりも高い温度を呈することが知られている。事
実、通常の鼻炎においては、呼気が正常時よりも高い温
度を示す。
また最近身近かな問題として広く取り上げられている
アレルギー性鼻炎においては、極めて特異的な現象とし
て、呼気は正常な場合よりも、炎症を有するにもかかわ
らず低い呼気温を示すことがある。本発明に係る鼻腔検
査装置を使用すれば、これまでできなかった呼気温の測
定が可能になる。
このように、本発明に係る検査装置は、従来公知の鼻
腔通気度板によっては知ることのできない呼気の温度を
液晶を利用することによって知ることができ、さらに呼
気パターンを目視によって判定したり、写真に記録する
ことが可能な鮮明な像を充分な時間持続することは特筆
すべき特徴である。
本発明は、透明プラスチックフィルムに感温液晶層、
および黒色塗料層を順次施してなる感温液晶シートを透
明プラスチックフィルムを表にして支持基板に接着して
なり、被験者の鼻腔からの呼気を感温液晶シートに当
て、呈色域のパターンおよび色彩によって鼻腔内の異常
を検査するようにしたことを特徴とする鼻腔検査装置に
関する。
本発明に用いることのできる液晶は、体温近傍の温
度、すなわち28℃〜34℃位の温度範囲において、色変化
を示す液晶を随意に組合わせることができる。
本発明に用いる液晶は、サーモクロミック特性を有す
る、コレステロール誘導体をエステル化したコレステリ
ック液晶またはネマティック液晶に不斉炭素を導入した
カイラルネマティック液晶である。
また、これら液晶を本発明の液晶層として構成するに
際しては、液晶そのものを、または、マイクロカプセル
に封入したものを用いることもできるが、製造上の操作
性、安定性などを考慮するとマイクロカプセル化液晶を
用いることが特に望ましい。
本発明に用いられる液晶層を有する感温液晶シート上
に発現した呼気の温度分布像は、乳ガン診断、レイノー
病診断などで実用されている人体表面と密着している場
合と著しく異なり、蓄熱量が極めて少ないので、発色し
た温度分布像の残存時間が極めて短いという問題を有す
る。
ちなみに人体表面に密着した場合と呼気を吹きつけた
時の発色した温度分布像を比較すると、発色に要する時
間は前者は2〜3秒、後者は1秒以内、発色像の保持時
間は前者は6〜10秒、後者は3〜4秒と格差がある。こ
の理由は前者は保護層(プラスチックフィルム、黒色塗
層および保護塗層)を経て、液晶層に伝熱するのに若干
の時間を要するに対して、後者はプラスチックフィルム
のみを介して、直ちに液晶層に伝熱するのみであるの
で、発色に要する時間は極めて短いが、反面、呼気の熱
量が僅かであるので液晶層の蓄熱量が少ないために放熱
に伴う発色像の消失も極めて短時間に行われる。この問
題点を改良する方法として、断熱材、たとえばポリエチ
レン、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルな
どの発泡成形材を感温液晶シートの裏面に接合すること
が特に好ましい。
また断熱材として既発泡成形材を用いるのに代えて、
発泡性素材、例えばポリウレタン、ポリ塩化ビニルなど
を塗布ないしは噴霧し、後工程において発泡を行うこと
もできる。
感熱液晶シートの表面には、例えば半同心円線および
放射状線の呼気の到達範囲および方向を読みとるための
目盛を施すことが好ましい。このため透明プラスチック
フィルムの表面または裏面に印刷を行うことを要する
が、明確な線図を保持するためには、白色、銀白色、金
色の印刷インクを用いることが特に望ましい。また診断
の障害にならないために、線図の巾は0.03〜0.1mm程度
が望ましい。なお、感温液晶シートは繰り返して多数の
患者に用いることができるように、使用の都度鼻腔通気
板の表面を衛生上、アルコール綿、ガーゼなどで清拭す
ることが通常である。従って、印刷した線図を安定に保
持するには透明プラスチックフィルムの裏面、すなわち
液晶層の塗布面と接触して施されるのが望ましい。本発
明に用いる透明プラスチックフィルムとしては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビ
ニルアルコールなど適宜選択使用することができるが、
印刷特性、強度、剛性、熱安定性、耐候性、耐有機溶剤
性などの点から特にポリエチレンテレフタレート、ポリ
アミドのフィルムが望ましい。
これらフィルムの厚みは、呼気の熱伝達速度に直接関
連するものであるので、強度、剛性とも併せて考慮する
と30〜100ミクロン程度であることが好ましい。本発明
に係る検査装置を被験者の手により支持して使用する場
合、手指の近傍は当然体温を表示することになり、呼気
による発色像と干渉することもあり得る。そのため手指
との接触を避けるために支持基板へ接着した感温液晶シ
ートの周縁には断熱性素材を用いた支持部を施すことが
望ましい。手で支えるかわりに適当なスタンドによって
支持してもよい。断熱性素材としては、反復した使用に
耐え得ること、断熱特性に優れていること、衛生的であ
ることなどの要件を満たすものとしては、コルク板、発
泡ポリエチレンシートまたはABS樹脂、ポリメチルメタ
クリレート、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ルなどの硬質樹脂成形板など、さらに発泡ポリウレタン
シートなどを適宜採用することができる。
また、本発明に係る鼻腔検査装置において、被験者の
呼気温を直ちに測定するのに便利であるように、液晶層
の発色する色相と温度との関係表、すなわち温度色表を
添付することが実用上、極めて望ましい。この温度色表
は、例えばコレステリック液晶の場合、その種類、配合
割合によって固有のものであり、反復使用によっても変
化を示さないものである。但し、液晶層は水分、有機溶
剤、紫外線によって劣化することが知られているが、そ
の劣化により温度色表に適合しなくなることもあるの
で、使用に際しては細心の注意を払うことを要する。従
って、通常の使用状況の中で、温度色表からはずれる傾
向を示すときは、液晶の劣化と判断する必要があるの
で、劣化の進行の程度を判定するために、時々基準温度
を用いて発色した色相を観察することが好ましい。その
ため被験者の鼻下に当接する反対側に然るべき支持板を
介して色温度表を添付することが望ましい。
さらに、感熱液晶シート上に発色した被験者固有の発
色像の記録を残すことが実際の診療の現場では求められ
るが、この場合には、カメラを用いて白黒またはカラー
フィルムに撮影することができる。このとき被験者の氏
名、撮影年月日などを書き込むための記入プレート、す
なわち記名欄を色温度表の近傍に設けることが望まし
い。
記入プレートとしては、白色プラスチック成形板を用
いることが好ましく、この上に水性黒色ペンにより然る
べき事項を記入し、撮影後は、脱脂綿、ガーゼなどによ
り文字を拭きとることができる。
作用 本発明に係る鼻腔検査装置は、被験者の鼻下に、公知
の通気度板を鼻下に当接する方法と全く同様の方法を用
いて、鼻腔通気度をみることができるばかりでなく、鼻
腔を通過し、排出される呼気の温度を読み取ることがで
きる。すなわち、体温は固体差のあることが知られてい
るが、それに応じて呼気も個体差を示し、なお鼻腔内に
炎症を有する被験者においては特異な呼気温を示すもの
である。鼻腔内の通気度の単なる変動、異常を確認する
従来公知の鼻腔通気度板とは異なり、被験者特有の呼気
温および分布状況を知ることは臨床医にとっては、炎症
に対する対応策を得るための情報として極めて貴重なも
のである。
本発明に係る装置は装置プラスチックフィルムに固着
された液晶層において、被験者の呼気に対応する温度分
布を液晶層が色変化で示すことになる。しかも使用前に
は、全面にわたって黒色を示している液晶層は、低温域
から高温域に向けて褐色、黄色、赤色、緑色、青色など
に順次該当する温度に対応する色を示すので、明確に変
色域を一つの発色像としてとらえることができる。
液晶は、任意の温度域を液晶の種類、配合割合を任意
に選択することにより作成することができる。
本発明に係る装置を用いる時、被験者の鼻腔から排出
される呼気は、反復する呼気運動に対応して微妙に変動
し、発色した液晶の示す発色像は2〜5秒の間残存する
ので、この発色像により観察することもできるが、記録
として残すためにはカラーフィルムに撮影することによ
り、より正確な診断を行うことができる。
また、液晶はある温度雰囲気に対応して発色した後
は、該当する温度雰囲気の変化、例えば自然放熱、急速
冷却により最も安定な状態へ回復するために、失色し、
液晶層の保護と発色時の判定を助けるための黒色層にか
くれて、一体に黒色を示す。さらに、液晶は反復使用に
対応して、発色および失色を繰り返す。すなわち、再現
性よく、正確に対応する温度域に応じた発色像を示すこ
とは実用上、極めて有意義なことである。
実施例 本発明に係る鼻腔検査装置の一例を図示する。第1図
は、該装置の平面図を、また第2図は第1図におけるA
−A′での縦断面図を示す。
第1図において、透明プラスチックフィルムを通して
観測される液晶の示す発色像をカメラを用いて記録する
に際して、カメラのストロボを発光させると、ハレーシ
ョンを起こして鮮明な記録を撮ることができない場合が
多い。
この場合の対策として、ストロボの位置および発光の
方向を工夫することにより、ハレーションの程度を改善
することができるが、より鮮明な画像を得るためには、
透明プラスチックフィルム表面に艶消し加工を施すこと
が特に好ましい。
第3図に、本発明の装置の使用例を示す。まず、発色
像が左右不均等であり、明らかに左側鼻腔内の炎症を認
める。
図中、aは高温域を示す濃青色を、bは中温域を示す
緑色、cは低温域を示す褐色を、それぞれ呈している。
これは鼻中隔の変形、鼻介の膨張の存在が想定され、
鼻腔内の目視によっても認められる。さらに、発色像の
示す変化、すなわち左右の鼻腔よりの呼気の分布状況を
正確に読み取ることができる。これは治療の進展に合わ
せて、炎症部位の発熱が沈静化する状況を発色像を見る
ことにより直ちに診断できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る鼻腔検査装置の平面図、第2図は
第1図におけるA−A′での縦断面図を示す。また、第
3図は本発明装置の使用例を示す。 1は透明プラスチックフィルム、2は印刷線、3は断熱
性支持体、4は色温度表、5は記名欄、6はコレステリ
ック液晶層、7は黒色層、8は断熱性素材、9は支持
体、aは高温域、bは中温域、cは低温域である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−152590(JP,A) 特開 昭60−168433(JP,A) 特開 昭62−57564(JP,A) 特開 昭61−117426(JP,A) 特開 昭62−134568(JP,A) 特開 昭57−59129(JP,A) 特開 昭61−259152(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明プラスチックフィルムに感温液晶層、
    および黒色塗料層を順次施してなる感温液晶シートを透
    明プラスチックフィルムを表にして支持基板に接着して
    なり、被験者の鼻腔からの呼気を感温液晶シートに当
    て、呈色域のパターンおよび色彩によって鼻腔内の異常
    を検査するようにしたことを特徴とする鼻腔検査装置。
  2. 【請求項2】呈色域パターンの方向および到達距離を読
    み取るための目盛が施されている第1項の鼻腔検査装
    置。
  3. 【請求項3】感温液晶シートと支持基板との間に断熱材
    層を備えている第1項または第2項の鼻腔検査装置。
  4. 【請求項4】感温液晶がマイクロカプセル化コレステリ
    ック液晶である第1項ないし第3項のいずれかの鼻腔検
    査装置。
JP62162425A 1987-07-01 1987-07-01 鼻腔検査装置 Expired - Lifetime JP2602025B2 (ja)

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