JPH04235329A - 小型の試験片のクリープ試験法 - Google Patents
小型の試験片のクリープ試験法Info
- Publication number
- JPH04235329A JPH04235329A JP1254991A JP1254991A JPH04235329A JP H04235329 A JPH04235329 A JP H04235329A JP 1254991 A JP1254991 A JP 1254991A JP 1254991 A JP1254991 A JP 1254991A JP H04235329 A JPH04235329 A JP H04235329A
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- Japan
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- test piece
- tubular body
- test
- cylindrical body
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- Pending
Links
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- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 9
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- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 20
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract description 12
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は実機の余寿命を予測した
り、新素材の高温強度を評価するのに利用するための小
型の試験片のクリープ試験法に関するものである。
り、新素材の高温強度を評価するのに利用するための小
型の試験片のクリープ試験法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属材料を高温で一定荷重の状態に置く
と、時間が経過するに従い歪みが増して来る。更に時間
が経過すると、金属材料が破断する。
と、時間が経過するに従い歪みが増して来る。更に時間
が経過すると、金属材料が破断する。
【0003】かかる金属材料のクリープに対する抵抗性
を調べるクリープ試験は、従来、試験片を大気中に置き
、試験片に引張り応力をかけて試験を行っていた。
を調べるクリープ試験は、従来、試験片を大気中に置き
、試験片に引張り応力をかけて試験を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、大気中で試
験を行うと、試験片が酸化し易くなり、試験片が酸化す
ると、正規の断面積が減って来ることになり、断面積が
小さくなると、真応力が増加して破断時間が短くない正
確な試験ができないことになる。
験を行うと、試験片が酸化し易くなり、試験片が酸化す
ると、正規の断面積が減って来ることになり、断面積が
小さくなると、真応力が増加して破断時間が短くない正
確な試験ができないことになる。
【0005】ボイラ等の実機の一部から試料を採取して
試験片として余寿命の予測をしたりする場合は、試験片
はミニチュアサイズのものであり、ミニチュアサイズの
試験片が酸化の影響を受けると、酸化減肉の効果を受け
て正確な余寿命の予測ができないおそれがある。
試験片として余寿命の予測をしたりする場合は、試験片
はミニチュアサイズのものであり、ミニチュアサイズの
試験片が酸化の影響を受けると、酸化減肉の効果を受け
て正確な余寿命の予測ができないおそれがある。
【0006】そこで、本発明は、酸化の影響を受けずに
ミニチュアサイズの試験片の正確なクリープ試験が行え
るようにするクリープ試験法を提供しようとするもので
ある。
ミニチュアサイズの試験片の正確なクリープ試験が行え
るようにするクリープ試験法を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、小型試験片を上部ロッドの下端と下部ロ
ッドの上端に固定して、これらを電気炉内筒体に気密を
保つようにして挿入し、該筒体内を真空にした後、不活
性ガス雰囲気で置換し、不活性ガス雰囲気で小型試験片
の高温クリープ試験をするようにする。
決するために、小型試験片を上部ロッドの下端と下部ロ
ッドの上端に固定して、これらを電気炉内筒体に気密を
保つようにして挿入し、該筒体内を真空にした後、不活
性ガス雰囲気で置換し、不活性ガス雰囲気で小型試験片
の高温クリープ試験をするようにする。
【0008】
【作用】不活性ガス雰囲気中で小型試験片のクリープ試
験を行うと、試験片は酸化の影響を受けないので、実機
から小型試料を採取して高温クリープ試験を行う場合に
、酸化による減肉の効果を受けることなく実施できて、
余寿命の予測を正確に行うことが可能となる。
験を行うと、試験片は酸化の影響を受けないので、実機
から小型試料を採取して高温クリープ試験を行う場合に
、酸化による減肉の効果を受けることなく実施できて、
余寿命の予測を正確に行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0010】図1乃至図3は本発明の小型試験片のクリ
ープ試験法を実施するための装置の実施例を示すもので
、実機の一部から採取した小型(2φ程度)の試料の両
端に電子ビーム溶接にて結合材2,3を接合して試験片
1を作り、該試験片1の一端を上部ロッド4の下端に同
一軸線方向に取り付け、又、試験片1の他端を下部ロッ
ド5の上端に同一軸線方向に取り付ける。電気炉6の軸
心部を貫通する筒体7の上部を支持材8を介して支柱9
に支持させると共に、筒体7の下部を支持材10にて支
柱9に支持させ、該筒体7の内部に、上記試験片1を取
り付けた上下のロッド4,5を挿入する。上記筒体7の
下端部には、フランジ11を固定し、且つ中心部に下部
ロッド5を貫通させた下部フランジ12を上記フランジ
11の下端面にOリング13を挟んで気密状態に取り付
け、更に、上記筒体7内を気密に保持するため、上記下
部ロッド5が下部フランジ12を貫通する部分を気密に
するようリング状の冷却ボックス14と下部ロッド5間
にOリング15を介在させ、又、筒体7の上端部に取り
付けたリング状の冷却ボックス16と上部ロッド4との
間にOリング17を介在させる。
ープ試験法を実施するための装置の実施例を示すもので
、実機の一部から採取した小型(2φ程度)の試料の両
端に電子ビーム溶接にて結合材2,3を接合して試験片
1を作り、該試験片1の一端を上部ロッド4の下端に同
一軸線方向に取り付け、又、試験片1の他端を下部ロッ
ド5の上端に同一軸線方向に取り付ける。電気炉6の軸
心部を貫通する筒体7の上部を支持材8を介して支柱9
に支持させると共に、筒体7の下部を支持材10にて支
柱9に支持させ、該筒体7の内部に、上記試験片1を取
り付けた上下のロッド4,5を挿入する。上記筒体7の
下端部には、フランジ11を固定し、且つ中心部に下部
ロッド5を貫通させた下部フランジ12を上記フランジ
11の下端面にOリング13を挟んで気密状態に取り付
け、更に、上記筒体7内を気密に保持するため、上記下
部ロッド5が下部フランジ12を貫通する部分を気密に
するようリング状の冷却ボックス14と下部ロッド5間
にOリング15を介在させ、又、筒体7の上端部に取り
付けたリング状の冷却ボックス16と上部ロッド4との
間にOリング17を介在させる。
【0011】上記気密状態にした筒体7の内部は、図示
しない真空ポンプに真空配管18を介して接続すると共
に、不活性ガスとしてアルゴンガス(Ar)を筒体7内
に供給できるようアルゴンガス供給配管19を接続し、
筒体7内を真空にした後、アルゴンガス(Ar)を供給
してアルゴンガス雰囲気に置換できるようにし、又、上
記冷却ボックス14と16には、冷却水入口配管20,
21と冷却水出口配管22,23をそれぞれ接続し、O
リング15と17によるシール部を冷却水で冷却できる
ようにする。
しない真空ポンプに真空配管18を介して接続すると共
に、不活性ガスとしてアルゴンガス(Ar)を筒体7内
に供給できるようアルゴンガス供給配管19を接続し、
筒体7内を真空にした後、アルゴンガス(Ar)を供給
してアルゴンガス雰囲気に置換できるようにし、又、上
記冷却ボックス14と16には、冷却水入口配管20,
21と冷却水出口配管22,23をそれぞれ接続し、O
リング15と17によるシール部を冷却水で冷却できる
ようにする。
【0012】更に、試験片1を上下のロッド4,5を介
し上下より引張って試験するために、下部ロッド5には
荷重24を連結し、上部ロッド4は架台25に吊下げ支
持させるようにする。
し上下より引張って試験するために、下部ロッド5には
荷重24を連結し、上部ロッド4は架台25に吊下げ支
持させるようにする。
【0013】26は下部フランジ12上に載せた耐熱ブ
ロック、27は端子箱、28は熱電対である。
ロック、27は端子箱、28は熱電対である。
【0014】ボイラ等の実機から採取した2φ程度の小
型の試料を試験片1として高温クリープ試験をするとき
は、試験片1を上部ロッド4の下端と下部ロッド5の上
端との間に結合して一体化させ、該上下のロッド4,5
を電気炉6の筒体7内に挿入し、上部ロッド4と筒体7
との間をOリング17で気密に保つようにすると共に、
下部ロッド5と筒体7との間をOリング15で気密に保
つようにする。
型の試料を試験片1として高温クリープ試験をするとき
は、試験片1を上部ロッド4の下端と下部ロッド5の上
端との間に結合して一体化させ、該上下のロッド4,5
を電気炉6の筒体7内に挿入し、上部ロッド4と筒体7
との間をOリング17で気密に保つようにすると共に、
下部ロッド5と筒体7との間をOリング15で気密に保
つようにする。
【0015】次に、上記気密に保った筒体7内を真空配
管18を介し真空ポンプにて真空にした後、アルゴンガ
スを供給配管19より筒体7内に供給して、該筒体7内
をアルゴンガス雰囲気にする。
管18を介し真空ポンプにて真空にした後、アルゴンガ
スを供給配管19より筒体7内に供給して、該筒体7内
をアルゴンガス雰囲気にする。
【0016】上記の状態で試験片1を上下より引張るよ
うに応力をかけて試験をする。これにより2φ程度の小
型の試験片1の高温クリープ試験を酸化の影響を受けず
に実施することができ、小型の試験片1による実機の余
寿命を正確に予測することができることになる。この際
、アルゴンガスによる筒体7の内圧、Oリング15,1
7の摩擦力、等による試験片1に働く負荷はほとんどな
いので、試験片1のより小型化を促進することができる
。
うに応力をかけて試験をする。これにより2φ程度の小
型の試験片1の高温クリープ試験を酸化の影響を受けず
に実施することができ、小型の試験片1による実機の余
寿命を正確に予測することができることになる。この際
、アルゴンガスによる筒体7の内圧、Oリング15,1
7の摩擦力、等による試験片1に働く負荷はほとんどな
いので、試験片1のより小型化を促進することができる
。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の小型の試験片の
クリープ試験法によれば、電気炉の筒体に、試験片付き
の上下のロッドを挿入して、筒体内を気密に保持し、該
筒体内を真空にした後、該筒体にアルゴンガスの如き不
活性ガスを供給して不活性雰囲気とし、不活性雰囲気内
でクリープ試験を実施するので、小型試験片が酸化の影
響を受けることがなくて、酸化による減肉の効果を受け
ずに高温クリープ試験ができ、ボイラ等の実機から採取
した試料を試験片とした場合はその試験片により実機の
余寿命を正確に予測することができると共に、新素材を
試験片として使うことにより新素材の高温強度の評価を
正確に行うことが可能となり、又、上記試験片が酸化の
影響を受けないことから試験片の小型化を促進させるこ
とができる、という優れた効果を奏し得る。
クリープ試験法によれば、電気炉の筒体に、試験片付き
の上下のロッドを挿入して、筒体内を気密に保持し、該
筒体内を真空にした後、該筒体にアルゴンガスの如き不
活性ガスを供給して不活性雰囲気とし、不活性雰囲気内
でクリープ試験を実施するので、小型試験片が酸化の影
響を受けることがなくて、酸化による減肉の効果を受け
ずに高温クリープ試験ができ、ボイラ等の実機から採取
した試料を試験片とした場合はその試験片により実機の
余寿命を正確に予測することができると共に、新素材を
試験片として使うことにより新素材の高温強度の評価を
正確に行うことが可能となり、又、上記試験片が酸化の
影響を受けないことから試験片の小型化を促進させるこ
とができる、という優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明のクリープ試験法を実施するためのクリ
ープ試験装置の切断側面図である。
ープ試験装置の切断側面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】試験片の支持部の詳細図である。
1 試験片
4 上部ロッド
5 下部ロッド
6 電気炉
7 筒体
15,17 Oリング(シール材)
18 真空配管
19 アルゴンガス供給配管
Ar アルゴンガス(不活性ガス)
Claims (1)
- 【請求項1】 上部ロッドの下端と下部ロッドの上端
との間に小型の試験片を取り付け、該上下のロッドと試
験片を電気炉内の筒体に挿入して、上記上部ロッドと筒
体の上端部との間をシール材でシールすると共に、上記
下部ロッドと筒体の下端部との間をシール材でシールし
て、上記筒体内を気密に保ち、次いで、上記筒体内を真
空にした後、不活性ガスを入れて筒体内を不活性ガス雰
囲気に置換し、この不活性ガス雰囲気で上記試験片のク
リープ試験を行うことを特徴とする小型の試験片のクリ
ープ試験法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1254991A JPH04235329A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 小型の試験片のクリープ試験法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1254991A JPH04235329A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 小型の試験片のクリープ試験法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235329A true JPH04235329A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11808417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1254991A Pending JPH04235329A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 小型の試験片のクリープ試験法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04235329A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5370457A (en) * | 1992-10-12 | 1994-12-06 | Seiko Instruments Inc. | Thermomechanical analyzer |
KR100785376B1 (ko) * | 2006-11-21 | 2007-12-18 | 국방과학연구소 | 하중전달 경로와 방향전환을 이용한 복합재 구조물고온굽힘시험 장치 |
JP2014178253A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 高温機械用部品の余寿命評価方法 |
CN114136796A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-04 | 浙江工业大学 | 一种不锈钢容器高温外压蠕变屈曲实验平台及其实验方法 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP1254991A patent/JPH04235329A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5370457A (en) * | 1992-10-12 | 1994-12-06 | Seiko Instruments Inc. | Thermomechanical analyzer |
KR100785376B1 (ko) * | 2006-11-21 | 2007-12-18 | 국방과학연구소 | 하중전달 경로와 방향전환을 이용한 복합재 구조물고온굽힘시험 장치 |
JP2014178253A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 高温機械用部品の余寿命評価方法 |
CN114136796A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-03-04 | 浙江工业大学 | 一种不锈钢容器高温外压蠕变屈曲实验平台及其实验方法 |
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