JPH04229312A - 蒸気ヘッダ圧力制御装置 - Google Patents
蒸気ヘッダ圧力制御装置Info
- Publication number
- JPH04229312A JPH04229312A JP41480390A JP41480390A JPH04229312A JP H04229312 A JPH04229312 A JP H04229312A JP 41480390 A JP41480390 A JP 41480390A JP 41480390 A JP41480390 A JP 41480390A JP H04229312 A JPH04229312 A JP H04229312A
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［発明の目的］
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鉄鋼，紙パルプ，石油化
学等で用いる蒸気ヘッダ圧力制御装置に関する。
学等で用いる蒸気ヘッダ圧力制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数のボイラから発生する蒸気は
蒸気ヘッダにまとめられ、蒸気の供給先である各負荷に
送られ、この蒸気供給源としての役目は各負荷に対して
安定した蒸気を送る。安定した蒸気とは温度が一定であ
り、必要な時に必要な流量を供給することで、そのため
には蒸気ヘッダの圧力を一定に保つ必要があるが、ここ
では、温度制御は対象とはしていない。そして、ヘッダ
圧力検出装置で検出されたヘッダ圧力は、ヘッダ圧力制
御装置で設定された圧力になるよう制御演算され、必要
な燃焼熱量が決定され、必要な燃焼熱量は次の負荷配分
器によって、ボイラ毎にふり分けられ、各々のボイラの
燃焼制御装置に伝えられ、各々のボイラ燃焼制御装置は
負荷配分器からの燃焼熱量指令に従い燃焼を行ない蒸気
を発生し、一般に複数のボイラはその定格発生蒸気流量
（容量）が異なるため、あるいは運転効率の関係などか
らヘッダ圧力制御装置からの必要燃焼熱量（合計値）を
ある配分率によって割りふり、また、ボイラの運転方法
としては、ヘッダ圧力制御から切離して単独のボイラ出
口蒸気圧力制御又は蒸気流量制御を行なう場合もあり、
この場合にも負荷配分からそのボイラをはずす（配分比
率＝０）必要があり、これらの負荷配分を行なう。
蒸気ヘッダにまとめられ、蒸気の供給先である各負荷に
送られ、この蒸気供給源としての役目は各負荷に対して
安定した蒸気を送る。安定した蒸気とは温度が一定であ
り、必要な時に必要な流量を供給することで、そのため
には蒸気ヘッダの圧力を一定に保つ必要があるが、ここ
では、温度制御は対象とはしていない。そして、ヘッダ
圧力検出装置で検出されたヘッダ圧力は、ヘッダ圧力制
御装置で設定された圧力になるよう制御演算され、必要
な燃焼熱量が決定され、必要な燃焼熱量は次の負荷配分
器によって、ボイラ毎にふり分けられ、各々のボイラの
燃焼制御装置に伝えられ、各々のボイラ燃焼制御装置は
負荷配分器からの燃焼熱量指令に従い燃焼を行ない蒸気
を発生し、一般に複数のボイラはその定格発生蒸気流量
（容量）が異なるため、あるいは運転効率の関係などか
らヘッダ圧力制御装置からの必要燃焼熱量（合計値）を
ある配分率によって割りふり、また、ボイラの運転方法
としては、ヘッダ圧力制御から切離して単独のボイラ出
口蒸気圧力制御又は蒸気流量制御を行なう場合もあり、
この場合にも負荷配分からそのボイラをはずす（配分比
率＝０）必要があり、これらの負荷配分を行なう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ヘッダ圧力の定値制御
を行なうに当り、先に説明したように運転状況によって
は、制御的にヘッダ圧力制御から切離されているボイラ
もあり、ヘッダ圧力制御に寄与するボイラの組み合せが
異なることがあり、また、各ボイラの容量の違いや応答
特性の違い（燃焼量変化に対する蒸気量変化）または蒸
気ヘッダへの接続場所の違い等により、ボイラの組み合
せによりプロセス特性が異なる。
を行なうに当り、先に説明したように運転状況によって
は、制御的にヘッダ圧力制御から切離されているボイラ
もあり、ヘッダ圧力制御に寄与するボイラの組み合せが
異なることがあり、また、各ボイラの容量の違いや応答
特性の違い（燃焼量変化に対する蒸気量変化）または蒸
気ヘッダへの接続場所の違い等により、ボイラの組み合
せによりプロセス特性が異なる。
【０００４】一方、従来技術によれば、ヘッダ圧力制御
は制御ゲインは一値しか持たなかったため、ボイラの組
み合せが異なると安定した制御が得られなかったり、制
御性が悪くなったりしていた。
は制御ゲインは一値しか持たなかったため、ボイラの組
み合せが異なると安定した制御が得られなかったり、制
御性が悪くなったりしていた。
【０００５】［発明の構成】
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は複数のボイラを
接続する蒸気ヘッダと、この蒸気ヘッダのヘッダ圧力を
検出するヘッダ圧力検出器と、ボイラの負荷を配分する
負荷配分器と、この負荷配分器の出力信号及び予め定め
た負荷配分比率によって補償値を出力する制御ゲインの
自動補償器と、この自動補償器の出力及びヘッダ圧力検
出器の出力によって負荷配分器を制御するヘッダ圧力制
御回路とを具備してなる蒸気ヘッダ圧力制御装置である
。
接続する蒸気ヘッダと、この蒸気ヘッダのヘッダ圧力を
検出するヘッダ圧力検出器と、ボイラの負荷を配分する
負荷配分器と、この負荷配分器の出力信号及び予め定め
た負荷配分比率によって補償値を出力する制御ゲインの
自動補償器と、この自動補償器の出力及びヘッダ圧力検
出器の出力によって負荷配分器を制御するヘッダ圧力制
御回路とを具備してなる蒸気ヘッダ圧力制御装置である
。
【０００７】
【作用】複数のボイラが接続する蒸気ヘッダの圧力を、
各ボイラが単独でヘッダ圧力制御した場合の制御ゲイン
と、負荷配分比率との乗算結果を合計して、制御ゲイン
を決定し、ヘッダ蒸気圧力制御によって、ヘッダ圧力制
御に寄与するボイラの組み合せや負荷配分比率が異なっ
ても安定した追従性の良い制御を実現する。
各ボイラが単独でヘッダ圧力制御した場合の制御ゲイン
と、負荷配分比率との乗算結果を合計して、制御ゲイン
を決定し、ヘッダ蒸気圧力制御によって、ヘッダ圧力制
御に寄与するボイラの組み合せや負荷配分比率が異なっ
ても安定した追従性の良い制御を実現する。
【０００８】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図１は複
数のボイラ１を接続する蒸気ヘッダ２と、蒸気ヘッダ２
のヘッダ圧力を検出するヘッダ圧力検出器３と、ボイラ
１の負荷を配分する負荷配分器４と、負荷配分器４の出
力信号及び予め定めた負荷配分比率によって補償値を出
力する制御ゲインの自動補償器５と、自動補償器５の出
力及びヘッダ圧力検出器３の出力によって負荷配分器を
制御するヘッダ圧力制御回路６とを具備してなる蒸気ヘ
ッダ圧力制御装置を示している。
数のボイラ１を接続する蒸気ヘッダ２と、蒸気ヘッダ２
のヘッダ圧力を検出するヘッダ圧力検出器３と、ボイラ
１の負荷を配分する負荷配分器４と、負荷配分器４の出
力信号及び予め定めた負荷配分比率によって補償値を出
力する制御ゲインの自動補償器５と、自動補償器５の出
力及びヘッダ圧力検出器３の出力によって負荷配分器を
制御するヘッダ圧力制御回路６とを具備してなる蒸気ヘ
ッダ圧力制御装置を示している。
【０００９】即ち、ヘッダ圧力制御回路６からの出力で
ある必要燃焼熱量は負荷配分器４を通してボイラ１の燃
焼制御装置に送られる。本発明はこのヘッダ圧力制御回
路１に制御ゲインの自動補償器５を付加したことを特徴
とする。
ある必要燃焼熱量は負荷配分器４を通してボイラ１の燃
焼制御装置に送られる。本発明はこのヘッダ圧力制御回
路１に制御ゲインの自動補償器５を付加したことを特徴
とする。
【００１０】図２にヘッダ圧力制御回路と制御ゲイン自
動補償器の部分の詳細な制御機能ブロック図を示す。
動補償器の部分の詳細な制御機能ブロック図を示す。
【００１１】制御ゲインの自動補償器５はボイラ単独で
ヘッダ圧力制御を行なった場合の制御ゲイン（ＫＰｎ）
１１と、負荷配分器４で使用する負荷配分比率（ＰＮ）
１２と、それらの乗算結果を合計する加算器１３からな
り、負荷配分比率の合計値（ΣＲｎ）は１である必要が
ある。
ヘッダ圧力制御を行なった場合の制御ゲイン（ＫＰｎ）
１１と、負荷配分器４で使用する負荷配分比率（ＰＮ）
１２と、それらの乗算結果を合計する加算器１３からな
り、負荷配分比率の合計値（ΣＲｎ）は１である必要が
ある。
【００１２】ヘッダ圧力制御回路６はＰＩＤ演算のうち
の制御ゲインを除いた分、即ち積分項Ｉと微分項Ｄを演
算するＩＤ動作部１６と、自動補償器５からの制御ゲイ
ンをＩＤ動作部出力に掛け合わせる乗算部１７とから成
る。
の制御ゲインを除いた分、即ち積分項Ｉと微分項Ｄを演
算するＩＤ動作部１６と、自動補償器５からの制御ゲイ
ンをＩＤ動作部出力に掛け合わせる乗算部１７とから成
る。
【００１３】ボイラ単独でのヘッダ圧力制御時の制御ゲ
イン１１に各々のボイラ１からの発生蒸気量の配分比率
である負荷配分比率Ｒｎを掛け合わせ、加算器１３でそ
れぞれの乗算結果を加算して最終的に制御ゲインを得る
ことができる。これはヘッダ圧力制御に対する各々のボ
イラの寄与率を考慮することに等しい。
イン１１に各々のボイラ１からの発生蒸気量の配分比率
である負荷配分比率Ｒｎを掛け合わせ、加算器１３でそ
れぞれの乗算結果を加算して最終的に制御ゲインを得る
ことができる。これはヘッダ圧力制御に対する各々のボ
イラの寄与率を考慮することに等しい。
【００１４】一方、ヘッダ圧力制御回路６では、この制
御ゲインをＩＤ（積分，微分）動作結果に掛け合わせる
ことにより、ＰＩＤ演算を行ない、このＰＩＤ演算の制
御ゲインＰは自動補償器５によって決定されている。
御ゲインをＩＤ（積分，微分）動作結果に掛け合わせる
ことにより、ＰＩＤ演算を行ない、このＰＩＤ演算の制
御ゲインＰは自動補償器５によって決定されている。
【００１５】厳密に言えば、ボイラの組み合わせでプロ
セスのむだ時間，時定数が異なるためそれぞれのＰＩＤ
パラメータは異なり、制御ゲインＰだけでなくＩ，Ｄも
自動補償する方法も考えられるが、装置全体が複雑にな
るため本発明では比較的簡単に実現し得る制御ゲインの
みについてを対象とする。また、実用的にも、制御ゲイ
ンだけの補償で十分な制御性が得られると思われる。
セスのむだ時間，時定数が異なるためそれぞれのＰＩＤ
パラメータは異なり、制御ゲインＰだけでなくＩ，Ｄも
自動補償する方法も考えられるが、装置全体が複雑にな
るため本発明では比較的簡単に実現し得る制御ゲインの
みについてを対象とする。また、実用的にも、制御ゲイ
ンだけの補償で十分な制御性が得られると思われる。
【００１６】
【発明の効果】本発明により運転状況により組み合せが
異なっても自動的にそのボイラの組み合せに見合った制
御ゲインが決定されるため安定した、追従の良いヘッダ
圧力制御を実現することができる。
異なっても自動的にそのボイラの組み合せに見合った制
御ゲインが決定されるため安定した、追従の良いヘッダ
圧力制御を実現することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す圧力制御装置の構成図
である。
である。
【図２】図１の自動補償器の説明図である。
３…ヘッダ圧力検出器
４…負荷配分器
５…自動補償器
６…ヘッダ圧力制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のボイラを接続する蒸気ヘッダと
、この蒸気ヘッダのヘッダ圧力を検出するヘッダ圧力検
出機と、前記ボイラの負荷を配分する負荷配分器と、こ
の負荷配分器の出力信号及び予め定めた負荷配分比率に
よって補償値を出力する制御ゲインの自動補償器と、こ
の自動補償器の出力及び前記ヘッダ圧力検出器の出力に
よって前記負荷配分器を制御するヘッダ圧力制御回路と
を具備してなる蒸気ヘッダ圧力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414803A JP2744142B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 蒸気ヘッダ圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414803A JP2744142B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 蒸気ヘッダ圧力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04229312A true JPH04229312A (ja) | 1992-08-18 |
| JP2744142B2 JP2744142B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=18523242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2414803A Expired - Fee Related JP2744142B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 蒸気ヘッダ圧力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2744142B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015140966A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 三浦工業株式会社 | ボイラ及びボイラシステム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181901U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | 横河電機株式会社 | ボイラ制御システム |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2414803A patent/JP2744142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181901U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | 横河電機株式会社 | ボイラ制御システム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015140966A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 三浦工業株式会社 | ボイラ及びボイラシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2744142B2 (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |