JPH04228115A - オフセットマークを有する予備エッチングされた情報媒体と、前記オフセットマークを作成するための方法と、半径方向トラッキングエラー信号を発生させるための方法と、前記方法の実施のための読取り装置 - Google Patents
オフセットマークを有する予備エッチングされた情報媒体と、前記オフセットマークを作成するための方法と、半径方向トラッキングエラー信号を発生させるための方法と、前記方法の実施のための読取り装置Info
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- JPH04228115A JPH04228115A JP9812091A JP9812091A JPH04228115A JP H04228115 A JPH04228115 A JP H04228115A JP 9812091 A JP9812091 A JP 9812091A JP 9812091 A JP9812091 A JP 9812091A JP H04228115 A JPH04228115 A JP H04228115A
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- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 44
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 33
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 5
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims 7
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/2407—Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
- G11B7/24085—Pits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0938—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following servo format, e.g. guide tracks, pilot signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/26—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に読取り可能な
情報をトラックに沿って記録するための情報媒体に係わ
り、より特定的には、光学的に読取り可能な情報がそれ
に沿って記録されることが可能なトラックの中間軸を表
わすオフセットマークを少なくとも含む予備エッチング
を有する情報媒体に係わる。本発明は、前記トラックの
中間軸に対してオフセットしたマークを作るための方法
と、このような情報媒体の読取りの際にトラックの半径
方向のトラッキングエラー信号を発生させるための方法
と、トラックの半径方向のトラッキングエラー信号を発
生させるための前記方法を実施するための光学読取り装
置とにも係わる。
情報をトラックに沿って記録するための情報媒体に係わ
り、より特定的には、光学的に読取り可能な情報がそれ
に沿って記録されることが可能なトラックの中間軸を表
わすオフセットマークを少なくとも含む予備エッチング
を有する情報媒体に係わる。本発明は、前記トラックの
中間軸に対してオフセットしたマークを作るための方法
と、このような情報媒体の読取りの際にトラックの半径
方向のトラッキングエラー信号を発生させるための方法
と、トラックの半径方向のトラッキングエラー信号を発
生させるための前記方法を実施するための光学読取り装
置とにも係わる。
【０００２】
【従来の技術】ＴＨＯＭＳＯＮ−ＣＳＦ の名において
出願されたフランス特許第 ２ ５２３ ３４７号は、
予備エッチングされた可動情報媒体を特に開示し、この
可動情報媒体は、トラック逸脱エラー信号を発生させ且
つそれによってトラックの半径方向トラッキングを実現
するための、トラックの中間軸の各々の側に横方向にオ
フセットされた２つのマークを特に有する予備エッチン
グゾーンを有する。現在このタイプの予備エッチングは
、特定のディジタル光ディスクに対し使用されている。 しかしトラック間ピッチはオフセットマークのエッチン
グを可能にするものでなければならず、このことはディ
スクの容量を制限し、特に小直径ディスクに対しては不
利益を与える要因である。隣接した各トラック上に記録
される情報信号の間に生じるクロストークに関して許容
可能な限界にまで、トラックのピッチを狭めることを可
能にするために、Ａｌｃａｔｅｌ Ｔｈｏｍｓｏｎ Ｇ
ｉｇａｄｉｓｃ会社は、その欧州特許第 ０２０１０９
３号において、各トラックの左と右とに各々にオフセッ
トされたマークを、２つの隣接するトラック要素各々の
軸から中間距離に位置するトラック間中間軸に関してこ
れらのマークが対称に配置されるように作成することを
提案している。そうした形状が図１に示されている。こ
の図は、標準的な光ディスクの非常に限定された部分だ
けを示す。従ってトラック１ａ、１ｂ、１ｃの軸は、実
際には円又は螺旋の弧であるが、点線の直線によって象
徴的に示されている。更に、公知ではあるがこの光ディ
スクは、トラック軸を中心とするマーク１０によって表
わされるゾーンのようなユーザ情報要素を記録するため
に割り当てられた角度のゾーン４と、各トラックに対す
る光ビームの自動制御機能、集束機能、同期機能、アク
セス機能のような、光ディスクのサービス機能のために
割り当てられた予備エッチングされたゾーン５とを有す
る。ゾーン４と５は、少なくとも局所的に半径方向に一
直線に並ぶように作られる。
出願されたフランス特許第 ２ ５２３ ３４７号は、
予備エッチングされた可動情報媒体を特に開示し、この
可動情報媒体は、トラック逸脱エラー信号を発生させ且
つそれによってトラックの半径方向トラッキングを実現
するための、トラックの中間軸の各々の側に横方向にオ
フセットされた２つのマークを特に有する予備エッチン
グゾーンを有する。現在このタイプの予備エッチングは
、特定のディジタル光ディスクに対し使用されている。 しかしトラック間ピッチはオフセットマークのエッチン
グを可能にするものでなければならず、このことはディ
スクの容量を制限し、特に小直径ディスクに対しては不
利益を与える要因である。隣接した各トラック上に記録
される情報信号の間に生じるクロストークに関して許容
可能な限界にまで、トラックのピッチを狭めることを可
能にするために、Ａｌｃａｔｅｌ Ｔｈｏｍｓｏｎ Ｇ
ｉｇａｄｉｓｃ会社は、その欧州特許第 ０２０１０９
３号において、各トラックの左と右とに各々にオフセッ
トされたマークを、２つの隣接するトラック要素各々の
軸から中間距離に位置するトラック間中間軸に関してこ
れらのマークが対称に配置されるように作成することを
提案している。そうした形状が図１に示されている。こ
の図は、標準的な光ディスクの非常に限定された部分だ
けを示す。従ってトラック１ａ、１ｂ、１ｃの軸は、実
際には円又は螺旋の弧であるが、点線の直線によって象
徴的に示されている。更に、公知ではあるがこの光ディ
スクは、トラック軸を中心とするマーク１０によって表
わされるゾーンのようなユーザ情報要素を記録するため
に割り当てられた角度のゾーン４と、各トラックに対す
る光ビームの自動制御機能、集束機能、同期機能、アク
セス機能のような、光ディスクのサービス機能のために
割り当てられた予備エッチングされたゾーン５とを有す
る。ゾーン４と５は、少なくとも局所的に半径方向に一
直線に並ぶように作られる。
【０００３】図１に示されるように、予備エッチングさ
れたゾーン５の各々は、トラック１ａ、１ｂ、１ｃの中
間軸の各々の側にオフセットされた少なくとも２つの連
続的なマーク２３、３３を有する。これらのマークは、
トラックの半径方向トラッキングのために使用される。 各トラックの軸が更に互いに接近させられることを可能
にするために、互いに隣接する２つの軸に組み合わされ
た同一のオフセットマークが図１で使用される。例えば
、Ｅ を中心とするマーク３３が軸１ａ、１ｂの半径方
向トラッキングのために使用される。同様にして、Ｄ
を中心とするマーク２３が軸１ｂ、１ｃの半径方向トラ
ッキングのために使用される。従って、図１の場合には
、点線によって示される２つの別々のマークが、これら
のマークが表現すべき各トラックから中間距離の位置に
中心を置く１つのマークだけによって置き換えられる。 従って、マーク２３と３３は、部分的に重なり合った２
つのマークによって形成されているかように見える。
れたゾーン５の各々は、トラック１ａ、１ｂ、１ｃの中
間軸の各々の側にオフセットされた少なくとも２つの連
続的なマーク２３、３３を有する。これらのマークは、
トラックの半径方向トラッキングのために使用される。 各トラックの軸が更に互いに接近させられることを可能
にするために、互いに隣接する２つの軸に組み合わされ
た同一のオフセットマークが図１で使用される。例えば
、Ｅ を中心とするマーク３３が軸１ａ、１ｂの半径方
向トラッキングのために使用される。同様にして、Ｄ
を中心とするマーク２３が軸１ｂ、１ｃの半径方向トラ
ッキングのために使用される。従って、図１の場合には
、点線によって示される２つの別々のマークが、これら
のマークが表現すべき各トラックから中間距離の位置に
中心を置く１つのマークだけによって置き換えられる。 従って、マーク２３と３３は、部分的に重なり合った２
つのマークによって形成されているかように見える。
【０００４】トラックの中間軸のどちらかの側にオフセ
ットした前記マークの使用は、トラック間のピッチを狭
めることが可能であるが、しかし、予備エッチングされ
たゾーンの長さを短縮することを可能にはしない。さて
本発明は、現在まで使用されてきた２つのオフセットマ
ークの一方のマークだけを各々の予備エッチングゾーン
内で使用することを提案することによって、こうした欠
点を克服することを目的とする。
ットした前記マークの使用は、トラック間のピッチを狭
めることが可能であるが、しかし、予備エッチングされ
たゾーンの長さを短縮することを可能にはしない。さて
本発明は、現在まで使用されてきた２つのオフセットマ
ークの一方のマークだけを各々の予備エッチングゾーン
内で使用することを提案することによって、こうした欠
点を克服することを目的とする。
【０００５】実際には、当業者には公知であるように、
上記のように情報媒体上に記録された情報要素は、情報
媒体を照明する光点を発生させる対物レンズの中に、情
報媒体によって偏向された後に再び入る光を検出するこ
とによって読取られる。この偏向光は光検出器によって
検出され、この光検出器は光信号を電気信号に変換する
。光点Ｔ が、予備エッチングされたマーク２３と３３
の中心Ｃ 、Ｄ と中心Ｅ 、Ｆ とを各々に通過する
直線ＡＡとＢＢとに関して、図１の矢印Ｃ で示される
方向に沿って移動させられる場合には、図２に示される
曲線 ＶＡ と ＶＢ との各々が得られる。この図２
では、ｘ軸「Ｏｒ」はディスクの中心への距離を表す。 図１の直線ＡＡ上の点Ｃ と点Ｄ に対応する距離は、
軸Ｏｒ上の文字Ｃ とＤ とによって表され、一方、図
１の直線ＢＢ上の点Ｅ と点Ｆ に対応する距離は、同
じ軸Ｏｒ上の文字Ｅ とＦ とによって表わされる。Ｃ
からディスク中心までの距離とＤ からディスク中心
までの距離との差と、Ｄ からディスク中心までの距離
とＥ からディスク中心までの距離との差と、Ｅ から
ディスク中心までの距離とＦ からディスク中心までの
距離との差は、互いに等しく、且つ、トラック軸の軸間
距離に等しい。更に、図２には第３の曲線 ＶＳ が示
され、この曲線 ＶＳ は ＶＡ と ＶＢ との和で
ある。従って、図１に示されるような予備エッチングゾ
ーン５を有する情報媒体の場合には、図６の曲線ＶＳ
は大きく変調される。しかし本出願人は、２つの曲線
ＶＡ と ＶＢ とが、軸Ｏｒに対し平行な１つの直線
に関して互いに厳密に対称であり、且つそれらがその各
々の平均値を表す場合には、前記２つの曲線 ＶＡ と
ＶＢ との和は、軸Ｏｒに対する１つの平行直線であ
るということを見出した。
上記のように情報媒体上に記録された情報要素は、情報
媒体を照明する光点を発生させる対物レンズの中に、情
報媒体によって偏向された後に再び入る光を検出するこ
とによって読取られる。この偏向光は光検出器によって
検出され、この光検出器は光信号を電気信号に変換する
。光点Ｔ が、予備エッチングされたマーク２３と３３
の中心Ｃ 、Ｄ と中心Ｅ 、Ｆ とを各々に通過する
直線ＡＡとＢＢとに関して、図１の矢印Ｃ で示される
方向に沿って移動させられる場合には、図２に示される
曲線 ＶＡ と ＶＢ との各々が得られる。この図２
では、ｘ軸「Ｏｒ」はディスクの中心への距離を表す。 図１の直線ＡＡ上の点Ｃ と点Ｄ に対応する距離は、
軸Ｏｒ上の文字Ｃ とＤ とによって表され、一方、図
１の直線ＢＢ上の点Ｅ と点Ｆ に対応する距離は、同
じ軸Ｏｒ上の文字Ｅ とＦ とによって表わされる。Ｃ
からディスク中心までの距離とＤ からディスク中心
までの距離との差と、Ｄ からディスク中心までの距離
とＥ からディスク中心までの距離との差と、Ｅ から
ディスク中心までの距離とＦ からディスク中心までの
距離との差は、互いに等しく、且つ、トラック軸の軸間
距離に等しい。更に、図２には第３の曲線 ＶＳ が示
され、この曲線 ＶＳ は ＶＡ と ＶＢ との和で
ある。従って、図１に示されるような予備エッチングゾ
ーン５を有する情報媒体の場合には、図６の曲線ＶＳ
は大きく変調される。しかし本出願人は、２つの曲線
ＶＡ と ＶＢ とが、軸Ｏｒに対し平行な１つの直線
に関して互いに厳密に対称であり、且つそれらがその各
々の平均値を表す場合には、前記２つの曲線 ＶＡ と
ＶＢ との和は、軸Ｏｒに対する１つの平行直線であ
るということを見出した。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記軸Ｏｒ
に対して平行な曲線 ＶＳ を得ることを可能にする構
造を有するオフセットマークによって予備エッチングさ
れた、新規性のある情報媒体を提供することを目的とす
る。
に対して平行な曲線 ＶＳ を得ることを可能にする構
造を有するオフセットマークによって予備エッチングさ
れた、新規性のある情報媒体を提供することを目的とす
る。
【０００７】従って本発明の目的は、光学的に読取り可
能な情報をトラックに沿って記録するための少なくとも
１つの面を有する情報媒体であり、この媒体には、予備
エッチングされたゾーンと前記情報の記録のためのゾー
ンとが交互に備えられ、前記予備エッチングゾーンがト
ラックの中間軸を規定する不連続なパターンを有し、更
に前記予備エッチングゾーンの各々の中の前記不連続パ
ターンが、互いに隣接する２つのトラックの間の中間距
離に中心を置くマークによって構成され、前記マークが
、限定された転送機能を有する実際の光学システムによ
って与えられるような光学的な幅をトラックの軸に対し
て垂直な方向に有し、即ち、前記光学的幅が、前記方向
に沿って２つの連続マークの間に位置する区域の光学的
幅に実質的に等しいことと、１つの前記予備エッチング
ゾーンからその次の前記予備エッチングゾーンへと次々
に、前記トラックの中間軸に関して前記マークが互いに
反対の符号を伴った等しい大きさのオフセットを呈する
こととを特徴とする。
能な情報をトラックに沿って記録するための少なくとも
１つの面を有する情報媒体であり、この媒体には、予備
エッチングされたゾーンと前記情報の記録のためのゾー
ンとが交互に備えられ、前記予備エッチングゾーンがト
ラックの中間軸を規定する不連続なパターンを有し、更
に前記予備エッチングゾーンの各々の中の前記不連続パ
ターンが、互いに隣接する２つのトラックの間の中間距
離に中心を置くマークによって構成され、前記マークが
、限定された転送機能を有する実際の光学システムによ
って与えられるような光学的な幅をトラックの軸に対し
て垂直な方向に有し、即ち、前記光学的幅が、前記方向
に沿って２つの連続マークの間に位置する区域の光学的
幅に実質的に等しいことと、１つの前記予備エッチング
ゾーンからその次の前記予備エッチングゾーンへと次々
に、前記トラックの中間軸に関して前記マークが互いに
反対の符号を伴った等しい大きさのオフセットを呈する
こととを特徴とする。
【０００８】従って、情報媒体の予備エッチングゾーン
のオフセットマークに関するこの特定の形状を使用する
場合には、光点がオフセットマークの上を通過する間に
検出される信号の合計に等しい信号 ＶＳ ＝ ＶＡ
＋ ＶＢ は定数である。従ってひとたび信号 ＶＳ
が知られれば、エラー信号を得るためには ＶＡ 又は
ＶＢ を測定するだけで十分である。実際にエラー信
号ｅ は、この場合には ｅ＝ ＶＡ −（ＶＳ −
ＶＡ ）＝２ＶＡ − ＶＳ に等しくなる差 ＶＡ
− ＶＢ によって与えられる。同じことが他のオフセ
ットマーク３３だけを保持する場合に生じるだろう。こ
の場合には、エラー信号ｅ＝ ＶＳ −２ＶＢ である
。
のオフセットマークに関するこの特定の形状を使用する
場合には、光点がオフセットマークの上を通過する間に
検出される信号の合計に等しい信号 ＶＳ ＝ ＶＡ
＋ ＶＢ は定数である。従ってひとたび信号 ＶＳ
が知られれば、エラー信号を得るためには ＶＡ 又は
ＶＢ を測定するだけで十分である。実際にエラー信
号ｅ は、この場合には ｅ＝ ＶＡ −（ＶＳ −
ＶＡ ）＝２ＶＡ − ＶＳ に等しくなる差 ＶＡ
− ＶＢ によって与えられる。同じことが他のオフセ
ットマーク３３だけを保持する場合に生じるだろう。こ
の場合には、エラー信号ｅ＝ ＶＳ −２ＶＢ である
。
【０００９】本発明は、上記で定義されたような情報媒
体上のトラックの中間軸に対してオフセットしたマーク
を作るための方法にも係わる。
体上のトラックの中間軸に対してオフセットしたマーク
を作るための方法にも係わる。
【００１０】この場合には、親媒体を作る間に、前記中
間軸の一方の側のオフセットマークが、エッチングビー
ムが第１のトラックの上を通過する間にエッチングビー
ムの偏向によってエッチングされ、他方の側のオフセッ
トマークが、エッチングビームが前記第１のトラックに
隣接する第２のトラックの上を通過する間に、エッチン
グビームの偏向によってエッチングされる。更に上記の
操作が、親媒体のエッチングが完了するまで繰り返され
る。
間軸の一方の側のオフセットマークが、エッチングビー
ムが第１のトラックの上を通過する間にエッチングビー
ムの偏向によってエッチングされ、他方の側のオフセッ
トマークが、エッチングビームが前記第１のトラックに
隣接する第２のトラックの上を通過する間に、エッチン
グビームの偏向によってエッチングされる。更に上記の
操作が、親媒体のエッチングが完了するまで繰り返され
る。
【００１１】別の実施例では、親媒体を作る間に、その
オフセットマークが、トラックの中間軸の各々の側にエ
ッチングビームの偏向によって交互にエッチングされ、
このマークの一方の部分が、エッチングビームが第１の
トラックの上を通過する間にエッチングされ、軸方向に
補完的な前記マークの第２の部分が、エッチングビーム
が前記第１のトラックに隣接する第２のトラックの上を
通過する間にエッチングされる。
オフセットマークが、トラックの中間軸の各々の側にエ
ッチングビームの偏向によって交互にエッチングされ、
このマークの一方の部分が、エッチングビームが第１の
トラックの上を通過する間にエッチングされ、軸方向に
補完的な前記マークの第２の部分が、エッチングビーム
が前記第１のトラックに隣接する第２のトラックの上を
通過する間にエッチングされる。
【００１２】本発明は、上記で説明されたように、情報
媒体トラックの走査のために光点によってトラックを半
径方向にトラッキングする際の、トラッキングエラー信
号を発生させるための方法にも係わり、トラック中間軸
の一方の側にオフセットしたオフセットマークと前記中
間軸の他方の側にオフセットしたオフセットマートとの
上を光点が通過する際に光学検出手段によって検出され
る信号の和が、少なくとも１回は得られ、この和が記憶
され、その後で、前記オフセットマークの一方の上を光
点が通過する際に検出される信号から前記和を減じるこ
とと、前記オフセットマークの他方の上を光点が通過す
る際に検出される信号を前記和から減じることとを交互
に行うことによって、トラックを半径方向にトラッキン
グする際のエラー信号が生成される。
媒体トラックの走査のために光点によってトラックを半
径方向にトラッキングする際の、トラッキングエラー信
号を発生させるための方法にも係わり、トラック中間軸
の一方の側にオフセットしたオフセットマークと前記中
間軸の他方の側にオフセットしたオフセットマートとの
上を光点が通過する際に光学検出手段によって検出され
る信号の和が、少なくとも１回は得られ、この和が記憶
され、その後で、前記オフセットマークの一方の上を光
点が通過する際に検出される信号から前記和を減じるこ
とと、前記オフセットマークの他方の上を光点が通過す
る際に検出される信号を前記和から減じることとを交互
に行うことによって、トラックを半径方向にトラッキン
グする際のエラー信号が生成される。
【００１３】本発明の他の特徴と利点とが、オフセット
マークを備え且つ予備エッチングされた情報媒体の１つ
の好ましい実施例と、予備エッチングされた情報媒体の
読取りと半径方向トラッキングエラー信号の取得とを可
能にする読取り装置の１つの実施例とに関する、添付図
面を参照して行われる以下の説明から明らかになるだろ
う。
マークを備え且つ予備エッチングされた情報媒体の１つ
の好ましい実施例と、予備エッチングされた情報媒体の
読取りと半径方向トラッキングエラー信号の取得とを可
能にする読取り装置の１つの実施例とに関する、添付図
面を参照して行われる以下の説明から明らかになるだろ
う。
【００１４】説明を簡明化するために、添付図面では同
一の要素は同一の照合番号を有する。
一の要素は同一の照合番号を有する。
【００１５】更に本発明は、細長い形の予備エッチング
マークに関して説明されてきたが、他のタイプの予備エ
ッチングマーク、特に円形のマークが使用可能であるこ
とは当業者には明らかである。
マークに関して説明されてきたが、他のタイプの予備エ
ッチングマーク、特に円形のマークが使用可能であるこ
とは当業者には明らかである。
【００１６】
【実施例】本発明によって、ユーザ情報１０がその上の
ゾーン４に記録されることが可能な、照合番号１ａ、１
ｂ、１ｃによって示されるトラック軸を有するディジタ
ル光ディスクの一部分の概略図を与える図３に示される
。予備エッチングされたゾーン５は１つだけのオフセッ
トマークを有し、即ち予備エッチングゾーン ５Ａ の
場合にはマーク２３′を、予備エッチングゾーン ５Ｂ
の場合にはマーク３３′を有する。
ゾーン４に記録されることが可能な、照合番号１ａ、１
ｂ、１ｃによって示されるトラック軸を有するディジタ
ル光ディスクの一部分の概略図を与える図３に示される
。予備エッチングされたゾーン５は１つだけのオフセッ
トマークを有し、即ち予備エッチングゾーン ５Ａ の
場合にはマーク２３′を、予備エッチングゾーン ５Ｂ
の場合にはマーク３３′を有する。
【００１７】本発明によって、予備エッチングマーク２
３′と３３′は、これらのマークの間に位置する半径方
向区域の寸法 ｒ′と同一の光学的半径方向寸法ｒ を
有するように選択される。更にこれらのマークは、前記
オフセットマーク２３′の中心を表す照合記号 Ｃ′−
Ｄ′と、オフセットマーク３３′の中心を表す照合記号
Ｅ′−Ｆ′とによって示されるように、これらのマー
クがその間に位置するトラックから正確に中間の距離に
中心を置く。更に本発明によれば、１つの予備エッチン
グゾーン ５Ａ からその次の予備エッチングゾーン
５Ｂ へと次々と、軸１ａに関しては Ｃ′を中心とす
るマーク２３′によって表され且つ軸１ｂに関しては
Ｅ′を中心とするマーク３３′とによって表されるよう
なトラックの中間軸に関して、前記オフセットマークが
、互いに反対の符号を伴った等しい大きさのオフセット
を呈する。
３′と３３′は、これらのマークの間に位置する半径方
向区域の寸法 ｒ′と同一の光学的半径方向寸法ｒ を
有するように選択される。更にこれらのマークは、前記
オフセットマーク２３′の中心を表す照合記号 Ｃ′−
Ｄ′と、オフセットマーク３３′の中心を表す照合記号
Ｅ′−Ｆ′とによって示されるように、これらのマー
クがその間に位置するトラックから正確に中間の距離に
中心を置く。更に本発明によれば、１つの予備エッチン
グゾーン ５Ａ からその次の予備エッチングゾーン
５Ｂ へと次々と、軸１ａに関しては Ｃ′を中心とす
るマーク２３′によって表され且つ軸１ｂに関しては
Ｅ′を中心とするマーク３３′とによって表されるよう
なトラックの中間軸に関して、前記オフセットマークが
、互いに反対の符号を伴った等しい大きさのオフセット
を呈する。
【００１８】この情報媒体は、図５に概略的に示される
ような光ディスク読出し／記録装置において使用される
。この装置は、矢印ｆ で表される円筒形光ビームを与
える１つのレーザモジュール５１と、１つの偏光セパレ
ータキューブ５２と、１つの四分の一波長板５３と、ト
ラック偏差の自動制御のために使用される１つの反射鏡
５４と、ディスクの上にビームｆ を集束させることを
可能にする１つの対物レンズ５５と、軸５７を有するデ
ィスク５６とによって構成される。ディスクに到達する
ビームｆ は、照合記号Ｉ−Ｉ で示され、ディスクに
よって偏向されるビームは照合記号Ｄ−Ｄ で示される
。対物レンズ５５の中に再び入るビームＤ−Ｄ の一部
は鏡５４に当たり、その後で四分の一波長板５３に当た
る。その後で、このビーム部分 ｆ′は前記キューブ５
２によってレンズ５７に送り戻され、更に、対物レンズ
５５の中に戻るビームＤ−Ｄ の一部分 ｆ′の測定を
可能にする光検出器装置５８に送り戻される。
ような光ディスク読出し／記録装置において使用される
。この装置は、矢印ｆ で表される円筒形光ビームを与
える１つのレーザモジュール５１と、１つの偏光セパレ
ータキューブ５２と、１つの四分の一波長板５３と、ト
ラック偏差の自動制御のために使用される１つの反射鏡
５４と、ディスクの上にビームｆ を集束させることを
可能にする１つの対物レンズ５５と、軸５７を有するデ
ィスク５６とによって構成される。ディスクに到達する
ビームｆ は、照合記号Ｉ−Ｉ で示され、ディスクに
よって偏向されるビームは照合記号Ｄ−Ｄ で示される
。対物レンズ５５の中に再び入るビームＤ−Ｄ の一部
は鏡５４に当たり、その後で四分の一波長板５３に当た
る。その後で、このビーム部分 ｆ′は前記キューブ５
２によってレンズ５７に送り戻され、更に、対物レンズ
５５の中に戻るビームＤ−Ｄ の一部分 ｆ′の測定を
可能にする光検出器装置５８に送り戻される。
【００１９】光点Ｔ が図３の方向Ｃ に沿ってシフト
され且つ図３の直線ＡＡ′とＢＢ′上の様々な連続的位
置を占める時に対物レンズ５５に再び入る光を調べれば
、光検出器５８の出力において、図４に示される曲線
ＶＡ と ＶＢ との各々が得られる。
され且つ図３の直線ＡＡ′とＢＢ′上の様々な連続的位
置を占める時に対物レンズ５５に再び入る光を調べれば
、光検出器５８の出力において、図４に示される曲線
ＶＡ と ＶＢ との各々が得られる。
【００２０】この場合に、曲線 ＶＡ と ＶＢ とが
、軸Ｏ′ ｒ′に対し平行な１つの直線に関して互いに
厳密に対称であることが分かる。この曲線 ＶＳ の不
変性は、２つのマーク２３′間に又は２つのマーク３３
′間に位置する半径方向区域の寸法と同一の半径方向光
学的寸法を予備エッチングマーク２３′と３３′とが有
するということと、図３に表されるオフセットマークの
中心の位置に相当する軸 Ｏ′ｒ 上に照合記号 Ｃ′
、 Ｅ′、 Ｄ′、 Ｆ′によって表されるような、予
備エッチングマーク２３′と３３′とがその間に位置す
るトラックから正確に中間の距離に、これらの予備エッ
チングマーク２３′と３３′とが中心を有するというこ
ととの結果としてもたらされる。実際にはこれは、無制
限の転送機能を有する光学システムを用いて予備エッチ
ングマーク２３′又は３３′が観測される時には、これ
らのマークの半径方向の光学的寸法が、２つのマーク２
３′間に又は２つのマーク３３′間に位置する半径方向
区域の寸法と同一でないということを意味する。従って
これは、これらのマークとこれらの区域とが同一の幾何
学的寸法を持たないということを意味する。従って、実
際の光学システムによって、従って制限された転送機能
を有する光学システムの使用によって得られる読取り信
号は、図４の読取り信号の対称特性を有することで十分
である。制限された転送機能を有する光学システムの場
合には、図１に説明されるマーク２３、３３は、図４の
信号と類似の信号を与えることが可能である。マーク２
３′と３３′の半径方向の幾何学的寸法が、２つのマー
ク２３′間に又は２つのマーク３３′間の区域の半径方
向の幾何学的寸法に近づけば近づくほど、図４の信号の
条件がより確かなものとなる。しかし、これらの２つの
半径方向寸法に著しい相違がある場合にも、図４の信号
に近い信号を得ることと、非常に満足すべき自動制御を
与えることとが可能であるということが経験から明らか
である。
、軸Ｏ′ ｒ′に対し平行な１つの直線に関して互いに
厳密に対称であることが分かる。この曲線 ＶＳ の不
変性は、２つのマーク２３′間に又は２つのマーク３３
′間に位置する半径方向区域の寸法と同一の半径方向光
学的寸法を予備エッチングマーク２３′と３３′とが有
するということと、図３に表されるオフセットマークの
中心の位置に相当する軸 Ｏ′ｒ 上に照合記号 Ｃ′
、 Ｅ′、 Ｄ′、 Ｆ′によって表されるような、予
備エッチングマーク２３′と３３′とがその間に位置す
るトラックから正確に中間の距離に、これらの予備エッ
チングマーク２３′と３３′とが中心を有するというこ
ととの結果としてもたらされる。実際にはこれは、無制
限の転送機能を有する光学システムを用いて予備エッチ
ングマーク２３′又は３３′が観測される時には、これ
らのマークの半径方向の光学的寸法が、２つのマーク２
３′間に又は２つのマーク３３′間に位置する半径方向
区域の寸法と同一でないということを意味する。従って
これは、これらのマークとこれらの区域とが同一の幾何
学的寸法を持たないということを意味する。従って、実
際の光学システムによって、従って制限された転送機能
を有する光学システムの使用によって得られる読取り信
号は、図４の読取り信号の対称特性を有することで十分
である。制限された転送機能を有する光学システムの場
合には、図１に説明されるマーク２３、３３は、図４の
信号と類似の信号を与えることが可能である。マーク２
３′と３３′の半径方向の幾何学的寸法が、２つのマー
ク２３′間に又は２つのマーク３３′間の区域の半径方
向の幾何学的寸法に近づけば近づくほど、図４の信号の
条件がより確かなものとなる。しかし、これらの２つの
半径方向寸法に著しい相違がある場合にも、図４の信号
に近い信号を得ることと、非常に満足すべき自動制御を
与えることとが可能であるということが経験から明らか
である。
【００２１】図３のオフセットマークを使用することに
よって、トラックの半径方向トラッキングを実現するこ
とが可能である。実際には、エラー信号 ｅ＝ Ｖ Ａ
′− Ｖ Ｂ′であってこのエラー信号は、ディスク上
の光点の半径方向シフトを可能にする装置に供給される
。図３に示されるタイプの情報媒体が使用される時には
、エラー信号ｅ がマーク２３′に関して計算される場
合には、 Ｖ Ｓ′が定数であるが故に、ｅ＝ Ｖ Ａ
′−（Ｖ Ｓ′− Ｖ Ａ′）＝２Ｖ Ａ′− Ｖ Ｓ
′が得られる。同様にして、オフセットマーク３３′の
レベルに達する時には、 ｅ＝ Ｖ Ｓ′−２Ｖ Ｂ′
である。実際に、 Ｖ Ｓ′＝ Ｖ Ａ′＋ Ｖ Ｂ′
は、ディスクの局所的特性に依存し、変化することが可
能である。しかし経験から、この信号が緩慢に変化する
ことと、信号 Ｖ Ｓ′を知ることが必要である場合に
さえ、この信号が信号 Ｖ Ａ′又は信号 Ｖ Ｂ′よ
りも低い周波数に決められなければならないということ
とが、経験から明らかである。このことは、予備エッチ
ングゾーン５毎に１つのオフセットマークだけしか必要
としないことを可能にする。
よって、トラックの半径方向トラッキングを実現するこ
とが可能である。実際には、エラー信号 ｅ＝ Ｖ Ａ
′− Ｖ Ｂ′であってこのエラー信号は、ディスク上
の光点の半径方向シフトを可能にする装置に供給される
。図３に示されるタイプの情報媒体が使用される時には
、エラー信号ｅ がマーク２３′に関して計算される場
合には、 Ｖ Ｓ′が定数であるが故に、ｅ＝ Ｖ Ａ
′−（Ｖ Ｓ′− Ｖ Ａ′）＝２Ｖ Ａ′− Ｖ Ｓ
′が得られる。同様にして、オフセットマーク３３′の
レベルに達する時には、 ｅ＝ Ｖ Ｓ′−２Ｖ Ｂ′
である。実際に、 Ｖ Ｓ′＝ Ｖ Ａ′＋ Ｖ Ｂ′
は、ディスクの局所的特性に依存し、変化することが可
能である。しかし経験から、この信号が緩慢に変化する
ことと、信号 Ｖ Ｓ′を知ることが必要である場合に
さえ、この信号が信号 Ｖ Ａ′又は信号 Ｖ Ｂ′よ
りも低い周波数に決められなければならないということ
とが、経験から明らかである。このことは、予備エッチ
ングゾーン５毎に１つのオフセットマークだけしか必要
としないことを可能にする。
【００２２】以下では図６を参照して、エラー信号の計
算を可能にする装置が説明される。図６に示されるよう
に、この装置は、コンデンサ９１、９２、９３と、この
回路の入力を制御するスイッチ Ｉ１ 、 Ｉ２ 、
Ｉ３ 、 Ｉ４ とによって示される複数のサンプル及
びホールド回路によって構成される。これらのサンプル
及びホールド回路から来る信号は、２つの高インピーダ
ンス入力を有する減算器９４に与えられるよう使用され
る。スイッチ Ｉ１ と Ｉ３ は信号ｄによって制御
され、一方、スイッチ Ｉ２ と Ｉ４ は信号ｇ に
よって制御される。オフセットマーク２３′と同一のデ
ィスク半径に沿ってビームが移動する時には、信号ｄ
は有効であり、オフセットマーク２３′上のビームの通
過の周期よりも短い限定された周期でスイッチ Ｉ２
と Ｉ４ とを閉じる。これ以外の時には信号ｄ は無
効である。オフセットマーク３３′と同一のディスク半
径に沿ってビームが移動する時には、信号ｇ は有効で
あり、オフセットマーク３３′上のビームの通過の周期
よりも短い限定された周期でスイッチ Ｉ２ と Ｉ４
とを閉じる。図６に示されるように、前記装置の上部
チャネル１００ は、光検出器から来る信号 Ｖ Ａ′
受け取り、一方、下部チャネル１０１ は、光検出器か
ら来る信号 Ｖ Ｂ′受け取る。更に、コンデンサ９１
と９２の値はＣ に等しく、それ自体はＣ に等しいコ
ンデンサ９３の値よりも遥かに小さい。これらのコンデ
ンサ値の間の比率が１０であることが、適当な値である
。通常の作動形態では、図６の装置の出力は、次の値を
交互に与え、Ｖ Ａ′−１／２Ｖ Ｓ′、１／２Ｖ Ｓ
′−Ｖ Ｂ′、 Ｖ Ａ′−１／２Ｖ Ｓ′（以下繰り
返し）、１／２ｅを与える。実際に、 Ｖ Ｓ′は、減
少幾何数列に従って測定される全てのサンプルによって
重み付けされる Ｖ Ｓ′の平均を表わし、即ち、Ｖ
Ｓ′＝ Ｖ Ａ′ｎ ＋α Ｖ Ｂ′ｎ ＋α２ Ｖ
Ａ′ｎ−１ ＋α３ Ｖ Ｂ′ｎ−１＋……である
。
算を可能にする装置が説明される。図６に示されるよう
に、この装置は、コンデンサ９１、９２、９３と、この
回路の入力を制御するスイッチ Ｉ１ 、 Ｉ２ 、
Ｉ３ 、 Ｉ４ とによって示される複数のサンプル及
びホールド回路によって構成される。これらのサンプル
及びホールド回路から来る信号は、２つの高インピーダ
ンス入力を有する減算器９４に与えられるよう使用され
る。スイッチ Ｉ１ と Ｉ３ は信号ｄによって制御
され、一方、スイッチ Ｉ２ と Ｉ４ は信号ｇ に
よって制御される。オフセットマーク２３′と同一のデ
ィスク半径に沿ってビームが移動する時には、信号ｄ
は有効であり、オフセットマーク２３′上のビームの通
過の周期よりも短い限定された周期でスイッチ Ｉ２
と Ｉ４ とを閉じる。これ以外の時には信号ｄ は無
効である。オフセットマーク３３′と同一のディスク半
径に沿ってビームが移動する時には、信号ｇ は有効で
あり、オフセットマーク３３′上のビームの通過の周期
よりも短い限定された周期でスイッチ Ｉ２ と Ｉ４
とを閉じる。図６に示されるように、前記装置の上部
チャネル１００ は、光検出器から来る信号 Ｖ Ａ′
受け取り、一方、下部チャネル１０１ は、光検出器か
ら来る信号 Ｖ Ｂ′受け取る。更に、コンデンサ９１
と９２の値はＣ に等しく、それ自体はＣ に等しいコ
ンデンサ９３の値よりも遥かに小さい。これらのコンデ
ンサ値の間の比率が１０であることが、適当な値である
。通常の作動形態では、図６の装置の出力は、次の値を
交互に与え、Ｖ Ａ′−１／２Ｖ Ｓ′、１／２Ｖ Ｓ
′−Ｖ Ｂ′、 Ｖ Ａ′−１／２Ｖ Ｓ′（以下繰り
返し）、１／２ｅを与える。実際に、 Ｖ Ｓ′は、減
少幾何数列に従って測定される全てのサンプルによって
重み付けされる Ｖ Ｓ′の平均を表わし、即ち、Ｖ
Ｓ′＝ Ｖ Ａ′ｎ ＋α Ｖ Ｂ′ｎ ＋α２ Ｖ
Ａ′ｎ−１ ＋α３ Ｖ Ｂ′ｎ−１＋……である
。
【００２３】さて以下では、図７と図８とを参照して、
本発明に従ってオフセットマークを作成するための別の
方法が説明される。
本発明に従ってオフセットマークを作成するための別の
方法が説明される。
【００２４】図７の場合には、トラック１ａと１ｂとの
間に位置する又はトラック１ｂと１ｃとの間に位置する
オフセットマーク２４又は３４は、エッチングビームが
１つのトラックの上を通過する間にこのビームの偏向に
よって１度にエッチングされる。従って、トラック１ａ
と１ｂとの間に位置するオフセットマーク３４は、エッ
チングビームがトラック１ｂの上を通過する時にこのビ
ームの偏向によってエッチングされ、一方、トラック１
ｂと１ｃとの間に位置するオフセットマーク２４は、エ
ッチングビームがトラック１ｃの上を通過する時にこの
ビームの偏向によって一度にエッチングされる。従って
、マーク２４はトラック１ｃに付けられ、マーク３４は
トラック１ｂ上に付けられる。これらの２つのマークは
、光点をトラック１ｂ上に自動制御するために使用され
る。図７にトラック１ｃの場合において示されるような
寄生的現象に起因する偏向を、トラックが記録の間に非
常に短い時間に亙って局所的に受ける時には特に、オフ
セットマークのこの実施例は欠点を有する可能性がある
。この場合には、トラック１ｃを可視的にするために任
意に増大させられたトラック１ｃの偏倚が、トラック１
ｂと１ｃの軸間距離にエラーをもたらし、従って、トラ
ック１ｃに組み合わされたこのマーク２４がトラック１
ｂに対してシフトされる。このマーク２４がマーク３４
と組み合わされる時には、マーク２４は間違ったトラッ
クエラー信号を発生させる。
間に位置する又はトラック１ｂと１ｃとの間に位置する
オフセットマーク２４又は３４は、エッチングビームが
１つのトラックの上を通過する間にこのビームの偏向に
よって１度にエッチングされる。従って、トラック１ａ
と１ｂとの間に位置するオフセットマーク３４は、エッ
チングビームがトラック１ｂの上を通過する時にこのビ
ームの偏向によってエッチングされ、一方、トラック１
ｂと１ｃとの間に位置するオフセットマーク２４は、エ
ッチングビームがトラック１ｃの上を通過する時にこの
ビームの偏向によって一度にエッチングされる。従って
、マーク２４はトラック１ｃに付けられ、マーク３４は
トラック１ｂ上に付けられる。これらの２つのマークは
、光点をトラック１ｂ上に自動制御するために使用され
る。図７にトラック１ｃの場合において示されるような
寄生的現象に起因する偏向を、トラックが記録の間に非
常に短い時間に亙って局所的に受ける時には特に、オフ
セットマークのこの実施例は欠点を有する可能性がある
。この場合には、トラック１ｃを可視的にするために任
意に増大させられたトラック１ｃの偏倚が、トラック１
ｂと１ｃの軸間距離にエラーをもたらし、従って、トラ
ック１ｃに組み合わされたこのマーク２４がトラック１
ｂに対してシフトされる。このマーク２４がマーク３４
と組み合わされる時には、マーク２４は間違ったトラッ
クエラー信号を発生させる。
【００２５】この欠点を克服するために、オフセットマ
ークは図８に示されるようにエッチングされることが可
能である。この場合には、オフセットマーク２３は２３
１ と２３２ によって示される２つの部分の上に作ら
れ、オフセットマーク３３は３３１ と３３２ によっ
て示される２つの部分の上に作られる。この場合には、
オフセットマークは、エッチングビームの２つの連続通
過を使用してエッチングされる。例えば、エッチングビ
ームが軸１ａを追跡する時には、マーク２３１ がエッ
チングビームを右に偏向させることによってエッチング
され、その後でマーク３３１ が、エッチングビームを
左に偏向させることによってエッチングされるだろう。 その後で、読取りビームがトラック１ｂ上に自動制御さ
れる時に、部分２３２ が、読取りビームを左に偏向さ
せることによってエッチングされることが可能であり、
トラック１ｂとトラック１ｃとの間に備えられたマーク
３３の部分３３２ が、読取りビームを右に偏向させる
ことによってエッチングされることが可能であり、更に
全てのマークに関して、これが繰り返される。 図８は、トラックの軸とこれらの当該トラック上をエッ
チングビームが通過する間に作られる半マークの軸とを
結ぶ、点線／曲線をも示す。この場合には、自動制御を
実現するためにオフセットマークを使用する際に、半マ
ーク２３１ のサンプリングと半マーク２３２ のサン
プリングとから別々に得られる２つの信号 Ｖ Ａ′１
と Ｖ Ａ′２ との和を得ることによって、１つの
エラー信号 Ｖ Ａ′が生成される。同様にして、半マ
ーク３３１ のサンプリングと半マーク３３２ のサン
プリングとから別々に得られる２つの信号 Ｖ Ｂ′１
と Ｖ Ｂ′２ との和を得ることによって、エラー
信号 Ｖ Ｂ′が生成される。従って、各々の瞬間にお
いて、各トラックの軸間距離の変化の影響を平均化する
ことが可能である。２つの半マークを次々にエッチング
することは、２つのマークをその長さ全体に亙って重ね
合わせる場合よりも、親ディスクのエッチングの際によ
り良好な結果をもたらすことが可能であるが故に、これ
は利点を有するだろう。
ークは図８に示されるようにエッチングされることが可
能である。この場合には、オフセットマーク２３は２３
１ と２３２ によって示される２つの部分の上に作ら
れ、オフセットマーク３３は３３１ と３３２ によっ
て示される２つの部分の上に作られる。この場合には、
オフセットマークは、エッチングビームの２つの連続通
過を使用してエッチングされる。例えば、エッチングビ
ームが軸１ａを追跡する時には、マーク２３１ がエッ
チングビームを右に偏向させることによってエッチング
され、その後でマーク３３１ が、エッチングビームを
左に偏向させることによってエッチングされるだろう。 その後で、読取りビームがトラック１ｂ上に自動制御さ
れる時に、部分２３２ が、読取りビームを左に偏向さ
せることによってエッチングされることが可能であり、
トラック１ｂとトラック１ｃとの間に備えられたマーク
３３の部分３３２ が、読取りビームを右に偏向させる
ことによってエッチングされることが可能であり、更に
全てのマークに関して、これが繰り返される。 図８は、トラックの軸とこれらの当該トラック上をエッ
チングビームが通過する間に作られる半マークの軸とを
結ぶ、点線／曲線をも示す。この場合には、自動制御を
実現するためにオフセットマークを使用する際に、半マ
ーク２３１ のサンプリングと半マーク２３２ のサン
プリングとから別々に得られる２つの信号 Ｖ Ａ′１
と Ｖ Ａ′２ との和を得ることによって、１つの
エラー信号 Ｖ Ａ′が生成される。同様にして、半マ
ーク３３１ のサンプリングと半マーク３３２ のサン
プリングとから別々に得られる２つの信号 Ｖ Ｂ′１
と Ｖ Ｂ′２ との和を得ることによって、エラー
信号 Ｖ Ｂ′が生成される。従って、各々の瞬間にお
いて、各トラックの軸間距離の変化の影響を平均化する
ことが可能である。２つの半マークを次々にエッチング
することは、２つのマークをその長さ全体に亙って重ね
合わせる場合よりも、親ディスクのエッチングの際によ
り良好な結果をもたらすことが可能であるが故に、これ
は利点を有するだろう。
【図１】従来技術によるオフセットマークを予備エッチ
ングされた情報媒体の一部分を示す概略図である。
ングされた情報媒体の一部分を示す概略図である。
【図２】ディスクの中心からのオフセットマークの距離
の関数としてオフセットマーク上を光点が通過する際に
検出される電気信号の振幅を示す曲線を表わすグラフで
ある。
の関数としてオフセットマーク上を光点が通過する際に
検出される電気信号の振幅を示す曲線を表わすグラフで
ある。
【図３】本発明によるオフセットマークを予備エッチン
グされた情報媒体を示す概略図である。
グされた情報媒体を示す概略図である。
【図４】媒体の中心からのオフセットマークの距離の関
数としてオフセットマーク上を光点が通過する際に検出
される電気信号の振幅を示す曲線を表すグラフである。
数としてオフセットマーク上を光点が通過する際に検出
される電気信号の振幅を示す曲線を表すグラフである。
【図５】本発明によって予備エッチングされた情報媒体
と共に使用される光学読取り装置を示す概略図である。
と共に使用される光学読取り装置を示す概略図である。
【図６】トラックのトラッキングエラー信号を与える回
路を示す概略図である。
路を示す概略図である。
【図７】別のオフセットマークの作成方法を説明する、
本発明によるオフセットマークを予備エッチングされた
情報媒体を示す概略図である。
本発明によるオフセットマークを予備エッチングされた
情報媒体を示す概略図である。
【図８】更に別のオフセットマークの作成方法を説明す
る、本発明によるオフセットマークを予備エッチングさ
れた情報媒体を示す概略図である。
る、本発明によるオフセットマークを予備エッチングさ
れた情報媒体を示す概略図である。
１ａ、１ｂ、１ｃ トラック
４ ユーザ情報要素記録ゾーン
５ 予備エッチングゾーン
１０ ユーザ情報
２３′、３３′ 予備エッチングされたオフセットマ
ーク５１ レーザモジュール ５２ 偏向セパレータキューブ ５３ 四分の一波長板 ５４ 反射鏡 ５５ 対物レンズ ５６ 光ディスク ５７ レンズ ５８ 光検出器
ーク５１ レーザモジュール ５２ 偏向セパレータキューブ ５３ 四分の一波長板 ５４ 反射鏡 ５５ 対物レンズ ５６ 光ディスク ５７ レンズ ５８ 光検出器
Claims (9)
- 【請求項１】 光学的に読取り可能な情報をトラック
に沿って記録するための少なくとも１つの面を有する情
報媒体であって、当該媒体には予備エッチングされたゾ
ーンと前記情報の記録のためのゾーンとが交互に備えら
れ、前記予備エッチングされたゾーンが前記トラックの
中間軸を表わす不連続なパターンを有し、更に、前記予
備エッチングされたゾーンの各々の中の前記不連続パタ
ーンが、互いに隣接する２つの前記トラックの間の中間
距離に中心を置くマークによって構成され、前記マーク
が、限定された転送機能を有する実際の光学システムに
よって与えられるような光学的な幅を前記トラックの軸
に対して垂直な方向に有し、前記光学的幅が、前記方向
に沿って２つの連続マークの間に位置する区域の光学的
幅に実質的に等しく、且つ１つの前記予備エッチングさ
れたゾーンからその次の前記予備エッチングされたゾー
ンへと次々に、前記トラックの中間軸に関して前記マー
クが互いに反対の符号を伴った等しい大きさのオフセッ
トを呈することを特徴とする情報媒体。 - 【請求項２】 前記オフセットマークが円形又は細長
い形の要素によって形成されることを特徴とする請求項
１に記載の情報媒体。 - 【請求項３】 親媒体を作る間に、前記トラック中間
軸の一方の側の前記オフセットマークが、エッチングビ
ームが第１のトラックの上を通過する間にエッチングビ
ームの偏向によってエッチングされ、他方の側の前記オ
フセットマークが、エッチングビームが前記第１のトラ
ックに隣接する第２のトラックの上を通過する間にエッ
チングビームの偏向によってエッチングされ、更に上記
の操作が、前記親媒体のエッチングが完了するまで繰り
返されることを特徴とする、請求項１又は２に記載の情
報媒体上に前記トラック中間軸に関してオフセットした
マークを作成するための方法。 - 【請求項４】 親媒体を作る間に、前記オフセットマ
ークが、前記トラック中間軸の各々の側にエッチングビ
ームの偏向によって交互にエッチングされ、前記マーク
の一方の部分が、エッチングビームが第１のトラックの
上を通過する間にエッチングされ、軸方向に補完的な前
記マークの第２の部分が、エッチングビームが前記第１
のトラックに隣接する第２のトラックの上を通過する間
にエッチングされることを特徴とする、請求項１又は２
に記載の情報媒体上に前記トラック中間軸に関してオフ
セットしたマークを作成するための方法。 - 【請求項５】 前記トラック中間軸の一方の側にオフ
セットした前記オフセットマークと前記中間軸の他方の
側にオフセットした前記オフセットマートとの上を光点
が通過する際に光学検出手段によって検出される信号の
和が、少なくとも１回は得られ、次に前記和が記憶され
、その後で、前記オフセットマークの一方の上を光点が
通過する際に検出される信号から前記和を減じることと
、前記オフセットマークの他方の上を光点が通過する際
に検出される信号を前記和から減じることとを交互に行
うことによって、トラックを半径方向にトラッキングす
る際のエラー信号が生成されることを特徴とする請求項
１又は２に記載の情報媒体上のトラックの走査のための
光点によるトラックの半径方向トラッキングのエラー信
号を生成するための方法。 - 【請求項６】 計測された全ての前記オフセットマー
クによって得られる和の平均によって前記和が構成され
ることを特徴とする請求項５に記載の方法。 - 【請求項７】 計測された全ての前記オフセットマー
クによって得られる和の平均によって前記和が構成され
、前記平均が減少幾何数列によって重み付けされること
を特徴とする請求項６に記載の方法。 - 【請求項８】 光点と相互作用する前記情報媒体の表
面の一部分から生じる放射を検出し且つ前記放射を表わ
す電気出力信号を与えるための光学検出手段と、トラッ
ク半径方向トラッキングを与える自動制御手段と、前記
自動制御手段に対して与えられる自動制御信号を発生さ
せる測定手段とを含む情報媒体読取り装置であって、更
に前記測定手段が、一方の側の前記オフセットマークの
上を光点が通過する間に前記検出手段によって発生され
る電気信号の測定を行い、且つ２つの測定の間の合間に
前記測定の結果を記憶する第１の手段と、他方の側の前
記オフセットマークの上を光点が通過する間に前記検出
手段によって発生される電気信号の測定を行い、且つ２
つの測定の間の合間に前記測定の結果を記憶する第２の
手段と、前記第１の手段と前記第２の手段とから生じる
信号の加重平均を得て、２つの測定の間の合間に前記加
重平均を記憶する第３の手段と、前記第１の手段又は前
記第２の手段から得られる信号を前記第３の手段から得
られる信号から減算することと、前記第１の手段又は前
記第２の手段から得られる信号から前記第３の手段から
得られる信号を減算することとを交互に行うように前記
各手段に接続された差動増幅器とを含み、前記差動増幅
器が前記自動制御信号に応じて信号を送ることを特徴と
する請求項５から７のいずれか一項に記載の方法の実施
のための情報媒体読取り装置。 - 【請求項９】 前記第１の手段と前記第２の手段と前
記第３の手段とが、１つのオフセットマークの上を通過
する間の特定の瞬間に前記光検出手段によって発生され
る電気信号の振幅を測定するための、且つ２つの前記測
定の間の合間の時間に前記測定の結果を記憶するための
サンプル及びホールド回路によって形成されており、前
記回路が特定の瞬間に対応してサンプリング手段によっ
て送られるパルスによって制御されることを特徴とする
請求項８に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9004236 | 1990-04-03 | ||
| FR9004236A FR2660461B1 (fr) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | Support d'informations pregrave a marques deportees, procede de realisation des marques ainsi que procede d'elaboration d'un signal d'erreur de suivi radial et dispositif de lecture pour la mise en óoeuvre du procede. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04228115A true JPH04228115A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=9395389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9812091A Pending JPH04228115A (ja) | 1990-04-03 | 1991-04-03 | オフセットマークを有する予備エッチングされた情報媒体と、前記オフセットマークを作成するための方法と、半径方向トラッキングエラー信号を発生させるための方法と、前記方法の実施のための読取り装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0453343B1 (ja) |
| JP (1) | JPH04228115A (ja) |
| CA (1) | CA2039527A1 (ja) |
| DE (1) | DE69126817T2 (ja) |
| FR (1) | FR2660461B1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| FR2581784B1 (fr) * | 1985-05-10 | 1994-03-25 | Thomson Alcatel Gigadisc | Support d'information a pregravure et son dispositif de lecture optique |
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-
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- 1991-04-03 JP JP9812091A patent/JPH04228115A/ja active Pending
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| DE69126817D1 (de) | 1997-08-21 |
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| EP0453343A1 (fr) | 1991-10-23 |
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