JPH0422752A - 自動車用キヤニスタ - Google Patents
自動車用キヤニスタInfo
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- JPH0422752A JPH0422752A JP2124623A JP12462390A JPH0422752A JP H0422752 A JPH0422752 A JP H0422752A JP 2124623 A JP2124623 A JP 2124623A JP 12462390 A JP12462390 A JP 12462390A JP H0422752 A JPH0422752 A JP H0422752A
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Landscapes
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車用のキャニスタに関する。
自動車に装備するキャニスタは、燃料タンクから発生す
る蒸発燃料が大気中に排出されるのを防止するためのシ
ステム中に配設される。
る蒸発燃料が大気中に排出されるのを防止するためのシ
ステム中に配設される。
第9図は、自動車の蒸発燃料防止システムの一例を示す
もので、燃料タンク1から発生する蒸発燃料は、配管2
と逆止弁3を介して全体を符号10で示すキャニスタに
導かれる。キャニスタ10は、ケース12内に吸着剤で
ある活性炭14を封入したもので、ケース12の一方の
空間18は一方の配管2と逆止弁3を介して燃料タンク
1に連通ずるとともに、他方の配管4と逆止弁5を介し
て気化器6に連通される。ケース12の他方の空間16
は大気側に開放される。
もので、燃料タンク1から発生する蒸発燃料は、配管2
と逆止弁3を介して全体を符号10で示すキャニスタに
導かれる。キャニスタ10は、ケース12内に吸着剤で
ある活性炭14を封入したもので、ケース12の一方の
空間18は一方の配管2と逆止弁3を介して燃料タンク
1に連通ずるとともに、他方の配管4と逆止弁5を介し
て気化器6に連通される。ケース12の他方の空間16
は大気側に開放される。
燃料タンク1内に発生する燃料蒸気の圧力が高まると、
逆止弁3が開口し、燃料蒸気は配管2を通ってキャニス
タ1oへ導かれ、活性炭14に吸着される。
逆止弁3が開口し、燃料蒸気は配管2を通ってキャニス
タ1oへ導かれ、活性炭14に吸着される。
内燃機関の運転時には、気化器6内の絞り弁7の下流側
は負圧となるが、この負圧側に連結された配管4に発生
する負圧は、逆止弁5を開き、キャニスタ10の活性炭
14に吸着されていた燃料蒸気を気化器6へ吸出して燃
焼に参加させる。
は負圧となるが、この負圧側に連結された配管4に発生
する負圧は、逆止弁5を開き、キャニスタ10の活性炭
14に吸着されていた燃料蒸気を気化器6へ吸出して燃
焼に参加させる。
以上に示した燃料蒸気の防止システムにあっては、キャ
ニスタ10は、気化器6とともにエンジンルーム内に搭
載される。エンジンルーム内には、車両の走行中にタイ
ヤが跳ね上げる雨水や、融雪塩が浸入し、キャニスタに
も付着する。また、車両が衝突したときにも、キャニス
タに過大な外力が作用する。
ニスタ10は、気化器6とともにエンジンルーム内に搭
載される。エンジンルーム内には、車両の走行中にタイ
ヤが跳ね上げる雨水や、融雪塩が浸入し、キャニスタに
も付着する。また、車両が衝突したときにも、キャニス
タに過大な外力が作用する。
したがって、キャニスタは塩害等に対する耐蝕性と、衝
突時等にも破損しない強度が要求される。
突時等にも破損しない強度が要求される。
キャニスタのケースを構成する材料は、例えば実開平1
−80657号公報に開示された合成樹脂や1表面処理
を施した鉄板が使用されている。
−80657号公報に開示された合成樹脂や1表面処理
を施した鉄板が使用されている。
第10図は、従来の鉄板を材料としたキャニスタの一例
を示す。
を示す。
全体を符号10で示すキャニスタは、鉄板製のケース5
0と、ケース50の開口部を覆うプレート52を有する
。ケース50とプレート52は巻き締め部54により一
体に結合されるが、巻き締め加工を容易とするために、
ケース50の形状は円筒形や円筒形に近似した形状とす
る必要がある。
0と、ケース50の開口部を覆うプレート52を有する
。ケース50とプレート52は巻き締め部54により一
体に結合されるが、巻き締め加工を容易とするために、
ケース50の形状は円筒形や円筒形に近似した形状とす
る必要がある。
ケース50内に活性炭60を封入し、プレート52にバ
ルブ装置70をとりつける。バルブ装置7oは、燃料タ
ンクと気化器側に連結される2本のパイプ72.74を
有するとともに、3個のチエツクバルブ80,85.9
0を有する。
ルブ装置70をとりつける。バルブ装置7oは、燃料タ
ンクと気化器側に連結される2本のパイプ72.74を
有するとともに、3個のチエツクバルブ80,85.9
0を有する。
第1のチエツクバルブ80は、コイルスプリング82に
よりバルブシート83へ押圧され、第2のチエツクバル
ブ85は、コイルスプリング87によりバルブシート8
8へ押圧され、第3のチエツクバルブ90は、コイルス
プリング92によりバルブシート93へ押圧される。
よりバルブシート83へ押圧され、第2のチエツクバル
ブ85は、コイルスプリング87によりバルブシート8
8へ押圧され、第3のチエツクバルブ90は、コイルス
プリング92によりバルブシート93へ押圧される。
第1のチエツクバルブ80は、燃料タンクの内圧が一定
以上の負圧になると、又は第3のチエツクバルブ90は
気化器側が一定以上の負圧になると開弁じ、第2のチエ
ツクバルブ85は燃料タンクの内圧が一定以上の値にな
ると開弁する。
以上の負圧になると、又は第3のチエツクバルブ90は
気化器側が一定以上の負圧になると開弁じ、第2のチエ
ツクバルブ85は燃料タンクの内圧が一定以上の値にな
ると開弁する。
近年、エンジンルーム内にはより多くの機器が装着され
る傾向にあり、キャニスタの搭載スペースも狭くなって
きている。この限られたスペースに一定容積のキャニス
タを搭載するためには、搭載スペースに合わせた複雑な
形状、例えば長方形や三角形等の断面形状をもつキャニ
スタを形成する必要が生ずる。
る傾向にあり、キャニスタの搭載スペースも狭くなって
きている。この限られたスペースに一定容積のキャニス
タを搭載するためには、搭載スペースに合わせた複雑な
形状、例えば長方形や三角形等の断面形状をもつキャニ
スタを形成する必要が生ずる。
合成樹脂製のキャニスタは、複雑な形状を形成するのに
適し、鉄板製のキャニスタに比べて耐蝕面では優るが、
強度面では劣る。
適し、鉄板製のキャニスタに比べて耐蝕面では優るが、
強度面では劣る。
表面処理を施した鉄板製のキャニスタは、複雑な形状を
形成するのには適さず、さらに、ケースとプレートとを
巻き締め加工する際に5曲げ荷重が作用して曲げ部分の
鉄板と表面処理層は引き伸ばされる。このとき2表面処
理層の膜厚が厚いと曲げによって引き伸ばされる量が大
きくなり、表面の塗膜が破損される現象が生ずる。
形成するのには適さず、さらに、ケースとプレートとを
巻き締め加工する際に5曲げ荷重が作用して曲げ部分の
鉄板と表面処理層は引き伸ばされる。このとき2表面処
理層の膜厚が厚いと曲げによって引き伸ばされる量が大
きくなり、表面の塗膜が破損される現象が生ずる。
この現象を防止するには、表面処理層の膜厚を薄くする
必要があるが、膜厚を薄くすると、十分な耐蝕性を確保
することが困難となり、融雪塩等の塩害によって錆が発
生する問題を生ずる。
必要があるが、膜厚を薄くすると、十分な耐蝕性を確保
することが困難となり、融雪塩等の塩害によって錆が発
生する問題を生ずる。
さらに、チエツクバルブを内蔵したキャニスタにおいて
は、金属製のボール状のチエツクバルブが金属製のバル
ブシートに当接することにより騒音の発生M因ともなる
。
は、金属製のボール状のチエツクバルブが金属製のバル
ブシートに当接することにより騒音の発生M因ともなる
。
本発明の目的は以上に述べた従来の不具合を解消するキ
ャニスタを提供することである。
ャニスタを提供することである。
本発明の自動車用キャニスタは、熱可塑性合成樹脂に金
属板をインサートした材料により形成されたケースと、
熱可塑性合成樹脂または熱可塑性合成樹脂に金属板をイ
ンサートした材料により形成されたプレートとを備え、
ケースとプレートの接合部を熱溶着してなるものである
。
属板をインサートした材料により形成されたケースと、
熱可塑性合成樹脂または熱可塑性合成樹脂に金属板をイ
ンサートした材料により形成されたプレートとを備え、
ケースとプレートの接合部を熱溶着してなるものである
。
熱可塑性樹脂は加熱成形することで、複雑な形状を有す
るケースを容易に製造することができ、耐蝕性も高い。
るケースを容易に製造することができ、耐蝕性も高い。
本発明では熱可塑性合成樹脂に補強用の金属板をインサ
ートした材料によりケースを構成するので1強度の高い
ケースを得ることができる。ケースの開口部を密封する
プレートも、熱可塑性合成樹脂または熱可塑性合成樹脂
に金属板をインサートした材料でつくられるので、丈夫
で耐蝕性の高いプレートを得ることができる。
ートした材料によりケースを構成するので1強度の高い
ケースを得ることができる。ケースの開口部を密封する
プレートも、熱可塑性合成樹脂または熱可塑性合成樹脂
に金属板をインサートした材料でつくられるので、丈夫
で耐蝕性の高いプレートを得ることができる。
そして、ケースとプレートとの接合部は、熱可塑性合成
樹脂の特性を利用して熱溶着手段により固着するので、
加工が容易であり、耐久性も高い。
樹脂の特性を利用して熱溶着手段により固着するので、
加工が容易であり、耐久性も高い。
したがって、丈夫で耐蝕性が高く、しかも搭載スペース
に対応した形状を有するキャニスタを容易に得ることが
できる効果を有する。
に対応した形状を有するキャニスタを容易に得ることが
できる効果を有する。
以下1図面に基いて本発明の各種の実施例を説明する。
第1図及び第2図は、本発明の実施例に係るキャニスタ
を示す断面図及び下面図であって、全体を符号100で
示すキャニスタは、ケース110とケース110の一方
に形成した開口部を密封するプレート120とを有する
。ケース110は、有底の円筒状の形状を有し、金属板
112をインサートした熱可塑性合成樹脂を成形して製
造される。インサートする金属板112は、熱可塑性合
成樹脂の強度を補強するためのもので、金属板のほかに
も、金属板に多数の穴をあけたパンチングメタルや、金
網等を用いることができる。
を示す断面図及び下面図であって、全体を符号100で
示すキャニスタは、ケース110とケース110の一方
に形成した開口部を密封するプレート120とを有する
。ケース110は、有底の円筒状の形状を有し、金属板
112をインサートした熱可塑性合成樹脂を成形して製
造される。インサートする金属板112は、熱可塑性合
成樹脂の強度を補強するためのもので、金属板のほかに
も、金属板に多数の穴をあけたパンチングメタルや、金
網等を用いることができる。
ケース110の底部の外面は外方へ突出する2本のパイ
プ114,115を有し、パイプ114゜115はそれ
ぞれ燃料タンクと気化器へ連通する。
プ114,115を有し、パイプ114゜115はそれ
ぞれ燃料タンクと気化器へ連通する。
ケース110の底部の内側には、適当数のリブ116を
形成し、このリブにより円板状のフィルタ140を支持
する。したがって、ケース110の底部とフィルタ14
0との間には空間118が形成され、空間118はパイ
プ114,115に連通ずる。
形成し、このリブにより円板状のフィルタ140を支持
する。したがって、ケース110の底部とフィルタ14
0との間には空間118が形成され、空間118はパイ
プ114,115に連通ずる。
フィルタ140を挿入したケース110内に活性炭15
0を充填し、他方の円板状フィルタ160を覆わせた後
にプレート120をケース110の開口部に一体に固着
する。
0を充填し、他方の円板状フィルタ160を覆わせた後
にプレート120をケース110の開口部に一体に固着
する。
プレート120は金属板122をインサートした熱可塑
性合成樹脂を皿状に成形したもので、内面側にリブ12
6を設けである。このリブ126は、フィルタ160を
支えるもので、プレート120とフィルタ160の間に
は空間128が形成される。プレート120の外面側に
はパイプ124が突出し、空間128を外気に連通ずる
。
性合成樹脂を皿状に成形したもので、内面側にリブ12
6を設けである。このリブ126は、フィルタ160を
支えるもので、プレート120とフィルタ160の間に
は空間128が形成される。プレート120の外面側に
はパイプ124が突出し、空間128を外気に連通ずる
。
ケース1−10とプレート120は接合部130により
一体に固着される。接合部130においては、ケース]
、 l Oの樹脂部とプレート120の樹脂部とが当接
するので、加熱処理を施すことで、両者は溶着する。良
好な溶着性を得るために、接合部130におけるケース
1 ]、 Oとプレート120の樹脂の厚さを0.5a
m以上とすることが望ましい。
一体に固着される。接合部130においては、ケース]
、 l Oの樹脂部とプレート120の樹脂部とが当接
するので、加熱処理を施すことで、両者は溶着する。良
好な溶着性を得るために、接合部130におけるケース
1 ]、 Oとプレート120の樹脂の厚さを0.5a
m以上とすることが望ましい。
本実施例のキャニスタは以上のように、円筒状のケース
とケースの開口部を密封するプレートとを金属板をイン
サートした熱可塑性合成樹脂で構成したので、軽量かつ
丈夫であるとともに、ケースとプレートとの接合部も熱
溶着により確実に固着される。
とケースの開口部を密封するプレートとを金属板をイン
サートした熱可塑性合成樹脂で構成したので、軽量かつ
丈夫であるとともに、ケースとプレートとの接合部も熱
溶着により確実に固着される。
第3図及び第4図は1本発明の他の実施例を示す断面図
及び下面図である。
及び下面図である。
キャニスタ200は、金属板212をインサートした熱
可塑性合成樹脂製のケース21.0を有し、ケース21
0は有底の角筒形に成形される。ケース210内部には
角板状のフィルタ240を支えるリブ216が設けられ
、フィルタ240とケース210の底部の間に空間21
8が形成される。
可塑性合成樹脂製のケース21.0を有し、ケース21
0は有底の角筒形に成形される。ケース210内部には
角板状のフィルタ240を支えるリブ216が設けられ
、フィルタ240とケース210の底部の間に空間21
8が形成される。
ケース210に設ける2本のパイプ214,215は、
空間218と燃料タンク及び気化器とをそれぞれ連通す
る。
空間218と燃料タンク及び気化器とをそれぞれ連通す
る。
角筒形のケース210内には活性炭250を充填し、他
の角板状のフィルタ260で活性炭を封止した後に、プ
レート220をケース210に嵌合する。プレート22
0はケース210の断面形状に対応した形状を有する熱
可塑性合成樹脂製のもので、金属板222をインサート
しである。プレート220の内面側には角板状のフィル
タ260を支持するリブ226を設ける。プレート22
0とフィルタ260との間には空間228が形成され、
プレート外面側に設けたパイプ224は。
の角板状のフィルタ260で活性炭を封止した後に、プ
レート220をケース210に嵌合する。プレート22
0はケース210の断面形状に対応した形状を有する熱
可塑性合成樹脂製のもので、金属板222をインサート
しである。プレート220の内面側には角板状のフィル
タ260を支持するリブ226を設ける。プレート22
0とフィルタ260との間には空間228が形成され、
プレート外面側に設けたパイプ224は。
空間228を大気側に連通ずる。
ケース210とプレート220の接合部230は、ケー
ス210とプレート220の樹脂部が当接するので、加
熱処理を施すことにより確実に溶着する。
ス210とプレート220の樹脂部が当接するので、加
熱処理を施すことにより確実に溶着する。
ケース210とプレート220を補強用の金属板をイン
サートした熱可塑性合成樹脂材料で製造するので、金属
板材料では製造が困難である角筒形のキャニスタを容易
に製造することができる。
サートした熱可塑性合成樹脂材料で製造するので、金属
板材料では製造が困難である角筒形のキャニスタを容易
に製造することができる。
第5図は、本発明の更に他の実施例を示す断面図である
。
。
全体を符号300で示すキャニスタは、ケース310と
プレート320とを有し、ケース310は金属板に表面
処理を施した材料を所定の形状に成形加工して製造する
。ケース310は一方が開口した有底形のもので、底部
近傍に段付部311を有する。段付部311には多孔板
340を配設してフィルタ350を支持する。多孔板3
40とケース310の底部との間には空間318が形成
され、空間318はケース310に設けた2本のパイプ
314.315によってそれぞれ燃料タンクと気化器に
連通ずる。
プレート320とを有し、ケース310は金属板に表面
処理を施した材料を所定の形状に成形加工して製造する
。ケース310は一方が開口した有底形のもので、底部
近傍に段付部311を有する。段付部311には多孔板
340を配設してフィルタ350を支持する。多孔板3
40とケース310の底部との間には空間318が形成
され、空間318はケース310に設けた2本のパイプ
314.315によってそれぞれ燃料タンクと気化器に
連通ずる。
ケース310内に活性炭360を充填し、他のフィルタ
370で封止した後にプレート320を固着する。金属
板製のケース310の開口部にはリング状の結合部材3
13を設け、プレート320の外周部との間に接合部3
30を形成する。ケース310に設ける結合部材313
とプレート320は、熱可塑性合成樹脂でつくられるの
で、接合部330を加熱処理することで確実に溶着する
ことができる。
370で封止した後にプレート320を固着する。金属
板製のケース310の開口部にはリング状の結合部材3
13を設け、プレート320の外周部との間に接合部3
30を形成する。ケース310に設ける結合部材313
とプレート320は、熱可塑性合成樹脂でつくられるの
で、接合部330を加熱処理することで確実に溶着する
ことができる。
プレート320は全体を樹脂だけで形成するか、または
必要に応じて補強用の金属板をインサートしてもよい。
必要に応じて補強用の金属板をインサートしてもよい。
プレート320の内面側にはリブ326を設けてフィル
タ370を支持し、プレート320とフィルタ370と
の間の空間328は、プレート320の外面側に設けた
パイプ324によって大気側に連通ずる。
タ370を支持し、プレート320とフィルタ370と
の間の空間328は、プレート320の外面側に設けた
パイプ324によって大気側に連通ずる。
本実施例のキャニスタは以上のように、金属板製のケー
スと樹脂製のプレートとを組合せ、ケースの接合部に樹
脂を設けて溶着するので、巻き締め加工によりケースと
プレートを接合する必要がなく、ケースの材料として樹
脂コートした鉄板や塗膜の厚い鉄板を用いることができ
、耐蝕性の高いキャニスタを得ることができる。
スと樹脂製のプレートとを組合せ、ケースの接合部に樹
脂を設けて溶着するので、巻き締め加工によりケースと
プレートを接合する必要がなく、ケースの材料として樹
脂コートした鉄板や塗膜の厚い鉄板を用いることができ
、耐蝕性の高いキャニスタを得ることができる。
第6図及び第7図は、本発明の更に他の実施例を示す断
面図及び下面図である。
面図及び下面図である。
全体を符号400で示すキャニスタは、ケース410と
プレート420を有し、ケース410とプレート420
は接合部430によって一体に固着される。
プレート420を有し、ケース410とプレート420
は接合部430によって一体に固着される。
前述した実施例と同様に、ケース410内に2枚のフィ
ルタ440,460で封止された活性炭450を充填し
、ケース410に設けたリブ416とプレート420に
設けたリブ426でフィルタ440,460を支える。
ルタ440,460で封止された活性炭450を充填し
、ケース410に設けたリブ416とプレート420に
設けたリブ426でフィルタ440,460を支える。
ケース410に設けたパイプ414,415は燃料タン
クと気化器に連通し、プレート420に設けたパイプ4
24は大気に連通ずる。
クと気化器に連通し、プレート420に設けたパイプ4
24は大気に連通ずる。
ケース410とプレート420は、熱可塑性合成樹脂材
料製であって、接合部430を熱溶着することで両者を
固着する。
料製であって、接合部430を熱溶着することで両者を
固着する。
ケース410の一部に金属板412をインサートする0
図示の実施例においては、ケース4.10の円筒部に半
円弧状の金属板412を補強材としてインサートしであ
る。金属板の形状やインサート個所は、キャニスタの8
M場所等の要件により適宜に選択する。
図示の実施例においては、ケース4.10の円筒部に半
円弧状の金属板412を補強材としてインサートしであ
る。金属板の形状やインサート個所は、キャニスタの8
M場所等の要件により適宜に選択する。
また、プレート420にも必要に応じて適宜形状の金属
板をインサートして補強を図ることができる。
板をインサートして補強を図ることができる。
第8図は、本発明をチエツクパルプ付のキャニスタに実
施した例を示す断面図である。
施した例を示す断面図である。
全体を符号500で示すキャニスタは、ケース510と
プレート520を有し、接合部530で両者は一体に固
着される。ケース510は熱可塑性合成樹脂に金属板5
12をインサート個所た有底筒状のもので、その底部の
内側に突出する突起517により、ガスケット540を
介して弁部材550をとりつけである。弁部材550は
合成樹脂材料によりつくられており、3個の球状のチエ
ツクバルブ560,570,580を有する。チエツク
バルブ560,570,580は、それぞれ対応して設
けるコイルスプリング562,572゜582によって
、対向するバルブシートに押圧される。
プレート520を有し、接合部530で両者は一体に固
着される。ケース510は熱可塑性合成樹脂に金属板5
12をインサート個所た有底筒状のもので、その底部の
内側に突出する突起517により、ガスケット540を
介して弁部材550をとりつけである。弁部材550は
合成樹脂材料によりつくられており、3個の球状のチエ
ツクバルブ560,570,580を有する。チエツク
バルブ560,570,580は、それぞれ対応して設
けるコイルスプリング562,572゜582によって
、対向するバルブシートに押圧される。
弁部材550と弁部材550に設けたリブ516に支持
されたフィルタ600と、プレート520に設けたリブ
526により支持されたフィルタ620の間に活性炭6
10を充填する。
されたフィルタ600と、プレート520に設けたリブ
526により支持されたフィルタ620の間に活性炭6
10を充填する。
ケース510に突設したパイプ514,515は、可撓
性のホース710,720を介して燃料タンクと気化器
側に連結される。プレート520に設けたパイプ524
は大気に連通する。
性のホース710,720を介して燃料タンクと気化器
側に連結される。プレート520に設けたパイプ524
は大気に連通する。
ホース710を介して連通ずる燃料タンクの内圧が設定
値以上となると、蒸発燃料は、チエツクバルブ570を
開いて活性炭610内に浸入し、吸着される。ホース7
20を介して連通する気化器の負圧が設定値以下となる
と、チエツクバルブ580が開いて活性炭610内の蒸
発燃料を気化器側へ送る。
値以上となると、蒸発燃料は、チエツクバルブ570を
開いて活性炭610内に浸入し、吸着される。ホース7
20を介して連通する気化器の負圧が設定値以下となる
と、チエツクバルブ580が開いて活性炭610内の蒸
発燃料を気化器側へ送る。
チエツクバルブ560,570,580は、圧力の変化
に対応して開閉をくり返すので騒音が発生するが、ケー
スとプレートを樹脂ど鉄板の三層構造としているため従
来のキャニスタに比べて遮音効果があり、騒音がキャニ
スタの外へ出るのを抑えることができるため、従来品に
比べて騒音を低減できる。
に対応して開閉をくり返すので騒音が発生するが、ケー
スとプレートを樹脂ど鉄板の三層構造としているため従
来のキャニスタに比べて遮音効果があり、騒音がキャニ
スタの外へ出るのを抑えることができるため、従来品に
比べて騒音を低減できる。
本実施例によれば、補強用の金属板をインサートした熱
可塑性合成樹脂によりケースとプレートとを作成するこ
とにより、丈夫で複雑な形状をもつキャニスタを得ると
ともに、ケースとプレートの遮音効果も大きくなるため
、内部に装備したチエツクバルブが作動する時に発生す
る騒音を低減することができる。
可塑性合成樹脂によりケースとプレートとを作成するこ
とにより、丈夫で複雑な形状をもつキャニスタを得ると
ともに、ケースとプレートの遮音効果も大きくなるため
、内部に装備したチエツクバルブが作動する時に発生す
る騒音を低減することができる。
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は下面図
、 第3図は本発明の他の実施例を示す断面図。 第4図は下面図、 第5図は本発明の更に他の実施例を示す断面図、第6図
は本発明の更に他の実施例を示す断面図、第7図は下面
図、 第8図は本発明の更に他の実施例を示す断面図、第9図
は自動車の蒸発燃料防止システムの説明図、第10図は
従来装置の断面図である。 12゜ 212.412゜ 512・・・・・・・・・金属板 122゜ 222゜ 522・・・・・・・・・金属板
、 第3図は本発明の他の実施例を示す断面図。 第4図は下面図、 第5図は本発明の更に他の実施例を示す断面図、第6図
は本発明の更に他の実施例を示す断面図、第7図は下面
図、 第8図は本発明の更に他の実施例を示す断面図、第9図
は自動車の蒸発燃料防止システムの説明図、第10図は
従来装置の断面図である。 12゜ 212.412゜ 512・・・・・・・・・金属板 122゜ 222゜ 522・・・・・・・・・金属板
Claims (1)
- 有底筒状のケースと、ケースの開口部に固着されるプレ
ートとを有し、内部に蒸発燃料の吸着剤を充填してなる
自動車キヤニスタにおいて、熱可塑性合成樹脂に金属板
をインサートした材料により形成されたケースと、熱可
塑性合成樹脂または熱可塑性合成樹脂に金属板をインサ
ートした材料により形成されたプレートとを備え、ケー
スとプレートの接合部を熱溶着してなることを特徴とす
る自動車用キヤニスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124623A JPH0422752A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 自動車用キヤニスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124623A JPH0422752A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 自動車用キヤニスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0422752A true JPH0422752A (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=14890001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2124623A Pending JPH0422752A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 自動車用キヤニスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422752A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002276481A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | キャニスタ |
JP2011241786A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Honda Motor Co Ltd | 車両におけるキャニスタの配設構造 |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP2124623A patent/JPH0422752A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002276481A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | キャニスタ |
JP4563604B2 (ja) * | 2001-03-15 | 2010-10-13 | 富士重工業株式会社 | キャニスタ |
JP2011241786A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Honda Motor Co Ltd | 車両におけるキャニスタの配設構造 |
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