JPH0422609Y2 - - Google Patents

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JPH0422609Y2
JPH0422609Y2 JP1985149252U JP14925285U JPH0422609Y2 JP H0422609 Y2 JPH0422609 Y2 JP H0422609Y2 JP 1985149252 U JP1985149252 U JP 1985149252U JP 14925285 U JP14925285 U JP 14925285U JP H0422609 Y2 JPH0422609 Y2 JP H0422609Y2
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JP
Japan
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front frame
boss
guide ribs
coupling member
rear case
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JP1985149252U
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JPS6258976U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機のキヤビネツトを
構成する後部函体を前枠に取付けるための構造に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来、第3図に示すようにテレビジヨン受像機
のキヤビネツト1の前枠2の天面2aと後部函体
3とをネジ4によつて結合する方法としては以下
に説明する()()()のような方法があ
る。
() 第4図に示すように前枠2の天面2a内
面の後方にボス5が形成された取付け片6,6
をドーブセメントと呼ばれる接着剤にて貼着
し、接着完了後第5図に示す如くネジ4にて後
部函体3と結合するものであるが、この場合、
接着剤を用いるのでその接着剤の乾燥時間を必
要とするばかりか、接着剤の塗布量が少ないと
強度が持たないし、塗布量が多量となると経年
変化により接着剤が前枠2を形成する材料を浸
し、前枠2の表面にふくれや凸凹が生じること
があり、接着剤の塗布量の管理が非常に困難で
ある。
() 第6図及び第7図に示される後部函体の
取付け構造は実公昭53−2985号公報にも記載さ
れている如きものであり、ネジ孔7を有するプ
ラスチツク製のボス体8が一端に挾持され、他
端に前枠9に設けられたボス10のネジ孔11
にネジ19止めされる孔12を備えた取付金具
13によつて第7図の如く、後部函体3をネジ
4によつてボス7にネジ止めし、前枠9と前記
函体3との結合を行なおうとするものである
が、この方法では作業工数が多く、またプラス
チツク製のボス体7を別途用意しこれを金具1
3に設ける構造であるのでコスト高となる欠点
がある。
() 第8図および第9図に示すように後部函
体14の天面端面14aに長い円筒状ボス15
を設け、一方前枠16の内面16aにも前記円
筒状ボス15に当接する長いボス17を設け、
ネジ18によつてこれら両ボス15,17を結
合し、前枠16に後部函体14を取付けるよう
にしたものである。この方法では厚肉の長いボ
ス15,17を成形するものであるから、前枠
でヒケの問題が生じ易く、金型冷却時間が長く
なるとともに所定時間内における形成シヨツト
数が少なくなる。また後部函体については金型
が大型となる上に、長いボス15,15が突出
していると半完成品状態で輸送する場合、梱包
箱への積み込み数が限定され、輸送時のコス
ト・アツプにつながる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記従来例の欠点を解消するものであ
り、組立て工数及びコストの低減を図るとともに
安価に実現できる後部函体の取付け構造を提案し
ようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、キヤビネツト前枠の内面に設けられ
たブラウン管取付け用ボスに一端がブラウン管と
ともにネジ止めされ、他端が後部函体にネジ止め
される合成樹脂製の結合部材を備えた後部函体の
取付構造である。
(ホ) 作用 上記のように構成すれば、前枠と後部函体を結
合する結合部材をブラウン管取付け時に同時に取
付けることができる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を
参照しつつ説明する。
第1図において、20はテレビジヨン受像機の
キヤビネツトを構成する合成樹脂製の前枠であつ
て、該前枠20の前板20a内面にはブラウン管
21〔第2図参照〕取付け用ボス22が一体形成
されている。
また、前記前枠20の天面20b内面には前記
ボス22の突出方向と同方向に延びる一対のガイ
ドリブ23,23が一体成形されており、このガ
イドリブ23,23の後端には係合切欠24は
夫々形成されている。25は合成樹脂によつて一
体成型された結合部材であつて、その結合部材2
5の基板26の一端には該基板26の面に対し直
角に配設されるとともにネジ孔27を有する取付
板28が設けられ、他端には上記ガイドリブ2
3,23の係合切欠24と係合する係合片29が
設けられたボス30が設けられている。前記各ボ
ス30,30の外側間の距離1は前記ガイドリ
ブ23,23間の距離2と略等しくなるように
設定している。
そして、後部函体31〔第2図参照〕を前枠2
0に取付けるに際しては、まず前記結合部材25
をガイドリブ23,23間に沿わせて取付板28
のネジ孔がボス22のネジ孔22aに合致するよ
うに配置する。これによつて、係合片29がガイ
ドリブ23の係合切欠24に係合し、結合部材2
5がその配置位置に保持される。次に第2図の如
くブラウン管21に取付けられたブラウン管取付
け用金具32のネジ孔(図示せず)を通して上記
各ネジ孔22,27にネジ33を螺着せしめて前
記結合部材25をブラウン管21とともに前枠2
0に固定する。そして、前枠20の後方から後部
函体31を嵌合せしめ、該函体31の上部に設け
られたネジ孔34を通し前記結合部材25のボス
30のネジ穴30aにネジ35を螺着することに
よりネジ止めされ、これによつて後部函体31が
前枠20に固定される。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、前枠と後部函体とを結合する
結合部材をブラウン管取付け時に同時に取付けて
いるので作業工数の削減が図れる。また、結合部
材は合成樹脂で一体成型されたものであるから低
コスト化が図れるという利点がある。更に、本考
案の特徴とする構造は、係合切欠を備える一対
のガイドリブと、前記係合切欠と係合する係合
片と前記ガイドリブ間に嵌合するボスを備え、合
成樹脂で一体成形された結合部材に特徴があり、
ガイドリブの係合切欠に結合部材の係合片を係
合し、結合部材をガイドリブ間に嵌合して結合部
材をキヤビネツト前枠に装着しうる構成で作業工
数の削減が図れる。また、樹脂で一体成形され
たこと自体目新しいことではないが、高圧のかか
るブラウン管とともに後部函体をネジ止めする場
合、金属製の結合部材では安全規格上問題がある
けれども、この考案のように樹脂による結合部材
は有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付構造の要部分解斜視図、
第2図にそれを組立てた状態を示す要部断面図、
第3図は後部函体をネジで前枠に取付ける構造を
説明するための斜視図である。第4図及び第5図
はそれぞれ従来の後部函体の取付け構造を示す
図、第6図及び第7図はそれぞれ他の従来例を示
す図、第8図及び第9図はそれぞれ更に他の従来
例を示す図である。 20……前枠、21……ブラウン管、22……
ブラウン管取付け用ボス、25……結合部材、3
1……後部函体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前枠内面にブラウン管取付け用ボスを設けると
    共に、天面内面には係合切欠を備え前記ボスの突
    出方向と同方向に延びる一対のガイドリブを設け
    たキヤビネツト前枠と、一端にネジ孔を有し他端
    には上記係合切欠と係合する係合片と前記ガイド
    リブ間に嵌合するボスを備え合成樹脂により一体
    成形された結合部材とよりなり、前記結合部材を
    前記前枠天面内面のガイドリブ間に係合と嵌合に
    より装着し、ブラウン管取付け用金具と共に前記
    前枠に固定し後方凾体は前記結合部材のボスにネ
    ジ止めする受像機の後部凾体の取付構造。
JP1985149252U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0422609Y2 (ja)

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JPS6258976U JPS6258976U (ja) 1987-04-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59180478U (ja) * 1983-05-19 1984-12-01 三洋電機株式会社 キヤビネツト

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JPS6258976U (ja) 1987-04-11

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