JPH04225189A - シュリンクフィルムの有無を検出する方法 - Google Patents
シュリンクフィルムの有無を検出する方法Info
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- JPH04225189A JPH04225189A JP2418811A JP41881190A JPH04225189A JP H04225189 A JPH04225189 A JP H04225189A JP 2418811 A JP2418811 A JP 2418811A JP 41881190 A JP41881190 A JP 41881190A JP H04225189 A JPH04225189 A JP H04225189A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 16
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器等にキャップシー
ルやラベル等として多く使用されるシュリンクフィルム
(熱収縮性フィルム)が容器等に被覆しているか否かを
検出する方法に関する。
ルやラベル等として多く使用されるシュリンクフィルム
(熱収縮性フィルム)が容器等に被覆しているか否かを
検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にシュリンクフィルムが所定部にあ
るか否かを検出するには、視覚触覚等の官能的方法、光
電スイッチを利用する方法等あるがこれらの方法では大
量に扱うことやフィルムが透明である場合等は困難であ
るという問題があった。
るか否かを検出するには、視覚触覚等の官能的方法、光
電スイッチを利用する方法等あるがこれらの方法では大
量に扱うことやフィルムが透明である場合等は困難であ
るという問題があった。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】本出願人は前記した問
題を解決するために、さきに赤外線領域における反射エ
ネルギーを測定しフィルムの有無を判定する方法を提案
した(特願平1−164884号、特願平2−2800
12号)。これらの方法ではフィルムに被覆されるもの
の材質によっては適用不可だったり、新たに光源を設け
たりする必要があった
題を解決するために、さきに赤外線領域における反射エ
ネルギーを測定しフィルムの有無を判定する方法を提案
した(特願平1−164884号、特願平2−2800
12号)。これらの方法ではフィルムに被覆されるもの
の材質によっては適用不可だったり、新たに光源を設け
たりする必要があった
【0004】本発明は、前記した点に鑑みシュリンクフ
ィルムの透明、不透明に左右されずに、又新たに光源を
設けたりしなくても簡単に確実にシュリンクフィルムの
有無を検出する方法を提供することを目的とする。
ィルムの透明、不透明に左右されずに、又新たに光源を
設けたりしなくても簡単に確実にシュリンクフィルムの
有無を検出する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による材料の一部
分に被覆したシュリンクフィルムの有無を検出する方法
は、シュリンカーの出口に第1第2センサーを設け、第
1センサーでシュリンクフィルムの、第2センサーで材
料の夫々の放射エネルギーを測定し、比較演算すること
によってシュリンクフィルムの有無を判定することを特
徴としている。
分に被覆したシュリンクフィルムの有無を検出する方法
は、シュリンカーの出口に第1第2センサーを設け、第
1センサーでシュリンクフィルムの、第2センサーで材
料の夫々の放射エネルギーを測定し、比較演算すること
によってシュリンクフィルムの有無を判定することを特
徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、材料の一部分に被覆したシ
ュリンクフィルムと材料の夫々の放射エネルギーをシュ
リンカーの出口で測定するので、熱容量の小さいシュリ
ンクフィルムの放射エネルギーが大きく、熱容量の大き
い材料の放射エネルギーが小さく測定される。この放射
エネルギーの大小を比較演算することによりシュリンク
フィルムの有無が判定される。
ュリンクフィルムと材料の夫々の放射エネルギーをシュ
リンカーの出口で測定するので、熱容量の小さいシュリ
ンクフィルムの放射エネルギーが大きく、熱容量の大き
い材料の放射エネルギーが小さく測定される。この放射
エネルギーの大小を比較演算することによりシュリンク
フィルムの有無が判定される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例の要部概略図で
、本実施例は容器2の口部を被覆するキャップシール1
の有無を検出するものである。
、本実施例は容器2の口部を被覆するキャップシール1
の有無を検出するものである。
【0009】キャップシール1はシュリンクフィルムで
、例えばポリ塩化ビニール、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等の熱収縮性フィルムからなる。その厚みは20〜
80μ程度のものが多く使用され、本実施例では30μ
のポリ塩化ビニールが使用される。
、例えばポリ塩化ビニール、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等の熱収縮性フィルムからなる。その厚みは20〜
80μ程度のものが多く使用され、本実施例では30μ
のポリ塩化ビニールが使用される。
【0010】キャップシール1の素材1aは筒状に形成
され搬送コンベアー8の上に載置された容器2の口部に
キャップ3と共に装着され、シュリンカー4の人り口4
aから出口4bに通過し、シュリンカー4内で適宜の温
度に加熱されるので熱収縮を発生し、容器2の口部をキ
ャップシール1として被覆する。
され搬送コンベアー8の上に載置された容器2の口部に
キャップ3と共に装着され、シュリンカー4の人り口4
aから出口4bに通過し、シュリンカー4内で適宜の温
度に加熱されるので熱収縮を発生し、容器2の口部をキ
ャップシール1として被覆する。
【0011】第1センサー5は、キャップシール1の放
射エネルギーを温度として測定する放射温度計でありセ
ンサー用トンネル7内に設けられる。第2センサー6も
、容器2の放射エネルキーを温度として測定する放射温
度計であり、センサー用トンネル7内に第1センサー5
に対応して設けられ、第1センサー5、第2センサー6
は夫々図2に示す点B、Cの温度を測定し、不図示の制
御装置に入力する。
射エネルギーを温度として測定する放射温度計でありセ
ンサー用トンネル7内に設けられる。第2センサー6も
、容器2の放射エネルキーを温度として測定する放射温
度計であり、センサー用トンネル7内に第1センサー5
に対応して設けられ、第1センサー5、第2センサー6
は夫々図2に示す点B、Cの温度を測定し、不図示の制
御装置に入力する。
【0012】図2は、キャップシール1と容器2のシュ
リンカー4を通過時の温度上昇曲線を示す。曲線10は
キャップシール1の温度上昇曲線を示し、曲線20は容
器2の温度上昇曲線を示している。即ちキャップシール
1の温度上昇は、同シール1がシュリンカー4の加熱に
より熱収縮して容器2の口部に密着する迄のシュリンカ
ー入り口4aから点A迄は同シール1の熱容量に左右さ
れ急激な立ち上がりの温度上昇曲線を示し、収縮後(点
A以後)においては容器2の熱容量の影響を受けて容器
2の温度上昇を示す曲線20に近い曲線を描く。シュリ
ンカー出口4bを通過後はどちらも外温(室温)にさら
されるので急激に温度が低下し同一温度に冷却され安定
する。
リンカー4を通過時の温度上昇曲線を示す。曲線10は
キャップシール1の温度上昇曲線を示し、曲線20は容
器2の温度上昇曲線を示している。即ちキャップシール
1の温度上昇は、同シール1がシュリンカー4の加熱に
より熱収縮して容器2の口部に密着する迄のシュリンカ
ー入り口4aから点A迄は同シール1の熱容量に左右さ
れ急激な立ち上がりの温度上昇曲線を示し、収縮後(点
A以後)においては容器2の熱容量の影響を受けて容器
2の温度上昇を示す曲線20に近い曲線を描く。シュリ
ンカー出口4bを通過後はどちらも外温(室温)にさら
されるので急激に温度が低下し同一温度に冷却され安定
する。
【0013】キャップシール1と容器2の熱容量を比較
すると、キャップシール1の方が容器2よりも厚みが非
常に小さいし大きさも小さく熱吸収も良く熱容量が非常
に小さいので、シュリンカー4により急激に加熱される
とその放射エネルギー即ち温度上昇に差が出ることにな
る。
すると、キャップシール1の方が容器2よりも厚みが非
常に小さいし大きさも小さく熱吸収も良く熱容量が非常
に小さいので、シュリンカー4により急激に加熱される
とその放射エネルギー即ち温度上昇に差が出ることにな
る。
【0014】検出のための放射エネルギー(ここでは温
度)を測定する方法としては、シュリンカー4に入つた
後点A迄の温度上昇を測定する方法と、トンネル通過後
の点B、Cの温度差を測定する方法等いろいろ考えられ
るが、本実施例ではシュリンカー出口4bにおける点B
、Cの温度差を測定する。
度)を測定する方法としては、シュリンカー4に入つた
後点A迄の温度上昇を測定する方法と、トンネル通過後
の点B、Cの温度差を測定する方法等いろいろ考えられ
るが、本実施例ではシュリンカー出口4bにおける点B
、Cの温度差を測定する。
【0015】実際の検出においては、第1センサー5は
キャップシール1が被覆する容器2の口部の温度T1、
即ち同シール1が被覆しておればシュリンカー出口4b
における同シール1の温度点Bを測定し、シール1が被
覆していなければ容器2の口部の温度点C(容器2の部
分による温度誤差はあるが無視できる)を測定する。第
2センサー6は容器2の温度T2(点C)を測定する。
キャップシール1が被覆する容器2の口部の温度T1、
即ち同シール1が被覆しておればシュリンカー出口4b
における同シール1の温度点Bを測定し、シール1が被
覆していなければ容器2の口部の温度点C(容器2の部
分による温度誤差はあるが無視できる)を測定する。第
2センサー6は容器2の温度T2(点C)を測定する。
【0016】次に、第1センサー5の測定温度T1と第
2センサー6の測定温度T2の温度差D、T1−T2を
算出する。即ち、キャップシール1が被覆している時の
温度差D1は、B−Cとなり、キャップシール1が被覆
していない時の温度差D2は、C−Cとなる。
2センサー6の測定温度T2の温度差D、T1−T2を
算出する。即ち、キャップシール1が被覆している時の
温度差D1は、B−Cとなり、キャップシール1が被覆
していない時の温度差D2は、C−Cとなる。
【0017】以上のように算出されたD1D2を比較す
ると点B、Cからあきらかに温度差Dがでる。ここで温
度差Dに適宜の閾値Dsを与えておいて、DとDsを比
較演算することによりキャップシール1の有無が判定さ
れる。
ると点B、Cからあきらかに温度差Dがでる。ここで温
度差Dに適宜の閾値Dsを与えておいて、DとDsを比
較演算することによりキャップシール1の有無が判定さ
れる。
【0018】本実施例では、シュリンクフィルムは容器
2に被覆したキャップシール1であったが、これに限ら
れるものでなく、その対称が製品であっても良いし、素
材であっても良く、シュリンクフィルムを適用して熱収
縮させて被覆可能な材料であれば何であってもよい。
2に被覆したキャップシール1であったが、これに限ら
れるものでなく、その対称が製品であっても良いし、素
材であっても良く、シュリンクフィルムを適用して熱収
縮させて被覆可能な材料であれば何であってもよい。
【0019】第1第2センサー5、6は放射温度計に限
らず、熱起電力型素子例えばサーモパイル、焦電素子等
を利用した検出機が例示でき特に制限はない。
らず、熱起電力型素子例えばサーモパイル、焦電素子等
を利用した検出機が例示でき特に制限はない。
【0020】センサー用トンネル7は、出口4bでの温
度のバラツキを安定させるために設けるもので必要に応
じて設ければ良い。
度のバラツキを安定させるために設けるもので必要に応
じて設ければ良い。
【0021】
【効果】本発明によると、材料の一部分に被覆したシュ
リンクフィルムの有無を検出するに際し、シュリンカー
の出口でシュリンクフィルムと材料との放射エネルギー
を測定し、比較演算を行い有無を判定するので、フィル
ムの透明、不透明に左右されず、新たに光源を設ける必
要なく簡単に確実にシュリンクフィルムの有無を検出す
ることが可能となる。
リンクフィルムの有無を検出するに際し、シュリンカー
の出口でシュリンクフィルムと材料との放射エネルギー
を測定し、比較演算を行い有無を判定するので、フィル
ムの透明、不透明に左右されず、新たに光源を設ける必
要なく簡単に確実にシュリンクフィルムの有無を検出す
ることが可能となる。
【図1】本発明を具体化した装置の構成を示す要部概略
図である。
図である。
【図2】キャップシール1と容器2のシュリンカー4を
通過時の温度上昇を示す温度曲線図である。
通過時の温度上昇を示す温度曲線図である。
【符合の説明】1 キャップシール
2 容器
Claims (1)
- 【請求項1】 材料の一部分に被覆したシュリンクフ
ィルムの有無を検出する方法において、シュリンカーの
出口に第1、第2センサーを設け、第1センサーでシュ
リンクフィルムの、第2センサーで材料の夫々の放射エ
ネルギーを測定し、比較演算することによりフィルムの
有無を判定することを特徴とするシュリンクフィルムの
有無を検出する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2418811A JPH04225189A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | シュリンクフィルムの有無を検出する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2418811A JPH04225189A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | シュリンクフィルムの有無を検出する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225189A true JPH04225189A (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=18526588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2418811A Pending JPH04225189A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | シュリンクフィルムの有無を検出する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04225189A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020176978A (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | キリンホールディングス株式会社 | 包装用フィルム検査装置 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2418811A patent/JPH04225189A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020176978A (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | キリンホールディングス株式会社 | 包装用フィルム検査装置 |
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