JPH0422499A - ホスホン酸塩およびカルボン酸/スルホン酸重合体を使用する、水系におけるシリカ/ケイ酸塩の析出を防止する方法 - Google Patents

ホスホン酸塩およびカルボン酸/スルホン酸重合体を使用する、水系におけるシリカ/ケイ酸塩の析出を防止する方法

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JPH0422499A
JPH0422499A JP12141190A JP12141190A JPH0422499A JP H0422499 A JPH0422499 A JP H0422499A JP 12141190 A JP12141190 A JP 12141190A JP 12141190 A JP12141190 A JP 12141190A JP H0422499 A JPH0422499 A JP H0422499A
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ジヤスビール エス.ジル
Susan P Rey
スーザン ピー.レイ
H Wiernik John
ジヨン エツチ.ウイエルニク
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 米国特許第3,928,196号に、スケール防止剤と
して、2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホ
ン酸とアクリル酸との共重合体の使用が記載されている
米国特許第4,640,793号に、スケールおよび腐
食防止剤として、カルボン酸/スルホン酸重合体および
ホスホン酸塩を含む混合物の使用が記載されている。
米国特許第4,618,44.8号には、スケール防止
剤として、不飽和カルボン酸、不飽和スルホン酸および
不飽和ポリアルキレンオキシドから成る重合体の使用が
記載されてしする。
特開昭57−084794号には、スケール防止剤とし
て、アクリル酸とアリルポリエチレングリコールとの共
重合体の使用が記載されている。
ヨーロッパ特許出願第84301450.7号は、スケ
ール防止剤として、カルボン酸/スルホン酸共重合体と
有機性ホスホン酸塩との組み合わせを記載している。
米国特許第4.510.059号に、水系のシリカ析出
物を減少させるための、カルボン酸官能両性高分子電解
質の使用が記載されている。
米国特許第4,532,047号には、多極性有機化合
物およびホウ酸塩イオン供給源を使用する、無定形シリ
カのスケール形成を防止する方法が記載されている。
米国特許第4.5’84,104号は、オルトホウ酸塩
イオンの供給源を使用する、無定形シリカのスケール形
成を防止する方法を記載している。
水系、例えばボイラー、冷却塔、および過塩分地熱塩水
を含む系などでは、シリカ/珪酸塩の析出が常に問題と
なっている。従来は、処理する系への補給水の軟化、ブ
ローダウン、またはその両方により析出を防止している
。析出した場合には1機械的な除去またはフッ化アンモ
ニウムまたはフッ化水素酸による洗浄が一般的な防止方
法である。無論、機械的および化学的清掃は、休止時間
の原因となり、エネルギー消費および作業コストの増加
につながる。
pHは、シラノール基のイオン化に影響し、従って重合
速度に影響する。先ずシリカが生じ、次いで三次元的な
ネットワークが形成される。その結果、濃縮によりコロ
イド粒子が成長する。pH7では、核形成および粒子成
長が非常に速い。冷却水のpHは一般に6.0〜8.5
であり、水温は一般的に約30℃〜70℃である。地熱
塩水のpHは一般的に4.0〜6.0であり、塩水温度
は一般に約100℃〜210℃である。
過塩分地熱塩水におけるシリカスケール防止剤として陽
イオン重合体または陽イオン界面活性剤を使用すること
は公知である()1う(Harrar) r J 、 
E 、ら、「過塩分地熱塩水用のスケール防止剤として
専売化学添加物の試験に関する最終報告J 1980年
1月、ローレンス リバーモア ラボラトリ−、ハラ−
(Harrar) 、 J 、 E 、ら、[過塩分地
熱塩水からのシリカ析出を防止するための有機性添加物
のオン−ライン試験IV、候補添加物の最終試験J 1
980年2月、ローレンスリバーモア ラボラトリ−、
ハラ−()Iarrar) TJ、E、ら、rsalt
on Sea地熱田におけるスケール形成およびスケー
ル防止剤の研究」、コロ−ジョン/80、論文No、 
225、材料の保護および性能を中心とする、国際腐食
フォーラム、1980年3月3〜7日、シカゴ)。
発明者は、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホ
スホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホ
スホン酸)、これらの化合物の塩およびそれらの組み合
わせ、から成るグループの中から選択したホスホン酸塩
を単独で、または必要に応じ少なくとも一つつのカルボ
ン酸成分、少なくとも一つのスルホン酸成分、および必
要に応じ少なくとも一つのポリアルキレンオキシド成分
から調製した水溶性重合体と組み合わせて使用する、水
系におけるシリカおよびケイ酸塩の析出を防止する方法
を発見した。上記のホスホン酸塩は単独でも効果的な防
止剤であるが、上記の重合体により性能が高められる。
本ホスホン酸塩は、シリカと硬水成分を含む水にpH約
9で加えることにより、ケイ酸塩の形成およびその析出
を防止する。本方法は、熱交換器表面に著しい析出を起
こさずに、3QQmg/LまでのS i O2および2
00mg/Lを超える硬度を効果的に保つことが分かっ
ている。本発明は、有効量のA)ヘキサメチレンジアミ
ンテトラ(メチレンホスホンi!り 、ジエチレントリ
アミンペンタ(メチレンホスホン酸)、これらの化合物
の塩およびそれらの組み合わせから成るグループから選
択した水溶性ホスホン酸塩、および必要に応じて、B)
約0.05〜2.5d l/gの固有粘度を持つ水溶性
の重合体であって、 (a)35〜95重量%の不飽和カルボン酸またはその
塩、 (b)5〜65重量%の不飽和スルホン酸またはその塩
、および (c)0〜40重量%の不飽和ポリアルキレンオキシド
化合物 から調製した水溶性の重合体を、処理する系に加えるこ
とから成る、水系におけるシリカ/ケイ酸塩の析出を防
止するための方法に関する。
また、アクリル酸および/またはメタクリル酸の低分子
量重合体をB)として使用することもできる。この種の
好ましい重合体は、分子量が約20,000以下である
B)を使用する場合、A):B)の重量比は、約1=1
0〜約10:1、好ましくは約1=3〜約3:1にすべ
きである。
さらに、B)を使用する場合、モリブデン酸塩イオンま
たはホウ酸塩イオンの供給源を加えると良い。モリブデ
ン酸塩含有組成物が、予期せぬことであったが、カルシ
ウムイオン、マグネシウムイオン、および5in2のよ
うな物質を可溶化するので、モリブデン酸塩イオンが好
ましい。モリブデン酸塩またはホウ酸塩の、どのような
供給源でも使用できる。好ましいモリブデン酸塩供給源
はモリブデン酸アンモニウムであり、好ましいホウ酸塩
供給源は、ここに参考として含める米国特許第4,50
4,104号および第4.532,047号に記載され
ている。
成分C)としてモリブデン酸塩またはホウ酸塩を使用す
る場合、成分A)およびC)の重量比は、約1:5〜約
5=1にすべきである。好ましい組成物のA:B:C重
量比は約1:1:2である。
処理する水系に有効量のホスホン酸塩を加える必要があ
る。ここで使用する用語「有効量」とは、処理する系に
おいてシリカ/ケイ酸塩の析出を防止するのに必要な量
のことである。一般に、有効量は、処理する水系の総重
量に対して約0.1〜約200ppm、好ましくは約1
〜約200ppmの範囲である。
ここで使用する用語「シリカ/ケイ酸塩析出防止」とは
、シリカ重合防止、限界析出防止(threshold
 precipitation 1nhibition
)、安定化、分散、可溶化、および/またはシリカ/ケ
イ酸塩、特にケイ酸カルシウムおよびケイ酸マグネシウ
ム、およびケイ素イオンの粒径減少を意味する。熱論、
本添加剤は、限界ケイ酸塩析出防止剤であるが、これら
の添加剤はまた、シリカおよびケイ酸塩を安定化し、分
散させ、可溶化する。従って、発明者は、上記のホスホ
ン酸塩が、単独で、または上記の重合体、および選択と
してモリブデン酸塩またはホウ酸塩供給源との組み合わ
せで、過酷な運転条件下でシリカの析出を抑制し、最小
に抑え、または防止することを発見し、本明細書でその
発見を説明するが、シリカ/ケイ酸塩の析出を防止また
は抑制する特殊な機構を説明しようとするものではない
ここで使用する用語「水系」とは、冷却水系、ボイラー
水系、溶鉱炉水系、逆浸透系、蒸発装置、製紙機械用水
系、採鉱用水系1等を始めとする、水を含むあらゆる種
類の系を意図している。
本ホスホン酸塩と共に重合体を使用する場合、その重合
体を調製するための成分(a)として、どのような種類
の水溶性カルボン酸または塩でも使用できる。その例と
しては。
アクリル酸、メタクリル酸、α−ハロアクリル酸、マレ
イン酸、イタコン酸、ビニル酢酸、アリル酢酸、フマル
酸、アクリル酸β−カルボキシエチル、それらの塩、お
よびそれらの混合物があるが、これらに限定するもので
はない。
成分(b)としては、どのような種類の不飽和スルホン
酸またはその塩でも使用できる。その例としては、2−
アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸、2−
メタクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸、ス
チレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、アクリル酸スル
ホアルキルまたはメタクリル酸スルホアルキル、アリル
スルホン酸、メタアリルスルホン酸、3−メタクリルア
ミド−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸、それらの塩
、およびそれらの混合物があるが、これらに限定するも
のではない。好ましいスルホン酸化合物としては、2−
アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸、2−
メタクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸およ
びそれらの塩がある。最も好ましいスルホン酸化合物は
2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸で
ある。
部分(c)を使用する場合は、どのような種類の水溶性
の不飽和ポリアルキレンオキシドでも使用できる。その
例としては、アリルポリアルキレングリコール、メタア
リルポリアルキレングリコール、アクリル酸ポリアルキ
レングリコール、メタクリル酸ポリアルキレンゲリコー
ル、およびメトキシアリルポリアルキレングリコールが
あるが、これらに限定するものではない。好ましい不飽
和ポリアルキレンオキシド化合物としては、それらの不
飽和ポリエチレン化合物および不飽和ポリプロピレン化
合物およびそれらのエーテル誘導体である。より好まし
くは、不飽和ポリエチレン化合物を使用する。また、不
飽和ポリエチレンオキシドと他のポリアルキレンオキシ
ド、例えばプロピレンまたはブチレンオキシドから形成
されるポリエーテルの混合物も使用できる。不飽和ポリ
エーテル鎖は、アルキル、アラルキル、スルホン酸塩ま
たはホスホン酸塩基金属またはイオンを被せても、被せ
なくても良い。
成分(c)として使用するための好ましし1不飽和ポリ
アルキレンオキシド化合物は、式%式% が5〜10であるアリルポリエチレングリコールおよび
式 %式%) で表わされ、RおよびR1は同一でも異なっていても良
いが、Hおよび低級アルキル、好ましくはCH,から成
るグループから選択し、Xが1〜20であるメタアクリ
ル酸ポリエチレングリコールまたはアクリル酸ポリエチ
レングリコールから成るグループから選択する。最も好
ましい不飽和ポリアルキレンオキシド化合物は、 式 %式%) で表わされ、Xが1〜10であるメタクリル酸ポリエチ
レングリコールである。
各種七ツマ−の混合物を使用でき、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、およびアクリロニトリルのような非イ
オン性七ツマ−が重合体の中に存在していても良い。ア
クリル酸を単独で、またはメタクリル酸と併用して調製
した重合体も使用できる。そのような重合体は1分子量
を20,000未満にすべきである。
本ホスホン酸塩と共に使用する好ましい重合体は、水溶
性で、固有粘度が約0.05〜2.5dl/gである重
合体で。
(a)35〜95重量%の、アクリル酸、メタクリル酸
、それらの塩、およびそれらの混合物から成るグループ
から選択した不飽和カルボン酸化合物、 (b)5〜65重量%の、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロピルスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−
メチルプロピルスルホン酸およびそれらの塩およびそれ
らの混合物から成るグループから選択した不飽和スルホ
ン酸化合物、および (c)0〜40重量%の、 CHz =CHCH2C0CHz CH2) n0H5
C)I2= CH−CH2(ocoz CH2)noc
o3゜C1,2= CH−C(OCH2CH,)、OR
”璽 0       および CH3 C)I” = C−C(OCII” CH” )xOR
l(式中、nが5〜10である、Xが1〜20であり、
R1がHまたはCH3、好ましくはHである) から成るグループから選択した化合物から調製する。
より好ましくは、成分(、)は50〜90重量%のアク
リル酸またはその塩であり、成分(b)は10〜50重
量%の2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホ
ン酸またはその塩である。成分(c)は、より好ましい
重合体の0〜30重量%が良い。また、これらのより好
ましい重合体についても、固有粘度は約0.05〜約0
.5dl/gである。
最も好ましいターポリマーは、50〜80重量%の(a
)、10〜30重量%の (b) 、t:;よび5〜1
5重量%の(c)から成る。
過酷な飽和および/または温度条件下で、上記のホスホ
ン酸塩が単独でシリカ/ケイ酸塩析出を最小に抑え、抑
制しおよび/または防止する本発明の方法には、これら
のホスホン酸塩の少なくとも一つを使用することが不可
欠である。これらの化合物は、約9.0 のPHで有効
である。
本発明の重合体を使用する場合、それらの重合体は一般
に入手可能であり、ここに参考として含める米国特許第
4..680,135号に記載さ九ている方法により調
製できる。モリブデン酸塩およびホウ酸塩は、一般に入
手可能である。
ここに記載する組成物は、高アルカリ度、高いカルサイ
ト飽和度、および/または高pH値の水系で、シリカ/
ケイ酸塩析出を効果的に防止する。濃縮サイクルが増す
につれて、そのような条件が生じることが多くなる。従
って、本ホスホン酸塩組成物は、従来のシリカ防止剤が
効果を発揮できない過酷な条件下でも、シリカ/ケイ酸
塩を防止できる。
本組成物は、都合の良い手段で処理系に加えることがで
き、各成分は個別に加えることも、組み合わせて加える
こともできる。補給水の流れを介して添加するのが好ま
しい。
その上、トリルトリアゾールのような腐食防止剤を始め
とする、他の従来の水処理剤も本重合体と併用すること
ができる。
夫灸■ 以下の実施例で1本組成物を使用したシリカ/ケイ酸塩
の析出防止を説明するが、これらの実施例は1本発明の
範囲を制限するものではない。
これらの実施例では、次のような化合物を試験した。
ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)
 モンサンド社からデクエスト(Dequest 20
51 )として入手可能。
ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸) 
 モンサント社からデクエスト(Dequest 20
60 )として市販。
モリブデン酸アンモニウム (MoO2”−イオンの供
給源)。
ホウ酸    (ホウ酸塩供給源)。
AA/AMPSA’    ゲル浸透クロマトグラフィ
ー(GPC)で測定して約8200の平均分子量を持つ
アクリル酸と2−アクリルアミビー2−メチルプロピル
スルホン酸との6Q/40 (W/W)重合体。
(註1.AMPSは、ザルブリゾールコーポレーション
の登録商標である。) AA/AMPSA/POE  G P Cで測定して約
10.000の平均分子量を持つ、アクリル酸、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸および式 %式% のメタクリル酸ポリエチレングリコールの70/20/
10 (W/W/W)重合体。
FAA   分子量約2200のアクリル酸の単独重合
体。
数艶方羞 以下の手順を使用して、本重合体の、ケイ酸カルシウム
およびケイ酸マグネシウム形成および析出防止能力を評
価した。
サイドアーム付きの2Qポリプロピレンフラスコに、1
500mQ水位まで、第1表に示す補給水を満たした。
ポリプロピレンフラスコに電気的に加熱した304ステ
ンレス鋼製の熱交換器を浸漬して補給水の温度を調整し
た。屈折率式液位センサーをサイドアーム内に置き、補
給水槽から来る流入ライン上に取り付けたソレノイドバ
ルブを調節して、フラスコ中の体積を一定に維持した。
フラスコの底に置いたテフロンチューブに。
フィルターを通した乾燥空気または窒素を調整、測定し
た率で通して、蒸発を行なった。
補給水は、通気率を調整して、各種の水準に濃縮した(
即ちサイクルを増した)。系のpHは、pH股定装置の
p H設定点に応じて、酸またはアルカリを供給して調
整した。
濃縮の目標サイクルに達した後、サイクルは数日間一定
に保った。これは、工業用冷却塔で一般に使用されてい
る運転手順を模倣している。ここで、貯水槽中の補給水
を蒸留水に置き換え、それ以上の濃縮を停止させた。
第1表に示す補給水を選んだが、これは、室温で安定し
ており、鉱物の沈殿が起こる前に、濃縮過程を確立する
のに十分な誘導時間が得られるためである。補給水のp
 Hは8〜9に調整し、全循環過程中、フラスコ内で、
その選定したpHに維持した。補給水は、10 m g
 / Lの上記防止剤を含んでいた。各種の時間間隔で
分別量を採取し、濾過し、塩化物、カルシウム、マグネ
シウム、およびシリカを分析した。濃縮のサイクルは、
循環水中の塩化物濃度に基づいて決定した。次いで、溶
液中の他の化学物質の予想濃度を濃縮サイクルに基づい
て計算した。熱交換器上の析出量は、各運転の開始時お
よび終了時に熱交換器を計量して求めた。
その結果を第2、第3、および第4表に示す。
m−第一二し一ムーー 補給水の化学組成 イオン カルシウム マグネシウム ナトリウム 塩化物 硫酸塩 シリカ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メ チレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メ
    チレンホスホン酸)、これらの化合物の塩およびそれら
    の組み合わせ、から成るグループの中から選択したホス
    ホン酸塩の有効量を水系に加えることから成る、水系に
    おけるシリカおよびケイ酸塩の析出を防止する方法。 2、有効量のA)ヘキサメチレンジアミ ンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミ
    ンペンタ(メチレンホスホン酸)、これらの化合物の塩
    およびそれらの組み合わせから成るグループから選択し
    たホスホン酸塩、および、 B)(a)35〜95重量%の不飽和カル ボン酸またはその塩、 (b)5〜65重量%の不飽和スルホ ン酸またはその塩、および (c)0〜40重量%の不飽和ポリア ルキレンオキシド化合物 から調製した、約0.05〜2.5dl/gの固有粘度
    を持つ水溶性の重合体を、A):B)の重量比が約1:
    10〜約10:1に成るように処理する系に加えること
    から成る、水系におけるシリカ/ケイ酸塩の析出を防止
    するための方法。 3、A):B)の重量比が約1:3〜約 3:1であり、該組成に対して(a)が約 50〜80重量%、(b)が約10〜30重量%、(c
    )が約5〜15重量%であることを特徴とする請求項2
    記載の方法。 4、B)が、 (a)アクリル酸、メタクリル酸、それらの塩、および
    それらの混合物から成るグループから選択した不飽和カ
    ルボン酸化合物、 (b)2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホ
    ン酸、2−メタクリルアミド−2−メチルプロピルスル
    ホン酸およびそれらの塩およびそれらの混合物から成る
    グループから選択した不飽和スルホン酸化合物、および
    (c)CH_2:CH−CH_2(OCH_2CH_2
    )nOH、CH_2=CH−CH_2(OCH_2CH
    _2)nOCH_3、▲数式、化学式、表等があります
    ▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中nが5〜10である、R^1がHまたは低級アル
    キルであり、xが1〜20である)、から成るグループ
    から選択した不飽和ポリアルキレンオキシド化合物 から調製した水溶性重合体であることを特徴とする請求
    項3記載の方法。 5、該ホスホン酸塩の該有効量が約1〜 約200ppmであることを特徴とする請求項1記載の
    方法。 6、該混合物の該有効量が約1〜約 200ppmであることを特徴とする請求項4記載の方
    法。 7、モリブデン酸塩イオン供給源または ホウ酸塩イオン供給源を、成分C)として添加し、A)
    :C)の重量比が約1:5〜約5:1の範囲にあること
    を特徴とする請求項2記載の方法。 8、C)がモリブデン酸塩供給源である ことを特徴とする請求項7記載の方法。 9、モリブデン酸塩イオン供給源または ホウ酸塩イオン供給源を、成分C)として添加し、A)
    :C)の重量比が約1:5〜約5:1の範囲にあること
    を特徴とする請求項4記載の方法。 10、C)がモリブデン酸塩供給源である ことを特徴とする請求項9記載の方法。 11、A)2−ホスホノブタントリカルボ ン酸またはその塩、 B)(a)アクリル酸、メタクリル酸、それらの塩、お
    よびそれらの混合物から成るグループから選択した不飽
    和カルボン酸化合物、(b)2−アクリルアミド−2−
    メチル プロピルスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチ
    ルプロピルスルホン酸およびそれらの塩およびそれらの
    混合物から成るグループから選択した不飽和スルホン酸
    化合物、および (c)CH_2=CH−CH_2(OCH_2CH_2
    )nOHおよび CH_2=CH−CH_2(OCH_2CH_2)nO
    CH_3(式中nが5〜10である)、 から選択される水溶性重合体、および C)モリブデン酸塩 から成る組成物であって、A):B)の重量比が約1:
    10〜約10:1であり、A):C)の重量比が約1:
    5〜約5:1であることを特徴とするシリカ/ケイ酸塩
    の析出を防止するための組成物。 12、C)がモリブデン酸塩イオン供給源 であることを特徴とする請求項11記載の組成物。 13、A):B):C)の重量比が約1: 1:2であることを特徴とする請求項12記載の組成物
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