JPH04220690A - 蛍光表示装置 - Google Patents

蛍光表示装置

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JPH04220690A
JPH04220690A JP40512790A JP40512790A JPH04220690A JP H04220690 A JPH04220690 A JP H04220690A JP 40512790 A JP40512790 A JP 40512790A JP 40512790 A JP40512790 A JP 40512790A JP H04220690 A JPH04220690 A JP H04220690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
filaments
power source
segment
fixed fitting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP40512790A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Makita
蒔田 和秀
Hiroshi Niimi
浩 新美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蛍光表示装置に関するも
のであり、例えば熱電子を放射するフィラメントへの駆
動電圧として高周波電圧を用いる蛍光表示装置に用いら
れるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、熱電子放射陰
極であるフィラメント21は、表示用セグメント25の
上部に平行に張られており、全てのフィラメントは、そ
の両端がそれぞれ共通の固定金具22a、22bに固定
されている。そして、フィラメント21の端子間に交流
電源24により高周波電圧が印加されると、全てのフィ
ラメントには駆動電流が同じ方向で流れる。なお、この
フィラメント21、表示用セグメント25等はガラス2
3で封止されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のものでは、フィラメント21より発生する電磁波およ
びこれに起因した電気ノイズに対して何ら考慮されてい
ないので、この電磁波および電気ノイズのために、本装
置に用いた電子回路、あるいは他の電子装置に対する誤
作動を引き起こすという問題がある。
【0004】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、電磁波およびこれに起因した電気ノイズ
の発生を抑えて、電子機器の誤作動を防止することがで
きる蛍光表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、隣接
した第1および第2のフィラメントに電圧を印加するこ
とにより、前記第1および第2のフィラメントから熱電
子を放射させ、この熱電子によってセグメント上の蛍光
体を発光させる蛍光表示装置において、前記第1のフィ
ラメントに流れる電流の方向と、前記第2のフィラメン
トに流れる電流の方向とは、逆極性であることを特徴と
する蛍光表示装置を採用するものである。
【0006】
【作用】上記構成により、隣接した第1および第2のフ
ィラメントに電圧を印加して、第1および第2のフィラ
メントから熱電子を放射させ、この熱電子によってセグ
メント上の蛍光体を発光させている。この際、第1のフ
ィラメントに流れる電流の方向と、第2のフィラメント
に流れる電流の方向とは、逆極性になっている。故に、
第1のフィラメントで発生する電磁場が働く作用方向と
、第2のフィラメントで発生する電磁場が働く作用方向
とは、逆方向となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。本実施例では、本発明をスピードメータに適用
した場合について説明する。図1は、本実施例の蛍光表
示装置の概略構成を表すブロック図である。図1におい
て、車速を検出する車速センサ10は、検出した車速情
報を電子制御ユニット(以下、ECUという)11へ出
力する。するとECU11では、この車速情報により現
在の車速を認識すると共に、セグメント制御部12に制
御信号を出力する。
【0008】ここで、セグメント制御部12の点灯信号
出力部は、表示部13に設けられた複数のセグメントと
1体1に対応しており、ECU11からの制御信号を受
けて点灯すべきセグメントへ点灯信号を出力し、正電位
を与えている。そして、表示部13に設けられたフィラ
メントに交流電源14による高周波電圧が印加されると
、フィラメントより熱電子が放射され、正電位が与えら
れたセグメントに放射された熱電子が当たり、発光する
ことになる。
【0009】これにより、車速センサ10にて検出され
た車速に応じて、表示部13に設けられた各セグメント
に正電位が与えられる。次に、表示部13の詳細な構成
について説明する。図2は表示部の第1実施例を表す構
成図である。図2において、1本置きに固定された線状
のフィラメント1a、1bは、それぞれ固定金具2a−
2c間、2b−2d間で平行に引っ張られて固定され、
両端(固定金具2a、2cおよび固定金具2b、2d)
に電圧を印加することにより熱電子を放射する。この固
定金具2a、2dは、交流電源4の同一端子に取り付け
られ、固定金具2b、2dは交流電源4の他方の端子に
取り付けられる。
【0010】フィラメント1、表示用セグメント5等は
ガラス3で封止された容器内部に設けられ、上述したよ
うに、セグメント制御部12(図1)より出力される点
灯信号に応じて、表示用セグメント5の各セグメントに
は正電位が与えられる。次に、上記構成における作動を
図1および図2を用いて説明する。図1および図2にお
いて、交流電源4より印加されたフィラメントの駆動電
圧は、交流電源4、固定金具2a、フィラメント1a、
固定金具2c、交流電源4という配線ルートで印加され
ると共に、交流電源4、固定金具2d、フィラメント1
b、固定金具2b、交流電源4という配線ルートでも印
加される。すると、駆動電圧が印加されたフィラメント
1a、1bからは熱電子が放射される。
【0011】一方、車速センサ10により車速が検出さ
れた場合には、この車速に応じて、セグメント制御部1
2より表示用セグメント5に点灯信号が出力され、この
点灯信号により正電位が与えられたセグメントの位置に
フィラメント1a、1bより放射された熱電子が当たる
と、セクメント上に塗布された蛍光体が発光する。すな
わち、表示用セグメント5を構成する複数のセグメント
の中で、正電位が与えられたセグメントのみが発光し、
これにより車速センサが検出した車速を表示することが
できる。
【0012】ここで、表示用セグメント5が大型である
場合には、特に、電位差を平均化すべくフィラメント1
a、1bに交流電圧を印加し、さらに、表示のちらつき
を抑えるべく高周波電圧が用いられている。本実施例で
は、これらの対策に加えて、フィラメントより発生する
電磁波およびこれに起因した電気ノイズの防止対策とし
て、高周波電圧が印加されるフィラメント1a、1bを
1本置きに平行に配設し、さらに電流の流れる方向をフ
ィラメント1a、1bで互いに反対方向としている。こ
れによって、フィラメント1a、1bに働く電磁場の方
向を互いに打ち消させ、電磁場および電気ノイズの発生
を抑えるようにしている。
【0013】次に、上述したフィラメントより発生する
電磁波およびこれに起因した電気ノイズの防止対策の作
動原理について説明する。図3、図4は、上記電気ノイ
ズ対策の作動原理を説明するための説明図である。磁場
については、図3に示すように、フィラメント1a、フ
ィラメント1bのような線状の導電体に定常電流Iが流
れると、定常電流Iが流れる導電体の微小線素〔ds〕
は、位置ベクトル〔r〕の点Pに磁束密度〔B〕を発生
する。この際、磁束密度ベクトルは、ビオ・サバールの
法則により以下のような式で表すことができる。なお、
文章中の〔〕はベクトル量を表すものとする。
【0014】
【数1】 なお上式において、μ0 は真空の透磁率である。また
、磁束密度〔B〕が作用する方向は、右ねじの法則によ
り、定常電流Iが進む方向に右ねじを回す時の回す方向
が磁場の作用する方向であるので、図3に示すようにな
る。
【0015】すると、フィラメント1a、1bのように
、電流の流れる方向が反対方向である場合には、それぞ
れのフィラメントで発生する磁束密度〔B〕の作用方向
は、図4に示すように、隣合うフィラメントごとに逆周
りの方向となる。したがって、例えば各フィラメントと
同一直線上に位置する点Qでは、磁束密度〔B〕は存在
するものの、その位置より離れた点Rでは、フィラメン
ト1aおよびフィラメント1bに働く磁束密度〔B〕の
方向は、互いに打ち消し合うことになる。つまり、点Q
のような各フィラメントと同一直線上を除く地点では消
磁されることになる。
【0016】電場については、流れる方向が互いに逆向
きとなるように電圧を印加することにより、各フィラメ
ントに発生する電場はそれぞれ打ち消されることになる
。以上述べたように本実施例においては、高周波電圧が
印加されるフィラメント1a、1bを1本置きに平行に
配設し、さらに電流の流れる方向をフィラメント1a、
1bで互いに反対方向としているので、フィラメント1
a、1bにそれぞれ働く電磁場の方向を互いに打ち消さ
せることができ、フィラメントより発生する電磁場に起
因した電気ノイズの発生を抑えることができる。
【0017】次に、表示部13(図1)の第2実施例に
ついて説明する。図5は、表示部の第2実施例を表す構
成図である。なお、図5の図番号で、図2の図番号と同
番号である部分については、図2の図番号と均等部分を
示す。図5に示すように、第2実施例における表示部で
は、フィラメントを固定する固定金具は片側を共通とし
たもの(固定金具2e)である。そして交流電源4より
印加されたフィラメントの駆動電圧は、交流電源4、固
定金具2a、フィラメント1a1 、固定金具2e、フ
ィラメント1a2 、固定金具2b、交流電源4という
配線ルートで印加され、フィラメント1b1 、1b2
 についても同様の配線ルートで印加される。
【0018】以上述べたように、フィラメントを固定す
る固定金具の片側を共通としたことにより、ガラス3内
部の構造を簡略化することができる。さらに、交流電源
4および各フィラメント間の電気配線パターンをより簡
素化させることができる。また図5に示すように、固定
金具2a、2bを一方の側に集めることにより、固定金
具2a、2b、および表示用セグメント5の駆動端子の
配線幅を狭くすることができるので、これらの駆動電源
と接続するためのターミナルを小型化することができる
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、第
1のフィラメントで発生する電磁場が働く作用方向と、
第2のフィラメントで発生する電磁場が働く作用方向と
は逆方向となっているので、隣接した第1および第2の
フィラメントで発生する電磁場をそれぞれ互いに打ち消
し合うことになる。故に、第1および第2のフィラメン
トより放射される電磁波は抑えられ、これに起因する電
気ノイズを抑えることができ、電子機器、例えば装置の
電子回路、もしくは他の電子装置に対する誤作動を防止
することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を表すブロック図
である。
【図2】上記一実施例における表示部の第1実施例を表
す構成図である。
【図3】上記一実施例における電気ノイズ対策の作動原
理を説明するための説明図である。
【図4】上記一実施例における電気ノイズ対策の作動原
理を説明するための説明図である。
【図5】上記一実施例における表示部の第2実施例を表
す構成図である。
【図6】従来例における表示部を表す構成図である。
【符号の説明】
1a、1b  フィラメント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  隣接した第1および第2のフィラメン
    トに電圧を印加することにより、前記第1および第2の
    フィラメントから熱電子を放射させ、この熱電子によっ
    てセグメント上の蛍光体を発光させる蛍光表示装置にお
    いて、前記第1のフィラメントに流れる電流の方向と、
    前記第2のフィラメントに流れる電流の方向とは、逆極
    性であることを特徴とする蛍光表示装置。
JP40512790A 1990-12-21 1990-12-21 蛍光表示装置 Withdrawn JPH04220690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269243A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Denso Corp 蛍光表示管
WO2014097955A1 (ja) * 2012-12-20 2014-06-26 日本精機株式会社 蛍光表示管の駆動装置及び駆動方法

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