JPH04220128A - 熱交換器用フィンの製造方法 - Google Patents
熱交換器用フィンの製造方法Info
- Publication number
- JPH04220128A JPH04220128A JP41346090A JP41346090A JPH04220128A JP H04220128 A JPH04220128 A JP H04220128A JP 41346090 A JP41346090 A JP 41346090A JP 41346090 A JP41346090 A JP 41346090A JP H04220128 A JPH04220128 A JP H04220128A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- wave
- boundary
- honeycomb
- breaks
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 3
- 101100008046 Caenorhabditis elegans cut-2 gene Proteins 0.000 description 5
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 101100008047 Caenorhabditis elegans cut-3 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として積層型熱交換
器の内面又は外面に介装されるハニカム型熱交換器用フ
ィンの製造方法に関する。
器の内面又は外面に介装されるハニカム型熱交換器用フ
ィンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器のインナーフィンとして用いら
れるハニカム構造のフィンを製作するには細幅の帯状の
金属板を適宜形状に形成し、その縁部を接合することに
より行なわざるを得なかった。そのため、フィン製作工
数が多くなり、コスト高となる欠点があった。又、帯状
の金属板を絞り加工により、ハニカム構造のフィンを形
成しようとすると、亀裂を生じると共に、捩が発生し、
精度のよいフィンを製作することができなかった。その
ような精度の悪いフィンは積層型熱交換器の内部におい
て隙間ができたり、ろう付け不良が生じたりする虞れが
ある。
れるハニカム構造のフィンを製作するには細幅の帯状の
金属板を適宜形状に形成し、その縁部を接合することに
より行なわざるを得なかった。そのため、フィン製作工
数が多くなり、コスト高となる欠点があった。又、帯状
の金属板を絞り加工により、ハニカム構造のフィンを形
成しようとすると、亀裂を生じると共に、捩が発生し、
精度のよいフィンを製作することができなかった。その
ような精度の悪いフィンは積層型熱交換器の内部におい
て隙間ができたり、ろう付け不良が生じたりする虞れが
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は正確な
ハニカム構造のフィンを一つの帯状金属板から塑性変形
により形成できる製造方法を提供することを目的とし、
その目的達成のために次の手段をとる。本発明のフィン
の製造方法は、帯状金属板1を塑性変形することにより
、縦断面台形波で且つその波の稜線の両縁部及び谷部の
両縁部が平面三角波状となる平面ハニカム構造のものを
対象とする。そして、その帯状金属板1に互いの離間距
離よりも長い同一の多数の切れ目2を互いに平行で且つ
千鳥状に形成する切れ目成形行程を設ける。次いで、切
れ目2が波の隣接する斜面の折れ曲がり境界4及び隣接
する前記ハニカムの境5になるように塑性変形を行った
ことを特徴とする。
ハニカム構造のフィンを一つの帯状金属板から塑性変形
により形成できる製造方法を提供することを目的とし、
その目的達成のために次の手段をとる。本発明のフィン
の製造方法は、帯状金属板1を塑性変形することにより
、縦断面台形波で且つその波の稜線の両縁部及び谷部の
両縁部が平面三角波状となる平面ハニカム構造のものを
対象とする。そして、その帯状金属板1に互いの離間距
離よりも長い同一の多数の切れ目2を互いに平行で且つ
千鳥状に形成する切れ目成形行程を設ける。次いで、切
れ目2が波の隣接する斜面の折れ曲がり境界4及び隣接
する前記ハニカムの境5になるように塑性変形を行った
ことを特徴とする。
【0004】
【作用】従って、本発明の製造方法によれば、特に塑性
変形において材料に大きな変形が生じる斜面3の折れ曲
がり境界4部に切れ目2を設けたから、無理なく塑性変
形が可能となり、フィンを精度よく成形することが可能
となる。それにより、積層型熱交換器等において精度よ
くフィンを他の伝熱部品と接合できると共に、ろう付け
不良をなくし、熱交換性能のよいフィンとなる。
変形において材料に大きな変形が生じる斜面3の折れ曲
がり境界4部に切れ目2を設けたから、無理なく塑性変
形が可能となり、フィンを精度よく成形することが可能
となる。それにより、積層型熱交換器等において精度よ
くフィンを他の伝熱部品と接合できると共に、ろう付け
不良をなくし、熱交換性能のよいフィンとなる。
【0005】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の実施例につき
説明する。第1図は本発明のフィンを製造する第1行程
の説明図、第2図は同第2行程の斜視図、第3図は本考
案のフィンの側面図である。
説明する。第1図は本発明のフィンを製造する第1行程
の説明図、第2図は同第2行程の斜視図、第3図は本考
案のフィンの側面図である。
【0006】この実施例のにより製造されたフィン10
は一例として、第3図に示す如く、一対のプレート11
,11間に介装されるものであり、このフィン10には
紙面の表面方向から裏面方向あるいはその逆方向に被冷
却用オイル等の熱交換媒体が蛇行して流通する。そして
、プレート11の外面側に冷却水等が流通し、両流通体
間に熱交換が行われるものである。このようなフィン1
0を成形するには、先ず第1図に示す如く連続する平ら
な帯状金属板1に多数の切れ目2をプレス機械等により
千鳥状に形成する。この切れ目2の開口は偏平な六角形
状に形成されている。そして、帯状金属板1の長手方向
に平行に互いに離間し、且つ互いの離間距離が切れ目2
の長さよりも短くなるように形成される。又、帯状金属
板1の幅方向に隣合う2列の切れ目は互いに半ピッチ長
手方向へ位相がずれて配置される。このような切れ目2
を成形する第1行程においては帯状金属板1は平坦な状
態である。
は一例として、第3図に示す如く、一対のプレート11
,11間に介装されるものであり、このフィン10には
紙面の表面方向から裏面方向あるいはその逆方向に被冷
却用オイル等の熱交換媒体が蛇行して流通する。そして
、プレート11の外面側に冷却水等が流通し、両流通体
間に熱交換が行われるものである。このようなフィン1
0を成形するには、先ず第1図に示す如く連続する平ら
な帯状金属板1に多数の切れ目2をプレス機械等により
千鳥状に形成する。この切れ目2の開口は偏平な六角形
状に形成されている。そして、帯状金属板1の長手方向
に平行に互いに離間し、且つ互いの離間距離が切れ目2
の長さよりも短くなるように形成される。又、帯状金属
板1の幅方向に隣合う2列の切れ目は互いに半ピッチ長
手方向へ位相がずれて配置される。このような切れ目2
を成形する第1行程においては帯状金属板1は平坦な状
態である。
【0007】次に、多数の切れ目2が形成された帯状金
属板1をプレス機械により塑性変形し、長手方向に平行
な縦断面が台形状のフィンを成形する。このフィンは波
の稜線を形成する平坦面6の両縁部及び波の谷部を形成
する平坦面7の両縁部が平面三角波状に形成される。従
って、夫々の波の斜面3は幅方向につづら折り状に形成
される。そして、隣接する斜面3の折れ曲がり境界4お
よび各ハニカムの境5が夫々第1図における切れ目2と
一致するように塑性変形が行われる。なお、フィン10
の波の高さ即ち振幅並びに波のピッチは各種目的の熱交
換器に応じた値に設定される。
属板1をプレス機械により塑性変形し、長手方向に平行
な縦断面が台形状のフィンを成形する。このフィンは波
の稜線を形成する平坦面6の両縁部及び波の谷部を形成
する平坦面7の両縁部が平面三角波状に形成される。従
って、夫々の波の斜面3は幅方向につづら折り状に形成
される。そして、隣接する斜面3の折れ曲がり境界4お
よび各ハニカムの境5が夫々第1図における切れ目2と
一致するように塑性変形が行われる。なお、フィン10
の波の高さ即ち振幅並びに波のピッチは各種目的の熱交
換器に応じた値に設定される。
【0008】
【発明の効果】本発明のフィンの製造方法は、切れ目2
が波の斜面の折り曲がり境界4及び隣接するハニカムの
境5になるように塑性変形したものであるから、無理な
亀裂等を生じることなく、一板の金属板より円滑に精度
のよいフィンを成形することができる。そのため、台形
波状の平坦面6,7を正確に形成でき、その面を他の熱
交換器部品と接合して伝熱性のよいフィンとなり得る。 それと共に、剛性が大きく、耐圧性の高い熱交換器用フ
ィンを提供し得る。
が波の斜面の折り曲がり境界4及び隣接するハニカムの
境5になるように塑性変形したものであるから、無理な
亀裂等を生じることなく、一板の金属板より円滑に精度
のよいフィンを成形することができる。そのため、台形
波状の平坦面6,7を正確に形成でき、その面を他の熱
交換器部品と接合して伝熱性のよいフィンとなり得る。 それと共に、剛性が大きく、耐圧性の高い熱交換器用フ
ィンを提供し得る。
【図1】本発明のフィンを製造する第1行程の説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明のフィンを製造する第2行程の斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明のフィンの側面図である。
1 帯状金属板
2 切れ目
3 斜面
4 境界
5 境
6 平坦面
7 平坦面
8 谷折り線
9 山折り線
10 フィン
11 プレート
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状金属板1を塑性変形することによ
り、縦断面台形波で且つその波の稜線の両縁部及び谷部
の両縁部が平面三角波状となるハニカム構造のフィンを
製造する方法において、前記帯状金属板1に互いの離間
距離よりも長い同一の多数の切れ目2を互いに平行で且
つ千鳥状に形成する切目成形行程を設け、次いで、前記
切れ目2が波の斜面3の折れ曲がり境界4及び隣接する
前記ハニカムの境5になるように前記塑性変形の行程を
行ったことを特徴とする熱交換器用フィンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41346090A JPH04220128A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41346090A JPH04220128A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220128A true JPH04220128A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18522095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41346090A Pending JPH04220128A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04220128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017022301A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 日産自動車株式会社 | 金属板とそれを用いた金属製カバー |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP41346090A patent/JPH04220128A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017022301A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 日産自動車株式会社 | 金属板とそれを用いた金属製カバー |
CN107923298A (zh) * | 2015-07-31 | 2018-04-17 | 日产自动车株式会社 | 金属板和使用该金属板的金属制罩 |
JPWO2017022301A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2018-05-24 | 日産自動車株式会社 | 金属板とそれを用いた金属製カバー |
US10399134B2 (en) | 2015-07-31 | 2019-09-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Metal plate and metal cover employing same |
CN107923298B (zh) * | 2015-07-31 | 2021-08-31 | 日产自动车株式会社 | 金属板和使用该金属板的金属制罩 |
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