JPH04217206A - 装飾品用代用品 - Google Patents
装飾品用代用品Info
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- JPH04217206A JPH04217206A JP41798190A JP41798190A JPH04217206A JP H04217206 A JPH04217206 A JP H04217206A JP 41798190 A JP41798190 A JP 41798190A JP 41798190 A JP41798190 A JP 41798190A JP H04217206 A JPH04217206 A JP H04217206A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は装飾品に施される干渉被
膜に関する。
膜に関する。
【0002】
【従来の技術】金、銀等の貴金属類、或はグイヤモンド
、サファイヤ等の宝石類などは、光を反射することによ
り、それらを用いた装飾品に美観を付与するものである
。即ち、貴金属類は、高反射物質であって、その表面で
金色、銀色等の特定色の光を強く反射する。また、宝石
類は、高屈折物質であり、表面での高反射に加えて、光
の内部屈折による多色反射が発生し、光の入射角度(鑑
賞角度)によって色調が変化することにも特徴があり、
その色調変化が所謂キラメキを感じさせ、装飾効果が大
となる。
、サファイヤ等の宝石類などは、光を反射することによ
り、それらを用いた装飾品に美観を付与するものである
。即ち、貴金属類は、高反射物質であって、その表面で
金色、銀色等の特定色の光を強く反射する。また、宝石
類は、高屈折物質であり、表面での高反射に加えて、光
の内部屈折による多色反射が発生し、光の入射角度(鑑
賞角度)によって色調が変化することにも特徴があり、
その色調変化が所謂キラメキを感じさせ、装飾効果が大
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、貴金属類及び
宝石類は高価であり、これを用いた装飾品の価格を増大
させる。そこで従来より、金属色の被膜を施し、樹脂ま
たはガラス等からなる基板に金属製の薄膜を形成して反
射率を高め、宝石類の代用品とし、装飾品の価格を下げ
る方法等が取られていた。ところが、このような代用品
では、観賞角度の変化に応じたキラメキの一つである色
調の変化を得ることができず、装飾効果が著しく低いと
いう問題があった。
宝石類は高価であり、これを用いた装飾品の価格を増大
させる。そこで従来より、金属色の被膜を施し、樹脂ま
たはガラス等からなる基板に金属製の薄膜を形成して反
射率を高め、宝石類の代用品とし、装飾品の価格を下げ
る方法等が取られていた。ところが、このような代用品
では、観賞角度の変化に応じたキラメキの一つである色
調の変化を得ることができず、装飾効果が著しく低いと
いう問題があった。
【0004】本発明等は、このような従来技術に伴う問
題点を解決すべく鋭意、研究検討した結果、特定の関係
を有する2種の材料からなる薄膜を特定の膜厚で積層す
ることにより、観賞角度及び光の入射角度に応じて反射
色がシャープに変化する鮮色分離反射膜を基板上に形成
し、装飾効果に優れ且つ安価な装飾品用代用品を製造で
きるとの知見を得、本発明を完成した。
題点を解決すべく鋭意、研究検討した結果、特定の関係
を有する2種の材料からなる薄膜を特定の膜厚で積層す
ることにより、観賞角度及び光の入射角度に応じて反射
色がシャープに変化する鮮色分離反射膜を基板上に形成
し、装飾効果に優れ且つ安価な装飾品用代用品を製造で
きるとの知見を得、本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鮮色分離反
射膜は、可視域にあって各々波長の異なる光線を膜面に
対して垂直方向及び膜面の法綿に対して少なくとも45
度方向で色分離する膜構成が設定され、且つ、一方の薄
膜が低屈折率NLの材料で形成され、他方の薄膜が高屈
折率NHの材料で形成され、更に、これら薄膜を形成す
る材料の低屈折率NLと高屈折率NHは式数2を満たす
各層の光学的膜厚がλ/4であることを特徴とする。
射膜は、可視域にあって各々波長の異なる光線を膜面に
対して垂直方向及び膜面の法綿に対して少なくとも45
度方向で色分離する膜構成が設定され、且つ、一方の薄
膜が低屈折率NLの材料で形成され、他方の薄膜が高屈
折率NHの材料で形成され、更に、これら薄膜を形成す
る材料の低屈折率NLと高屈折率NHは式数2を満たす
各層の光学的膜厚がλ/4であることを特徴とする。
【0006】
【数2】
【0007】このような構成を有する鮮色分離反射膜は
、積層される2種の薄膜を上記膜厚に設定すると共に、
上記式数2の条件を満たす材料で形成したため、観賞角
度及び光の入射角度の変化に応じて反射色がシャープに
変化する。
、積層される2種の薄膜を上記膜厚に設定すると共に、
上記式数2の条件を満たす材料で形成したため、観賞角
度及び光の入射角度の変化に応じて反射色がシャープに
変化する。
【0008】以下、本発明に係る鮮色分離反射膜をさら
に具体的に説明する。本発明に係る鮮色分離反射膜は、
基板の表面に各々異なる材料からなる2種の薄膜を交互
に積層して形成される交互多層反射膜である。そして、
各々の薄膜は、可視域にありかつ各々波長の異なる光線
を、膜面に対して垂直方向及び膜面の法線に対して少な
くとも45度方向で色分離する膜構成が設定される。具
体的には、膜面に垂直な方向へ選択的に特定波長の光を
高反射率で反射するには、膜厚を高反射率で反射される
光の波長λの1/4の値と一致するように設定する。ま
たこの薄膜の膜厚は、膜面の法線に対して45度方向に
高反射率で反射される光が可視域にあるように設定され
ていればより効果が生かされる。
に具体的に説明する。本発明に係る鮮色分離反射膜は、
基板の表面に各々異なる材料からなる2種の薄膜を交互
に積層して形成される交互多層反射膜である。そして、
各々の薄膜は、可視域にありかつ各々波長の異なる光線
を、膜面に対して垂直方向及び膜面の法線に対して少な
くとも45度方向で色分離する膜構成が設定される。具
体的には、膜面に垂直な方向へ選択的に特定波長の光を
高反射率で反射するには、膜厚を高反射率で反射される
光の波長λの1/4の値と一致するように設定する。ま
たこの薄膜の膜厚は、膜面の法線に対して45度方向に
高反射率で反射される光が可視域にあるように設定され
ていればより効果が生かされる。
【0009】本発明に係る鮮色分離反射膜は、薄膜の膜
厚をこのような値に設定することにより、膜面に対して
垂直方向及び膜面の法線に対して少なくとも45度方向
において、垂直方向における色調とは異なった色調の反
射色が表れる。
厚をこのような値に設定することにより、膜面に対して
垂直方向及び膜面の法線に対して少なくとも45度方向
において、垂直方向における色調とは異なった色調の反
射色が表れる。
【0010】また本発明に係る鮮色分離反射膜では、膜
面に対する観賞角度及び光の入射角度の変化、即ち反射
光の変化に応じて反射光の色がシャープに変化するよう
にするため、薄膜の材料は、一方の材料が低屈折率NL
、他方の材料が高屈折率NHを有し、これら屈折率NL
、NHが上記式数2を満たす様に選択される。
面に対する観賞角度及び光の入射角度の変化、即ち反射
光の変化に応じて反射光の色がシャープに変化するよう
にするため、薄膜の材料は、一方の材料が低屈折率NL
、他方の材料が高屈折率NHを有し、これら屈折率NL
、NHが上記式数2を満たす様に選択される。
【0011】本発明では、少なくとも45度方向では色
を垂直入射とは明瞭に異なる色調とするために、2つの
分光特性がその反射率の半値以下で重なるように分離さ
せる必要がある。分光特性の移動量は、NL/NHでは
なくて入射角によって決定されるものであり、従って反
射光の帯域幅を狭くしていけば色分離が明確になってい
く。図1、図2の(a)〜(f)は、高屈折率NHの材
料を固定し、低屈折率NLの材料を変化させた場合の交
互多層反射膜の反射特性を示すグラフであり、(a)は
、NL/NHが1に最も近い組み合わせであり、(a)
から(f)に向かってNL/NHは1から小さくなつて
いく。(a)から(f)にいくに従って、すなわちNL
が小さくなつていくほど反射帯の幅が広くなり、反射光
の方向による色調変化が鈍くなる傾向がある。本発明で
は、NL/NHの下限を図2(d)に示すように、高反
射率ピーク(40%)の半分の値(20%)に基準線(
図中、直線aで示す)を引いたときに、垂直方向に反射
される光の帯域と、45度方向に反射される光の帯域と
が、この基準線aより上で重なりがなく分離する(半値
分離となる)値に設定した。本発明では、上記式数2に
おいて、NL/NHの上限は1に設定される。
を垂直入射とは明瞭に異なる色調とするために、2つの
分光特性がその反射率の半値以下で重なるように分離さ
せる必要がある。分光特性の移動量は、NL/NHでは
なくて入射角によって決定されるものであり、従って反
射光の帯域幅を狭くしていけば色分離が明確になってい
く。図1、図2の(a)〜(f)は、高屈折率NHの材
料を固定し、低屈折率NLの材料を変化させた場合の交
互多層反射膜の反射特性を示すグラフであり、(a)は
、NL/NHが1に最も近い組み合わせであり、(a)
から(f)に向かってNL/NHは1から小さくなつて
いく。(a)から(f)にいくに従って、すなわちNL
が小さくなつていくほど反射帯の幅が広くなり、反射光
の方向による色調変化が鈍くなる傾向がある。本発明で
は、NL/NHの下限を図2(d)に示すように、高反
射率ピーク(40%)の半分の値(20%)に基準線(
図中、直線aで示す)を引いたときに、垂直方向に反射
される光の帯域と、45度方向に反射される光の帯域と
が、この基準線aより上で重なりがなく分離する(半値
分離となる)値に設定した。本発明では、上記式数2に
おいて、NL/NHの上限は1に設定される。
【0012】なせならば、反射光の帯域幅(2Δg)は
、式数3で与えられる。
、式数3で与えられる。
【数3】
【0013】式数3から、帯域幅を狭くするためには、
NH−NLを0に、即ちNL/NHを1に近付ければよ
い。
NH−NLを0に、即ちNL/NHを1に近付ければよ
い。
【0014】以下、2つの反射光の帯域を半値分離とす
るための、NL/NHの下限設定に付き説明する。2つ
の反射光の帯域が半値分離となった場合の2種の薄膜が
有する屈折率を各々NH(大)、NLmin(小)とし
、(NH−NLmin)を許容NL範囲とする。ここで
、許容NL範囲を設定することにより、任意の屈折率N
H(大)に対するNL/NHの下限が決定できる。 (NH−NLmin)は、反射膜の反射率Rによって変
化する値であり、その関係は、実験値により導き出すこ
とができる。
るための、NL/NHの下限設定に付き説明する。2つ
の反射光の帯域が半値分離となった場合の2種の薄膜が
有する屈折率を各々NH(大)、NLmin(小)とし
、(NH−NLmin)を許容NL範囲とする。ここで
、許容NL範囲を設定することにより、任意の屈折率N
H(大)に対するNL/NHの下限が決定できる。 (NH−NLmin)は、反射膜の反射率Rによって変
化する値であり、その関係は、実験値により導き出すこ
とができる。
【0015】例えば、反射率が40%の場合と、80%
の場合につき、(NH−NLmin)を測定した実験値
から図3のグラフに示すような2次曲線となった屈折率
NH(大)に対するNL/NHの関係を表す検量線を得
ることができる。
の場合につき、(NH−NLmin)を測定した実験値
から図3のグラフに示すような2次曲線となった屈折率
NH(大)に対するNL/NHの関係を表す検量線を得
ることができる。
【0016】
【数4】
【0017】このように、反射率40%、80%のいず
れにおいても、NLminはNHの2次曲線で表すこと
ができる。更に他の反射率RにおけるNLminも、同
様にしてNHの2次曲線で表すことができ、これら式数
4などからNLminを以下の式数5で表されることが
わかった。
れにおいても、NLminはNHの2次曲線で表すこと
ができる。更に他の反射率RにおけるNLminも、同
様にしてNHの2次曲線で表すことができ、これら式数
4などからNLminを以下の式数5で表されることが
わかった。
【0018】
【数5】
【0019】以上の結果から、NL/NHの下限である
ところのNLmin/NHは、式数1で示されたように
なる。
ところのNLmin/NHは、式数1で示されたように
なる。
【0020】本発明に係る鮮色分離反射膜は、このよう
に膜厚及び屈折率を設定された各々2種の材料からなる
薄膜の交互多層反射膜であり、この条件を満たす組併せ
で用いる以上、特に薄膜の材料は限定されない。このよ
うな条件を満たす薄膜材料の組み合わせとしては、具体
的には、MgF2(NL)−SiO2(NH)等を例示
できる。
に膜厚及び屈折率を設定された各々2種の材料からなる
薄膜の交互多層反射膜であり、この条件を満たす組併せ
で用いる以上、特に薄膜の材料は限定されない。このよ
うな条件を満たす薄膜材料の組み合わせとしては、具体
的には、MgF2(NL)−SiO2(NH)等を例示
できる。
【0021】また、薄膜の積層枚数も任意である他、膜
が形成できるものであれば何でもよく、機材あるいは基
板材料も限定はなく、透明樹脂、ガラス、金属等を用い
ることが可能である。
が形成できるものであれば何でもよく、機材あるいは基
板材料も限定はなく、透明樹脂、ガラス、金属等を用い
ることが可能である。
【0022】更に、本発明では、鮮色分離模を複数積層
して、高波長側反射分離と、低波長側反射分離とを同時
に行えるようにしてもよい。
して、高波長側反射分離と、低波長側反射分離とを同時
に行えるようにしてもよい。
【0023】以下、実施例により、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0024】
【実施例】(実施例1)
ガラス(BK7、屈折率:1.522)上に、幾何学的
膜厚88.6nmのMgF2(屈折率:1.382)薄
膜と、幾何学的膜厚83.3nmのSiO2(屈折率:
1.471)とを真空蒸着することによって、交互に1
8層積層し、反射率が40%の鮮色分離反射膜を形成し
た。得られた鮮色分離反射膜の膜面に大して垂直方向及
び膜面法線に対して45度方向の反射特性を表すグラフ
を図4に示す。尚、実施例1における反射特性は、図中
(a),(b)で示される。
膜厚88.6nmのMgF2(屈折率:1.382)薄
膜と、幾何学的膜厚83.3nmのSiO2(屈折率:
1.471)とを真空蒸着することによって、交互に1
8層積層し、反射率が40%の鮮色分離反射膜を形成し
た。得られた鮮色分離反射膜の膜面に大して垂直方向及
び膜面法線に対して45度方向の反射特性を表すグラフ
を図4に示す。尚、実施例1における反射特性は、図中
(a),(b)で示される。
【0025】(実施例2)
ガラス(BK7、屈折率:1.514)上に、幾何学的
膜厚118.3nmのMgF2(屈折率:1.374)
薄膜と、幾何学的膜厚111.5nmのSiO2(屈折
率:1.458)とを実施例1と同様にして交互に18
層積層し、反射率が40%の鮮色分離反射膜を形成した
。得られた鮮色分離反射膜の膜面に対して垂直及び45
度方向の反射特性を表すグラフを図4に示す。尚、実施
例2における反射特性は、図中(c),(d)で示され
る。また、膜面と垂直方向、膜面の法線に対して15度
方向、30度方向、45度方向及び60度方向の反射特
性を表すグラフを図5に示す。
膜厚118.3nmのMgF2(屈折率:1.374)
薄膜と、幾何学的膜厚111.5nmのSiO2(屈折
率:1.458)とを実施例1と同様にして交互に18
層積層し、反射率が40%の鮮色分離反射膜を形成した
。得られた鮮色分離反射膜の膜面に対して垂直及び45
度方向の反射特性を表すグラフを図4に示す。尚、実施
例2における反射特性は、図中(c),(d)で示され
る。また、膜面と垂直方向、膜面の法線に対して15度
方向、30度方向、45度方向及び60度方向の反射特
性を表すグラフを図5に示す。
【0026】(実施例3)
ガラス(BK7、屈折率:1.522)上に、幾何学的
膜厚88.6nmのMgF2(屈折率:1.382)薄
膜と、幾何学的膜厚83.3nmのSiO2(屈折率:
1.471)とを実施例1と同様にして交互に42層積
層し、反射率が80%の鮮色分離反射膜を形成した。得
られた鮮色分離反射膜の膜面に対して垂直及び膜面の法
線に対して45度方向の反射特性を表すグラフを図6に
示す。尚、実施例2における反射特性は、図中(a),
(b)で示される。
膜厚88.6nmのMgF2(屈折率:1.382)薄
膜と、幾何学的膜厚83.3nmのSiO2(屈折率:
1.471)とを実施例1と同様にして交互に42層積
層し、反射率が80%の鮮色分離反射膜を形成した。得
られた鮮色分離反射膜の膜面に対して垂直及び膜面の法
線に対して45度方向の反射特性を表すグラフを図6に
示す。尚、実施例2における反射特性は、図中(a),
(b)で示される。
【0027】(実施例4)
ガラス(BK7、屈折率:1.514)上に、幾何学的
膜厚118.3nmのMgF2(屈折率:1.374)
薄模と、幾何学的膜厚111.5nmのSiO2(屈折
率:1.458)とを実施例1と同様にして交互に42
層積層し、反射率が80%の鮮色分離反射膜を形成した
。得られた鮮色分離反射膜の膜面と垂直方向及び膜面の
法線に対して45度方向の反射特性を表すグラフを図6
に示す。尚、実施例4における反射特性は、図中(c)
,(d)で示される。
膜厚118.3nmのMgF2(屈折率:1.374)
薄模と、幾何学的膜厚111.5nmのSiO2(屈折
率:1.458)とを実施例1と同様にして交互に42
層積層し、反射率が80%の鮮色分離反射膜を形成した
。得られた鮮色分離反射膜の膜面と垂直方向及び膜面の
法線に対して45度方向の反射特性を表すグラフを図6
に示す。尚、実施例4における反射特性は、図中(c)
,(d)で示される。
【0028】(実施例5〜12)
ガラス基板として、各々BaF8(屈折率:1.620
)、LaF2(屈折率:1.739)、BaF8(屈折
率:1.633)、LaF2(屈折率:1.755)、
SiO2(屈折率:1.457)、SFS1(屈折率:
1.911)、SiO2(屈折率:1.463)、SF
S1(屈折率:1.953)、を用いた以外は、実施例
1と同様にして鮮色分離反射膜を形成した。 各々2例1組づつの反射特性を表すグラフを図7(a)
〜(d)に示す。
)、LaF2(屈折率:1.739)、BaF8(屈折
率:1.633)、LaF2(屈折率:1.755)、
SiO2(屈折率:1.457)、SFS1(屈折率:
1.911)、SiO2(屈折率:1.463)、SF
S1(屈折率:1.953)、を用いた以外は、実施例
1と同様にして鮮色分離反射膜を形成した。 各々2例1組づつの反射特性を表すグラフを図7(a)
〜(d)に示す。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る鮮色分離膜によれば、積層
される2種の薄膜を上記膜厚に設定すると共に、上記式
数1の条件を満たす材料に設定することにより、安価な
材料で、観賞角度及び光の入射角度の変化に応じて反射
色がシャープに変化する鮮色分離膜を得ることができる
ため、安価且つ装飾効果に優れた宝石あるいは、貴金属
代用品を提供することができる。
される2種の薄膜を上記膜厚に設定すると共に、上記式
数1の条件を満たす材料に設定することにより、安価な
材料で、観賞角度及び光の入射角度の変化に応じて反射
色がシャープに変化する鮮色分離膜を得ることができる
ため、安価且つ装飾効果に優れた宝石あるいは、貴金属
代用品を提供することができる。
【図1】高屈折率のNHの材料を固定し、低屈折率NL
を変更した場合の反射特性を示すグラフである。
を変更した場合の反射特性を示すグラフである。
【図2】高屈折率のNHの材料を固定し、低屈折率NL
を変更した場合の反射特性を示すグラフである。
を変更した場合の反射特性を示すグラフである。
【図3】高屈折率NHと許容NL範囲(NH−NLmi
n)の関係を示すグラフである。
n)の関係を示すグラフである。
【図4】実施例において測定した反射特性を示すグラフ
である。
である。
【図5】実施例において測定した反射特性を示すグラフ
である。
である。
【図6】実施例において測定した反射特性を示すグラフ
である。
である。
【図7】実施例において測定した反射特性を示すグラフ
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 可視域にあって各々波長の異なる光線
を膜面に対して垂直方向及び膜面の法線に対して少なく
とも45度方向で色分離する膜構成が設定され、且つ、
一方の薄膜が低屈折率NLの材料で形成され、他方の薄
膜が高屈折率NHの材料で形成され、更に、これら薄膜
を形成する材料の低屈折率NLと高屈折率NHは式数1
を満たす各層の光学的膜厚がλ/4であること、を特徴
とする鮮色分離反射膜。 【数1】 - 【請求項2】 前記鮮色分離反射膜は基板に各々異な
る材料からなる2種の薄膜を交互に積層して形成される
交互多層反射膜であることを特徴とする請求項1記載の
鮮色分離反射膜。 - 【請求頂3】 上記低屈折率NLを有する材料がMg
F2であり、上記高屈折率NHを有する材料がSiO2
であることを特徴とする請求項1記載の鮮色分離反射膜
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417981A JP2782559B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 装飾品用代用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417981A JP2782559B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 装飾品用代用品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04217206A true JPH04217206A (ja) | 1992-08-07 |
JP2782559B2 JP2782559B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=18525964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2417981A Expired - Lifetime JP2782559B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 装飾品用代用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2782559B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198935A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Koshin Kogaku:Kk | 多層膜フィルタの波長シフト温度係数の選定方法及び波長シフト温度係数が略ゼロの多層膜フィルタ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831307A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-24 | Tokyo Optical Co Ltd | 干渉フイルタ− |
JPH0263004A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Fujitsu Ltd | 光波長フィルタ装置 |
JPH0296110A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-04-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 色彩調整装置 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP2417981A patent/JP2782559B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831307A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-24 | Tokyo Optical Co Ltd | 干渉フイルタ− |
JPH0296110A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-04-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 色彩調整装置 |
JPH0263004A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Fujitsu Ltd | 光波長フィルタ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198935A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Koshin Kogaku:Kk | 多層膜フィルタの波長シフト温度係数の選定方法及び波長シフト温度係数が略ゼロの多層膜フィルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2782559B2 (ja) | 1998-08-06 |
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