JPH04216746A - Frpロッドを用いたプレキャスト部材 - Google Patents
Frpロッドを用いたプレキャスト部材Info
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- JPH04216746A JPH04216746A JP41126590A JP41126590A JPH04216746A JP H04216746 A JPH04216746 A JP H04216746A JP 41126590 A JP41126590 A JP 41126590A JP 41126590 A JP41126590 A JP 41126590A JP H04216746 A JPH04216746 A JP H04216746A
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Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、FRPロッドを用い
たプレキャスト部材に関するものである。
たプレキャスト部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、話題となっているFRPロッドを
引張補強部材とするコンクリ−ト部材において、RC及
びPC構造の主筋及び、緊張材としてこれらのFRPロ
ッドを用いることができることは、実験的に確認され、
すでに橋梁の桁及び、床板、建築構造物等に利用された
例もある。このFRPロッドは、PC鋼材に比して高強
度で、しかも耐腐食性は大きいが、問題点としては、P
C鋼材に比較して破断時の伸びが小さく、かつ、降伏点
がないということである。即ち、図9の特性図表に例示
したように、PC鋼材に比して引張強度は約17%高い
が、破断時の伸びは、アラミド及び、ガラス繊維FRP
ロッドで、2.5〜4%程度で、炭素繊維FRPロッド
では1〜1.5%程度であり、かなり小さい。また、降
伏点がないために、破断の前兆はなく、突然に切断して
しまう。
引張補強部材とするコンクリ−ト部材において、RC及
びPC構造の主筋及び、緊張材としてこれらのFRPロ
ッドを用いることができることは、実験的に確認され、
すでに橋梁の桁及び、床板、建築構造物等に利用された
例もある。このFRPロッドは、PC鋼材に比して高強
度で、しかも耐腐食性は大きいが、問題点としては、P
C鋼材に比較して破断時の伸びが小さく、かつ、降伏点
がないということである。即ち、図9の特性図表に例示
したように、PC鋼材に比して引張強度は約17%高い
が、破断時の伸びは、アラミド及び、ガラス繊維FRP
ロッドで、2.5〜4%程度で、炭素繊維FRPロッド
では1〜1.5%程度であり、かなり小さい。また、降
伏点がないために、破断の前兆はなく、突然に切断して
しまう。
【0003】従って、かかるFRPロッドをコンクリ−
ト構造の補強部材として設計する場合に、コンクリ−ト
部材が引張によって破断するような、従来の鋼材を用い
る場合と同様の引張破壊型の設計を行うと、コンクリ−
ト部の破断と殆ど同時にFRPロッドも破断してしまい
、このように、コンクリ−ト部材は何の前ぶれもなく突
然破壊することになって、非常に危険である。
ト構造の補強部材として設計する場合に、コンクリ−ト
部材が引張によって破断するような、従来の鋼材を用い
る場合と同様の引張破壊型の設計を行うと、コンクリ−
ト部の破断と殆ど同時にFRPロッドも破断してしまい
、このように、コンクリ−ト部材は何の前ぶれもなく突
然破壊することになって、非常に危険である。
【0004】そこで、このような脆性的な破壊形態を変
更するために、コンクリ−ト部が圧縮破壊する圧縮破壊
型の設計を行うのが有効である。しかし、コンクリ−ト
部の圧縮縁が圧縮破壊する破壊形態は、FRPロッドが
突然切断する引張破壊型に比較すれば、多少はコンクリ
−トのひび割れ等によって破壊の前兆が予知できるとは
いえ、依然として脆性的な破壊であることには変わりは
ない。しかも、特に、炭素繊維やガラス繊維FRPロッ
ドを用いたコンクリ−ト部材においては、部材の圧縮破
壊と同時に、未だ引張強度に達していないFRPロッド
もその衝撃力、剪断力によって切断してしまうことがあ
る。
更するために、コンクリ−ト部が圧縮破壊する圧縮破壊
型の設計を行うのが有効である。しかし、コンクリ−ト
部の圧縮縁が圧縮破壊する破壊形態は、FRPロッドが
突然切断する引張破壊型に比較すれば、多少はコンクリ
−トのひび割れ等によって破壊の前兆が予知できるとは
いえ、依然として脆性的な破壊であることには変わりは
ない。しかも、特に、炭素繊維やガラス繊維FRPロッ
ドを用いたコンクリ−ト部材においては、部材の圧縮破
壊と同時に、未だ引張強度に達していないFRPロッド
もその衝撃力、剪断力によって切断してしまうことがあ
る。
【0005】このように危険な問題のある圧縮破壊形態
を避けるためには、何らかの方法によってコンクリ−ト
部の圧縮靭性を改善してコンクリ−ト部材の圧縮破壊が
一度に進行しないようにするか、或いは、破壊の前兆が
撓みの急増等で捉えられるようにするか、又は、破壊し
ても圧縮側コンクリ−ト部は分断されずにつながってい
るようにする等の方策が必要である。
を避けるためには、何らかの方法によってコンクリ−ト
部の圧縮靭性を改善してコンクリ−ト部材の圧縮破壊が
一度に進行しないようにするか、或いは、破壊の前兆が
撓みの急増等で捉えられるようにするか、又は、破壊し
ても圧縮側コンクリ−ト部は分断されずにつながってい
るようにする等の方策が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、FRPロ
ッドを補強部材として使用しているRC梁、PC梁の圧
縮破壊におけるコンクリ−ト部の靭性を改善することを
課題とするもので、圧縮側を高靭性コンクリ−ト部材で
補強することによって引張側のFRPロッドの特徴を十
分活かされるように工夫したものである。
ッドを補強部材として使用しているRC梁、PC梁の圧
縮破壊におけるコンクリ−ト部の靭性を改善することを
課題とするもので、圧縮側を高靭性コンクリ−ト部材で
補強することによって引張側のFRPロッドの特徴を十
分活かされるように工夫したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明はFRPロッド2を用いたプレキャストコンク
リ−ト部材において、FRPロッド2は該コンクリ−ト
部材1、5、8の引張側Tに配置し、その圧縮側Cには
高靭性コンクリ−ト部3を設けたことを特徴としている
。
この発明はFRPロッド2を用いたプレキャストコンク
リ−ト部材において、FRPロッド2は該コンクリ−ト
部材1、5、8の引張側Tに配置し、その圧縮側Cには
高靭性コンクリ−ト部3を設けたことを特徴としている
。
【0008】又、上記高靭性コンクリ−ト部3は、ファ
イバ−混入コンクリ−ト4によって構成している。
イバ−混入コンクリ−ト4によって構成している。
【0009】或いは、上記高靭性コンクリ−ト部3は、
らせん筋6、9又は帯状筋によって補強されている。
らせん筋6、9又は帯状筋によって補強されている。
【0010】高靭性コンクリ−ト部は、レジンコンクリ
−ト、ポリマ−セメントコンクリ−トのように樹脂材料
をその全部分に又は、一部に用いたコンクリ−トによっ
て靭性改善を図っている。
−ト、ポリマ−セメントコンクリ−トのように樹脂材料
をその全部分に又は、一部に用いたコンクリ−トによっ
て靭性改善を図っている。
【0011】
【作用】コンクリ−ト部材1、5、8は、その圧縮側C
を高靭性コンクリ−ト部3で補強されているので、この
コンクリ−ト部材1、5、8に加わる荷重の相当部分が
圧縮側Cの高靭性コンクリ−ト部3で負担され、引張側
TのFRPロッド2は、その引張強度に対して余裕のあ
る応力度で使用されてPC鋼材に比して高強度で、しか
も耐腐食性が大きいという特性が活かされている。
を高靭性コンクリ−ト部3で補強されているので、この
コンクリ−ト部材1、5、8に加わる荷重の相当部分が
圧縮側Cの高靭性コンクリ−ト部3で負担され、引張側
TのFRPロッド2は、その引張強度に対して余裕のあ
る応力度で使用されてPC鋼材に比して高強度で、しか
も耐腐食性が大きいという特性が活かされている。
【0012】即ち、破壊の際でも、圧縮側Cの高靭性コ
ンクリ−ト部3は引張側TのFRPロッド2と共同して
高い荷重を分担し、これにより、コンクリ−ト部材1、
5、8は、PC鋼材で補強されているものと同様な高靭
性の破壊形態となり、突然の破断は生ぜず、徐々に耐力
が減少して破壊の前兆がわかるため、危険性はなくなっ
た。
ンクリ−ト部3は引張側TのFRPロッド2と共同して
高い荷重を分担し、これにより、コンクリ−ト部材1、
5、8は、PC鋼材で補強されているものと同様な高靭
性の破壊形態となり、突然の破断は生ぜず、徐々に耐力
が減少して破壊の前兆がわかるため、危険性はなくなっ
た。
【0013】上記高靭性コンクリ−ト部3を、ファイバ
−混入コンクリ−ト4によって構成すれば、十分大きい
圧縮強度が得られると共に、このファイバ−混入コンク
リ−ト4の組成による種々の強度を持つプレキャストコ
ンクリ−ト部材が得られる。
−混入コンクリ−ト4によって構成すれば、十分大きい
圧縮強度が得られると共に、このファイバ−混入コンク
リ−ト4の組成による種々の強度を持つプレキャストコ
ンクリ−ト部材が得られる。
【0014】上記高靭性コンクリ−ト部3を、らせん筋
6、9又は、帯状筋によって補強し、或いは、樹脂材料
を用いた高靭性を有するレジンコンクリ−ト、ポリマ−
セメントコンクリ−トなどを圧縮側Cの上記高靭性コン
クリ−ト部3のみに用いるなどにより、簡単な構造で安
全な形態で使用可能な所望の種々の強度部材に構成でき
る。
6、9又は、帯状筋によって補強し、或いは、樹脂材料
を用いた高靭性を有するレジンコンクリ−ト、ポリマ−
セメントコンクリ−トなどを圧縮側Cの上記高靭性コン
クリ−ト部3のみに用いるなどにより、簡単な構造で安
全な形態で使用可能な所望の種々の強度部材に構成でき
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づき説明す
る。図1はこの発明のFRPロッドを用いたプレキャス
トコンクリ−ト部材の第1実施例の縦断側面図である。 このコンクリ−ト部材1は、同図の下部側が引張側Tで
、上部側は圧縮側Cとなるように、例えば、下部側の左
右部が支持されていて、上部側に上方から荷重が負荷さ
れる。引張側Tに複数本のFRPロッド2をコンクリ−
ト部材1内に配置し、圧縮側Cには、高靭性コンクリ−
ト部3を形成している。このコンクリ−ト部材1に加わ
る荷重は圧縮側Cの高靭性コンクリ−ト部3と引張側T
のFRPロッド2で負担され、FRPロッド2はその引
張強度に対して余裕のある応力度で使用される。一般の
コンクリ−ト部材において、その部材の曲げ破壊が圧縮
側コンクリ−トの圧壊で破壊するような圧縮型破壊とし
て設計すると、コンクリ−ト部材は圧縮側コンクリ−ト
の瞬間的破壊で壊れるため、極めて脆性的な破壊形態と
なる。しかし、圧縮側に高靭性コンクリ−トを用いるこ
とによってかかる脆性的な破壊の形態を変えることがで
きる。即ち、破壊の際でも、圧縮側Cの高靭性コンクリ
−ト部3は引張側TのFRPロッド2と共同して高い荷
重を分担し、圧縮側Cの高靭性コンクリ−トは破壊時に
おいても靭性が高いためにコンクリ−ト部材としても一
層、靭性が高くなる。これにより、このコンクリ−ト部
材1は、PC鋼材で補強されているものと同様な高靭性
の破壊形態となるのである。
る。図1はこの発明のFRPロッドを用いたプレキャス
トコンクリ−ト部材の第1実施例の縦断側面図である。 このコンクリ−ト部材1は、同図の下部側が引張側Tで
、上部側は圧縮側Cとなるように、例えば、下部側の左
右部が支持されていて、上部側に上方から荷重が負荷さ
れる。引張側Tに複数本のFRPロッド2をコンクリ−
ト部材1内に配置し、圧縮側Cには、高靭性コンクリ−
ト部3を形成している。このコンクリ−ト部材1に加わ
る荷重は圧縮側Cの高靭性コンクリ−ト部3と引張側T
のFRPロッド2で負担され、FRPロッド2はその引
張強度に対して余裕のある応力度で使用される。一般の
コンクリ−ト部材において、その部材の曲げ破壊が圧縮
側コンクリ−トの圧壊で破壊するような圧縮型破壊とし
て設計すると、コンクリ−ト部材は圧縮側コンクリ−ト
の瞬間的破壊で壊れるため、極めて脆性的な破壊形態と
なる。しかし、圧縮側に高靭性コンクリ−トを用いるこ
とによってかかる脆性的な破壊の形態を変えることがで
きる。即ち、破壊の際でも、圧縮側Cの高靭性コンクリ
−ト部3は引張側TのFRPロッド2と共同して高い荷
重を分担し、圧縮側Cの高靭性コンクリ−トは破壊時に
おいても靭性が高いためにコンクリ−ト部材としても一
層、靭性が高くなる。これにより、このコンクリ−ト部
材1は、PC鋼材で補強されているものと同様な高靭性
の破壊形態となるのである。
【0016】FRPロッド2としては、炭素繊維、アラ
ミド或いは、ガラス繊維等、耐腐食性が高く、引張強度
の大きいものが、芯材として好適であり、単線、撚り線
のいずれでもよい。高靭性コンクリ−ト部3としては、
図示例のファイバ−混入コンクリ−ト4を用いている。 ファイバ−混入コンクリ−ト4としては、スチ−ルファ
イバ−、ステンレスファイバ−、ビニロンファイバ−、
炭素繊維、アラミド或いは、ガラス繊維等の無機質、或
いは、麻繊維等の有機質など、実用可能な種々のものを
、使用できる。
ミド或いは、ガラス繊維等、耐腐食性が高く、引張強度
の大きいものが、芯材として好適であり、単線、撚り線
のいずれでもよい。高靭性コンクリ−ト部3としては、
図示例のファイバ−混入コンクリ−ト4を用いている。 ファイバ−混入コンクリ−ト4としては、スチ−ルファ
イバ−、ステンレスファイバ−、ビニロンファイバ−、
炭素繊維、アラミド或いは、ガラス繊維等の無機質、或
いは、麻繊維等の有機質など、実用可能な種々のものを
、使用できる。
【0017】次に、この第1実施例のコンクリ−ト部材
1の強度特性の実験結果を説明する。 コンクリ−ト
部材1では、FRPロッド2として外径12.5mmの
炭素FRP撚り線を、図1のように4本配置し、圧縮側
Cは、スチ−ルファイバ−を混入したファイバ−混入コ
ンクリ−ト4としている。比較試料aとして図2に示し
たコンクリ−ト部材Aは、上記と度同じ仕様のFRPロ
ッド2を2本、引張側Tに配置したものであり、図3に
示した今1つの比較試料bとしてのコンクリ−ト部材B
は、外径12.4mmのPC鋼撚り線5を2本、同じく
引張側Tに配置したものである。このように、引張側補
強材の本数を変えた理由は、梁の破壊の形態を引張破壊
型(2本使用)、圧縮破壊型(4本使用)に分けて靭性
の改善結果を検討するためである。強度特性実験は、図
4に示す通り、コンクリ−ト部材1、比較試料a、bの
下部側の左右部が支持されていて、上部側に上方から荷
重を負荷してそれぞれ破断に到るまでの荷重−撓みの実
態を計測している。
1の強度特性の実験結果を説明する。 コンクリ−ト
部材1では、FRPロッド2として外径12.5mmの
炭素FRP撚り線を、図1のように4本配置し、圧縮側
Cは、スチ−ルファイバ−を混入したファイバ−混入コ
ンクリ−ト4としている。比較試料aとして図2に示し
たコンクリ−ト部材Aは、上記と度同じ仕様のFRPロ
ッド2を2本、引張側Tに配置したものであり、図3に
示した今1つの比較試料bとしてのコンクリ−ト部材B
は、外径12.4mmのPC鋼撚り線5を2本、同じく
引張側Tに配置したものである。このように、引張側補
強材の本数を変えた理由は、梁の破壊の形態を引張破壊
型(2本使用)、圧縮破壊型(4本使用)に分けて靭性
の改善結果を検討するためである。強度特性実験は、図
4に示す通り、コンクリ−ト部材1、比較試料a、bの
下部側の左右部が支持されていて、上部側に上方から荷
重を負荷してそれぞれ破断に到るまでの荷重−撓みの実
態を計測している。
【0018】強度特性実験結果は、図5に示す通りであ
って、FRPロッド2が単に引張側Tに配置される比較
試料aでは、点線のように荷重が約13t、撓みは約1
7mmにて降伏点は現れずに突然、破断している。PC
鋼撚り線5を2本、同じく引張側Tに配置している比較
試料bでは、2点鎖線のように荷重が約14t、撓みは
約23mmに達して降伏し、破断している。これらに対
し、第1実施例であるコンクリ−ト部材1は、実線の通
り、荷重は約18tにも達し、撓みは約32mmと十分
に伸びて比較試料a及び、比較試料bのいずれよりも高
い強度と、靭性が得られ、特に、圧縮破壊型の梁である
にもかかわらず、梁の破壊は突然生じることはなく、十
分にたわみを生じながら徐々に耐力が低下する高靭性を
示していて、明瞭な降伏現象を示している。
って、FRPロッド2が単に引張側Tに配置される比較
試料aでは、点線のように荷重が約13t、撓みは約1
7mmにて降伏点は現れずに突然、破断している。PC
鋼撚り線5を2本、同じく引張側Tに配置している比較
試料bでは、2点鎖線のように荷重が約14t、撓みは
約23mmに達して降伏し、破断している。これらに対
し、第1実施例であるコンクリ−ト部材1は、実線の通
り、荷重は約18tにも達し、撓みは約32mmと十分
に伸びて比較試料a及び、比較試料bのいずれよりも高
い強度と、靭性が得られ、特に、圧縮破壊型の梁である
にもかかわらず、梁の破壊は突然生じることはなく、十
分にたわみを生じながら徐々に耐力が低下する高靭性を
示していて、明瞭な降伏現象を示している。
【0019】即ち、このコンクリ−ト部材1では、その
圧縮側Cを高靭性のファイバ−混入コンクリ−ト4で補
強されているので、コンクリ−ト部材1に加わる荷重が
圧縮側Cのファイバ−混入コンクリ−ト4が圧縮される
ことで負担され、引張側TのFRPロッド2は、その引
張強度に対して余裕のある荷重で設計使用されてPC鋼
材に比して高強度であるという特性が活かされると共に
、破壊の際も、圧縮側Cのファイバ−混入コンクリ−ト
4は引張側TのFRPロッド2と共同して高い荷重を分
担し、これにより、コンクリ−ト部材1は、PC鋼材で
補強されているものと同様な高靭性の破壊形態となり、
突然の破断は生ぜず、徐々に耐力が減少して降伏破壊す
ることになったものと考えられる。このように、上記コ
ンクリ−ト部材1は、突然の破断は生ぜず、徐々に耐力
が減少して破壊の前兆がわかるため、使用時での危険性
はなくなった。尚、上記実施例のファイバ−混入コンク
リ−ト4は、これに混入使用する繊維の種類や、その繊
維長さ等を選択することにより、荷重負荷形態に適した
種々の強度を持つプレキャストコンクリ−ト部材1が得
られる。
圧縮側Cを高靭性のファイバ−混入コンクリ−ト4で補
強されているので、コンクリ−ト部材1に加わる荷重が
圧縮側Cのファイバ−混入コンクリ−ト4が圧縮される
ことで負担され、引張側TのFRPロッド2は、その引
張強度に対して余裕のある荷重で設計使用されてPC鋼
材に比して高強度であるという特性が活かされると共に
、破壊の際も、圧縮側Cのファイバ−混入コンクリ−ト
4は引張側TのFRPロッド2と共同して高い荷重を分
担し、これにより、コンクリ−ト部材1は、PC鋼材で
補強されているものと同様な高靭性の破壊形態となり、
突然の破断は生ぜず、徐々に耐力が減少して降伏破壊す
ることになったものと考えられる。このように、上記コ
ンクリ−ト部材1は、突然の破断は生ぜず、徐々に耐力
が減少して破壊の前兆がわかるため、使用時での危険性
はなくなった。尚、上記実施例のファイバ−混入コンク
リ−ト4は、これに混入使用する繊維の種類や、その繊
維長さ等を選択することにより、荷重負荷形態に適した
種々の強度を持つプレキャストコンクリ−ト部材1が得
られる。
【0020】圧縮側Cに形成される高靭性コンクリ−ト
部3は、図6に例示した第2実施例のコンクリ−ト部材
5のように、例えば角型で連続的に形成されている図7
のらせん筋6(鉄筋でもFRP筋でもよい)で補強され
たものでよく、このコンクリ−ト部材5の周縁近くに配
置したらせん筋7と共同して上記らせん筋6は、圧縮側
Cに作用する荷重を高応力高靭性域まで負担し、ファイ
バ−混入コンクリ−ト4の高靭性を十分に発揮させてい
る。
部3は、図6に例示した第2実施例のコンクリ−ト部材
5のように、例えば角型で連続的に形成されている図7
のらせん筋6(鉄筋でもFRP筋でもよい)で補強され
たものでよく、このコンクリ−ト部材5の周縁近くに配
置したらせん筋7と共同して上記らせん筋6は、圧縮側
Cに作用する荷重を高応力高靭性域まで負担し、ファイ
バ−混入コンクリ−ト4の高靭性を十分に発揮させてい
る。
【0021】図8に例示した第3実施例のコンクリ−ト
部材8は、らせん状FRP筋9を高靭性コンクリ−ト部
3に設けたものである。らせん状に形成されたことで圧
縮強度が十分増大しているこのらせん状FRP筋9は、
上記各実施例と同様に圧縮側Cに作用する荷重を負担し
、圧縮破壊型の梁の破壊形態を改善し、高靭性を発揮す
ることができる。
部材8は、らせん状FRP筋9を高靭性コンクリ−ト部
3に設けたものである。らせん状に形成されたことで圧
縮強度が十分増大しているこのらせん状FRP筋9は、
上記各実施例と同様に圧縮側Cに作用する荷重を負担し
、圧縮破壊型の梁の破壊形態を改善し、高靭性を発揮す
ることができる。
【0022】そして、上記第2及び、第3実施例共に、
高靭性コンクリ−ト部3部は簡単な構造であり、これに
よりコンクリ−ト部材5、8は突然の破断は生ぜず、安
全な形態で使用可能な所望の種々の強度部材に構成でき
る。尚、圧縮側Cに設けられる高靭性コンクリ−ト部3
は、上記図示例に限られず、例えば、樹脂材料を用いた
高靭性を有するレジンコンクリ−ト、ポリマ−セメント
コンクリ−トなどをこの高靭性コンクリ−ト部3の全部
分又は、一部に用いる構成としてもよく、このようにコ
ンクリ−ト部材の圧縮側Cに作用する圧縮荷重を十分負
担できる種々の他の公知の構造を高靭性コンクリ−ト部
3として支障無く利用できるものであって、その他、例
えば、帯状筋を高靭性コンクリ−ト部3に用いるもので
もよい。
高靭性コンクリ−ト部3部は簡単な構造であり、これに
よりコンクリ−ト部材5、8は突然の破断は生ぜず、安
全な形態で使用可能な所望の種々の強度部材に構成でき
る。尚、圧縮側Cに設けられる高靭性コンクリ−ト部3
は、上記図示例に限られず、例えば、樹脂材料を用いた
高靭性を有するレジンコンクリ−ト、ポリマ−セメント
コンクリ−トなどをこの高靭性コンクリ−ト部3の全部
分又は、一部に用いる構成としてもよく、このようにコ
ンクリ−ト部材の圧縮側Cに作用する圧縮荷重を十分負
担できる種々の他の公知の構造を高靭性コンクリ−ト部
3として支障無く利用できるものであって、その他、例
えば、帯状筋を高靭性コンクリ−ト部3に用いるもので
もよい。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、コンク
リ−ト部材1、5、8は、その圧縮側Cを高靭性コンク
リ−ト部3で補強されているので、このコンクリ−ト部
材1、5、8に加わる荷重の相当部分が圧縮側Cの高靭
性コンクリ−ト部3で負担され、引張側TのFRPロッ
ド2は、その引張強度に対して余裕のある荷重で使用さ
れてPC鋼材に比して高強度で、しかも耐腐食性が大き
いという特性が活かされて、破壊の際も、圧縮側Cの高
靭性コンクリ−ト部3は引張側TのFRPロッド2と共
同して高い荷重を分担し得る。これにより、この発明の
コンクリ−ト部材1、5、8は、PC鋼材で補強されて
いるものと同様な高靭性の破壊形態となり、突然の破断
は生ぜず、徐々に耐力が減少して破壊の前兆がわかるた
め、使用にあたって危険性はなくなり、信頼性の高いプ
レキャストコンクリ−ト部材となった。
リ−ト部材1、5、8は、その圧縮側Cを高靭性コンク
リ−ト部3で補強されているので、このコンクリ−ト部
材1、5、8に加わる荷重の相当部分が圧縮側Cの高靭
性コンクリ−ト部3で負担され、引張側TのFRPロッ
ド2は、その引張強度に対して余裕のある荷重で使用さ
れてPC鋼材に比して高強度で、しかも耐腐食性が大き
いという特性が活かされて、破壊の際も、圧縮側Cの高
靭性コンクリ−ト部3は引張側TのFRPロッド2と共
同して高い荷重を分担し得る。これにより、この発明の
コンクリ−ト部材1、5、8は、PC鋼材で補強されて
いるものと同様な高靭性の破壊形態となり、突然の破断
は生ぜず、徐々に耐力が減少して破壊の前兆がわかるた
め、使用にあたって危険性はなくなり、信頼性の高いプ
レキャストコンクリ−ト部材となった。
【0024】高靭性コンクリ−ト部3を、ファイバ−混
入コンクリ−ト4によって構成すれば、十分大きい圧縮
強度が得られると共に、このファイバ−混入コンクリ−
ト4の組成による種々の強度を持つプレキャストコンク
リ−ト部材が得られる。
入コンクリ−ト4によって構成すれば、十分大きい圧縮
強度が得られると共に、このファイバ−混入コンクリ−
ト4の組成による種々の強度を持つプレキャストコンク
リ−ト部材が得られる。
【0025】上記高靭性コンクリ−ト部3を、らせん筋
6、9又は、帯状筋によって補強すし、或いは、樹脂材
料を用いた高靭性を有するレジンコンクリ−ト、ポリマ
−セメントコンクリ−トなどを圧縮側Cの上記高靭性コ
ンクリ−ト部3のみに用いるなどにより、圧縮側Cに作
用する荷重を負担し、コンクリ−ト部材の高靭性発揮を
助け、かつ、簡単な構造で済み、コンクリ−ト部材5、
8は、安全な形態で使用できて、所望の種々の強度部材
として使用できるものである。
6、9又は、帯状筋によって補強すし、或いは、樹脂材
料を用いた高靭性を有するレジンコンクリ−ト、ポリマ
−セメントコンクリ−トなどを圧縮側Cの上記高靭性コ
ンクリ−ト部3のみに用いるなどにより、圧縮側Cに作
用する荷重を負担し、コンクリ−ト部材の高靭性発揮を
助け、かつ、簡単な構造で済み、コンクリ−ト部材5、
8は、安全な形態で使用できて、所望の種々の強度部材
として使用できるものである。
【図1】この発明の第1実施例における縦断側面図であ
る。
る。
【図2】上記実施例との比較実験に使用した比較試料a
である。
である。
【図3】上記実施例との比較実験に使用した比較試料b
である。
である。
【図4】上記比較実験における負荷状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図5】上記強度特性実験結果を示す強度特性図である
。
。
【図6】この発明の第2実施例における縦断側面図であ
る。
る。
【図7】上記第2実施例に用いたらせん筋の斜視図であ
る。
る。
【図8】この発明の第3実施例における縦断側面図であ
る。
る。
【図9】上記実施例に用いたFRPロッドの強度特性を
示す図表である。
示す図表である。
1、5、8 コンクリ−ト部材2
FRPロッド3
高靭性コンクリ−ト部4
ファイバ−混入コンクリ−ト6、7
らせん筋
FRPロッド3
高靭性コンクリ−ト部4
ファイバ−混入コンクリ−ト6、7
らせん筋
Claims (4)
- 【請求項1】 FRPロッドを用いたプレキャストコ
ンクリ−ト部材において、FRPロッドは該コンクリ−
ト部材の引張側に配置し、その圧縮側には高靭性コンク
リ−ト部を設けたことを特徴とするFRPロッドを用い
たプレキャスト部材。 - 【請求項2】 上記高靭性コンクリ−ト部は、ファイ
バ−混入コンクリ−トであることを特徴とする請求項1
記載のFRPロッドを用いたプレキャスト部材。 - 【請求項3】 上記高靭性コンクリ−ト部は、らせん
筋又は帯状筋によって補強されたことを特徴とする請求
項1又は2記載のFRPロッドを用いたプレキャスト部
材。 - 【請求項4】 上記高靭性コンクリ−ト部は、レジン
コンクリ−ト、ポリマ−セメントコンクリ−トのように
樹脂材料をその全部分に又は、一部に用いたコンクリ−
トによって靭性改善を図ったものであることを特徴とす
る請求項1又は3記載のFRPロッドを用いたプレキャ
スト部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41126590A JPH04216746A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | Frpロッドを用いたプレキャスト部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41126590A JPH04216746A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | Frpロッドを用いたプレキャスト部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216746A true JPH04216746A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18520291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41126590A Pending JPH04216746A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | Frpロッドを用いたプレキャスト部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04216746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05311811A (ja) * | 1991-12-26 | 1993-11-22 | Saitama Univ | Frpを使用したコンクリート部材 |
CN100370102C (zh) * | 2006-03-13 | 2008-02-20 | 哈尔滨工业大学 | 拉压区为异强混凝土的配筋混凝土受弯结构构件 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP41126590A patent/JPH04216746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05311811A (ja) * | 1991-12-26 | 1993-11-22 | Saitama Univ | Frpを使用したコンクリート部材 |
CN100370102C (zh) * | 2006-03-13 | 2008-02-20 | 哈尔滨工业大学 | 拉压区为异强混凝土的配筋混凝土受弯结构构件 |
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