JPH0421656A - 有機溶媒含有粗ポリオール脂肪酸ポリエステル生成物の精製方法 - Google Patents

有機溶媒含有粗ポリオール脂肪酸ポリエステル生成物の精製方法

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JPH0421656A
JPH0421656A JP2411782A JP41178290A JPH0421656A JP H0421656 A JPH0421656 A JP H0421656A JP 2411782 A JP2411782 A JP 2411782A JP 41178290 A JP41178290 A JP 41178290A JP H0421656 A JPH0421656 A JP H0421656A
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bleaching
crude
soap
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Bart Barmentlo
バート・バーメントロ
Buuren Jan Van
ヤン・バン・ブーレン
Alexander Marinus M Hulstaert
アレクサンダー・マリナス・マリア・ヒュルスタート
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    • C07H13/06Fatty acids
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001] 本発明は、有機溶媒を含有する粗ポリオール脂肪酸ポリ
エステル反応生成物の精製方法に関する。特に、それに
限定されるわけではないが粗糖脂肪酸ポリエステル反応
生成物を精製する方法に関する。 [0002] ポリオール脂肪酸ポリエステル、特にスクロース脂肪酸
ポリエステルのような糖脂肪酸ポリエステルは食品中の
低カロリー脂肪代替物として適していることが知られて
いる。人間には実質的に消化できないこれらのポリオー
ル脂肪酸ポリエステルは、食品中に常用されてきたトリ
グリセリド油脂とその物理的性質並びに官能的性質が非
常に類似している。加えて、ポリオール脂肪酸ポリエス
テルは、例えば1腸管内で特にコレステロールなどの脂
溶性物質を取り込んで人体からこれらの物質を取り除く
能力を有するので、医薬品としての用途を有することも
報告されている。 [0003] 本明細書中において、「ポリオール」という用語は少な
くとも4つの遊離水酸基を含有する脂肪族又は芳香族化
合物を包含した意味で用いる。かかるポリオールには、
特に、糖(即ち、単糖類、二糖類、及び多糖類) これ
らに対応する糖アルコール並びに少なくとも4つの遊離
水酸基を含有するこれらの誘導体を含めた糖ポリオール
の群が含まれる。糖ポリオールの例としては、グルコー
ス、マンノース、ガラクトース、キシロース、フルクト
ース、ソルボース、タガトース、リブロース、キシルロ
ース、マルトース、ラクトース、セロビオース、ラフィ
ノース、スクロース、エリトリトール、マンニトール、
ラクチトール、ソルビトール、キシリトール、及びα−
メチルグルコシドが挙げられる。一般に用いる糖ポリオ
ールはスクロースである。 [0004] 「ポリオール脂肪酸ポリエステル」という用語は、平均
してポリオールの水酸基の70%以上が脂肪酸でエステ
ル化されているような(即ち70以上のエステル化度を
有する)ポリエステル又はこれらの混合物を包含した意
味で用いる。 [0005] 「脂肪酸」という用語は、C乃至C24脂肪酸を意味す
るが、飽和脂肪酸であつでも不飽和脂肪酸であってもよ
く、また直鎖アルキル基を有するものであっても分岐ア
ルキル基を有するものであってもよい。 [0006] 一般に、ポリオール脂肪酸ポリエステルは、アルカリ金
属の水酸化物又は炭酸化物のようなエステル交換(トラ
ンスエステル化)触媒並びに乳化剤(アルカリ金属セッ
ケンなど)の存在下で、単糖類又は三糖類のようなポリ
オールを脂肪酸の低級アルキルエステル(一般に脂肪酸
メチルエステル)と反応させることによって合成されて
いる。最初の段階で、ポリオール脂肪酸モノ又はオリゴ
エステルが生じ、第2段階でそれが脂肪酸低級アルキル
エステルとさらに反応して所望のエステル化度のポリエ
ステルを生じる。上記の2つの段階を一段階に結合する
ことも可能である。 [0007] この種の方法は、例えば米国特許第3.963.699
号、同第4.517.360号、同第4、518.11
2号、並びに欧州特許第0256585号、同第030
1634号、同第0320043号明細書に記載されて
いる。 [0008] 従前の合成法で得られる粗ポリオール脂肪酸ポリエステ
ル反応生成物は、所望とするポリエステルの他にも、脂
肪酸セッケン、過剰の脂肪酸低級アルキルエステル及び
ポリオール脂肪酸オリゴエステルのような成分を含んで
いる。また、従前の方法は比較的高温で実施するため、
副生物を生ずることが多いが、かかる副生物はその化学
的性質の面、特に変色性の面で望ましくない。従って、
かかる従前の合成法で得られる粗ポリオール脂肪酸ポリ
エステル反応生成物は一般に更に純化又は精製する必要
がある。 [0009] 「粗ポリオール脂肪酸ポリエステル反応生成物」という
用語は、ポリオール脂肪酸ポリエステル合成プロセスの
未精製もしくは部分精製反応生成物を意味する。かかる
粗組成物中において容積面からみた2つの主成分は、一
般にポリオール脂肪酸ポリエステル成分と有機溶媒であ
る。 [0010] 本明細書中において、「有機溶媒」という用語は、ポリ
オール脂肪酸ポリエステルの合成反応において過剰量で
使用し得る比較的揮発性の脂肪酸源の群、並びに合成又
は精製過程で使用もしくは導入されるすべての有機溶媒
を指す。 [0011] かかる比較的揮発性の脂肪酸源の顕著な例は、上述のエ
ステル交換反応で使用される脂肪酸低級アルキルエステ
ルである。 [0012] 該粗反応生成物中において、ポリオール脂肪酸ポリエス
テル成分は一般に該粗生成物の重量の10乃至95重量
%の量で存在し、また有機溶媒は一般に5乃至90重量
%の量で存在する。 [0013] 従前の精製法は、水、有機溶媒、酸又はアルカリ溶液に
よる洗浄処理、塩析処理、漂白処理、蒸留、ストリッピ
ング並びに脱臭処理などの種々の処理を含んでいる。 [0014] 洗浄処理は一般に、前段階のポリエステルの合成反応に
おいて乳化系として使用するために(或いは、ある程度
、脂肪酸低級アルキルエステルのような脂肪酸源がセッ
ケンに部分的に変換されるために) fflポリオール
脂肪酸ポリエステル反応生成物中に存在する可能性のあ
るセッケン成分を実質的に低減することを目的としてい
る。 [0015] これらの洗浄処理の後、着色物質、変色物質、残留セッ
ケン及び金属イオンの除去を主たる目的として漂白土、
活性炭並びにシリカのような吸着剤による漂白処理が行
われることが多い。これらに関する記載は、米国特許第
4.334.601号、並びに欧州特許第031909
1号及び同第0319092号に見出だされる。 [0016] 吸着剤は従前の油脂技術分野において周知である。その
使用目的に関して吸着剤は非常に適しており、かつある
程度必要不可欠なものであるが、それらを多量に使用す
ると、吸着剤それ自体に関するコスト、油の収率の低下
、並びに使用済みの吸着剤の廃棄の面で不経済である。 [0017] 従って、本発明の第一の目的は、粗ポリオール脂肪酸ポ
リエステル反応生成物の精製に適した漂白処理方法にし
て、該漂白処理における吸着剤の使用量を低減すること
もしくは該吸着剤をより有効に使用することが可能とな
る漂白処理方法を提供することにある。 [0018] 本発明の別の目的は、変色成分の色特性並びに量を低減
し、かつその後の精製工程における変色の問題を解消す
る漂白処理を提供することにある。 [0019] 従って、本発明は、最も広い態様において、有機溶媒を
含有する粗ポリオール脂肪酸ポリエステル反応生成物の
精製方法にして、(a)該粗反応生成物を蒸留して該有
機溶媒を実質的に除去する工程、及び(b)続いてこの
蒸留した反応生成物を漂白処理に付す工程を含んでなる
方法を供する。 [0020] 本発明の重要な特徴は、粗反応生成物中に存在する有機
溶媒並びに任意には他の揮発性成分をかなりの程度まで
除去する蒸留工程を、着色物を除去する漂白処理の前に
行うことである。 [0021] 従って、本発明の精製方法において、有機溶媒の実質的
部分は漂白処理前に蒸留によって除去される。また、遊
離脂肪酸等のような他の揮発性成分も蒸留工程で除去し
得る。 [0022] 粗反応生成物の蒸留は、60乃至300℃の範囲の温度
を用い、従来の方法で行うことができる。通常、150
℃を超える温度を用いる。こうすると、工業的規模で減
圧管理を経済的に行うことが可能になるからである。好
ましい蒸留温度は160乃至240℃の範囲内にあり、
200乃至240℃の温度が好ましい。 [0023] 既に述べたように、蒸留工程は好ましくは減圧下、特に
100mbar未満(例えば30乃至70mbar)の
圧力下で実施する。1乃至10mbarの圧力、特に1
乃至5 mbarの圧力が好ましい。 [0024] 好ましい蒸留時間は適用した温度並びに圧力の条件に強
く依存し、例えば回分式蒸留においては30乃至100
分の蒸留時間が適していため飄連続式蒸留においては時
間はもっと短縮できて使用した装置によって決まる。 [0025] 粗反応生成物が蒸留段階において依然としてかなりの量
の比較的に感温性の高い成分を含んでいるような例外的
な状況下では、60乃至150℃の範囲、特に80乃至
120℃の範囲の比較的低い蒸留温度を用いることが必
要となる。かかる低い温度での蒸留によって粗反応生成
物中の当該有機成分を除去もしくは低減させるには、特
に1 mbar未満、もしくはさらに0 、 1 mb
ar未満のより厳しい減圧条件が必要となる。 [0026] 技術的に最良の結果は漂白処理に先立って粗反応生成物
から有機溶媒を実質的に除去した時に得られるが、有機
溶媒が40重量%以上除去されただけでも既にある程度
の効果が得られる。70%以上の除去レベルが好ましく
、95%以上の除去レベルが最も好ましい。 [0027] 本発明のもう一つの基本的特徴は、反応生成物の蒸留の
後の漂白処理である。
【0028】 この漂白処理及び選択した漂白剤は、特に、着色物の有
効な除去をもたらす。適当な漂白剤は、炭素又は漂白土
(これらは適当な酸処理で活性化したものでも、してい
ないものでもよい) シリカ、クレー 並びに合成吸着
剤である。 [0029] 該粗反応生成物に加える漂白剤の量は、適当には0.2
乃至5重量%、好ましくは0. 5乃至3重量%である
。1乃至2重量%の量で非常に良好な結果が得られるこ
とが多い。 [0030] 一般に、漂白処理は昇温下で行う。適切な漂白温度は7
0乃至140℃の範囲内にあり、80乃至120℃の温
度が好ましい。 [00311 選択した漂白剤によっては、低レベルの水を粗反応生成
物中に存在させることによって漂白の結果が改善される
。特にシリカを用いる場合の水のレベルは0゜1乃至0
. 5%が最良である。乾燥条件下で漂白処理を行うと
最良の結果が得られる場合、例えば漂白土を使用する場
合、減圧条件に付すのが都合がよく、100 mbar
未満の圧力、特に30乃至70mbarの圧力が好まし
い。 [0032] 通常の漂白時間は30乃至120分間であり、多くの事
例においては30乃至60分間の時間で十分である。 [0033] 漂白処理後、漂白剤並びに吸着された着色物は通常濾過
によって除去するが、セルロースのような濾過助剤を添
加して濾過を補助してもよい。 [0034] 蒸留及びその後の漂白処理に加えて、本発明の精製方法
は、好ましくは蒸留工程の前に粗反応生成物中のセッケ
ン及び金属イオン成分を実質的に除去する精製処理工程
を含んでなる。これらの成分の除去によって、蒸留工程
のようなその後の高温精製処理時の変色の問題が解決す
る。蒸留工程の前段階では着色物の除去をそれほど目的
とはせず、着色物の除去は蒸留後の漂白処理時に主とし
て達成される。 [0035] これらの蒸留前の予備処理は、粗反応生成物中に存在す
る可能性のある特にセッケン及びアルカリ金属イオンを
実質的に除去するのに都合のよい如何なる方法を含んで
いてもよい。かかる都合のよい精製処理には、水洗浄処
理(電解質を添加してもしなくてもよい) 並びに欧州
特許第0319092号に記載されたアルカリ又は酸洗
浄のような従来の洗浄処理が含まれる。 [0036] 蒸留前のかかる洗浄処理に代えて或いはそれに加えて、
粗反応生成物を酸と接触させてセッケン成分を対応する
遊離脂肪酸に変換するのが役豆っこともある。 [0037] 酸はセッケン成分をその遊離脂肪酸に変換するのに用い
られ、その量は原則として粗反応生成物中に存在する全
てのセッケンを実質的に変換するに足るものでなければ
ならない。酸の量は、合成反応に使用されたセッケン乳
化剤系のレベル並びに合成反応時に形成又は導入された
セッケンの量に依存する。コスト面での理由から、酸の
量は、粗反応生成物中に存在するセッケン全ての完全な
中和が技術的に達成可能となるのに要する正確な量にな
るべく近付けるのが好ましく、粗反応生成物中のアルカ
リ成分を完全に中和するのに必要な理論量を超える酸の
量は好ましくはO乃至10%であり、0乃至5%の範囲
が好ましい。 [0038] セッケンの遊離脂肪酸への実質的に完全な変換を成し遂
げるため、酸の強度は変換反応の平衡が実質的に遊離脂
肪酸の側にあるようなものでなければならず、酸の粗反
応生成物への添加(通常、水溶液の形での)によって得
られるpH値は好ましくは6未満であり、pH3乃至5
の範囲が最も好ましい。 [0039] 適切には、無機酸又は有機酸が使用できるカミポリオー
ル脂肪酸ポリエステルの重要な用途が食品にあることに
鑑みれば食品用の品質のものが好ましい。適当な無機酸
はリン酸及びリン酸二水素アルカリ金属塩である。適当
な有機酸には、酢酸、乳酸、コハク酸及びクエン酸が含
まれるカミ最後の酸が好ましい。 [00401 好ましくは、比較的濃縮された酸の水溶液を用いる。適
当な濃度は25重量%以上の範囲である。酸工程で生ず
る塩を簡便に除去するため、40乃至85%の濃縮され
た酸溶液が好ましく、40乃至60%の濃度が最も好ま
しい。 [0041] 酸工程に続いて粗ポリエステル反応生成物中に存在する
塩(通常、アルカリ金属塩であって、酸によるセッケン
の変換によって生ずる遊離脂肪酸と一緒にある)を実質
的に除去する必要がある。塩の実質的除去は、遠心又は
濾過法のような従来の分離技術を用いて達成する。適当
な濾過法には、例えばセルロースのような濾過助財の使
用が含まれる。 [0042] 特に、濾過によって塩を除去する場合、この塩(通常、
セッケン変換工程で使用した酸のアルカリ金属塩)の除
去は、酸水溶液などによって得られる酸性化反応生成物
中の水のレベルを非常に低いレベルにまで減少させると
改善される。好ましくは、この水のレベルは、遊離の水
が実質的に存在しない(即ち、全ての水がポリエステル
相に溶解しているか、或いは反応生成物中の他の成分の
結晶水又は結合水として存在する)系に相当するレベル
である。かかる水の適当なレベルは、0.3重量%未満
であり、好ましくは0.1重量%未満もしくはさらに0
゜05重量%未満である。これは、反応生成物を昇温・
減圧下での適切な乾燥条件に付すことによって成し遂げ
ることができる。この乾燥工程は前述の接触時間の後又
はその最中に行うことができる。 [0043] 水を非常に低いレベルまで減少させる好ましい方法は、
反応生成物を低圧チャンバーに通して存在する水を断熱
的に蒸発させるフラッシュ乾燥法である。かかる蒸発に
必要な熱は反応混合物から奪われるので、この方法は反
応混合物の乾燥と冷却(酸工程の温度から100℃より
十分に低い温度、特に70乃至90℃への冷却)を同時
に行うのに用いることができる。フラッシュ乾燥法を同
時乾燥・冷却に用いる場合、酸溶液添加後の反応混合物
中の水のレベルは、フラッシュ乾燥時に十分に冷却する
ようにさせるために、上記のレベルより高くてもよい。 2乃至5重量%のレベルの水で約20乃至50℃の冷却
が確実に起こり、これ以上別個に冷却工程を設ける必要
がなくなる。 [0044] 蒸留前の予備処理段階で酸を導入するに先立ってまず少
量のアルカリ性水溶液を粗ポリエステル生成物に添加し
、続いて酸によってセッケン成分の遊離脂肪酸への変換
と同時に該生成物を中和すると、塩の除去のみならず最
終的な精製ポリエステル製品の色及び変色特性も有利な
影響を受けることが判明した。 [0045] 望ましくない成分の形成の危険性を避ける又は最小限に
抑えるという′制約の中では、アルカリの起源、容積及
び程度の組合わせはさほど重要ではなく、通常O■乃至
6Nの範囲内の濃度、特に0. 2乃至4N、もしくは
さらに0.2Nから1又は2.5Nの濃度の、アルカリ
金属の水酸化物、炭酸塩又はケイ酸塩のような容易に入
手できる如何なるアルカリ原料であってもよい。粗ポリ
エステル生成物中に添加するアルカリ性水溶液の量は、
適当には該生成物の重量に対して05乃至5重量%であ
る。好ましくは、粗ポリエステル生成物とアルカリ性水
溶液との間の接触を向上させるため若干の撹拌を加える
。 [0046] 回分式操作においては、酸工程及びその前の任意のアル
カリニ程における接触時間はアルカリ水溶液の導入と酸
の導入との間が1乃至10分間であれば十分であった。 連続式操作においては通常3分間未満(例えば約1分間
未満)であり、5乃至30秒間と短くてもよい。 [0047] 蒸留前の予備精製処理段階において、酸工程とその前の
任意のアルカリニ程を前述したような従来の洗浄処理と
組合わせてもよいが、洗浄工程をそれ以上行わずに酸工
程とそれに先立つアルカリ性水溶液の所望による添加を
行うのが好ましし)。 [0048] セッケン及びアルカリ金属イオン成分を実質的に除去す
るための、蒸留前の好ましい予備処理はさらに漂白処理
からなるものでもよいが、この段階の漂白処理は蒸留工
程後の漂白処理とは異なり、着色物の除去をそれほど目
的とするものではなく、残留するセッケン及びアルカリ
金属イオンの除去を目的とするものである。 [0049] 適切には、前述したものと同様の吸着剤と吸着条件を用
いることができる。 [00501 従って、本発明の好ましい具体的態様においては、粗反
応生成物を最初の漂白処理に付し、続いて一度漂白され
た反応生成物を蒸留して有機溶媒を実質的に除去し、こ
の蒸留した反応生成物を二度目の漂白処理に付す。 [0051] 本発明の特に好ましい具体的態様においては、前述のよ
うに蒸留工程の前に粗反応生成物を酸と接触させ、その
後塩を除去し、最初の漂白処理に付すが、該最初の漂白
処理の吸着剤を前記塩の除去の前に導入する精製方法を
供する。かがる方法においては、塩と吸着剤の除去は適
当に一つに結合されている。 [0052] 二度目の漂白処理の後で得られるポリエステル生成物は
、揮発性成分並びに残留する遊離脂肪酸を除去するため
の高温精製処理に付す。かがる高温精製処理には、特に
脱臭工程、例えば150℃以上の温度(例えば150乃
至300℃)での蒸気ストリッピング等が含まれる。好
ましい温度は180乃至260℃、特に190乃至24
0℃であり、220乃至240℃の温度が最も好ましい
。 [0053] 本発明は、特に、過剰量の脂肪酸低級アルキルエステル
を用いたトランスエステル化反応の粗ポリオール脂肪酸
ポリエステル反応生成物の精製に関するものである。こ
の種のトランスエステル化反応は70%以上のエステル
化度を有するポリオール脂肪酸ポリエステルの合成に特
に適しており、従って本発明の方法は、特に、かかる高
いエステル化度を有する粗ポリオール脂肪酸ポリエステ
ルの精製特に80%以上、もしくはさらに90%以上の
エステル化度を有するポリオール脂肪酸ポリエステルを
含む粗生成物の精製に適用し得る。好ましくは、スクロ
ースのような三糖類またはそのアルコール誘導体から成
る群から選択した糖ポリオールから誘導されたかかる粗
ポリエステル反応生成物にして、その脂肪酸置換基の9
5%以上がエステル化されているもの力へ本発明の方法
によって都合よく精製される。 [0054] 本発明の方法で精製されたポリオール脂肪酸ポリエステ
ルは変色する危険性が少ないので、高温で用いられる食
品組成物(ベーキング油又はフライ油等)中の従来のト
リグリセリド脂肪を完全又は部分的に置き換えるのに特
に適している。 [0055] 一般に、かかる食品組成物においては、従来のトリグリ
セリド脂肪の少なくとも10重量%を本発明のポリオー
ル脂肪酸ポリエステルで置き換える。好ましくは従来の
脂肪の50重量%以上を該ポリエステルで置き換える。 [0056] 本発明を以下の実施例を参照してさらに説明するが、特
記しない限りパーセンテージは重量%で表したものであ
る。 [0057]
【実施例】
実施例上 僅かに硬化した大豆油から誘導された非蒸留脂肪酸メチ
ルエステルとスクロースとの間の無溶媒系トランスエス
テル化反応によって合成された、エステル化度が95%
を超える一回分の粗ポリオール脂肪酸ポリエステル反応
生成物は、以下の成分から成っていた。 [0058] スクロース脂肪酸ポリエステル           
    44.6%脂肪酸メチルエステル      
            46.9%セッケン(主とし
てココナツト由来カリウムセッケン)     3.8
%微量成分                    
      4.7%この一回分の反応生成物を最初に
7.5%の水で洗浄し、80℃で15分間撹拌し、遠心
(3000rpmで10分間)してセッケンの大部分と
水を分離し、次いで50mbarの圧力下90℃で乾燥
した。この水洗浄スクロースポリエステル反応生成物を
さらに下記の3種類の異なる手順で精製した。 [0059] 手順上 上記水洗浄スクロースポリエステル反応生成物1kg当
り20gの漂白土(トンシル(Tonsil)社製、シ
ューブリームFF)を加え、得られた混合物を大気圧下
90℃で30分間撹拌した。この懸濁液を2ミクロンの
フィルターに通して濾過し、蒸留し/脱臭(200℃、
3時間)した。 [00601 モルガン・スミス・エレクトロニクス・リミテッド社(
Morgan Sm1th Electronics 
Ltd)のオートマチイック・カロリ・メーター(Au
tomatic Co1ori Meter)の2イン
チセル中で測定したこの精製反応生成物の色値は、24
.0黄、並びに3゜4赤であった。 [0061] 手順蓋 上記水洗浄スクロースポリエステル反応生成物1kg当
り10gの漂白土(トンシル(Tonsil)社製、シ
ューブリームFF)を加え、得られた混合物を大気圧下
90℃で30分間撹拌しな。この懸濁液を2ミクロンの
フィルターに通して濾過し、蒸留(200℃、1時間)
して脂肪酸メチルエステルの大部分を除去した(除去率
〉98%)。蒸留後に、該反応生成物を乾燥(50mb
ar、90℃)し、蒸留反応生成物1kg当り10gの
漂白土(トンシル社製、シューブリームFF)を加えた
。懸濁液を30分間撹拌(大気圧下、90℃)し、2ミ
クロンのフィルターに通して濾過し、続いて200℃で
2時間脱臭処理した。 [0062] モルガン・スミス・エレクトロニクス・リミテッド社の
オートマチイック・カロリ・メーターの2インチセル中
で測定したこの精製反応生成物の色値は、190黄、並
びに2.5赤であった。 [0063] 手順3 上記水洗浄スクロースポリエステル反応生成物1kg当
り10gの漂白土(トンシル社製、シューブリームFF
)を加え、得られた混合物を大気圧下90℃で30分間
撹拌した。この懸濁液を2ミクロンのフィルターに通し
て濾過した。この反応生成物を続いて乾燥(50mba
r、90℃)し、漂白処理を繰返した。2度漂白処理し
た生成物を蒸留し7200℃で3時間脱臭処理した。 [0064] モルガン・スミス・エレクトロニクス・リミテッド社の
オートマチイック・カロリ・メーターの2インチセル中
で測定したこの精製反応生成物の色値は、250黄、並
びに3.2赤であった。 [0065] これらの3種類の手順を比較すると、本発明の方法を具
体化した手順2が、必要とする漂白土が手順1及び3よ
りも少ない(粗反応生成物1kg当り20gに対して1
5g)にもかかわらず、最も効果的で最良の色の結果を
有することが判る。 [0066] 実施例え 僅かに硬化した大豆油から誘導された蒸留脂肪酸メチル
エステルとスクロースとの間の無溶媒系トランスエステ
ル化反応によって合成された、エステル化度が95%を
超える一回分の粗ポリオール脂肪酸ポリエステル反応生
成物は、以下の成分から成っていた。 [0067] スクロース脂肪酸ポリエステル           
    49.8%脂肪酸メチルエステル      
            43.2%セッケン(主とし
てココナツト由来カリウムセッケン)     3.8
%微微量分                    
      3.2%この一回分の反応生成物を最初に
7.5%の水で洗浄し、80℃で15分間撹拌し、30
00rpmで10分間遠心してセッケンの大部分と水を
分離し、次いで50mbarの圧力下90℃で乾燥した
。乾燥後、0.2重量%の水を加えた。続いて5分間撹
拌した後、0.5%のブレース社(Grace )製ト
リシル(Trisyl)を加えて残留セッケンを除去し
、得られた混合物を大気圧下90℃で30分間撹拌し、
2ミクロンのフィルターに通して濾過した。 [0068] 得られた生成物をさらに下記の2つの異なる手順で精製
した。 [0069] 手順上 上記部分精製スクロースポリエステル反応生成物1kg
当り15gの漂白土(トンシル(Tonsil)社製、
スタンダードFF)を加え、得られた混合物を大気圧下
90℃で30分間撹拌した。この懸濁液を2ミクロンの
フィルターに通して濾過し、蒸留し/脱臭(215℃、
3時間)した。 [00701 モルガン・スミス・エレクトロニクス・リミテッド社の
オートマチイック・カロリ・メーターの2インチセル中
で測定したこの精製反応生成物の色値は、300黄、並
びに3.7赤であった。 [0071] 手順蓋 上記部分精製スクロースポリエステル反応生成物を先ず
蒸留しく215℃、1時間)して脂肪酸メチルエステル
の大部分を除去したく除去率〉95%)。蒸留後に、該
反応生成物を乾燥(50mbar、90℃)し、蒸留反
応生成物1kg当り15gの漂白土(トンシル社製、ス
タンダードFF)を加えた。懸濁液を30分間撹拌(大
気圧下、90℃)し、2ミクロンのフィルターに通して
濾過し、続いて215℃で2時間脱臭処理した。 [0072] モルガン・スミス・エレクトロニクス・リミテッド社の
オートマチイック・カロリ・メーターの2インチセル中
で測定したこの精製反応生成物の色値は、290黄、並
びに3.7赤であった。 [0073]

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機溶媒を含有する粗ポリオール脂肪酸ポ
    リエステル反応生成物の精製方法にして、(a)該粗反
    応生成物を蒸留して該有機溶媒を実質的に除去する工程
    、及び(b)続いてこの蒸留した反応生成物を漂白処理
    に付す工程を含んでなる方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、前記工程(
    a)を200乃至240℃の範囲内の温度で実施するこ
    とを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の方法において
    、前記工程(a)において前記有機溶媒の70%以上を
    除去することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の方法において、前記工程(a)に先立って、前記粗反
    応生成物中のセッケン及び金属イオン成分を実質的に除
    去することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の方法において、前記セッケ
    ン及び金属イオン成分の除去前記工程が漂白処理を含む
    ことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の方法において、前記セッケ
    ン及び金属イオン成分の除去前記工程が更に、該セッケ
    ンを対応する遊離脂肪酸に変換するための、前記粗反応
    生成物を酸と接触させる段階を含むことを特徴とする方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載
    の方法において、前記工程(b)の後、180乃至26
    0℃の温度で更に精製処理を行うことを特徴とする方法
JP2411782A 1989-12-21 1990-12-20 有機溶媒含有粗ポリオール脂肪酸ポリエステル生成物の精製方法 Pending JPH0421656A (ja)

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