JPH04216403A - 眼位置検出装置 - Google Patents

眼位置検出装置

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Publication number
JPH04216403A
JPH04216403A JP40251390A JP40251390A JPH04216403A JP H04216403 A JPH04216403 A JP H04216403A JP 40251390 A JP40251390 A JP 40251390A JP 40251390 A JP40251390 A JP 40251390A JP H04216403 A JPH04216403 A JP H04216403A
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JP
Japan
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black
area
face
eye
detected
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP40251390A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ueno
裕史 上野
Kazuhiko Yoshida
和彦 吉田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04216403A publication Critical patent/JPH04216403A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運転者の眼の位置を
検出する眼位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両運転者等の眼位置検出装置と
しては、例えば特開昭60−158303号公報、特開
昭60−158304号公報、特開昭61−77705
号公報および特開昭61−77706号公報に記載され
たようなものがある。これらは車両運転者の眼の位置を
認識する装置であり、運転者の顔部分を撮影して2枚の
画像として入力し、この画像の明領域の中にある独立し
た暗領域を特異点として抽出し、その特異点を眼として
認識する構成となっており、運転者の居眠りや、わき見
の検出に利用できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両運転者の眼位置検出装置では、鼻穴や黒
子等も明るい閉領域の中にある独立した暗領域としての
特異点となるため、これらを眼として誤認識してしまう
恐れがある。
【0004】そこでこの発明は、眼の存在領域が正確に
検出できる眼位置検出装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、第1図に示すように、眼を含む顔画像を
入力する画像入力手段CL1と、前記画像入力手段CL
1から送出される入力画像を2値化する2値化手段CL
2と、前記2値化画像において画像の左右方向へ走査し
連続する白色画素数を計数する白色画素数計数手段CL
3と、この白色画素数計数手段CL3の検出に基づき顔
面の端を特定する顔面の端特定手段CL4と、前記左右
方向への走査において黒色画素が所定個以下の小特異点
を検出する小特異点検出手段CL5と、この小特異点検
出手段CL5が小特異点を検出したとき当該部分対応の
左右走査情報を顔面の端特定の情報から削除する削除手
段CL6と、前記顔面の端特定手段CL4により特定さ
れた顔面の端から眼の存在領域の横方向の位置を決定す
る眼球の左右領域決定手段CL7と、決定された眼の横
方向の存在領域で縦方向の下から黒領域を検出する黒領
域検出手段CL8と、検出された黒領域を基準にして眼
の存在領域の縦方向の位置を決定する眼球の縦領域決定
手段CL9とからなる構成とした。
【0006】
【作用】上記構成によれば、2値化画像において、例え
ば画像の中央部から左右一方に走査し、連続する白色画
素数を白色画素数計数手段CL3が計数する。白色画素
数の変化量から、例えば顔画像の幅方向端の安定部を検
出し、前記安定部の有無と前記連続画素数の変化量によ
り顔面の輪郭線の連続性を判断する等して顔面の端が端
特定手段CL4によって特定される。
【0007】前記走査において小特異点検出手段CL5
が小特異点を検出したとき削除手段CL6において当該
検出部分対応の左右走査情報を顔面の端特定の情報から
削除する。
【0008】そして、特定された顔面の端から左右領域
決定手段CL7によって眼の存在領域の横方向位置が決
定される。ついで、黒領域検出手段CL8により前記横
方向の存在領域で縦方向の下から黒領域を検出する。こ
の検出された黒領域を基準にして、縦領域決定手段CL
9が眼の存在領域の縦方向の幅を決定する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図2はこの発明の一実施例に係る眼位置検
出装置の構成図、図3は図2の構成に基づくフローチャ
ートを示すものである。
【0011】図2に示すように、この眼位置検出装置は
自動車に適用したもので、インストルメントパネル(図
示せず)内の運転者に対する正面方向に、運転者の顔部
分を照射する赤外ストロボ1と、この赤外ストロボ1の
赤外光で照射される顔部分を撮影する画像入力手段CL
1としてのTVカメラ3と、前記赤外ストロボ1の発光
とTVカメラ3の画像入力とのタイミングを合せるタイ
ミング指令回路5とを備えている。そして、赤外ストロ
ボ1にタイミング指令回路5からストロボ発光指令が出
力されると、赤外ストロボ1が発光して運転者の顔部分
を照射し、これと同時にTVカメラ3に対し画像入力指
令が出力され、赤外光で照射された顔部分を撮影するよ
うになっている。
【0012】TVカメラ3の画像は、この実施例では第
4図に示すように、横(X)方向520画素、縦(Y)
方向500画素からなり、縦方向に顔部分がほぼいっぱ
いになるように画角が調整されている。
【0013】TVカメラ3には、撮影した入力画像をデ
ジタル量に変換するA/D変換器7を介して画像メモリ
9が接続されている。この画像メモリ9はTVカメラ3
の入力画像データを入力するものである。
【0014】画像メモリ9には、該画像メモリ9に格納
された入力画像データに基づいて眼球の存在位置領域を
規定する眼球存在位置規定回路11が接続され、さらに
、眼球存在位置規定回路11で規定された領域内にある
画像メモリ9の画像データを処理して眼の虹彩部分を検
出する虹彩検出回路13が接続されている。
【0015】また、虹彩検出回路13には、該虹彩検出
回路13での虹彩検出結果から運転者の居眠りやわき見
等の有無を判定する居眠りわき見判定回路15が接続さ
れている。
【0016】前記眼球存在位置規定回路11は、入力画
像をあるしきい値で2値化する2値化手段CL2と、前
記2値化画像において画像の左右方向へ走査し連続する
白色画素数を計数する白色画素数計数手段CL3と、こ
の白色画素数計数手段CL3の検出に基づき顔面の端を
特定する顔面の端特定手段CL4と、前記左右方向への
走査において黒色画素が所定個以下の小特異点を検出す
る小特異点検出手段CL5と、小特異点を検出したとき
当該検出部分対応の左右走査情報を顔面の端特定の情報
から削除する削除手段CL6と、前記顔面の端特定手段
CL4により特定された顔面の端から眼の存在領域の横
方向の位置を決定する眼球の左右領域決定手段CL7と
、決定された眼の横方向の存在領域で縦方向の下から黒
領域を検出する黒領域検出手段CL8と、検出された黒
領域を基準にして眼の存在領域の縦方向の位置を決定す
る眼球の縦領域決定手段CL9とを構成するものである
【0017】つぎに、図3のフローチャートに基づいて
全体の作用を説明する。
【0018】まず、ステップS1で赤外線ストロボ1の
発光と同期してTVカメラ3によって運転者の顔部分を
撮影し、この画像をA/D変換回路7でデジタル信号に
変換して画像メモリ9に格納する(ステップS2)。
【0019】つぎに、ステップS3で画像メモリ9に格
納された入力画像データを眼球存在位置規定回路11に
取り込み、あるしきい値で2値化する。これは顔部分の
明暗をはっきりさせるためであり、2値化しきい値は眼
球を抽出できるレベルに設定されている。
【0020】すなわち、ビデオ信号を256階調(0〜
255)のデジタルデータに変換し、白い部分を“25
5”、黒い部分を“0”とし、あるスレッシュホールド
レベルで2値化して2値化画像J(X,Y)を得たもの
である。
【0021】つぎに、ステップS4において、左右それ
ぞれの眼球の存在領域(ウインドウ、図4の点線で示す
四角部分)の横方向(X方向)の幅を決定し、さらに、
ステップS5において、左右それぞれの眼球のウインド
ウの縦方向(Y方向)の幅を決定する。この処理の詳細
は図5〜図7に示すフローチャートにより後述する。
【0022】つぎに、左右それぞれの眼球のウインドウ
が決定されると、ステップS6で虹彩中心検出が行われ
る。そして、虹彩中心が検出されると、ステップS7で
虹彩中心から乗員の居眠り、わき見判定が行われる。
【0023】図5は、図3のステップS4の詳細フロー
チャートを示すもので、左右各々のウインドウの横方向
の位置を決定するものである。
【0024】まず、ステップS100において、図10
に示すように画像の中央(X座標=250)に検索開始
ラインを設定し、そこから横方向左に白色連続画素数W
XCLをカウントするとともに、白色連続画素数が最大
のときの左端X座標XLMを記憶する。
【0025】さらに、連続する白色画素から黒色画素に
切り替わる位置を検出し、この切り替わり位置からの黒
色画素の連続数をカウントし、その数が10未満であれ
ば鼻検出フラグNOFLGを1とする。
【0026】この処理については図7に示すフローチャ
ートにより後述する。
【0027】続いてステップS101で鼻検出フラグN
OFLGがセットされているか否かを調べ、セットされ
ている場合は、ステップS102で黒色画素カウンタN
OCONが所定個、例えば10より大きいか否かを調べ
、黒色画素カウンタNOCONが10未満の場合は鼻穴
や黒子等の小特異点を検出したとしてステップS100
へ戻り、次のラインを走査する。すなわち、鼻穴や黒子
等を検出したときには、以下のステップは行なわれず、
当該ラインの走査を事実上行なわなかったこととなる。 換言すれば、小特異点を検出したとき、当該検出部分対
応の左右走査情報を顔面の端特定の情報から削除するこ
ととなる。従って、鼻穴や黒子等を誤検出することがな
く、正確な検出ができると共に、事実上、各ステップを
実行しないこととなり、演算時間が著しく早くなる。こ
のため、各種状況変化に迅速に対応することができる。 なお、鼻穴、黒子等を検出したとき、当該ラインの走査
を直ちに終了することもでき、さらに演算時間を短くす
ることができる。
【0028】また、ステップS102で黒色画素カウン
タNOCONが10を越える場合は、鼻穴よりも大きい
黒領域であるとしてステップS104で左安定カウンタ
WLCON、左安定フラグSTFLGL、黒色画素カウ
ンタNOCONをクリアし、ステップS100へ戻り次
のラインを走査する。
【0029】ステップS101で鼻検出フラグNOFL
Gが0の場合は、ステップS103で左の連続画素数が
100より大きいか否かを調べ、頭髪、眉、眼球などで
100以下の場合、ステップS104で左安定カウンタ
WLCON、左安定フラグSTFLGL、黒色画素カウ
ンタNOCONをクリアし、ステップS100へ戻り次
のラインを走査する。
【0030】左の連続画素数が100より大きい場合は
、ステップS105で左側端点検出フラグOKFGLが
セットされているか否かを調べ、セットされている場合
はステップS118以降の右端検索処理へ移行する。
【0031】左側端点検出フラグOKFGLが0の場合
は、ステップS106及びS107でWXCLと、直前
の走査ラインにおける連続数MAELとの差が10未満
ならば左安定カウンタWLCONをカウントアップする
【0032】ステップS108及びS109では、現走
査ラインは直前走査ラインの連続数MAELとの差が小
さい安定候補部であるので、この中での連続画素数が最
大の時のXLをX1、最小の時のXLをX2として記憶
する。
【0033】ステップS110〜S112では、左安定
カウンタWLCONが10を越え、かつX1とX2の差
が30未満か否かを調べ、この条件を満足していれば左
安定フラグSTFGLをセットし(ステップS111)
、左の白色連続画素数WXCLを新たにMAELとする
【0034】ステップS106で白色連続画素数WXC
Lと前の走査での連続数MAELの差が10以上である
場合は、顔輪郭線の連続性が失われた可能性があると判
断し、ステップS113〜S117の処理へ移行する。
【0035】この部分は、連続画素数が大きく変化した
のが眉等のためか、輪郭線の途切れなのかを連続画素数
の変化と安定部分の存在とによって判断している。
【0036】まず、ステップS113で左安定フラグS
TFLGLを調べ、この連続白色画素数が大きく変化す
る前に安定部分が存在し左安定フラグSTFLGLがセ
ットされていた場合は、ステップS114で連続画素数
が増加したか否かを調べる。
【0037】連続画素数が増加している場合は、外光が
射し込む等して顔の輪郭線が途切れたと判断し、ステッ
プS115においてステップS108で記憶したX座標
X1を顔の左端とする。
【0038】ステップS115で顔の左端を設定したと
きはステップS117で左側端点検出フラグOKFGL
をセットした上でステップS118へ移行する。
【0039】ステップS114で連続画素数が増加して
いない場合は、眉、眼、眼鏡部分や大きな陰影のある部
分と考えられるため、ステップS116でX1,X2,
WLCON,STFLGL,NOCONをクリアしステ
ップS112へ移行する。
【0040】ステップS118およびS119では、上
記のステップS105〜S117と同様にして顔の右側
の輪郭線の途切れ判断と輪郭線途切れ時の右端設定を行
う。
【0041】以上の処理をステップS120およびS1
21に示すように、顔面の左右端検出フラグOKFGL
,OKFGRが両方ともセットされるか、さもなければ
予め設定したY方向の検索範囲終了まで続ける。
【0042】両方の端点検出フラグOKFGL,OKF
GRがセットされた場合は、横幅設定を終了し、Y(縦
)方向の検索範囲を終了したときは図6に示すステップ
S122〜S125の処理へ移行する。
【0043】ここでは、左右の端点検出フラグOKFG
L,OKFGRがセットされているか否かを調べ、それ
ぞれセットされていない場合は、ステップS100で記
憶した全走査の中で左右の白色画素連続数が最大の時の
左右端X座標XLM,XRMを顔の左右端とする。
【0044】以上のように顔の左右端が検出できたら、
次式に従ってウインドウの横方向の位置を決定できる。
【0045】   このように、顔面の片側から外光が射し込む等して
顔画像の輪郭線に連続性がなくなっても、顔の幅方向端
の安定部の有無と連続画素数の変化量より輪郭線の連続
性を判断して顔面の左右端を特定することができる。
【0046】この輪郭線の連続性を判断する際に、連続
する白色画素から黒色画素に切り替る位置から連続する
黒色画素数が所定個数以下で、かつ、該走査の連続が所
定回以下のときには、鼻穴や黒子を検出したとしてこの
部分の走査では輪郭線の検出処理を行わず事実上走査を
行わなかったことにする構成としたため、鼻穴や黒子等
を眼として誤認識することがなくなるとともに、輪郭線
の検出時間を短縮することが可能となる。
【0047】また、2値化画像において画像の中央、す
なわち、顔の略中央から少くとも左右一方へ走査して白
色画素の連続により左右端を検出するので、背景が白で
なくても必ず顔面をとらえて適格な検出を行うことがで
きる。また、髪型や眼鏡装置等の影響を受けずに頬部な
どで顔の左右端を検出することが可能となった。さらに
、顔面の左右端を各々独立に検出する構成としたため、
顔面の片側の端が外光の影響で検出できなくても、反対
側は検出することが可能となっている。
【0048】次に前記ステップS100での鼻検出フラ
グNOFLGをセットする処理の詳細を図7に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0049】まず、ステップS201で縦方向の走査Y
座標を40とする。このY=40はこの範囲内に顔面の
最大幅は存在しないことを前提に処理を早めたものであ
る。ステップS202で横方向の検索走査開始ラインX
座標値250を左検索X座標XLにセットする。このX
座標値は、図10に示すように車両運転者がカメラの画
角以内に存在すれば確実に顔面部の中に存在するライン
を指定している。
【0050】つぎに、ステップS203で画素J(XL
,Y)が白か否かを調べ、白の場合はステップS204
で左側白画素連続カウンタWXCLをカウントアップし
、ステップS205で検索X座標XLをカウントダウン
する。そして、ステップS206で検索X座標XLの値
が7か否かを調べ、7のときは顔の左端まできたことに
なるからステップS207で鼻検出フラグNOFLGを
0として処理を終了する。
【0051】ステップS203において画素J(XL,
Y)が白でない場合は、ステップS208で今まで記憶
していた左側端点の最小値XLMと今回の端点XLを比
較し、XLの方が小さい場合(より左側にある場合)は
ステップS209においてXLを新たな左端点XLMと
する。
【0052】つぎに、ステップS210で画素J(XL
,Y)が黒か否かを調べ、黒の場合はステップS211
で左側黒画素連続カウンタWXBLをカウントアップす
る。ステップS212では、黒画素連続カウンタWXB
Lが10以上か否かを調べ、10を越える場合は、鼻穴
より大きい黒領域であると判断され、ステップS214
で鼻検出フラグNOFLGを0として処理を終了する。 黒画素連続カウンタWXBLが10未満の場合はステッ
プS213へ移行し、検索X座標XLをカウントダウン
してステップS210へ移行する。
【0053】ステップS210において、画素J(XL
,Y)が黒でない場合、すなわちステップS212でW
XBLが10未満と判断された直後に白に戻った場合は
、連続する黒色画素は鼻の穴程度の大きさの黒領域であ
ると判断し、ステップS215で鼻検出フラグNOFL
Gをセット(=1)し、この処理を終了する。
【0054】なお、右検索についても略同様に行ってい
る。但し、ステップS206はA=513となり、ステ
ップS205及びS213はカウントアップXL=XL
+1となる。
【0055】図8は前記図3のステップS5の詳細フロ
ーチャートを示すものである。この処理はウインドウの
Y方向の座標を検出するもので、左右それぞれの眼にお
いて行われる。
【0056】また、この処理は大きく分けて黒領域2点
の検索部分と、眼鏡の有無検出部との二つに分かれる。
【0057】黒領域2点の検索部分では、左眼に対して
図11に示すように、左眼ウインドウの右側X座標X2
 から10ドット左側、すなわちX2 −10を始点と
し、この位置から横方向(X方向)にX2 −90まで
を範囲とし、検索開始のY座標YLから0の範囲で縦方
向上方(Y方向)へ検索し、これを横方向4ドットの間
隔毎に行っていく。Y座標YLは左右端点XLM,XR
Mを決定した走査ラインの下方に設定するものである。
【0058】また、右眼に関しては右眼ウインドウ左側
X座標XX1 から10ドット右側、すなわちXX1 
+10を始点とし、この位置から横方向(X方向)にX
X1 +90までを範囲とし、Y座標YLから0の範囲
で縦方向上方(Y方向)へ検索し、これを横方向4ドッ
トの間隔毎に行っていく。
【0059】眼鏡の有無検出部では、左眼に関しては図
12に示すように、左眼ウインドウの右側X座標X2 
から左眼ウインドウの左側X座標X1 への横方向(X
方向)の範囲で、また、右眼に関しては右眼ウインドウ
の左側X座標XX1 から右眼ウインドウの右側X座標
XX2 への横方向(X方向)の範囲で後述するように
検索する。
【0060】以下、左眼ウインドウのY方向の幅を決定
する処理について図8に基づいて説明する。
【0061】まず、ステップS301において、一番目
と二番目の黒領域のY座標の最大値(最下点)のメモリ
変数BY1MAXおよびBY2MAXがクリアされ、X
方向の検出範囲規定カウンタXCHECKがX2 −1
0に、また、Y方向の検索範囲規定カウンタYCHEC
KがYLに初期化される。
【0062】つぎに、ステップS302でX方向の検索
範囲規定カウンタXCHECKがX2 −90以下か否
かが判別される。この判別はX方向へすべて検索したか
否かを判別するものである。このときは、未だ、X方向
全ての検索を終了していないからステップS303へ移
行し、一番目の黒領域を検出したフラグFL1、黒色画
素連続カウンタBLACK、白色画素連続カウンタWH
ITE、一番目の黒領域と二番目の黒領域との間隔が1
0ドット以上あるフラグWHITEFLおよび一番目の
黒領域と二番目の黒領域のそれぞれの最大値記憶バッフ
ァBY1およびBY2がクリアされる。
【0063】つぎに、ステップS304で検索画素が黒
か否かが判別され、黒の場合は白色画素連続カウンタW
HITEをクリアし(ステップS305)、黒色画素連
続カウンタBLACKをカウントアップする(ステップ
S306)。そして、ステップS307で黒色画素連続
カウンタBLACKの黒画素が1か否かが判別される。 これは黒画素の検出が初めてか否かを判断するものであ
る。黒画素が1の場合は黒領域の最下点Y座標候補とし
てY方向の検索範囲規定カウンタYCHECKでカウン
トされた現Y座標をSETYに記憶する(ステップS3
08)。例えば図11で“1”としてあるY座標を記憶
する。つぎに、ステップS309で黒画素連続カウンタ
BLACKの黒画素が2以上か否かが判別され、黒画素
が2以上の場合は一番目の黒領域を検出したフラグFL
1がセットされているか否かが判別される(ステップS
310)。フラグFL1がセットされていない場合は、
ステップS311へ移行し、一番目の黒領域の最大値記
憶バッファBY1にSETYの値を代入して保管し、フ
ラグFL1をセットする。そして、ステップS328で
Y座標YCをカウントダウンし、一つ上の画素の検索に
移る。
【0064】ステップS310でフラグFL1がセット
されている場合はステップS312へ移行し、一番目の
黒領域と二番目の黒領域の間隔が10ドット以上あるフ
ラグWHITEFLがセットされているか否かが判別さ
れる。そして、フラグWHITEFLがセットされてい
る場合は二番目の黒領域を検出したことになるのでステ
ップS313で二番目の黒領域の最大値記憶バッファB
Y2にSETYの値を代入して保管する。例えば、図1
1で“2”と示してあるY座標を保管する。また、ステ
ップS312でフラグWHITEFLがセットされてい
ない場合は、一番目の黒領域と二番目の黒領域の間隔が
狭く両者の差が明確でないのでステップS314へ移行
し、黒画素の連続数が50ドットを越えるか否かが判別
される。黒画素の連続数が50ドットを越えている場合
は頭髪を検出したことになるためステップS315へ移
行してバッファBY2をクリアし、また、50ドットを
越えていない場合はステップS328へ移行しY座標Y
Cをカウントダウンし、一つ上の画素の検索に移る。
【0065】前記ステップS304で検索画素が白の場
合にはステップS316へ移行して黒色画素連続カウン
タBLACKをクリアし、ステップS317で一番目の
黒領域を検出したフラグFL1がセットされているか否
かが判別される。そして、フラグFL1がセットされて
いない場合は、未だ黒領域が一つも検出されていないた
めステップS328へ移行しY座標YCをカウントダウ
ンし、一つ上の画素の検索に移る。フラグFL1がセッ
トされている場合にはステップS318へ移行し、白色
画素連続カウンタWHITEをカウントアップする。そ
して、ステップS319で白画素が10ドット以上連続
したか否かが判別され、10ドット以上連続した場合は
眼と眉の間か、眼鏡フレームと眼の間を検索したとして
ステップS320へ移行し、一番目の黒領域と二番目の
黒領域の間隔が10ドット以上あるフラグWHITEF
Lをセットする。また、白画素が10ドット以上連続し
ていない場合はステップS328へ移行してY座標YC
をカウントダウンし、一つ上の画素の検索に移る。
【0066】つぎに、ステップS321で白画素が80
ドット以上連続したか否かが判別され、80ドット以上
連続した場合は眉毛を検出せず顔を検出したことになる
からステップS322へ移行し、二番目の黒領域の最大
値記憶バッファBY2をクリアする。また、白画素が8
0ドット以上連続していない場合はステップS328へ
移行してY座標YCをカウントダウンし、一つ上の画素
の検索に移る。
【0067】つぎに、一番目と二番目の黒領域の候補点
としてのそれぞれのバッファBY1およびBY2が決定
されると、ステップS323において、候補点としての
バッファBY1の値を今までに記憶された一番目の黒領
域値の最大値(最下点)BY1MAXと比較し、より大
きい方をBY1MAXとして記憶する(ステップS32
4)。例えば、図11において中央部の1のY座標がB
Y1MAXとして記憶される。続いて、ステップS32
5において、候補点としてのバッファBY2の値を今ま
でに記憶された二番目の黒領域の最大値(最下点)BY
2MAXと比較し、より大きい方をBY2MAXとして
記憶する。例えば、図11において右側の2のY座標が
BY2MAXとして記憶される。
【0068】このようにして、一番目の黒領域の最下点
BY1MAXと二番目の黒領域の最下点BY2MAXが
決定される。
【0069】つぎに、眼鏡の有無の検索を行う。まず、
図9のステップS329において、二番目の黒領域の最
大値記憶バッファBY2が検出されているか否かを判別
し、このBY2の値からステップS330,S331で
眼鏡検出のY座標BYHを求める。すなわち、二番目の
黒領域の最大値記憶バッファBY2がなく、一番目の黒
領域の最大値記憶バッファBY1のみの場合は、BYH
=BY1+10とし(ステップS330)、二番目の黒
領域の最大値記憶バッファBY2がある場合は、BYH
=(BY1+BY2)/2とする(ステップS331)
【0070】なお、ステップS331でBYHをBY1
とBY2との中間点としているが、これはBY1とBY
2の間の点であればよいものである。
【0071】つぎに、ステップS332で、黒画素の数
をカウントする黒色画素カウンタBLACKXをクリア
し、画素座標XC,YCに初期値XC=X2(XC=X
X1 )、YC=BYHを設定する(ステップS333
,S334)。ステップS335で画素Jが黒か否かが
検索され、黒の場合はX方向へ黒色画素カウンタBLA
CKXを左眼のときはXC=X2 からカウントアップ
し、右眼のときはXC=XX1 からカウントダウンす
る(ステップS336,S337)。ステップS338
でX方向へ、左眼ではXX1 を越えるまで、右眼では
X2 を下回るまで検索したか否かが判別され、XX1
 を越えまたはX2 を下回るまで検索が終了するとス
テップS339へ移行し、黒色画素カウンタBLACK
Xの値が3以上か否かが判別される。黒色画素カウンタ
BLACKXの値が3未満の場合は眼鏡中央部のフレー
ムを検出したと判別してステップS340へ移行し、眼
鏡無しカウンタMEGOFFをカウントアップする。
【0072】以上の処理を左眼の検索範囲内で行い、ス
テップS341で眼鏡無しカウンタMEGOFFの値が
5を越えるか否かが判別される。
【0073】眼鏡無しカウンタMEGOFFの値が5よ
り大きい場合は眼鏡をかけていないものと判断してステ
ップS342へ移行し、一番目に検出した黒領域のY座
標の下端点BY1MAXを基準にしてウインドウの縦方
向(Y方向)の幅を規定するY座標YT,YBを、YT
=BY1MAX−40,YB=BY1MAX+10に設
定する。また、眼鏡無しカウンタMEGOFFの値が5
より小さい場合は眼鏡をかけているものと判断してステ
ップS343へ移行し、二番目に検出した黒領域のY座
標の最下点BY2MAXを基準にしてウインドウの縦方
向(Y方向)の幅を規定するY座標YT,YBを、YT
=BY2MAX−40,YB=BY2MAX+10に設
定する。
【0074】以上の処理を左右両眼において行うことに
より、それぞれの眼のウインドウが設定される。
【0075】このようにウインドウ設定に関しては、顔
の幅方向端で左右別個にウインドウの横の範囲を決定す
ることとしたため、顔の向きにより赤外線ストロボの照
射画像に影が発生する場合でもその影響が排除される。
【0076】また、ウインドウの縦方向の範囲の設定に
おいても、例えば、僅か2点の黒領域を僅か20回の縦
方向の走査をするだけで設定できるため、横方向範囲設
定と同様に影や少しの画像の変化でも正確なウインドウ
の設定を高速に行うことが可能となった。
【0077】さらに、あらゆる顔画像に対しても、最大
でも眉から下の画像の変化の殆んど無い部分で検索を行
うため、帽子を被っている場合、眼鏡を装着している場
合においても、眼球存在領域の特定が正確にでき、居眠
り、わき見の等検出が可能となった。
【0078】そして、図3のフローチャートのステップ
S6で、2値化した画像J(X,Y)から上記で設定さ
れたウインドウ内に対する虹彩部分を検出する処理が行
われる。
【0079】虹彩は、一般に暗い円形領域として観測さ
れるから、この円形領域を検出してその領域面積を認識
すれば、運転者の居眠りの有無等が判定できる。
【0080】図13は、虹彩の検出原理を示す説明図で
ある。
【0081】今、ウインドウ内の任意の点(x,y)を
中心とする半径Rの円を設定するとともに、点(x,y
)を中心として放射状に4つの矩形を設定する。この矩
形は、円の内外方にそれぞれP画素だけ延在するように
設定される。そして、円より外方の矩形白抜き部の明度
値の総和と、円より内方の矩形ハンチング部の明度値の
総和との差δを求める。
【0082】これを上記任意の点(x,y)においてR
min〜Rmaxまで行い、差δの最大値を△としてこ
れを求める。つぎに、点(x,y)を中心として同様な
演算を行い、差δの最大値が上記最大値△より大きけれ
ば、今回演算されたδの最大値を最大値として記憶する
。このような演算をウインドウ内の全画素点を中心とし
て行い最大値△を出力する。
【0083】これは、ウインドウ内に虹彩が存在すると
き、虹彩は他の領域に比べて輝度が低い円形図形として
検出され、虹彩を中心に求められる上記差δが最大とな
るという原理に基づいている。
【0084】図14は以上の処理のフローチャートを示
すものである。
【0085】まず、ステップS901で、ウインドウ内
を走査するカウンターx,yをLにリセットする。なお
、ここで設定されたウインドウの大きさは、x方向Mド
ット、y方向Nドットする。つぎに、ステップS902
で、虹彩検出の中心座標の点J(x,y)が黒いか否か
が判別され、黒い場合はステップS903へ移行し、検
出半径RをRminとする。つづいて、ステップS90
4およびS905において、△およびpをリセットする
【0086】つぎに、ステップS906乃至S908で
、具体的に白い部分に囲まれた黒い円形領域として検出
する。すなわち、ステップS906において式の前半の
4項J(x+R+p,y),J(x,y−R−p),J
(x−R−p,y),J(x,y+R+p)はそれぞれ
座標中心(x,y)から半径R+p離れた右、下、左、
上の位置の明度を表わし、式の後半の4項J(x+R−
p−1,y),J(x,y−R+p+1),J(x−R
+p+1,y),J(x,y+R−p−1)はそれぞれ
中心座標(x,y)から半径R−(p+1)離れた右、
下、左、上の位置の明度を表わしている。そして、ステ
ップS907でpを1づつ増加させp−1まで変化させ
てステップS906乃至S908を繰返し実行し、半径
Rminにおける図13の矩形白抜き部の明度値総和(
ステップS906の式の前半4項の和)と矩形ハッチン
グ部の明度値総和(ステップS906の式の後半4項の
和)の差δが最大値△として求められる(ステップS9
10)。つぎに、ステップS911で半径Rmin+1
として再度ステップS905へ移行し、ステップS90
6乃至S908を繰返し実行することにより半径Rmi
n+1としたときの矩形領域の明度差δを求める。 この明度差δが第1回目の半径Rminについて演算さ
れた△よりも大きければ、その明度差δを最大値△とす
る。このような操作を半径Rmaxまで繰返して行い、
任意の点(x,y)について最大明度差△が求まる(ス
テップS912)。これは、検出する虹彩の半径は、個
人あるいはカメラと乗員の距離によって異るため、検出
半径にあるゾーン(Rmin〜Rmax)を設けるため
である。
【0087】以下、この処理をx=1〜Mまで、y=1
〜Nまでウインドウ全体に亘って行う。このような処理
によって求まる△maxは、虹彩の中心について演算さ
れた明度差である。そして、開眼時と閉眼時とではこの
明度差△は大きく異るため、この最大明度差△を用いて
開眼か閉眼かの判別が容易になる。
【0088】このようにして虹彩を検出することにした
ため、運転者の開眼、閉眼状態を確実且つ迅速にモニタ
リングすることも可能となった。これにより、運転者の
居眠り、わき見の検出を行うことができるという効果が
得られる。
【0089】つぎに、前記図3のフローチャートのステ
ップS7における居眠りわき見の判定において、開眼ま
たは閉眼の判別は、ステップS6で算出されたウインド
ウ内の最大明度差△をしきい値処理し明度差△≧Th(
しきい値)のときは開眼、明度差△≦Thのときは閉眼
であると判断する。
【0090】まばたきした場合にも上記虹彩検出処理で
閉眼と判断されることがあるから、1回の虹彩検出処理
で運転者が居眠りをしていると判断すると誤判断するこ
とがあるため、同一の虹彩検出処理を複数回繰返し実行
し、ある所定回数以上連続して閉眼が認識されたときに
居眠りしていると判定する。
【0091】例えば、図15に示すように、黒点で示す
時間間隔ごとに画像が入力され、そして虹彩検出処理の
結果、閉眼と判断される回数が3回連続したときは運転
者が居眠りしていると判定する。
【0092】また、片目のみが閉眼と判断した場合は、
実際には閉眼でなく、わき見をしているために原画面か
ら片目が外れているものと考えられる。従って居眠り判
断と同様に3回連続して片目が閉眼していると判断され
たときには、わき見と判定する。
【0093】上記のように、運転者の顔画像の頬部に出
現する横方向の白色部分の最大幅より運転者の眼球を含
む領域の横方向の幅を設定し、前記最大幅を設定した点
からの縦方向の走査により検出した2点の黒領域の中間
の点から横方向に走査し、黒色画素の有無により眼鏡を
装着しているか否かを判断し、その有無により前記2点
の黒領域のどちらが眼であるかを判断して運転者の眼球
を含む領域の縦方向の幅を設定し、その領域内において
虹彩部分を検出することにより、眼球が開いているか、
閉じているか、正面を向いていないか等を判断すること
ができる。これにより、運転者の居眠り、わき見の検出
を行うことができる。
【0094】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明の構成によれば、黒色画素が所定個以下の小特異点を
検出したときは当該検出部分の走査情報を顔面の端特定
の情報から削除するから、鼻穴や黒子等を眼として誤認
識することがなくなる。また、当該部分対応の左右走査
情報を鼻穴等を検出した時に削除することができ演算時
間を短縮することが可能であり、眼位置検出の処理時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成図である。
【図2】この発明の一実施例に係る構成図である。
【図3】図2の構成に基づくフローチャートである。
【図4】この実施例の処理に関する説明図である。
【図5】この発明に係るウインドウの横方向の位置を決
定するフローチャートである。
【図6】この発明に係るウインドウの横方向の位置を決
定するフローチャートである。
【図7】図5に示す処理の一部を詳細に説明するフロー
チャートである。
【図8】この発明に係るウインドウの縦方向の範囲設定
処理のフローチャートである。
【図9】この発明に係るウインドウの縦方向の範囲設定
処理のフローチャートである。
【図10】この実施例の走査方式に関する説明図である
【図11】この実施例の処理に関する説明図である。
【図12】この実施例の処理に関する説明図である。
【図13】虹彩検出処理の原理説明図である。
【図14】虹彩検出処理のフローチャートである。
【図15】居眠り判断のための説明図である。
【符号の説明】
CL1  画像入力手段 CL2  2値化手段 CL3  白色画素数計数手段 CL4  顔面の端特定手段 CL5  小特異点検出手段 CL6  削除手段 CL7  眼球の左右領域決定手段 CL8  黒領域検出手段 CL9  眼球の縦領域決定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  眼を含む顔画像を入力する画像入力手
    段と、前記画像入力手段から送出される入力画像を2値
    化する2値化手段と、前記2値化画像において画像の左
    右方向へ走査し連続する白色画素数を計数する白色画素
    数計数手段と、この白色画素数計数手段の検出に基づき
    顔面の端を特定する顔面の端特定手段と、前記左右方向
    への走査において黒色画素が所定個以下の小特異点を検
    出する小特異点検出手段と、この小特異点検出手段が小
    特異点を検出したとき当該検出部分対応の左右走査情報
    を顔面の端特定の情報から削除する削除手段と、前記顔
    面の端特定手段により特定された顔面の端から眼球の存
    在領域の横方向の位置を決定する眼球の左右領域決定手
    段と、決定された眼の横方向の存在領域で縦方向の下か
    ら黒領域を検出する黒領域検出手段と、検出された黒領
    域を基準にして眼の存在領域の縦方向の位置を決定する
    眼球の縦領域決定手段とからなることを特徴とする眼位
    置検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994025857A1 (en) * 1993-05-04 1994-11-10 Brisalebe Ag Evaluating animals using eye characteristics
WO2007046477A1 (ja) * 2005-10-20 2007-04-26 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 顔中心位置検出装置、顔中心位置検出方法、及び、プログラム

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US7907752B2 (en) 2005-10-20 2011-03-15 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Face center position detecting device, face center position detecting method, and computer-readable medium

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