JPH0421529Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421529Y2 JPH0421529Y2 JP12639289U JP12639289U JPH0421529Y2 JP H0421529 Y2 JPH0421529 Y2 JP H0421529Y2 JP 12639289 U JP12639289 U JP 12639289U JP 12639289 U JP12639289 U JP 12639289U JP H0421529 Y2 JPH0421529 Y2 JP H0421529Y2
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- JP
- Japan
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- occlusal
- teeth
- present
- reinforcement device
- pair
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- Expired
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、スポーツ等を行なう際、歯に平均的
に力がかかるように、歯の噛み合わせ部分に装着
して咬合を補助補強するための歯の咬合補強具に
関するものである。
に力がかかるように、歯の噛み合わせ部分に装着
して咬合を補助補強するための歯の咬合補強具に
関するものである。
[従来の技術]
歯の噛み合わせが悪いと頸椎に微妙な歪みが起
き、平衡バランスが狂つたり、腰にずれができた
り、全身に異状が発生すること、さらには精神が
不安定になり物事への取組みも消極的になること
はよく知られている。また、昔から、火事場の馬
鹿力という言葉があるが、これは奥歯を噛み締め
た結果出る力に対する表現であり、残念ながら奥
歯を30秒以上も継続して噛むことは、よほどの訓
練が必要である。
き、平衡バランスが狂つたり、腰にずれができた
り、全身に異状が発生すること、さらには精神が
不安定になり物事への取組みも消極的になること
はよく知られている。また、昔から、火事場の馬
鹿力という言葉があるが、これは奥歯を噛み締め
た結果出る力に対する表現であり、残念ながら奥
歯を30秒以上も継続して噛むことは、よほどの訓
練が必要である。
そこで、歯の噛み合わせを強化し、正常に戻し
ながら、体内の異状を改善、矯正し、さらにはパ
ワーアツプを図るための補助器具とし、歯の咬合
補強具というものが知られている。
ながら、体内の異状を改善、矯正し、さらにはパ
ワーアツプを図るための補助器具とし、歯の咬合
補強具というものが知られている。
従来、例えば、ボクシングにおいて使用される
マウスピースが知られていたが、もちろんこのマ
ウスピースは試合中に歯を保護するためのもので
あつて、装着時には呼吸や会話が困難である等の
問題があり、一般的な咬合補強具としては使用で
きなかつた。
マウスピースが知られていたが、もちろんこのマ
ウスピースは試合中に歯を保護するためのもので
あつて、装着時には呼吸や会話が困難である等の
問題があり、一般的な咬合補強具としては使用で
きなかつた。
そこで、汎用性を持たせ、装着時の異物感、違
和感を少なくし、装着時に会話もできるようにし
た咬合補強具として、第7図に示したようなもの
が知られている。第7図より明らかなように、従
来の咬合補強具14は左右奥歯部分に挿入する左
右一対の咬合部挿入部材11,11′と、該左右
一対の咬合部挿入部材11,11′を連結しかつ
下側の前歯内側に添うように設けた一本の金属製
の連結部材12と、装着時の歯への固定用突起部
材13,13′とからなつている。また前記左右
一対の咬合部挿入部材11,11′は合成樹脂等
から形成され、各人の奥歯の歯型に合せて成型さ
れている。
和感を少なくし、装着時に会話もできるようにし
た咬合補強具として、第7図に示したようなもの
が知られている。第7図より明らかなように、従
来の咬合補強具14は左右奥歯部分に挿入する左
右一対の咬合部挿入部材11,11′と、該左右
一対の咬合部挿入部材11,11′を連結しかつ
下側の前歯内側に添うように設けた一本の金属製
の連結部材12と、装着時の歯への固定用突起部
材13,13′とからなつている。また前記左右
一対の咬合部挿入部材11,11′は合成樹脂等
から形成され、各人の奥歯の歯型に合せて成型さ
れている。
[本考案が解決しようとする課題]
しかしながら、人により程度の差はあるにせ
よ、咬合補強具使用によつて一部の歯が特に刺激
を受けて成長し、歯が変形したり、ズレが生じて
くるものである。従つて一旦作製した咬合補強具
であつても、そのうち合わなくなり効果が低下し
てしまうという欠点がある。これには咬合部挿入
部材の歯が当接する部分を削るなどして調整する
ことも可能ではあるが、この作業には高度の技術
と大変な手間を必要とし、それでも完全に調整で
きない場合には新たに作り直さなければならず、
メンテナンス上の問題がある。さらに、製造工程
が複雑で製造に手間がかかり、コストも高いとい
う欠点がある。
よ、咬合補強具使用によつて一部の歯が特に刺激
を受けて成長し、歯が変形したり、ズレが生じて
くるものである。従つて一旦作製した咬合補強具
であつても、そのうち合わなくなり効果が低下し
てしまうという欠点がある。これには咬合部挿入
部材の歯が当接する部分を削るなどして調整する
ことも可能ではあるが、この作業には高度の技術
と大変な手間を必要とし、それでも完全に調整で
きない場合には新たに作り直さなければならず、
メンテナンス上の問題がある。さらに、製造工程
が複雑で製造に手間がかかり、コストも高いとい
う欠点がある。
そこで本考案は上記従来の問題に鑑みなされた
もので、従来の咬合補強具の有する効果を損なう
ことなく、また、各人の歯の変形やズレが生じた
場合にも調整が不要で、しかも丈夫で、製造が容
易にでき、安価である歯の咬合補強具を提供する
ことを目的とする。
もので、従来の咬合補強具の有する効果を損なう
ことなく、また、各人の歯の変形やズレが生じた
場合にも調整が不要で、しかも丈夫で、製造が容
易にでき、安価である歯の咬合補強具を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案に係る歯の
咬合補強具は、左右奥歯部分に挿入する左右一対
の咬合部挿入部材と、該左右一対の咬合部挿入部
材を連結する連結部とを弾性体樹脂により一体に
形成してなる構成としたものである。
咬合補強具は、左右奥歯部分に挿入する左右一対
の咬合部挿入部材と、該左右一対の咬合部挿入部
材を連結する連結部とを弾性体樹脂により一体に
形成してなる構成としたものである。
[作用]
このような本考案にあつては、咬合補強具全体
を弾性体樹脂により形成しているため、各人の歯
が次第に変形してきたり、ズレが生じてきたりし
た場合には、この弾性体樹脂が歯のわずかの変形
やズレによる変化を吸収するので、そのまま効果
を維持でき、耐衝撃性にも優れている。従つて、
従来のような高度で面倒な調整を必要としない。
また、咬合補強具全体を一体形成するため、複雑
な製造工程を必要とせず、簡単に製造できる。さ
らにコスト面でも安価なものにすることができ
る。
を弾性体樹脂により形成しているため、各人の歯
が次第に変形してきたり、ズレが生じてきたりし
た場合には、この弾性体樹脂が歯のわずかの変形
やズレによる変化を吸収するので、そのまま効果
を維持でき、耐衝撃性にも優れている。従つて、
従来のような高度で面倒な調整を必要としない。
また、咬合補強具全体を一体形成するため、複雑
な製造工程を必要とせず、簡単に製造できる。さ
らにコスト面でも安価なものにすることができ
る。
[実施例]
以下、添付図面に従い、本考案の実施例につい
て説明する。
て説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はその正面図である。
図はその正面図である。
図中、2,2′は左右一対の咬合部挿入部材で
あり、各人の奥歯部分(好ましくは最奥より4本
までの部分)の歯型に合せて成型される。なお、
装着時にずり落ちないように、上側の奥歯の周囲
をキヤツプする如く形成される。
あり、各人の奥歯部分(好ましくは最奥より4本
までの部分)の歯型に合せて成型される。なお、
装着時にずり落ちないように、上側の奥歯の周囲
をキヤツプする如く形成される。
また、図中、3は前記左右一対の咬合部挿入部
材2,2′を連結する連結部であり、装着時の違
和感を少なくし、会話に支障を来さないように、
上側の前歯内側に添うよう各人に合せて成型され
る。
材2,2′を連結する連結部であり、装着時の違
和感を少なくし、会話に支障を来さないように、
上側の前歯内側に添うよう各人に合せて成型され
る。
本考案の咬合補強具1は前記左右一対の咬合部
挿入部材2,2′及び連結部3は弾性体樹脂によ
り一体に形成されている。
挿入部材2,2′及び連結部3は弾性体樹脂によ
り一体に形成されている。
本考案に用いられる弾性体樹脂は成型が容易
で、さらに口腔内に装着するものであるから、言
うまでもなく無味、無臭、無害であることが要求
される。本考案ではポリエーテル系樹脂を好まし
く用いることができる。具体例としてはポリエー
テル樹脂「エルコフレツクス」(販売元 日機装)
などが挙げられる。
で、さらに口腔内に装着するものであるから、言
うまでもなく無味、無臭、無害であることが要求
される。本考案ではポリエーテル系樹脂を好まし
く用いることができる。具体例としてはポリエー
テル樹脂「エルコフレツクス」(販売元 日機装)
などが挙げられる。
本考案の咬合補強具を一体に形成する方法とし
ては種々の方法があるが、代表的一例を挙げる
と、まず各人の歯型から本考案の咬合補強具のろ
う模型を形成する。該ろう模型を石膏中に浮かべ
て石膏を固化した後、ろうを溶出させて石膏型を
形成する。該石膏型に溶融樹脂を注入し、樹脂が
硬化した後、脱型すれば、本考案の咬合補強具が
一体に形成される。
ては種々の方法があるが、代表的一例を挙げる
と、まず各人の歯型から本考案の咬合補強具のろ
う模型を形成する。該ろう模型を石膏中に浮かべ
て石膏を固化した後、ろうを溶出させて石膏型を
形成する。該石膏型に溶融樹脂を注入し、樹脂が
硬化した後、脱型すれば、本考案の咬合補強具が
一体に形成される。
第3図及び第4図は以上のように構成された本
考案に係る歯の咬合補強具を口腔内に装着した状
態を示すもので、それぞれ正面外観図及び口腔内
側からみた図である。
考案に係る歯の咬合補強具を口腔内に装着した状
態を示すもので、それぞれ正面外観図及び口腔内
側からみた図である。
装着状態において、上下奥歯は前記弾性体樹脂
より形成された左右一対の咬合部挿入部材2,
2′に当接し、各人の歯が次第に変形やズレが生
じてきた場合であつても、この変化を吸収するの
で、歯の咬合力を高める効果を維持できる。
より形成された左右一対の咬合部挿入部材2,
2′に当接し、各人の歯が次第に変形やズレが生
じてきた場合であつても、この変化を吸収するの
で、歯の咬合力を高める効果を維持できる。
また、第5図及び第6図はそれぞれ本考案の別
の実施例を示す平面図である。
の実施例を示す平面図である。
第5図に示すものは、上述の第1の実施例とは
逆に、下側の歯に装着する場合の態様であり、基
本的に構成は上述の第1の実施例と同様である
が、連結部3は下側の前歯内側に添うよう成型さ
れている。
逆に、下側の歯に装着する場合の態様であり、基
本的に構成は上述の第1の実施例と同様である
が、連結部3は下側の前歯内側に添うよう成型さ
れている。
また第6図に示すものは、中央の連結部3がマ
ウスピースの如く前歯を覆うよう成型されてお
り、この態様によれば、前歯を外部の衝撃から保
護するという効果も奏する。
ウスピースの如く前歯を覆うよう成型されてお
り、この態様によれば、前歯を外部の衝撃から保
護するという効果も奏する。
なお、本考案の咬合補強具を装着することによ
つて拡がる上下の奥歯間隔(バイト)は任意に設
定することができるが、マラソン、ジヨギング等
においては薄目(約5mm以下)のもの、重量上げ
のような極限のパワーが必要な場合には厚め(約
7mm〜1cm)のもの、一般のスポーツでは約4mm
〜7mmのもの、またスポーツ以外での使用の場合
は3mm〜6mm程度のものが特に効果を発揮する。
つて拡がる上下の奥歯間隔(バイト)は任意に設
定することができるが、マラソン、ジヨギング等
においては薄目(約5mm以下)のもの、重量上げ
のような極限のパワーが必要な場合には厚め(約
7mm〜1cm)のもの、一般のスポーツでは約4mm
〜7mmのもの、またスポーツ以外での使用の場合
は3mm〜6mm程度のものが特に効果を発揮する。
[考案の効果]
以上詳細に説明したように本考案に係る歯の咬
合補強具によれば、咬合補強具全体を弾性体樹脂
により形成したので、各人の歯が次第に変形した
り、ズレが生じてきた場合であつても、この弾性
体樹脂が歯のわずかな変形やズレによる変化を吸
収し、従来のように高度で面倒な調整を行わなく
ても、歯の咬合力を高める効果をそのまま維持す
ることができる。しかも、耐衝撃性に優れている
ためボクシング等のスポーツでも使用できる。
合補強具によれば、咬合補強具全体を弾性体樹脂
により形成したので、各人の歯が次第に変形した
り、ズレが生じてきた場合であつても、この弾性
体樹脂が歯のわずかな変形やズレによる変化を吸
収し、従来のように高度で面倒な調整を行わなく
ても、歯の咬合力を高める効果をそのまま維持す
ることができる。しかも、耐衝撃性に優れている
ためボクシング等のスポーツでも使用できる。
また、本考案によれば、咬合補強具全体を一体
形成するため、従来のような複雑な製造工程を必
要とせずに簡単に製造することができる。さらに
コスト的にも安価なものを提供することができ
る。
形成するため、従来のような複雑な製造工程を必
要とせずに簡単に製造することができる。さらに
コスト的にも安価なものを提供することができ
る。
本考案の歯の咬合補強具を使用することによつ
て、歯の噛み合わせを強化し、そしやくと咬合圧
の刺激が第2頸椎から大脳に伝わるので、新陳代
謝が激しくなり酸素供給量が多くなつて、精神が
安定化し、物事への取組みも積極的になり、ま
た、同じ姿勢による肩凝りの解消やストレスの解
消にもつながり、さらには平衡バランスと集中力
の向上によつてスポーツにおけるパワーアツプを
達成することができる。
て、歯の噛み合わせを強化し、そしやくと咬合圧
の刺激が第2頸椎から大脳に伝わるので、新陳代
謝が激しくなり酸素供給量が多くなつて、精神が
安定化し、物事への取組みも積極的になり、ま
た、同じ姿勢による肩凝りの解消やストレスの解
消にもつながり、さらには平衡バランスと集中力
の向上によつてスポーツにおけるパワーアツプを
達成することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はその正面図、第3図は本考案一実施例の装着
状態を示す正面外観図、第4図はその口腔内側か
らみた図、第5図及び第6図はそれぞれ本考案の
別の実施例を示す正面図、第7図は従来例の構成
を示す平面図である。 1……咬合補強具、2,2′……咬合部挿入部
材、3……連結部。
図はその正面図、第3図は本考案一実施例の装着
状態を示す正面外観図、第4図はその口腔内側か
らみた図、第5図及び第6図はそれぞれ本考案の
別の実施例を示す正面図、第7図は従来例の構成
を示す平面図である。 1……咬合補強具、2,2′……咬合部挿入部
材、3……連結部。
Claims (1)
- 左右奥歯部分に挿入する左右一対の咬合部挿入
部材と、該左右一対の咬合部挿入部材を連結する
連結部とを弾性体樹脂により一体に形成してなる
ことを特徴とする歯の咬合補強具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12639289U JPH0421529Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12639289U JPH0421529Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0364618U JPH0364618U (ja) | 1991-06-24 |
JPH0421529Y2 true JPH0421529Y2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=31674205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12639289U Expired JPH0421529Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421529Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11206786A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Yamaguchi Noboru | 噛み合せ調整器 |
WO2015057010A1 (ko) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 김유미 | 구강 보호 장치 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP12639289U patent/JPH0421529Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364618U (ja) | 1991-06-24 |
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