JPH04215071A - 二重定格型光電流センサ - Google Patents

二重定格型光電流センサ

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JPH04215071A
JPH04215071A JP2410025A JP41002590A JPH04215071A JP H04215071 A JPH04215071 A JP H04215071A JP 2410025 A JP2410025 A JP 2410025A JP 41002590 A JP41002590 A JP 41002590A JP H04215071 A JPH04215071 A JP H04215071A
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JP
Japan
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magnetic field
optical
conductor
several
current
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2410025A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Katsukawa
裕幸 勝川
Naoki Tanaka
直樹 田中
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04215071A publication Critical patent/JPH04215071A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変電所等において地絡電
流と短絡電流とをともに精度良く検出することができる
二重定格型光電流センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所等において、電流路を構成する導
体に光電流センサを取り付けておき、地絡電流や事故発
生時の短絡電流を測定することは既に知られている。と
ころが、154 KV以下の抵抗接地系においては地絡
電流の最大値が数十A程度であるのに対して、短絡電流
の最大値は31.5KAにも達してその差が極めて大き
いので、単一の光電流センサにより両方の電流を正確に
測定することは困難である。従って電流路に2種類の光
電流センサを取り付けて地絡電流と短絡電流とを個別に
測定することも考えられるが、各光電流センサにそれぞ
れ光変換器を接続して光信号の入力と出力とを行わせる
必要があり、設備コストが高くつくという欠点があった
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の欠点を解決して、電流値の大きく異なる地絡電流と短
絡電流とを単一の光電流センサにより両方の電流を正確
に測定することを可能とし、しかも設備コストを比較的
安価に抑えることのできる二重定格型光電流センサを提
供するために完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた第1の発明は、導体に流れる1次電流に対
応して数10Aから数KAまでの領域で光磁界センサに
適切な変調度を与える磁界が得られる第1の磁界検出部
と、数KAから数十KAまでの領域で光磁界センサに適
切な変調度を与える磁界が得られる第2の磁界検出部と
、それぞれの磁界検出部の内部に置かれた同一感度の光
磁界センサと、これら2つの光磁界センサの入出力を流
れる電流の大小に応じて切り替える光導波路型スイッチ
とからなることを特徴とするものである。
【0005】また同一の課題を解決するためになされた
第2の発明は、導体に流れる1次電流の数10Aから数
十KAまでの全領域に比例した磁界が得られる単一の磁
界検出部と、その内部に設置された数10Aから数KA
までと数KAから数十KAまでに検出感度を持つ2種類
の光磁界センサと、これら2つの光磁界センサの入出力
を流れる電流の大小に応じて切り替える光導波路型スイ
ッチとからなることを特徴とするものである。以下に本
発明を図示の実施例により更に詳細に説明する。
【0006】
【実施例】図1において、1は導体であり、2はその回
りに設けられた第1の磁界検出部としてのドーナツ型鉄
心である。ドーナツ型鉄心にはその一部にギャップ3が
形成してあり、その内部に第1の光磁界センサ4が固定
してある。この第1の光磁界センサ4はYIG 、BS
O 等のファラディー素子からなるものであり、導体1
に流れる1次電流により第1の磁界検出部2の内部に生
ずる磁界を検出して、導体1の電流の大きさを知ること
ができるものである。なおこの第1の磁界検出部2は導
体1に流れる1次電流に対応して数10Aから数KAま
での領域で第1の光磁界センサ4に適切な変調度を与え
る磁界を得ることができるものである。
【0007】5は第1の磁界検出部であるドーナツ型鉄
心2のまわりに設けられたトロイダルコイルであり、そ
の内部に誘起される電流により励磁される第2の磁界検
出部6としてのソレノイドコイルを接続してある。この
第2の磁界検出部6の内部には第2の光磁界センサ7を
固定してある。この第2の光磁界センサ7も、やはりY
IG 、BSO 等のファラディー素子からなるもので
、第1の光磁界センサ4と同一感度のものが用いられて
いる。なおトロイダルコイル5をドーナツ型鉄心の上に
巻くことにより、ターン数を少なくしても所要のソレノ
イド電流を得ることができる利点があるが、トロイダル
コイル5を必ずしも鉄心の上に巻く必要はない。第2の
磁界検出部6は導体1に流れる1次電流に対応して数K
Aから数十KAまでの領域で第2の光磁界センサ7に適
切な変調度を与える磁界が得られるものである。
【0008】これらの2つの光磁界センサ4、7には光
変換器8から光ファイバ12を通じて光信号が入力され
、またそれらの出力に応じて変調された光信号が光ファ
イバ13を通じて取り出されるが、本発明においては2
つの光磁界センサ4、7と光変換器8との間に光導波路
型スイッチ9が設けられている。光導波路型スイッチ9
は光変換器8からの入出力光を第1の光磁界センサ4と
第2の光磁界センサ7に瞬間的に切り替えることができ
るものであり、例えばLiNbO3基板上にTi拡散光
導波路を形成した光導波路型スイッチ9を使用すること
ができる。なお、本発明の二重定格型光電流センサを高
電圧の電流路に使用する場合には、光ファイバ12、1
3の部分は光ファイバ内蔵碍子とすることが好ましい。
【0009】このほか導体1のまわりには光導波路駆動
用コイル10が設けられている。この光導波路駆動用コ
イル10は導体1を流れる1次電流を検出して電流の大
小に応じて光導波路型スイッチ9を切り替えるためのも
のである。実施例では光導波路駆動用コイル10の両端
部間に電圧変換用の抵抗11を接続してあり、これによ
って生ずる電圧を光導波路型スイッチ9に送って切り替
えを行わせている。このように本発明においては共通の
光変換器8からの入力光を用いるため、第1の光磁界セ
ンサ4と第2の光磁界センサ7とは同一波長で作動する
ものとしておく。
【0010】このように構成された第1の発明の二重定
格型光電流センサは、共通の光変換器8からの入力光を
光導波路型スイッチ9を介して第1の光磁界センサ4と
第2の光磁界センサ7に送り、導体1を流れる1次電流
に応じた光出力を取り出すことができるものである。す
なわち、光導波路駆動用コイル10により検出される導
体1を流れる1次電流が小さい場合には、光導波路型ス
イッチ9は小電流検出用の第1の光磁界センサ4側に切
り替えられ、導体1の電流を第1の磁界検出部2である
ドーナツ型鉄心のギャップ3内に固定された第1の光磁
界センサ4によって測定する。また光導波路駆動用コイ
ル10が導体1に大きい1次電流が流れたことを検出し
た場合には、光導波路型スイッチ9は大電流検出用の第
2の磁界検出部6の内部の第2の光磁界センサ7側に切
り替えられ、ソレノイドコイルの内部に固定された第2
の光磁界センサ7が導体1の電流を検出する。そして前
記したように第1の磁界検出部2は数10Aから数KA
までの領域で光磁界センサ4に適切な変調度を与えるこ
とができ、第2の磁界検出部6は数KAから数十KAま
での領域で光磁界センサ7に適切な変調度を与える磁界
が得られるようにそれぞれ構成されているので、図2に
示すように同一感度の光磁界センサ4、7により適切な
検出が可能である。
【0011】このように本発明においては導体1の1次
電流の大小に応じて光導波路型スイッチ9が使用する光
センサを瞬時に選択するので、小さい地絡電流から事故
発生時の大きい短絡電流のいずれをも正確に測定するこ
とができる。しかも本発明によれば個別に光変換器8を
設置する必要がなく、光ファイバ12、13も2本でよ
いので、設備コストを大幅に削減することができる。更
に本発明においては第1と第2の光磁界センサ4、7が
同一感度であるので、これらに互換性を持たせることが
できる利点もある。
【0012】なお以上に説明した実施例では第1の磁界
検出部2であるドーナツ型鉄心に形成されたギャップ3
内に第1の光磁界センサ4を固定したのであるが、導体
1のまわりに設けられたトロイダルコイル5にターン数
の異なる2種類のソレノイドコイルを接続し、それぞれ
のソレノイドコイルの内部に第1の光磁界センサ4と第
2の光磁界センサ7を固定してもよい。そして第1の光
磁界センサ4と第2の光磁界センサ7の特性が図3のよ
うに直線的に連続するようにしておけば、実施例と同様
に光導波路型スイッチ9で切換えを行わせることにより
、地絡電流と短絡電流のいずれをも正確に測定すること
ができる。
【0013】図4は第2の発明の実施例を示すものであ
り、図1に示したドーナツ型鉄心の周りに巻き付けられ
たトロイダルコイル5の2次側を短絡して大電流領域に
おける鉄心の飽和を抑制しておく。このドーナツ型鉄心
は導体1に流れる1次電流の数10Aから数十KAまで
の全領域に比例した磁界が得られる単一の磁界検出部1
5を構成するものであり、そのギャップ3の内部には数
10Aから数KAまでと数KAから数十KAまでに検出
感度を持つ2種類の光磁界センサ14、17を設置して
おく。そしてこれらの2種類の光磁界センサ14、17
は第1の発明と同様に導体1に流れる1次電流の大小に
応じて光導波路型スイッチ9により切り替えられる。
【0014】第2の発明における各光磁界センサ14、
17の作動は図5に示す通りであり、小さい地絡電流か
ら事故発生時の大きい短絡電流まで正確に測定すること
ができる。また第2の発明では磁界検出部15が単一で
あるので、この部分の構造を簡素化できる利点がある。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、単一の
光変換器により作動領域の異なる二つの光センサを導体
の1次電流の大きさに応じて切り替えて作動させること
ができるものであるから、設備コストを削減でき、しか
も地絡電流と短絡電流のいずれをも正確に測定すること
ができる。よって本発明は従来の問題点を解決した二重
定格型光電流センサとして、産業の発展に寄与するとこ
ろは極めて大きいものである。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】第1の発明における光磁界センサの作動を示す
グラフである。
【図3】他の実施例における光磁界センサの作動を示す
グラフである。
【図4】第2の発明の実施例を示す斜視図である。
【図5】第1の発明における光磁界センサの作動を示す
グラフである。
【符号の説明】
1  導体 2  第1の磁界検出部であるドーナツ型鉄心3  ギ
ャップ 4  第1の光磁界センサ 5  トロイダルコイル 6  第2の磁界検出部であるソレノイドコイル7  
第2の光磁界センサ 9  光導波路型スイッチ 14  光磁界センサ 15  単一の磁界検出部 17  光磁界センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  導体(1) に流れる1次電流に対応
    して数10Aから数KAまでの領域で光磁界センサに適
    切な変調度を与える磁界が得られる第1の磁界検出部(
    2) と、数KAから数十KAまでの領域で光磁界セン
    サに適切な変調度を与える磁界が得られる第2の磁界検
    出部(6) と、それぞれの磁界検出部の内部に置かれ
    た同一感度の光磁界センサ(4) 、(7) と、これ
    ら2つの光磁界センサ(4) 、(7) の入出力を流
    れる電流の大小に応じて切り替える光導波路型スイッチ
    (9) とからなることを特徴とする二重定格型光電流
    センサ。
  2. 【請求項2】  導体(1) に流れる1次電流の数1
    0Aから数十KAまでの全領域に比例した磁界が得られ
    る単一の磁界検出部(15)と、その内部に設置された
    数10Aから数KAまでと数KAから数十KAまでに検
    出感度を持つ2種類の光磁界センサ(14)、(17)
    と、これら2つの光磁界センサ(14)、(17)の入
    出力を流れる電流の大小に応じて切り替える光導波路型
    スイッチ(9) とからなることを特徴とする二重定格
    型光電流センサ。
JP2410025A 1990-12-10 1990-12-10 二重定格型光電流センサ Withdrawn JPH04215071A (ja)

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JP2410025A JPH04215071A (ja) 1990-12-10 1990-12-10 二重定格型光電流センサ

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JP2410025A JPH04215071A (ja) 1990-12-10 1990-12-10 二重定格型光電流センサ

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JPH04215071A true JPH04215071A (ja) 1992-08-05

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ID=18519259

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JP2410025A Withdrawn JPH04215071A (ja) 1990-12-10 1990-12-10 二重定格型光電流センサ

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JP (1) JPH04215071A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011185772A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Alps Green Devices Co Ltd 電流センサ
JP2020003374A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 日置電機株式会社 電流検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011185772A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Alps Green Devices Co Ltd 電流センサ
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Effective date: 19980312