JPH0421495A - 粘着メモ用紙集束体のホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、一端に再剥離性粘着層を有する複数枚のメモ
用紙の集束体から、粘着メモ用紙を１枚宛連続的に取出
すことが出来る粘着メモ用紙集束体のホルダーに関する
。

（従来の技術） 従来、例えば短冊状等の方形紙片の一側裏面に再剥離性
粘着剤層を設けてなる粘着メモ用紙が汎用されており、
これの商品形態としては、この単葉の複数枚を各々の粘
着剤層がその直下の単葉の一側表面側に位置するように
して重ね合せ、集束体としたものを紙ケースに収納した
ものが知られている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来技術に於いては、使用に際して
紙ケースから取出し、１枚宛上層の単葉から剥離するの
であるが、用済後再び紙ケースに戻すのが煩わしく、創
出の侭、机の引出等に収めることが多く、その為に未使
用分が汚れたり、折曲ったりして不経済であった。尤も
、この欠点を解消する技術として、単葉の複数枚を各々
の粘着剤層がその直下の単葉の他側表面側に位置するよ
うにして重ね合せた状態でケース内に収納し、ケースの
上面略中夫に設けたスリットから１枚宛引出すようにし
た技術が提案されている（実開昭６２−６２８２号公報
参照）。しかしながら、この技術では、製器する際、粘
着層側端部と非粘着層側端部とを交互に重ね合せる為、
耳端を揃えて重ね合せることが困難である。又、粘着層
側が何れの端部にあるが判別が困難で使用時に貼付作業
が煩雑になるという問題点があった。

本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、粘着メモ用
紙の複数枚を各々の粘着剤層がその直下の単葉の一側表
面側に位置するようにして重ね合せてなる該粘着メモ用
紙の集束体から、使用に際し、て粘着メモ用紙を１枚宛
容易に引出すことが出来る簡単な構造の粘着メモ用紙集
束体のホルダーを提供することを目的とするものである
。

（課題を解決するための手段） 本発明は、一側裏面に再剥離性粘着剤層を設けてなる粘
着メモ用紙の複数枚を、各々の粘着剤層がその直下の粘
着メモ用紙の一側表面側に位置するようにして重ね合せ
て形成した粘着メモ用紙集束体のホルダーであって、基
板の一端に、復元力により位置回復能を有する腕杆が立
設され、該基板上に粘着メモ用紙集束体の装着部が設け
られ、前記腕杆に設けられた押圧部下面には、再剥離性
粘着部が設けられていることを特徴とする粘着メモ用紙
集束体のホルダーである。

本発明に用いられる基板及び腕杆の材質としては、剛弾
性を有する合成樹脂もしくは金属が好適であって、基板
の一端に立設されて位置回復能を有する腕杆とは、例え
ば基板に設けた固定軸に腕杆が回動自在に軸支され、両
者によって形成される鋭角の空間部にスプリングを配し
て粘着メモ用紙の表面を繰返し押圧−復元の操作が出来
るようにしてもよいし、鋼板を中途で折曲し、基板と腕
杆とを一体成形すると共に、鋼板の剛弾性を利用して上
記繰返操作が出来るようにしてもよい。

本発明のホルダーは、１個の集束体を装着利用するもの
に限らず、例えば第２図に示すように、幅広の基板上に
複数の粘着メモ用紙の集束体を仮着し、夫々の集束体に
対応して腕杆を複数本並設した構造のものであってもよ
い。

本発明に於ける再剥離性粘着部は、腕杆押圧部下面に粘
着メモ用紙の再剥離性粘着剤層を形成する粘着剤と同等
もしくは稍大きい粘着力を有する再剥離性粘着剤を直接
塗布するか、再剥離性粘着剤を塗布した厚紙等を貼着す
ることによって形成される。

本発明に於ける基板上に設けられる集束体の装着部は、
これに装着される集束体の最下層に、予め前述のような
再剥離性粘着部が設けられている場合は、格別の加工を
施す必要はないが、もし、そうでないときは、基板上の
少なくとも集束体が取着される面を再剥離性粘着面とす
る等して仮着出来るようにして装着部を構成する。

（作用） 本発明粘着メモ用紙集束体のホルーダーは、基板の一端
に、弾発力により位置回復能を有する腕杆が立設され、
該基板上に粘着メモ用紙集束体の装着部が設けられ、前
記腕杆に設けられた押圧部下面には、再剥離性粘着部が
設けられているので、第３図（ロ）に示すように、腕杆
１１を集束体に向けて圧下して再剥離性粘着部１３に最
上層の粘着メモ用紙２を粘着した後除圧すると、同図（
ハ）に示すように、腕杆１１は上方に復帰する。それに
より最上部の粘着メモ用祇２は直下の粘着メモ用紙２゛
から引剥がされ、再剥離性粘着部１３に釣支された状態
となるので、該最上層の粘着メモ用紙２の自由端側から
ひねりを加えて、同図（ニ）に示すように、再剥離性粘
着部１３から剥離する。

上記のようにして、ホルダーの基板上に装着された集束
体は、粘着メモ用紙の単葉として順次剥離して使用する
ことが出来る。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例のデイスペンサーに集束体を
装着した状態を示す斜視図であり、第３図は同上の使用
手順を順次説明する図である。

１は鋼製短冊状平板からなる基板であって、該基板１の
中程を折曲してその一端に、略逆り字状の腕杆１１が、
基板１を押圧可能に斜めに一体的に立設しており、腕杆
１１の先端は基板１に向かって折返されて押圧板からな
る押圧部１２が延設されている。押圧部１２の下面には
再剥離性粘着部１３が設けられている。

基板ｌ上には粘着メモ用紙２の集束体が、再剥離性粘着
剤層２１を基板１の一端側にし、該集束体の最下層の下
面に設けられた再剥離性粘着剤層（図示しない）を利用
して装着部１４に仮着されている。

使用に際しては、第３図（イ）の状態より、同図（ロ）
に示すように、腕杆１１の曲折部近傍を人差指で押さえ
て腕杆１１を集束体に向けて圧下し、再剥離性粘着部１
３に最上層の粘着メモ用紙２を粘着した後除圧すると、
腕杆１１は上方に復帰し、最上層の粘着メモ用紙２は、
同図（ハ）に示すように、直下の粘着メモ用紙２゛から
引剥がされ、再剥離性粘着部１３に釣支された状態とな
るので、該最上層部の粘着メモ用紙２の自由端２２から
ひねりを加えて、同図（ニ）に示すように、再剥離性粘
着部１３から剥離して、この粘着メモ用紙２を使用する
。

粘着メモ用紙を、付箋等に連続的に使用したい場合には
、第４図に示すように、ホルダーを左手に握持し、左手
親指で腕杆１１を圧下すると共に、右手で粘着メモ用紙
２を再剥離性粘着部から剥離するようにすればよい。

（発明の効果） 本発明粘着メモ用紙集束体のホルダーは、畝上の通り構
成されているので、粘着メモ用紙の集束体を仮着した基
板から粘着メモ用紙を１枚宛容易に引出すことが出来る
。又、集束体はホルダーにより常時保護されるので、不
使用時も折れたり、汚れたりすることが少ない。更に、
構造が簡単なので、安価に製造することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例をその使用態様と共に示す斜
視図、第２図は同上の他の実施例をその使用Ｂ様と共に
示す斜視図、第３図は第１図に示す実施例の使用手順を
順次説明する図、第４図は使用状態の一例を示す斜視図
である。 １一基板、２−粘着メモ用紙、１１−腕杆、１２−押圧
部、１３−再剥離性粘着部、１４−装着部、２１−再剥
離性粘着層。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一側裏面に再剥離性粘着剤層を設けてなる粘着メモ
   用紙の複数枚を、各々の粘着剤層がその直下の粘着メモ
   用紙の一側表面側に位置するようにして重ね合せて形成
   した粘着メモ用紙集束体のホルダーであって、基板の一
   端に、復元力により位置回復能を有する腕杆が立設され
   、該基板上に粘着メモ用紙集束体の装着部が設けられ、
   前記腕杆に設けられた押圧部下面には、再剥離性粘着部
   が設けられていることを特徴とする粘着メモ用紙集束体
   のホルダー。