JPH04213004A - レーザ干渉測長方法及びレーザ干渉測長装置 - Google Patents

レーザ干渉測長方法及びレーザ干渉測長装置

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JPH04213004A
JPH04213004A JP2400687A JP40068790A JPH04213004A JP H04213004 A JPH04213004 A JP H04213004A JP 2400687 A JP2400687 A JP 2400687A JP 40068790 A JP40068790 A JP 40068790A JP H04213004 A JPH04213004 A JP H04213004A
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Japan
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laser
length
length measurement
mirror
light
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JP2400687A
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Masaki Yamabe
山部 正樹
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ干渉測長方法及び
レーザ干渉測長装置に係り、特にゼーマンレーザを用い
た二周波ヘテロダイン干渉測長方法及びその測長装置に
関する。レーザ干渉測長装置は、高精度で長い距離を測
定する必要がある場合、例えば工業用の各種測長や精密
工作機械、半導体露光装置におけるX−Yステージの位
置計測などに使用されている。
【0002】このようなレーザ干渉測長装置を大気中で
使用する際に一番問題になるのは大気のゆらぎである。 このゆらぎは大気中を不規則に互いに相関をもたないで
移動する様々な大きさの熱塊をレーザが通過したりしな
かったりすることにより生ずる。従って、レーザ干渉測
長装置を大気中で使用するには、測長値が大気のゆらぎ
によって受ける影響をできるだけ低減する測長方法及び
測長装置が必要とされる。
【0003】
【従来の技術】図3は従来のレーザ干渉測長装置の一例
の構成図を示す。この従来装置は半導体露光装置等で現
在広く用いられている二周波ヘテロダインレーザ干渉測
長装置であって、二波長ゼーマンレーザ源1よりの周波
数f1 ,f2 で偏光面が互いに直交する直線偏光を
用いる。
【0004】二波長ゼーマンレーザ源1は、レーザ共振
器に直流磁場をかけた時に起るゼーマン効果により、レ
ーザの発振スペクトルを周波数の僅かに異なる二つの左
及び右回りの円偏光に分離した後、所定の光学系(望遠
光学系、位相子)により上記の周波数f1 ,f2 の
偏光面が互いに直交する直線偏光に変換する。周波数f
1 ,f2 の差は直流磁場の強さに依存し、代表的に
はHe−Ne(λ=633nm)を用いたもので、2M
Hz程度のものがよく用いられる。
【0005】二波長ゼーマンレーザ源1から出射された
上記二周波の直線偏光(レーザ光)は、まずビームスプ
リッタ2により光路を2分され、一方はビート参照光と
して光検出器(PD)3に入射され、ここで周波数差(
f1 −f2 )の交流信号として検出され、他方は偏
光ビームスプリッタ4に測長光として入射される。偏光
ビームスプリッタ4は入射測長光をその偏光面に基づい
て二つの周波数f1 ,f2 成分に分離し、周波数f
2 の直線偏光を位置レファレンス用レトロリフレクタ
5に入射し、周波数f1 の直線偏光を位置測定用レト
ロリフレクタ6に入射する。
【0006】位置測定用レトロリフレクタ6が速さV(
図中、右方向を正とする)で正方向に運動しているとす
ると、位置測定用レトロリフレクタ6で反射して返って
くる測長光にはドップラー効果による周波数シフトが起
る。シフト後の周波数をf1 ´とすると、f1 ´は
次式で表わされる(ただし、相対論的効果は無視する)
【0007】
【数1】
【0008】ただし、Cは光速 従って、周波数シフト量△f1 は次のようになる。
【0009】
【数2】
【0010】ただし、、上式中λ1 はf1 の発振波
長である。また、位置測定用レトロリフレクタ6の変位
dは次式で表わされる。
【0011】
【数3】
【0012】(3)式中、λ1 はゼーマンレーザ源1
によって決まる定数であるから、△f1 を連続的に知
り、それを時間積分することにより、位置測定用レトロ
リフレクタ6の変位dを算出することができる。すなわ
ち、図3において、位置レファレンス用レトロリフレク
タ5から返ってくる周波数f2 の位置参照光と、位置
測定用レトロリフレクタ6てドップラーシフトを受けて
返ってくる周波数(f1 ±△f1 )の光は、偏光ビ
ームスプリッタ4上で再び出会った後、測長光用光検出
器(PD)7に向かう。
【0013】測長光用光検出器7の受光面上で干渉する
これらの光は、この光検出器7で周波数f2 −(f1
 ±△f1 )のビートをもつドップラー信号に変換さ
れる。 干渉計の基準ビートである(f2 −f1 )は前記光
検出器3からの参照信号により知ることができるから、
上記ドップラー信号と参照信号との差から△f1 をカ
ウントすることができる。
【0014】そこで、光検出器3からの参照信号と光検
出器7からのドップラー信号とは夫々交流増幅器8,9
を通してパルスコンバータ10に入力され、それらの周
波数の大小関係に応じて2出力ラインのうち定められた
ラインにパルスを出力させ、これにより上記△f1 を
示す値を得る。これにより、前記(3)式に基づいて位
置測定用レトロリフレクタ6の変位を算出できる。なお
、実際のシステムではより高精度に位置検出を行なうた
めにビートの増分1波長に対して複数のパルスを発生さ
せることが一般に行なわれている。
【0015】図3に示す従来のレーザ干渉測長装置中の
要部をなす干渉光学系は図4に示す如き構成であり、リ
ニアインターフェロメータと称される。ただし、従来の
干渉光学系はこれ以外にも図5や図6に示す変形例が知
られている。図5はシングルビームインターフェロメー
タと称される干渉光学系で、二周波f1 ,f2 の偏
光面が互いに直交する直線偏光が入射される偏光ビーム
スプリッタ4と、この偏光ビームスプリッタ4で分離さ
れた周波数f2 ,f1 の各直線偏光が入射されるλ
/4板11及び12と、λ/4板11からの円偏光を再
びλ/4板11に反射する位置レファレンス用レトロリ
フレクタ13と、λ/4板12からの円偏光が入射され
、これをλ/4板12へ戻す測定点用レトロリフレクタ
14とからなる。
【0016】偏光ビームスプリッタ4は位置レファレン
ス用レトロリフレクタ13で反射され、λ/4板11で
直線偏光とされた周波数f2 成分と、測定点用レトロ
リフレクタ14で反射され、λ/4板12で直線偏光と
された周波数(f1 ±△f1 )成分とを夫々図中、
下方向へ出射する。また、図6に示す干渉光学系は平面
ミラーインターフェロメータと称されるもので、図4に
示した干渉光学系にレトロリフレクタ16とλ/4板1
7とを付加し、測定点用レトロリフレクタ6の代りに測
定点用平面ミラー18を用いたものである。
【0017】この干渉光学系では、偏光ビームスプリッ
タ4を透過した周波数f1 成分の直線偏光がλ/4板
17により円偏光に変換された後、移動する測定点用平
面ミラー18に入射された後ドップラーシフトを受けて
周波数(f1 ±△f1 )成分の光となり、元の入射
経路を逆進して再びλ/4板17により直線偏光に変換
される。
【0018】このときλ/4板17より取り出される周
波数(f1 ±△f1 )成分の直線偏光は最初にλ/
4板17に入射された周波数f1 成分の直線偏光と偏
光面が直交するから、周波数(f1 ±△f1 )成分
の直線偏光は偏光ビームスプリッタ4により今度は反射
され、その後レトロリフレクタ16及び偏光ビームスプ
リッタ4の順で順次反射され、再びλ/4板17を通過
して測定点用平面ミラー18に入射される。
【0019】これにより、測定点用平面ミラー18で再
度ドップラーシフトを受けて周波数(f1 ±2△f1
 )とされた光は、もときた光路を逆進してλ/4板1
7により最初にλ/4板17に入射された周波数f1 
成分の直線偏光と同一偏光面をもつ直線偏光に戻されて
から偏光ビームスプリッタ4に入射される。従って、こ
のλ/4板17からの周波数(f1±2△f1 )の直
線偏光は今度は偏光ビームスプリッタ4を透過し、位置
レファレンス用レトロリフレクタ5で反射された後、偏
光ビームスプリッタ4で再び反射される周波数f2 の
位置参照光と共に測長用光検出器へ向かう。
【0020】この平面ミラーインターフェロメータは、
他の干渉光学系のドップラー量の2倍得られるため、高
感度な測長ができ、X−Yステージの測長などに用いら
れる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記のレーザ干渉測長
装置を大気中で用いる場合、その測定値は大気の温度、
圧力、湿度等の影響を受けることが知られている。これ
は、大気の屈折率がこれらの環境因子で変化することに
よって起こる。この影響を低減するために、測長系全体
を恒温、恒湿室に入れ環境を安定させたり、環境因子が
測長系付近で均質であるという前提に立って、それら環
境因子を適当な手段で測定し、理論的に与えられる式を
用いて測長値を補正することが現在行なわれている。
【0022】ところが、測長したい長さに対して10−
6より良い精度を実現しようとすると、大気は均質では
あり得ず、大気の微妙なゆらぎが測長値に与える影響が
問題になってくる。例えば、通常の実験室程度の環境で
約200mmの固定距離を測定し続けた測定値の再現性
が0.1μmより悪いことが実験的に知られている。レ
ーザ干渉測長器自体の分解能は現在0.01μmより良
いものが製造されているから、大気のゆらぎは重大な問
題である。
【0023】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
大気のゆらぎが測長値に与える影響を小さくしたレーザ
干渉測長方法及びレーザ干渉測長装置を提供することを
目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になるレー
ザ干渉測長方法及び測長装置の原理構成図を示す。本発
明になるレーザ干渉測長方法は、移動自在な測長光用鏡
102から返ってくるレーザビームと、基準鏡103か
ら返ってくるレーザビームとを干渉させて測長を行なう
レーザ干渉測長方法において、第1の光路104と第2
の光路105とを互いに近接した空間に配置し、測長光
用鏡102と基準鏡103との間の空間106を、真空
又は温度,圧力変化に対する屈折率変化が大気よりも小
なる媒質として測長する。
【0025】また、本発明になるレーザ干渉測長装置は
、光路104及び105が互いに近接するように測長光
用鏡102と基準鏡103とを夫々配置し、測長光用鏡
102と一体的に移動すると共に、少なくとも測長光用
鏡102から基準鏡103までの空間106を真空又は
温度,圧力変化に対する屈折率変化が大気よりも小なる
媒質で封止した筐体107と、筐体107の、干渉計1
01と基準鏡103との間のレーザビームの光路上に設
けられた透光部108とを有する。
【0026】
【作用】本発明方法及び装置では、大気中で使用した場
合、光路104と105は互いに近接配置されているた
めに、測長光と参照光は略同一の大気のゆらぎを受ける
。また、光路105のうち測長光用鏡102と基準鏡1
03との間の光路部分の参照光は、その部分の空間10
6が真空又は温度,圧力変化に対する屈折率の変化が大
気よりも小さいために、大気のゆらぎを受けない。
【0027】従って、以上のことから測長方法が二周波
ヘテロダイン干渉法である場合を例にとれば、周波数f
2 の参照光と周波数f1 ±△f1 の測長光とは大
気のゆらぎの影響を受けて次式の如く f2 ´=f2 +δf2  f1 ´=f1 ±△f1 +δf1 大気のゆらぎの
影響による周波数シフトδf2 ,δf1 を受けるが
、光路104を形成する測長光と光路105を形成する
参照光とは略同一の空間を通過して略同一の大気のゆら
ぎの影響を受けるために、 δf2 ≒δf1  となる。
【0028】従って、干渉計101で測長光と参照光と
が干渉する結果、得られるドップラー信号では、大気の
ゆらぎの影響が略相殺される。
【0029】
【実施例】図2は本発明の一実施例の構成図を示す。同
図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。 図2において、干渉計101は前記した平面ミラーイン
ターフェロメータの干渉光学系のものであって、偏光ビ
ームスプリッタ21,レトロリフレクタ22,ビームベ
ンダ23及びλ/4板24よりなる。
【0030】レトロリフレクタ22とビームベンダ23
は偏光ビームスプリッタ21の反射光路上であって、か
つ、偏光ビームスプリッタ21を中心として相対向する
位置に配置されている。また、λ/4板24は偏光ビー
ムスプリッタ21の透過光上であって、参照光と測長光
の両方の光路上に配置されている。測長される側は、前
記測長光用鏡102に相当する測長光用平面鏡25と、
前記基準鏡103に相当する参照光用レトロリフレクタ
26と、前記筐体107に相当する筐体27と、前記透
光部108に相当する透光部28とからなる。
【0031】筐体27はその干渉計101側側面に、平
面鏡25が固定されると共に、レーザビームを透過する
透光部28が形成されており、また中空内部に参照光用
レトロリフレクタ26を有している。更に筐体27の中
空内部は、図示しないシール方法によって外界と隔絶さ
れていて真空若しくはヘリウム(He)等の温度、圧力
による屈折率変化の小さい物質の雰囲気となっているか
、あるいはガスを流すこと等の手段によってHe等の温
度・圧力による屈折率変化の小さい物質の雰囲気となっ
ている。
【0032】筐体27は図中、左右方向に移動自在に構
成されているため、測長光用平面鏡25と透光部28と
は一体的に移動する。これに対して参照光用レトロリフ
レクタ26は移動しない部分に固定されている。更に、
参照光と測長光は数mmから十数mmの極めて近接した
間隔に設定されている。次に本実施例の動作について説
明する。レーザ源から取り出された周波数f1 ,f2
 で偏光面が互いに直交する2つの直線偏光からなるレ
ーザビームは、偏光ビームスプリッタ21に入射され、
そのうち周波数f2 の第1の直線偏光は偏光ビームス
プリッタ21で反射された後、参照光としてビームベン
ダ23,λ/4板24,透光部28を順次経て参照光用
レトロリフレクタ26に入射され、ここで反射される。
【0033】レトロリフレクタ26で反射された参照光
は透光部28を通してλ/4板24に再び入射され、こ
こで前回とは90°偏光面が異なる直線偏光に変換され
た後、ビームベンダ23で反射され偏光ビームスプリッ
タ21に入射される。参照光はこの時点では前回の入射
時と90°異なる偏光面を有する直線偏光であるから、
今度は偏光ビームスプリッタ21を透過し、更にレトロ
リフレクタ22で反射されて光路が180°変えられ、
再び偏光ビームスプリッタ21を透過した後ビームベン
ダ23,λ/4板24,透光部28,参照光用レトロリ
フレクタ26,透光部28,λ/4板24及びビームベ
ンダ23の順で光が進行して偏光ビームスプリッタ21
に再び入射される。
【0034】この時点では直前にλ/4板24を透過し
たときに、参照光が再び偏光面が90°回転されて前記
第1の直線偏光と同一の偏光面とされているため、参照
光は今度は偏光ビームスプリッタ21で反射されて測長
用光検出器(図示せず)の方向(図の左方向)へ出射さ
れる。一方、偏光ビームスプリッタ21に入射されたレ
ーザビームのうち周波数f1 の第2の直線偏光は偏光
ビームスプリッタ21を透過し、λ/4板24で円偏光
に変換された後、測長光として平面鏡25に入射され、
ここで反射される。この反射光は平面鏡25が移動して
いることからドップラーシフトを受けて周波数が(f1
 ±△f1 )となっており、もとの入射光路を逆進し
、λ/4板24を通して偏光ビームスプリッタ21に入
射される。
【0035】この時点で測長光はλ/4板24を通過し
たことにより前記第2の直線偏光と偏光面が直交する直
線偏光となっているため、測長光は今度は偏光ビームス
プリッタ21で反射される。この反射光はレトロリフレ
クタ22,偏光ビームスプリッタ21で順次反射された
後、λ/4板24を透過して再び平面鏡25に入射され
て反射される。
【0036】平面鏡25で再度反射された測長光はドッ
プラーシフトを受けて周波数が(f1 ±2△f1 )
となっており、再びλ/4板24を透過して前記第2の
直線偏光と同じ偏光面をもつ直線偏光に変換された後、
偏光ビームスプリッタ21を透過して測長用光検出器方
向へ出射される。かかる動作を行なうレーザ干渉測長装
置を大気中で使用した場合、測長光と参照光は極めて間
隔が近接しているので、干渉計101と平面鏡25又は
透光部28との間の大気中で受けるゆらぎの影響は略同
一とみなすことができる。。
【0037】また、平面鏡25の移動に伴って透光部2
8から参照光用レトロリフレクタ26に至る光路の長さ
は変化するが、この光路部分は前記したように真空又は
温度,圧力変化に対する屈折率変化が大気より小さい媒
質の雰囲気となっているので、大気のゆらぎの影響を参
照光に与えることはない。従って、光路全体に亘っても
参照光は測長光と略同じ大気のゆらぎの影響を受けてい
るとみなせるから、これらを相殺することができ、大気
の微妙なゆらぎが測長値に与える影響小さくすることが
できる。
【0038】なお、参照光が透光部28を通過する位置
は平面鏡25の位置によって変化するので、この位置の
違いの影響を除去するためには、透光部28はできる限
り均質である必要があることはいうまでもない。なお、
上記の実施例では二周波ヘテロダインレーザ干渉測長装
置のミラーインターフェロメータを例にとったが、本発
明はこれに限らず他の干渉光学系を有するレーザ干渉測
長装置にも適用することができる。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、本発明の測長方法及び測長
装置によれば、大気のゆらぎが測長値に与える影響が略
相殺されるので、大気中でも高精度の測長ができる等の
特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるレーザ干渉測長方法及び測長装置
の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】従来のレーザ干渉測長装置の一例の構成図であ
る。
【図4】図3の要部の構成図である。
【図5】従来装置の要部の他の例の構成図である。
【図6】従来装置の要部の更に他の構成図である。
【符号の説明】
21  偏光ビームスプリッタ 22  レトロリフレクタ 23  ビームベンダ 24  λ/4板 25  測長光用平面鏡 26  参照光用レトロリフレクタ 27,107  筐体 28,108  透光部 101  干渉計 102  測長光用鏡 103  基準鏡 104,105  光路 106  空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動自在な測長光用鏡(102)から
    返ってくるレーザビームと、基準鏡(103)から返っ
    てくるレーザビームとを干渉計(101)で干渉させて
    測長を行なうレーザ干渉測長方法において、前記干渉計
    (101)と前記測長光用鏡(102)との間のレーザ
    ビームによる第1の光路(104)と、該干渉計(10
    1)と前記基準鏡(103)との間のレーザビームによ
    る第2の光路(105)とを互いに近接した空間に配置
    し、該測長光用鏡(102)と該基準鏡(103)との
    間の空間(106)を、真空又は温度,圧力変化に対す
    る屈折率変化が大気よりも小なる媒質として測長するこ
    とを特徴とするレーザ干渉測長方法。
  2. 【請求項2】  前記第1及び第2の光路(104,1
    05)の各レーザビームは互いに周波数が異なり、二周
    波ヘテロダインレーザ干渉測長法により測長を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザ干渉測長方法。
  3. 【請求項3】  移動自在な測長光用鏡(102)から
    ドップラーシフトを受けて返ってくるレーザビームと、
    基準鏡(103)から返ってくるレーザビームとを干渉
    計(101)で干渉させて測長を行なうレーザ干渉測長
    装置において、前記干渉計(101)と前記測長光用鏡
    (102)との間のレーザビームと、該干渉計(101
    )と前記基準鏡(103)との間のレーザビームとが互
    いに近接した空間位置を通過するように該測長光用鏡(
    102)及び基準鏡(103)を夫々配置し、該測長光
    用鏡(102)と一体的に移動すると共に、小なくとも
    該測長光用鏡(102)から該基準鏡(103)までの
    空間(106)を真空又は温度,圧力変化に対する屈折
    率変化が大気よりも小なる媒質を封止した筐体(107
    )と、該筐体(107)の、該干渉計(101)と該基
    準鏡(103)との間のレーザビームの光路上に設けら
    れた透光部(108)とを有することを特徴とするレー
    ザ干渉測長装置。
  4. 【請求項4】  前記測長光用鏡(102)と前記基準
    鏡(103)に夫々入射されるレーザビームを、互いに
    周波数を異ならせて測長を行なうことを特徴とする請求
    項3記載のレーザ干渉測長装置。
JP2400687A 1990-12-06 1990-12-06 レーザ干渉測長方法及びレーザ干渉測長装置 Withdrawn JPH04213004A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129780A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nikon Corp 本発明は、干渉計システム、ステージ装置、露光装置及びデバイス製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010129780A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nikon Corp 本発明は、干渉計システム、ステージ装置、露光装置及びデバイス製造方法

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