JPH0421291Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421291Y2 JPH0421291Y2 JP7619087U JP7619087U JPH0421291Y2 JP H0421291 Y2 JPH0421291 Y2 JP H0421291Y2 JP 7619087 U JP7619087 U JP 7619087U JP 7619087 U JP7619087 U JP 7619087U JP H0421291 Y2 JPH0421291 Y2 JP H0421291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- travel bag
- transformed
- cart
- main part
- casters
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 14
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 14
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000003100 immobilizing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C5/00—Rigid or semi-rigid luggage
- A45C5/14—Rigid or semi-rigid luggage with built-in rolling means
- A45C5/146—Rigid or semi-rigid luggage with built-in rolling means retractable
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、地上における移動を容易にするため
にカート(手押車)に変形できるスーツケースに
似た旅行カバンにおいて、場合によつては形成さ
れたカート上に旅行に携帯する他の旅行カバンま
たは各種物体をのせて運搬することのできるカー
トに変形できる旅行カバンに関するものである。
該旅行カバンの変形可能な特性により、該旅行カ
バンは、同じ構成部品から、のぞましい利用上の
機能に応じてさまざまな外観、配置、および容量
をもつように多様な形状に仕上げることができ
る。
にカート(手押車)に変形できるスーツケースに
似た旅行カバンにおいて、場合によつては形成さ
れたカート上に旅行に携帯する他の旅行カバンま
たは各種物体をのせて運搬することのできるカー
トに変形できる旅行カバンに関するものである。
該旅行カバンの変形可能な特性により、該旅行カ
バンは、同じ構成部品から、のぞましい利用上の
機能に応じてさまざまな外観、配置、および容量
をもつように多様な形状に仕上げることができ
る。
旅行中は、所有者が自分の旅行カバンを、例え
ば駅のプラツトホームの上や空港のホールの中を
かなりの距離にわたつて運搬しなければならない
ことも多い。そのために、ときとして一般に利用
できるカートが用意されていることもあるが、そ
のようなカートがどこにでもあるわけではない
し、混雑しているときには数が充分でないことも
多い。またさらに、キヤスターを備えたスーツケ
ース、とくに地上に立てた状態で転がしながら移
動させることのできる4ツのキヤスターを備えた
スーツケースも存在する。しかし、このような状
態はあまり安定せず、またこの種のころがし式の
スーツケースは、正確に案内することが困難であ
る。また、スーツケース上に取りつけられてそれ
を転がすことのできる2つのキヤスターを備えた
「スーツケース運び」装置も知られているが、こ
のような装置は、使用しないときには不必要にス
ーツケースを嵩ばらせることになる。さらに、ス
ーツケースを地上で転がすことのできる既存のす
べての装置では、利用者が運搬する他の旅行カバ
ンや物体をそこにのせることができない。
ば駅のプラツトホームの上や空港のホールの中を
かなりの距離にわたつて運搬しなければならない
ことも多い。そのために、ときとして一般に利用
できるカートが用意されていることもあるが、そ
のようなカートがどこにでもあるわけではない
し、混雑しているときには数が充分でないことも
多い。またさらに、キヤスターを備えたスーツケ
ース、とくに地上に立てた状態で転がしながら移
動させることのできる4ツのキヤスターを備えた
スーツケースも存在する。しかし、このような状
態はあまり安定せず、またこの種のころがし式の
スーツケースは、正確に案内することが困難であ
る。また、スーツケース上に取りつけられてそれ
を転がすことのできる2つのキヤスターを備えた
「スーツケース運び」装置も知られているが、こ
のような装置は、使用しないときには不必要にス
ーツケースを嵩ばらせることになる。さらに、ス
ーツケースを地上で転がすことのできる既存のす
べての装置では、利用者が運搬する他の旅行カバ
ンや物体をそこにのせることができない。
本考案は、カートに変形することができる旅行
カバンにおいて、基本的には剛性でほゞ平行6面
体をなし、少くとも1つの可動式閉鎖部品を受
け、また使用者が拡げたり畳んだりできる連節式
の案内および牽引システムに連結された2対の側
部の畳み込み式キヤスターを備え、該システムを
拡げると2対のキヤスターが出てきて、畳むと前
記キヤスターが畳み込まれる主要部分で構成さ
れ、該案内および牽引システムは、旅行カバンの
主要部分の各側に、一方では、一端近くで主要部
分の一端上に連節され、また該一端が第1の対の
キヤスターの1つに連結されているアームを有
し、他方では、互いに連節された2本のブランチ
で形成され、第1のブランチの一端も主要部分の
他端上に連節され、第1のブランチの該端部は第
2の対のキヤスターの1つに連結されており、第
2のブランチは主要部分上の連節部から隔つた端
部で前記2本のアームを互いに連結しているハン
ドルに連結されている脚部を有するカートに変形
できる旅行カバンを提供することによつてこれら
の不便を除去するものである。のぞましくは、ハ
ンドルは、前記アームに対して滑動する2本のブ
ランチによつて伸長可能であり、それによつてハ
ンドルを、旅行カバンで形成されたカートを案内
して引いたり押したりするために上下および前後
の最適な位置に置くことができる。
カバンにおいて、基本的には剛性でほゞ平行6面
体をなし、少くとも1つの可動式閉鎖部品を受
け、また使用者が拡げたり畳んだりできる連節式
の案内および牽引システムに連結された2対の側
部の畳み込み式キヤスターを備え、該システムを
拡げると2対のキヤスターが出てきて、畳むと前
記キヤスターが畳み込まれる主要部分で構成さ
れ、該案内および牽引システムは、旅行カバンの
主要部分の各側に、一方では、一端近くで主要部
分の一端上に連節され、また該一端が第1の対の
キヤスターの1つに連結されているアームを有
し、他方では、互いに連節された2本のブランチ
で形成され、第1のブランチの一端も主要部分の
他端上に連節され、第1のブランチの該端部は第
2の対のキヤスターの1つに連結されており、第
2のブランチは主要部分上の連節部から隔つた端
部で前記2本のアームを互いに連結しているハン
ドルに連結されている脚部を有するカートに変形
できる旅行カバンを提供することによつてこれら
の不便を除去するものである。のぞましくは、ハ
ンドルは、前記アームに対して滑動する2本のブ
ランチによつて伸長可能であり、それによつてハ
ンドルを、旅行カバンで形成されたカートを案内
して引いたり押したりするために上下および前後
の最適な位置に置くことができる。
畳んだ位置では、案内および牽引システムは、
旅行カバンの嵩の中に収まるので、該旅行カバン
は、通常のスーツケースと同様にもち運んだり一
時預けしたりすることができる。拡げた位置で
は、主要部分で構成される一種の自己支持式平荷
台、2対のキヤスター、および拡げた案内および
牽引システムによつて形成され、きわめて安定性
の高い「三角形」の形状を有する操縦部で構成さ
れる組立体がカートを形成する。キヤスターによ
つて、旅行カバン自身によつて形成されるカート
の地上での移動が可能になり、また該カートの上
には運搬すべき他の旅行カバンや各種物体をのせ
ることができるので、利用者は、歩いて比較的長
い距離を移動しなければならないときでも、自分
の荷物を完全に積み込むことができる。連節式の
システムによつて、拡げた位置では、運搬する旅
行カバンまたは他の物体を横方向に保持すること
ができる。畳んだ位置から拡げた位置にあるいは
その逆に移すのは、簡単かつ迅速に行うことがで
き、また、キヤスターを出したり畳み込んだりす
る操作は、案内および牽引システムを動かすこと
で直接制御できるので、補助的な手の作業はいつ
さい必要ない。したがつて、旅行カバンを変形さ
せるのは容易で、組立体を拡げたり畳んだりする
のは片手で充分である。
旅行カバンの嵩の中に収まるので、該旅行カバン
は、通常のスーツケースと同様にもち運んだり一
時預けしたりすることができる。拡げた位置で
は、主要部分で構成される一種の自己支持式平荷
台、2対のキヤスター、および拡げた案内および
牽引システムによつて形成され、きわめて安定性
の高い「三角形」の形状を有する操縦部で構成さ
れる組立体がカートを形成する。キヤスターによ
つて、旅行カバン自身によつて形成されるカート
の地上での移動が可能になり、また該カートの上
には運搬すべき他の旅行カバンや各種物体をのせ
ることができるので、利用者は、歩いて比較的長
い距離を移動しなければならないときでも、自分
の荷物を完全に積み込むことができる。連節式の
システムによつて、拡げた位置では、運搬する旅
行カバンまたは他の物体を横方向に保持すること
ができる。畳んだ位置から拡げた位置にあるいは
その逆に移すのは、簡単かつ迅速に行うことがで
き、また、キヤスターを出したり畳み込んだりす
る操作は、案内および牽引システムを動かすこと
で直接制御できるので、補助的な手の作業はいつ
さい必要ない。したがつて、旅行カバンを変形さ
せるのは容易で、組立体を拡げたり畳んだりする
のは片手で充分である。
主要部分の四隅には、畳み込まれた2対のキヤ
スターの収納部として役立つくり抜き部が配設さ
れている。第1の対の2つのキヤスターは、旋回
可能で、カートに変形された旅行カバンが半径の
小さい曲線の行程でも容易に描けるようになつて
いる。特定の実施形態においては、旋回可能な2
つのキヤスターは、案内および牽引システムのア
ームに固定された取付け金具の下で回転するよう
に取りつけられた支柱によつて保持されている。
旋回可能な他の2つのキヤスターは、各々が案内
および牽引システムの脚の1つの第1のブランチ
に固定された取付け金具によつて保持されてい
る。
スターの収納部として役立つくり抜き部が配設さ
れている。第1の対の2つのキヤスターは、旋回
可能で、カートに変形された旅行カバンが半径の
小さい曲線の行程でも容易に描けるようになつて
いる。特定の実施形態においては、旋回可能な2
つのキヤスターは、案内および牽引システムのア
ームに固定された取付け金具の下で回転するよう
に取りつけられた支柱によつて保持されている。
旋回可能な他の2つのキヤスターは、各々が案内
および牽引システムの脚の1つの第1のブランチ
に固定された取付け金具によつて保持されてい
る。
第1の対のキヤスターは、畳み込まれた位置で
も主要部分の対応するくり抜き部の中に完全には
まり込まないようにして、地上の旅行カバンを傾
けた位置にして、2つのキヤスターだけにのせ、
ハンドルで引いたり押すようにして移動させるこ
ともできるが、これは、行程が短くて、旅行カバ
ンを完全にカートに変形するまでもないような場
合には便利で有利である。
も主要部分の対応するくり抜き部の中に完全には
まり込まないようにして、地上の旅行カバンを傾
けた位置にして、2つのキヤスターだけにのせ、
ハンドルで引いたり押すようにして移動させるこ
ともできるが、これは、行程が短くて、旅行カバ
ンを完全にカートに変形するまでもないような場
合には便利で有利である。
この旅行カバンは、主要部分の一端の付近に、
その両側に連節された2本の側部アームをつなぐ
少くとも1本の横木で形成された折り畳み式の緩
衝具が補設されており、該緩衝具のアームと案内
および牽引システムのアームの間には、機械的連
結が行われていて、前記システムを拡げると、緩
衝具が起され、一方前記システムを畳むと該緩衝
具が主要部分の上に折り畳まれるようにすると有
利である。このようにすれば、カートとして利用
される旅行カバンの「前」側に、運搬する対象を
確実に保持することのできる緩衝具が配設される
ことになる。
その両側に連節された2本の側部アームをつなぐ
少くとも1本の横木で形成された折り畳み式の緩
衝具が補設されており、該緩衝具のアームと案内
および牽引システムのアームの間には、機械的連
結が行われていて、前記システムを拡げると、緩
衝具が起され、一方前記システムを畳むと該緩衝
具が主要部分の上に折り畳まれるようにすると有
利である。このようにすれば、カートとして利用
される旅行カバンの「前」側に、運搬する対象を
確実に保持することのできる緩衝具が配設される
ことになる。
「後」側にも、2本の脚を互いにつなげる横木
によつて構成される緩衝具を配設することも可能
である。さらに、特別に、該横木は脚のブランチ
上に滑動状に取りつけられ、拡げた位置で該ブラ
ンチを1線上に維持するのに役立つ2つの継手を
互いに連結するようにすることもできる。
によつて構成される緩衝具を配設することも可能
である。さらに、特別に、該横木は脚のブランチ
上に滑動状に取りつけられ、拡げた位置で該ブラ
ンチを1線上に維持するのに役立つ2つの継手を
互いに連結するようにすることもできる。
本考案の他の特徴にもとづけば、カートに変形
できる該旅行カバンの主要部分は2つの閉鎖部品
を受け、これら2つの閉鎖部品の各々は主要部分
の一端に連節されている。これにより、旅行カバ
ンは、主要部分上で2つの閉鎖部品を折り畳むと
閉鎖され、該2つの部品を起すと開くことにな
る。旅行カバンがカートとして用いられるときに
は、2つの閉鎖部品を起すと、互いに向い合つた
2つの壁が形成され、主要部分上に置かれた積荷
を保持することができる。さらに、2つの閉鎖部
品を起して得られる形状では、これらの閉鎖部品
によつてその間に中央の空間が確定されるが、こ
の空間は、主要部分上にのつた断面がU字形の第
4の部品によつて閉鎖される。これにより、本来
の旅行カバンから容積の大きい一種の「コンテナ
ー」に変形される。
できる該旅行カバンの主要部分は2つの閉鎖部品
を受け、これら2つの閉鎖部品の各々は主要部分
の一端に連節されている。これにより、旅行カバ
ンは、主要部分上で2つの閉鎖部品を折り畳むと
閉鎖され、該2つの部品を起すと開くことにな
る。旅行カバンがカートとして用いられるときに
は、2つの閉鎖部品を起すと、互いに向い合つた
2つの壁が形成され、主要部分上に置かれた積荷
を保持することができる。さらに、2つの閉鎖部
品を起して得られる形状では、これらの閉鎖部品
によつてその間に中央の空間が確定されるが、こ
の空間は、主要部分上にのつた断面がU字形の第
4の部品によつて閉鎖される。これにより、本来
の旅行カバンから容積の大きい一種の「コンテナ
ー」に変形される。
のぞましくは、2つの閉鎖部品の連節部はこれ
ら部品の迅速な分解および再組立てが可能なよう
につくられる。そのために、連節部は、主要部分
上に取りつけられたヒンジによつて形成され、該
ヒンジの一部はU字形の輪郭を有し、一方閉鎖部
品の各部分は、相補形で、対応するヒンジの輪郭
付けされた部分の中に半永久的にはめ込まれるよ
うに配設される。
ら部品の迅速な分解および再組立てが可能なよう
につくられる。そのために、連節部は、主要部分
上に取りつけられたヒンジによつて形成され、該
ヒンジの一部はU字形の輪郭を有し、一方閉鎖部
品の各部分は、相補形で、対応するヒンジの輪郭
付けされた部分の中に半永久的にはめ込まれるよ
うに配設される。
主要部分から分離することができて各々が貝殻
状をした2つの閉鎖部品は、引き込めてから並置
して再び組み合わせると、アタツシユケースのよ
うな小さなカバンを形成することができる。
状をした2つの閉鎖部品は、引き込めてから並置
して再び組み合わせると、アタツシユケースのよ
うな小さなカバンを形成することができる。
いずれにせよ、本考案は、例としてカートに変
形できる旅行カバンの1つの実施形態を示した添
付の略図を参照して行う以下の説明によつてより
良く理解されるであろう。たゞし、以下の説明が
本考案の範囲を限定するものではない。
形できる旅行カバンの1つの実施形態を示した添
付の略図を参照して行う以下の説明によつてより
良く理解されるであろう。たゞし、以下の説明が
本考案の範囲を限定するものではない。
図に示されているように、旅行カバンの主要部
分1は他の部品の支持体として役立ち、スーツケ
ースのしたがつて箱の本体部分に相当し、ほゞ平
行六面体の形状をしている。この主要部分1は、
剛性で、貝殻状をした2つの閉鎖部品2,3によ
つて補われる。これらの閉鎖部品は、全体で一種
の蓋を形成する。各閉鎖部品2,3は、主要部分
1の一端に連接されており、それぞれの枢動軸は
4,5で示されているように、主要部分1の短い
ほうの側部に添つて配設されている。
分1は他の部品の支持体として役立ち、スーツケ
ースのしたがつて箱の本体部分に相当し、ほゞ平
行六面体の形状をしている。この主要部分1は、
剛性で、貝殻状をした2つの閉鎖部品2,3によ
つて補われる。これらの閉鎖部品は、全体で一種
の蓋を形成する。各閉鎖部品2,3は、主要部分
1の一端に連接されており、それぞれの枢動軸は
4,5で示されているように、主要部分1の短い
ほうの側部に添つて配設されている。
旅行カバンを閉じるのは、主要部分1の上で閉
鎖部品2,3を、一定容量のスーツケースに似た
形状にするように押し下げることで行う。この第
1の形を示したのが第1図と第2図である。主要
部分の内部に近接するためには、2つの閉鎖部品
2,3の少くとも1つを引き上げる。2つの閉鎖
部品2,3をともに引き上げると、それによつて
その間に主要部分1の上に来る中央の空間が確定
される。この中央の空間は、第4の部品6によつ
て閉鎖されるが、この部品は、逆U字形の断面を
もち、2つの閉鎖部品2,3をつなぎ合わせてい
ると同時に、それ自身は主要部分1の長いほうの
側部に接続されていて、一種の「コンテナー」を
確定する機能をもつている−第3図および第4図
参照。この補助部品6は、2重の隔壁7,8をも
ち、衣服用カバーとして役立ち得ると有利であ
る。この部品6は、「スーツケース」の形状にす
るときには、旅行カバンの内部に片付けることが
できる(第1図および第2図)。
鎖部品2,3を、一定容量のスーツケースに似た
形状にするように押し下げることで行う。この第
1の形を示したのが第1図と第2図である。主要
部分の内部に近接するためには、2つの閉鎖部品
2,3の少くとも1つを引き上げる。2つの閉鎖
部品2,3をともに引き上げると、それによつて
その間に主要部分1の上に来る中央の空間が確定
される。この中央の空間は、第4の部品6によつ
て閉鎖されるが、この部品は、逆U字形の断面を
もち、2つの閉鎖部品2,3をつなぎ合わせてい
ると同時に、それ自身は主要部分1の長いほうの
側部に接続されていて、一種の「コンテナー」を
確定する機能をもつている−第3図および第4図
参照。この補助部品6は、2重の隔壁7,8をも
ち、衣服用カバーとして役立ち得ると有利であ
る。この部品6は、「スーツケース」の形状にす
るときには、旅行カバンの内部に片付けることが
できる(第1図および第2図)。
以下、主要部分について説明するが、旅行カバ
ンは、2つの旋回可能な前方キヤスター9と2つ
の旋回不可能な後方キヤスター10を含む畳み込
み式回転装置組立体を備えている。各キヤスター
9,10は、主要部分1の四隅に設けられたそれ
ぞれ11,12で示されるくり抜き部の中に畳み
込むことができる。キヤスター9,10は、利用
者によつて拡げたり畳んだりできる案内および牽
引システムに取り付けられるが、この点につい
て、以下、第1〜3図を参照して説明する。
ンは、2つの旋回可能な前方キヤスター9と2つ
の旋回不可能な後方キヤスター10を含む畳み込
み式回転装置組立体を備えている。各キヤスター
9,10は、主要部分1の四隅に設けられたそれ
ぞれ11,12で示されるくり抜き部の中に畳み
込むことができる。キヤスター9,10は、利用
者によつて拡げたり畳んだりできる案内および牽
引システムに取り付けられるが、この点につい
て、以下、第1〜3図を参照して説明する。
各前方キヤスター9の軸は、支柱19によつて
保持されており、該支柱は主要部分1の 片側で
対応するくり抜き部11に隣接する軸14のまわ
りに枢動するように取りつけられた取付け金具1
3の下で回転するように取りつけられている。こ
の取付け金具13は、支柱19の先まで伸びてい
て、主要部分1の片側に伸びるかなり長い管15
の一端に固定されている。2本の管15は、ハン
ドル16によつて連結されており、このハンドル
は、横の棒17と、管15のキヤスター9から遠
いほうの端部の中で滑動する2本の平行なブラン
チ18で形成されている。
保持されており、該支柱は主要部分1の 片側で
対応するくり抜き部11に隣接する軸14のまわ
りに枢動するように取りつけられた取付け金具1
3の下で回転するように取りつけられている。こ
の取付け金具13は、支柱19の先まで伸びてい
て、主要部分1の片側に伸びるかなり長い管15
の一端に固定されている。2本の管15は、ハン
ドル16によつて連結されており、このハンドル
は、横の棒17と、管15のキヤスター9から遠
いほうの端部の中で滑動する2本の平行なブラン
チ18で形成されている。
各後方キヤスター10の軸は、取付け金具20
によつて保持されており、該取付け金具は、主要
部分1の片側で対応するくり抜き部12に隣接す
る軸14のまわり枢動するように取りつけられて
いる。この取付け金具20は、該取付け金具20
に固定された第1のブランチ22と軸24のまわ
りで該第1のブランチ22に連節された第2のブ
ランチ23で形成される脚部によつて、キヤスタ
ー10の軸の先まで伸びている。第2のブランチ
23の軸24から遠いほうの端部は、横木25に
よつて、もう1本のブランチ23の対応する端部
に連結されている。横木25自身は、2つのクラ
ンプ40によつて、ハンドル16の横の棒17に
連節状に連結されている。
によつて保持されており、該取付け金具は、主要
部分1の片側で対応するくり抜き部12に隣接す
る軸14のまわり枢動するように取りつけられて
いる。この取付け金具20は、該取付け金具20
に固定された第1のブランチ22と軸24のまわ
りで該第1のブランチ22に連節された第2のブ
ランチ23で形成される脚部によつて、キヤスタ
ー10の軸の先まで伸びている。第2のブランチ
23の軸24から遠いほうの端部は、横木25に
よつて、もう1本のブランチ23の対応する端部
に連結されている。横木25自身は、2つのクラ
ンプ40によつて、ハンドル16の横の棒17に
連節状に連結されている。
各脚22,23上には継手41が滑動状に取り
つけられている。これら2つの継手41は、横木
42によつて互いに連結されている。
つけられている。これら2つの継手41は、横木
42によつて互いに連結されている。
畳んだ位置では(第2図参照)、2本の管15
は主要部分1の縦方向に伸びており、脚部22,
23は、この主要部分1の側部に折り畳まれる。
ハンドル16は、そのブランチ18を管15の中
に差し込み、主要部分1の縦より先に出ないよう
にして畳み込まれている。管15および脚部2
2,23がこのような位置をとると、前方キヤス
ター9と後方キヤスター10は、くり抜き部1
1,12で構成されるそれぞれの収納部の中に畳
み込まれる。横木42は、2つの閉鎖部品2,3
の間の位置を占める(第5図も参照のこと)。こ
のようにすれば、旅行カバンは、最も嵩ばらない
状態で片付けることができるし、あるいは主要部
分1の側部に配設されたグリツプ26を用いて通
常のスーツケースのように持ち運ぶこともでき
る。
は主要部分1の縦方向に伸びており、脚部22,
23は、この主要部分1の側部に折り畳まれる。
ハンドル16は、そのブランチ18を管15の中
に差し込み、主要部分1の縦より先に出ないよう
にして畳み込まれている。管15および脚部2
2,23がこのような位置をとると、前方キヤス
ター9と後方キヤスター10は、くり抜き部1
1,12で構成されるそれぞれの収納部の中に畳
み込まれる。横木42は、2つの閉鎖部品2,3
の間の位置を占める(第5図も参照のこと)。こ
のようにすれば、旅行カバンは、最も嵩ばらない
状態で片付けることができるし、あるいは主要部
分1の側部に配設されたグリツプ26を用いて通
常のスーツケースのように持ち運ぶこともでき
る。
また、やはり第2図に示されているように、ハ
ンドル16を少くとも部分的に広げて(鎖線で示
された部分を参照のこと)、旅行カバンを傾けた
状態で、2つの前方キヤスター9のみで地上を転
がして行くこともできる。このように旅行カバン
を傾けるのは、主要部分1の前部に切り取り27
を設けて、前方キヤスター9が、畳み込まれた位
置でも、わずかに主要部分1より先に出るように
することで可能となる。
ンドル16を少くとも部分的に広げて(鎖線で示
された部分を参照のこと)、旅行カバンを傾けた
状態で、2つの前方キヤスター9のみで地上を転
がして行くこともできる。このように旅行カバン
を傾けるのは、主要部分1の前部に切り取り27
を設けて、前方キヤスター9が、畳み込まれた位
置でも、わずかに主要部分1より先に出るように
することで可能となる。
この旅行カバンをカートに変形させるときに
は、管15を軸14のまわりに枢動させながら持
ち上げると、その動きに応じて脚部22,23が
開く(第1図には、鎖線で、拡げられる部分が示
されている)。このようにして拡げると、各脚部
の2本のブランチ22,23は、一方が他方を延
長した形となつて管15を支えハンドル16も広
げられる−第1図および第3図を参照のこと。脚
部の2本のブランチ22,23は、継手を滑らせ
て、軸24によつて形成される連節部を動かない
ようにすると、一線状に保たれる。
は、管15を軸14のまわりに枢動させながら持
ち上げると、その動きに応じて脚部22,23が
開く(第1図には、鎖線で、拡げられる部分が示
されている)。このようにして拡げると、各脚部
の2本のブランチ22,23は、一方が他方を延
長した形となつて管15を支えハンドル16も広
げられる−第1図および第3図を参照のこと。脚
部の2本のブランチ22,23は、継手を滑らせ
て、軸24によつて形成される連節部を動かない
ようにすると、一線状に保たれる。
2本の管15を枢動させると、取付け金具13
は、前方の2つのキヤスター9をくり抜き部11
から出すように動く。2本の脚の第1のブランチ
22を同時に枢動させると、2つの後方キヤスタ
ー10がくり抜き部12から出てくる。このよう
にして、旅行カバンは、真のカートに変形され、
押すか引くかすると4つのキヤスター9,10に
よつて地上を転つて進むことができ、またハンド
ル16を用いれば便利に方向を変えることができ
る。
は、前方の2つのキヤスター9をくり抜き部11
から出すように動く。2本の脚の第1のブランチ
22を同時に枢動させると、2つの後方キヤスタ
ー10がくり抜き部12から出てくる。このよう
にして、旅行カバンは、真のカートに変形され、
押すか引くかすると4つのキヤスター9,10に
よつて地上を転つて進むことができ、またハンド
ル16を用いれば便利に方向を変えることができ
る。
このようにしてカートにして利用するときには
2つの閉鎖部品2,3は、他の旅行カバンまたは
他の任意の物体をのせる積荷台とすることがで
き、また積まれた他の旅行カバンや物体は、側部
は管15と開いた脚22,23によつて保持され
ることになる。カートとしての利用は、2つの閉
鎖部品2,3をもち上げた場合にも可能である−
第3図参照。
2つの閉鎖部品2,3は、他の旅行カバンまたは
他の任意の物体をのせる積荷台とすることがで
き、また積まれた他の旅行カバンや物体は、側部
は管15と開いた脚22,23によつて保持され
ることになる。カートとしての利用は、2つの閉
鎖部品2,3をもち上げた場合にも可能である−
第3図参照。
カートの上にのせて運搬される旅行カバンまた
は他の物体は、前方では、足台状をした折り畳み
式の緩衝具29によつて保持されるようにするこ
とがのぞましい。この緩衝具は、1本の横木30
と、主要部分1の側部で該主要部分1の前方に置
かれた軸32のまわりを枢動する2本の側部アー
ム31で構成される。緩衝具29は、使用位置で
は、とくに第1図から明らかなように、垂直に立
てられている。
は他の物体は、前方では、足台状をした折り畳み
式の緩衝具29によつて保持されるようにするこ
とがのぞましい。この緩衝具は、1本の横木30
と、主要部分1の側部で該主要部分1の前方に置
かれた軸32のまわりを枢動する2本の側部アー
ム31で構成される。緩衝具29は、使用位置で
は、とくに第1図から明らかなように、垂直に立
てられている。
各管15は枢動軸14に近い端部にプツシユボ
タン33を備え、案内および牽引システムを拡げ
るときには、緩衝具29を立てるために、その2
本の側部アーム31の上にのるようにすることも
できる。またさらに、各管15の端部に止め39
を設けて、管15を下げると緩衝具29が主要部
分1の上に折り畳まれるようにすることもでき
る。
タン33を備え、案内および牽引システムを拡げ
るときには、緩衝具29を立てるために、その2
本の側部アーム31の上にのるようにすることも
できる。またさらに、各管15の端部に止め39
を設けて、管15を下げると緩衝具29が主要部
分1の上に折り畳まれるようにすることもでき
る。
緩衝具29の反対側すなわち後方には、2つの
継手41を連結している横木42があり、それ自
身、拡げた位置では、運搬される旅行カバンまた
は他の物体を確実に保持する機能を果すことに留
意する必要がある。
継手41を連結している横木42があり、それ自
身、拡げた位置では、運搬される旅行カバンまた
は他の物体を確実に保持する機能を果すことに留
意する必要がある。
拡げた位置では、ハンドル16の横の棒17な
らびに脚部22,23は主要部分1の後方にずら
されているので、カートを押す利用者は、自由に
足を運ぶことができる。
らびに脚部22,23は主要部分1の後方にずら
されているので、カートを押す利用者は、自由に
足を運ぶことができる。
第5図に最も詳しく示されているように、2つ
の閉鎖部品2,3は、4などの枢動軸から隔つた
へりに添つて、ロツク用の型材34を備えてお
り、その上に横木42がのつていて、それによ
り、閉鎖部品2,3が主要部分1上の畳まれた位
置に確実に保持されることになる。ロツク手段に
は、鍵または他のものによるが、第3図に35で
きわめて簡略に示されており、これによつて、3
つの部品1,2,3、および畳んだ位置では緩衝
具29が確実に固定される。
の閉鎖部品2,3は、4などの枢動軸から隔つた
へりに添つて、ロツク用の型材34を備えてお
り、その上に横木42がのつていて、それによ
り、閉鎖部品2,3が主要部分1上の畳まれた位
置に確実に保持されることになる。ロツク手段に
は、鍵または他のものによるが、第3図に35で
きわめて簡略に示されており、これによつて、3
つの部品1,2,3、および畳んだ位置では緩衝
具29が確実に固定される。
第5図は、さらに、主要部分1の端部上での閉
鎖部品2の連節の詳細を示した図である。この連
節部は、ヒンジで構成されており、その一部36
は、主要部分1上に固定され、もう一つの部分3
7は、本来の軸4のまわりに回転し、またU字形
の輪郭をもつている。閉鎖部品2は、相補状の型
材38を備えており、その一方の手はU字形の型
材37の中に取りはずし可能にはめ込まれてい
る。2つの型材3つおよび38は、補助手段によ
つて、これら型材の縦方向に互いに正確な位置ぎ
めすることができる。これにより、2つの閉鎖部
品は、迅速かつ正確に主要部分1上に取りつけた
り取りはずしたりすることができる。
鎖部品2の連節の詳細を示した図である。この連
節部は、ヒンジで構成されており、その一部36
は、主要部分1上に固定され、もう一つの部分3
7は、本来の軸4のまわりに回転し、またU字形
の輪郭をもつている。閉鎖部品2は、相補状の型
材38を備えており、その一方の手はU字形の型
材37の中に取りはずし可能にはめ込まれてい
る。2つの型材3つおよび38は、補助手段によ
つて、これら型材の縦方向に互いに正確な位置ぎ
めすることができる。これにより、2つの閉鎖部
品は、迅速かつ正確に主要部分1上に取りつけた
り取りはずしたりすることができる。
2つの閉鎖部品2,3は、取りはずし可能であ
り、主要部分1とは独立に、第6図に示すように
並置して「ブリーフケース」あるいは「書類入
れ」のような小さな旅行カバンを形成するために
利用することもできる。
り、主要部分1とは独立に、第6図に示すように
並置して「ブリーフケース」あるいは「書類入
れ」のような小さな旅行カバンを形成するために
利用することもできる。
これらの閉鎖部品2,3、ならびに主要部分1
には、整理、保守、および各種物品の運搬(書
類、衣類、通常の旅行用品)を容易にするため
に、分離用仕切り、ポケツト、ベルト等の各種内
部装備を施すことができる。
には、整理、保守、および各種物品の運搬(書
類、衣類、通常の旅行用品)を容易にするため
に、分離用仕切り、ポケツト、ベルト等の各種内
部装備を施すことができる。
第1図は、本考案にもとづく変形できる旅行カ
バンをカートにしたときの形状を示す全体の斜視
図である。第2図は、第1図の変形できる旅行カ
バンの畳んだ状態を示す斜視図である。第3図
は、この旅行カバンの側面図で、拡げる途中およ
び完全に拡げた位置でのいくつかの部品の位置を
示した図である。第4図は、第3図に対応する正
面図、拡げた旅行カバンの中央の空間の中に補助
部品を適合した状態を示した図である。第5図
は、第3図の閉鎖部品の連節部をとくに示した詳
細図である。第6図は、2つの閉鎖部品を連結さ
せて得られるブリーフケースの側面図である。 1……主要部分、2,3……閉鎖部品、9,1
0……キヤスター、14……連接部、15……ア
ーム、16……ハンドル、18……ブランチ、2
2,23……ブランチ(脚部)、40……クラン
プ、41……継手、42……横木。
バンをカートにしたときの形状を示す全体の斜視
図である。第2図は、第1図の変形できる旅行カ
バンの畳んだ状態を示す斜視図である。第3図
は、この旅行カバンの側面図で、拡げる途中およ
び完全に拡げた位置でのいくつかの部品の位置を
示した図である。第4図は、第3図に対応する正
面図、拡げた旅行カバンの中央の空間の中に補助
部品を適合した状態を示した図である。第5図
は、第3図の閉鎖部品の連節部をとくに示した詳
細図である。第6図は、2つの閉鎖部品を連結さ
せて得られるブリーフケースの側面図である。 1……主要部分、2,3……閉鎖部品、9,1
0……キヤスター、14……連接部、15……ア
ーム、16……ハンドル、18……ブランチ、2
2,23……ブランチ(脚部)、40……クラン
プ、41……継手、42……横木。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 カートに変形できる旅行カバンにおいて、基
本的には剛性でほゞ平行六面体をなし、少くと
も1つの可動式閉鎖部品2,3を受け、また、
使用者が拡げたり畳んだりできる連節式の案内
および牽引システム13〜25に連結された2
対の側部の畳み込み式キヤスター9,10を備
え、該システムを拡げると2対のキヤスター
9,10が出てきて、畳むと前記キヤスターが
畳み込まれる主要部分1で構成され、該案内お
よび牽引システムは、旅行カバンの主要部分1
に各側に、一方では一端近くで主要部分1の一
端上に(14で)連節され、また該一端が第1
の対のキヤスター9の1つに連結されているア
ーム15を有し、他方では、(24で)互いに
連節された2本のブランチ22,23で形成さ
れ、第1のブランチ22の一端も(21で)主
要部分1の他端上に連節され、第1のブランチ
22の該端部は第2の対のキヤスター10の1
つに連結されており、第2のブランチ23は、
主要部分1上の連節部14から隔つた端部で前
記2本のアーム15を互いに連結しているハン
ドル16に25,40で連結されている脚部を
有するカートに変形できる旅行カバン。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のカー
トに変形できる旅行カバンにおいて、ハンドル
16が、前記アーム15に対して滑動する2本
のブランチ18によつて伸長可能であることを
特徴とするカートに変形できる旅行カバン。 3 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
に記載のカートに変形できる旅行カバンにおい
て、2本の脚の第2のブランチ23が互いに横
木25によつて連結され、該横木自身は、クラ
ンプ40によつてハンドル16の横の棒に連節
状に連結されていることを特徴とするカートに
変形できる旅行カバン。 4 実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
のいずれか1項に記載のカートに変形できる旅
行カバンにおいて、2つの継手41が、拡げた
位置でブランチ22,23を一線上に維持する
ために2本の脚部の該ブランチ上に滑動状に取
りつけられていることを特徴とするカートに変
形できる旅行カバン。 5 実用新案登録請求の範囲第4項に記載のカー
トに変形できる旅行カバンにおいて、2つの継
手41が横木42によつて互いに連結されてい
ることを特徴とするカートに変形できる旅行カ
バン。 6 実用新案登録請求の範囲第1項ないし第5項
のいずれか1項に記載のカートに変形できる旅
行カバンにおいて、第1の対の2つのキヤスタ
ー9は、旋回可能で、案内および牽引システム
のアーム15に固定された取付け金具13の下
で回転するように取りつけられた支柱19によ
つて保持され、一方、第2の対のキヤスター
は、旋回不可能で、各々が案内および牽引シス
テムの脚部の1つの第1のブランチ22に固定
された取付け金具20によつて保持されている
ことを特徴とするカートに変形できる旅行カバ
ン。 7 実用新案登録請求の範囲第6項に記載のカー
トに変形できる旅行カバンにおいて、主要部分
1の四隅に、2対のキヤスター9,10の収納
部として役立つくり抜き部11,12が配設さ
れており、第1の対のキヤスター9は、畳み込
まれた位置でも対応するくり抜き部11の中に
完全にははまり込まないことを特徴とするカー
トに変形できる旅行カバン。 8 実用新案登録請求の範囲第1項ないし第7項
のいずれか1項に記載のカートに変形できる旅
行カバンにおいて、さらに、主要部分1の一端
の付辺に、その両側に(32で)連接された2
本の側部アーム31をつなぐ少くとも1本の横
木30で形成された折り畳み式の緩衝具29が
配設されており、該緩衝具29のアーム31と
案内および牽引システムのアーム15の間には
機械的連結が行われていて、前記システムを拡
げると、緩衝具29が起され、一方前記システ
ムを畳むと該緩衝具29が主要部分1の上に折
り畳まれることを特徴とするカートに変形でき
る旅行カバン。 9 実用新案登録請求の範囲第1項ないし第8項
のいずれか1項に記載のカートに変形できる旅
行カバンにおいて、主要部分1が2つの閉鎖部
品2,3を受け、これら2つの閉鎖部品2,3
の各々が(それぞれ、4,5で)主要部分1の
一端に連節されていることを特徴とするカート
に変形できる旅行カバン。 10 実用新案登録請求の範囲第5項、第8項、お
よび第9項のいずれか1項に記載のカートに変
形できる旅行カバンにおいて、緩衝具29の折
り畳まれた位置で、その横木30は、2つの閉
鎖部品2,3上に、それらの枢動軸4,5から
離れたヘリに添つて配設された形材34上に、
2つの継手41を連結する横木42とともに支
えられていることを特徴とするカートに変形で
きる旅行カバン。 11 実用新案登録請求の範囲第9項または第10項
にもとづくカートに変形できる旅行カバンにお
いて、2つの閉鎖部品2,3の連節部4,5が
主要部分1上に取りつけられたヒンジによつて
形成され、該ヒンジの一部37はU字形の輪郭
を有し、一方閉鎖部品2,3の各部分は、相補
形で、対応するヒンジの輪郭付けされた部分3
7の中に半永久的にはめ込まれるように配設さ
れた型材38を有することを特徴とするカート
に変形できる旅行カバン。 12 実用新案登録請求の範囲第9項ないし第11項
のいずれか1項にもとづくカートに変形できる
旅行カバンにおいて、該旅行カバンが、断面が
U字形で起こした位置の2つの閉鎖部品2,3
によつて主要部分1の上に確定される中央の空
間を閉鎖するために配設された第4の部品6に
よつて補われ、旅行カバンは、それによつて一
種の「コンテナー」に変形されることを特徴と
するカートに変形できる旅行カバン。 13 実用新案登録請求の範囲第9項ないし第12項
のいずれか1項にもとづくカートに変形できる
旅行カバンにおいて、主要部品1から分離する
ことができて各々が貝殻状をした2つの閉鎖部
品2,3が、アタツシユケースのような小さな
旅行カバンを形成するように並置して再び組み
合わせるように配設されていることを特徴とす
るカートに変形できる旅行カバン。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8607845A FR2598897B1 (fr) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | Bagage transformable en chariot |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62200929U JPS62200929U (ja) | 1987-12-21 |
JPH0421291Y2 true JPH0421291Y2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=9335863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7619087U Expired JPH0421291Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1987-05-22 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421291Y2 (ja) |
FR (1) | FR2598897B1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5114164A (en) * | 1989-04-13 | 1992-05-19 | Bothwell Peter W | Case |
US5116289A (en) * | 1991-03-29 | 1992-05-26 | Porter Case, Inc. | Carry-on case having wheels and an extendable handle |
US5385220A (en) * | 1992-10-23 | 1995-01-31 | Porter Case, Inc. | Carry-on case having wheels and an extendable handle |
MY133692A (en) * | 1995-11-22 | 2007-11-30 | Samsonite Corp | Ergonomic upright wheeled luggage |
DE19952448C2 (de) * | 1999-10-30 | 2003-08-07 | Rolf Weis | Koffer |
US7051853B2 (en) * | 2001-04-20 | 2006-05-30 | Deborah Brown | Convertible luggage device |
GB2411393B (en) * | 2004-02-28 | 2006-01-11 | Paul Tee Hui Lee | Improved luggage |
GB0517720D0 (en) | 2005-08-31 | 2005-10-05 | Lee Paul T H | Improved luggage |
WO2007045706A1 (es) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Tomas Silva Alonso | Maleta con ruedas |
WO2015049121A1 (en) * | 2013-10-03 | 2015-04-09 | Royalty Bugaboo Gmbh | A luggage assembly and a frame |
DE202020106558U1 (de) * | 2020-11-16 | 2021-05-26 | Indorf Apparatebau Gmbh | Transportgerät |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE831589C (de) * | 1950-08-31 | 1952-02-14 | Wilhelm Vorlaender | Schrankkoffer |
US3178197A (en) * | 1963-03-25 | 1965-04-13 | Boatner Carolyn | Roll along luggage |
GB1301488A (ja) * | 1969-12-24 | 1972-12-29 | ||
GB2124589A (en) * | 1982-08-05 | 1984-02-22 | Chih Chang Chiang | Luggage having rollers |
EP0142770A1 (de) * | 1983-11-17 | 1985-05-29 | Erich A. Kägi | In Karre verwandelbares Tragbehältnis und Reisekofferset mit Tragbehältnis |
-
1986
- 1986-05-23 FR FR8607845A patent/FR2598897B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-05-22 JP JP7619087U patent/JPH0421291Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62200929U (ja) | 1987-12-21 |
FR2598897B1 (fr) | 1990-12-28 |
FR2598897A1 (fr) | 1987-11-27 |
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