JPH04212861A - インキ膜厚・含水率計測装置 - Google Patents
インキ膜厚・含水率計測装置Info
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- JPH04212861A JPH04212861A JP2400698A JP40069890A JPH04212861A JP H04212861 A JPH04212861 A JP H04212861A JP 2400698 A JP2400698 A JP 2400698A JP 40069890 A JP40069890 A JP 40069890A JP H04212861 A JPH04212861 A JP H04212861A
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 31
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷機のイ
ンキローラ上のインキ膜厚・含水率を計測する計測器に
関する。
ンキローラ上のインキ膜厚・含水率を計測する計測器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインキ膜厚・含水率計の一例を図
9乃至図11に示す。回転中のインキ・ローラ5上のイ
ンキ膜厚7及び含水率8をリアルタイムで計測する手段
を下記に示す。 1) 図12に示すように、インキ及び水の赤外分光
吸収特性を測定する。これよりインキは3.4μm,水
は2.96μmに各々吸収波長が存在することが分かる
。 また、インキ及び水に影響を受けない波長としては4.
6μmを選択する( 参照波長を設けることによってイ
ンキ・ローラ5の偏芯及び振動等による誤差を防ぐこと
ができる)。 2) 図10,図11において、円盤9にインキ吸収
波長フイルタ10,水吸収波長フィルタ11及びインキ
及び水に吸収されない波長のフィルタ12(参照波長フ
ィルタ)を取り付ける。 3) 円盤9はモータ13によって一定速度で回転す
る。 4) フィルタに投光する光源14としてはインキの
吸収,水の吸収及びどちらにも吸収されない各々の波長
に対して光量が大きいものがよい。 5) 最初にインキ及び水がインキ・ローラ5に付着
してないときの反射光量15を計測する。 6) 反射光量15の測定は半導体の光量高価を利用
した受光素子16を用いる。 7) 上記5)において、光源14からインキ吸収波
長フィルタ10を通り抜けインキ・ローラ5に当たって
反射してきたときの反射光量15をIO,光源14から
水吸収波長フィルタ11を通り抜けローラに当たって反
射してきたときの反射光量15をWO,光源14か参照
波長フィルタ12を通り抜けインキ・ローラ5に当たっ
て反射してきたときの反射光量15をSOとする。 8) 次にインキ及び水がインキ・ローラ5に付着し
たときの反射光量15は上記7)と同様にI,W及びS
と計測される。 9) インキ膜厚7と含水率8を絶対値表示するため
には、何らかの方法で反射光量15とインキ膜厚7及び
水膜厚との関係を校正しなければならない。 10) 上記9)について予め、図13,図14に示
すように反射光量15の比〔(I/IO)/(S/SO
)〕、〔(W/WO)/(S/SO)〕に対するインキ
膜厚及び水膜厚を校正しておく(比を取る理由はインキ
・ローラ5の偏芯や振動の影響を除去するためである)
。 11) 上記10)で求めた校正カーブによって、イ
ンキ・ローラ5上のインキ膜厚及び水膜厚は求まり、含
水率wは次式より求まることから、表示装置17に絶対
値表示可能となる。 含水率w=水膜厚/(インキ膜厚+水膜厚)
9乃至図11に示す。回転中のインキ・ローラ5上のイ
ンキ膜厚7及び含水率8をリアルタイムで計測する手段
を下記に示す。 1) 図12に示すように、インキ及び水の赤外分光
吸収特性を測定する。これよりインキは3.4μm,水
は2.96μmに各々吸収波長が存在することが分かる
。 また、インキ及び水に影響を受けない波長としては4.
6μmを選択する( 参照波長を設けることによってイ
ンキ・ローラ5の偏芯及び振動等による誤差を防ぐこと
ができる)。 2) 図10,図11において、円盤9にインキ吸収
波長フイルタ10,水吸収波長フィルタ11及びインキ
及び水に吸収されない波長のフィルタ12(参照波長フ
ィルタ)を取り付ける。 3) 円盤9はモータ13によって一定速度で回転す
る。 4) フィルタに投光する光源14としてはインキの
吸収,水の吸収及びどちらにも吸収されない各々の波長
に対して光量が大きいものがよい。 5) 最初にインキ及び水がインキ・ローラ5に付着
してないときの反射光量15を計測する。 6) 反射光量15の測定は半導体の光量高価を利用
した受光素子16を用いる。 7) 上記5)において、光源14からインキ吸収波
長フィルタ10を通り抜けインキ・ローラ5に当たって
反射してきたときの反射光量15をIO,光源14から
水吸収波長フィルタ11を通り抜けローラに当たって反
射してきたときの反射光量15をWO,光源14か参照
波長フィルタ12を通り抜けインキ・ローラ5に当たっ
て反射してきたときの反射光量15をSOとする。 8) 次にインキ及び水がインキ・ローラ5に付着し
たときの反射光量15は上記7)と同様にI,W及びS
と計測される。 9) インキ膜厚7と含水率8を絶対値表示するため
には、何らかの方法で反射光量15とインキ膜厚7及び
水膜厚との関係を校正しなければならない。 10) 上記9)について予め、図13,図14に示
すように反射光量15の比〔(I/IO)/(S/SO
)〕、〔(W/WO)/(S/SO)〕に対するインキ
膜厚及び水膜厚を校正しておく(比を取る理由はインキ
・ローラ5の偏芯や振動の影響を除去するためである)
。 11) 上記10)で求めた校正カーブによって、イ
ンキ・ローラ5上のインキ膜厚及び水膜厚は求まり、含
水率wは次式より求まることから、表示装置17に絶対
値表示可能となる。 含水率w=水膜厚/(インキ膜厚+水膜厚)
【0003
】
】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。 1) 赤外線吸収波長を利用するため、墨色インキは
計測不可能である(黒色インキ中にはカーボンが存在し
、光源から照射された赤外線がカーボンに吸収され反射
光量が極端に小さくなるため)。 2) インキ膜厚7及び含水率8を絶対値表示させる
ためには、赤外線吸収波長反射光量15とインキ膜厚及
び水膜厚との関係を予め校正しておく必要がある。
のような問題点がある。 1) 赤外線吸収波長を利用するため、墨色インキは
計測不可能である(黒色インキ中にはカーボンが存在し
、光源から照射された赤外線がカーボンに吸収され反射
光量が極端に小さくなるため)。 2) インキ膜厚7及び含水率8を絶対値表示させる
ためには、赤外線吸収波長反射光量15とインキ膜厚及
び水膜厚との関係を予め校正しておく必要がある。
【0004】
1) ある基準Aから金属ローラ間の変位aを計測す
る手段を設ける。 2) 基準Aから金属ローラ上膜厚間の変位bを計測
する手段を設ける。 3) 基準Aから金属ローラ間の静電容量Cを計測す
る手段を設ける。 4) 変位a,変位b,及び静電容量Cより演算しイ
ンキ膜厚及び含水率を算出する演算装置を設ける。
る手段を設ける。 2) 基準Aから金属ローラ上膜厚間の変位bを計測
する手段を設ける。 3) 基準Aから金属ローラ間の静電容量Cを計測す
る手段を設ける。 4) 変位a,変位b,及び静電容量Cより演算しイ
ンキ膜厚及び含水率を算出する演算装置を設ける。
【0005】
1) 図1に示すように、複合センサ4から金属イン
キ・ローラ5迄の変位aは、渦電流変位計1で計測され
る。 2) 金属インキ・ローラ5上インキ膜厚7から渦電
流変位計1迄の変位bは、レーザ外径測定器3(レーザ
を巾方向にスキャンし、遮蔽された距離を測る測定器)
で計測される。 3) 渦電流変位計1及び静電容量計2から金属イン
キ・ローラ5間の静電容量Cは、静電容量計2で計測さ
れる。 4) 図3乃至図5に示すように、渦電流変位計1か
ら金属インキ・ローラ5間の静電容量Cは、等価的に空
気によるものCa,インキ膜厚7によるものCi,水に
よるものCwの合成容量とみなされる。 5) 上記合成容量は次式で表される。
キ・ローラ5迄の変位aは、渦電流変位計1で計測され
る。 2) 金属インキ・ローラ5上インキ膜厚7から渦電
流変位計1迄の変位bは、レーザ外径測定器3(レーザ
を巾方向にスキャンし、遮蔽された距離を測る測定器)
で計測される。 3) 渦電流変位計1及び静電容量計2から金属イン
キ・ローラ5間の静電容量Cは、静電容量計2で計測さ
れる。 4) 図3乃至図5に示すように、渦電流変位計1か
ら金属インキ・ローラ5間の静電容量Cは、等価的に空
気によるものCa,インキ膜厚7によるものCi,水に
よるものCwの合成容量とみなされる。 5) 上記合成容量は次式で表される。
【0006】
【数1】
6) 空気による静電容量Caは、変位bが既知であ
るため次式で計算できる。
るため次式で計算できる。
【0007】
【数2】
但し、εa:空気の誘電率
k:電極及びローラの形状によって定まる定数7)
インキによる静電容量Ciは等価インキ膜厚をdiとす
ると次式で表される。
インキによる静電容量Ciは等価インキ膜厚をdiとす
ると次式で表される。
【0008】
【数3】
但し、εi:インキの誘電率
8) 水による静電容量Cwは等価水膜厚をdwとす
ると次式で表される。
ると次式で表される。
【0009】
【数4】
但し、εw:水の誘電率
9) また、等価インキ膜厚diと等価水膜厚dwの
和dは、変位aと変位bとの差に等しい。
和dは、変位aと変位bとの差に等しい。
【0010】
【数5】
10) ■〜■式より等価インキ膜厚di及び等価水
膜厚dwは求まる。 11) 含水率8・Wは次式で表される。
膜厚dwは求まる。 11) 含水率8・Wは次式で表される。
【0011】
【数6】
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図8について説明
する。 1) 図1に示すような渦電流変位計1、静電容量2
及びレーザ外径測定器3が一体となった構造の複合セン
サ4を図3のようにインキ・ローラ5上に取り付ける。 2) 各出力を演算装置6に接続する。 3) 空気(温度の影響によって、若干真空中の誘電
率とは異なる)、インキ(インキ中の顔料及び溶剤の物
性によって若干異なる)及び水(湿し水の成分によって
若干異なる)の誘電率は、予め測定しておき、演算装置
に入力しておくか、既知でない場合は次に述べるような
方法で計測し演算装置に入力する(図6〜図8参照)。
する。 1) 図1に示すような渦電流変位計1、静電容量2
及びレーザ外径測定器3が一体となった構造の複合セン
サ4を図3のようにインキ・ローラ5上に取り付ける。 2) 各出力を演算装置6に接続する。 3) 空気(温度の影響によって、若干真空中の誘電
率とは異なる)、インキ(インキ中の顔料及び溶剤の物
性によって若干異なる)及び水(湿し水の成分によって
若干異なる)の誘電率は、予め測定しておき、演算装置
に入力しておくか、既知でない場合は次に述べるような
方法で計測し演算装置に入力する(図6〜図8参照)。
【0013】
3.1 複合センサ4とインキ・ローラ5間にインキ
が付着していない状態にて、渦電流変位計1或いはレー
ザ外径測定器3によって複合センサ4とインキ・ローラ
5間の距離x1を計測する。 3.2 上記状態にて静電容量C1を測る。 3.3 複合センサ4とインキ・ローラ5間の距離を
変化させ、渦電流変位計1或いはレーザ外径測定器3に
よって複合センサ4とインキ・ローラ5間の距離x2を
計測する。
が付着していない状態にて、渦電流変位計1或いはレー
ザ外径測定器3によって複合センサ4とインキ・ローラ
5間の距離x1を計測する。 3.2 上記状態にて静電容量C1を測る。 3.3 複合センサ4とインキ・ローラ5間の距離を
変化させ、渦電流変位計1或いはレーザ外径測定器3に
よって複合センサ4とインキ・ローラ5間の距離x2を
計測する。
【0014】
3.4 C1,x1,C2,x2より■式によってk
及びεaを求める。 3.5 複合センサ4とインキ・ローラ5間にインキ
のみ付着させた状態にて、渦電流変位計1では複合セン
サ4とインキ・ローラ5間の距離xを測定しておき、或
いはレーザ外径測定器3によって複合センサ4とインキ
・ローラ5上インキ膜厚7間の距離yを計測しておき、
εa及びkが(4)より既知並びにCwは存在しないの
で■〜■式によってεiは求まる。
及びεaを求める。 3.5 複合センサ4とインキ・ローラ5間にインキ
のみ付着させた状態にて、渦電流変位計1では複合セン
サ4とインキ・ローラ5間の距離xを測定しておき、或
いはレーザ外径測定器3によって複合センサ4とインキ
・ローラ5上インキ膜厚7間の距離yを計測しておき、
εa及びkが(4)より既知並びにCwは存在しないの
で■〜■式によってεiは求まる。
【0015】
3.6 複合センサ4とインキ・ローラ5間に湿し水
のみ付着させた状態にて、渦電流変位計1では複合セン
サ4とインキ・ローラ5間の距離x′を或いはレーザ外
径測定器3によっては複合センサ4とインキ・ローラ5
上水膜厚間の距離y′を計測しておき、εa及びkが(
4)より既知並びにCiは存在しないので■〜■式によ
ってεwは求まる。 4) インキ・ローラ5上に水分を含んだインキが付
着すると、演算装置6が■〜■式の演算を行う。 5) インキ・ローラ5は印刷機が運転中、回転して
いなるので、偏芯及び振動によって複合センサ4からイ
ンキ・ローラ5までの変位aは時間の経過に伴って変動
する。しかし、渦電流変位計1によって複合センサ4か
ら金属インキ・ローラ5間の変位a及びレーザ外形測定
器3によって複合センサ4から含水インキまでの変位b
が計測できるため、含水インキの膜厚は前記a−bで計
算され、インキ・ローラ5の偏芯及び振動による外乱は
キャンセルすることができる。 6) 演算装置6より算出されたインキ・ローラ5上
インキ膜厚7及び含水率12値は表示装置17に出力さ
れる。
のみ付着させた状態にて、渦電流変位計1では複合セン
サ4とインキ・ローラ5間の距離x′を或いはレーザ外
径測定器3によっては複合センサ4とインキ・ローラ5
上水膜厚間の距離y′を計測しておき、εa及びkが(
4)より既知並びにCiは存在しないので■〜■式によ
ってεwは求まる。 4) インキ・ローラ5上に水分を含んだインキが付
着すると、演算装置6が■〜■式の演算を行う。 5) インキ・ローラ5は印刷機が運転中、回転して
いなるので、偏芯及び振動によって複合センサ4からイ
ンキ・ローラ5までの変位aは時間の経過に伴って変動
する。しかし、渦電流変位計1によって複合センサ4か
ら金属インキ・ローラ5間の変位a及びレーザ外形測定
器3によって複合センサ4から含水インキまでの変位b
が計測できるため、含水インキの膜厚は前記a−bで計
算され、インキ・ローラ5の偏芯及び振動による外乱は
キャンセルすることができる。 6) 演算装置6より算出されたインキ・ローラ5上
インキ膜厚7及び含水率12値は表示装置17に出力さ
れる。
【0016】
【発明の効果】本発明によるインキ膜厚・含水率計測装
置は、ある基準Aから金属ローラ間の変位aを計測する
手段と、基準Aから金属ローラ上膜厚間の変位bを計測
する手段と、基準Aから金属ローラ間の静電容量Cを計
測する手段と、前記変位a,変位b,及び静電容量Cよ
り演算し、インキ膜厚及び含水率を算出する演算装置と
を具えたことにより、次の効果を有する。 1) あらゆるインキ(墨色,特色及びニス)の膜厚
及び水分が計測可能である。 2) 空気,インキ及び水の誘電率が既知であれば予
め校正する必要が無く、インキ膜厚及び含水率を絶対値
表示できる。また、既知でなくても簡単に誘電率を計測
することが可能である。
置は、ある基準Aから金属ローラ間の変位aを計測する
手段と、基準Aから金属ローラ上膜厚間の変位bを計測
する手段と、基準Aから金属ローラ間の静電容量Cを計
測する手段と、前記変位a,変位b,及び静電容量Cよ
り演算し、インキ膜厚及び含水率を算出する演算装置と
を具えたことにより、次の効果を有する。 1) あらゆるインキ(墨色,特色及びニス)の膜厚
及び水分が計測可能である。 2) 空気,インキ及び水の誘電率が既知であれば予
め校正する必要が無く、インキ膜厚及び含水率を絶対値
表示できる。また、既知でなくても簡単に誘電率を計測
することが可能である。
【図1】本発明インキ膜厚・含水率計測装置の実施例の
概略配置図である。
概略配置図である。
【図2】図1におけるレーザ外径測定器の巾方向スキャ
ンの説明図である。
ンの説明図である。
【図3】複合センサの使用状態の概略図である。
【図4】渦電流変位計とローラ表面及びインキ膜表面と
の間の等価静電容量を示した図である。
の間の等価静電容量を示した図である。
【図5】図4の含水インキ層を分解して示した図である
。
。
【図6】誘電率測定の第1ステップを示した図である。
【図7】誘電率測定の第2ステップを示した図である。
【図8】誘電率測定の第3ステップを示した図である。
【図9】従来のインキ膜厚・含水率計を示す概略配置図
である。
である。
【図10】図9に示した装置の作用を示す説明図である
。
。
【図11】図10におけるフィルター付円盤の正面図で
ある。
ある。
【図12】インキ及び水の分光吸収特性を示すグラフで
ある。
ある。
【図13】赤外線反射光量比とインキ膜厚との関係を示
すグラフである。
すグラフである。
【図14】赤外線反射光量比と水膜厚との関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
1 渦電流変位計
2 静電容量計
3 レーザ外径測定器
4 複合センサ
6 演算装置
17 表示装置
Claims (1)
- 【請求項1】 ある基準点と計測対象の金属ローラ表
面との距離aを計測する手段と、ある基準点から上記ロ
ーラに付着したインキと水の混合液層の表面までの距離
bを計測する手段と、ある基準点と計測対象の金属ロー
ラ表面間の静電容量Cを計測する手段と、上記変位a,
変位b,及び静電容量Cより演算し、ローラ偏芯及び振
動による外乱を除いたインキ膜厚及び含水率を算出する
演算装置とから構成されたことを特徴とするインキ膜厚
・含水率計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400698A JPH04212861A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | インキ膜厚・含水率計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400698A JPH04212861A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | インキ膜厚・含水率計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04212861A true JPH04212861A (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=18510579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400698A Withdrawn JPH04212861A (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | インキ膜厚・含水率計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04212861A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08508229A (ja) * | 1994-02-28 | 1996-09-03 | クロネス・アーゲー・ヘルマン・クロンセデル・マシーネンファブリーク | 物品用ラベル貼付機 |
DE10236904A1 (de) * | 2002-08-12 | 2004-02-26 | Fogra Forschungsgesellschaft Druck Ev | Vorrichtung und Verfahren zur Messung und/oder Kontrolle der Dicke einer Lackschicht auf einer rotierenden Walze einer Lackiermaschine |
DE102011011911A1 (de) | 2010-03-02 | 2011-12-01 | Fujimi Incorporated | Polierzusammensetzung und diese verwendendes Polierverfahren |
JP6343708B1 (ja) * | 2017-09-11 | 2018-06-13 | 岩瀬 裕之 | 撥水層の厚み計測方法 |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP2400698A patent/JPH04212861A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08508229A (ja) * | 1994-02-28 | 1996-09-03 | クロネス・アーゲー・ヘルマン・クロンセデル・マシーネンファブリーク | 物品用ラベル貼付機 |
DE10236904A1 (de) * | 2002-08-12 | 2004-02-26 | Fogra Forschungsgesellschaft Druck Ev | Vorrichtung und Verfahren zur Messung und/oder Kontrolle der Dicke einer Lackschicht auf einer rotierenden Walze einer Lackiermaschine |
DE102011011911A1 (de) | 2010-03-02 | 2011-12-01 | Fujimi Incorporated | Polierzusammensetzung und diese verwendendes Polierverfahren |
JP6343708B1 (ja) * | 2017-09-11 | 2018-06-13 | 岩瀬 裕之 | 撥水層の厚み計測方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |