JPH0421261Y2 - - Google Patents

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JPH0421261Y2
JPH0421261Y2 JP1988064732U JP6473288U JPH0421261Y2 JP H0421261 Y2 JPH0421261 Y2 JP H0421261Y2 JP 1988064732 U JP1988064732 U JP 1988064732U JP 6473288 U JP6473288 U JP 6473288U JP H0421261 Y2 JPH0421261 Y2 JP H0421261Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、被覆電線の端部導線に連結して、平
行形の雄型接続子と相互に嵌合させて電気的接続
を行うために用いる差し込み型雌型接続子に関す
るものである。更に、詳しくは、この種の接続子
において極小型の接続子に関するものである。
<従来の技術> 従来この種の差し込み型雌型接続子としては、
平板形の雄型接続子の横幅が4.8mm〜5.0mmのもの
に用いることができる雌型接続子で、その接続嵌
合部における内面幅を5.2mm〜5.5mmとしたものが
最小のものであつた。
この従来の雌型接続子は、本考案の実施例とし
て示した第1図乃至第6図を参考にして説明する
と、全体が導電性金属板材で一体的に形成され、
先端側に雄型接続子10と接続嵌合する平板部1
aと幅方向両側を一旦立ち上がらせた後中央側に
向けて逆U字形にカールさせた弾圧部1bとから
なる接続嵌合部1と、後端側に被覆電線Kの導線
部kと圧着変形によつて連結する電線連結部2
と、前記平板部1aにおいてU字形の切り込み部
3によつて形成された先端側に向けて突出する舌
片部4と、該舌片部4に内面側に向けて突出する
掛合用小突起5とを有する接続子であつて、前記
U字形切り込み部3の先端側始端位置3aを前記
弾圧部1bの先端から1.8mm〜2.0mm位置とすると
ともに、その後端側終端位置3bを弾圧部1bの
後端部分よりもやや前端側とし、かつ、該切り込
み部3のU字形平行部分を前記平板部1aの横幅
両側を接続通電部として残した状態で、中心部位
置に形成した構造としたものであつた。
<考案が解決しようとする課題> 従つて、従来のこの種の雌型接続子は、平板部
1a先端側を単に架橋部として小幅残しているだ
けで、その両側部分を通電接続部として平板状の
ままとし、その中心部分にU字形切り込み部3を
形成することによつて、その内部に舌片部4を形
成したものとしていたので、該舌片部4の幅を極
小幅のものとしない限り、該平板部1aの幅即ち
接続嵌合部1の横幅を小さいものとすることが出
来なかつた。
しかしながら、この舌片部4の幅を例えば2.0
mm程度以下の極小のものとすると、雄型接続子と
の掛合のための小突起5を強度のある状態で形成
することが困難となり、また、該舌片部4自体の
雄型接続子に対する弾圧力が微弱となり、小突起
の掛合力が微小となり、抜き差し反復使用すると
小突起の掛合が不能となるという問題があつたた
め、それ以上の小型化はできにくいという問題が
あつた。
しかし、近来電気機器の小型化は益々進み、こ
の種接続子のみの小型化が進んでいない現状にあ
る。
そこで、本考案はかかる従来の課題を解決する
ために、通電接続部を接続嵌合部1の両側に設け
るという技術的思想を全面的に排することによつ
て、横幅の狭小な接続子を形成し、横幅の2.0mm
〜3.0mmという極小幅の雄型接続子に対応して、
確実な接続嵌合を行うことができる雌型接続子を
得ることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 該目的を達成するための本考案の構成を、実施
例に対応する第1図乃至第6図を用いて説明する
と、本考案の接続子は前記U字形切り込み部3の
先端側始端位置3aを前記弾圧部1bの長手方向
略中間部位置とするとともに、その後端側終端位
置3bを弾圧部1bの後端部分よりも更に後端側
にまで延長し、かつ、該切り込み部3のU字形平
行部分を前記平板部1aの横幅と略同幅位置に形
成し、更に前記弾圧部1bの後端側に少なくとも
該切り込み部3の終端位置にまで延長する立ち上
がり壁6を弾圧部1bと連続する状態に連設形成
させ、接続嵌合部1における内面幅wを2.2mm乃
至3.2mm大に形成た構成としたものである。
<作用> 本考案は、このような構成とすることによつ
て、雄型接続子10に対する接続嵌合時における
電気的接続を専ら、切り込み部3の先端側始端位
置3aよりも先端側に位置する広い前後幅を有す
る平板部1aにおいて行うことができるように
し、舌片部4を最大幅のものとし、かつ、弾性力
を有するに必要な長さを有するものとして、しか
も、その側方には立ち上がり部を設けることによ
つて広幅とすることなく強度保持をさせることが
できるようにしたものであるから、横幅の狭小化
を図ることができるのである。
<実施例> 以下本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
図中第1図乃至第6図は、本考案にいう接続子
Aの主要な実施例を示す図で、第7図乃至第9図
はこれを用いた使用例を示す図である。
該雌型接続子Aは、厚さ0.25mmの横銅製板材で
全体を一体的に形成したもので、先端側(第1〜
3図において左側)に第7,9図に示した接続部
を平板状とした雄型接続子10と接続嵌合する平
板部1aと幅方向両側を一旦立ち上がらせた後中
央側に向けて逆U字形にカールさせた弾圧部1b
とからなる接続嵌合部1を形成し、後端側(第1
〜3図において右側)に第7〜9図に示したよう
に被覆電線Kの導線部kを圧着変形によつて連結
するための側面視U字形若しくはV字形とした電
線連結部2を形成し、その底部に2本の横リブ2
aを形成し、更にその外端側に被覆電線Kの被覆
部cを圧着変形によつて連結するための側面視U
字形若しくはV字形とした電線被覆連結部7を連
設形成し、前記平板部1aにおいて平面視U字形
の舌片部4を形成するに当たつて刻設するU字形
切り込み部3を第3図に示したように、その先端
側始端位置3aを前記カール状弾圧部1bの長手
方向中間部位置とするとともに、その後端側終端
位置3bを弾圧部1bとの重なり部分の長さと略
同程度の長さ分だけ該弾圧部1bの後端部分より
も更に後端側に位置させ、かつ、該切り込み部3
のU字形平行部分を前記平板部1aの横幅と略同
幅位置に形成し、この切り込み部3によつて形成
された舌片部4の先端寄り部分で前記弾圧部1b
と対向する部分に、雄型接続子10における掛合
用小孔11と掛合する掛合用小突起5を上面側に
向けて突出形成するとともに、該舌片部4の先端
部4aを下面側に向けて折曲傾斜させ、前記切り
込み部3の終端位置3bを挟む前後方向位置で該
舌片部4の幅方向中央部分に長孔状の補強用凹部
4bを形成し、更に前記弾圧部1bの後端側に該
切り込み部3の終端位置を越えて後方にまで延長
する立ち上がり壁6を弾圧部1bと前記電線連結
部2とを連続させる状態として連設形成した構造
とし、第5,6図に示したように、長手方向の全
長Lを17.0mm、弾圧部1bの長さlを7.0mm、該
弾圧部1bの高さHを1.9mm、前記平板部1aの
上面と弾圧部1bの下面とで形成する雄型接続子
10との接続嵌合用間隔hを0.45mm、該接続嵌合
部1における横幅Wを3.5mm、その内面幅wを3.0
mmになるように形成したものである。
次に、このように形成した雄型接続子Aの使用
例について第7図乃至第9図に基づいて説明する
と、被覆電線Kの先端の被覆を除去した導電線部
分kを前記電線連結部2上に位置させるととも
に、被覆部cを電線被覆連結部7上に位置させ、
これら電線連結部2及び電線被覆連結部7を加圧
圧着工具によつてそれぞれ加圧変形させて連結
し、これを裸状態のままで雄型接続子10と連結
する場合もあるが、該実施例では合成樹脂材料製
の筒状ハウジングBの筒部に挿入し、第8図のよ
うに該ハウジングB内の係止部b1,b2によつて軸
線方向への移動を阻止させるようにして接続子A
の全体を被覆するようにしてある。而して、この
ようにした状態で、内部に雄型接続子10を内装
保持させたターミナルブロツクCの接続挿入口
C1……にハウジングBに挿入することによつて、
雄型接続子10と雌型接続子Aにおける接続嵌合
部1とを嵌合接続させると同時に、雄型接続子1
0における小孔11に舌片部4に形成した掛合用
小突起5を掛合係止させ、両接続子A,10の機
械的連結と電気的接続を行うのである。なお、ハ
ウジングBにおける後方延長帯状部分は、その背
面(外面)側に所要記号を記入するための記号表
示部b3である。該表示部b3の表示面は通常上面側
に向けて用いられるが、図面の関係上上下面を逆
にして示した。
第10図に示した図は、別の雌型接続子Aを示
したもので、導電線kの連結部2を円筒形に形成
した型式のものとしたものである。
前記第9図までの実施例に示した雌型接続子A
における電線被覆連結部7は必ずしも必要なもの
ではなく、該連結部7の存在しない型式のものと
して実施してもよい。また、本考案にいう接続子
Aの弾圧部1bの形状は必ずしも下向きU字形に
したもののみに限らず、その下端部を更に中央側
に折曲させて平板部1aと平行姿勢としたもの、
該弾圧部1bの立ち上がり部分の高さHを低くし
て断面C字状に形成して前記と同様に平板部1a
と平行姿勢としたものとしてもよく、任意の形状
に形成することができる。また、接続嵌合部1に
おける内面幅wは、接続する雄型接続子10の横
幅に対向させて形成するものであるが、舌片部4
に掛合用小突起5を形成し、かつ充分な弾性力を
確保するためには、舌片部4の横幅を2.0mm程度
以上とする必要があるから、該内面幅wは2.2mm
〜3.2mmの範囲内のものとするのがよい。また、
金属素材の厚さは0.2mm〜0.3mm厚のものを用いる
のが加工上の容易性、小型化の点からみて好まし
い。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備え、かつ本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
<考案の効果> 以上の説明から既に明らかなように本考案は、
舌片部を形成するためのU字形切り込み部の始端
位置を弾圧部の長手方向の略中央部位置としてそ
の前端側に広幅の平坦部を形成し、雄型接続子と
の接触面積を充分に確保し、切り込み部のU字形
平行部の終端位置を弾圧部の後端部よりも更に後
方位置に延長させ、また、横幅一杯ギリギリの部
分に沿つて形成させることによつて舌片部の長さ
と横幅を確保させ、また、この切り込み部の外側
に沿つて立ち上がり壁を弾圧部の後端側に連結す
る状態で立ち上がり形成することによつて長手方
向における強度を確保するようにしたものである
から、接続嵌合部の横幅を極めて小さく形成する
ことができ、それでいて充分な通電性と舌片部の
弾性力を有するものとすることができ、舌片部に
掛合用小突起を形成して充分な掛合力をもつもの
とすることができるという実用上の顕著な効果を
期待することができるに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
図中第1図乃至第6図は本考案の主要な実施例
を示した図で、第1図は斜視図、第2図は側面
図、第3図は平面図、第4図は正面図、第5図は
第4図における−線断面図、第6図は第2図
における−線断面図、第7図乃至第9図は使
用例を示す図で、第7図は一部分解斜視図、第8
図及び第9図は一部中央縦断側面図、第10図は
他の実施例を示す雌型接続子の斜視図である。 図中1は接続嵌合部、1aは平板部、1bは弾
圧部、2は電線連結部、3は切り込み部、3aは
始端位置、3bは終端位置、4は舌片部、5は小
突起、6は立ち上り壁、10は雄型接続子、Kは
被覆電線、kは導線部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体が導電性金属板材で一体的に形成され、先
    端側に雄型接続子10と接続嵌合する平板部1a
    と幅方向両側を一旦立ち上がらせた後中央側に向
    けて折曲しまたは逆U字形にカールさせた弾圧部
    1bとからなる接続嵌合部1と、後端側に被覆電
    線Kの導線部kと圧着変形によつて連結する電線
    連結部2と、前記平板部1aにおいてU字形の切
    り込み部3によつて形成された先端側に向けて突
    出する舌片部4と、該舌片部4に内面側に向けて
    突出する掛合用小突起5とを有する接続子であつ
    て、前記U字形切り込み部3の先端側始端位置3
    aを前記弾圧部1bの長手方向略中間部位置とす
    るとともに、その後端側終端位置3bを弾圧部1
    bの後端部分よりも更に後端側にまで延長し、か
    つ、該切り込み部3のU字形平行部分を前記平板
    部1aの横幅と略同幅位置に形成し、更に前記弾
    圧部1bの後端側に少なくとも該切り込み部3の
    終端位置にまで延長する立ち上がり壁6を弾圧部
    1bと連続する状態に連設形成させ、接続嵌合部
    1における内面幅wを2.2mm乃至3.2mm大に形成し
    てなる差し込み型雌型接続子。
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JPS5921582B2 (ja) * 1979-10-22 1984-05-21 株式会社ロツテ 健康冷菓

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