JPH04212367A - ポリビニルエステルで被覆された縫合糸 - Google Patents

ポリビニルエステルで被覆された縫合糸

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JPH04212367A
JPH04212367A JP3027635A JP2763591A JPH04212367A JP H04212367 A JPH04212367 A JP H04212367A JP 3027635 A JP3027635 A JP 3027635A JP 2763591 A JP2763591 A JP 2763591A JP H04212367 A JPH04212367 A JP H04212367A
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JP
Japan
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suture
coated
sutures
knot
ester
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JP3027635A
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English (en)
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Rao S Bezwada
ラオ・エス・ベズワダ
Alastair W Hunter
アラステア・ダブリユー・ハンター
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Ethicon Inc
Original Assignee
Ethicon Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L17/00Materials for surgical sutures or for ligaturing blood vessels ; Materials for prostheses or catheters
    • A61L17/14Post-treatment to improve physical properties
    • A61L17/145Coating

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の技術的背景】本発明は被覆された外科用縫合
糸に関する。より詳細には、本発明はビニル重合体で被
覆された縫合糸、及び外科用縫合糸の結び目(knot
)束縛(tiedown)性能を改善する方法に関する
【0002】外科用縫合糸はその性能的性質を向上させ
るために表面被覆を必要とすることがしばしばある。例
えば、マルチフィラメント縫合糸は手術技法の際に、縫
合糸が容易に且つ滑らかに組織を通過するように、一般
に縫合糸の、柔軟性及び束縛性能を向上させるための表
面被覆を必要とする。モノフィラメント縫合糸も縫合糸
の剛性的な感触を減少させ、及びその柔軟性を増大させ
るために表面被覆を必要とすることがある。
【0003】外科用縫合糸の適切な被覆の要望に対応し
て、多数の特許が有効な被覆用組成物を開示した。米国
特許第3,942,532号はマルチフィラメント縫合
糸のポリエステル被覆を開示している。好適なポリエス
テル被覆は1,4−ブタンジオールとアジピン酸の縮合
生成物であるポリブチレート(polybutilat
e)である。米国特許第4,105,034号はポリ(
アルキレンオキサレート)、例えばポリ(ヘキサメチレ
ンオキサレート)のマルチフィラメント縫合糸被覆を開
示している。これらの特許に開示された被覆用組成物は
優れた取り扱い特性を呈し、被覆縫合糸の多くの性質を
増強するが、被覆縫合糸の結び目の団結性は僅かに減少
する。
【0004】米国特許第3,527,650号はアクリ
ル系ラテックス中のポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)粒子である被覆用組成物を開示している。PTF
Eはマルチフィラメントの粗さ(roughness)
を減少させる潤滑剤として作用するが、使用の際に剥離
する傾向がある。又はこの粒子状被覆は適切な塗布に際
して硬化段階を必要とし、熱硬化性である。米国特許第
4,043,344号は非吸収性外科用縫合糸としてプ
ルロニックス(Pluronics)TMエチレンオキ
シド/プロピレンオキシド共重合体被覆を開示している
。都合が悪いことには、これらの共重合体は湿潤時の束
縛評価の際にそれらの潤滑性を喪失する。
【0005】縫合糸被覆の有望な候補の持つ欠陥を考慮
すれば、縫合糸の物理的性質を犠牲にすることなく被覆
された縫合糸の触感的平滑性を増大させ、及び縫合糸の
結び目の団結性に悪影響を及ぼさないような、慣用の技
術を用いて塗布できる縫合糸用の被覆を開発することが
望ましいと考えられる。
【0006】
【本発明の総括】一つの態様において、本発明は被覆さ
れていない縫合糸の結び目束縛性能に比較して、その結
び目束縛性能を改善するのに有効な量の少なくとも一種
のポリビニルエステルで被覆された表面を有する縫合糸
である。
【0007】他の態様においては、本発明は縫合糸の結
び目束縛性能を向上させる方法である。この方法は、有
機溶剤に溶解した効果的な量の少なくとも一種のポリビ
ニルエステルの溶液で縫合糸の表面を被覆し、次いで被
覆表面から溶剤を除去する段階を含んで成る。
【0008】本発明のポリビニルエステル被覆は慣用の
技術を用いて縫合糸の表面に塗布することができる。触
感的平滑性の指標である、被覆された縫合糸の結び目束
縛性能は、被覆された縫合糸の引張的性質を犠牲にする
ことなく驚異的に向上する。驚くべきことには、これら
の性質の改善は被覆された縫合糸の結び目の固定性(s
ecur−ity)に悪影響を与えることなく達成され
る。
【0009】
【本発明の説明】本発明の範囲内にあるポリビニル(P
V)エステルは既知であり、慣用の技術により、例えば
遊離基開始方法を用いてビニルエステル単量体を重合さ
せることにより製造することができる。好適には、PV
エステルは下記式
【0010】
【化2】
【0011】上式中、RはC6−30の直鎖状、又は分
枝状アルキルである、の繰り返し単位により表される。
【0012】上式のアルキル基が10炭素以下のもので
あれば、エステルは一般に良好な被覆性を呈しないであ
ろう。アルキル基が30炭素以上のものであれば、エス
テルの入手可能性及び純度は被覆用として一般に望まし
くないものとなるであろう。好適には、RはC14−1
8の直鎖状アルキルである。最も好適なPVエステルは
ポリビニルステアレートである。
【0013】結び目束縛性能を改善するために縫合糸の
表面上に被覆されるPVエステルの量は、一般にPVエ
ステルの分子量に依存し、実験的に容易に決定できる。 最も多くの場合PVエステルの所要量はその分子量が増
大するにつれて減少する。縫合糸上に被覆されるPVエ
ステルの量は、被覆された縫合糸の重量の約0.3ない
し約20%、好適には約0.5ないし約15%の範囲に
あることが有利である。一般に20重量%以上の量は被
覆された縫合糸の結び目の固定性を危うくし、0.3重
量%以下の量では縫合糸の性質に顕著な改善を与えるこ
とができないであろう。縫合糸は一種のPVエステルだ
けではなく、必要に応じて二種又は多数のPVエステル
で被覆することができる。縫合糸は一種のPVエステル
で被覆されることが好ましい。
【0014】本発明のPVエステル被覆物は、ゲル透過
クロマトグラフィーにより測定された重量平均分子量が
、一般に約50,000ないし約2,000,000、
好適には約100,000ないし約1,000,000
、及び最も好適には約200,000ないし約500,
000の範囲であることを特徴としている。50,00
0以下の分子量を有するPVエステルは被覆された縫合
糸の結び目束縛特性を改善することができず、約2,0
00,000以上の分子量を有するPVエステルは被覆
された縫合糸の剛性を増大する可能性がある。
【0015】本発明の範囲内の縫合糸は手術技法用に使
用され又はそれを目標とした任意の形式のものであるこ
とができる。縫合糸は編組され、撚糸された又は被覆さ
れた形態の、合成又は天然の、吸収性又は非吸収性の、
或いはモノフィラメント又はマルチフィラメント縫合糸
であることができる。更に縫合糸は必要に応じ一つ又は
多数の針に取り付けることができる。吸収性モノフィラ
メント縫合糸の例は外科用腸線及びコラーゲンのような
天然縫合糸、及びp−ジオキサノンのホモポリマー及び
共重合体のような合成縫合糸を含んでいる。吸収性マル
チフィラメント縫合糸の例は一種又は多種のラクトンの
繊維形成重合体から製造された縫合糸、例えばビクリル
(Vicryl)TMポリ(ラクチド−コ−グリコリド
)マルチフィラメント縫合糸を含んでいる。非吸収性モ
ノフィラメント及びマルチフィラメント縫合糸の例はナ
イロン、ポリプロピレン、鋼、弗化ポリビニリデン、リ
ネン、綿、絹及びポリエチレンテレフタレート(PET
)のようなポリエステルを含んでいる。好適な縫合糸は
非吸収性の、マルチフィラメント縫合糸、好適にはポリ
エステル縫合糸である。最も好適な縫合糸はPETであ
る。
【0016】本発明のPVエステル被覆用の有機溶剤は
120℃以上ではない通常の沸点を有する溶剤であるこ
とが有利である。適当な溶剤の例は1,1,2−トリク
ロロエチレンのような塩素化脂肪族溶剤、及びトルエン
のような芳香族溶剤を含むが、それらに限定されない。
【0017】被覆は単にPVエステルを適当な有機溶剤
に溶解することにより容易に製造できる。溶液中のエス
テルの濃度は勿論縫合糸の表面上に所望通り被覆される
PVエステルの量に依存するが、一般に約3ないし約2
0、好適には約5ないし約15重量%の範囲内にある。
【0018】PVエステルの溶液が製造された後、縫合
糸は慣用の被覆技術、例えば浸漬、噴霧等を用いて被覆
することができる。被覆を塗布後、溶剤は空気中で乾燥
することにより、又は例えば高温且つ真空中で溶剤を除
去する等の他の技術上周知の技法により除去することが
できる。
【0019】有機溶剤及び塗布のための被覆溶液の製造
は、通常マルチフィラメント縫合糸の被覆のために必要
である。しかしモノフィラメント縫合糸の被覆のために
は被覆溶液の調製を必要としない別な方法が可能である
。合成モノフィラメント縫合糸を被覆するならば、縫合
糸が誘導された繊維形成重合体を適当な低分子量PVエ
ステルと共に同時押出し、押出の際にエステルが繊維の
表面に滲出してその触感的平滑性を増大できるようにす
ることができる。こうした方法は繊維形成重合体の潤滑
性及び結び目特性を増大することが示されている。
【0020】本発明の好適な具体化におけるPVエステ
ルは本質的に非吸収性の、水不溶性の、蝋状固体である
。しかし特定の塗布の要求に応じて被覆的性質を合致さ
せるために、エステルを改質することができ、又は被覆
用組成物中に添加剤を混和することができる。例えばエ
ステルをポリビニルアルコール及び/又はポリビニルピ
ロリドンと共重合させることによりエステルを水溶性と
することができる。別法として、ビニルアルコールエス
テルをビニルアルコール及び/又はビニルピロリドンと
共重合させることもできる。吸収性縫合糸に特に適当し
た生吸収性エステルは、まず低分子量PVエステルを官
能性化(functionalize)し、次いでそれ
を一種又は多種のラクトン、例えばグリコリド、ε−カ
プロラクトン、ラクチド、p−ジオキサノン等と共重合
することにより製造することができる。同様にポリジメ
チルシロキサン樹脂及びエラストマーのようなシリコー
ン潤滑剤、並びにp−ジオキサノンのホモポリマー及び
共重合体及びプルロニックスTMエチレンオキシド/プ
ロピレンオキシド共重合体を被覆用組成物に添加して、
被覆された縫合糸の最終的性質を改質又は増強すること
ができる。これらの具体化の総ては、被覆された縫合糸
の性質を改質又は増強する類似の具体化と並んで、充分
に本発明の特許請求の範囲内にある。
【0021】外科用縫合糸のための被覆としてPVエス
テルが記載されたが、非被覆的使用も容易に予想できる
。例えばPVエステルは熱染色移行(thermo−d
ye transfer)工程におけるスリップ剤とし
て、自動車の緩衝器及び仕切板のためのポリエステル成
形配合物用の弾性剤成分として、歯科医学及び外科医学
用組織接着剤中の成分として及びジェット印刷インキ用
中の成分として使用可能である。
【0022】下記の実施例は本発明を説明するためのも
のであるが、本発明の特許請求の範囲を限定することを
意図するものではない。実施例において、引張性質、束
縛の粗さ及び結び目の固定性は各々インストロン引張試
験機(Instron Tensile Tester
)を用いて測定される。引張的性質、即ち、直線的及び
結び目引張強度及び伸びパーセントは一般に米国特許第
4,838,267号に記載された方法に従って測定さ
れる。束縛の粗さは結び目束縛性能の尺度である。それ
は縫合糸の結び目を滑らせるのに必要な力の指標であり
、一般に米国特許第3,942,532号に記載された
方法に従って測定される。結び目が明らかに破壊される
前に滑らないように結び目を固定するのに必要な行程(
throw)の数の指標を与える、結び目の固定性は最
初マンドレルの周囲に普通の角結びに縛り、滑りが起こ
るかどうか観察するためにインストロン試験機で結び目
を引き離し、滑りが起これば、20結び目中の20が明
瞭に滑りなしで破断するまで更に行程を加えて縛ること
によって測定される。
【0023】
【実施例】各三回の実験に対し、239,000の重量
平均分子量及び48℃の熔融温度を有するポリビニルス
テアレートのトルエン溶液を調製する。慣用の実験用被
覆装置を用いて、寸法2/0(米国薬局方標準)のマー
シレン(Mersilene)TMPET編組マルチフ
ィラメント縫合糸を被覆溶液で室温において被覆し、引
き続き被覆された縫合糸を110°Fで空気中で乾燥し
てトルエンを除去する。表1は各々三回の実験について
引張及び束縛粗さ的性質及び結び目固定特性を未被覆の
マーシレンTMPET編組マルチフィラメント縫合糸と
比較したものである。
【0024】
【表1】   ポリビニルステアレート(PVS)で被覆されたポ
リエステル縫合糸の性質              
           トルエン中のPVS被覆剤  
     未被覆縫合糸              
                  濃度、重量% 
               対照        
              5.15   8.10
     12.15               
   固体重量%1             0.9
7   1.74     5.20     −縫合
糸直径、ミル      13.60 13.64  
 13.93   13.23乾燥時束縛粗さ、 g                    140.
4 127.8   118.6   355.5湿潤
時2束縛粗さ、 g                    126.
2 135.4   137.1   249.2湿潤
時2結び目固定性          4      
  4          4          4
乾燥時結び目引張強度、 psi              52,567 5
1,973 50,232 52,458湿潤時2結び
目引張強度、 psi              53,971 5
4,452 48,832 56,794乾燥時直線的
引張強度、 psi              94,882 9
4,235 91,994 102,946伸びパーセ
ント        14.70   15.00  
 16.30   16.271  被覆された縫合糸
及び未被覆の縫合糸の間の重量の差を測定することによ
り   定量される。
【0025】2  25℃で少なくとも24時間水中に
縫合糸を浸漬後、湿潤時の諸性質が測定される。
【0026】結果によれば、種々の量のポリビニルステ
アレートで被覆されたポリエステル縫合糸は未被覆の縫
合糸と比較して著しく改善された乾燥時及び湿潤時束縛
粗さを呈する。粗さの改善は未被覆の縫合糸の結び目固
定性又は引張性質を犠牲にすることなく達成された。一
般に本発明の被覆された縫合糸の場合、200グラム以
下、好適には150グラム以下の湿潤時束縛粗さを容易
に得ることができる。本発明の特許請求の範囲内にある
他のPVエステル被覆を用いても、同様にな顕著な結果
を得ることができる。
【0027】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0028】 1.未被覆の縫合糸の結び目束縛性能と比較して被覆さ
れた縫合糸の結び目束縛性能を改善するのに効果的な量
の、少なくとも一種のポリビニルエステルで縫合糸の表
面が被覆されている縫合糸。
【0029】 2.縫合糸の表面が一種のポリビニルエステルで被覆さ
れている、上記1に記載の縫合糸。
【0030】3.該ポリビニルエステルが式:
【003
1】
【化3】
【0032】上式中、RはC6−30の直鎖状又は分枝
状アルキルである、の繰り返し単位により表される、上
記2に記載の縫合糸。
【0033】4.RがC14−18の直鎖状アルキルで
ある、上記3に記載の縫合糸。
【0034】5.ポリビニルエステルがポリビニルステ
アレートである、上記4に記載の縫合糸。
【0035】6.縫合糸の表面上に被覆されたポリビニ
ルステアレートの量が被覆された縫合糸の約0.3ない
し約20重量%の範囲内である、上記5に記載の縫合糸
【0036】7.ポリビニルステアレートの分子量が約
200,000ないし約500,000の範囲内である
、上記6に記載の縫合糸。
【0037】8.縫合糸が一本又は多数の針を付け又は
付けていないモノフィラメント又はマルチフィラメント
縫合糸である、上記7に記載の縫合糸。
【0038】9.縫合糸がマルチフィラメント縫合糸で
ある、上記8に記載の縫合糸。
【0039】10.マルチフィラメント縫合糸が非吸収
性縫合糸である、上記9に記載の縫合糸。
【0040】11.縫合糸がポリエステルである、上記
10に記載の縫合糸。
【0041】12.該ポリエステルがポリエチレンテレ
フタレートである、上記11に記載の縫合糸。
【0042】13.a)有機溶剤に溶解した効果的な量
の、少なくとも一種のポリビニルエステルの溶液を用い
て縫合糸の表面を被覆し、及び次いで b)被覆された縫合糸から溶剤を除去する段階を含んで
成る、縫合糸の結び目束縛性能を改善する方法。
【0043】14.ポリビニルエステルの溶液がトルエ
ンに溶解した約0.5ないし約15重量%の溶液である
、上記13に記載の方法。
【0044】15.空気中における乾燥により溶剤が除
去される、上記14に記載の方法。 16.被覆された縫合糸が高温で乾燥される、上記15
に記載の方法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  未被覆の縫合糸の結び目束縛性能と比
    較して被覆された縫合糸の結び目束縛性能を改善するの
    に効果的な量の、少なくとも一種のポリビニルエステル
    で縫合糸の表面が被覆されている縫合糸。
  2. 【請求項2】  該ポリビニルエステルが式:【化1】 上式中、RはC6−30の直鎖状又は分枝状アルキルで
    ある、の繰り返し単位により表される、請求項1に記載
    の縫合糸。
  3. 【請求項3】  a)有機溶剤に溶解した効果的な量の
    、少なくとも一種のポリビニルエステルの溶液を用いて
    縫合糸の表面を被覆し、及び次いでb)被覆された縫合
    糸から溶剤を除去する段階を含んで成る、縫合糸の結び
    目束縛性能を改善する方法。
JP3027635A 1990-02-01 1991-01-30 ポリビニルエステルで被覆された縫合糸 Pending JPH04212367A (ja)

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US473505 1990-02-01
US07/473,505 US5089013A (en) 1990-02-01 1990-02-01 Suture coated with a polyvinyl ester

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