JPH04210842A - アルミホイールの製造法 - Google Patents

アルミホイールの製造法

Info

Publication number
JPH04210842A
JPH04210842A JP19626890A JP19626890A JPH04210842A JP H04210842 A JPH04210842 A JP H04210842A JP 19626890 A JP19626890 A JP 19626890A JP 19626890 A JP19626890 A JP 19626890A JP H04210842 A JPH04210842 A JP H04210842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum wheel
pressure
product
nut seat
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19626890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2872367B2 (ja
Inventor
Tsutomu Enomoto
榎本 勉
Yoshiharu Mizushima
水島 義春
Kazuyuki Shigaki
志垣 和幸
Koji Nabeya
鍋谷 耕治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
Priority to JP19626890A priority Critical patent/JP2872367B2/ja
Publication of JPH04210842A publication Critical patent/JPH04210842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2872367B2 publication Critical patent/JP2872367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルミホイールの製造法に関し、とくに、疲労
強度を向上させるアルミホイールの製造法に関する。
「従来の技術」 アルミ製自動車用車輪〈アルミホイール〉は、アルミの
鋳造後、機械加工を施して作製される。
しかし、鋳造品は通常、巣等の欠陥を有するため、繰返
し荷重を受けると、巣等から亀裂か発生し遂には疲労破
壊を生ずる原因となる。この場合、強度試験での亀裂発
生部位は、大半がナラ1〜座(第5図の1)の縁(第6
図の18)である。
アルミホイール等の鋳造製品の疲労強度を向上させる方
法として考えられるものには、従来、高熱圧下処理(+
−I I P処理)と冷間鍛造があった。
ここで、l−1I P処理は、被処理品を高温高圧のガ
ス雰囲気下に一定時間保持して、鋳造品中の欠陥を押し
潰し、かつ欠陥表面を拡散によって強固に接合する方法
である。また、冷間鍛造法は、被処理品を室温において
圧縮成形により、加工硬化を加える方法から成る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来法には次の問題があった。
まず、l−I T P処理の問題として、■ 被処理品
に直接高温高圧の雰囲気カスが触れることに基くカス中
の不純物による表面の汚染がある。、 ■ hl I Pは1つの熱ザイクルであるため、従来
の熱処理条件を検8]せねばならない。
■ 現在は、アルミホイールに適用可能なI−I I 
P装置がなく、それを開発するには高額な費用がかかる
ように思われる。
また、冷間鍛造の問題としては、 ■加工圧力が高い。
■金型の製作費が高く、寿命が短い。
■素材の潤滑が必要である。
■熱間より変形抵抗が高く、変形能が小さい。
本発明は、従来の亀裂発生の大半がナツト座縁であった
ことに鑑み、ナラ1〜座繰の疲労強度向上をはかること
ができる、しかも上記の問題点を伴なわないで疲労強度
向上をはかることができるアルミホイールの製造法を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明に係るアルミホイール
の製造法は、鋳造後のアルミホイールからなる被処理品
を、360〜550’Cで保持し、半拘束型にて15〜
25%の加圧率で、ディスク部ナツト座まわりを加圧し
、その後機械加工を施す方法から成る。
[作  用] 鋳造後、機械加工前に、従来存在しなかった工程、ずな
わら熱間加圧によるナラミル座まわり加圧工程が挿入さ
れている。この加圧によってナツト座縁の巣が押しつぶ
され、巣かなくなるので、ナラ1〜座の疲労強度が向上
される。
[実施例] 以下に、本発明の望ましい実施例を、第1図〜第3図を
参照して説明する。
本発明方法では、アルミホイール中間品をまず鋳造によ
り作製する。これは従来の鋳造装置を用いて従来と同じ
方法で行なう。
次に、鋳造後のアルミホイール中間品を被処理品として
、該被処理品を、再結晶温度以上である360 ’Cか
ら融点温度である550’Cで保持する。この加熱は、
現在ある溶体他炉等を利用して行なう。
次に、被処理品が上記360〜550’Cに保持されて
いる間に、半拘束型にて15〜25%の加圧率で、ディ
スク部ナツ1〜座まわりを加圧する。この加圧は大気中
で行なう。加圧は第1図に示すようなプレス装置を新設
して行なう。第1図において、11は上型、12は下型
で、その間で被処理品10を熱間加圧する。この加圧で
は、ディスク部ナツト座1まわりを加圧する。すなわら
、ホイール10は外周部の環状のリム部2と中央の板状
のディスク部3との一体ものから成り、ディスク部に設
けられたボルト穴4にハブボルトを挿通させハブボルト
にハブナツトを螺合させることにより車両のアクスルシ
ャツ1〜に取りつりられるが、このときハブナツトの頭
部背面の半球面部がナツト座1(第5図)に圧接され、
ナツト座1の縁1aから亀裂が発生しやすいという問題
があった。これを解決するために、本発明では、とくに
問題となっていたナツト座1まわりを熱間加圧し、ナツ
ト座1近傍におるかもしれない巣を押しつぶし欠陥を除
去する。
これがナツト座1まわりを加圧する理由である。
また、熱間加圧とするのは、加工圧力が小さくて済むよ
うにし、プレス装置や金型の費用を最小限に抑えるため
である。また、熱間加圧としたので、加圧によりホイー
ル全体に異常に大きな変形が生じるのを防ぐために、被
処理品10を半拘束型で支持する。ここで、半拘束型と
は、第1図に示すように、小さい加圧変形段階では被処
理品10が拘束リング13に干渉せず、ある程度大ぎな
加圧変形段階以上で被処理品10が拘束リング13に干
渉して変形が拘束される型をいう。また、15〜25%
の加圧率としたのは、被加圧部の巣をほぼ完全に押しつ
ぶすことができるようにするためである。第2図は、こ
のようにして熱間加圧した被処理品10の加圧前と加圧
後の形状を示す。半拘束型による加圧としたので、リム
部にはほとんど変形を生ぜさせないで済んでいることが
わかる。また、ディスク部のハブ穴等を形成する部位が
、15〜25%の加圧率をもって大きく加圧変形されて
いることも見ることかできる。
熱間加圧後、(必要に応じて成形工程を経た後、)機械
加工工程にまわされ、ハブ穴、ポル]〜穴、ナツト座等
の最終形状が出され、ホイールは完成品とされる。
以上のようにして製作したアルミホイールのミクロ組織
を調べたところ、第3図に示す通りであった。すなわち
、第3図(イ)に示すように測定場所は、ボルト穴の表
側、中心、裏側で、その結果は、加圧有りの場合を、第
3図I、ぐ9、仁)に、加圧無しの場合を、第3図(ホ
)、へ)、(0に、表側、中心、裏側の順で示しである
。加圧有りの場合には、巣がなくなり、デンドライトも
潰されていることを見ることができる。
また、疲労試験も行なってみた。結果を第4図に示す。
第4図中Δ印は加圧無し品で○印は本発明の加圧有り品
である。第4図に示すように、熱間加圧により疲労破壊
に至る迄の繰り返し回数が2〜3倍大になっていること
がわかる。また、法衣はライフテスト結果を示している
。熱間加圧により耐久回転数が平均値で56%向上して
いる。
[発明の効果] 本発明方法では被処理品を360〜550’Cで保持し
、半拘束型にて15〜25%の加斤率で、ディスク部ナ
ツト座まわりを加圧したので、ナツト座まわりには巣が
なくなりデンドライトも潰され、この結果、疲労強度が
大幅に向上する。
また、いったん360〜550’Cに昇温させておいて
大気中で加圧するので、被処理品に直接高温高圧の雰囲
気ガスが触れることが無いので、ガス中の不純物による
表面の汚染が無い。また、熱間の加圧であるので、加工
圧力、変形抵抗が低く、変形能も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアルミホイールの製造法を実施してい
る状態を示す装置の概略断面図、第2図は熱間加圧する
前後のアルミホイール被処理品形状を示す半断面図、 第3図(イ)は被処理品のミクロ組織片の採取場所を示
すボルト穴周辺の部分断面図、 第3図011>、n、(ニ)は、それぞれ、加圧有りの
場合の、ボルト穴表側、中心、裏側の金属組織図、第3
図(ト)、(へ)、(→は、それぞれ、加圧無しの場合
の、ボルト穴表側、中心、裏側の金属組織図、第4図は
疲労特性図、 第5図はアルミホイールの半平面図、 第6図はアルミホイールのポル]〜穴周辺の部分拡大断
面図、 である。 1・・・・・・ナラ1〜座 1a・・・・・・ナツト座縁 10・・・・・・アルミホイール被処理品11・・・・
・・上型 12・・・・・・下型 13・・・・・・拘束リング 特 許 出 願 人 1〜ピー工業株式会社モー   
           癲 −[1−+1llt ベ    許 手続ネili止書(方式) 平成 4年 3月 5日 特訂庁長官 殿 1、事件の表示  平成2)ロ止!1願第196268
号2、発明の名称 アルミホイールの製造法 代表者 足立原 明 文 6、補正により増加り−る発明の数  r4iLJ7、
補正の対象 図面〈第3図〉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、鋳造後のアルミホィールからなる被処理品を、36
    0〜550℃で保持し、半拘束型にて15〜25%の加
    圧率で、ディスク部ナット座まわりを加圧し、その後機
    械加工を施すことを特徴とするアルミホィールの製造法
JP19626890A 1990-07-26 1990-07-26 アルミホイールの製造法 Expired - Fee Related JP2872367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19626890A JP2872367B2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 アルミホイールの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19626890A JP2872367B2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 アルミホイールの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04210842A true JPH04210842A (ja) 1992-07-31
JP2872367B2 JP2872367B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=16354981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19626890A Expired - Fee Related JP2872367B2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 アルミホイールの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2872367B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0910884A (ja) * 1995-06-22 1997-01-14 Nissan Motor Co Ltd 鍛造品の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0910884A (ja) * 1995-06-22 1997-01-14 Nissan Motor Co Ltd 鍛造品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2872367B2 (ja) 1999-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4536932A (en) Method for eliminating low cycle fatigue cracking in integrally bladed disks
US20050262693A1 (en) Cast forging process for aluminum wheels
RU2005109282A (ru) Способ изготовления изделия путем сверхпластической формовки и диффузионной сварки
WO2015188550A1 (zh) Al-Mg-Si合金轮毂的制造方法
US5072871A (en) Method of making hollow articles
KR20150088688A (ko) 단조 및 2 단계 냉간 압출법을 포함함으로써 이중 치 패턴을 가진 기어를 제조하는 방법
WO2015188547A1 (zh) Al-Mg合金轮毂的制造方法
EP0668171A1 (en) Light-alloy vehicular wheel
CN111112527A (zh) 一种大型管板类锻件的锻造方法
US4708749A (en) Method of calibrating vehicle wheels to a finished size
JPH04210842A (ja) アルミホイールの製造法
US4687524A (en) Method of forming to a finished size vehicle wheels made of a heat-treatable aluminum alloy
CN202242782U (zh) 一种铝合金轮毂生产系统
WO2016027209A1 (en) A forging process for manufacture of aluminium alloy wheel disc
JP6410135B2 (ja) 熱間鍛造用金型
KR100513506B1 (ko) 냉간단조를 이용한 투피스 플랜지너트용 고정와셔 및 이의제조방법
JPH0551643B2 (ja)
JPS6357751A (ja) 車両用ホイ−ルの製造法
CN114231868B (zh) 高温合金环形件的内部残余应力的去除方法及其应用
KR102459844B1 (ko) 알루미늄 단조휠의 제조 방법
JP2594930B2 (ja) エイジフオーミング成形方法
TW201927435A (zh) 包含鍛造工件之浮動碟盤的製造方法
JP2005314803A (ja) アルミニウム製品の製造方法
JP2838593B2 (ja) 軽合金製車輛用ホイール
JPS5930437A (ja) Al合金製大型車用ホイ−ルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees