JPH04210539A - 海洋養殖用生簀 - Google Patents
海洋養殖用生簀Info
- Publication number
- JPH04210539A JPH04210539A JP2409769A JP40976990A JPH04210539A JP H04210539 A JPH04210539 A JP H04210539A JP 2409769 A JP2409769 A JP 2409769A JP 40976990 A JP40976990 A JP 40976990A JP H04210539 A JPH04210539 A JP H04210539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- rods
- fish
- shape retaining
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 claims description 43
- 238000009360 aquaculture Methods 0.000 claims description 6
- 244000144974 aquaculture Species 0.000 claims description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009916 joint effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、波の影響の大きい海洋
での魚の養殖用生簀に関する。 [0002] 【従来の技術】従来、この種の養殖用生簀としては、図
6で示すように生簀外枠が固定一体構造のものであった
。このため天候に右されて波の影響を大きく受ける海洋
上での魚の養殖に当たって、遊漁範囲を仕切るための生
簀が用いられていた。この構成においては、パイプか木
材を素材にした頑丈な任意形状の枠体Bを浮遊体A構造
とし、この浮遊体Aに網Cを固着垂下して生簀を構成し
て、この生簀内において魚を養殖するのが一般的である
。 [0003]
での魚の養殖用生簀に関する。 [0002] 【従来の技術】従来、この種の養殖用生簀としては、図
6で示すように生簀外枠が固定一体構造のものであった
。このため天候に右されて波の影響を大きく受ける海洋
上での魚の養殖に当たって、遊漁範囲を仕切るための生
簀が用いられていた。この構成においては、パイプか木
材を素材にした頑丈な任意形状の枠体Bを浮遊体A構造
とし、この浮遊体Aに網Cを固着垂下して生簀を構成し
て、この生簀内において魚を養殖するのが一般的である
。 [0003]
【発明が解決しようとする問題点】従来の生簀は、上記
のように構成されており、海洋上の波間に浮かす従来の
生簀用のいかだ式の浮遊体Aは、荒天時の大きな波のう
ねりに対応して柔軟にうねることが出来ないので、波の
状態によっては、生簀の重さや負荷が部分的に集中した
強い負荷がかかり、生簀が破損し易い状態にある。この
ような破損を防ぐためには、各枠体Bや連結部りを頑丈
に固定した枠組とするか、比較的小型に作成する以外に
なかった。 [00041つまり、従来の生簀は、実際には波のうね
りの浮き沈みに対して、浮遊体Aの全体が平行状態で上
下に浮き沈みするのではなく、うねりの山や谷の複雑な
状態の波面]二に浮遊体Aの各枠体8部分が乗り分ける
状態となって複雑に変形するものである。 [0005]特に、枠体Bの一部をせり上がる山の波面
上に残して他の部分がうねりの谷面と共に落ち下がる場
合は、魚を含んだ海水の重みも加わって、浮遊枠体Aの
全体が大きく複雑なねじれを繰返すことになり、たとえ
頑丈に固着した枠体Bの連結部りでも破損することが多
いという問題を有していた。 [0006]また、浮遊体Aを構成する枠体Bは予め陸
上で組立てるので、鉄製の場合は完全溶接が要求され、
大型化される程重量も大きく、海上への運搬が大がかり
となるなどの問題点があった。 [0007]本発明は、構成部材が小型、軽量であるう
え、海上での組立てが容易であるし、その上、波のうね
りに逆られない柔軟構造としたので、取扱いが容易であ
り、荒天候にも充分堪えて破損しない生簀を提供するこ
とができる。 [0008]
のように構成されており、海洋上の波間に浮かす従来の
生簀用のいかだ式の浮遊体Aは、荒天時の大きな波のう
ねりに対応して柔軟にうねることが出来ないので、波の
状態によっては、生簀の重さや負荷が部分的に集中した
強い負荷がかかり、生簀が破損し易い状態にある。この
ような破損を防ぐためには、各枠体Bや連結部りを頑丈
に固定した枠組とするか、比較的小型に作成する以外に
なかった。 [00041つまり、従来の生簀は、実際には波のうね
りの浮き沈みに対して、浮遊体Aの全体が平行状態で上
下に浮き沈みするのではなく、うねりの山や谷の複雑な
状態の波面]二に浮遊体Aの各枠体8部分が乗り分ける
状態となって複雑に変形するものである。 [0005]特に、枠体Bの一部をせり上がる山の波面
上に残して他の部分がうねりの谷面と共に落ち下がる場
合は、魚を含んだ海水の重みも加わって、浮遊枠体Aの
全体が大きく複雑なねじれを繰返すことになり、たとえ
頑丈に固着した枠体Bの連結部りでも破損することが多
いという問題を有していた。 [0006]また、浮遊体Aを構成する枠体Bは予め陸
上で組立てるので、鉄製の場合は完全溶接が要求され、
大型化される程重量も大きく、海上への運搬が大がかり
となるなどの問題点があった。 [0007]本発明は、構成部材が小型、軽量であるう
え、海上での組立てが容易であるし、その上、波のうね
りに逆られない柔軟構造としたので、取扱いが容易であ
り、荒天候にも充分堪えて破損しない生簀を提供するこ
とができる。 [0008]
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決する手段として次のような手段を講じたもの
である。 [0009]特許を受けようとする第1の発明は、輪状
または多角形の保型中心枠に一端を可動自在に遊着して
周辺に向け放射状に延出した複数個の保型棒を設け、そ
の保型棒の各先端部に生簀外枠を固設して成るものであ
り、当該生簀外枠は複数例の枠部材に分割構成されてお
り、その連結部が自在継手または柔軟構造体に構成され
ていると共に、前記保型保型中心枠及び生簀外枠には浮
子体を設けるようにしたことを特徴とする海洋養殖用生
簀である。 [001ON特許を受けようとする第2の発明は、請求
項1に記載した生簀外枠を、複数個に分割構成された枠
部材が柔軟構造に連結構成されているもので、当該枠部
材は、両端に設けた肘板と、その間を数本の枠棒でつな
いだ構成にしたものであり、枠部材と枠部材との間の連
結部は互いに隣接する肘板の中央にあけた孔に連結ボル
トを貫通するとともに、当該連結ボルトには弾力体を軸
装して、互いに隣接する肘板の向きが所定の角度範囲内
まで自在に変化できるような柔軟構造体に連結し、連結
された各枠部材や保型保型中心枠および保型棒等の各部
材が沈まないような浮子体を取り付け、必要に応じて各
部材間をロープで連結し、生簀外枠を構成する枠部材に
は魚網を縛着垂下するようにしたことを特徴とする海洋
養殖用生簀である。 [0011,]
題点を解決する手段として次のような手段を講じたもの
である。 [0009]特許を受けようとする第1の発明は、輪状
または多角形の保型中心枠に一端を可動自在に遊着して
周辺に向け放射状に延出した複数個の保型棒を設け、そ
の保型棒の各先端部に生簀外枠を固設して成るものであ
り、当該生簀外枠は複数例の枠部材に分割構成されてお
り、その連結部が自在継手または柔軟構造体に構成され
ていると共に、前記保型保型中心枠及び生簀外枠には浮
子体を設けるようにしたことを特徴とする海洋養殖用生
簀である。 [001ON特許を受けようとする第2の発明は、請求
項1に記載した生簀外枠を、複数個に分割構成された枠
部材が柔軟構造に連結構成されているもので、当該枠部
材は、両端に設けた肘板と、その間を数本の枠棒でつな
いだ構成にしたものであり、枠部材と枠部材との間の連
結部は互いに隣接する肘板の中央にあけた孔に連結ボル
トを貫通するとともに、当該連結ボルトには弾力体を軸
装して、互いに隣接する肘板の向きが所定の角度範囲内
まで自在に変化できるような柔軟構造体に連結し、連結
された各枠部材や保型保型中心枠および保型棒等の各部
材が沈まないような浮子体を取り付け、必要に応じて各
部材間をロープで連結し、生簀外枠を構成する枠部材に
は魚網を縛着垂下するようにしたことを特徴とする海洋
養殖用生簀である。 [0011,]
【作用】特許を受けようとする第1発明は、保型中心枠
に一端を可動自在に遊着して周辺に向け放射状に延出し
た複数個の保型棒を設け、その保型棒の各先端部に生簀
外枠を固設して成るものであり、当該生簀外枠は複数個
の枠部材に分割構成されており、その連結部が自在継手
または柔軟構造体に構成されているので、海面上に浮か
ぜて波の衝撃やうねりを受けた場合でも、保型中心枠を
中心に可動自在の各保型棒が枠体の多角形状を保ちなが
ら波面揺動に応じて上下応動するので、大きな負荷がか
からないようになっている。 [0012]特許を受けようとする第2発明も、請求項
1に記載した生簀外枠を、複数個に分割構成された枠部
材が柔軟構造に連結構成されているもので、当該枠部材
は、両端に設けた肘板と、その間を数本の枠棒でつない
だ構成にしてあり、枠部材と枠部材との間の連結部は互
いに隣接する肘板の中央にあけた孔に連結ボルトを貫通
するとともに、当該連結ボルトには弾力体を軸装して、
互いに隣接する肘板の向きが所定の角度範囲内まで自在
に変化できるような柔軟構造体に連結したので、海面上
に浮かせて波の衝撃やうねりを受けた場合、保型中心枠
を中心に可動自在の各保型棒が枠体の多角形状を保ちな
がら波面揺動に応じて上下し、四周の枠体を構成する各
枠棒群がそれぞれの肘板の部分で2枚の肘板で3つに分
けた弾力体の弾力により揺動自在の関節作用を行って、
自由に折れ曲がり、浮いた波面のうねりに添って逆られ
ずに浮漂する。 [0013]すなわち、海面で枠体の−・部が波のうね
りの谷の部分に落ち込んでも枠棒部分が弾力体で間接接
手となるひじ板の連結部から折れ曲がって、うねりの山
面に残る枠棒部はそのまま波面に沿って浮かび、各連結
部に異常な力が加わることがないので、殆ど波による破
損がない。 [0014]また、魚網はこの生簀外枠を構成する枠部
材には魚網を縛着垂下するようにしたが、生簀外枠が柔
軟構造になって常に波面に沿って浮かび、異常な力が加
わることがないので、従来に比較して小型化、軽量化が
できる。更に本発明の生簀は、部材を洋上で簡単に組立
て出来るので、海洋上への運搬の手間が容易となる。こ
れらのことから本発明は、従来の海洋養殖生簀に比較し
て5倍以上も大型化が可能となる。 [0015]尚、保型棒の各先端部に生簀外枠を固設し
て成るので、生簀外枠の回転が防止されるし、必要に応
じて各部材間をロープで連結したので、万が一分解した
場合でも、枠棒の流出を防ぐことができる。 [0016]
に一端を可動自在に遊着して周辺に向け放射状に延出し
た複数個の保型棒を設け、その保型棒の各先端部に生簀
外枠を固設して成るものであり、当該生簀外枠は複数個
の枠部材に分割構成されており、その連結部が自在継手
または柔軟構造体に構成されているので、海面上に浮か
ぜて波の衝撃やうねりを受けた場合でも、保型中心枠を
中心に可動自在の各保型棒が枠体の多角形状を保ちなが
ら波面揺動に応じて上下応動するので、大きな負荷がか
からないようになっている。 [0012]特許を受けようとする第2発明も、請求項
1に記載した生簀外枠を、複数個に分割構成された枠部
材が柔軟構造に連結構成されているもので、当該枠部材
は、両端に設けた肘板と、その間を数本の枠棒でつない
だ構成にしてあり、枠部材と枠部材との間の連結部は互
いに隣接する肘板の中央にあけた孔に連結ボルトを貫通
するとともに、当該連結ボルトには弾力体を軸装して、
互いに隣接する肘板の向きが所定の角度範囲内まで自在
に変化できるような柔軟構造体に連結したので、海面上
に浮かせて波の衝撃やうねりを受けた場合、保型中心枠
を中心に可動自在の各保型棒が枠体の多角形状を保ちな
がら波面揺動に応じて上下し、四周の枠体を構成する各
枠棒群がそれぞれの肘板の部分で2枚の肘板で3つに分
けた弾力体の弾力により揺動自在の関節作用を行って、
自由に折れ曲がり、浮いた波面のうねりに添って逆られ
ずに浮漂する。 [0013]すなわち、海面で枠体の−・部が波のうね
りの谷の部分に落ち込んでも枠棒部分が弾力体で間接接
手となるひじ板の連結部から折れ曲がって、うねりの山
面に残る枠棒部はそのまま波面に沿って浮かび、各連結
部に異常な力が加わることがないので、殆ど波による破
損がない。 [0014]また、魚網はこの生簀外枠を構成する枠部
材には魚網を縛着垂下するようにしたが、生簀外枠が柔
軟構造になって常に波面に沿って浮かび、異常な力が加
わることがないので、従来に比較して小型化、軽量化が
できる。更に本発明の生簀は、部材を洋上で簡単に組立
て出来るので、海洋上への運搬の手間が容易となる。こ
れらのことから本発明は、従来の海洋養殖生簀に比較し
て5倍以上も大型化が可能となる。 [0015]尚、保型棒の各先端部に生簀外枠を固設し
て成るので、生簀外枠の回転が防止されるし、必要に応
じて各部材間をロープで連結したので、万が一分解した
場合でも、枠棒の流出を防ぐことができる。 [0016]
【実施例】図1は、本発明に係る海洋魚の養殖用生簀の
全体平面図で、図2乃至図5は各要部を示す図である。 そして、本発明は生簀の魚網を縛着垂下する枠体を柔軟
構造に構成することを特徴とするものである。 [0017]内側に方形などの補強枠9を固着した円形
の保型中心枠1に、夫々一端を可動自在に遊着して四周
に向けて放射状に複数個の保型棒2.2・・・を醋設し
、当該保型捧の各先端部を生簀外枠の枠部材、すなわち
、両端に肘板3,3を固定した数の枠棒4.4.4.4
の上部に固着せしめ、各隣接する肘板3,3は、中央に
あけた孔を貫通したボルト5を、3つに分けた筒状の弾
力体7を介して両側からナツ!−6絞め連結して柔軟構
造体の多角形状を形作り、各枠棒の保型棒を固着した部
分に浮子体8を固定し、保型中心枠1の補強枠9の両側
及び中央にも浮子体10.10.10.10を固定し、
各保型捧2の先端部はロープ11で連結し、生簀外枠の
多角形状に構成した枠部材には魚網12を縛着垂下せし
めた構成とする。 [0018]枠棒は4本で構成したが必ずしも枠体では
なく鉄製の円筒体、角筒体でもよく、その数は自由で肘
板継手で多角形を形成する。又、肘板の弾力体はゴム、
ばねとするもよい。 [0019]従って、枠棒の数とそれに伴う保型棒の長
さも自由で、長く数も多ければ角数の多い多角形の大き
な生簀外枠が可能となる。例えば、このような構造にす
れば、従来の生簀枠の直径が約20mに対して、直径1
00mの大型枠体とすることもできる。しかも、これら
は如何に大型になろうとも、現場洋上で組立て可能なの
で、運搬のための労力等は必要としない。 [00201また、洋上では如何なる波浪の大小にも各
肘板部の間接接手によって枠棒部が夫々柔軟に波面に沿
って浮漂するから接手連結部に異常な力がかからず、枠
体破損の恐れは殆どない。 [00211 【発明の効果]以上に説明したように本発明は、輪状ま
たは多角形の保型中心枠に一端を可動自在に遊着して周
辺に向け放射状に延出した複数個の保型棒を設け、その
保型棒の各先端部に生簀外枠を固設して成るものであり
、当該生簀外枠は複数個の枠部材に分割構成されており
、その連結部が自在継手または柔軟構造体に構成されて
いると共に、前記保型中心枠及び生簀外枠には浮子体を
設けるようにしたものである。 [0022]従って、各構成部材が波のうねり面に対応
して柔軟に変形し、各部材毎に浮漂するので、保型棒の
数及び、その長さと枠部材を構成する部材を連結して、
大きな多角形状を構成できる。 [0023]また、連結部を柔軟構造とし、互いの部材
を夫々に揺動を可能にして連結部に集中する異常な力を
分散し、強度が充分で枠体の破損を防ぐ上、荒天風波に
も堪え得るようにすることができる。 [00241更に、全体が従来の2分の1と軽量なうえ
、洋上での現場組立て及び修理も容易であり、枠全体の
保型保持も容易なので、安価でよいなどの効果がある。 [0025]
全体平面図で、図2乃至図5は各要部を示す図である。 そして、本発明は生簀の魚網を縛着垂下する枠体を柔軟
構造に構成することを特徴とするものである。 [0017]内側に方形などの補強枠9を固着した円形
の保型中心枠1に、夫々一端を可動自在に遊着して四周
に向けて放射状に複数個の保型棒2.2・・・を醋設し
、当該保型捧の各先端部を生簀外枠の枠部材、すなわち
、両端に肘板3,3を固定した数の枠棒4.4.4.4
の上部に固着せしめ、各隣接する肘板3,3は、中央に
あけた孔を貫通したボルト5を、3つに分けた筒状の弾
力体7を介して両側からナツ!−6絞め連結して柔軟構
造体の多角形状を形作り、各枠棒の保型棒を固着した部
分に浮子体8を固定し、保型中心枠1の補強枠9の両側
及び中央にも浮子体10.10.10.10を固定し、
各保型捧2の先端部はロープ11で連結し、生簀外枠の
多角形状に構成した枠部材には魚網12を縛着垂下せし
めた構成とする。 [0018]枠棒は4本で構成したが必ずしも枠体では
なく鉄製の円筒体、角筒体でもよく、その数は自由で肘
板継手で多角形を形成する。又、肘板の弾力体はゴム、
ばねとするもよい。 [0019]従って、枠棒の数とそれに伴う保型棒の長
さも自由で、長く数も多ければ角数の多い多角形の大き
な生簀外枠が可能となる。例えば、このような構造にす
れば、従来の生簀枠の直径が約20mに対して、直径1
00mの大型枠体とすることもできる。しかも、これら
は如何に大型になろうとも、現場洋上で組立て可能なの
で、運搬のための労力等は必要としない。 [00201また、洋上では如何なる波浪の大小にも各
肘板部の間接接手によって枠棒部が夫々柔軟に波面に沿
って浮漂するから接手連結部に異常な力がかからず、枠
体破損の恐れは殆どない。 [00211 【発明の効果]以上に説明したように本発明は、輪状ま
たは多角形の保型中心枠に一端を可動自在に遊着して周
辺に向け放射状に延出した複数個の保型棒を設け、その
保型棒の各先端部に生簀外枠を固設して成るものであり
、当該生簀外枠は複数個の枠部材に分割構成されており
、その連結部が自在継手または柔軟構造体に構成されて
いると共に、前記保型中心枠及び生簀外枠には浮子体を
設けるようにしたものである。 [0022]従って、各構成部材が波のうねり面に対応
して柔軟に変形し、各部材毎に浮漂するので、保型棒の
数及び、その長さと枠部材を構成する部材を連結して、
大きな多角形状を構成できる。 [0023]また、連結部を柔軟構造とし、互いの部材
を夫々に揺動を可能にして連結部に集中する異常な力を
分散し、強度が充分で枠体の破損を防ぐ上、荒天風波に
も堪え得るようにすることができる。 [00241更に、全体が従来の2分の1と軽量なうえ
、洋上での現場組立て及び修理も容易であり、枠全体の
保型保持も容易なので、安価でよいなどの効果がある。 [0025]
【図1】本発明の構成の全体平面図である。
【図2】本発明の保型中心枠の平面図である。
【図3】本発明の肘板接合部の斜視図である。
【図4】本発明の肘板接合部の側面図である。
【図5】本発明の枠体の要部斜視図である。
【図6】従来の使用状態を示す斜視図である。
1 保型中心枠
2 保型棒
3 肘板
4 枠棒
5 ボルト
6 ナツト
7 弾力体
8 浮子体
10 浮子体
11 補助ロープ
【図6】
Claims (2)
- 【請求項1】輪状または多角形の保型中心枠に一端を可
動自在に遊着して周辺に向け放射状に延出した複数個の
保型棒を設け、その保型棒の各先端部に生簀外枠を固設
して成るものであり、当該生簀外枠は複数個の枠部材に
分割構成されており、その連結部が自在継手または柔軟
構造体に構成されていると共に、前記保型中心枠及び生
簀外枠には浮子体を設けるようにしたことを特徴とする
海洋養殖用生簀。 - 【請求項2】請求項1に記載した生簀外枠は、複数個に
分割構成された枠部材が柔軟構造に連結構成されている
もので、当該枠部材は、両端に設けた肘板と、その間を
数本の枠棒でつないだ構成になっており、当該枠部材と
枠部材との間の連結部は互いに隣接する肘板の中央にあ
けた孔に連結ボルトを貫通するとともに、当該連結ボル
トには弾力体を軸装して、互いに隣接する肘板の向きが
所定の角度範囲内まで自在に変化できるような柔軟構造
体にし、連結された各枠部材や保型中心枠および保型棒
等の各部材が沈まないような浮子体を取り付け、必要に
応じて各部材間をロープで連結し、生簀外枠を構成する
枠部材には魚網を縛着垂下するようにしたことを特徴と
する海洋養殖用生簀。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409769A JPH04210539A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 海洋養殖用生簀 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409769A JPH04210539A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 海洋養殖用生簀 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04210539A true JPH04210539A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18519055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2409769A Pending JPH04210539A (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 海洋養殖用生簀 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04210539A (ja) |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP2409769A patent/JPH04210539A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10556646B2 (en) | Modular-type very large floating structures | |
JPS61501366A (ja) | 海上養魚プラント | |
JP7128211B2 (ja) | 浮体式設備のためのフレーム構造体 | |
JPS63501542A (ja) | 浮遊養殖装置 | |
KR102065918B1 (ko) | 김양식용 간답대 연결구조물 | |
US20160183501A1 (en) | Aquaculture containment pen | |
US5894808A (en) | Floating deposit removal system | |
KR200435836Y1 (ko) | 양식장용 플로트의 결합구조 | |
JPH04210539A (ja) | 海洋養殖用生簀 | |
CN214216092U (zh) | 一种自平衡的海上漂浮平台 | |
CN202714072U (zh) | 装配式养鲍网箱 | |
JP2001321003A (ja) | 集魚設備 | |
KR960008683Y1 (ko) | 조립식 부력체 구조물 | |
CN209600743U (zh) | 一种污损生物附着装置的锚定系统 | |
JPS6218397B2 (ja) | ||
CN213153514U (zh) | 一种人工浮鱼礁 | |
CN216674320U (zh) | 钢筋珊瑚礁体结构 | |
JPS62171627A (ja) | いけす装置 | |
CN210226475U (zh) | 一种柔性连接的水上种植浮床 | |
CN112273304B (zh) | 一种蜂窝结构的大型深海网箱 | |
JPS5939892Y2 (ja) | 浮魚礁 | |
JPH026777Y2 (ja) | ||
JPH0324043Y2 (ja) | ||
JPH029650Y2 (ja) | ||
JP2617916B2 (ja) | ゴム状弾性体の係留装置 |