JPH0421015B2 - - Google Patents

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JPH0421015B2
JPH0421015B2 JP62250800A JP25080087A JPH0421015B2 JP H0421015 B2 JPH0421015 B2 JP H0421015B2 JP 62250800 A JP62250800 A JP 62250800A JP 25080087 A JP25080087 A JP 25080087A JP H0421015 B2 JPH0421015 B2 JP H0421015B2
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JP
Japan
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elevating
cylindrical
annular frame
frame
inspection
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JP62250800A
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English (en)
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JPH0194122A (ja
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Koichi Sato
Keiji Kawakami
Hiroshi Kihira
Tooru Ito
Isao Iijima
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水底地盤に打込まれた合成樹脂被
覆鋼管杭における合成樹脂被覆の疵を検出した
り、水底地盤に打込まれた鋼管杭等の腐食状況を
検査する場合等に使用する筒状立設部材の表面状
態検査装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、港湾や河川等の水底地盤に打設される杭
として、鋼管杭の表面にポリエチレン等の合成樹
脂被覆を施して構成した合成樹脂被覆鋼管杭が用
いられている。この合成樹脂被覆鋼管杭における
水中に位置する合成樹脂被覆に疵があるか否かを
検査する場合は、潜水夫が水中で合成樹脂被覆を
目視して疵の有無を検査している。
また腐食により劣化した鋼管杭の残存板厚を測
定する場合あるいは電気化学的手法に基づく鋼管
杭の腐食速度(腐食抵抗)を測定する場合も、潜
水夫が検査用探触子を手で持つて水中で鋼管杭に
沿つて移動している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、潜水夫が水中で合成樹脂被覆を目視し
て疵の有無を検査する場合は下記の問題点があ
る。
(1) 煩雑で危険な潜水作業を必要とする。
(2) 検査能率が悪い。
(3) 小さな疵を見落とすことがある。
(4) 海や河川等の水が濁つている場合は疵が見え
ない。
(5) 疵検査精度が個人差により左右される。
(6) 潜水夫の人件費が高くかつ検査能率が悪いの
で、検査コストが高くなる。
また潜水夫が水中で検査用探触子を鋼管杭に沿
つて移動して検査する場合も、前記(1)(2)(5)(6)の問
題点がある。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決できる筒状
立設部材の表面状態検査装置を提供することを目
的とするものであつて、この発明を要旨とすると
ころは、筒状立設部材1を囲むように配置された
昇降環状フレーム2の上部および下部に、それぞ
れ筒状立設部材1の外面に接触する3箇以上の昇
降ガイド車輪3が、昇降環状フレーム周囲方向に
間隔をおいて取付けられ、前記筒状立設部材1の
上部に固定された昇降用駆動装置4から垂下して
いる昇降用条体5が前記昇降環状フレーム2に連
結され、その昇降環状フレーム2に、筒状立設部
材1の外面に対向する複数の検査用探触子6が、
昇降環状フレーム周囲方向に間隔をおいて取付け
られていることを特徴とする筒状立設部材の表面
状態検査装置にある。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第3図は、この発明の一実施例を
示すものであつて、フレーム7に固定された減速
機付き電動機8により駆動歯車9および従動歯車
10を介して駆動される巻胴11が、前記フレー
ム7に回転自在に架設されて、昇降用駆動装置4
が構成され、かつ前記フレーム7に固定されたポ
テンシヨメータ12の回転軸に、前記従動歯車1
0に噛み合う歯車13が固定され、前記フレーム
7に一端部が連結されている固定用バンド14の
他端部は締付用螺杆15の基端部に連結され、そ
の螺杆15はフレーム7に回転自在に取付けられ
ているウオームホイール16の中心の雌ねじ孔に
螺合され、フレーム7に固定された減速機付き電
動機(図示を省略した)により駆動されるウオー
ム17は前記ウオームホイール16に噛み合わさ
れている。
水底地盤に打設されている桟橋用の鋼管杭また
は合成樹脂被覆鋼管杭からなる筒状立設部材1の
上部側面に、前記フレーム7の側面に固定された
ゴム製パツド18が当接され、前記固定用バンド
14は筒状立設部材1に巻付けられてウオームホ
イール16および締付用螺杆15により締付けら
れ、前記固定用バンド14により昇降用駆動装置
4が筒状立設部材1に締付固定されている。
一対の半円形フレーム19,20の一端部が縦
軸21により枢着され、かつ一方の半円形フレー
ム19の他端部に受金具22が固定されると共
に、他方の半円形フレーム20の他端部に係止金
具23が取付けけられ、その係止金具23が前記
受金具22に係合されることにより、一対の半円
形フレーム19,20が円形に接合されて、昇降
環状フレーム2が構成され、前記巻胴11から垂
下しているワイヤロープからなる昇降用条体5の
垂下端部は前記昇降用環状フレーム2に連結され
ている。
前記昇降環状フレーム2の周囲に3箇の支持部
材24,25,26が等角度間隔で配置され、各
支持部材24,25,26上下方向の中間部は昇
降環状フレーム2に対しボルトにより固定され、
2つの支持部材24,25の上端部および下端部
にL形の支持アーム27,28の中間部がボルト
29により取付けられ、かつ上下の支持アーム2
7の基端部および上下の支持アーム28の基端部
は、それぞれ連結用ボルト30により連結されて
いる。
前記支持部材26の上端部および下端部に、L
形の支持アーム31の中間部がボルトからなる横
軸32により枢着され、かつ各支持アーム27,
28,31の先端部には、筒状立設部材1の外面
に当接される昇降ガイド車軸3が横軸により回転
自在に取付けられ、前記支持部材26の中間部に
は水平なばね受部材33が固着され、さらに上下
の支持アーム31の基端部に固定されたばね係合
部材34と前記ばね受部材33との間には、昇降
ガイド車輪3を筒状立設部材1の外面に押付ける
ための押圧用ばね35が介在されている。
前記筒状立設部材1の外面に小間隔を保つて対
向する複数の検査用探触子6は、昇降環状フレー
ム2に対しその周囲方向に間隔をおいて配置され
て取付金具37により固定され、かつ各検査用探
触子6は陸上または水上に設置された測定装置に
対しリード線36により接続される。
前述のように構成された表面状態検査装置によ
り筒状立設部材1の表面状態を検査する場合は、
昇降用駆動装置4により昇降用条体5および昇降
環状フレーム2を介して各検査用探触子6を筒状
立設部材1の外面に沿つて上昇または下降移動さ
せて、筒状立設部材1の表面状態を検査する。
この発明の表面状態検査装置を使用して、合成
樹脂被覆鋼管杭における合成樹脂被覆の疵を検査
する場合は、検査用探触子6として例えば特開昭
61−247953号公報に示されている被覆疵検査用探
触子を使用し、また鋼管杭の厚みを測定する場合
は、検査用探触子6として周知の超音波厚み測定
用探触子を使用する。さらにまた、検査用探触子
6として、特開昭61−53560号公報に示されてい
る金属材料の腐食速度検出子または周知の粗度計
を使用してもよい。
前記実施例の場合は、従動歯車10に連動して
動作するポテンシヨメータ12により昇降環状フ
レーム2の上下方向移動距離を正確に知ることが
でき、また昇降環状フレーム2の周囲の上部およ
び下部にそれぞれ3箇の昇降ガイド車輪3が等角
度間隔で取付けられているので、昇降環状フレー
ム2を1本の昇降用条体5により昇降移動して
も、その昇降環状フレーム2を安定状態で昇降移
動させることができる。
また押圧用ばね35の力によつて昇降用ガイド
車輪3が筒状立設部材1の外面に対し弾性的に押
付けられているので、筒状立設部材1の外面に貝
等の異物が付着している場合でも、昇降ガイド車
輪3がその異物を乗り越えて筒状立設部材1の外
面に沿つて転動していくことができる。
この発明を実施する場合、昇降環状フレーム2
の上部および下部にそれぞれ4箇以上の昇降ガイ
ド車輪3を等角度間隔で取付けてもよく、また押
圧用ばね35によつて押圧回動される支持アーム
31を、昇降環状フレーム2の周囲方向に複数設
けてもよく、さらに昇降環状フレーム2に対する
昇降ガイド車輪3の取付手段としては、図示以外
の任意の手段を採用してもよい。
多数の検査用探触子6を昇降環状フレーム2の
全周にわたつて間隔をおいて設けてもよい。また
多数の検査用探触子6を昇降環状フレーム2の1/
2円周上または1/4円周上に間隔をおいて設けても
よいが、この場合は、昇降環状フレーム2を1回
昇降移動して筒状立設部材1の表面状態検査を行
なうことができる範囲はは筒状立設部材1の1/2
円周または1/4円周であるので、筒状立設部材1
の全周の表面状態を検査するためには、昇降環状
フレーム2の昇降移動と旋回とを交互に繰返して
行なう必要がある。
また支持フレーム27,28,31の先端に対
する昇降ガイド車輪3の取付け位置を、筒状立設
部材1に対し接近する方向または離反する方向に
調節したり、あるいは支持部材24,25に対す
る支持アーム27,28の取付位置および支持部
材26に対する支持アーム31の枢着位置を、筒
状立設部材1に対し接近する方向または離反する
方向に調節することにより、筒状立設部材1の外
径変化に容易に対応することができる。
またこの発明は、鉛直に立設されている筒状立
設部材の表面状態検査装置の他に、斜杭等のよう
に斜めに立設されている筒状立設部材の表面状態
検査装置にも実施することができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、筒状立設部材1を囲むよう
に配置された昇降環状フレーム2の上部および下
部に、それぞれ筒状立設部材1の外面に接触する
3箇以上の昇降ガイド車輪3が、昇降環状フレー
ム周囲方向に間隔をおいて取付けられ、前記筒状
立設部材1の上部に固定された昇降用駆動装置4
から垂下している昇降用条体5が前記昇降環状フ
レーム2に連結され、その昇降環状フレーム2
に、筒状立設部材1の外面に対向する複数の検査
用探触子6が、昇降環状フレーム周囲方向に間隔
をおいて取付けられているので、単に昇降用駆動
装置4によつて昇降用条体5および昇降用環状フ
レーム2を介して各検査用探触子6を昇降移動す
ることにより、筒状立設部材1の表面状態を容易
にかつ高能率でしかも正確に検査することがで
き、さらに海や河川等の水の汚れに関係なく筒状
立設部材1の表面状態を正確に検査することがで
き、また潜水作業を必要としないので、危険を伴
うことなくかつ波浪が風の影響を殆んど受けるこ
となく、低コストで検査を行なうことができる等
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであつ
て、第1図は表面状態検査装置を筒状立設部材に
セツトした状態を示す一部切欠側面図、第2図は
第1図のA−A線断面図、第3図は第2図のB−
B線断面図である。 図にいて、1は筒状立設部材、2は昇降環状フ
レーム、3は昇降ガイド車輪、4は昇降用駆動装
置、5は昇降用条体、6は検査用探触子、7はフ
レーム、8は減速機付き電動機、9は駆動歯車、
10は従動歯車、11は巻胴、12はポテンシヨ
メータ、14は固定用バンド、15は締付用螺
杆、16はウオームホイール、17はウオーム、
18はゴム製パツド、19および20は半円形フ
レーム、21は縦軸、22は受金具、23は係止
金具、24ないし26は支持部材、27および2
8は支持アーム、30は連結ボルト、31は支持
アーム、32に横軸、33はばね受部材、34は
ばね係合部材、35は押圧用ばねである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒状立設部材1を囲むように配置された昇降
    環状フレーム2の上部および下部に、それぞれ筒
    状立設部材1の外面に接触する3箇以上の昇降ガ
    イド車輪3が、昇降環状フレーム周囲方向に間隔
    をおいて取付けられ、前記筒状立設部材1の上部
    に固定された昇降用駆動装置4から垂下している
    昇降用条体5が前記昇降環状フレーム2に連結さ
    れ、その昇降環状フレーム2に、筒状立設部材1
    の外面に対向する複数の検査用探触子6が、昇降
    環状フレーム周囲方向に間隔をおいて取付けられ
    ていることを特徴とする筒状立設部材の表面状態
    検査装置。
JP62250800A 1987-10-06 1987-10-06 筒状立設部材の表面状態検査装置 Granted JPH0194122A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62250800A JPH0194122A (ja) 1987-10-06 1987-10-06 筒状立設部材の表面状態検査装置

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JPH0194122A JPH0194122A (ja) 1989-04-12
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EP1002902A4 (en) 1998-03-10 2004-06-09 Nippon Steel Corp THROUGH ROTATION OF BURNED PILE AND BURNING METHOD THEREFOR
JP4657341B2 (ja) * 2008-11-27 2011-03-23 中国電力株式会社 円筒状部材用自動走行ロボット
JP7235584B2 (ja) * 2019-05-08 2023-03-08 東京製綱株式会社 自走ユニット,検査システムおよび検査方法

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