JPH04209986A - ローリングピストン型圧縮機 - Google Patents
ローリングピストン型圧縮機Info
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- JPH04209986A JPH04209986A JP40073590A JP40073590A JPH04209986A JP H04209986 A JPH04209986 A JP H04209986A JP 40073590 A JP40073590 A JP 40073590A JP 40073590 A JP40073590 A JP 40073590A JP H04209986 A JPH04209986 A JP H04209986A
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、空気調和装置などに用
いられるローリングピストン型圧縮機に関し、特に、主
軸のスラスト損失対策に係るものである。 [0002] 【従来の技術】従来よりこの種のローリングピストン型
圧縮機には、特開昭63−167095号公報に開示さ
れているように、密閉のケーシング内に駆動モータと該
駆動モータに連結された圧縮ユニットとが収納されてい
るものがある。 [0003]この圧縮ユニットは、図11に示すように
、シリンダ(a)内にロータ(b)が偏心して転勤自在
に収納されて構成され、該シリンダ(a)の上面にはフ
ロントヘッド(C)が、下面にはリアヘッド(d)がそ
れぞれ取付けられている。更に、駆動モータに連結され
た主軸(e)は上記フロントヘッド(C)及びリアヘッ
ド(d)を貫通すると共に、上記ロータ(b)にカム(
f)を介して嵌合されている。そして、上記主軸(e)
の回転よりロータ(b)がシリンダ(a)内を転動し、
該シリンダ(a)内の圧縮作動室(g)が図示しないブ
レードによって収縮して流体を圧縮している。 [0004]
いられるローリングピストン型圧縮機に関し、特に、主
軸のスラスト損失対策に係るものである。 [0002] 【従来の技術】従来よりこの種のローリングピストン型
圧縮機には、特開昭63−167095号公報に開示さ
れているように、密閉のケーシング内に駆動モータと該
駆動モータに連結された圧縮ユニットとが収納されてい
るものがある。 [0003]この圧縮ユニットは、図11に示すように
、シリンダ(a)内にロータ(b)が偏心して転勤自在
に収納されて構成され、該シリンダ(a)の上面にはフ
ロントヘッド(C)が、下面にはリアヘッド(d)がそ
れぞれ取付けられている。更に、駆動モータに連結され
た主軸(e)は上記フロントヘッド(C)及びリアヘッ
ド(d)を貫通すると共に、上記ロータ(b)にカム(
f)を介して嵌合されている。そして、上記主軸(e)
の回転よりロータ(b)がシリンダ(a)内を転動し、
該シリンダ(a)内の圧縮作動室(g)が図示しないブ
レードによって収縮して流体を圧縮している。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】上述したローリングピ
ストン型圧縮機において、主軸(e)の下部にはカム(
f)の下方位置にスラスト受部(h)が形成され、該ス
ラスト受部(h)の下面がリアヘッド(d)に接して主
軸(e)のスラスト荷重を受は止めている。 [0005]Lかしながら、上記スラスト受部(h)は
、ロータ(b)における主軸(C)の嵌合孔(i)内に
設けているので、図12に示すように、主軸(e)より
も大径に形成しているものの、ロータ(b)によって制
約されることになる。この結果、受圧面積(図12斜線
部分)が小さく、機械損失のうちの軸スラスト損失が大
きく、特に、高速回転時の損失が大きくなり、入力を大
きくしなければならないという問題があった。 [0006]また、図13に示すように、上記主軸(e
)には、カム(f)によるモーメントM1が作用すると
同時に、スラスト受部(h)がロータ(b)の制約から
偏心しているので、このスラスト受部(h)によるモー
メントM2が作用することになる。そして、圧縮ユニッ
トが1つの場合、所謂1シリンダの場合、上記モーメン
トMl、M2を相殺するためのモーメントM11゜M1
2を生じさせるカウンタウェイトを設けており、このカ
ウンタウェイトが大型化するという問題があった。 [00071本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、軸スラスト損失を低減して機械効率の向上を図ると
共に、カウンタウェイトの小型化を図ることを目的とす
るものである。 [0008]
ストン型圧縮機において、主軸(e)の下部にはカム(
f)の下方位置にスラスト受部(h)が形成され、該ス
ラスト受部(h)の下面がリアヘッド(d)に接して主
軸(e)のスラスト荷重を受は止めている。 [0005]Lかしながら、上記スラスト受部(h)は
、ロータ(b)における主軸(C)の嵌合孔(i)内に
設けているので、図12に示すように、主軸(e)より
も大径に形成しているものの、ロータ(b)によって制
約されることになる。この結果、受圧面積(図12斜線
部分)が小さく、機械損失のうちの軸スラスト損失が大
きく、特に、高速回転時の損失が大きくなり、入力を大
きくしなければならないという問題があった。 [0006]また、図13に示すように、上記主軸(e
)には、カム(f)によるモーメントM1が作用すると
同時に、スラスト受部(h)がロータ(b)の制約から
偏心しているので、このスラスト受部(h)によるモー
メントM2が作用することになる。そして、圧縮ユニッ
トが1つの場合、所謂1シリンダの場合、上記モーメン
トMl、M2を相殺するためのモーメントM11゜M1
2を生じさせるカウンタウェイトを設けており、このカ
ウンタウェイトが大型化するという問題があった。 [00071本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、軸スラスト損失を低減して機械効率の向上を図ると
共に、カウンタウェイトの小型化を図ることを目的とす
るものである。 [0008]
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、リアヘッドの外側面にス
ラスト部材を設けるようにしたものである。 (0009]具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、ケーシング(2)内に
駆動手段(3)と該駆動手段(3)に連結された少なく
とも1つの圧縮ユニット(4)とが収納され、該圧縮ユ
ニット(4)は、フロントヘッド(44)とリアヘッド
(45)とが取付けられたシリンダ(41)内にロータ
(42)が偏心して収納されると共に、上記駆動手段(
3)に連結された主軸(43)がフロントヘッド(44
)及びリアヘッド(45)を貫通し且つロータ(42)
に嵌挿されて構成されているローリングピストン型圧縮
機を前提としている。 [00101そして、上記リアヘッド(45)の外側面
には主軸(43)の端面が接して該主軸(43)をスラ
スト方向に支持するスラスト部材(5)が設けられてい
る。加えて、該スラスト部材(5)における主軸(43
)端面の接触面側には油溝(51)が形成された構成と
している。 [00113また、請求項2に係る発明が講じた手段は
、上記請求項1記載の発明において、スラスト部材(5
a)は、リアヘッド(45)と一体に形成された構成と
している。 [0012]
めに、本発明が講じた手段は、リアヘッドの外側面にス
ラスト部材を設けるようにしたものである。 (0009]具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、ケーシング(2)内に
駆動手段(3)と該駆動手段(3)に連結された少なく
とも1つの圧縮ユニット(4)とが収納され、該圧縮ユ
ニット(4)は、フロントヘッド(44)とリアヘッド
(45)とが取付けられたシリンダ(41)内にロータ
(42)が偏心して収納されると共に、上記駆動手段(
3)に連結された主軸(43)がフロントヘッド(44
)及びリアヘッド(45)を貫通し且つロータ(42)
に嵌挿されて構成されているローリングピストン型圧縮
機を前提としている。 [00101そして、上記リアヘッド(45)の外側面
には主軸(43)の端面が接して該主軸(43)をスラ
スト方向に支持するスラスト部材(5)が設けられてい
る。加えて、該スラスト部材(5)における主軸(43
)端面の接触面側には油溝(51)が形成された構成と
している。 [00113また、請求項2に係る発明が講じた手段は
、上記請求項1記載の発明において、スラスト部材(5
a)は、リアヘッド(45)と一体に形成された構成と
している。 [0012]
【作用】上記の構成により、請求項1及び2に係る発明
では、駆動手段(3)を駆動すると、主軸(43)が回
転してロータ(42)がシリンダ(41)内を転動する
ことになる。そして、上記シリンダ(41)内にブレー
ドで区画形成される圧縮作動室は上記ロータ(42)の
転勤によって収縮し、流体を圧縮している。 [0013]この圧縮駆動時において、主軸(43)の
スラスト荷重は、リアヘッド(45)の外側面に取付け
られたスラスト部材(5)に主軸(43)の端面が接し
て該スラスト部材(5)が受は止めている。更に、この
スラスト部材(5)の油溝(51)には潤滑油が供給さ
れており、上記主軸(43)とスラスト部材(5)との
間の損失が低減されている。 [0014]
では、駆動手段(3)を駆動すると、主軸(43)が回
転してロータ(42)がシリンダ(41)内を転動する
ことになる。そして、上記シリンダ(41)内にブレー
ドで区画形成される圧縮作動室は上記ロータ(42)の
転勤によって収縮し、流体を圧縮している。 [0013]この圧縮駆動時において、主軸(43)の
スラスト荷重は、リアヘッド(45)の外側面に取付け
られたスラスト部材(5)に主軸(43)の端面が接し
て該スラスト部材(5)が受は止めている。更に、この
スラスト部材(5)の油溝(51)には潤滑油が供給さ
れており、上記主軸(43)とスラスト部材(5)との
間の損失が低減されている。 [0014]
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
上記リアヘッド(4)の外側面に油溝(51)を有する
スラスト部材(5)を設けるようにしたために、該スラ
スト部材(5)がロータ(42)などによって形状的に
制約を受けることがないので、主軸(43)との接触面
である受圧面積を大きくすることができる。更に、上記
油溝(51)に潤滑油を供給するので、流体潤滑を行う
ことができることから、上記受圧面積の拡大と共に、軸
スラスト損失の低減を図ることができる。特に、高速回
転時における損失を著しく低減することができることか
ら、入力を小さくすることができこ機械効率の向上を図
ることができる。 [0015]また、上記リアへ゛ラド(45)の外側に
スラスト部材(5)を設けているので、潤滑油の供給を
容易に行うことができ、確実な潤滑を行うことができ、
信頼性の向上を図ることができる。 [0016]また、上記スラスト部材(5)をリアヘッ
ド(45)に設けているので、従来のように主軸(43
)に設けていた場合に比して主軸(43)に作用するモ
ーメントを小さくすることができることから、カウンタ
ウェイトの小型化を図ることができる。 [0017]また、請求項2に係る発明によれば、上記
スラスト部材(5a)をリアヘッド(45)と一体成形
しているので、部品点数を少なくすることができ、安価
にすることができると共に、組付けを簡略化することが
できる。 [0018]
上記リアヘッド(4)の外側面に油溝(51)を有する
スラスト部材(5)を設けるようにしたために、該スラ
スト部材(5)がロータ(42)などによって形状的に
制約を受けることがないので、主軸(43)との接触面
である受圧面積を大きくすることができる。更に、上記
油溝(51)に潤滑油を供給するので、流体潤滑を行う
ことができることから、上記受圧面積の拡大と共に、軸
スラスト損失の低減を図ることができる。特に、高速回
転時における損失を著しく低減することができることか
ら、入力を小さくすることができこ機械効率の向上を図
ることができる。 [0015]また、上記リアへ゛ラド(45)の外側に
スラスト部材(5)を設けているので、潤滑油の供給を
容易に行うことができ、確実な潤滑を行うことができ、
信頼性の向上を図ることができる。 [0016]また、上記スラスト部材(5)をリアヘッ
ド(45)に設けているので、従来のように主軸(43
)に設けていた場合に比して主軸(43)に作用するモ
ーメントを小さくすることができることから、カウンタ
ウェイトの小型化を図ることができる。 [0017]また、請求項2に係る発明によれば、上記
スラスト部材(5a)をリアヘッド(45)と一体成形
しているので、部品点数を少なくすることができ、安価
にすることができると共に、組付けを簡略化することが
できる。 [0018]
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。 [00193図1に示すように、 (1)は空気調和装
置などに用いられるローリングピストン型圧縮機であっ
て、密閉のケーシング(2)内に駆動手段である駆動モ
ータ(3)と1つの圧縮ユニット(4)とが収納されて
構成されている。 [00201上記駆動モータ(3)は、ケーシング(2
)内の上部に設けられ、ロータ(31)とケーシング(
2)に固定されたステータ(32)とより構成されてい
る。上記圧縮ユニット(4)は、シリンダ(41)内に
ロータ(42)が収納されると共に、該ロータ(42)
に主軸(43)が連結されて形成されている。該シリン
ダ(41)は厚肉円筒状の金属ブロックで形成されてお
り、外周面にてケーシング(2)に固定されている。 (00211更に、上記シリンダ(41)の上面にはフ
ロントヘッド(44)が、下面にはリアヘッド(45)
がそれぞれ取付けられている。該フロントヘッド(44
)の中央部には主軸(43)の支持筒(44a)が形成
され、リアヘッド(45)の中央部には、下方に突出し
て主軸(43)を支持する肉厚部(45a)が形成され
ている。 [0022]上記ロータ(42)は、シリンダ(41)
内に偏心して収納され、該シリンダ(41)内を転勤自
在に設けられており、中央部に上記主軸(43)の嵌合
孔(42a)が上下両面に亘って穿設されている。 [0023]一方、上記主軸(43)は上端が駆動モー
タ(3)のロータ(31)に連結されてケーシング(2
)の下部に延長されており、該主軸(43)の下部はフ
ロントヘッド(44)の支持筒(44a)、ロータ(4
3)及びリヤヘッド(45)の肉厚部(45a)を順に
貫通し、下端面には小径の給油ポンプ(43a)が連続
して形成されてい把。更に、上記主軸(43)の下部に
はカム(43b)が主軸(43)の軸心より偏心して形
成され、該カム(43b)がロータ(42)の嵌合孔(
42a)に嵌合されている。そして、上記シリンダ(4
1)には、図示しないが、ロータ(42)に接するブレ
ードが設けられており、該ブレードとロータ(42)と
によってシリンダ(41)内に圧縮作動室(46)が区
画形成され、上記主軸(43)の回転によってロータ(
42)がシリンダ(41)内を転動し、圧縮作動室(4
6)が収縮するように成っている。 [0024]また、上記ケーシング(2)の側部には吸
入管(21)が、上部には吐出管(22)が連接され、
該吸入管(21)はシリンダ(41)に形成され吸込路
(41a)を介して圧縮作動室(46)に連通し、低圧
冷媒ガスなどの低圧流体は吸入管(21)より圧縮作動
室(46)に流入する一方、高圧流体はフロントヘッド
(44)などに形成された吐出路(図示省略)を通り吐
出管(22)よりケーシング(2)外に吐出されている
。 [00251更に、上記ケーシング(2)内の下部は油
溜(23)に成っており、シリンダ(41)の中央部分
までが潤滑油に浸漬されている。 [0026]一方、上記リアヘッド(45)における肉
厚部(45a)の外側面である下面には、本発明の特徴
とするスラスト部材(5)がボルト(6)によって取付
けられている。該スラスト部材(5)は、図2に示すよ
うに、平坦なドーナツ盤状に形成されており、上面の内
周部が上記主軸(43)の下端面に接して該主軸(43
)のスラスト荷重を受は止めている。 [0027]更に、上記スラスト部材(5)には、主軸
(43)の接触面側である上面に油溝(51)が形成さ
れており、該油溝(51)は、リング状に形成された周
回溝(51a)と、該周回溝(51a)からスラスト部
材(5)の内周面に亘って形成された4つの内側直線溝
(5l b)とより構成されている。そして、上記スラ
スト部材(5)は油溜め(23)内に位置し、潤滑油が
油溝(51)に流入して主軸(43)とスラスト部材(
5)との接触面が流体潤滑されている。 [00281次に、上記ローリングピストン型圧縮機(
1)の圧縮動作について説明する。先ず、駆動モータ(
3)を駆動すると、主軸(43)が回転し、ロータ(4
2)がシリンダ(41)内を転動する。このロータ(4
2)の転勤によりシリンダ(41)内の圧縮作動室(4
6)が収縮する。 [0029]そして、低圧流体は吸入管(21)より吸
込路(41a)を介して圧縮作動室(46)に流入し、
該圧縮作動室(46)の収縮により圧縮されて高圧流体
となり、ケーシング(2)内から吐出管(22)を通っ
てケーシング(2)外に吐出される。 [00301上記圧縮駆動時において、主軸(43)の
下端面はスラスト部材(5)の上面に接しており、該ス
ラスト部材(5)が主軸(5)のスラスト荷重を受は止
めている。更に、上記スラスト部材(5)を始めリアヘ
ッド(45)などは油溜め(23)の潤滑油に浸漬され
ているので、潤滑油がスラスト部材(5)の内周部から
内側直線溝(5l b)及び周回溝(51a)に流入し
、主軸(43)とスラスト部材(5)との接触面を潤滑
している。 [0031]従って、上記リアヘッド(45)の外側面
である下面に油溝(51)を有するスラスト部材(5)
を設けるようにしたために、該スラスト部材(5)がロ
ータ(42)などによって形状的に制約を受けることが
なく、つまり、主軸(43)の端面全周に亘ってスラス
ト部材(5)が均等幅で主軸(43)に接するので、主
軸(43)との接触面である受圧面積を大きくすること
ができる。更に、上記油溝(51)に潤滑油を供給する
ので、主軸(43)とスラスト部材(5)との間を流体
潤滑することができることから、上記受圧面積の拡大と
共に、軸スラスト損失の低減を図ることができる。特に
、高速回転時における損失を著しく低減することができ
ることから、入力を小さくすることができ、機械効率の
向上を図ることができる。 [0032]また、上記リアヘッド(45)の外側にス
ラスト部材(5)を設けているので、潤滑油の供給を容
易に行うことができ、確実な潤滑を行うことができ、信
頼性の向上を図ることができる。 [0033]また、上記スラスト部材(5)をリアヘッ
ド(45)に設けているので、従来のように主軸(43
)に設けていた場合に比して主軸(43)に作用するモ
ーメントを小さくすることができ、つまり、図13に示
すモーメントM2が生じないことから、カラタウエイト
(図示省略)の小型化を図ることができる。 [00343図3及び図4は他の油溝(52)、 (
53)を示しており、図3の油溝(52)は図2の周回
溝(51a)及び内側直線溝(51b)に加えて、周回
溝(51a)からスラスト部材(5)の外周面に亘る4
つの外側直線溝(51c)を形成し、潤滑油がより確実
に供給されるようにしている。また、図4の油溝(53
)はスラスト部材(5)の内周面から外周面に亘る螺旋
状に形成されている。 [00351図5は更に他の油溝(54)を示しており
、周回溝(54a)内に複数のころ軸受(54b)。 (54b)、・・・が設けられたものであり、該ころ軸
受(54b)、 (54b)、・・・が主軸(43)
の端面に接するように成っており、より軸スラスト損失
の低減を図っている。 [0036]図6は他のスラスト部材(5a)を示して
おり、該スラスト部材(5a)はリアヘッド(45)と
一体成形されており、リアヘッド(45)の肉厚部(4
5a)に内向きフランジ状に形成されている。そして、
上記スラスト部材(5a)の上面には図2に示す油溝(
51)が形成されている。尚、この油溝(51)は、図
4又は図5に示す油溝(53)、 (54)に代えて
もよい。 [0037]従って、上記スラスト部材(5a)によれ
ば、リアヘッド(45)と一体であるので、部品点数を
少なくすることができることから、安価にすることがで
きると共に、組付けを簡略化することができる。 [00381図7は主軸(43)の変形例を示しており
、該主軸(43)の下端部に大径部(43c)が同心上
に形成されたものである。 [0039]この大径部(43c)を形成することによ
り、スラスト部材(5) 、 (5a)との接触面が
拡大し、受圧面積を大きくすることができるので、より
軸スラスト損失を低減することができる。 [00401この主軸(43)の場合、図示しないが、
リアヘッド(45)の軸貫通孔は大径部(43C)に対
応した形状に形成する。 [00413図8〜図10はロータ(42)両端面への
給油構造を示す他の実施例であり、ロータ(42)の上
下両端面に潤滑油溝(7)を形成したものである。該潤
滑油溝(7)は、周回状に形成され、開口面がフロント
ヘッド(44)及びリアヘッド(45)に対面する一方
、上記ロータ(42)は縦通路(71)及び横通路(7
2)が穿設されている。該縦通路(71)の上下両端面
は潤滑油溝(7)に連通し、横通路(72)の一端が縦
通路(71)に、他端がロータ(42)の内面である嵌
合孔(42a)に開口している。 [0042]一方、上記主軸(43)には給油ポンプ(
43a)に連通して軸方向に給油通路(43C)が穿設
されている。更に、上記主軸(43)には給油通路(4
3c)より分岐して分岐通路(43d)が形成されてお
り、該分岐通路(43d)はカム(43b)に形成され
、外端がカム(43b)に外周面に開口して上記横通路
(72)に連通している。 [0043]そして、上記給油ポンプ(43a)からの
潤滑油は給油通路(43c)から分岐通路(43d)を
経て、横通路(72)及び縦通路(71)から潤滑油溝
(7)に供給され、ロータ(42)の両端面とフロント
ヘッド(44)及びリアヘッド(45)との間をシール
している。 [00441従って、上記ロータ(42)の両端面に強
制給油しているので、該ロータ(42)端面のシール性
能を向上させることができ、容積効率が向上し、静圧を
利用したロータ(42)端面の機械損失の低減を図るこ
とができる。 [0045]尚、本実施例は、それぞれ1つの圧縮ユニ
ット(4)を設けた所謂1シリンダについて説明したが
、2以上の圧縮ユニット(4)、 (4)、・・・を
有するものでよく、つまり、シリンダ(41)及びロー
タ(42)を2つ有する所謂2シリンダなどに本発明を
適用してもよい。 [0046]また、油溝は各実施例に限定されるもので
はない。 [00471また、潤滑油溝(7)はロータ(42)の
片面にのみ形成してもよい。
に説明する。 [00193図1に示すように、 (1)は空気調和装
置などに用いられるローリングピストン型圧縮機であっ
て、密閉のケーシング(2)内に駆動手段である駆動モ
ータ(3)と1つの圧縮ユニット(4)とが収納されて
構成されている。 [00201上記駆動モータ(3)は、ケーシング(2
)内の上部に設けられ、ロータ(31)とケーシング(
2)に固定されたステータ(32)とより構成されてい
る。上記圧縮ユニット(4)は、シリンダ(41)内に
ロータ(42)が収納されると共に、該ロータ(42)
に主軸(43)が連結されて形成されている。該シリン
ダ(41)は厚肉円筒状の金属ブロックで形成されてお
り、外周面にてケーシング(2)に固定されている。 (00211更に、上記シリンダ(41)の上面にはフ
ロントヘッド(44)が、下面にはリアヘッド(45)
がそれぞれ取付けられている。該フロントヘッド(44
)の中央部には主軸(43)の支持筒(44a)が形成
され、リアヘッド(45)の中央部には、下方に突出し
て主軸(43)を支持する肉厚部(45a)が形成され
ている。 [0022]上記ロータ(42)は、シリンダ(41)
内に偏心して収納され、該シリンダ(41)内を転勤自
在に設けられており、中央部に上記主軸(43)の嵌合
孔(42a)が上下両面に亘って穿設されている。 [0023]一方、上記主軸(43)は上端が駆動モー
タ(3)のロータ(31)に連結されてケーシング(2
)の下部に延長されており、該主軸(43)の下部はフ
ロントヘッド(44)の支持筒(44a)、ロータ(4
3)及びリヤヘッド(45)の肉厚部(45a)を順に
貫通し、下端面には小径の給油ポンプ(43a)が連続
して形成されてい把。更に、上記主軸(43)の下部に
はカム(43b)が主軸(43)の軸心より偏心して形
成され、該カム(43b)がロータ(42)の嵌合孔(
42a)に嵌合されている。そして、上記シリンダ(4
1)には、図示しないが、ロータ(42)に接するブレ
ードが設けられており、該ブレードとロータ(42)と
によってシリンダ(41)内に圧縮作動室(46)が区
画形成され、上記主軸(43)の回転によってロータ(
42)がシリンダ(41)内を転動し、圧縮作動室(4
6)が収縮するように成っている。 [0024]また、上記ケーシング(2)の側部には吸
入管(21)が、上部には吐出管(22)が連接され、
該吸入管(21)はシリンダ(41)に形成され吸込路
(41a)を介して圧縮作動室(46)に連通し、低圧
冷媒ガスなどの低圧流体は吸入管(21)より圧縮作動
室(46)に流入する一方、高圧流体はフロントヘッド
(44)などに形成された吐出路(図示省略)を通り吐
出管(22)よりケーシング(2)外に吐出されている
。 [00251更に、上記ケーシング(2)内の下部は油
溜(23)に成っており、シリンダ(41)の中央部分
までが潤滑油に浸漬されている。 [0026]一方、上記リアヘッド(45)における肉
厚部(45a)の外側面である下面には、本発明の特徴
とするスラスト部材(5)がボルト(6)によって取付
けられている。該スラスト部材(5)は、図2に示すよ
うに、平坦なドーナツ盤状に形成されており、上面の内
周部が上記主軸(43)の下端面に接して該主軸(43
)のスラスト荷重を受は止めている。 [0027]更に、上記スラスト部材(5)には、主軸
(43)の接触面側である上面に油溝(51)が形成さ
れており、該油溝(51)は、リング状に形成された周
回溝(51a)と、該周回溝(51a)からスラスト部
材(5)の内周面に亘って形成された4つの内側直線溝
(5l b)とより構成されている。そして、上記スラ
スト部材(5)は油溜め(23)内に位置し、潤滑油が
油溝(51)に流入して主軸(43)とスラスト部材(
5)との接触面が流体潤滑されている。 [00281次に、上記ローリングピストン型圧縮機(
1)の圧縮動作について説明する。先ず、駆動モータ(
3)を駆動すると、主軸(43)が回転し、ロータ(4
2)がシリンダ(41)内を転動する。このロータ(4
2)の転勤によりシリンダ(41)内の圧縮作動室(4
6)が収縮する。 [0029]そして、低圧流体は吸入管(21)より吸
込路(41a)を介して圧縮作動室(46)に流入し、
該圧縮作動室(46)の収縮により圧縮されて高圧流体
となり、ケーシング(2)内から吐出管(22)を通っ
てケーシング(2)外に吐出される。 [00301上記圧縮駆動時において、主軸(43)の
下端面はスラスト部材(5)の上面に接しており、該ス
ラスト部材(5)が主軸(5)のスラスト荷重を受は止
めている。更に、上記スラスト部材(5)を始めリアヘ
ッド(45)などは油溜め(23)の潤滑油に浸漬され
ているので、潤滑油がスラスト部材(5)の内周部から
内側直線溝(5l b)及び周回溝(51a)に流入し
、主軸(43)とスラスト部材(5)との接触面を潤滑
している。 [0031]従って、上記リアヘッド(45)の外側面
である下面に油溝(51)を有するスラスト部材(5)
を設けるようにしたために、該スラスト部材(5)がロ
ータ(42)などによって形状的に制約を受けることが
なく、つまり、主軸(43)の端面全周に亘ってスラス
ト部材(5)が均等幅で主軸(43)に接するので、主
軸(43)との接触面である受圧面積を大きくすること
ができる。更に、上記油溝(51)に潤滑油を供給する
ので、主軸(43)とスラスト部材(5)との間を流体
潤滑することができることから、上記受圧面積の拡大と
共に、軸スラスト損失の低減を図ることができる。特に
、高速回転時における損失を著しく低減することができ
ることから、入力を小さくすることができ、機械効率の
向上を図ることができる。 [0032]また、上記リアヘッド(45)の外側にス
ラスト部材(5)を設けているので、潤滑油の供給を容
易に行うことができ、確実な潤滑を行うことができ、信
頼性の向上を図ることができる。 [0033]また、上記スラスト部材(5)をリアヘッ
ド(45)に設けているので、従来のように主軸(43
)に設けていた場合に比して主軸(43)に作用するモ
ーメントを小さくすることができ、つまり、図13に示
すモーメントM2が生じないことから、カラタウエイト
(図示省略)の小型化を図ることができる。 [00343図3及び図4は他の油溝(52)、 (
53)を示しており、図3の油溝(52)は図2の周回
溝(51a)及び内側直線溝(51b)に加えて、周回
溝(51a)からスラスト部材(5)の外周面に亘る4
つの外側直線溝(51c)を形成し、潤滑油がより確実
に供給されるようにしている。また、図4の油溝(53
)はスラスト部材(5)の内周面から外周面に亘る螺旋
状に形成されている。 [00351図5は更に他の油溝(54)を示しており
、周回溝(54a)内に複数のころ軸受(54b)。 (54b)、・・・が設けられたものであり、該ころ軸
受(54b)、 (54b)、・・・が主軸(43)
の端面に接するように成っており、より軸スラスト損失
の低減を図っている。 [0036]図6は他のスラスト部材(5a)を示して
おり、該スラスト部材(5a)はリアヘッド(45)と
一体成形されており、リアヘッド(45)の肉厚部(4
5a)に内向きフランジ状に形成されている。そして、
上記スラスト部材(5a)の上面には図2に示す油溝(
51)が形成されている。尚、この油溝(51)は、図
4又は図5に示す油溝(53)、 (54)に代えて
もよい。 [0037]従って、上記スラスト部材(5a)によれ
ば、リアヘッド(45)と一体であるので、部品点数を
少なくすることができることから、安価にすることがで
きると共に、組付けを簡略化することができる。 [00381図7は主軸(43)の変形例を示しており
、該主軸(43)の下端部に大径部(43c)が同心上
に形成されたものである。 [0039]この大径部(43c)を形成することによ
り、スラスト部材(5) 、 (5a)との接触面が
拡大し、受圧面積を大きくすることができるので、より
軸スラスト損失を低減することができる。 [00401この主軸(43)の場合、図示しないが、
リアヘッド(45)の軸貫通孔は大径部(43C)に対
応した形状に形成する。 [00413図8〜図10はロータ(42)両端面への
給油構造を示す他の実施例であり、ロータ(42)の上
下両端面に潤滑油溝(7)を形成したものである。該潤
滑油溝(7)は、周回状に形成され、開口面がフロント
ヘッド(44)及びリアヘッド(45)に対面する一方
、上記ロータ(42)は縦通路(71)及び横通路(7
2)が穿設されている。該縦通路(71)の上下両端面
は潤滑油溝(7)に連通し、横通路(72)の一端が縦
通路(71)に、他端がロータ(42)の内面である嵌
合孔(42a)に開口している。 [0042]一方、上記主軸(43)には給油ポンプ(
43a)に連通して軸方向に給油通路(43C)が穿設
されている。更に、上記主軸(43)には給油通路(4
3c)より分岐して分岐通路(43d)が形成されてお
り、該分岐通路(43d)はカム(43b)に形成され
、外端がカム(43b)に外周面に開口して上記横通路
(72)に連通している。 [0043]そして、上記給油ポンプ(43a)からの
潤滑油は給油通路(43c)から分岐通路(43d)を
経て、横通路(72)及び縦通路(71)から潤滑油溝
(7)に供給され、ロータ(42)の両端面とフロント
ヘッド(44)及びリアヘッド(45)との間をシール
している。 [00441従って、上記ロータ(42)の両端面に強
制給油しているので、該ロータ(42)端面のシール性
能を向上させることができ、容積効率が向上し、静圧を
利用したロータ(42)端面の機械損失の低減を図るこ
とができる。 [0045]尚、本実施例は、それぞれ1つの圧縮ユニ
ット(4)を設けた所謂1シリンダについて説明したが
、2以上の圧縮ユニット(4)、 (4)、・・・を
有するものでよく、つまり、シリンダ(41)及びロー
タ(42)を2つ有する所謂2シリンダなどに本発明を
適用してもよい。 [0046]また、油溝は各実施例に限定されるもので
はない。 [00471また、潤滑油溝(7)はロータ(42)の
片面にのみ形成してもよい。
【図1】本発明のローリングピストン型圧縮機の縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明のスラスト部材の斜視図である。
【図3】本発明の油溝の変形例を示すスラスト部材の斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の油溝の変形例を示すスラスト部材の斜
視図である。
視図である。
【図5】本発明の油溝の変形例を示すスラスト部材の斜
視図である。
視図である。
【図6】本発明の他のスラスト部材を示すリアヘッドの
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明の他の主軸を示す主軸の正面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の同実施例を示すロータの斜視図である
。
。
【図10】本発明の同実施例を示すロータの縦断面図で
ある。
ある。
【図11】従来の圧縮ユニットの断面図である。
【図12】従来の主軸の底面図である。
【図13】従来の主軸のモーメント図である。
1 ローリングピストン型圧縮機
2 ケーシング j
3 駆動モータ(駆動手段)
4 圧縮ユニット
5.5a スラスト部材
41 シリンダ
42 ロータ
43 主軸
44 フロントヘッド
45 リアヘッド
51、 52. 53. 54 油溝
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】ケーシング(2)内に駆動手段(3)と該
駆動手段(3)に連結された少なくとも1つの圧縮ユニ
ット(4)とが収納され、該圧縮ユニット(4)は、フ
ロントヘッド(44)とリアヘッド(45)とが取付け
られたシリンダ(41)内にロータ(42)が偏心して
収納されると共に、上記駆動手段(3)に連結された主
軸(43)がフロントヘッド(44)及びリアヘッド(
45)を貫通し且つロータ(43)に嵌挿されて構成さ
れているローリングピストン型圧縮機において、上記リ
アヘッド(45)の外側面には主軸(43)の端面が接
して該主軸(43)をスラスト方向に支持するスラスト
部材(5)が設けられ、該スラスト部材(5)における
主軸(43)端面の接触面側には油溝(51)が形成さ
れていることを特徴とするローリングピストン型圧縮機
。 - 【請求項2】請求項1記載のローリングピストン型圧縮
機において、スラスト部材(5a)は、リアヘッド(4
5)と一体に形成されていることを特徴とするローリン
グピストン型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40073590A JPH04209986A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | ローリングピストン型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40073590A JPH04209986A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | ローリングピストン型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04209986A true JPH04209986A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18510615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40073590A Pending JPH04209986A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | ローリングピストン型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04209986A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100397563B1 (ko) * | 2001-08-23 | 2003-09-13 | 주식회사 엘지이아이 | 압축기의 축 지지구조 |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP40073590A patent/JPH04209986A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100397563B1 (ko) * | 2001-08-23 | 2003-09-13 | 주식회사 엘지이아이 | 압축기의 축 지지구조 |
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