JPH04209972A - 波動発電装置 - Google Patents

波動発電装置

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JPH04209972A
JPH04209972A JP2407330A JP40733090A JPH04209972A JP H04209972 A JPH04209972 A JP H04209972A JP 2407330 A JP2407330 A JP 2407330A JP 40733090 A JP40733090 A JP 40733090A JP H04209972 A JPH04209972 A JP H04209972A
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JP
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float
pole
wave
power generation
water
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JP2407330A
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English (en)
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Toshihiro Abe
阿部 俊▲ひろ▼
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/30Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient

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  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、水域において浮遊し、
波の上下動による運動を利用して、電力を発生する波動
発電装置に関する。 [0002] 【従来の技術】水域、例えば海上に設置したブイなどの
フロートが波によって上下運動するのに着目し、この上
下動を利用して発電を行う装置として、特開昭47−2
2099、54−50743.56−12064.58
−183872 、60−20567、61−2265
72 、62−41974号公報などによって知られて
いる。 [0003]ここで、上記公報によって提案されている
波動発電装置の代表例を、図4及び図5に基づいて説明
する。 [00041図4では、下面を水中に開放した空気ピス
トン室200を海上に設置し、その上端開口部202に
タービン204を設けると共に、そのタービン204の
回転により発電機206を駆動するものである。この装
置の発電原理は、空気ピストン室200の内外の水位が
、波の上下動によって落差Hを生ずるので、この落差H
に起因して前記空気ピストン室200内外の気圧が変動
することを利用して、前記タービン204を駆動するも
のである。 [0005]一方、図4に示す波動発電装置は、海底に
打ち込んだ支柱210に対して、水面近傍にて上下動可
能なブイ212を設けている。発電機を内蔵する格納室
214は、前記支柱210の上端に固定され、スライド
ロッド216を介して前記ブイ212を上下動自在に支
持している。 [0006]前記スライドロツド216と一体的に上下
動可能なラック218が前記格納室214内部に設けら
れると共に、このラック218に対して噛合するピニオ
ンギヤ220が設けられている(ラック218及びピニ
オンギヤ220は、スライドロッド216の数に対応し
それぞれ2個ずつ設けられている)。そして、波によっ
て前記ブイ212が海面において上下動すると、この上
下動はスライドロッド216を介してラック218に伝
達されこのラックの移動によってピニオンギヤ220を
回転し、この回転により図示しない発電機を駆動するも
のである。 [0007]
【発明が解決しようとする課題】図4に示す波動発電装
置では、空気ピストン室200内の圧力の変動を利用し
て動力を発生させるものであるが、原理的にも前記落差
Hが1mの場合に、0.1気圧の差圧しか発生させるこ
とができない。また、タービン204が設置される上端
開口部202の径が大きいとタービン204を回転駆動
する圧力が小さくなり、径が小さいと1サイクルにて空
気ピストン室200内の空気が抜は切らず、また空気ピ
トスン室200内に入る際の水の抵抗、空気ピストンの
慣性などに起因して、装置の規模の割には発生するエネ
ルギーパワーが少ないという問題があった。 [0008]また、この波動発電装置を津波対策などに
対処するため海上にて固定するためには、相当大がかり
な固定手段を用いる必要があり、膨大な費用が掛るとい
う問題があった。 [00091次に、図5に示す装置では、ブイ212の
上下動を利用する場合には、例えば1m3の海水を排除
できるブイ212を設置した場合に、1.1 tの浮力
が生じ、このうちの有効波動浮力を利用することにより
、かなりの発電エネルギーが得られる点で図4に示した
装置よりも発電効率が優れている。 [0010]Lかしながら、この装置では、ブイ212
が海面上で常に浮動することができるように設置する必
要があるため、支柱210を海底に打ち込み固定する必
要があるが、その設置箇所の水深に対応した長さの支柱
210が必要であり、また安定して固定させるために支
柱210の先端を海底に相当な長さ埋設させる必要があ
る。従って、設置作業が煩雑なものとなり、費用も膨大
となるという問題がある。 [00113更に、海上の水位は干潮、満潮により異な
り、かつこの際の波動をも考慮すると、海上の水位は年
間で5mはど相違することがある。このような状況にお
いて図5に示す波動発電装置が年間を通じて波動を利用
した発電を良好に行うためには、上記ラック218の有
効歯部長さを5m程度確保しなければならない。しかし
ながら、このような長さを確保すると干潮時においては
その長さ分だけ海上から装置が突出することとなり、構
成上好ましくなく実用上問題があった。 [00121本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、その目的は水域における
波動エネルギーを効率良く用いて発電を行うことができ
ると共に所定水域への設置を容易に行うことのできる波
動発電装置を提供することにある。 [0013]
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る波動発電装置は、水域にて浮遊可能なフ
ロートと、このフロートを上下動自在に支持し、前記フ
ロートとスプリング手段を介して結合されたポールと、
このポールの下端側に固定され、前記ポールの軸方向が
略鉛直方向となるように重心調整するバランサーと、水
域の波動による前記フロートと前記ポールとの上下方向
の相対変位に基づき回転される回転体とを有し、前記回
転体の回転に基づいて発電を行うことを特徴とする。 [0014]
【作用】上記構成によれば、フロートの浮力を受けて水
域を浮遊するポールは、上記フロートによって付勢手段
を介して柔軟支持され、かつバランサーによって水域底
に対して略鉛直の姿勢を保って浮遊する。 [0015]従って、浮遊中において、水域の波動によ
ってこの波動発電装置が上下動する場合、上記フロート
とポールとはそれぞれの慣性力の相違などによって異な
った運動を行う。すなわち、フロートは波動に敏感に反
応して上下動を行うが、ポールはフロートの動きに対し
より緩慢な動きでかつその運動量は少ない。従って、こ
の波動発電装置が水域において浮動する場合に、フロー
トとポールとはその波動によって相対的に変位すること
となる。そして、この両者の相対変位を所定の運動に変
えるため、フロート側またはポール側に回転体が取り付
けられており、この回転体の回転動作を発電作用に用い
ることができる。 [0016]また、本発明では、ポール、バランサー更
に回転体などの波動発電装置構成部材は全てフロートの
浮力によって水域を浮遊し、かつポールはバランサーに
よって常に適正な姿勢を保つことができる。従って、波
動発電装置を設置するための機構は基本的に不要となり
、装置の設置の容易化が図られる。 [00171更に、この波動発電装置を所定の領域の水
域に設置する必要がある場合でも、本発明装置に碇を取
り付けた鎖などを取り付け、碇を水域底に落下させてお
くことによって簡単に所定領域に本発明装置を浮遊させ
ておくことができる。 [0018]
【実施例】以下、本発明の波動発電装置を海上の所定位
置を船舶などに知らせるための発光体の電力発生手段と
して用いた実施例について図面に基づいて具体的に説明
する。 [0019]まず、図1は第1の実施例の全体構成の概
略を示しており、図2は同じく第1実施例の水域浮遊中
の外観図を示している。 [00201図において、フロート10は軸受体10a
を介してポール12に上下方向に摺動可能に支持され、
かつ、スプリング手段であるコイルスプリング14を力
して取付けられている。 [00211すなわち、ポール12の上部外周に所定輌
囲で形成された雄ネジ16にスプリング取付筒18の劇
ネジ18aをネジ結合させて取付け、このスプリング司
付筒18の下端面をコイルスプリング14の上端スト・
ンパとし、フロート10と一体的な前記軸受体10aの
土端面をコイルスプリング14の下端ストッパとしてし
゛る。従って、水域中においては、ポール12はコイル
スフリング14を押し下げながらフロート10の浮力に
よって水域中を浮遊することとなる。すなわち、ポール
12は水域中においてはフロート10によってコイルス
フリング14を介して柔軟支持されていることとなる。 [0022]上記スプリング取付筒18は、雄ネジ16
に対する結合位置を調整することによりポール12に刻
して上下動させることができる。この上下動は、第1゜
第2のロックスクリュウ20.24を緩め、スプリンタ
取付は筒18を回転することで可能である。前記第1C
ロツクスクリユウ20は、ポール12とスプリング取伺
は筒18との回転をロックさせるためのものであり、穿
2のロックスクリュウ24は、スプリング取付は筒18
を後述する枠体28に固定するものである。したがって
、第1.第2のロックスクリュウ20.24を緩めわば
、ポール12に対してスプリング取付は筒18を回転で
き、この回転動作を他の用具によって行うことができる
ようにスプリング取付筒18の上端には他の回転用治具
例えばスパナ等に係合する係合部18bが形成されてい
る。スプリング取付筒18の位置調整後においては、そ
の位置ずれが生じないようにスプリング取付筒18をポ
ール12に固定するために、前記第10ツクスクリユウ
20を締め付ければ良い。上記の調整により、コイルス
プリング14の圧縮強さが調整され、これによりフロー
ト10の波動に対するビストンストロークを調整可能と
なる。なお、第2のロックスクリュウ24の他の用途に
ついては後述する。 [0023]ここで、上記コイルスプリング14として
は、中空パイプに流体、例えば油などを所定の圧力で封
入することによりターンピッチを大きくするようにほぐ
した後、その後機械的に前記ターンピッチを狭めるよう
に巻き締めることで構成される回転エネルギー蓄積コイ
ル(昭和62年5月30日出願)を用いるのが好適であ
る。 [00241次に、このような波動発電装置を適正に作
動させるためには、ポール12が水域浮遊中において水
域底に対しほぼ垂直な状態となることが望ましいが、本
発明では、ポール12を水域底に対して略鉛直の姿勢に
保つため、バランサーが設けられている。 [00251本実施例においては、バランサーはポール
12の下端側に錘取付けることによって構成されるスラ
イドバランサー22として構成されている。このスライ
ドランサー22は、前記ポール12の下端に支持され、
取り付ける枚数を可変することでその重量調整が可能で
ある。このスライドバランサー22の上方及び側方を囲
むように、波動制御板36が設けられ、この波動制御板
36とポール12とは第3のロックスクリュウ36bに
より結合されている。そして、この第3のロックスクリ
ュウ36bおよび前記第2のロックスクリュウ24を緩
めることで、波動制御板36に対してポール12を上下
方向に位置調整できる。この調整の意味は、後述するス
ライドランプ34の上下位置調整と共に、スライドバラ
ンサー22の上下位置調整に兼用でき、すなわち、スラ
イドバランサー22の重心位置の調整を行なうことがで
きる。 [0026]次に、フロート10とポール12との相対
変位量を回転動作に変えこの回転に基づいて発電を行う
ための手段であるゼネレータコントロールルーム26に
ついて説明する。このゼネレータコントロールルーム2
6は、前記波動制御板36に結合された装置の枠体28
に固定されており、内部にフロー・ト10とポール12
との相対変位により回転される回転体30が設けられて
いる。枠体28は、上記第20ツクスクリユー24によ
ってポール12に固定されたスプリング取付筒18を、
上下位置調整可能に固定している。従って、ゼネレータ
コントロールルーム26(回転体30を含む)は、ボー
ル12側に固定された状態にあり、水域中における浮遊
時においてはポール12と共に上下動する。 [0027]回転体30は、ローラーあるいはギヤにて
形成される。そして、フロート10の上面に設けられ、
ロート筒32に当接あるいは噛合(この場合、ラックを
有する)しており、フロート10の上下動に伴って上下
するフロート筒32によって回転される。この回転体3
0の回転を利用して発電を行う機構についてはその図示
並びに説明を省略するが、公知の手法により例えば固定
子に対して回転子を回転駆動する等により、発電可能で
ある。発光体であるスライドランプ34は、ゼネレータ
コントロールルーム26から供給される電力によって発
光するものであり、ポール12の上端に取付けられ、水
面上から常に露出している。 [0028]なお、枠体28は、図1においては構成の
明瞭化のためにその一部のみを破線にて示したが、図2
に示すように多数の骨組みから構成されており、装置全
体の変形の防止や他の障害物からの保護作用を行ってい
る。枠体28の下端側には前記波動制御板36が取付け
られており、フロート10に加えられる波動力の調整を
行っている。 [0029]このような発光体を取付けた波動発電装置
を実際に海上などの水域38に設置する場合には、碇4
0を取付けた鎖42を波動制御板36に設けられた取付
は部材36aに取付け、碇40を海底にセツティングす
ることによって行われる。これにより、波動発電装置は
鎖42によって設定された所定の範囲において浮遊する
こととなる。 [00301図3は本発明の第2の実施例を示しており
、第1実施例と同様の要素には同一の符号を付しその説
明を省略する。また、図面の簡略化のため、図1と同様
の枠体28.スライドバランサー22、などについては
その図示を省略している。 [00311この実施例において特徴的なことは、回転
体30を有するゼネレータコントロールルーム26をポ
ール12側ではなくフロート10側に取付けたことであ
る。 [0032]すなわち、ポール12に上端が固定された
コイルスプリング14の下端にゼネレータコントロール
ルーム26及びフロート10が取付けられているもので
ある。また、ゼネラルコントロールルーム26内の回転
体30は、ポール12により回転駆動される。このよう
な構成によっても図1の実施例と同様に波動により生ず
るポール12とフロート10との相対変位を回転体30
に伝えることが可能である。なお、この第2実施例によ
れば、ゼネレータコントロールルーム26の重量は、装
置の浮遊中において、コイルスプリング14を押圧する
方向には働かず、コイルスプリング14の押圧はポール
12及びそのポール12に取付けられた部材のみによっ
てなされることとなり、第1実施例の場合よりもコイル
スプリング14にかかる負担が軽減される。 [0033]次に、上記第1及び第2の実施例の基本的
動作について説明する。 [0034]上記実施例に係る装置が水域中にセツティ
ングされると、スライドバランサー22などの作用によ
って、装置はポール12が水域底に対しほぼ鉛直方向を
維持するように浮遊する。そして、この水域において波
動が生じた場合、この波動により装置全体が上下動する
。この場合、スライドバランサー22などの取付けられ
たポール12は、コイルスプリング14を介して結合関
係にあるフロート10よりも慣性力が大きく作用するの
で、波動による上下動はフロート10よりも緩慢でかつ
その動作量は少ない。例えば、波動によりフロート10
が1m上下動した場合、ポール12は10cmだけ上下
動する。これによって両者は90cm変位したことにな
り、この90cmの変位によって回転体30が回転する
。 この回転体30の回転は、装置の上下動により正逆回転
するが、一方向のみの回転を用いて発電作用を行うこと
及び正逆両方向の回転を用いて発電作用を行うというい
ずれの方式を用いることも可能である。 [0035]次に、この波動発電装置により発生される
電力について考察する。 (1)フロート容積 フロート10は円筒形であり、ポール12を貫通させる
ための貫通部などを考慮しないものとして計算する。フ
ロート10の直径dを180cmとし、その高さhを6
0cmとした場合、フロート容積Aは下記の式より求め
られる。 [0036] A=π(1,8m/ 2) 2X0.6 m=1.52
6m3(2)フロート総浮力 海水基準を1.1とすると、フロート総浮力Bは下記の
式より求められる。 [00371B=AX1.1 =1680kg(3)総
浮力への配分 ■ 波動発電装置の釣合い浮力=560 kg■ スプ
リングチャージ浮力=560 kg■ 有効波動浮力=
560 kg このように、フロート10の有効波動浮力はフロート総
浮力Bのほぼ3分の1である。 [0038]これは、装置全体を浮遊させるためにほぼ
3分の1が消費され(■)、更にコイルスプリング14
による付勢力によって浮力による上下動エネルギーが消
費されること(■)によるものである。そして、この有
効波動浮力による上下動を波動発電エネルギーとして取
り出すことが可能となる。 (4)波動発電出力 上記の波動発電装置での発電出力は、簡易化された下記
の式によって換算することができる。 (0039]出力=総波動浮力B/3X (波動幅C/
2(2) l/2) X (発電効率D/電力換算係数
E)−例として、波動幅Cを2mとし、発電効率りを0
.1とし、電力換算係数Eを8.6とした場合には、本
実施例装置での出力は下記のようになる。 [00401出力=560 kgX(200cm/2 
(2) 1/2) x(0,1/8.6) =460 
W このように、直径1.8mのフロート10を用い、波高
が2mになると、460Wの発電を行うことができるも
のである。 [00411なお、上記出力換算式の第2項において、
波動幅(200cm)を2で除算している理由は、本実
施例において回転体30の両方向の回転に基づき電力を
発生するのではなく、フロート10の上昇または下降の
いずれかの動作による一方の回転にのみ基づき電力を発
生させていることによる。また、同じく第2項において
2の平方根である(2) l/2で除算している理由は
、繰り返し生ずる波動の実行値を得るためである。なお
、実施例では上記換算式において発電効率りを10%と
して計算したが、これは機械的効率が最悪の場合を想定
したものであり、この発電効率りは50%付近まで改良
することが可能である。 [0042]以上のように、本発明の実施例装置を用い
て海上などにおける発光体装置を構成した場合には、海
上に波動が発生している限り、スライドランプ34を常
時点灯させることが可能であり、装置が故障しない限り
、半永久的にスライドランプ34への電力供給を行うこ
とができる。 [00431また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。 [0044]例えば、上記実施例において発生される電
力は、フロート10の容積を増大させること、あるいは
上記換算式における発電効率Cを改善するほど大きくす
ることが可能であり、この発電装置によって単にスライ
ドランプ34を点灯させること以外に、他の駆動用電力
として消費するものであっても良い。また、この波動発
電装置では、例えばスライドランプ34を点灯する場合
にあっては、その波動幅が最小の場合でもスライドラン
プ34を常時点灯できるだけのエネルギーが得られるよ
うに設計されるが、波が大きい場合には、余剰の発生エ
ネルギーを例えば蓄電器などに蓄えておき、蓄えられた
エネルギーを他の部材の駆動電力として用いることや、
波が静穏な場合に、スライドランプ34に供給するため
の予備エネルギーとして利用することも可能である。 [00451 【発明の効果]以上説明したように、本発明に係る波動
発電装置によれば、水域の波動を効率良く発電作用のた
めの運動エネルギーとすることができ、更にこの装置自
体で適正な姿勢を保って水域に浮遊することができるの
で、装置の水域への設置を極めて簡単に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の概略構成図である。
【図2】第1実施例の水域浮遊時の外観図である。
【図3】第2実施例の概略構成図である。
【図4】従来装置の説明図である。
【図5】従来装置の説明図である。
【符号の説明】
10 フロート 12 ポール 14 コイルスプリング 26 ゼネレータコントロールルーム 28 枠体 30 回転体 34 スライドランプ
【図1】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水域にて浮遊可能なフロートと、このフロ
    ートを上下動自在に支持し、前記フロートとスプリング
    手段を介して結合されたポールと、このポールの下端側
    に固定され、前記ポールの軸方向が略鉛直方向となるよ
    うに重心調整するバランサーと、水域の波動による前記
    フロートと前記ポールとの上下方向の相対変位に基づき
    回転される回転体とを有し、前記回転体の回転に基づい
    て発電を行うことを特徴とする波動発電装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記回転体は、前記ポ
    ールと一体的に上下動変位する部材に回転可能に支持さ
    れ、かつ、前記フロートと一体的に上下動変位する部材
    と転接することで回転駆動されることを特徴とする波動
    発電装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記回転体は、前記フ
    ロートと一体的に上下動変位する部材に回転可能に支持
    され、かつ、前記ポールと転接することで回転駆動され
    ることを特徴とする波動発電装置。
JP2407330A 1990-12-07 1990-12-07 波動発電装置 Pending JPH04209972A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101232469B1 (ko) * 2011-02-08 2013-02-12 김종근 파력발생장치
JP7162313B1 (ja) * 2021-10-19 2022-10-28 株式会社グローバルエナジーハーベスト 発電システム

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