JPH0420991A - 液晶画像信号制御回路および制御方法 - Google Patents

液晶画像信号制御回路および制御方法

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JPH0420991A
JPH0420991A JP2124078A JP12407890A JPH0420991A JP H0420991 A JPH0420991 A JP H0420991A JP 2124078 A JP2124078 A JP 2124078A JP 12407890 A JP12407890 A JP 12407890A JP H0420991 A JPH0420991 A JP H0420991A
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川田 忠通
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神谷 長生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多階調液晶デイスプレィにおける画像データの
ディジタル・アナログ変換に関する。
〔従来の技術〕
従来、多階調液晶デイスプレィにおいて、デイスプレィ
パネル内の2次元マトリクス状に配置された列線(ソー
ス線、データ線と呼称する)と行線(ゲート線と呼称す
る)に対して、各々の線を駆動する駆動回路が設けられ
ている。ソース線(データ線)を駆動するソース駆動回
路には階調画像データに対応した電気信号を設定し、一
方、ゲート線を選択するゲート駆動回路によってゲート
線を逐次選択駆動しながら、ソース駆動回路から上記電
気信号をソース線を通して各画素(デイスプレィパネル
内の表示最小単位)に階調データを送出し書き込む。こ
の動作は各ゲート線選択毎に繰り返される。デイスプレ
ィパネル内の2次元マトリクスの行を構成するゲート線
において、上記動作(1ライン1スキヤン駆動方式)の
場合、1行を選択してから次の1行を選択するまでの期
間を水平同期期間と呼ぶ。一方、デイスプレィパネル内
の2次元マトリクスの最上行から最下行までのゲート線
を逐次選択して再び最上行のゲート線を選択するまでの
期間を垂直同期期間またはlフレーム期間と呼ぶ。
一般にコンピュータ等からのディジタル画像データに、
種々の画像処理を施し、その後、ディジタル・アナログ
変換回路によってアナログ化され、階調のアナログ画像
データとしてソース駆動回路に送られる。ソース駆動回
路に送られた階調のアナログ画像データは上記のように
、水平同期期間にソース駆動回路からソース線を通して
アナログの画素データとして各画素に送られる。
デイスプレィパネル内の任意の画素にソース駆動回路に
よって書き込まれる画素データをディジタルからアナロ
グに変換する方法として、あらかじめ、ソース駆動回路
に転送する前に、ディジタル階調データのビット数に対
応した階調数だけの多値電圧を生成しておき、ディジタ
ル・アナログ変換回路において、ディジタル階調データ
によってビットデコーダを動作させ、この出力を用いて
上記多値電圧の中から対応する電圧をアナログスイッチ
を通して選択する方法が考えられる。
〔発明が解決しようとする課題1 上記のように従来技術を用いてディジタル階調データに
より多値電圧の中から対応する電圧をアナログスイッチ
を用いて選択する場合に、例えば、16階調の画素デー
タを取り扱うときは、液晶の交流化駆動を考えて、液晶
交流化の基準となるソース電圧振幅の中心値(以後、基
準電圧値V REFと呼称する)からみて、正、負の1
6電圧レベルの電圧、合わせて32電圧レベルの電圧を
生成しておき、4ビツトのディジタル階調データと交流
化(極性)を示す1ビツトを合わせた5ビツトによって
かかる32電圧レベルの電圧の中から選択して、ソース
駆動回路へ送出する方法が考えられている。この場合、
32電圧レベルからルベルを選択するため5ビツトデコ
ーダと32個のアナログスイッチから構成される。16
階調であっても、フレーム毎に液晶の全列線へのアナロ
グ階調データの極性を反転するフレーム間交流化駆動で
は2倍のハード量となる。
さらに列間交流化駆動(例えば偶数列線と奇数列線への
アナログ階調データの極性を変え、かつこの極性をフレ
ーム毎に反転する駆動)のためには上記デコーダとアナ
ログスイッチがさらに2倍必要になる。
さらにまた、■液晶デイスプレィパネルをカラー表示に
したり、■ソース駆動回路の動作速度制限から実効速度
を低下させるための多相クロック同期伝送(例えば、日
立社製ソース駆動IC:HD  66300等は3相り
ロック同期伝送を用いる)を用いると、上述のデコーダ
とアナログスイッチの数がさらに各々■で3倍、012
倍(3相りロック同期伝送)にも増大してくる。
本発明の目的は、ディジタル・アナログ変換回路のハー
ド量の低減をはかるものである。
さらに、TPTアクティブマトリクス型液晶デイスプレ
ィにおいて、TPTの寄生容量(ゲート・ドレイン間容
量、ソース・ドレイン間容量)、画素ITO層とソース
線間容量等により画素書き込み電圧レベルの低下が生じ
、各画素に対して交流化駆動を行う場合、液晶ソース駆
動回路から各画累に書き込む電圧レベルがソース電圧振
幅の中心値(基準電圧)に対しての正負のバランスがと
れていても、画素に書き込まれ実際に保持される電圧の
バランスがくずれ、フリッカの多い画像表示になる等の
問題が生じる。
本発明の他の目的はバランスのとれた交流化駆動を可能
にし、フリッカレスの良好な画像表示を可能にすること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明の液晶画像信号制御
回路は、2組の多値電圧発生手段と、該多値電圧発生手
段の各組に対応する一つまたはそれ以上のディジタル・
アナログ変換手段とを有し、上記多値電圧発生手段は、
フレーム期間毎にかつ上記組単位に極性の異なる多値電
圧を発生し、該組に対応する上記ディジタル・アナログ
変換手段に共通に出力し、上記ディジタル・アナログ変
換手段は、ディジタル階調データの外部入力によりこれ
に対応する上記多値電圧を選択し上記アナログ階調デー
タとして出力することを特徴とする。
また上記の目的を達成するため、本発用の液晶画像信号
制御方法は、階調数m (mは2以上の整数)を有し、
かつ極性の異なる2組の電圧を発生させ、さらにそれぞ
れの組の極性をフレーム期間毎に切り換え、あるフレー
ム期間における上記2組の2m値の出力として、正電圧
から液晶ソース電圧の基準電圧までのm値電圧と、液晶
ソース電圧の基準電圧から負電圧までのmfat圧とに
よる2m値の多値電圧か、または負電圧から液晶ソース
電圧の基準電圧までのm値電圧と、液晶ソース電圧の基
準電圧から正電圧までのm値電圧とによる2m値の多値
電圧を発生させ、ディジタル階調データの入力を上記2
m値のうちのm値の組毎に対応させ、上記ディジタル階
調データの入力により、これに応する多値電圧を選択し
てアナログ階調データを得ることを特徴とする。
〔作用〕
以下、動作の概要説明とともに作用を説明する。
本発明においては、デイスプレィパネル内のソース線(
列線)の交流化駆動(列間交流化駆動)を考えて、偶数
列線と奇数列線を駆動する場合、あるN番目のフレーム
(N=1,3,5.・・・・・・または2,4,6.・
・・・・・)のときは偶数列線と奇数列線のそれぞれの
列線に正のアナログ画素データと負のアナログ画素デー
タをソース駆動回路から送出し、他方、N+1番目のフ
レーム(N=]。
3.5.・・・・・・または2,4,6.・・・・・・
)のときは逆転してそれぞれの列に負のアナログ画素デ
ータと正のアナログ画素データをソース駆動回路から送
出する。これらのデータは前もってソース駆動回路にデ
ィジタル・アナログ変換回路から送出しておく。多値数
の2倍数のディジタル・アナログ変換回路入力端子にN
番目のフレームのときは正電圧から基準電圧をとおって
負電圧へ変化する2m値の電圧(正の組と負の組の電圧
)を印加し、N+、1番目のフレームのときは同一入力
端子に逆転して負電圧から基準電圧をとおって正電圧へ
変化する2m値の電圧(負の組と正の組の電圧)を印加
する。さらに、ディジタル・アナログ変換回路内の2つ
のデコーダによって、正電圧がら基準電圧まで加わって
いる上記の多値入力端子の中から1つの端子を選択し、
負電圧から基準電圧まで加わっている多値入力端子の中
から1つの端子を選択し、各々の選択した上記2つの端
子の電圧をN番目のフレームのときには正の組から選択
した電圧を偶数列線へ、負の組から選択した電圧を奇数
列線への電圧とし、N+1番目のフレームのときは負の
組から選択した電圧を偶数列線へ、正の組から選択した
電圧を奇数列線への電圧として、ソース駆動回路へ送出
する構成をとる。これによって、液晶の偶数列線と奇数
列線に出力するアナログ階調データの極性を切り換える
ことが可能になる。しかもその際、従来例の場合のよう
に例えば、ディジタル・アナログ変換回路の入力が正か
ら負に変化する場合と負から正に変化する場合のために
ディジタル・アナログ変換回路を各々独立に設ける必要
がなく、したがって液晶の交流化駆動にもかかわらずデ
ィジタル・アナログ変換回路内のデコーダとアナログス
イッチのハード量を増加させずにすみ、従来の方法によ
るハード量を1/2に低減することが可能になる。
さらに、TPTアクティブマトリクス型液晶の寄生容量
等による画素書き込み電圧レベルの低下をみこんで、1
フレ一ム期間毎に多値電源部に印加する正電圧または負
電圧の各々と基準電圧値との電位差を異なるように上記
正電圧または負電圧を設定することによって、各画素に
書き込む電圧レベルを変え、バランスのとれた交流化を
可能にし、フリッカレスの良好な画像表示を可能にする
[実施例] 本発明の液晶画像信号制御回路および制御方法の実施例
を第1図に示す。本実施例ではデイスプレィパネル内の
ソース線(列線)を駆動するソース駆動回路をパネル上
辺と下辺に配置し、各々のソース駆動回路から、パネル
の偶数列線と奇数列線を、駆動する構成を例示して説明
する。
本発明においては、多値(m値:mは2以上の整数)電
圧を生成する多値電源部lで、印加する電圧■”、■〜
を垂直同期期間(1フレ一ム期間)に対応したフレーム
切り換え信号6によってセレクタ61でV+を選択し、
これを印加電圧2にすることによって正から負へ変化す
る2m値の電圧を生成し、これを2m個の出力端子3へ
出力する。
さらに、ディジタル・アナログ変換回路4で、この2m
個の出力を2m個の入力端子5で受け、上記圧のm値の
電圧と負のm値の電圧の中から、各各ディジタル階調デ
ータ71.72を各々設けたm選択デコーダ81.82
に入力し、各々m選択デコーダを並列に動作させ、正の
1電圧と負の1電圧をアナログスイッチ91.92等で
選択することによってアナログ階調データ101,10
2に変換し、このアナログ変換された2つの出力をソー
ス駆動回路111,112へ送出する。これによって、
偶数列線と奇数列線はソース駆動回路111.112か
ら各々正のアナログ値、負のアナログ値のデータで駆動
される。次の垂直同期期間(1フレ一ム期間)にフレー
ム切り換え信号6によって多値電源部1に印加する電圧
■“、■−の中からセレクタ61で■−を選択し、印加
電圧2の極性を反転して、負から正へと変化する2m値
の電圧を生成し、電源部の出力端子3の2m値の出力電
圧の極性を切り換える。ディジタル・アナログ変換回路
4の前記2m個の入力端子5に負のm値の電圧と正のm
値の電圧を供給することになり、ディジタル・アナログ
変換回路内に設けた前記m選択デコーダ81.82とア
ナログスイッチ91.92で負の1!圧と正の1電圧を
選択することによってアナログ階調データ101,10
2に変換し、ソース駆動回路111,112へ送出する
。これによって、偶数列線と奇数列線はソース駆動回路
111,112から各々負のアナログ値、正のアナログ
値のデータで駆動され、各列に接続されている画素は交
流化される。
したがって、本実施例では従来例のように、正から負へ
と変化する2m値の電圧を入力端子にする2m選択デコ
ーダと2m個のアナログスイッチを有したディジタル・
アナログ変換回路、および、負から正へと変化する2m
値の電圧を入力端子にする同様のディジタル・アナログ
変換回路を各々独立して設ける必要がなく、常に、2m
値の電圧を入力端子5として、2組のm選択デコーダ8
1゜82と2組のm個のアナログスイッチ91.92を
有したディジタル・アナログ変換回路から構成できるた
め、デコーダとアナログスイッチよりなるディジタル・
アナログ変換回路のバード量が節減できる。
以上の実施例では、ソース駆動回路をデイスプレィパネ
ルの上辺と下辺に配置して各々から偶数列線、奇数列線
を駆動したか、上辺と下辺から各各奇数列線、偶数列線
を駆動してもよく、特に、このソース駆動回路の配置を
一辺に集中して配置してもよく、配置を限定するもので
はない。
以上の実施例は多値電源部1、ディジタル・アナログ変
換回路4、その出力であるソース駆動回路111,11
2へのアナログ階調データ101゜102で説明したか
、カラー多階調表示液晶デイスプレィにおいては上記と
同様の構成をR,G。
B色の各画素データに対応して各々設けることによって
実現できる。
以上の実施例では、ディジタル・アナログ変換回路4に
入力するディジタル階調データを2つにして説明したか
、2の倍数のディジタル階調データを入力させる場合は
、これに対応させて上記m選択デコーダ81.82に相
当するm選択デコーダと、上記m個のアナログスイッチ
からなるアナログスイッチ部91.92に相当するアナ
ログスイッチ部との各々を2の倍数設けて、増設したア
ナログスイッチ部は多値電源部1の出力端子3に共通に
接続すればよい。
第2図は第1図に示した本発明の液晶画像信号制御回路
および制御方法の実施例において多値(m値:mは2以
上の整数)@圧を生成する多値電源部1の具体的な構成
例である。印加する電圧■“、■−をアナログスイッチ
の入ったセレクタ611.612において、フレーム切
り換え信号6によって、一方はV+、他方はV−を印加
電圧2として選択し、それぞれ■^、VBとして次段の
mレベル電圧生成回路621,622に入力する。
方、正電圧VDDと負電圧VLCによって液晶ソース電
圧の基準電圧V R1:Fをつくりmレベル電圧生成回
路621,622に入力する。mレベル電圧生成回路6
21において上記■4とVREFの電圧とオペアンプの
非反転帰還接続と分配抵抗によってm値のへV、−〜^
v、電圧、mレベル電圧生成回路622において前記V
R1FとV′″の電圧とオペアンプの非反転帰還接続と
分配抵抗によってm値のBv。
〜[I V m−電圧をつくり、あわせて2m個の出力
端子3に出力される。次の1フレ一ム期間ではフレーム
切り換え信号6とセレクタ611,612によって、V
^とじてV−を選択し、VBとしてVlを選択して、各
々をmレベル電圧生成回路621゜622に入力し、こ
れらとV REFの電圧によって前記の2組のm値の電
圧と極性の入れ替わった2組のm値の電圧が出力端子3
に出力される。
ここで、TPTアクティブマトリクス型液晶の寄生容量
等により画素に書き込まれ保持される電圧レベルの低下
をみこんで、バランスのとれた画素の電圧の交流化を可
能にするために、予め各画素に書き込む電圧レベルを変
える必要がある場合は、多値電源部lに印加する極性の
異なる一組の電圧■+と\l−の電圧値を変えたり、ま
たは、抵抗R1゜VRIによって基準電圧V REFを
変更させることによって、基$電圧VREFから正方向
の最大電圧値(フレーム毎に八V@−,またはeVヨー
1)の電位差(ソース書き込み電圧の最大正振幅値)と
基準電圧V REFから負方向の最大電圧値(フレーム
毎にgV@−、または^V−1−,)の電位差(ソース
書き込み電圧の最大負振幅値)を変えることができる。
かかる電位差を同一にする場合は、V ” −V RE
F =VREF−V−となるように多値電源部1に印加
する電圧の■1と■−の電圧値または基準電圧V RE
Fを設定すればよい。なお、mレベル電圧生成回路62
1.622内ノ可変抵抗VRIA−VR4A、VRIB
−VR4Bはm値の電圧変化に勾配を設定するためのも
のであり、液晶交流化駆動のバランスノ点からVRIA
とVRIB、  VR2AとV R2B、VR3AとV
R3B、VR4AとVR4Bは連動して設定出来ること
が望ましい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の液晶画像信号制御回路お
よび制御方法は、液晶の列線を駆動するソース駆動回路
へアナログ階調データを送出するディジタル・アナログ
変換回路と、このディジタル・アナログ変換回路に階調
数と同数の正と負の多値電圧を生成する多値電源部とで
構成される。
液晶の列間交流化駆動を行うために、ディジタル・アナ
ログ変換回路において上記圧の多値電圧と負の多値電圧
からディジタル階調データによって各々対応する電圧を
選択して液晶の偶数列線と奇数列線のアナログ階調デー
タとしてソース駆動回路に送出し、lフレーム期間毎に
極性の異なる電圧を前記多値電源部に印加することによ
ってディジタル・アナログ変換回路に入力する正の多値
電圧と負の多値電圧を切り換え、したがって、液晶の偶
数列線と奇数列線に出力するアナログ階調データの極性
を切り換えることができる。このために、ディジタル・
アナログ変換回路とソース駆動回路の間でアナログ階調
データの極性を変えるためにデータ線を切り換える必要
がなく、または、ソース駆動回路の出力で偶数列線と奇
数列線の接続を切り換える必要がなく、切り換え点数の
少ない構成で液晶デイスプレィの列間交流化が可能にな
るさらに、m値の階調を示すアナログ階調データを用い
てデイスプレィ表示する場合、列間交流化を行うときに
、正から負へと変化する2m値の電圧を入力端子にする
2m選択デコーダと2m個のアナログスイッチを有した
ディジタル・アナログ変換回路と負から正へと変化する
2m値の電圧を入力端子にする同様のディジタル・アナ
ログ変換回路を各々独立して設け、各々の回路から偶数
列線と奇数列線のアナログ階調データを出力する方法に
比べ、フレーム期間が変わるたびに正がら負負から正へ
とおきかわる2m値の電圧を入力端子にし、2組のm選
択デコーダと2組のm個アナログスイッチを有したディ
ジタル・アナログ変換回路によって、各々の組から偶数
列線と奇数列線のアナログ階調データを出力する本発明
の液晶画像信号制御回路および制御方法では、ディジタ
ル・アナログ変換回路を構成する全デコーダ数と全アナ
ログスイッチ数が前記の従来の方法に比較して1/2に
低減できる利点がある。
さらに、lフレーム期間毎に多値電源部に印加する正電
圧または負電圧の値を変えることによって、液晶交流化
の基準となるソース電圧振幅の中心値から正側の多値電
圧値と負側の多値電圧値を自由に設定できるため、TP
Tアクティブマトリクス型液晶の寄生容量等により画素
に書き込まれ保持される電圧レベルの低下をみこんで、
予め液晶デイスプレィパネルの液晶ソース駆動回路から
各画素に書き込む電圧レベルがかえられ、バランスのと
れた交流化が可能になり、フリッカレスの良好な画像表
示が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図である。 第2図は第1図に示した本発明の実施例における多値電
源部1の具体的な構成例である。 符号の説明 l・・・多値電源部 2・・・印加電圧 3・・・出力端子 4・・・ディジタル・アナログ変換回路5・・・入力端
子 6・・・フレーム切り換え信号 61・・・セレクタ 71.72・・・ディジタル階調データ81.82・・
・m選択デコーダ 91.92・・・アナログスイッチ 101.102・・・アナログ階調データ111.11
2・・・ソース駆動回路 611.612・・・セレクタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル階調データの入力により多値電圧を選択
    してアナログ階調データを出力し画像信号を得る液晶画
    像信号制御回路において、2組の多値電圧発生手段と、
    該多値電圧発生手段の各組に対応する一つまたはそれ以
    上のディジタル・アナログ変換手段とを有し、上記多値
    電圧発生手段は、フレーム期間毎にかつ上記組単位に極
    性の異なる多値電圧を発生し、該組に対応する上記ディ
    ジタル・アナログ変換手段に共通に出力し、上記ディジ
    タル・アナログ変換手段は、ディジタル階調データの外
    部入力によりこれに対応する上記多値電圧を選択し上記
    アナログ階調データとして出力することを特徴とする液
    晶画像信号制御回路。 2、ディジタル階調データにより多値電圧を選択してア
    ナログ階調データに変換し液晶画像信号にする液晶画像
    信号制御方法において、階調数m(mは2以上の整数)
    を有し、かつ極性の異なる2組の電圧を発生させ、さら
    にそれぞれの組の極性をフレーム期間毎に切り換え、あ
    るフレーム期間における上記2組の2m値の出力として
    、正電圧から液晶ソース電圧の基準電圧までのm値電圧
    と、液晶ソース電圧の基準電圧から負電圧までのm値電
    圧とによる2m値の多値電圧か、または負電圧から液晶
    ソース電圧の基準電圧までのm値電圧と、液晶ソース電
    圧の基準電圧から正電圧までのm値電圧とによる2m値
    の多値電圧を発生させ、ディジタル階調データの入力を
    上記2m値のうちのm値の組毎に対応させ、上記ディジ
    タル階調データの入力により、これに応する多値電圧を
    選択してアナログ階調データを得ることを特徴とする液
    晶画像信号制御方法。
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Cited By (2)

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