JPH04209490A - ロール装置 - Google Patents

ロール装置

Info

Publication number
JPH04209490A
JPH04209490A JP40032790A JP40032790A JPH04209490A JP H04209490 A JPH04209490 A JP H04209490A JP 40032790 A JP40032790 A JP 40032790A JP 40032790 A JP40032790 A JP 40032790A JP H04209490 A JPH04209490 A JP H04209490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
roll
heat pipe
hollow roll
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40032790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Baida
倍田 芳男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP40032790A priority Critical patent/JPH04209490A/ja
Publication of JPH04209490A publication Critical patent/JPH04209490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】この発明は、誘導加熱されたロー
ル上を、例えば布、紙フィルム等を走行させることによ
って加熱するロール装置に関するものである。 [0002]
【従来の技術】図3および図4は例えば特開昭63−9
1991号公報に示されたこの種従来のロール装置をそ
れぞれ示す断面図および図3におけるI V−I V線
に沿う断面図である。図において、lは図示しない電磁
コイルにより誘導加熱される中空ロール、2はこの中空
ロール1の円周方向に所定の間隔を介して穿設される複
数の穴で、軸方向に貫通して設けられている。3は各人
2にそれぞれ嵌挿され、内部に蒸発性を有する例えばフ
ロン、アンモニア、水等の作動液体が封入されたヒート
パイプ、4は中空ロール1の両端をそれぞれ各人2を覆
うように支持する支持軸、5はこの支持軸4を介して中
空ロール1を回転自在に支持する軸受である。 [0003]上記のように構成された従来のロール装置
において、紙布、フィルム等の被加熱材を中空ロール1
の表面を走行させて加熱する場合、被加熱材全体を一様
に加熱する必要から中空ロール1の表面を均熱化する必
要がある。このため中空ロール1に軸方向に貫通する複
数の穴2を穿設し、この各穴2内にそれぞれヒートパイ
プ3を嵌挿することは一般に知られていることである。 [0004]ところで、ヒートパイプ3が均熱性を発揮
するためには、ヒートパイプ3の外周面と穴2の内周面
が完全に密着していることが必要である。したがって、
まず中空ロール1に例えばガンドリル、BTA (Bo
ringandTrepanning As5o ci
ation )等の長穴穿設方法により穴2を穿設し、
この穴2に若干小径のパイプを挿入する。 [0005]次いで、このパイプを内側より拡管させ、
穴2の内周面に密着固定させる。その後パイプ内に作動
液を所定量封入し端部を封止することによってヒートパ
イプ3が完成する。このようにしてヒートパイプ3を中
空ロール1の各人2に密着固定させることにより、中空
ロール1が内部から不均一な加熱を受けた場合でも、中
空ロール1の高温部から低温部へ速やかに熱は移動し、
中空ロール1は全長にわたって均熱化される。 [0006]
【発明が解決しようとする課題】従来のロール装置は以
上のように構成されているので、軸方向に貫通する穴2
を非常に多数穿設しなければならず、上記したようなガ
ンドリル、BTA等優れた長穴穿設方法で加工しても加
工長さには限度があり、そのために、長尺のロールの場
合に穴2が曲って、中空ロール1の内、外周面側に露出
する可能性があるために、ロール肉厚を必要以上に厚く
しなければならず、又、露出しないまでもヒートパイプ
4の挿入が非常に困難になる等の問題点があった。 [0007]この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ロール肉厚を必要以上に厚くし
なくても穴が中空ロールの内、外周面側に露出すること
なく、又、ヒートパイプの穴への挿入が容易なロール装
置を提供することを目的とするものである。 [0008]
【課題を解決するための手段】この発明に係るロール装
置は、中空ロールの両端円周方向に且つ軸方向中央部ま
で延在する複数個の穴をそれぞれ穿設するとともに、各
穴内に蒸発性を有する作動液体を所定量それぞれ封入し
たものである。 [0009]
【作用】この発明におけるロール装置の穴は、中空ロー
ルの両端側から軸方向ほぼ中央部まで延在して穿設され
ているので、穴長を貫通穴のそれと比較して大幅に短縮
して、加工時における穴の曲がりを低減し且つヒートパ
イプの穴への挿入を容易にする。 [00101
【実施例]以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例におけるロール装置の
要部の構成を示す断面図、図2は図1における線III
Iに沿う断面図である。図において、1は図示しない電
磁コイルにより誘導加熱される中空ロール、6はこの中
空ロール1の両端円周方向に所定の間隔を介して穿設さ
れる複数の穴で、軸方向ほぼ中央部まで延在して設けら
れ先端は半球状に形成されている。7は各六6内に嵌挿
され内部に蒸発性を有する例えばフロン、アンモニア、
水等の作動液体が封入されたヒートパイプで、先端は六
6の先端形状に沿って半球状に形成されている。 [00111上記のように構成されたこの発明の一実施
例におけるロール装置において、不均一な加熱等により
中空ロール1の温度分布にアンバランスが生じると、ヒ
ートパイプ7の優れた熱伝導性により中空ロール1の高
温側から低温側へ速やかに熱が輸送される。この場合、
ロール形状の対称性により中空ロール1の中央を軸方向
に通過する熱はほとんどないため、ヒートパイプ7の突
き合せ部分を中空ロール1の中央付近にすることにより
、中空ロール1の左右の熱はバランスし、中空ロール1
の左右各々は突き合されたヒートパイプ7にそれぞれ均
熱化される。 [0012]したがって、中空ロール1中央付近で突き
合せた2本のヒートパイプ7により、中空ロール1全長
に亙って1本のヒートパイプ3を設けた従来装置と同様
の均熱効果が得られる。又、ヒートパイプ7は中空ロー
ル1の長平方向に2分割して設けられているので、1本
の六6の加工長が短かくなり、穴加工の際の穴6の曲が
りや六6の曲がりによりヒートパイプ7の挿入が困難で
ある等の工作上の問題点が大幅に解消され、穴加工がネ
ックとなっていた長尺のロールの製作限界を大幅に拡大
することができる。 [0013]尚、上記一実施例ではヒートパイプ7の先
端が半球状に形成されているので、ヒートパイプ7の先
端の応力が小さくなりヒートパイプ7容器の耐圧上有利
となるが、これに限定されるものではなく、先端の形状
は平らなものであっても良く、又、ヒートパイプ7の先
端と六6の底との間に若干の空隙があっても差し支えな
い。又、上記一実施例におけるヒートパイプ7は六6に
挿入されたパイプを容器としているが、穴6自身を容器
としてその内部に作動媒体を封入しても同様の効果を奏
することは言うまでもない。さらに、パイプを容器とす
る場合は、両側の六6の先端同士が重なって貫通されて
いても問題はない。 [0014] 【発明の効果】以上のように、この発明によれば中空ロ
ールの先端円周方向に且つ軸方向中央部まで延在する複
数個の穴をそれぞれ穿設するとともに、各穴内に蒸発性
を有する作動媒体を所定量それぞれ封入するようにした
ので、ロール肉厚を必要以上に厚くしなくても、穴が中
空ロールの内、外周面側に露出することなく、又、ヒー
トパイプの穴への挿入が容易なロール装置を提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるロール装置の要部
の構成を示す断面図である。
【図2】図1における線I I−I Iに沿う断面を示
す断面図である。
【図3】従来のロール装置の構成を示す断面図である。
【図4】図3における線I V−I Vに沿う断面を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 中空ロール 6穴 7 ヒートパイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受を介して回転自在に支持された中空ロ
    ールと、この中空ロールの両端円周方向に且つ軸方向ほ
    ぼ中央部まで延在する複数個の穴をそれぞれ穿設すると
    ともに上記各穴内に蒸発性を有する作動液体を所定量そ
    れぞれ封入して構成されたヒートパイプとを備えたこと
    を特徴とするロール装置。
JP40032790A 1990-12-04 1990-12-04 ロール装置 Pending JPH04209490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40032790A JPH04209490A (ja) 1990-12-04 1990-12-04 ロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40032790A JPH04209490A (ja) 1990-12-04 1990-12-04 ロール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04209490A true JPH04209490A (ja) 1992-07-30

Family

ID=18510241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40032790A Pending JPH04209490A (ja) 1990-12-04 1990-12-04 ロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04209490A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5549154A (en) Method for heating a roll and a heatable roll
KR900014804A (ko) 탄소흑연제 미로형 씨일을 갖는 회전유니언
US4229644A (en) Heat pipe roller
JPH04209490A (ja) ロール装置
JPH04209492A (ja) ロール装置
JP2006112475A (ja) 熱処理用ローラ
US5127142A (en) Relating to calender and embossing bowls
JPH04188585A (ja) 均熱ロール装置
JPS57190793A (en) Roller
BR212018070127Y1 (pt) Cilindro secador yankee para secagem de uma manta fibrosa
KR102606854B1 (ko) 모듈방식의 조립형 외통이 적용된 유도가열롤
KR100382120B1 (ko) 히팅롤 표면의 온도편차를 줄이기 위한 방법과 장치
JPH034480A (ja) ヒートパイプ付きロール
JPH01156268A (ja) 冷却ローラ装置
JP7296111B2 (ja) 熱ローラ装置、熱ローラ装置の製造方法、及び熱ローラ装置の冷却能力の調整方法
JPS61165590A (ja) 回転式ヒ−トパイプ
FI86209B (fi) Foerfarande foer framstaellning av en mantel foer en vals eller motsvarande, speciellt foer en pressvals i en pappersmaskin.
JPS60172063A (ja) オイル供給塗布ロ−ラ
FI83906C (fi) Valsaggregat foer kalander, strykinraettning mm. och metod foer tillverkning av detta.
JP2006207827A (ja) 熱ローラ
JPH0548393Y2 (ja)
JPS6121830Y2 (ja)
FI113556B (fi) Termotela
FI105398B (fi) Ulosottotela, levitystela tai vastaava kaarevuudeltaan säädettävä tela ja menetelmä lämpötilaerojen pienentämiseksi tällaisessa telassa
JPH0548392Y2 (ja)