JPH04208836A - 反応容器キット - Google Patents

反応容器キット

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JPH04208836A
JPH04208836A JP41897890A JP41897890A JPH04208836A JP H04208836 A JPH04208836 A JP H04208836A JP 41897890 A JP41897890 A JP 41897890A JP 41897890 A JP41897890 A JP 41897890A JP H04208836 A JPH04208836 A JP H04208836A
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reaction
container
reaction container
sample
blood
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JP41897890A
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Tokio Kano
時男 嘉納
Hisanobu Niimura
寿信 新村
Hiroyuki Yonekawa
裕之 米川
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/502Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
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    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01L2400/0403Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces
    • B01L2400/0406Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces capillary forces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L9/00Supporting devices; Holding devices
    • B01L9/52Supports specially adapted for flat sample carriers, e.g. for plates, slides, chips

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]この発明は、凝集反応を行なうた
めの反応容器キットに係り、特には免疫学的抗原抗体反
応を利用した血液分析に用いられる反応容器キットに関
する。 [0002] 【従来の技術】従来、免疫学的な凝集反応を利用した検
出法に用いられる反応容器としては、例えば米国特許第
4、303.616号公報に記載されたものを挙げるこ
とができる。これらの反応容器は、一般に、マイクロプ
レートと総称されている。 [0003]このような反応容器を用いる検出法として
は、免疫学的な凝集反応に基づいてサンプル中に存在す
る抗原または抗体を検出する方法である粒子凝集法が知
られている。この方法においては、被測定物質と特異的
に結合する抗体または抗原が表面に固定化されている特
定のマーカー粒子が用いられる。例えば、血液中のウィ
ルスを検出する場合には、ウィルスに対する抗体を固定
化した人工粒子がマーカー粒子として用いられる。この
方法は、上記反応容器を用いて以下の通りに行われる。 すなわち、反応容器内において上記マーカー粒子をサン
プルに混合し、サンプル中に含まれる抗原または抗体と
の間で免疫反応を行なわせ、反応容器の所定の壁面(例
えば底面)に集める。このようにして容器壁面に集めら
れたマーカー粒子は、サンプル中の被測定物質との間で
免疫反応が生じた場合と生じなかった場合とで分布パタ
ーンが異なる。したがって、容器壁面に集められたマー
カー粒子の分布パターンから、陽性または陰性の判定を
行なうことが可能となる。 [0004] これとは別の方法としては、A、 S、
 wienerおよびM、H,Hermanによって、
混合凝集法が報告されている。この方法はその後次第に
改良され、血液型の判定が可能になるまでに確立されて
いる。例えば、血液型の判定は、上記反応容器を用いて
次のようにして行なう。まず、一定濃度の赤血球および
一定希釈率の血清を、それぞれ適量づつ反応容器内で混
ぜ合わせる。次いで、一定時間静置する。前述の方法と
同じように、赤血球が有する抗原と血清中の抗体との間
で免疫反応が生じた場合と生じなかった場合とでは、沈
殿した赤血球の分布パターンが異なる。したがって、沈
殿した赤血球の分布パターンから、陽性または陰性の判
定を行なうことが可能となる。 [0005]これらの方法によって得られた血球の分布
パターンは肉眼で容易に判定することができるが、特開
昭54−78499号公報に記載されている方法を用い
て自動的に判定することも可能である。また、実公昭6
1−39321号公報には、光学的に平坦な焦点面上に
粒子の凝集パターンを形成させ、凝集像の観察を容易に
する方法が開示されている。 [0006]Lかしながら、米国特許第4.303.6
16号公報に記載の反応容器は、安定でかつ正確な分布
パターンを形成させるために少なくとも50μm程度の
液量を必要とする。液量が50LLlより少ない場合に
は、液面が表面張力によって不規則に盛り上がり、分布
パターンが正確に形成されない。このため、この反応容
器においては、反応液の深さが3mm以上となる。これ
は、分布パターンの形成時間が長くなる原因となってい
る。すなわち、沈殿して分布パターンを形成する赤血球
等の粒子の移動距離が長くなり、その結果、分布パター
ン形成までの時間が長くなる。 [0007]液量を少なくすると分布パターンが正確に
形成されないという上記の問題は、反応容器の内径を小
さくすることにより多少改善することが可能である。し
かし、その場合には反応溶液と反応容器壁面との間に表
面張力が働き、やはり液面が不規則に窪んだり、盛り上
がったりする。その結果、形成された分布パターンを正
確に測定することが困難になる。 [0008]また、容器の内径を小さくすると液量が少
なくなり分布パターンの形成時間は短縮されるが、微量
の試薬を扱わなければならないという問題が生じる。特
に、液量が5μm以下である場合には、試薬の分注を再
現性よく正確に行なうことが技術的に非常に困難になる
。さらに、内径の小さな容器、例えば直径数百ミクロン
程度の窪みを精度良く作成するためには極めて微細な表
面加工が必要となり、効率よく作成することが困難にな
る。 [0009]一方、実公昭61−39321号公報に記
載の方法は、反応容器への粒子浮遊液の注入にローリン
グポンプを用いるフロ一方式の測定法である。しかしな
がら、このようなフロ一方式の測定法では同時に測定で
きる検体または項目の数が限られるので、従来用いられ
ているマイクロプレートのように、多数の検体を多項目
にわたって同時に処理することは不可能である。また、
ローリングポンプを用いた分注は誤差が大きく、μmの
オーダーの微散試料の分析には適していない。 [00101
【発明が解決しようとする課題]この発明は、凝集反応
の有無を判定するための反応容器キットであって、微量
の試料を扱うことが可能であり、反応の有無の判定が短
時間でかつ高感度に得ることができ、および得られた分
布パターンを正確に測定することが可能な反応容器キッ
トを提供することを目的とする。 [00111 【課題を解決するための手段]上記目的は、毛管現象に
よってサンプルを吸引し得る断面積を有する反応部と該
反応部の少なくとも一部に設けられた平坦な表面を有す
る透明板とを具備する反応容器、および該反応容器を所
定の角度だけ傾斜させるための反応容器載置台とを具備
するキットによって達成される。前記反応部は、一般に
、2枚の平坦な表面を有する透明板と、この2枚の透明
板の間に所定の間隔を開けて挿入された2個のスペーサ
ーとによって形成された間隙である。 [0012]前記反応容器載置台は、反応容器を所定の
角度に傾斜させてその角度を保持するものである。反応
容器は、傾斜させたときに、スペーサーを挿入した側面
のいずれか一方が下になるように、この載置台に置かれ
る。 [0013] 【作用】この発明による反応容器では、サンプルの注入
は毛管現象によって行なわれる。すなわち、サンプルは
反応部の開口部から毛管現象によって反応容器内に導入
される。 [0014]上述のように、この発明の反応容器キット
においては、反応容器の反応部は少なくとも一方が透明
な2枚の板およびこれら板を微小の距離に保持するスペ
ーサーによって周囲を囲まれている。加えて、反応時に
は、サンプルはこの反応部に充填されている。したがっ
て、反応部におけるサンプルの液面は常に反応部の内壁
に接しており、液面が平坦に保たれる。このため、粒子
の分布パターンが乱れることがない。また、反応部の断
面積は、毛管現象によってサンプルを反応部に導入する
ことができるようなものであり、非常に小さいものであ
る。このため、沈殿する粒子の移動距離が大幅に短くな
り、分布パターンの形成を短時間で行うことができる。 また、サンプルの注入は毛管現象を利用して行うので、
例えば、サンプルを反応部の開口部に滴下するだけでよ
い。この場合、滴下する液量に関係なく、反応部におけ
るサンプルの液量は常に一定である。このため、正確な
微量分注を特に必要とはしない。 [0015] r実施例】以下、この発明による反応容器キットの態様
を図面を参照してより詳細に説明する。 [0016]第1図(A)はこの発明による反応容器キ
ットの斜視図、第1図(B)は第1図(A)に示す反応
容器のX1方向からの平面図、第1図(C)は第1図(
B)に示す反応容器の断面を示す図である。これらの図
に示されるよう(−このキットの反応容器においては、
各々透明な部材からなる下板2と上板4とが2個のスペ
ーサー3を介してはほぼ平行に配置されている。下板2
.上板4および2個のスペーサーで囲まれた部分5は、
凝集反応が行なわれる反応部であり、かつサンプルを導
入するサンプル導入路でもある。スペーサー3が挿入さ
れていない2つの側面はサンプル導入口12であり、こ
こからサンプルの注入もしくは吸引を行う。反応容器載
置台1には、水平面に対して所定の角度を有する傾斜面
が設けられている。前記反応容器は、この反応容器載置
台の傾斜面に載置される。 [0017]このキットの反応容器においては、スペー
サー3の厚さ、すなわち下板2と上板4との距離は0.
05−1.0mm、2個のスペーサー2の間隔は0.1
−1.0mmが好ましい。また、反応部5の長手方向の
長さ、すなわち上板4の幅は3−LoMであることが好
ましい。さらに、このキットの反応容器載置台1に設け
られた傾斜面は、水平面に対して10−60°の勾配を
有することが好ましい。 [0018]この反応容器は、凝集反応の有無を確認す
る試験に使用することができる。例えば、血球と血清中
の抗体との反応の有無を確認する試験にこの反応容器を
使用する場合には1次のように行なう。 [0019]まず、一定濃度の血球浮遊液と一定希釈率
の血清を試験管中で混合する。次に、その混合液をピペ
ット等で採取し、反応容器のサンプル導入口12に適量
を滴下する。滴下された混合液は、毛管現象によって反
応部5全体に広がる。このまま反応容器を一定時間静置
すると血球が沈殿する。しかしながら、反応容器が傾斜
しているので、沈殿した血球は下板2上に堆積すること
なく傾斜した下板2に沿って下方に転がり落ちる。この
ときに反応部の下方に形成される血球の分布パターンに
より、反応の有無を確認することができる。すなわち、
抗原抗体反応によって血球が凝集した場合には、第2図
(A)に示すように、傾斜した下板2の上方まで血球が
一様に広がって沈殿した陽性パターン10を形成する。 逆に、反応が起こらずに血球が凝集しなかった場合には
、全ての血球が傾斜した下板1を滑り落ちるために、第
2図(B)に示すように、容器最下端に血球が線状に集
積した陰性パターン9を形成する。
【0020】第1図(A)ないし第1図(C)に示され
たキットの反応容器においては、スペーサー3は矩形の
ものが用いられている。しかしながら、スペーサーの形
状は矩形に限られるものではなく、第3図ないし第4図
に示されるスペーサー6または7のような形状のものを
用いることもできる。このような形状のスペーサーを用
いることにより、サンプル導入口を広くすることができ
、サンプルの分注が容易になる。 [00211この発明の反応容器キットにおいては、反
応容器と反応容器載置台を一体に成型することも可能で
ある。そのような一体型反応容器第5図(A)および第
5図(B)に示す。これらの図に示されるように、一体
型反応容器8の傾斜面には、サンプルを毛管現象で吸引
することが可能な断面積を有する管状の反応部5が設け
られ、さらにこの反応部5の両端に凹状の液だより9が
設けられている。 [0022]一体型反応容器は、棒状に成型することも
可能である。第6図(A)ないし第6図(C)に示す角
柱型の棒状反応容器27には、水平面に対して所定の角
度を有する貫通孔である反応部32、およびこの反応部
32に連通ずる空洞部29が設けられている。反応部3
2は、サンプルを毛管現象によって吸引し得る断面積を
有している。凝集反応の試験にこの棒状反応容器27を
使用する場合には、次のように行なう。まず、この棒状
反応容器27の端部30を予め調製した粒子浮遊液につ
ける。このとき、サンプル導入口28から、毛管現象に
よって、粒子浮遊液が反応部32に導入される。浮遊液
を反応部に導入した後、反応容器27を浮遊液から取り
出し、水平に静置して10分間反応させる。反応後、上
記方法と同様に、反応部32に形成された粒子の分布パ
ターンを測定することにより、凝集反応の有無を測定す
ることができる。この棒状反応容器27では、反応部3
2が空洞部29に連通し、空洞部29が開口部31を通
して外界に通じているので、反応部32に不必要な圧力
がかかることはない。また、開口部31から陽圧をかけ
ることにより、サンプルや洗浄液を強制的に吸引するこ
とが可能である。反応部32の洗浄は、開口部31から
洗浄液を導入することによっても行なうことができ、ま
た開口部31に陽圧をかけるだけでも行うことが可能で
ある。 [0023]上述した種々の形状の反応部の開口部の断
面断は、毛細管現象(capillary actio
n)によってサンプルを反応容器内部に吸引し得るもの
である。この断面積は、測定しようとするサンプルによ
って異なるが、サンプルが血液成分である場合には、0
.2〜5mm2であることが好ましい。以下、この発明
による反応容器キットを用いた凝集試験を説明する。 [0024]実験例1 ヒトABO型血液型の判定 第1図(A)ないし第1図(C)に示す反応容器キット
を用いたヒトABO型血液型の判定方法を第8図を用い
て説明する。 [0025]まず、採血した血液を遠心等の方法で、血
球成分15と血清成分14とに分離する。この血清成分
14は、血液がヘパリン等の抗凝固剤で処理されている
場合には血漿である。次に、2μlの沈殿した血球成分
15と、18μlの予め調製した溶液17とを試験管1
9に入れて混合し、前反応させる。ここで、溶液17は
、標準抗A血清(オルソ社製)を生理食塩水で1/30
に希釈した抗A血清希釈液である。前反応させた後、5
μmの血球浮遊液18を、分注器20で反応容器21の
反応部5に分注する。 下板2と上板4との間隔が80μm、2個のスペーサー
3の間隔が500μm、および反応部5の長手方向の長
さが250μmの反応容器を用い、反応容器載置台の傾
斜角が45°である場合には、10分程度で全てのヒト
赤血球が反応部の下部に沈殿する。したがって、血球浮
遊液18の分注の後、反応容器を36℃のインキュベー
ター中に約10分間静置する。 [0026]反応容器の上板と下板との距離および2個
のスペーサーの間隔は、粒子の沈殿に要する時間と密接
な関係がある。すなわち、粒子の沈殿を短時間で終了さ
せるためには両者とも短いことが好ましい。しかしなが
ら、2個のスペーサーの間隔を短くしすぎると、粒子の
分布パターンが形成される部分が少なくなるために測定
の誤差が大きくなる。また、反応部の長手方向の長さは
、微量のサンプルが反応中に乾燥しないような充分な長
さをとることが必要であり、しかも毛管現象でサンプル
が反応郡全体に充分に行き渡る長さであることが必要で
ある。 [0027]反応が終了した後、反応容器21を測定部
に移す。この測定部は、光源23、および血球分布パタ
ーンを拡大観察するための顕微鏡光学系25を具備し、
さらに拡大された反応部内の血球の分布を撮像する受光
素子26を有することもできる。抗原抗体反応の有無の
判別は、反応容器21の反応部5を光学系25で拡大し
、分布パターンを肉眼で観察することによって行なう。 また、肉眼で観察する代わりに、受光素子26によって
得られた画像をコンピューターで解析し、抗原抗体反応
の有無を判別することも可能である。 [0028]測定された血球の分布が第2図(A)に示
されるようなパターンを現わす場合には、サンプルの血
球表面にA型抗原が存在し、血球同士が抗A抗体によっ
て凝集していることを示している。また、血球の分布が
第2図(B)に示されるようなパターンを現わす場合に
は、サンプルの血球表面にはA型抗原が存在せず、血球
が反応容器の傾斜面を自由に転がっていったことを示し
ている。 [0029]同様にして、サンプルの抗B血清に対する
反応性を測定することができる。測定された抗A血清お
よび抗B血清に対する反応性から、サンプルの血液型を
判定することができる。すなわち、抗Aおよび抗B血清
の両者に対してサンプル中の血球が抗原抗体反応を示し
た場合には、サンプルの血液型はAB型であり、抗A血
清のみに対して反応した場合にはA型、抗B血清のみに
対して反応した場合にはB型、そしてどちらの抗血清に
対しても反応しない場合にはO型である。従来60分を
要していた血液型の判定が、この発明による反応容器キ
ットを用いることにより、約10分で行なうことが可能
となった。 [00301実験例2 HIVに対する抗体検査 第1図(A)ないし第1図(C)に示す反応容器キット
を用いたHIVに対する抗体検査を、第8図を参照して
説明する。 [00311まず、採血した血液を遠心等の方法で血球
成分15と血清成分14とに分離する。血液がヘパリン
等の抗凝固剤によって処理されている場合には、血清成
分14は血漿である。分離後の上清である血清成分14
の2μmと予め調製された溶液17の25μmとを試験
管19に入れて混合し、前反応させる。ここで、溶液1
7は、感作粒子を生理食塩水で1.0%(V/V)に希
釈したものであり、この感作粒子の表面にはHIV抗原
と同一のアミノ酸配列を有する有機的に合成したペプチ
ドが固定化されている。この感作粒子としては、ポリス
チレンやゼラチンを化学修飾した人工粒子、動物の赤血
球をグルタルアルデヒドなどで固定したもの等を使用す
ることができる。また、この粒子の感作させるための抗
原として、不活性化したウィルスや、遺伝子操作を利用
することにより大腸菌などによって生成された組換えタ
ンパクを用いることもできる。前反応を終えた感作粒子
浮遊液5μlを、分注器20を用いて反応容器21の反
応部5に分注し、25〜37℃で10分間インキュベー
トする。 [0032]反応が終了した後、実験例1と同様の方法
で、反応容器21の反応部5に沈殿した粒子の分布パタ
ーンを観察する。測定された粒子の分布が第2図(A)
に示されるようなパターンを現わす場合には、HIVに
対する抗体がサンプルの血清中に存在し、粒子同士が抗
HIV抗体によって凝集していることを示している。ま
た、粒子の分布が第2図(B)に示されるようなパター
ンを現わす場合には、感作粒子の表面抗原に反応する抗
体がサンプル中に存在していないことを示している。 [00331粒子に固定化する抗原の種類を変えること
により、HTLV−1,HB、淋病のようなHIV以外
のウィルスや細菌に対する抗体検査を行なうことができ
る。また、抗体を感作した粒子を用いることにより、H
Bs、薬物、癌マーカー等に対する抗原検査を行なうこ
とができる。さらに、異なる複数の色の粒子にそれぞれ
異なる抗体または抗原を結合させ、受光素子26に例え
ばカラーCCDカメラを使用する場合には、−度に複数
の抗体検査あるいは抗原検査を行うことが可能である。 [0034]この発明の反応容器キットを用いることに
より、従来の1/6の時間で、高い感度に判定を行なう
ことができる。また、高価な粒子試薬の使用量も従来よ
り少なくて済む。 [0035]実験例3 抗体を予め固定化した反応容器を用いたABO型の表検
査 まず、第1図(A )ないし第1図(C)に示した反応
容器キットの反応部5に、以下に記載の方法に従って血
球表面のA型抗原に対する抗血清を固定化する。 [0036]初めに、標準抗A血清(オルソ社製)を、
0.15MのNaClを含む10mM Tris−HC
I緩衝液、pH9で1/10に希釈する。この希釈液5
μlを、反応容器の下板2の反応部5に滴下する。滴下
した後、希釈液が乾燥しないように加湿状態を保ちなが
ら37℃で1時間インキュベートする。次いで、0.1
5MのNaClを含有する10In!Tiリン酸緩衝液
、pH7,2を滴下することにより、反応部5を洗浄す
る。軽く下板2を振ることによって洗浄液を除去した後
、3%(W/V)ウシ血清アルミブンおよび0.15M
のNaClを含有する10m1の10mMリン酸緩衝液
、pH7,2を反応部5に滴下し、加湿状態にして室温
で1時間インキュベートする。この操作によって、反応
部において非特異的に血球を吸着する部分がブロックさ
れる。インキュベート終了後、0.15MのNaClを
含有する10mMリン酸緩衝液、pH7,2を用いて反
応部5を洗浄する。反応容器を長期にわたって保存する
場合には、最後の洗浄液に0.02%(W/ v) N
aN3を添加して使用し、洗浄後には4℃で保存する。 下板2だけではなく上板4も血球の非特異的な結合が生
じないように処理をする。すなわち、3%(w/V)ウ
シ血清アルミブンおよび0.15MのNaClを含有す
る10mMリン酸緩衝液、pH7,2に室温で1時間漬
けた後、0.15MのNaClを含む10mMリン酸緩
衝液、pH7,2で洗浄する。反応容器を長期間保存す
る場合には、下板の場合と同様に、最後の洗浄液に0.
02%(W/ v) NaN3を添加し、4℃で保存す
る。これらの下板2および上板4に加えて2個のスペー
サー3を用いて反応容器を組み立て、両面テープや接着
剤で固定する。 [00371次に、この抗血清を固定化した反応容器キ
ットを用いたABO型の表検査を第8図を参照して説明
する。なお、ここで用いるキットは、スペーサーの厚さ
が80μm、2個のスペーサーの間隔が0.5mmおよ
び反応部の長手方向の長さが5mmである反応容器と傾
斜角が45°の反応容器載置台とからなるキットである
。 [0038]採血した血液を遠心等の方法で血球成分1
5と血清成分14とに分離する。このとき、血液がヘパ
リン等の抗凝固剤によって処理されている場合には、血
清成分14は血漿である。次に、沈殿した2μmの血球
成分15と98μmの溶液17とを試験管19内で混合
し、2%血球浮遊液18を調製する。ここで、溶液17
は生理食塩水である。この血球浮遊液18を、上述のよ
うに抗A血清を固定化した反応容器21の反応部5に、
分注器20を用いて注入する。分注後、反応容器を反応
容器載置台1の傾斜面に載置し、反応容器に振動を与え
ないようにして、36℃程度で10分間インキュベート
する。サンプルの分注は、反応容器21を予め反応容器
載置台1に載置した状態で行なうこともできる。 [0039]反応が終了した後、実験例1と同様の方法
で、反応容器19の反応部5に沈殿した粒子の分布パタ
ーンを観察する。サンプルの血球表面にA型抗原が存在
する場合には、血球と反応容器に固定化された抗A血清
とが結合し、血球が反応部5のほぼ全体に一様に分布す
る。したがって、この場合の血球の分布は第7図(A)
に示されるようなパターンを現わす。また、サンプルの
血球表面にはA型抗原が存在しない場合には、血球が反
応容器に固定化された抗A血清と結合しないので、血球
が傾斜した反応容器21の下板2上を自由に転がってい
く。したがって、この場合の血球の分布は第7図(B)
に示されるようなパターンを現わす。このように、反応
後の血球の分布パターンの違いから、サンプルの血球表
面のA型抗原の有無を判定することができる。同様にし
て、サンプルの抗B血清に対する反応性を測定すること
により血球表面のB型抗原の有無を判定することができ
る。 [00401測定された抗A血清および抗B血清に対す
る反応性から、サンプルの血液型を判定することができ
る。すなわち、抗Aおよび抗B血清の両者に対してサン
プル中の血球が抗原抗体反応を示した場合には、サンプ
ルの血液型はAB型であり、抗A血清のみに対して反応
した場合にはA型、抗B血清のみに対して反応した場合
にはB型、そしてどちらの抗血清に対しても反応しない
場合には0型である。 [00411従来60分を要していた血液型の判定が、
この発明による反応容器を用いることにより、約10分
で行なうことが可能となった。 [00421実験例4 抗原を予め固定化した反応容器を用いた、HIVに対す
る抗体検査 実験例3における抗血清の代わりに、種々の抗原を反応
容器に固定化することによって各種の抗体検査を行なう
ことができる。そのような方法による、HIVに対する
抗体検査方法を、第9図を参照して説明する。 [00431まず、実験例3と同様の方法で、反応容器
の反応部5にHIV抗原を固定化する。反応容器に固定
化するHIV抗原としては、化学的に合成されたHIV
ウィルスの表面抗原、大腸菌によって生産されたHIV
の組換えタンパク質、HIVウィルスそのものなどを使
用することができる。 [00441次に、採血した血液を遠心等の方法で血球
成分15と血清成分14とに分離する。このとき、血液
がヘパリン等の抗凝固剤で処理されている場合には、血
清成分14は血漿である。得られた血清成分14を試験
管19に2μm採取し、さらに生理食塩水187xlを
添加して混合する。この血清希釈液27の5μmを、H
IV抗原を固定化した反応容器21に、分注器34を用
いて分注する。分注後、反応容器を37℃で2分間イン
キュベートする。反応後、ノズル35を用いて、洗浄用
の生理食塩水を反応容器21の反応部5に送り込み、同
時に反対側からノズル36で廃液を吸引する。これによ
り、反応部5を洗浄し、反応容器21に固定化された抗
原と反応しなかった血清成分を洗い流すことができる。 反応部5に残存する洗浄液は、ろ紙を用いて拭い取った
り、ノズルから空気を吹付けて除去することが好ましい
。 [00451次いで、ヤギ抗ヒト抗体を固定化した粒子
試薬33を、ノズル37を用いて反応容器に分注し、3
7℃で10分間インキュベートする。ここで用いる抗ヒ
ト抗体としては、マウス等が産生じたモノクローナル抗
体を用いることもでき、さらにプロティンA等の抗体に
結合する性質を有する物質を用いることもできる。また
、抗体を固定化する粒子には、グルタルアルデヒド等に
よって固定された赤血球やポリスチレン等の人工粒子を
用いることができる。 [0046]反応が終了した後、実験例1と同様の方法
で、粒子の分布パターンを観察する。HIVに対する抗
体がサンプルの血清中に存在する場合には、この抗体が
反応容器に固定化されたHIV抗原に結合し、さらに、
表面に抗ヒト抗体が固定化された粒子が抗原に結合した
抗体に結合する、したがって、この場合の粒子の分布は
、第7図(A)に示されるようなパターンを現わす。 また、サンプルの血清中にHIVに対する抗体が存在し
ない場合には、粒子は反応を起こすことなく傾斜した反
応容器の下板上を自由に転がっていく。したがって、こ
の場合の粒子の分布は第7図(B)に示されるようなパ
ターンを現わす。 [0047]この反応容器キットを用いることにより、
従来要した60−120分を大幅に短縮した時間で、高
感度の検査を行なうことができる。反応容器に固定化す
る抗原の種類を変えることにより、HTLV−I、HT
LVIIのようなHIV以外のウィルスや細菌に対する
抗体の検出も可能になる。また、一般に、抗体は2ない
し10個の抗原結合部位を有している。したがって、反
応容器に固定化した抗原と同じ抗原を固定化した粒子も
、粒子試薬31として使用することができる。さらに、
反応容器と粒子の両者に抗体を固定化することにより、
従来サンドイツチ法として知られる抗原検査を行なうこ
とも可能である。 [00481 【発明の効果]本発明によれば、微量のサンプルを毛管
現象により反応部へ導入するから、反応部におけるサン
プル液量は常に一定である。したがって、再現性良く高
感度に凝集試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図(A)は、この発明の反応容器キットの
一実施態様を示す斜視図、第1図(B)は、第1図(A
)に示したキットにおける反応容器のX1方向から見た
平面図、第1図(C)は、第1図(B)に示した反応容
器の断面を示す図、
【図2】第2図(A)は、第1図に示した反応容器キッ
トを用いた凝集試験において、凝集反応があった場合の
沈殿粒子の分布パターンを示す図、第2図(B)は、第
1図に示した反応容器キットを用いた凝集試験において
、凝集反応が無かった場合の沈殿粒子の分布パターンを
示す図、
【図3】第3図(A)は、スペーサーの形状が異なる変
形例を示す斜視図、第3図(B)は、第3図(A)に示
すキットにおける反応容器の平面図、
【図4】第4図(A)は、スペーサーの形状が異なる他
の変形例を示す斜視図、第4図(B)は、第4図(A)
に示すキットにおける反応容器の平面図、
【図5】第5
図(A)は、反応容器と反応容器載置台とを一体に形成
した変形例を示す斜視図、第5図(B)は、第5図(A
)に示すキットの平面図、
【図6】第6図(A)は、反
応容器と反応容器載置台とを一体に形成した別の変形例
を示す斜視図、第6図(B)は、第6図(A)に示すキ
ットのY2方向から見た平面図、第6図(C)は、第6
図(A)に示すキットのX2方向から見た平面図、
【図7】第7図(A)は、反応部に抗体を固定化した第
1図で示した反応容器キットを用いた凝集試験において
、凝集反応があった場合の沈殿粒子の分布パターンを示
す図、第7図(B)は、反応部に抗体を固定化した、第
1図で示した反応容器キットを用いた凝集試験において
、凝集反応が無かった場合の沈殿粒子の分布パターンを
示す図、
【図8】第8図は、第1図に示す反応容器キットを用い
た凝集試験の工程を示す図、
【図9】第9図は、第1図に示す反応容器キットを用い
た凝集試験の別の工程を示す図である。
【符号の説明】
1 反応容器載置台 2 下板      3 スペーサー 4 上板      5 反応部 12  サンプル導入路
【図3】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凝集反応の有無を判定するための反応容器
    キットであって、毛管現象によってサンプルを吸引し得
    る断面積を有する反応部と該反応部の少なくとも一部に
    設けられた平坦な表面を有する透明板とを具備する反応
    容器、および該反応容器を所定の角度だけ傾斜させるた
    めの反応容器載置台とを具備するキット。
  2. 【請求項2】前記反応部が、2枚の対向する透明板と、
    この2枚の透明板の間に挿入されたスペーサーとによっ
    て形成された間隙である請求項1に記載のキット。
  3. 【請求項3】前記反応容器と前記反応容器載置台とが一
    体に形成されている請求項1に記載のキット。
  4. 【請求項4】少なくとも反応容器の底面に特異結合性を
    有する物質を固定化した請求項1に記載のキット。
  5. 【請求項5】凝集反応による粒子の凝集の程度を判定す
    る方法であって、特異結合性を有する粒子および特異結
    合性を有する物質を含有する粒子浮遊液を調製する工程
    と、請求項1に記載のキットの反応容器の反応部に、該
    粒子浮遊液を毛管現象により導入する工程と、該反応容
    器を、請求項1に記載のキットの反応容器載置台に載置
    して所定の時間静置する工程と、該反応容器の株に形成
    される粒子の分布パターンの形成過程および拡がりの程
    度を測定する工程とを有する方法。
JP41897890A 1989-12-28 1990-12-27 反応容器キット Withdrawn JPH04208836A (ja)

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DE69019326T2 (de) 1995-11-09
DE69019326D1 (de) 1995-06-14
EP0435245A2 (en) 1991-07-03
EP0435245B1 (en) 1995-05-10

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