JPH0420866A - 回転機械の逆回転検出装置 - Google Patents
回転機械の逆回転検出装置Info
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- JPH0420866A JPH0420866A JP12640490A JP12640490A JPH0420866A JP H0420866 A JPH0420866 A JP H0420866A JP 12640490 A JP12640490 A JP 12640490A JP 12640490 A JP12640490 A JP 12640490A JP H0420866 A JPH0420866 A JP H0420866A
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- Japan
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- rotation
- detectors
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、モーターやタービン等を駆動源とするポンプ
等の回転機械の保護装置に係り、特に回転機械か正規の
回転方向とは逆方向に回転したことを検出する回転機械
の逆回転検出装置に関する。
等の回転機械の保護装置に係り、特に回転機械か正規の
回転方向とは逆方向に回転したことを検出する回転機械
の逆回転検出装置に関する。
(従来の技術)
例えば、火力発電所においては多数のポンプが使用され
ているが、中でも、ボイラーへ水を送るボイラー給水ポ
ンプは特に重要である。
ているが、中でも、ボイラーへ水を送るボイラー給水ポ
ンプは特に重要である。
このボイラ給水ポンプは大きな駆動力を必要とするため
、駆動源としてモーターを用いることもあるか、多くの
場合はタービンが用いられる。また、ボイラー給水ポン
プの吐出圧力は高く、大容量プラントでは300〜40
0kg/c!gにも達する。
、駆動源としてモーターを用いることもあるか、多くの
場合はタービンが用いられる。また、ボイラー給水ポン
プの吐出圧力は高く、大容量プラントでは300〜40
0kg/c!gにも達する。
ところで、通常このボイラー給水ポンプは発電所の1階
面に設置され、ここから高所に向けて吐出側の配管か敷
設される。この吐出側配管には電動駆動の弁か設けられ
ており、ボイラー給水ポンプの停止と共に、これらの弁
を閉してポンプへの水の逆流を防いでいる。
面に設置され、ここから高所に向けて吐出側の配管か敷
設される。この吐出側配管には電動駆動の弁か設けられ
ており、ボイラー給水ポンプの停止と共に、これらの弁
を閉してポンプへの水の逆流を防いでいる。
(発明か解決しようとする課題)
上述のような構成の火力発電所において、ボイラー給水
ポンプの吐出側配管に介挿した弁に故障か生しると、ボ
イラー給水ポンプの停止後に、配管内に滞留していた水
かポンプ側へ逆流し、ボイラー給水ポンプが正規の回転
方向とは逆方向に回転させられることがある。この場合
には、ボイラー給水ポンプの駆動源であるタービンもポ
ンプと同じく逆回転することになるが、このような現象
が生じると、タービンには軸受損傷や翼の破損という重
大事故が発生する恐れがある。
ポンプの吐出側配管に介挿した弁に故障か生しると、ボ
イラー給水ポンプの停止後に、配管内に滞留していた水
かポンプ側へ逆流し、ボイラー給水ポンプが正規の回転
方向とは逆方向に回転させられることがある。この場合
には、ボイラー給水ポンプの駆動源であるタービンもポ
ンプと同じく逆回転することになるが、このような現象
が生じると、タービンには軸受損傷や翼の破損という重
大事故が発生する恐れがある。
本発明は、上述の従来技術の有する課題に鑑みてなされ
たもので、回転機械に逆回転が生じた場合、これを即座
に、かつ確実に検出できる回転機械の逆回転検出装置を
提供することを目的とするものである。
たもので、回転機械に逆回転が生じた場合、これを即座
に、かつ確実に検出できる回転機械の逆回転検出装置を
提供することを目的とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達するため、本発明の回転機械の逆回転検出
装置は、回転機械の回転軸に取付けられ、それと共に回
転して回転軸が回転していることを表示する回転表示部
と、この回転表示部の外側に取付けられ、前記回転表示
部の通過を検出する3個の検出器と、これらの検出器か
らの信号を演算し、前記回転機械の逆回転を検知する検
知器とを具備することを特徴とする。
装置は、回転機械の回転軸に取付けられ、それと共に回
転して回転軸が回転していることを表示する回転表示部
と、この回転表示部の外側に取付けられ、前記回転表示
部の通過を検出する3個の検出器と、これらの検出器か
らの信号を演算し、前記回転機械の逆回転を検知する検
知器とを具備することを特徴とする。
(作用)
3個の検出器は回転表示部の通過を検出し、信号を出力
する。検知器はこれら3個の検出器で検出される信号の
発生順序を演算し、これにより回転機械の正回転と逆回
転とを判定する。
する。検知器はこれら3個の検出器で検出される信号の
発生順序を演算し、これにより回転機械の正回転と逆回
転とを判定する。
(実施例)
次に、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図において、回転機械の回転軸1には、歯数が1枚
の歯車2を取付けである。この歯車2の外周上には、3
個の検出器3a、3b、3cが、回転軸1の円周方向に
、所定の角度θl、θ2を成して取付けられている。こ
れらの検出器3a、3b、3cとしては、一般にギャッ
プセンサーと呼ばれるものが用いられる。
の歯車2を取付けである。この歯車2の外周上には、3
個の検出器3a、3b、3cが、回転軸1の円周方向に
、所定の角度θl、θ2を成して取付けられている。こ
れらの検出器3a、3b、3cとしては、一般にギャッ
プセンサーと呼ばれるものが用いられる。
検知器4は、検出器3a、3b、3cの出力信号を検知
し、それらの到着時間の関係がら回転軸の回転方向を判
定する。
し、それらの到着時間の関係がら回転軸の回転方向を判
定する。
ギャップセンサーからなる検出器3a、3b、3cは、
歯車2と検出器3a、3b、3cの間隙の大きさを検出
し、これがある一定の値以上になると、それまでの出力
と比較して変化する様になっている。つまり、第1図の
ように歯車2に溝21が1個所ある場合、各々の検出器
3a、3b、3cは、常時は一定の出方を持続している
が、溝21が検出器に近ずいた時のみ出力が変化する。
歯車2と検出器3a、3b、3cの間隙の大きさを検出
し、これがある一定の値以上になると、それまでの出力
と比較して変化する様になっている。つまり、第1図の
ように歯車2に溝21が1個所ある場合、各々の検出器
3a、3b、3cは、常時は一定の出方を持続している
が、溝21が検出器に近ずいた時のみ出力が変化する。
これにより、溝21の通過を検出することができる。
第2図において、各検出器3a、3b、3cは上記のよ
うに歯車2の溝21が前面を通過する毎に”ON”とな
り、出力41 a % 4 l b −41cを発生す
る。検出器3aの出力41aは、論理和回路ANDを経
て出力42となり、論理積回路ORIに入力される。検
出器3bの出力41bは、論理反転回路NOTを経て出
力43となり、論理積回路ORIに人力される。
うに歯車2の溝21が前面を通過する毎に”ON”とな
り、出力41 a % 4 l b −41cを発生す
る。検出器3aの出力41aは、論理和回路ANDを経
て出力42となり、論理積回路ORIに入力される。検
出器3bの出力41bは、論理反転回路NOTを経て出
力43となり、論理積回路ORIに人力される。
論理積回路ORIの出力44は論理和回路ANDの他方
の端子に入力されると共に、論理積回路OR2に入力さ
れる。検出器3cの出力41cは直接、論理積回路OR
2に入力される。その結果、論理積回路OR2から警報
出力45が出力される。
の端子に入力されると共に、論理積回路OR2に入力さ
れる。検出器3cの出力41cは直接、論理積回路OR
2に入力される。その結果、論理積回路OR2から警報
出力45が出力される。
第3図は回転機械の回転軸が回転した場合のタイムチャ
ートを示す。なお、第3図では便宜上、満21の通過を
検知している状態を“ON” それ以外の状態を“OF
F”と表している。
ートを示す。なお、第3図では便宜上、満21の通過を
検知している状態を“ON” それ以外の状態を“OF
F”と表している。
ここで、第1図に示す矢印の方向を正回転、その逆向き
を逆回転とすると、回転軸が正回転している場合には、
第3図(A)に示すように、検出器3aの出力41aが
ON″し、暫くして検出器3bの出力41bが“ON”
し、また暫くして検出器3cの出力41cが“ON″す
る。っまり3a −5b−3c→3a・・・の順に4O
N″状態が移り変わる。一方、回転軸が逆回転した場合
には第3図(B)に示すように、3a −3c −+3
b −3a・・・順に“ON”状態か移り変わる。
を逆回転とすると、回転軸が正回転している場合には、
第3図(A)に示すように、検出器3aの出力41aが
ON″し、暫くして検出器3bの出力41bが“ON”
し、また暫くして検出器3cの出力41cが“ON″す
る。っまり3a −5b−3c→3a・・・の順に4O
N″状態が移り変わる。一方、回転軸が逆回転した場合
には第3図(B)に示すように、3a −3c −+3
b −3a・・・順に“ON”状態か移り変わる。
ここで検出器3aがON″した時刻を基準に考えた場合
、正回転であれば、検出器3bが検出器3cよりも先に
“ON”し、逆回転の場合はその逆になる事が分る。従
って、検出器3aが“ON” L、検出器3bが“ON
″する間に検出器3cがON”しなければ正回転と判定
できる。
、正回転であれば、検出器3bが検出器3cよりも先に
“ON”し、逆回転の場合はその逆になる事が分る。従
って、検出器3aが“ON” L、検出器3bが“ON
″する間に検出器3cがON”しなければ正回転と判定
できる。
一方、回転機械が逆回転すると、検出器3aが“ON”
し、検出器3bが“ON”する間に、検出器3Cが“O
N”するため、第2図に例示する回路を使用することに
より、論理積回路OR2から“ON”出力を含む警報出
力45が出力される場合は逆回転と判定し、検知器4よ
り警報を出力する。
し、検出器3bが“ON”する間に、検出器3Cが“O
N”するため、第2図に例示する回路を使用することに
より、論理積回路OR2から“ON”出力を含む警報出
力45が出力される場合は逆回転と判定し、検知器4よ
り警報を出力する。
なお以上の説明では、歯数が1枚の歯車2を回転表示部
とし、検出器3a、3b、3cとしてギャップセンサー
を使用した例につき説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
とし、検出器3a、3b、3cとしてギャップセンサー
を使用した例につき説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
例えば第4図に示すように、回転軸1に、歯数が1枚の
歯車2a、2b、2cを3個取付け、各々の歯車に対応
して、検出器3a、3b、3cを1個づつ配置し、前述
の順番に出力が出るよう歯車の取付は角度を変えるよう
にしてもよい。
歯車2a、2b、2cを3個取付け、各々の歯車に対応
して、検出器3a、3b、3cを1個づつ配置し、前述
の順番に出力が出るよう歯車の取付は角度を変えるよう
にしてもよい。
また、第5図に示すように、回転軸1に反射テープ21
を貼付け、この反射テープからの反射光の有無を光学式
の検出器3a、3b、3cによって検出するようにして
もよい。
を貼付け、この反射テープからの反射光の有無を光学式
の検出器3a、3b、3cによって検出するようにして
もよい。
[発明の効果]
上述のように、本発明による回転機械の逆回転検出装置
によれば、回転機械の逆回転を素早く、しかも確実に検
知でき、回転機械を安全に運転することができる。
によれば、回転機械の逆回転を素早く、しかも確実に検
知でき、回転機械を安全に運転することができる。
第1図は本発明装置の構成例を示す説明図、第2図は本
発明における検知器のロジック図、第3図(A)、(B
)は検出器および検知器の出力波形を示すタイムチャー
ト、第4図および第5図は本発明の他の実施例を示す説
明図である。 1・・・・・・・・回転軸 2・・・・・・・・・歯車 3a 、 3b 、 3c −・・検出器4・・・・・
・・・・検知器 21・・・・・・・・・溝 22・・・・・・・・・反射テープ 第 図 第2図 第3図
発明における検知器のロジック図、第3図(A)、(B
)は検出器および検知器の出力波形を示すタイムチャー
ト、第4図および第5図は本発明の他の実施例を示す説
明図である。 1・・・・・・・・回転軸 2・・・・・・・・・歯車 3a 、 3b 、 3c −・・検出器4・・・・・
・・・・検知器 21・・・・・・・・・溝 22・・・・・・・・・反射テープ 第 図 第2図 第3図
Claims (1)
- 回転機械の回転軸に取付けられ、それと共に回転して
回転軸が回転していることを表示する回転表示部と、こ
の回転表示部の外側に取付けられて前記回転表示部の通
過を検出する3個の検出器と、これらの検出器からの信
号を演算し、前記回転機械の逆回転を検知する検知器と
を具備することを特徴とする回転機械の逆回転検出装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12640490A JPH0420866A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 回転機械の逆回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12640490A JPH0420866A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 回転機械の逆回転検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420866A true JPH0420866A (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=14934318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12640490A Pending JPH0420866A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 回転機械の逆回転検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420866A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100569889B1 (ko) * | 2003-10-14 | 2006-04-11 | (주)대진정공 | 펌프의 역회전 방지방법 |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP12640490A patent/JPH0420866A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100569889B1 (ko) * | 2003-10-14 | 2006-04-11 | (주)대진정공 | 펌프의 역회전 방지방법 |
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