JPH04208286A - ピロロ〔1,2―i〕〔1,7〕フェナントロリン―2―カルボン酸化合物およびその製造法 - Google Patents

ピロロ〔1,2―i〕〔1,7〕フェナントロリン―2―カルボン酸化合物およびその製造法

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JPH04208286A
JPH04208286A JP33366390A JP33366390A JPH04208286A JP H04208286 A JPH04208286 A JP H04208286A JP 33366390 A JP33366390 A JP 33366390A JP 33366390 A JP33366390 A JP 33366390A JP H04208286 A JPH04208286 A JP H04208286A
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carboxylic acid
phenanthroline
pyrrolo
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JP33366390A
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Takahiro Nagamatsu
永松 恭浩
Noritoshi Asahara
麻原 教憲
Kazuo Masuda
増田 和夫
Masao Yajima
矢島 正夫
Jun Takagi
純 高木
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Tokyo Tanabe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tanabe Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗菌活性を有する新規ピロロ〔l。
2−i)(1,7)フェナントロリン−2−カルボン酸
化合物およびその製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来、合成抗菌剤として、ピリド(1,2,3−’de
)(’1.4)ベンゾオキサジン−6−カルボン酸構造
を有する化合物(オフロキサシン;特開昭57−469
86号公報、特開昭60−34968号公報)、 (オフロキサシン) 4−オキソキノリン−3−カルボン酸構造を有する化合
物(シプロフロキサシン;特開昭58−74667号公
報)、 (シプロフロキサシン) ピロロ(1’、2’: 4.5)(1,4)オキサジノ
(3,2−h)−キノリン−2−カルボン酸構造を有す
る化合物(特開昭62−72686号公報)、 などが知られている。
これらは新キノロン剤と呼ばれ、優れた抗菌力、広域性
、比較的長い血中半減期、良好な組織内移行性など優れ
た特徴を有し、しかも経口剤であることから臨床上広く
使用されている。
しかし、近年、これらの新キノロン剤にも次々と耐性菌
が見いだされ臨床上重大な問題となっている。
とりわけメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(以下rMR3
AJ という。)は、セフェム系薬、ペニシリン系薬、
アミノ配糖体系薬、新キノロン剤など多くの薬剤に耐性
を示し、MR3Aによる感染症に有効な薬剤が少なく治
療が非常に困難であることから、これらに抗菌活性を示
す効果的な治療薬が緊急に必要となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、より有効な抗菌活性を有する化合物を見出
すべく研究を重ねた結果、ピロロ(1゜2−i)(1,
7)フェナントロリン−2−カルボン酸構造を有する新
たな化合物が、強い抗菌活性を有し、しかも従来の新キ
ノロン剤では効果が十分でなかったMR3Aにも有効で
あることを見いだし、本発明に到達したものである。
本発明の目的は、抗菌剤として有用なピロロ〔1,2−
i)C1,7)フェナントロリン−2−カルボン酸化合
物およびその製造法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、下記の一般式(I) (式中、R3は1ないし4個の炭素原子を有する無置換
もしくはハロゲン置換されたアルキル基、3ないし5個
の炭素原子を有する無置換もしくはハロゲン置換された
シクロアルキル基、2もしくは3個の炭素原子を有する
アルケニル基またはハロゲン原子もしくは水酸基で置換
されたフェニル基を表し、R2およびR3は同一または
異なって、水素原子、水酸基、メチル基またはアミノ基
を表し、Xはフッ素原子、塩素原子または臭素原子を表
す) で示されるピロロ(1,2−i)(1,7)フェナント
ロリン−2−カルボン酸化合物が提供される。
本発明化合物を製造するには、まず下記の一般式(II
) (式中、R3およびXは前記定義通りであり、Yはフッ
素原子、塩素原子または臭素原子を表し、R4は水素ま
たは1ないし4個の炭素原子を有するアルキル基を表す
) て示される4−オキソキノリン−3−カルボン酸化合物
と、下記の一般式(I[) (式中、R2およびR3は前記定義通りであり、R5は
水素または1ないし4個の炭素原子を有するアルキル基
を表す) で示される2−ピロリジル酢酸化合物を塩基の存在下で
反応させ、下記の一般式(IV)(式中、R+ 、R2
、R3、R4、R5およびXは、前記定義通り) て示される化合物を得る。
上記化合物(I[)と化合物(L)の反応に用いられる
塩基としては、ピリジン、トリエチルアミンまたは1.
8−ジアザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデセン等
が用いられる。これらの塩基の添加量は、原料化合物に
対し1〜10倍当量が適当である。また、溶媒には、1
,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N、N’ −
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキ
サン、アセトニトリルまたはこれらの2種以上の混合液
が用いられる。反応温度は50〜150°Cか良く、反
応時間は20分〜24時間が良い。なお、化合物(II
I)は、J、 Chem、 Soc、 、 Chem、
 Commun、 、 874頁(1984年)または
Tet、 Letters、 29巻、 5949頁(
1988年)に記載の方法を用いて製造することができ
る。
次に、前記化合物(IV)を縮合剤を用いて環化させ目
的化合物CI)を得る。
縮合剤としては、ポリリン酸、ポリリン酸エステルまた
は硫酸等が用いられる。これらの縮合剤の添加量は、化
合物(IV)に対し2〜50倍量か良く、好ましくは5
〜20倍量が適当である。反応温度は20〜200℃か
良く、反応時間は10分〜5時間が良い。
また、化合物(I)の生理的に許される塩としてはナト
リウム、カリウム、カルシウムもしくはマグネシウムの
ような金属塩、または有機塩基との塩が挙げられる。こ
れらの塩は、化合物CI)に対し1当量ないしは過剰量
のアルカリまたは有機塩基を反応させることによって得
られる。
(以下余白) 〔発明の効果〕 本発明化合物は、種々のダラム陽性菌およびダラム陰性
菌に対して抗菌活性を有する。
以下、本発明化合物の代表例の試験管内抗菌活性を種々
のダラム陽性菌およびダラム陰性菌の標準画及び臨床分
離のMR3Aに対する最小発育阻止濃度により説明する
。最小発育阻止濃度(37°Cで20時間培養)は、日
本化学療法学会標準法(日本化学療法学会雑誌 29巻
1号76頁1981年)により測定した。
本発明化合物の代表例として、11−フルオロ−4−(
2,4−ジフルオロフェニル)−1,4゜5.6,6a
、7.8.’9−オクタヒドロ l+5−ジオキソ−ピ
ロロ(1,2−i)(1,7)フェナントロリン−2−
カルボン酸(以下「化合物l」という。)の試験結果を
表−1に示す。なお、同表には、上記と同様の方法で試
験したオフロキサシンおよびシプロフロキサシンの試験
管内抗菌活性の結果を比較のため併記した。
〔参考例1〕 7−(2−カルボキシメチル−1−ピロリジル)−]−
(]2.4−ジフルオロフェニル−6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸: 6.7−ジフルオロ−1−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸エチル3.0g(8,2mM)、2−ピロリジ
ル酢酸エチル3.9g(25mM)、1.8−ジアザビ
シクロ(5,4,0)−7−ウンデセン2.4g(15
,8mM)に1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
6、0 mlを加え、90〜95°Cで1時間撹拌した
。反応後、水を加えてクロロホルムで抽出した。抽出液
を乾燥し、減圧濃縮後、得られた残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=11
)で精製し、1−(2,4−ジフルオロフェニル) −
7−(2−エトキシカルボニルメチル−1−ピロリジル
)−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸エチル(3,2g、78%)を得
た。このジエステル(2゜6g、5.2mM)のメタノ
ール(40+nA’)溶液に10%水酸化ナトリウム水
溶液15m1’を加え、室温で一晩撹拌した。反応後、
IN塩酸を加えて酸性(pH1〜2)に調整し、析出し
た結晶を濾取し、下記の物性値を示す標題化合物(2,
0g、91%)を得た。  、 融点=279〜281”C 元素分析値(C22817F 2N 206として)・
CHN 理論値(%)   59.20 3.84  6.27
実測値(%)   58.99 3.80  6.21
〔実施例1〕 化合物l: 参考例1で合成したジカルボン酸0.7g(1,6m 
M )をポリリン酸8gに加え、90〜100°Cで4
0分間攪拌した。反応後、水100m1を加えて析出し
た沈澱物を濾取し、水洗後、乾燥した。
この固形物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム→クロロホルム:メタノール〔−19:1)
)で精製し、下記の物性値を示す標題化合物(0,31
g、46%)を得た。
形状・黄色の結晶性粉末 融点=300°C以上 元素分析値(C,2H,5F3N20.として):C’
HN 理論値(%)   61.68 3.53  6.54
実測値(%)   61.66 3.58  6.49
’H−NMR(δppm、重トリフルオロ酢酸)。
1.8−2.0(IH,m)、 2.1−2.3(IH
,m)、 2.3−2.5(18、m)、 2.5−2
.6(IH,m)、 2.6(IH,dd)、 2.8
(lH,dd)、 3.9−4.1(lH,m)、 4
.2−4.3(IH,m)。
4.4−4.6(IH,m)、 7.0−7.1(IH
,d)、 7.2−8.1(IH,m)、 8.1(I
H,d)、 9.0−9.1(IH,m)IR(cm−
’、KBr) 3100−2500.1735.1630.1500.
1450.1280゜1220.800 〔参考例2〕 7−(2−カルボキシメチル−1−ピロリジル)−1−
エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−才キソ
キノリン−3−カルボン酸。
6.7−ジフルオロ−1−エチル−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸エチル3.0g 
(11mM) 、2−ピロリジル酢酸エチル3.9g(
25mM)、i、s−ジアザビシクロ(5,4,0)−
7−ウンデセン2.4 g (15゜8mM)に1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン6、0 mlを加え
、80〜90°Cで40分間撹拌した。反応後、水を加
えてクロロホルムで抽出した。抽出液を乾燥し、減圧濃
縮後、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:メタノール−30・1)で精製し
、7−(2−エトキシカルボニルメチル−1−ピロリジ
ル)−1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸エチル(2,6g
、56%)を得た。このジエステル(2,6g)のメタ
ノール(50艷)溶液に10%水酸化ナトリウム水溶液
9.0−を加え、室温で4時間撹拌した。反応後、IN
塩酸を加えて酸性(pH1〜2)に調整し、析出した結
晶を濾取し、下記の物性値を示す標題化合物(1,2g
、53%)を得た。
(以下、余白) 融点:260°C付近(分解) 元素分析値(C,、H,FN205として):HN 理論値(%)59.66 5.28. 7.73実測値
(%)   59.82 5.37  7.63’H−
NMR(δppm、重ジメチルスルホキシド): 1.4(3H,t)、 1.9−2.2(4H,m)、
 2.4(IH,dd)。
2.6(IH,d)、 3.4−3.5(IH,m)、
 3.7−3.8(IH,m)、 4.5−4.6(3
H,m)、 6.8(IH,d)、 7.8(IH,d
)、 8.9(IH,s)、 12.4(IH,br)
、 15.2(IH,br)IR(cm−’、KBr) 3400−2400.1730.1635. t4so
、1360.1+90. soo;〔実施例2〕 11−フルオロ−4−エチル−1,4,5’、6゜6a
、7,8.9−オクタヒドロ−1,5−ジオキソ−ピロ
ロ(1,2−i)N、7)フェナントロリン−2−カル
ボン酸: 参考例2て合成したジカルボン酸0.53g(1゜46
mM)をポリリン酸10gに加え、95°Cて1時間撹
拌した。反応後、水100m1を加えてクロロホルムで
抽出した。抽出液を乾燥し、減圧濃縮後、得られた残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール−19=1)で精製し、下記の物性値を
示す標題化合物(0,22g、44%)を得た。
形状:黄色の結晶性粉末 融点=290℃付近(分解) 元素分析値(C,、H,7FN、04として)・HN 理論値(%’)   62.79 4.97  8.1
3実測値(%)   62.77 4.89  8.1
8IH−NMR(δppm、重りoロホルム):1.4
(3H,t)、 1.8−1.9(IH,m)、 2.
0−2.1(lH,m)、 2.2−2.3(IH,m
)、 2.4−2.6(2H,m)、 2.8(IH,
dd)、 4.0−4.1(2H,m)、 4.2−4
.3(3H,m)。
8.0(IH,d)、 8.7(IH,s)、 15.
2(IH,br)IR(cm−’、KBr) 3050、2900−2400.1725.1650.
1630.1235.800゜〔参考例3〕 7−(2−カルボキシメチル−1−ピロリジル)−1−
シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸・ 6.7−ジフルオロ−1−シクロプロピル−1゜ン酸エ
チル1. Og (3,6rnM) 、2−ピロリジル
酢酸エチル1.2 g (7,6mM)、1,8−ジア
ザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデセン2.0g(
13mM)に1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
2.0 mlおよびジオキサン3.0 mlの混合液を
加え、95〜100°Cで2時間撹拌した。反応後、ジ
オキサンを減圧留去し、水を加えてクロロホルムで抽出
した。抽出液を乾燥し、減圧濃縮後、得られた残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル(=9:1)→酢酸エチル)で精製し、1−シク
ロプロピル−7−(2−エトキシカルボニルメチル−1
−ピロリジル)−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸エチル(1,1g、
72%)を得た。このジエステル(0,64g、1゜5
mM)のメタノール(10艷)溶液に10%水酸化ナト
リウム水溶液4.0 mlを加え、室温で4時間撹拌し
た。反応後、IN塩酸を加えて酸性(pH1〜2)に調
整し、析出した結晶を濾取し、下記の物性値を示す標題
化合物(0,27g、52%)を得た。
融点:272°C 元素分析値(C+ * Hl* F N 20 sとし
テ)・CH’N 理論値(%)   60.96 5.12  7.48
実測値(%)   60.91 5.12  7.44
’H−NMR(δppm、重ジメチルスルホキシド): 1.1−1.4(4H,m)、 1.8−2.3(4H
,m)、 2.4(IH。
dd)、 2.7(IH,d)、 3.4−3.6(I
H,m)、 3.7−3゜9(2H,m)、 4.4−
4.6(IH,m)、 7.2(IH,d)、 7.8
(IH,d)、 8.6(IH,s)、 12.4(I
H,br)、 15.2(IH,br) = 25− 〔実施例3〕 11−フルオロ−4−シクロプロピル−1,4゜5.6
.6a、7,8.9−オクタヒドロ−1゜5−ジオキソ
−ピロロC1,2−i)C1,7)フェナントロリン−
2−カルボン酸: 参考例3で合成したジカルボン酸0.20g(0゜53
mM)をポリリン酸11gに加え、95°Cで20分間
撹拌した。反応後、水100m1を加えてクロロホルム
で抽出した。抽出液を乾燥し、減圧濃縮後、得られた残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム→クロロホルム:メタノール(=50:1))で精
製し、下記の物性値を示す標題化合物(0,13g、6
7%)を得た。
形状:黄色の結晶性粉末 融点:300℃以上 元素分析値(C,、H,、FN20.として):HN 理論値(%”)   64.04 4.81  7.8
6実測値(%)64.11 4.70  7.92IH
−NMR(δppm、重クロロホルム):0.5−0.
6(IH,m)、 0.8−1.0(2H,m)、 1
.2−1.3(IH,m)、 1.8−1.9(IH,
m)、 2.0−2.4(2H,m)。
2.4−2.6(IH,m)、 2.6(IH,dd)
、 2.9(IH,dd)。
3.9−4.2(4H,m)、 7.9(IH,d)、
 8.8(IH,s)、 15、0(IH,br) IR(cm−’、KBr) 3070、2800−2400.1735.1670.
1635.1440.810特許出願人  東京田辺製
薬株式会社 代理人 弁理士  松 山 直 行

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は1ないし4個の炭素原子を有する無置
    換もしくはハロゲン置換されたアルキル基、3ないし5
    個の炭素原子を有する無置換もしくはハロゲン置換され
    たシクロアルキル基、2もしくは3個の炭素原子を有す
    るアルケニル基またはハロゲン原子もしくは水酸基で置
    換されたフェニル基を表し、R_2およびR_3は同一
    または異なって、水素原子、水酸基、メチル基またはア
    ミノ基を表し、Xはフッ素原子、塩素原子または臭素原
    子を表す) で示されるピロロ〔1,2−i〕〔1,7〕フェナント
    ロリン−2−カルボン酸化合物もしくは生理的に許され
    る塩またはそれらの水和物。 2、11−フルオロ−4−エチル−1,4,5,6,6
    a,7,8,9−オクタヒドロ−1,5−ジオキソ−ピ
    ロロ〔1,2−i〕〔1,7〕フェナントロリン−2−
    カルボン酸である請求項1記載のピロロ〔1,2−i〕
    〔1,7〕フェナントロリン−2−カルボン酸化合物も
    しくは生理的に許される塩またはそれらの水和物。 3、11−フルオロ−4−シクロプロピル−1,4,5
    ,6,6a,7,8,9−オクタヒドロ−1,5−ジオ
    キソ−ピロロ〔1,2−i〕〔1,7〕フェナントロリ
    ン−2−カルボン酸である請求項1記載のピロロ〔1,
    2−i〕〔1,7〕フェナントロリン−2−カルボン酸
    化合物もしくは生理的に許される塩またはそれらの水和
    物。 4、11−フルオロ−4−(2,4−ジフルオロフェニ
    ル)−1,4,5,6,6a,7,8,9−オクタヒド
    ロ−1,5−ジオキソ−ピロロ〔1,2−i〕〔1,7
    〕フェナントロリン−2−カルボン酸である請求項1記
    載のピロロ〔1,2−i〕〔1,7〕フェナントロリン
    −2−カルボン酸化合物もしくは生理的に許される塩ま
    たはそれらの水和物。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびXは前記定義通りであり、Yはフ
    ッ素原子、塩素原子または臭素原子を表し、R_4は水
    素または1ないし4個の炭素原子を有するアルキル基を
    表す) で示される4−オキソキノリン−3−カルボン酸化合物
    と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_2およびR_3は前記定義通りであり、R
    _5は水素または1ないし4個の炭素原子を有するアル
    キル基を表す) で示される2−ピロリジル酢酸化合物を塩基の存在下で
    反応させることによって得られる一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5およ
    びXは、前記定義通り) で示される化合物を縮合剤を用いて環化させることを特
    徴とする請求項1記載のピロロ〔1,2−i〕〔1,7
    〕フェナントロリン−2−カルボン酸化合物もしくはそ
    れらの生理的に許される塩またはそれらの水和物の製造
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011031744A1 (en) * 2009-09-09 2011-03-17 Achaogen, Inc. Antibacterial fluoroquinolone analogs

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WO2011031744A1 (en) * 2009-09-09 2011-03-17 Achaogen, Inc. Antibacterial fluoroquinolone analogs

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