JPH0420805A - レーザ・スペックル変位計測装置 - Google Patents

レーザ・スペックル変位計測装置

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JPH0420805A
JPH0420805A JP12647290A JP12647290A JPH0420805A JP H0420805 A JPH0420805 A JP H0420805A JP 12647290 A JP12647290 A JP 12647290A JP 12647290 A JP12647290 A JP 12647290A JP H0420805 A JPH0420805 A JP H0420805A
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JP
Japan
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liquid crystal
measured
laser
signal
light
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Pending
Application number
JP12647290A
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English (en)
Inventor
Seiichi Nishida
西田 聖一
Masayoshi Murata
正義 村田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミックスやCFRP等の新素材についての
強度実験、タービン翼やエンジン等についての強度実験
、ボイラや橋梁さらには船舶等の各徨構造物などの強度
実験に用いられるレーザ・スペックル変位計測装置に関
する。
〔従来の技術〕
第2図は従来のレーザ・スペックル変位計測装置(スペ
ックル写真法と呼ばれる)のスペックルグラム作成装置
の構成を示し、第3図は従来装置のスペックルグラム解
析装置の構成を示す。第2図において、1は試験片であ
り、その上端は固定治具2により固定されている。3は
試験片1に荷重をかけるための重りで、上記試験片1の
下端に取付けられている。4は試験片を照明するための
レーザ光源であり2通常0.6328μmの波長のレー
ザ光を発生するHe−Neレーザなどが用いられる。5
はレンズであり一1上記4で発生したレーザ光を拡げて
試験片1を一様な明るさに照明する。7はカメラであり
上記レーザ照明による試験片の像すなわち、スペックル
像を倍率Mで写真撮影する。
第3図において、14はスペックルグラム(フィルム又
は写真乾板)で、上記第2図に示した装置で撮影したス
ペックル写真を現像したものである。15はスクリーン
で、上記スペックルグラム14から距離りの位置に、平
行に設置され、ヤング縞を写し出す。
このように構成された従来装置では次の手順で計測を行
う。
(1)  試験片1の変形前のスペックル像の写真撮影
を行うべく、まず第2図に示す装置を用いレーザ光源4
を作動させレーザ光線をレンズ5を介して試験片1上の
計測面に照射する。
そして、カメラ7を作動させて、スペックル像を倍率M
で写真撮影する。(これで第1回目の露光終了となる。
) 次に、試験片1に重り3の負荷を加えて試験片1の変形
後のスペックル像の写真撮影を行うべく試験片1が変形
したあと、上記(1)と同様にして、スペックル像をカ
メラ7で撮影する。
このときフィルム(又は写真乾板)上には試験片1の変
形前後におけるスペックル像が2重露光撮影される。こ
れを現像してスペックルグラム14を完成する。
(3)  スペックルグラム14を解析して面内変位量
を求めるためには第3図に示す装置を用いる。
まず、レーザ光源4を作動させ、レーザ光線をスペック
ルグラム14に照射する。スクリーン15には、スペッ
クルグラム14上のレーザースポットの位置の面内変位
に対応した。ヤング縞と呼ばれる等間隔で平行な明暗の
干渉縞が発生する。面内変位の大きさaは次式から算出
する。
a=生     ・・・・・・・・・ (1)d 但し、λ:レーザの波長 L:スペックルグラムとスクリーンの 距離 M:撮像倍率 d:ヤング縞の間隔 面内変位の方向はヤング縞に直角な方向となる。したが
って、スクリーン15に発生したヤング縞の間隔と方向
を求めることにより面内変位量を非接触式で計測するこ
とができる。
(4)面内変位分布を得るためには、スペックルグラム
14上の任意の点にレーザビームを照射し。
上記(3)と同様の手順を実施する。(Po1nt b
yPoint でレーザビームをトラバースする。)こ
の従来装置によれば非接触方式により、−枚のスペック
ルグラム(ネガ)で、2次元の面内変位分布を得ること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の従来技術では二重露光写真撮影時にレーザ反射光
の光強度分布調整が出来ないので。
例えば2次のような条件; (1)高温物体など物体表面の光反射率が著しく異なる
場合。
(2)円筒などの曲面部で金属光沢がある場合。
(3)レーザ照明用のレンズに傷・汚れがある場合。
では二重露光写真にムラが生じ、写真全体すなわち、計
測面全体において一様にコントラストの良いヤング縞を
得ることが困難となる。したがって、計測できないポイ
ントが増加するので実用上問題である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前述の課題を解決するために、被測定物表面の
光反射率が著しく異なる場合に被測定物の変形前後にお
ける二重露光写真の光強度分布のムラを一様にするよう
にする手段を設けたものである。即ち1本発明は、被測
定物にレーザ光線を照射して該被測定物の変形前後の二
重露光写真を撮影し、該写真にレーザ光をスポット照射
することにより該写真より発する干渉縞を解析して被測
定物の面内変位を計測するため撮影装置であって、レー
ザ光を被測定物に照射する光源と、同被測定物からの反
射光を撮影するカメラとを具備した変位計測装置におい
て。
光源と被測定物の間に配設した液晶板と、該液晶板を介
して被測定物に照射されたレーザ光の反射光を二方向に
分割するビームスプリッタと。
該ビームスプリッタの一方の反射光を受光するイメージ
センサと、該イメージセンサの映像信号を受信し、該受
信信号の明暗信号を反転して前記液晶板を制御する演算
制御装置とを具備してなることを特徴とするレーザ・ス
ペックル変位計測装置を提供するものである。
〔作用〕
本発明は前述の構成としたことにより、まず光源より発
したレーザ光は液晶板を介して被測定物に照射される。
被測定物からの反射光はビームスプリッタにより二分割
され、一方はイメージセンサへ、他方はカメラへ入射し
てスペックル像として撮影される。イメージセンサでは
一方の反射光により結像された信号を得て、この信号は
演算制御装置へ入力され、明暗を反転した信号に変換さ
れて液晶板を制御する。液晶板はこの信号を受けてカメ
ラから見て被測定物の反射光が一様な光強度となるよう
に光強度分布を制御することになり、二重露光写真撮影
時の写真ムラは制御され、計測面全面において一様に面
内変位の測定を可能にする。
〔実施例〕
第1図は本発明のレーザ・スペックル変位計測装置の実
施例の二重露光写真撮影装置(スペックルグラム作成装
置とも呼ばれる)の構成を示す。なお、符号1から5ま
での従来法と同じ要素については共通した番号を使用し
ている。
第3図は従来のスペックルグラム解析装置であるが2本
実施例でも同じ構成であるので本図で説明する。
第1図において、1は試験片であり、その上端は固定治
具2により固定されている。3は試験片1に荷重をかけ
るための重りで、上記試験片1の下端に取付けられてい
る。4は試験片を照明するためのレーザ光源であり2通
常06328μmの波長のレーザ光を発生するHe−N
e レーザなどが用いられる。5は第1のレンズであり
、上記4で発生したレーザ光を広げて試験片1を一様な
明るさに照明する。6は液晶板であり数lO万画素のも
のを用いる。8はビームスプリッタであり試験片1から
反射されたレーザ反射光を二方向に分割する。9は第2
のレンズであり、上記ハーフミラ−8により分割された
一方0光(ビームスプリッタ反射光)をイメージセンサ
10上に結像する。11は演算制御器(例えばコンピュ
ータ)であり、上記イメージセンサ10で検出した映像
信号をもとにしてカメラ7に入射するレーザ反射光の光
強度分布がほぼ一様になるよう上記液晶板6を制御する
ものである。
7はカメラであり上記レーザ照明による試験片の像、す
なわちスペックル像を倍率Mで写真撮影する。
第3図において、14はスペックルグラム(フィルム又
は写真乾板)で、上記第1図に示した装置で撮影したス
ペックル写真を現像したものである。15はスクリーン
で、上記スペックルグラム14から距離りの位置に、平
行に設置され、ヤング縞を写し出す。
このように構成された本装置では次の手順で計測を行う
(1)  試験片1の変形前のスペックル像の写真撮影
を行うべく、まず第1図に示す装置を用い。
レーザ光源4を作動させレーザ光線を第1のレンズ5及
び液晶板6を介して試験片1上の計測面に照射する。そ
して、第2のレンズ9を介した光をイメージセンサ10
を作動させ検出する。演算制御器11を作動させ、上記
イメージセンサ10で検出した光、すなわちスペックル
像を例えば白黒反転像(明るい部分を暗く、暗い部分を
明るくする)に変換して液晶板6に送信する。液晶板6
は上記白黒反転したスペックル像を表示する。そうする
とカメラ7かも見て試験片1の計測面はほぼ一様の光強
度でレーザ反射光を出していることになる。
7はカメラであり上記レーザ照明による試験片の像、す
なわち、スペックル像を倍率Mで写真撮影スる。(これ
で第1回目の露光終了となる。
(2)次に、試験片1の変形後のスペックル像の写真撮
影を行うべく、試験片1が変形したあと。
上記(1)と同様にしてスペックル像をカメラ7で撮影
する。但し、液晶板6に送られるスペックル像の信号は
、上記(1)におけるものと同一とする。このときフィ
ルム(又は写真乾板)上には試験片1の変形前後におけ
るスペックル像が2重露光撮影される。これを現像して
スペックルグラム14を完成する。
スペックルグラム14を解析して面内変位量を求めるた
めには第3図に示す装置を用いる。
まず、レーザ光源4を作動させ、レーザ光源をスペック
ルグラム14に照射する。スクリーン15にはスペック
ルグラム14上のレーザースポットの位置の面内変位に
対応した2ヤング縞と呼ばれる等間隔で平行な明暗の干
渉縞が発生する。
面内変位の大きさaは次式から算出する。
3=とk d ・・・・・ ・・・(1) 但し、λ:レーザの波長 L:スペックルグラムとスクリーン の距離 M:撮像倍率 d:ヤング縞の間隔 面内変位の方向はヤング縞に直角な方向となる。
したがってスクリーン15に発生したヤング縞の間隔と
方向を求めることにより面内変位量を非接触式で計測す
ることができる。
(4)面内変位分布を得るためには、スペックルグラム
14の任意の点にレーザビームを照射し、上記(3)と
同様の手順を実施する。
(Po1nt by Po1ntでレーザビームをトラ
バースする。)この装置によれば非接触方式により一枚
のスペックルグラム(ネガ)で、2次元の面内変位分布
を得ることができる。
なお1面内変位分布の演算により2例えば変位分布微分
により歪計測ができることが可能であることはもちろん
である。このような変位計測装置によれば、レーザ光反
射率分布の異る条件1例えば、高温物体、金属光沢のあ
る曲面部を有する物体、レンズの傷、汚れ。
等の影響1等においても全体のコントラストを一様にす
ることができるので精度の良い変位計測が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明のレーザ・スペックル変位計測装置によれば液晶
板を演算装置で制御することによりカメラへ入力するレ
ーザ反射光の光強度分布を一様にすることができるので
レーザ光反射率分布の著しく異なる物体1例えばボイラ
ー、タービン等の高温部材、金属光沢のある物材、ある
いはレーザ照射用のレンズの傷や汚れによる影響ある場
合1等に適用される変位計測が高精度に可能となり、し
たがってレーザー・変位計測の産業上の価値は著しく高
まったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は2本発明の実施例に係るレーザ・スペックル変
位計測装置の構成図、第2図は従来のレーザ・スペック
ル変位計測装置の構成図。 第3図は一般的なりング縞解析の構成及び変位計測法の
説明図である。 ■・・試験片、2・・・固定治具、3・・・重り、4・
・レーザ光源、5・・第1のレンズ、6・・・液晶板。 7・・・カメラ、8・・・ビームスプリッタ、9・・・
第2のレンズ、10・・・イメージセンサ、11・・・
演算制御器。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被測定物にレーザ光線を照射して該被測定物の変形前後
    の二重露光写真を撮影し、該写真にレーザ光をスポット
    照射することにより該写真より発する干渉縞を解析して
    被測定物の面内変位を計測するため撮影装置であって、
    レーザ光を被測定物に照射する光源と、同被測定物から
    の反射光を撮影するカメラとを具備した変位計測装置に
    おいて、光源と被測定物の間に配設した液晶板と、該液
    晶板を介して被測定物に照射されたレーザ光の反射光を
    二方向に分割するビームスプリッタと、該ビームスプリ
    ッタの一方の反射光を受光するイメージセンサと、該イ
    メージセンサの映像信号を受信し、該受信信号の明暗信
    号を反転して前記液晶板を制御する演算制御装置とを具
    備してなることを特徴とするレーザ・スペックル変位計
    測装置。
JP12647290A 1990-05-16 1990-05-16 レーザ・スペックル変位計測装置 Pending JPH0420805A (ja)

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JPH0420805A true JPH0420805A (ja) 1992-01-24

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ID=14936067

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JP12647290A Pending JPH0420805A (ja) 1990-05-16 1990-05-16 レーザ・スペックル変位計測装置

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JP (1) JPH0420805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344344B1 (ko) * 2000-03-30 2002-07-20 장호섭 휴대용 비파괴 비접촉 광계측기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344344B1 (ko) * 2000-03-30 2002-07-20 장호섭 휴대용 비파괴 비접촉 광계측기

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