JPH042052Y2 - - Google Patents

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JPH042052Y2
JPH042052Y2 JP20016085U JP20016085U JPH042052Y2 JP H042052 Y2 JPH042052 Y2 JP H042052Y2 JP 20016085 U JP20016085 U JP 20016085U JP 20016085 U JP20016085 U JP 20016085U JP H042052 Y2 JPH042052 Y2 JP H042052Y2
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JP
Japan
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air
ink
air vent
vent
pressure
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はカラー画像等の描画を行なうインクジ
エツト記録装置に関する。
従来の技術 従来のこの種インクジエツト記録装置は、実用
例が少なく、従来技術を示す文献を見つけ出すこ
とが難しいが、一般には第2図に示す構造が考え
られる。
第2図は従来のインクジエツト記録装置の記録
系配管系統略図である。
インクジエツトヘツド10にはインク供給管1
1と空気供給管12が接続されている。インクジ
エツトヘツド10はオンデマンド型でインク圧力
と空気圧とがよく調整され安定した状態で設置さ
れている。インク容器13にはインク補充口17
とインク空気抜口2とが設けられており、通常は
栓がされていて空気漏れがないようになつてい
る。インク容器13へは空気圧調整器15を経由
し、インクジエツトヘツド10へは空気供給管1
2を通じて空気供給ユニツト16から圧縮空気が
送られる。また、空気供給管12の中間には空気
抜用のヘツド側空気抜口3が設置され、通常は栓
がされていて空気漏れがないようになつている。
次に、空気抜口部を形成するインク側空気抜口
2及びヘツド側空気抜口3について、さらにその
構成を第3図を用いて詳細に説明する。
第3図に示す空気抜口部において、インク側空
気抜口2およびヘツド側空気抜口3は抜口固定板
1に固定され、それぞれ栓4、栓5で封止され、
管内にある圧縮空気が漏れないようになつてい
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構成のものでは、栓を勝手
に開けることができ、インク側空気抜口2から
と、ヘツド側空気抜口3のいずれからでも先に開
けることが可能であり、ヘツド側空気抜を優先し
て行うということは誤りが発生し易いという問題
があつた。(なお、ヘツド側空気抜を優先して行
うのは、もし優先しなかつた場合にインクジエツ
トヘツド10のインク室に空気が流入して気泡が
できてしまうという重大な問題を招くためであ
る。)これは下記の理由による。
つまり、インク側空気抜口2には栓4が、ヘツ
ド側空気抜口3には栓5がはめ込まれており、
0.2Kg/cm2程度の空気圧では外れないようになつ
ている。そして目的とするヘツド側優先の空気抜
を行うためには、栓あるいはその周辺に番号又は
文字等で明示し、誤操作を避けるしかなかつた。
そこで、本考案は上記従来技術の問題点に鑑
み、番号がなくてもあるいは順序を覚えていなく
ても無意識にヘツド側空気抜を優先して行うよう
にするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な
手段は、上記インク側空気抜口の外周に少なくと
も一箇所の輪状突起等の機械的抵抗を設けるもの
である。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、両方の空気抜口に同一の栓がしてあ
る場合には止ねじにより栓止め板を介して押圧さ
れ空気漏れは発生せず、正常な状態が保たれる。
空気抜をする場合、一枚の板で連結されており、
インク側、ヘツド側共に栓が外れようとする。し
かし、ヘツド側栓はすぐ外れるが、インク側栓は
空気抜口の外周突起等の機械的抵抗によりすぐに
は外れず、空気抜きの順序は必らず守られること
になる。
この結果、空気抜きの順序を意識することもな
く、従来のように誤操作することがなくなり、優
先が完全に確保されるものである。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図にもとづいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例におけるインクジエ
ツト記録装置の要部である空気抜口部の側断面図
である。
第1図において、1は抜口固定板で、外周に機
械的抵抗2aを持つインク側空気抜口2とヘツド
側空気抜口3が固定されている。なお、図示して
いないがインク側空気抜口2からは第2図に示す
インク容器13へ、ヘツド側空気抜口3からはイ
ンクジエツトヘツド10へ空気を送る供給管が接
続されている。また抜口固定板1には止ネジ9受
用のスペーサ7が設けられている。インク側空気
抜口2とヘツド側空気抜口3に対向するように栓
4、栓5が弾性を有する栓止め板6に取付けられ
一体化されている。また栓止め板6には栓抜け防
止と確実な封止のための止めねじ9がE型止め輪
8で止められている。
次に、この一実施例の構成における作用を説明
する。第2図において、インクジエツトヘツド1
0によるインク吐出が進行しインク容器13内の
インク14が減少して残量が少なくなるとインク
の補給が必要になる。インク補給はインク補給口
17から行うがインク容器13内や空気供給管1
2内には圧縮空気が残留しており外部へ排出する
ことが必要である。その際にインク側空気抜口2
とヘツド側空気抜口3から空気抜を行うのであ
る。しかしこの場合、前述したようにインク側空
気抜栓2が先に外れるとインク容器13内の空気
圧が低下し、急激な圧力変動でインクジエツトヘ
ツド10内のインク室に気泡を吸込んでしまう恐
れがある。当然この状態では正常なインク吐出は
得られず、インクジエツト記録装置としての機能
を失なつてしまう。
したがつて必らずインク側空気抜口2の栓4は
後で外れることが不可決である。
第1図に示すように、空気供給ユニツト17が
停止した後、止めネジ9を緩めると、ヘツド側空
気抜口2の先端にあつた栓5は離れ間〓を持ち空
気が排出される。さらに止めネジ9を回して引き
抜こうとすると、栓止め板6が付いてきて、空気
抜口から離れようとする。しかし、ヘツド側の栓
5は容易に外れるが、インク側の栓5はインク側
空気抜口2に施されている突起2aが機械的抵抗
となり容易には外れない。さらに、栓止め板6が
傾いても、輪状の突起2aと栓4の内避が接触し
ており機密が保たれるので先に空気が抜けてしま
うことがない。
この結果、インク補給のため空気抜を行なう栓
4、栓5の取外しは栓が固定されている栓止め板
6を引抜くだけで正常に行える。
したがつて従来のようにどちらの栓を先に外す
かを考えたり、振つてある番号に従つて外すとい
うような、わずらわしく誤操作の発生するような
ことがなくなる。
考案の効果 本考案は以上のようにインク側空気抜口の外周
に少なくとも一箇所の輪状突起等の機械的抵抗を
設けたものであるので、対向する栓を外す場合、
常に他の栓よりも遅く外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるインクジエ
ツト記録装置の要部である空気抜口部の側断面
図、第2図はインクジエツト記録装置記録系の配
管系統略図、第3図は従来のインクジエツト記録
装置の要部である空気抜口部の側断面図である。 1……抜口固定板、2……インク側空気抜口、
2a……突起、3……ヘツド側空気抜口、4……
栓、5……栓、6……栓止め板、7……スペー
サ、8……E型止め輪、9……止めネジ、10…
…インクジエツトヘツド、11……インク供給
管、12……空気供給管、13……インク容器、
14……インク、15……空気圧調整器、16…
…空気供給ユニツト、17……インク補給口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) インク吐出口と空気流出口を同軸上に配した
    インクジエツトヘツドと、前記インクジエツト
    ヘツドにインクを供給するインク容器と、前記
    インクジエツトヘツドのインク吐出及び空気流
    に対して圧力を与える空気圧発生器と、前記空
    気圧発生器の発生する空気圧を前記インク吐出
    及び空気流間で異ならしめる圧力調整器と、前
    記空気圧発生器がインク容器に与える空気圧を
    開放する第1の空気抜口と、前記インクジエツ
    トヘツドの空気流の空気圧を開放する第2の空
    気抜口と、前記第1、第2の空気抜口を封止す
    るとともに、空気抜をする際に前記第1の空気
    抜口が前記第2の空気抜口よりも先に開放され
    るように前記第2の空気抜口に機械的抵抗を与
    えている栓手段とを具備するインクジエツト記
    録装置。 (2) 栓手段における第2の空気抜口の機械的抵抗
    は、前記第2の空気抜口の外周に設けた突起で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のインクジエツト記録装置。 (3) 栓手段は、第1、第2の空気抜口を封止する
    各栓を有し、そのそれぞれの栓を押圧する高弾
    性体板により形成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のインクジ
    エツト記録装置。
JP20016085U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH042052Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20016085U JPH042052Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25
US06/944,005 US4764780A (en) 1985-12-25 1986-12-22 Ink ejection recording apparatus having means for equalizing the static ink pressures of a plurality of ink nozzles arranged at different heights

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20016085U JPH042052Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62107945U JPS62107945U (ja) 1987-07-10
JPH042052Y2 true JPH042052Y2 (ja) 1992-01-23

Family

ID=31162415

Family Applications (1)

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JP20016085U Expired JPH042052Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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