JPH042038Y2 - - Google Patents
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- JPH042038Y2 JPH042038Y2 JP5487385U JP5487385U JPH042038Y2 JP H042038 Y2 JPH042038 Y2 JP H042038Y2 JP 5487385 U JP5487385 U JP 5487385U JP 5487385 U JP5487385 U JP 5487385U JP H042038 Y2 JPH042038 Y2 JP H042038Y2
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- Japan
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- silicone rubber
- card
- packaging device
- temperature
- seal packaging
- Prior art date
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- Expired
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は例えばIDカード等のカード状体の
シール包装装置に関するものである。
シール包装装置に関するものである。
従来、この種のシール包装装置として第2図に
示すものがあつた。1,1は前方の一対の転圧シ
リコンゴムロール、2,2は間隔をあけて配置し
た後方の一対の転圧シリコンゴムロール、3は両
シリコンゴムロール1,2間に配設されたヒー
タ、4は一方のシリコンゴムロール1,2を伝達
手段5を介して回転駆動するモータである。
示すものがあつた。1,1は前方の一対の転圧シ
リコンゴムロール、2,2は間隔をあけて配置し
た後方の一対の転圧シリコンゴムロール、3は両
シリコンゴムロール1,2間に配設されたヒー
タ、4は一方のシリコンゴムロール1,2を伝達
手段5を介して回転駆動するモータである。
上記従来のシール包装装置は、フイルム6に挾
み込まれたカード7が前方の転圧シリコンゴムロ
ール1,1を通過すると、ヒータ3によりフイル
ム6の裏面にラミネートされている熱可塑性樹脂
が溶融され、そしてカード7が後方の転圧シリコ
ンゴムロール2,2の通過でフイルム6が溶着さ
れ、カードのフイルムによるシール包装が行なえ
る。
み込まれたカード7が前方の転圧シリコンゴムロ
ール1,1を通過すると、ヒータ3によりフイル
ム6の裏面にラミネートされている熱可塑性樹脂
が溶融され、そしてカード7が後方の転圧シリコ
ンゴムロール2,2の通過でフイルム6が溶着さ
れ、カードのフイルムによるシール包装が行なえ
る。
上記のような従来のシール包装装置は、ヒータ
3の温度制御がサーモスタツトで行なわれている
ため、ヒータ温度が高温域においてフイルム6が
ヒータ3で加熱され、転圧シリコンゴムロール
2,2を通過すると、フイルム裏面の熱可塑性樹
脂がフイルム6からはみ出し、これがロール2,
2に付着してシール包装されたカードがロールに
巻付き、この結果、カードを損傷する等の問題点
があつた。
3の温度制御がサーモスタツトで行なわれている
ため、ヒータ温度が高温域においてフイルム6が
ヒータ3で加熱され、転圧シリコンゴムロール
2,2を通過すると、フイルム裏面の熱可塑性樹
脂がフイルム6からはみ出し、これがロール2,
2に付着してシール包装されたカードがロールに
巻付き、この結果、カードを損傷する等の問題点
があつた。
この考案は上記のような問題点を解決するため
に提案するもので、ヒータによる加熱手段を廃止
し、上、下一対のシリコンゴム発熱体ベルトによ
る加熱手段に依るため、シール包装されたカード
がロールに巻付くことにより損傷等を完全に防止
するようにしたカード状体のシール包装装置を得
ることを目的とする。
に提案するもので、ヒータによる加熱手段を廃止
し、上、下一対のシリコンゴム発熱体ベルトによ
る加熱手段に依るため、シール包装されたカード
がロールに巻付くことにより損傷等を完全に防止
するようにしたカード状体のシール包装装置を得
ることを目的とする。
この考案のシール包装装置は、上、下一対で前
後2組の転圧ローラを配置し、上、下それぞれの
ローラにローラ間への通電により自己発熱する導
電性カーボンブラツク粒子を混合したシリコンゴ
ムベルトを掛回したものである。
後2組の転圧ローラを配置し、上、下それぞれの
ローラにローラ間への通電により自己発熱する導
電性カーボンブラツク粒子を混合したシリコンゴ
ムベルトを掛回したものである。
この考案におけるシール包装装置は、シリコン
ゴムベルトに混入した導電性カーボンブラツク粒
子が自己発熱するが、所定の温度に達すると個有
電気抵抗が増大してこれ以上昇温しない性質を利
用したもので、これによりシリコンゴムベルトの
過熱を防止しシール包装されたカードの巻付きが
解消できる。
ゴムベルトに混入した導電性カーボンブラツク粒
子が自己発熱するが、所定の温度に達すると個有
電気抵抗が増大してこれ以上昇温しない性質を利
用したもので、これによりシリコンゴムベルトの
過熱を防止しシール包装されたカードの巻付きが
解消できる。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。第1図はこの考案におけるカードシール
包装装置の概要を示す側面図であつて、10,1
0は前方の一対の転圧ローラ、11,11は後方
の一対の転圧ローラで、上、下それぞれの前後の
転圧ローラ10,11には導電性カーボンブラツ
ク粒子を所定量混合したシリコンゴムベルト1
2,12が掛回してある。上記導電性カーボンブ
ラツクは実施例では、供給電源15の端子電圧
が、前後2つの組の転圧ローラ10,11に各々
付設されたカーボンブラシ16,16を介して、
それらに対応する集電リング17,17に印加さ
れることにより自己発熱するが、所定温度に達す
ると個有電気抵抗が増大してそれ以上昇温しない
性質があり、この性質を利用してシリコンゴムベ
ルト12自体を加熱することができる。したがつ
てベルト12の加熱設定温度はカーボンブラツク
粒子の混合率によつて任意に変更可能で、この例
ではベルト12の組成はカーボンブラツクが約30
%、シリコンゴムが約70%の配合組成により得ら
れる。又シリコンゴムは通常200℃までは耐熱性
がある。
明する。第1図はこの考案におけるカードシール
包装装置の概要を示す側面図であつて、10,1
0は前方の一対の転圧ローラ、11,11は後方
の一対の転圧ローラで、上、下それぞれの前後の
転圧ローラ10,11には導電性カーボンブラツ
ク粒子を所定量混合したシリコンゴムベルト1
2,12が掛回してある。上記導電性カーボンブ
ラツクは実施例では、供給電源15の端子電圧
が、前後2つの組の転圧ローラ10,11に各々
付設されたカーボンブラシ16,16を介して、
それらに対応する集電リング17,17に印加さ
れることにより自己発熱するが、所定温度に達す
ると個有電気抵抗が増大してそれ以上昇温しない
性質があり、この性質を利用してシリコンゴムベ
ルト12自体を加熱することができる。したがつ
てベルト12の加熱設定温度はカーボンブラツク
粒子の混合率によつて任意に変更可能で、この例
ではベルト12の組成はカーボンブラツクが約30
%、シリコンゴムが約70%の配合組成により得ら
れる。又シリコンゴムは通常200℃までは耐熱性
がある。
なお、13は任意の一つの転圧ローラ(この例
では後方の下転圧ローラ11)を伝達手段14を
介して回転駆動するモータであり、この転圧ロー
ラの回転によりシリコンゴムベルト12,12が
矢印の方向に回転する。
では後方の下転圧ローラ11)を伝達手段14を
介して回転駆動するモータであり、この転圧ロー
ラの回転によりシリコンゴムベルト12,12が
矢印の方向に回転する。
上記のように構成したこの考案のシール包装装
置は、シリコンゴムベルト12の加熱状態におい
て、フイルム18間に挾入されたカード19をゴ
ムベルト12,12間に挿入すると、フイルム1
8の裏面にラミネートした熱可塑性樹脂が加熱溶
融されて、上、下2枚のフイルムが溶着され、カ
ード19がシール包装されてゴムベルトから出て
くる。特にシリコンゴムベルト12は所定温度に
達すると個有電気抵抗が増大してこれ以上昇温す
ることのない性質の導電性カーボンブラツク粒子
による加熱手段を利用しているため、ゴムベルト
12が設定温度以上に過熱することなく、このた
めカード19のシール包装時に熱可塑性樹脂がフ
イルムからはみ出してゴムベルト12に付着する
ことも全くないのでシール包装したカードがゴム
ベルトに巻付くことがない。
置は、シリコンゴムベルト12の加熱状態におい
て、フイルム18間に挾入されたカード19をゴ
ムベルト12,12間に挿入すると、フイルム1
8の裏面にラミネートした熱可塑性樹脂が加熱溶
融されて、上、下2枚のフイルムが溶着され、カ
ード19がシール包装されてゴムベルトから出て
くる。特にシリコンゴムベルト12は所定温度に
達すると個有電気抵抗が増大してこれ以上昇温す
ることのない性質の導電性カーボンブラツク粒子
による加熱手段を利用しているため、ゴムベルト
12が設定温度以上に過熱することなく、このた
めカード19のシール包装時に熱可塑性樹脂がフ
イルムからはみ出してゴムベルト12に付着する
ことも全くないのでシール包装したカードがゴム
ベルトに巻付くことがない。
以上説明したようにこの考案によれば、上、下
一対で前後2組の転圧ローラを配置し、上下それ
ぞれのローラに通電により自己発熱するが所定温
度に達するとそれ以上昇温しない導電性カーボン
ブラツクを混合したシリコンゴムベルトを掛回し
たシール包装装置としてことにより、従来のよう
な温度変動の大きいヒータによる加熱手段が不要
となり、シール包装されたカードがゴムベルトに
巻付くこともない信頼性の高いシール包装装置が
得られる。
一対で前後2組の転圧ローラを配置し、上下それ
ぞれのローラに通電により自己発熱するが所定温
度に達するとそれ以上昇温しない導電性カーボン
ブラツクを混合したシリコンゴムベルトを掛回し
たシール包装装置としてことにより、従来のよう
な温度変動の大きいヒータによる加熱手段が不要
となり、シール包装されたカードがゴムベルトに
巻付くこともない信頼性の高いシール包装装置が
得られる。
第1図はこの考案の一実施例を示すシール包装
装置の概略図、第2図は従来のシール包装装置の
概略図である。 10,11……転圧ローラ、12……シリコン
ゴムベルト、13……モータ、18……フイル
ム、19……カード。
装置の概略図、第2図は従来のシール包装装置の
概略図である。 10,11……転圧ローラ、12……シリコン
ゴムベルト、13……モータ、18……フイル
ム、19……カード。
Claims (1)
- 上、下一対の転圧ローラが前後2組配置され、
上、下それぞれの転圧ローラに通電により自己発
熱するが所定温度に達するとそれ以上昇温しない
導電性カーボンブラツクを混合したシリコンゴム
ベルトを掛回したことを特徴とするカード状体シ
ール包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5487385U JPH042038Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5487385U JPH042038Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61172002U JPS61172002U (ja) | 1986-10-25 |
JPH042038Y2 true JPH042038Y2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=30577026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5487385U Expired JPH042038Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042038Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0723239Y2 (ja) * | 1989-01-31 | 1995-05-31 | 徹 浜田 | リーフ式ソフトラミネーター |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP5487385U patent/JPH042038Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61172002U (ja) | 1986-10-25 |
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