JPH0420379Y2 - - Google Patents

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JPH0420379Y2
JPH0420379Y2 JP1986076581U JP7658186U JPH0420379Y2 JP H0420379 Y2 JPH0420379 Y2 JP H0420379Y2 JP 1986076581 U JP1986076581 U JP 1986076581U JP 7658186 U JP7658186 U JP 7658186U JP H0420379 Y2 JPH0420379 Y2 JP H0420379Y2
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rice
water
bag
bran
food
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、米販売店において小売りされる米の
パツク食品に関する。
(従来の技術) 従来、米表面に付着した糠を取り除く為、この
米の研ぎ洗いには市販の炊飯釜、又は市販のポリ
容器等が使用されている。すなわち、第4図に示
すように炊飯釜1に所定量の米2を入れ、これに
水3を足して、手で米2と米2とをこすり合わせ
ることにより、米2の表面の糠を取り除く研ぎ洗
いがなされていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような炊飯釜、又は市販の
容器を使用した米の研ぎ洗いには、次のような問
題点があつた。
米の研ぎ洗いの際と、研ぎ洗いした水を捨てる
際に、水といつしよに米を炊飯釜、又は容器の縁
からこぼしてしまい、この米の研ぎ洗いが容易で
なく、手間を要していた。
又、研ぎ洗いをする前の乾燥した米は吸水性が
良く、このため従来の炊飯釜のように水を溜めた
状態での研ぎ洗いでは、米表面の糠成分がまわり
の水分によつて内部へ浸透してしまい、糠成分を
完全に取り除くことができなかつた。
更に、米を研ぎ洗いした後水を米の内部に浸透
させるのであるが、従来のように炊飯釜に米と所
定量の水とを入れて放置する方法では、新米と旧
米とでは水吸収率に差があり、米が水を含みすぎ
て柔らかくなつたり、逆に固かつたりするという
欠点があつた。そこで、研ぎ洗いした米をザル等
にあげて放置していたが、ザルにあげる手間や、
ザルの網目に米が引つかかつたり、ザルから米が
こぼれたりするという問題があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、米を研ぎ洗いするときの水分量を少なくし
て研ぎ洗いを確実に行なえ、しかも研ぎ洗いが手
早く行なえ、米を外部へこぼすことなく米の研ぎ
洗いができる米のパツク食品を提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本考案に係る米のパツク食品は、内部に
米を収納する収納部と、収納口を閉じる閉塞部と
を備え、内部に収納した米をこぼさず、且つ水を
流出させることのできる網目を有する柔軟な袋体
と、この袋体に収納された米とからなることを特
徴とするものである。
(考案の作用) 次に、本考案の米のパツク食品を用いる米の研
ぎ洗い方法について述べる。
まず、本考案の米のパツク食品を水の入つた容
器に入れ、米を水に浸し、この水に浸した米を容
器から袋ごと取出し、外で袋ごと両手でもむこと
により米を研ぐ。この研ぐことにより米表面に付
着している糠は嵌がれる。この米表面から嵌がれ
た糠を取除く為、再び水の入つた容器に袋ごと入
れ、水中でこの袋をもんで嵌がれた前記糠を取除
く。
以下、上記と同じ米の研ぎ洗いを2〜3回繰り
返すことにより、米表面に付着した糠を確実に取
り除くことが出来るようになつている。
またこの米のパツク食品には、所定量の米が袋
体に収納されているので、家庭内や業務用飲食店
で使用する際に米を計量するという手間を省くこ
とができる。
更に米を研ぎ洗いする時に、袋体ごと米を水で
洗いことができるので、従来のように米を炊飯釜
等に移す必要がなく、かつ、この米のパツク食品
は、米を研ぎ洗いした後、袋体のまま放置してお
くことができるので、米内部へ水を均一に浸透さ
せることができる。
(実施例) 以下に、図面を参照して、この考案の好適な実
施例を例示的に詳しく説明する。
但し、この実施例に記載されている事項は、特
に特定的な記載がない限りは、この考案の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではなく、単な
る説明例にすぎない。
第1図は本考案を具体化した米のパツク食品の
一例を示す正面図である。
この米のパツク食品100は、収納部10と閉
塞部20とを備えた網目12を有する柔軟な袋体
と、この袋体に収納された米とから構成されてい
る。
この第1図に於いて、20は閉塞部で、米のパ
ツク食品100の収納口を開閉するもので、収納
口を縛る紐などを使用することができる。10は
収納部で、内部に米を収納するもので、この例の
場合、収納部10の半分が網目12を有する袋体
のものを示し、この網目12の大きさは米粒の大
きさよりも小さい。この網目部に二箇所、米研ぎ
がし易いように把手11が設けてある。これ以外
に収納部10の全体が網目12を有する袋体のも
のとしてもよい。
尚、この米のパツク食品100の大きさは、一
般家庭用、或いは業務用等の用途に応じて適宜決
定すればよい。そして、この米のパツク食品10
0の構造、及び材質は外側材質と内側材質とを有
する二重構造とし、外側材質には丈夫で柔軟なナ
イロン、ポリエチレン等の合成樹脂を使用し、内
側材質には保水性の良い綿等の天然繊維を使用し
たものとしてもよい。
第2図、第3図は本考案を具体化した米のパツ
ク食品100を用いて米研ぎ手順の一例を示す正
面図である。
以下、これらの図を基に、本考案に係る米のパ
ツク食品100を用いての米研ぎ手順について説
明する。
まず、第2図に示すように水3の入つた容器4
に、米のパツク食品100を入れ、米2を水3に
浸し取り出す。そして第3図に示すように米のパ
ツク食品100の把手11を両手で握り、これを
しごくように米研ぎを行ない、米2表面に付着し
た糠を取り除く。以下、上記と同じ作業を2〜3
回、繰り返した後、水3から上げ、多少水分を含
んだ状態で、30分程これを放置した後、炊飯釜に
入れ水を足し、米を炊飯する。この時、入れる水
の量は新米、旧米を問わず、同じでよい。何故な
ら、水から上げ、多少水分を含んだ状態で、数時
間米を放置しておく間に米の内、外部の水分吸収
が均一にされているからである。これにより従来
よりも均質な御飯を炊くことができる。
(考案の効果) 以上、本考案の手段を採ることにより、以下の
効果を奏する。
本考案に係る米のパツク食品は、内部に米を収
納する収納部と、収納口を閉じる閉塞部とを備
え、内部に収納した米をこぼさず、且つ水を流出
させることのできる網目を有する柔軟な袋体と、
この袋体に収納された米とで構成したことによ
り、米の研ぎ洗いは、米のパツク食品を水の入つ
た容器に入れ、米を水に浸し、この水に浸した米
を容器から袋ごと取出し、外で袋ごと両手でもむ
ことにより米を研ぐ。この研ぐことにより米表面
に付着している糠は嵌がれる。この米表面から嵌
がれた糠を取り除く為、再び水の入つた容器に袋
ごと入れ、水中でこの袋をもんで嵌がれた前記糠
を取除く。
以下、上記と同じ米の研ぎ洗いを2〜3回繰り
返すことにより、米表面に付着した糠を確実に取
り除くことができるようになつている。そして、
この糠成分を除去した米を30分ほど水に浸したの
ち、袋ごと取外し水気を切らずに数時間、放置し
た後、この米を炊飯釜で炊飯する。
以上により、まず第1に米が袋体に収納されて
いるので、従来よりも米の研ぎ洗いを手早く、容
易にでき、しかも米をこぼさずにできる。そし
て、第2に従来よりも米表面に付着している糠成
分を確実に除去できる。第3に、この糠成分を除
去した米を30分ほど水に浸した後、袋ごと取出し
水気を切らずに数時間、放置することにより従来
よりも米内部に水分を均一に浸透させることがで
きる。第4に第3でのべたことにより、炊飯釜に
前記米を入れて炊飯する際、従来のように新米と
旧米との区別なく水加減をする必要がないし、ザ
ル等にあげて放置しておく必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した米のパツク食品の
一例を示す正面図、第2図は本考案を具体化した
米のパツク食品を用いての米研ぎ手順の一例を示
す正面図、第3図は本考案を具体化した米のパツ
ク食品を用いての米研ぎ手順の一例を示す正面
図、第4図は従来例を示す正面図である。 符号の説明、1……炊飯釜、2……米、3……
水、4……容器、100……米のパツク食品、1
0……収納部、11……把手、12……網目、2
0……閉塞部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に米を収納する収納部と、収納口を閉じる
    閉塞部とを備え、内部に収納した米をこぼさず、
    且つ水を流出させることのできる網目を有する柔
    軟な袋体と、 この袋体に収納された米とからなることを特徴
    とする米のパツク食品。
JP1986076581U 1986-05-20 1986-05-20 Expired JPH0420379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986076581U JPH0420379Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986076581U JPH0420379Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62189037U JPS62189037U (ja) 1987-12-01
JPH0420379Y2 true JPH0420379Y2 (ja) 1992-05-11

Family

ID=30923793

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JP1986076581U Expired JPH0420379Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814837B2 (ja) * 1978-10-25 1983-03-22 山本 庄治 活性汚泥法における混合液浮遊物質濃度の予測制御方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814837U (ja) * 1981-07-23 1983-01-29 伊藤 政雄 洗米袋具

Patent Citations (1)

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JPS5814837B2 (ja) * 1978-10-25 1983-03-22 山本 庄治 活性汚泥法における混合液浮遊物質濃度の予測制御方法

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JPS62189037U (ja) 1987-12-01

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