JPH04203490A - スクロール形真空ポンプ - Google Patents
スクロール形真空ポンプInfo
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- JPH04203490A JPH04203490A JP33762790A JP33762790A JPH04203490A JP H04203490 A JPH04203490 A JP H04203490A JP 33762790 A JP33762790 A JP 33762790A JP 33762790 A JP33762790 A JP 33762790A JP H04203490 A JPH04203490 A JP H04203490A
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- scroll
- magnetic seal
- rotating shaft
- casing
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Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B13/00—Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
- F15B13/02—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
- F15B13/021—Valves for interconnecting the fluid chambers of an actuator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/008—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids for other than working fluid, i.e. the sealing arrangements are not between working chambers of the machine
- F04C27/009—Shaft sealings specially adapted for pumps
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、スクロール形真空ポンプに関し、特に、回転
軸の軸受部におけるシール構造に係るものである。
軸の軸受部におけるシール構造に係るものである。
(従来の技術)
一般に、スクロール形真空ポンプは、特開昭63−17
82号公報に開示されているように、ケーシング内に固
定スクロールと旋回スクロールとが収納されており、該
両スクロールはそれぞれ鏡板の前面に渦巻状のラップが
突出形成されて成り、該両鏡板を対面させて両ラップを
互いに噛合させ、該両ラップの側面接触間に圧縮作動室
が形成されるように成っている。更に、上記旋回スクロ
ールは鏡板背面に回転軸のクランク軸が軸心より偏心し
て連結されると共に、該鏡板背面にてケーシングに支持
されている。そして、上記回転軸を回転すると、旋回ス
クロールは自転阻止機構によって自転が阻止され、固定
スクロールに対して公転のみ行い、ラップ側方より低圧
流体が圧縮作動室に流入し、該圧縮作動室の収縮により
流体は圧縮されて固定スクロールの中央吐出口より吐出
される。
82号公報に開示されているように、ケーシング内に固
定スクロールと旋回スクロールとが収納されており、該
両スクロールはそれぞれ鏡板の前面に渦巻状のラップが
突出形成されて成り、該両鏡板を対面させて両ラップを
互いに噛合させ、該両ラップの側面接触間に圧縮作動室
が形成されるように成っている。更に、上記旋回スクロ
ールは鏡板背面に回転軸のクランク軸が軸心より偏心し
て連結されると共に、該鏡板背面にてケーシングに支持
されている。そして、上記回転軸を回転すると、旋回ス
クロールは自転阻止機構によって自転が阻止され、固定
スクロールに対して公転のみ行い、ラップ側方より低圧
流体が圧縮作動室に流入し、該圧縮作動室の収縮により
流体は圧縮されて固定スクロールの中央吐出口より吐出
される。
該スクロール形流体装置において、上記旋回スクロール
に連結される回転軸はアンギュラ玉軸受を介してケーシ
ングに嵌挿されており、該アンギュラ玉軸受によって回
転自在にケーシングに支持されている。
に連結される回転軸はアンギュラ玉軸受を介してケーシ
ングに嵌挿されており、該アンギュラ玉軸受によって回
転自在にケーシングに支持されている。
(発明が解決しようとする課題)
上述したスクロール形真空ポンプにおいて、両スクロー
ル側が低圧(真空)になるので、アンギュラ玉軸受の両
側方にオイルシールを設け、ケーシングの軸孔を閉塞す
るようにしている。
ル側が低圧(真空)になるので、アンギュラ玉軸受の両
側方にオイルシールを設け、ケーシングの軸孔を閉塞す
るようにしている。
しかしながら、上記オイルシールは真空シールに対して
信頼性に欠けるという問題があった。
信頼性に欠けるという問題があった。
そこで、上記オイルシールに代えて、磁気シールを用い
ることが考えられる。その際、組立並びにメンテナンス
の容易性の点から磁気シールをアンギュラ玉軸受より旋
回スクロール側に設けることになる。
ることが考えられる。その際、組立並びにメンテナンス
の容易性の点から磁気シールをアンギュラ玉軸受より旋
回スクロール側に設けることになる。
ところか、これでは、磁気シールが圧縮作動室や旋回ス
クロールとクランク軸との間の旋回軸受などの発熱源に
近接し、温度上昇し易いという問題がある。更に、上記
磁気シール部分の回転軸はクランク軸などが形成される
ので、大径となり、周速が速く、磁気シール自体が発熱
し易くなる。
クロールとクランク軸との間の旋回軸受などの発熱源に
近接し、温度上昇し易いという問題がある。更に、上記
磁気シール部分の回転軸はクランク軸などが形成される
ので、大径となり、周速が速く、磁気シール自体が発熱
し易くなる。
この結果、磁気シールの寿命が短く、耐久性並びに信頼
性に欠けるという問題がある。
性に欠けるという問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、磁気シー
ルの温度上昇を防止して長寿命化を図ることを目的とす
るものである。
ルの温度上昇を防止して長寿命化を図ることを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明が講じた手段は、磁
気シールを旋回スクロールより離れた位置に設けるよう
にしたものである。
気シールを旋回スクロールより離れた位置に設けるよう
にしたものである。
具体的に、請求項(1)に係る発明が講した手段は、先
ず、鏡板の前面に渦巻状のラップが立設されてケーシン
グに固定された固定スクロールと、鏡板の前面に渦巻状
のラップが立設されると共に、鏡板の背面に回転軸が連
結されてケーシング内に収納された旋回スクロールとを
備え、上記固定スクロールと旋回スクロールとが互いに
ラップを噛合して並設され、上記旋回スクロールを固定
スクロールに対して自転することなく公転するようにし
たスクロール形真空ポンプを前提としている。
ず、鏡板の前面に渦巻状のラップが立設されてケーシン
グに固定された固定スクロールと、鏡板の前面に渦巻状
のラップが立設されると共に、鏡板の背面に回転軸が連
結されてケーシング内に収納された旋回スクロールとを
備え、上記固定スクロールと旋回スクロールとが互いに
ラップを噛合して並設され、上記旋回スクロールを固定
スクロールに対して自転することなく公転するようにし
たスクロール形真空ポンプを前提としている。
そして、上記旋回スクロールの鏡板背面側に延びるケー
シングには回転軸の軸孔が穿設されている。更に、該軸
孔には主軸受が嵌合されて、該主軸受に上記回転軸が嵌
挿支持されている。加えて、上記軸孔の周面と回転軸と
の間には磁気シールが上記主軸受における旋回スクロー
ルと反対側の側方に設けられた構成としている。
シングには回転軸の軸孔が穿設されている。更に、該軸
孔には主軸受が嵌合されて、該主軸受に上記回転軸が嵌
挿支持されている。加えて、上記軸孔の周面と回転軸と
の間には磁気シールが上記主軸受における旋回スクロー
ルと反対側の側方に設けられた構成としている。
また、請求項(2)に係る発明が講じた手段は、上記請
求項(1)記載の発明において、回転軸における磁気シ
ール部分はクランク軸側の端部より小径に形成された構
成としている。
求項(1)記載の発明において、回転軸における磁気シ
ール部分はクランク軸側の端部より小径に形成された構
成としている。
(作用)
上記構成により、請求項(1)に係る発明では、旋回ス
クロールに連結された回転軸を回転すると、該旋回スク
ロールは固定スクロールに対して自転することなく公転
運動のみ行なう。そして、上記旋回スクロールの公転に
よって両スクロールのラップ間には作動室が形成され、
該作動室が、中央に向って渦巻状に移動しつつその容積
が収縮し、流体を圧縮して固定スクロールの中央部より
吐出する。
クロールに連結された回転軸を回転すると、該旋回スク
ロールは固定スクロールに対して自転することなく公転
運動のみ行なう。そして、上記旋回スクロールの公転に
よって両スクロールのラップ間には作動室が形成され、
該作動室が、中央に向って渦巻状に移動しつつその容積
が収縮し、流体を圧縮して固定スクロールの中央部より
吐出する。
この駆動時において、回転軸は主軸受で支持されると共
に、該主軸受における旋回スクロールと反対側の側方に
は磁気シールが設けられているので、該軸孔の周面と回
転軸との間で確実にシールされると共に、磁気シールの
温度上昇が抑制されている。
に、該主軸受における旋回スクロールと反対側の側方に
は磁気シールが設けられているので、該軸孔の周面と回
転軸との間で確実にシールされると共に、磁気シールの
温度上昇が抑制されている。
また、請求項(2Jに係る発明では、回転軸における磁
気シール部分が小径であるので、周速度が遅く、磁気シ
ール自体の発熱が抑制されることになる。
気シール部分が小径であるので、周速度が遅く、磁気シ
ール自体の発熱が抑制されることになる。
(発明の効果)
従って、請求項(1)に係る発明によれば、上記磁気シ
ールを主軸受における旋回スクロールと反対側の側方に
設けるようにしたために、両ラップの側面間に形成され
る作動室や旋回スクロールとクランク軸との間の旋回軸
受などの発熱源より磁気シールを離れて位置させること
ができる。この結果、上記磁気シールの温度上昇を防止
することができるので、磁気シールの長寿命化を図るこ
とができ、耐久性並びに信頼性の向上を図ることができ
る。
ールを主軸受における旋回スクロールと反対側の側方に
設けるようにしたために、両ラップの側面間に形成され
る作動室や旋回スクロールとクランク軸との間の旋回軸
受などの発熱源より磁気シールを離れて位置させること
ができる。この結果、上記磁気シールの温度上昇を防止
することができるので、磁気シールの長寿命化を図るこ
とができ、耐久性並びに信頼性の向上を図ることができ
る。
また、従来のオイルシールに比してシール機能の信頼性
を大幅に向上させることができる。
を大幅に向上させることができる。
また、請求項(2)に係る発明によれば、上記回転軸に
おける磁気シール部分が小径であるので、周速を遅くす
ることができる。この結果、磁気シール自体の発熱を低
下させることができ、磁気シールの長寿命化をより促進
させることができる。
おける磁気シール部分が小径であるので、周速を遅くす
ることができる。この結果、磁気シール自体の発熱を低
下させることができ、磁気シールの長寿命化をより促進
させることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図に示すように、1は真空空間を形成するためのス
クロール形真空ポンプである。
クロール形真空ポンプである。
該スクロール形真空ポンプ1は、ケーシング2に駆動機
構11とスクロール機構12とが取付けられて構成され
、該ケーシング2はほぼ円盤状に形成された本体部21
の片側(第1図右側)にモータハウジング部22か取付
けられて形成されている。
構11とスクロール機構12とが取付けられて構成され
、該ケーシング2はほぼ円盤状に形成された本体部21
の片側(第1図右側)にモータハウジング部22か取付
けられて形成されている。
上記駆動機構11はモータハウジング22内に収納され
たモータllaに回転軸3が嵌挿されて構成されている
。該回転軸3は主軸31の一端にクランク軸32が該主
軸31の軸心より半径方向に偏心して突出形成されて成
り、上記主軸31は左端部か軸受手段7を介してケーシ
ング本体部21に、右端部か軸受33を介してモータハ
ウジング部22の底板に回転自在に嵌挿されてケーシン
グ2に支持されている。更に、上記主軸31の一端部に
はメインバランスウェイト34か、他端部にはサブバラ
ンスウェイト35が設けられていて、該両バランスウェ
イト34.35がスクロール機構12により生ずる遠心
力による不釣合を相殺するようにしている。
たモータllaに回転軸3が嵌挿されて構成されている
。該回転軸3は主軸31の一端にクランク軸32が該主
軸31の軸心より半径方向に偏心して突出形成されて成
り、上記主軸31は左端部か軸受手段7を介してケーシ
ング本体部21に、右端部か軸受33を介してモータハ
ウジング部22の底板に回転自在に嵌挿されてケーシン
グ2に支持されている。更に、上記主軸31の一端部に
はメインバランスウェイト34か、他端部にはサブバラ
ンスウェイト35が設けられていて、該両バランスウェ
イト34.35がスクロール機構12により生ずる遠心
力による不釣合を相殺するようにしている。
上記ケーシング本体部21には、片側(第1図左側)に
第1段差部23が形成されると共に、該第1段差部23
の内側に第2段差部24が形成されており、該第2段差
部24内を上記メインバランスウェイト34が回転する
ように構成されている。更に、上記本体部21の中央部
には軸孔25が左右両面に貫通して穿設されており、該
軸孔25には上記回転軸3の主軸31が上記軸受手段7
を介して嵌挿支持されている。
第1段差部23が形成されると共に、該第1段差部23
の内側に第2段差部24が形成されており、該第2段差
部24内を上記メインバランスウェイト34が回転する
ように構成されている。更に、上記本体部21の中央部
には軸孔25が左右両面に貫通して穿設されており、該
軸孔25には上記回転軸3の主軸31が上記軸受手段7
を介して嵌挿支持されている。
上記スクロール機構12は、固定スクロール4と旋回ス
クロール5とを備えて構成され、該両スクロール4.5
はそれぞれ円盤状に形成された鏡板41.51の前面に
渦巻状(インボリュート曲線状)のラップ42.52が
一体に立設されて形成されている。そして、該両スクロ
ール4.5は互いに鏡板41.51の前面を対面させて
左右に並設されると共に、両ラップ42.52が互いに
噛合されている。
クロール5とを備えて構成され、該両スクロール4.5
はそれぞれ円盤状に形成された鏡板41.51の前面に
渦巻状(インボリュート曲線状)のラップ42.52が
一体に立設されて形成されている。そして、該両スクロ
ール4.5は互いに鏡板41.51の前面を対面させて
左右に並設されると共に、両ラップ42.52が互いに
噛合されている。
更に、上記固定スクロール4における鏡板41はケーシ
ング2の蓋体を兼用しており、外周縁にはフランジ43
が一体形成されており、該フランジ43は旋回スクロー
ル5の側方を覆うように延長されていて、上記ケーシン
グ本体部21の側面外周縁に固定されている。また、上
記固定スクロール4のフランジ43には両ラップ42.
52の外側に連通する吸込口44が、鏡板51の中央部
に吐出口45がそれぞれ穿設され、吸込口44には吸込
管46が、吐出口45には吐出管47がそれぞれ接続さ
れている。
ング2の蓋体を兼用しており、外周縁にはフランジ43
が一体形成されており、該フランジ43は旋回スクロー
ル5の側方を覆うように延長されていて、上記ケーシン
グ本体部21の側面外周縁に固定されている。また、上
記固定スクロール4のフランジ43には両ラップ42.
52の外側に連通する吸込口44が、鏡板51の中央部
に吐出口45がそれぞれ穿設され、吸込口44には吸込
管46が、吐出口45には吐出管47がそれぞれ接続さ
れている。
一方、上記旋回スクロール5は鏡板51の右面外周縁が
スラスト軸受53を介してケーシング本体部21の第1
段差部23に設置されていて、該ケーシング本体部21
に支持されている。更に、上記旋回スクロール5の鏡板
51背面にはボス部54が突出形成されていて、該ボス
部54に上記回転軸3のクランク軸32が旋回軸受55
を介して嵌合され、旋回スクロール5が回転軸3の主軸
31の軸心より偏心して回転するように構成されている
。
スラスト軸受53を介してケーシング本体部21の第1
段差部23に設置されていて、該ケーシング本体部21
に支持されている。更に、上記旋回スクロール5の鏡板
51背面にはボス部54が突出形成されていて、該ボス
部54に上記回転軸3のクランク軸32が旋回軸受55
を介して嵌合され、旋回スクロール5が回転軸3の主軸
31の軸心より偏心して回転するように構成されている
。
また、la両ススクロール45における鏡板41.51
の外周縁間には旋回スクロール5の自転阻止機構6が円
周上に複数個設けられている。該自転阻止機構6は回転
軸3の主軸31とクランク軸32との偏心量と同一の偏
心量に設定された2本のピン61.62が基板63の両
面に突設されて成り、該両ピン61.62が各鏡板41
.51に軸受64,65を介して嵌合されている。そし
て、上記自転阻止機構6により旋回スクロール5が回転
軸3の回転に伴って固定スクロール4に対して自転する
ことなく公転のみ行うと共に、両ラップ41.51が偏
心方向の側面にて微小隙間を保ち、両ラップ42.52
間に作動室13が該ラップ42.52の外周巻終り端よ
り形成され、中央部に渦巻状に移動しつつ容積が収縮す
るように構成されている。
の外周縁間には旋回スクロール5の自転阻止機構6が円
周上に複数個設けられている。該自転阻止機構6は回転
軸3の主軸31とクランク軸32との偏心量と同一の偏
心量に設定された2本のピン61.62が基板63の両
面に突設されて成り、該両ピン61.62が各鏡板41
.51に軸受64,65を介して嵌合されている。そし
て、上記自転阻止機構6により旋回スクロール5が回転
軸3の回転に伴って固定スクロール4に対して自転する
ことなく公転のみ行うと共に、両ラップ41.51が偏
心方向の側面にて微小隙間を保ち、両ラップ42.52
間に作動室13が該ラップ42.52の外周巻終り端よ
り形成され、中央部に渦巻状に移動しつつ容積が収縮す
るように構成されている。
次に、上記軸孔25に設けられて本発明の特徴とする軸
受手段7について説明する。
受手段7について説明する。
該軸受手段7は、第2図に示すように、主軸受71と磁
気シール72とより成り、該主軸受71は、ボールベア
リングで構成されており、上記回転軸3の主軸31にお
ける旋回スクロール5側の端部が嵌合され、ケーシング
本体部21の軸孔2″5に嵌合されている。
気シール72とより成り、該主軸受71は、ボールベア
リングで構成されており、上記回転軸3の主軸31にお
ける旋回スクロール5側の端部が嵌合され、ケーシング
本体部21の軸孔2″5に嵌合されている。
一方、磁気シール72は、主軸31の外周面と軸孔25
の内周面との間に位置し、旋回スクロール5側の空間と
モータlla側の空間とを非接触でシールしており、該
磁気シール72は永久磁石72dと2つのリング状磁性
体72a、72bと磁性流体と筒状の磁性体72Cより
構成されている。そして、該磁性体72a、72bは軸
孔25における旋回スクロール5と反対側の側方である
モータlla側に嵌合され、該磁性体72a、72b内
を回転軸3の主軸31が貫通している。更に、該主軸3
1には磁性体72a、72bの貫通部に筒状の磁性体7
2cが外嵌され、該磁性体72Cの外周面と磁性体72
a、72bの内周面との間には図示しない磁性流体が充
填され、上記永久磁石72dにより生ずる磁力によって
磁性流体が旋回スクロール5の鏡板51側の空間とモー
タ11a側の空間とを遮断するようにしている。
の内周面との間に位置し、旋回スクロール5側の空間と
モータlla側の空間とを非接触でシールしており、該
磁気シール72は永久磁石72dと2つのリング状磁性
体72a、72bと磁性流体と筒状の磁性体72Cより
構成されている。そして、該磁性体72a、72bは軸
孔25における旋回スクロール5と反対側の側方である
モータlla側に嵌合され、該磁性体72a、72b内
を回転軸3の主軸31が貫通している。更に、該主軸3
1には磁性体72a、72bの貫通部に筒状の磁性体7
2cが外嵌され、該磁性体72Cの外周面と磁性体72
a、72bの内周面との間には図示しない磁性流体が充
填され、上記永久磁石72dにより生ずる磁力によって
磁性流体が旋回スクロール5の鏡板51側の空間とモー
タ11a側の空間とを遮断するようにしている。
また、上記回転軸3の主軸31における磁気シール72
部分、つまり、磁性体72c部分は、従来より外形dが
小径に形成されている。具体的に、例えば、旋回軸受5
5部分は外形が30−一、クランク軸32の偏心量が5
−一、磁気シール72部分dが40mmに設定されてい
る。
部分、つまり、磁性体72c部分は、従来より外形dが
小径に形成されている。具体的に、例えば、旋回軸受5
5部分は外形が30−一、クランク軸32の偏心量が5
−一、磁気シール72部分dが40mmに設定されてい
る。
尚、8は支持台であって、該支持台8上にケーシング2
が防振ゴム81を介して設置されている。
が防振ゴム81を介して設置されている。
また、9は冷却水の導入用の継手であって、上記主軸3
1の外端(第1図右端部)に取り付けられており、冷却
水は、図示しないが、主軸31、ケーシング2内を循環
し、旋回軸受55、主軸受71、磁気シール72、モー
タllaなどを冷却している。
1の外端(第1図右端部)に取り付けられており、冷却
水は、図示しないが、主軸31、ケーシング2内を循環
し、旋回軸受55、主軸受71、磁気シール72、モー
タllaなどを冷却している。
次に、このスクロール形真空ポンプlの作用について説
明する。
明する。
先ず、低圧流体は吸込管46より吸入口44を介して両
ラップ42.52の外側に導入されており、一方、モー
タllaの駆動により回転軸3が回転し、該回転軸3の
軸心より偏心したクランク軸32の回転によって旋回ス
クロール5が固定スクロール4に対して回転する。そし
て、この旋回スクロール5は自転阻止機H46によって
自転が阻止され、回転軸3の軸心を中心に公転すること
になり、この公転によって両スクロール4,5のラップ
42.52間で作動室13が順次形成され、該作動室1
3が中央の吐出口45に向って渦巻状に移動しつつその
容積が収縮し、上記低圧流体が作動室13内で圧縮され
、吐出口45より吐出される。
ラップ42.52の外側に導入されており、一方、モー
タllaの駆動により回転軸3が回転し、該回転軸3の
軸心より偏心したクランク軸32の回転によって旋回ス
クロール5が固定スクロール4に対して回転する。そし
て、この旋回スクロール5は自転阻止機H46によって
自転が阻止され、回転軸3の軸心を中心に公転すること
になり、この公転によって両スクロール4,5のラップ
42.52間で作動室13が順次形成され、該作動室1
3が中央の吐出口45に向って渦巻状に移動しつつその
容積が収縮し、上記低圧流体が作動室13内で圧縮され
、吐出口45より吐出される。
この駆動時において、上記回転軸3は主軸受71で支持
されている一方、軸孔25のモータ11a側は磁気シー
ル72が設けられてシールされているので、ケーシング
2内のスクロール機構12側の空間が低圧(真空)状態
に維持される。また、上記磁気シール72はスクロール
機#R12側に設けている場合に比し、作動室13や旋
回軸受55より離れているので、発熱源より離れており
、温度上昇が抑制される。
されている一方、軸孔25のモータ11a側は磁気シー
ル72が設けられてシールされているので、ケーシング
2内のスクロール機構12側の空間が低圧(真空)状態
に維持される。また、上記磁気シール72はスクロール
機#R12側に設けている場合に比し、作動室13や旋
回軸受55より離れているので、発熱源より離れており
、温度上昇が抑制される。
つまり、上記磁気シール72は主軸31の端部より離れ
ているので、旋回軸受55及びスクロール機構12など
の発熱源より離れることになり、更に、冷却水が循環し
ているので、旋回軸受55などの発熱の影響を受けるこ
とが少なく、この結果、磁気シール72の温度上昇が抑
制される。具体的に、旋回スクロール5は駆動時に50
〜80degに温度上昇するが、磁気シール72部分は
30deg程度の温度上昇に止まる。更に、磁気シール
72部分の主軸31の外形dが小径であるので、周速が
遅くなり、磁気シール72自体の温度上昇が抑制される
。
ているので、旋回軸受55及びスクロール機構12など
の発熱源より離れることになり、更に、冷却水が循環し
ているので、旋回軸受55などの発熱の影響を受けるこ
とが少なく、この結果、磁気シール72の温度上昇が抑
制される。具体的に、旋回スクロール5は駆動時に50
〜80degに温度上昇するが、磁気シール72部分は
30deg程度の温度上昇に止まる。更に、磁気シール
72部分の主軸31の外形dが小径であるので、周速が
遅くなり、磁気シール72自体の温度上昇が抑制される
。
従って、上記磁気シール72を主軸受31よりモータl
la側に設けるようにしたために、両ラップ41.52
の側面間に形成される作動室13や旋回スクロール5と
クランク軸32との間の旋回軸受55などの発熱源より
磁気シール72を離れて位置させることができる。この
結果、上記磁気シール72の温度上昇を抑制することが
できるので、磁気シール72の長寿命化を図ることがで
き、耐久性並びに信頼性の向上を図ることができる。
la側に設けるようにしたために、両ラップ41.52
の側面間に形成される作動室13や旋回スクロール5と
クランク軸32との間の旋回軸受55などの発熱源より
磁気シール72を離れて位置させることができる。この
結果、上記磁気シール72の温度上昇を抑制することが
できるので、磁気シール72の長寿命化を図ることがで
き、耐久性並びに信頼性の向上を図ることができる。
また、従来のオイルシールに比してシール機能の信頼性
を大幅に向上させることができる。
を大幅に向上させることができる。
また、上記回転軸3における磁気シール72部分dが小
径であるので、周速を遅くすることができる。この結果
、磁気シール72自体の発熱を低下させることができ、
磁気シール72の長寿命化をより促進させることができ
る。
径であるので、周速を遅くすることができる。この結果
、磁気シール72自体の発熱を低下させることができ、
磁気シール72の長寿命化をより促進させることができ
る。
図面は本発明の一実施例を示しており、第1図はスクロ
ール形真空ポンプの縦断面図、第2図は軸受手段を示す
拡大断面図である。 1・・・スクロール形真空ポンプ 2・・・ケーシング 3・・・回転軸 4・・・固定スクロール 5・・・旋回スクロール 7・・・軸受手段 31・・・主軸 32・・・クランク軸 41.51・・・鏡板 42.52・・・ラップ 71・・・主軸受 72・・・磁気シール ほか1名 第2!U
ール形真空ポンプの縦断面図、第2図は軸受手段を示す
拡大断面図である。 1・・・スクロール形真空ポンプ 2・・・ケーシング 3・・・回転軸 4・・・固定スクロール 5・・・旋回スクロール 7・・・軸受手段 31・・・主軸 32・・・クランク軸 41.51・・・鏡板 42.52・・・ラップ 71・・・主軸受 72・・・磁気シール ほか1名 第2!U
Claims (2)
- (1)鏡板の前面に渦巻状のラップが立設されてケーシ
ングに固定された固定スクロールと、鏡板の前面に渦巻
状のラップが立設されると共に、鏡板の背面に回転軸が
連結されてケーシング内に収納された旋回スクロールと
を備え、 上記固定スクロールと旋回スクロールとが互いにラップ
を噛合して並設され、 上記旋回スクロールを固定スクロールに対して自転する
ことなく公転するようにしたスクロール形真空ポンプに
おいて、 上記旋回スクロールの鏡板背面側に延びるケーシングに
は回転軸の軸孔が穿設され、 該軸孔には主軸受が嵌合されて、該主軸受に上記回転軸
が嵌挿支持される一方、 上記軸孔の周面と回転軸との間には磁気シールが上記主
軸受における旋回スクロールと反対側の側方に設けらて
いることを特徴とするスクロール形真空ポンプ。 - (2)請求項(1)記載のスクロール形真空ポンプにお
いて、回転軸における磁気シール部分はクランク軸側の
端部より小径に形成されていることを特徴とするスクロ
ール形真空ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33762790A JPH04203490A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | スクロール形真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33762790A JPH04203490A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | スクロール形真空ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04203490A true JPH04203490A (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=18310437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33762790A Pending JPH04203490A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | スクロール形真空ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04203490A (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33762790A patent/JPH04203490A/ja active Pending
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