JPH04202313A - 弾性エラストマーの製造方法 - Google Patents

弾性エラストマーの製造方法

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JPH04202313A
JPH04202313A JP2329976A JP32997690A JPH04202313A JP H04202313 A JPH04202313 A JP H04202313A JP 2329976 A JP2329976 A JP 2329976A JP 32997690 A JP32997690 A JP 32997690A JP H04202313 A JPH04202313 A JP H04202313A
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JP
Japan
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formula
hydrocarbon group
compound
polyol
release agent
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JP2329976A
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English (en)
Inventor
Yuji Uchida
雄二 内田
Yoshio Yoshida
義夫 吉田
Toshikazu Kaneda
俊和 金田
Toshiaki Moriya
敏明 守屋
Tsutomu Kumazawa
熊沢 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な内部離型剤を用いて、反応射出成形法(
以下RIM法と略す)で製造される優れた離型性と塗装
性を有するポリウレタン/ポリウレア、ポリウレア成形
物またはポリアミドウレア成形物の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
ポリウレタン/ポリウレアまたはポリウレア成形物また
はポリアミドウレア成形物を成形する方法のひとっであ
るRIM法は、自動車部品、電子・電気機器用部品その
他の熱硬化性樹脂成形物の製造方法として重要な製造方
法である。
RIM法は活性水素成分とポリイソシアナート成分との
十分なる混合を行い、次いてこの混合物が、引き続き迅
速に金型内で硬化成形される射出成形法で、いわゆる「
ワンショット」による成形法である。
反応混合物は型内で硬化し、成形品として取り出される
。型は一般には金属製の型が用いられている。
該方法においては、成形物が金型から容易に離型される
ことが生産性の上からも重要である。これらの目的を達
成するために種々の内部離型剤が開示されている。
例えば、特表昭60−500418号、特開昭61−8
3215号には脂肪酸の金属塩が開示されている。
゛しかしながら、金属塩はそのままでは離型効果がなく
、低分子量のアミン化合物を相溶化剤として使用するこ
とによりはじめて離型効果が出る。
ところが、この低分子量のアミン化合物が架橋剤として
働き成形物の物性、特に、伸びが低下かする等の問題が
あった。さらに成形後の塗装時に金属塩は有機溶剤に対
する溶解度が1著しく低いため充分洗浄出来ないことに
よる塗装不良を起こすという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の技術的課題は上述した欠点を解決し、しかも成
形物を連続的に生産出来る内部離型剤を用いたポリウレ
タン/ポリウレア、ポリウレア成形物またはポリアミド
ウレア成形物の製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕− 本発明は前記の課題を解決するために、新規なイミドア
ミド化合物、ビス(アルキルカルボニルフェニル)化合
物、およびイミドエステル化合物の少なくとも一員を基
質とする内部離型剤を用いて、RIM法で製造される優
れた離型性と塗装性を有するポリウレタン/ポリウレア
またはポリウレア成形物またはポリアミドウレア成形物
の製造方法を提供する。
すなわち、本発明は (a)脂肪族、脂環族および/または芳香族ポリイソシ
アナート、 (b)2以上の活性水素基を有し、分子量が800〜1
2000のポリオール、または該物質の末端を1級アミ
ノ基、2級アミノ基、芳香族1級アミノ基またはイミノ
基で置換されたポリエーテル、 (c)上記(b)成分のポリオール、またはポリエーテ
ル100重量部に対し、5〜80重量部の芳香族ジアミ
ンを含む鎖延長剤、 および (d)内部離型剤、 場合によっては、更に (e)触媒および/または(「)添加剤からなる群から
選ばれた少なくとも一員を含む反応混合物を密閉された
型の中で反応させ、反応射出成形法で弾性エラストマー
成形物を製造する方法において、上記(d)成分の内部
離型剤か下記式(I−1,)のイミドアミド化合物、式
(I−2)のビス(アルキルカルボニルフェニル)化合
物、及び式(I−3)のイミドエステル化合物: (式中RはC−C24の脂肪族の飽和または不飽和炭化
水素基を示し、R,R2は炭素鎖の和かC−Cていずれ
か一方か水素でもよい脂肪族の飽和または不飽和炭化水
素基を示す。)、(式中RはC−Ca oの脂肪族の飽
和または不飽和炭化水素基を示し、Xは酸素原子、硫黄
原子、または5個までの酸素原子、硫黄原子を含んでも
よい成員14〜500の炭化水素基を示す。)、(式中
R,RはC−C24の脂肪族の飽和または不飽和炭化水
素基を示す)、 からなる群から選ばれる少なくとも一員である、弾性エ
ラストマーの製造方法を提供するものである。
内部離型剤は(b)成分のポリオールまたはポリエーテ
ル100重量部に対し、0.5〜10重量部の量で使用
するのが好ましい。
本発明の内部離型剤として用いられるイミドアミド化合
物は、例えば、トリメリット酸無水物と一般式(II 
−1,) R−NH2(II−1) (式中Rは、炭素数08〜C24の脂肪族の飽和または
不飽和炭化水素基を示す。)で表わされる脂肪族の一級
アミンを有機溶剤中で反応せしめて得られる一般式(I
II−1) (式中Rは、炭素数C−C2i、の脂肪族の飽和または
不飽和炭化水素基を示す。)て表わされるイミドカルボ
ン酸と一般式(IV−1) R,R2NH(TV−1) (式中R,R2は、炭素鎖の和がc  −c  ていず
れか一方が水素でもよい脂肪族の飽和または不飽和炭化
水素基を示す。) て表わされる脂肪族のアミンを反応させることにより得
られる。
以下、本発明で用いるイミドアミド化合物の、具体的な
製造方法を例示する。
本発明のイミドアミド化合物を製造する方法は、トリメ
リット酸無水物と脂肪族−級アミンからイミドカルボン
酸を合成し、得られた化合物と脂肪族アミンからイミド
アミドを合成する反応からなる。このイミドカルボン酸
を合成する原料として使用する脂肪族1級アミンとして
は、ドデシルアミン、トリデシルアミン、テトラデシル
アミン、ペンタデシルアミン、ヘキサデシルアミン、ヘ
プタデシルアミン、オクタデシルアミン、アイコシルア
ミン等の炭素数8〜24のアミンが使用される。この反
応原料の使用量は、トリメリット酸無水物に対して等モ
ル以上あればよく、好ましくは1〜1.5倍モル量あれ
ば十分である。
このイミドカルボン酸を製造する方法は、トリメリット
酸無水物と一般式(n−1)で表わされる脂肪族−級ア
ミンを有機極性溶剤中で反応させ、中間体であるアミド
酸を製造する反応(以下、第一段の反応という)と、さ
らにこのアミド酸の分子内脱水反応を行い、−殺伐(I
II−1)で表わされるイミドカルボン酸を製造する反
応(以下、第二段の反応という)の段階的な反応よりな
る。
このようにして得られたイミドカルボン酸と脂肪族アミ
ンからイミドアミドを製造する際に、原料として使用す
る脂肪族アミンとしては、ドデシルアミン、トリデシル
アミン、テトラデシルアミン、ペンタデシルアミン、ヘ
キサデシルアミン、ヘプタデシルアミン、オクタデシル
アミン、アイコシルアミン、ジオクチルアミン、ジー 
(2−エチルヘキシル)アミン、ジデシルアミン、ジド
デシルアミン、ジトリデシルアミン、ジオクタデシルア
ミン、ジペンタデシルアミン、ジオクタデシルアミン、
ジオクタデシルアミン、ジオクタデシルアミン等の炭素
数8〜48のアミンが挙げられる。
この反応原料の使用量は、イミドカルボン酸に対して等
モル以上あればよく、好ましくは1〜2倍モル量あれば
十分である。反応は脱水反応であり、一般に原料混合物
を100℃以上に加熱すれば目的物が得られるが、必要
に応じて溶剤あるいは酸触媒を使用しても何ら差し支え
ない。
本発明の内部離型剤として用いられるビス(アルキルカ
ルボニルフェニル)化合物は、例えば、−殺伐(II−
2) (式中Xは酸素原子、硫黄原子、または5個までの酸素
原子、硫黄原子を含んでもよい式1i14〜500の炭
化水素基を示す。) で表わされるジフェニル化合物と、 −殺伐Cm−2) (式中RはC7〜C30の脂肪族の飽和または不飽和炭
化水素基を示し、XはF、C4l、Br、I等のハロゲ
ン原子を示す。) で表わされるカルボン酸ハロゲン化物または、−殺伐(
IV−2) (式中RはC7〜C3oの脂肪族の飽和または不飽和炭
化水素基を示す。) で表わされるカルボン酸無水物を、フリーデル・クラフ
ト触媒の存在下に反応させることにより得られる。
以下、本発明で用いるビス(アルキルカルボニルフェニ
ル)化合物の、具体的な製造方法の例を示す。
一般式(I−2)で表わされるビス(アルキルカルボニ
ルフェニル)化合物は、−殺伐(II −2)で表わさ
れるジフェニル化合物と、−殺伐(m−2)で表わされ
る酸ハロゲン化物、または−殺伐(IV−2)で表わさ
れる酸無水物をフリーデル−クラフト触媒の存在下に反
応せしめて得られる。
用いられる原料は、−殺伐(II −2)で定義される
ものとして、ジフェニルメタン、ジフェニルエタン、ジ
フェニルプロパン、ジフェニルブタン、ジフェニルペン
タン、ジフェニルヘキサン、ジフェニルオクタン、ジフ
ェニルデカン等のジフェニルアルカン類。ジフェニルエ
ーテル、ジフェニルスルフィド、オリゴエチレングリコ
ールジフェニルエーテル、オリゴプロピレングリコール
ジフェニルエーテル等があげられる。
また、−殺伐(nI−2)及び(mV−2)で表わされ
るカルボン酸誘導体(以下カルボン酸誘導体という。)
として、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグ
ノセリン酸、シーマリン酸、オレイン酸、リルン酸、ガ
ドレノ酸、エルカ酸、セラコレイン酸の酸ハロゲン化物
、及び酸無水物がそれぞれあげられる。
ジフェニル化合物に対するカルボン酸誘導体の使用量は
、2.0モル当量以上あればよく、好ましくは、2.0
〜3.0モル当量である。
また、反応の際に用いられるフリーデルクラフト触媒の
具体例としては、AgCfl3、SbC,Q  、Fe
C,Q  、TeCΩ2.SnCN  XTiC1) 
 5TeC4+4、B I C1)  、ZnCg2等
があげられる。触媒の量は、酸クロライドを用いる場合
は1.0モル当量以上、酸無水物を用いる場合は、2.
0モル当量以上あればよい。反応後の処理等の煩雑さを
考慮すればそれぞれの場合において1.0〜2.C12
,0〜3.0モル当量か好ましい。
本発明の内部離型剤として用いられるイミドエステル化
合物は、例えば、トリメリット酸無水物と一般式(II
−3) R−NH2(U−3) (式中Rは、炭素数C8〜C24の脂肪族の飽和または
不飽和炭化水素基を示す。)で表わされる脂肪族の一級
アミンを有機溶剤中で反応せしめて得られる一般式(I
l[3) (式中Rは、炭素数C−C24の脂肪族の飽和または不
飽和炭化水素基を示す。)で表わされるイミドカルボン
酸と一般式(IV−3) R]−OH(IV−3) (式中Rは炭素数C−024の脂肪族の飽和または不飽
和炭化水素基を示す。)で表わされる脂肪族のアルコー
ルを反応させることにより得られる。
以下、本発明で用いるイミドエステル化合物の、具体的
な製造方法を例示する。
本発明のイミドエステル化合物を製造する方法は、トリ
メリット酸無水物と脂肪族アミンからイミドカルボン酸
を合成し、得られた化合物と脂肪族アルコールからイミ
ドエステルを合成する反応からなる。
このイミドカルボン酸の合成は、前記イミドアミド化合
物の製造において用いられたものと同様な操作(例えば
、段階的な反応)によって行うことができる。
このようにして得られたイミドカルボン酸と脂肪族アル
コールからイミドエステルを製造する際に、原料として
使用するアルコールとしては、炭素数C””’ C24
の1−ドデカノール、1−トリデカノール、1−テトラ
デカノール、1−ペンタデカノール、1−ヘキサデカノ
ール、]−へブタデカノール、1−オクタデカノール、
1−アイコサノール等が挙げられる。この反応原料の使
用量は、イミドカルボン酸に対して等モル以上あればよ
く、好ましくは1〜2倍モル量あれば十分である。この
反応は、通常のエステル化の方法か適用でき、酸触媒の
存在下、非極性溶剤中で反応を行えば目的物が得られる
成分(a)のポリイソシアナートは、公知の脂肪族、脂
環族または芳香族ポリイソシアナート等が用いられ、具
体的には例えば、4.4′ −ジフェニルメタンジイソ
シアナート、2.4−および/または2.6−ドリレノ
ジイソンアナート、ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアナート、キシリレンジイソシアナート、イソホロン
ジイソシアナート、その他の脂肪族ポリイソシアナート
またはこれらのイソシアナート類の2量体、3一体、カ
ルボジイミド変性体、プレポリマー等か挙げられる。特
に室温で液状のものを含む号香族ポリイソシアナートが
好ましく、その具体例としては、4.4′ −ジフェニ
ルメタンジイソシアナート、該物質としてその同族体と
の混合物、これらのポリイソシアナートを多官能性水酸
基を有する化合物と反応させたりあるいはカルポジイミ
ド化により変性した変性イソシアナートなとが好ましい
(b)成分のポリオールとしては、例えば、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール
、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,3.6−
ヘキサデカノ−ル、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル等の多価アルコール類またはこれらのポリヒドロキシ
化合物にアルキレンオキサイドを付加重合させて得たポ
リエーテルポリオール等かある。また、ジェタノールア
ミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類
、エチレンジアミン、ジエチレントシアミツ、アンモニ
ア、アニリン、トリレンジアミン、キシリレンジアミン
、ジアミノジフェニルメタン等の活性水素を2個以上有
するアミン類にエチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド、スチレンオキサイド等を付加重合させて得たポリ
エーテルポリオールまたはポリテトラメチレンエーテル
グリコール等も使用できる。以上の他に高級脂肪酸エス
テルポリオールまたはポリカルボン酸と低分子量ポリオ
ールと反応させて得たポリエステルポリオール、カプロ
ラクトンを重合させて得たポリエステルポリオールまた
はポリカーボネートポリオール、ヒマシ油または脱水ヒ
マシ油等の水酸基を有する高級脂肪族エステル等も使用
できる。さらに上記公知のポリオールにスチレン、アク
リロニトリル、メチルメタクリレートのごときエチレン
性不飽和化合物をグラフト反応させたポリマーポリオー
ル、1,2−または1,4−ポリブタジェンポリオール
またはこれらの水素添加物も使用可能であり、これらを
単独または2種以上混合して用いることかできる。
また(b)成分のポリエーテルの例としては、上記の(
b)成分のポリオール類の末端を1級アミノ基、2級ア
ミノ基または芳香族1級アミノ基で置換されたポリエー
テル類が使用される。
好ましい例としては、米国特許4396729に記載さ
れているTexaco社のJerraIIline T
 −5000、D−2000、特開昭64−81816
に記載されているヒドロキシル価28mgKOH/gの
ポリオキシアルキレンエーテルポリオールとジイソプロ
ピルアミンを水素加圧下、触媒を使用して反応させた分
子量約600のN−(ポリオキシアルキル)−N−(ア
ルキル)アミンおよび特開昭58−41857に記載さ
れているトリレン−2,4−ジイソシアネートとポリプ
ロピレングリコールエーテル(平均分子量2000)と
から製造されたNC0−プレアダク) (NCO値3.
4%)を上記方法で加水分解して得られるNH価44.
3 [KOH(mg)/gコ、酸価0. 1  [KO
H(+ng) /g] 、分子量2500、粘度(mp
 a、s: 75℃)のアミノ基を末端に有するポリオ
キシアルキレンエーテルポリオールなどが挙げられる。
末端イミンポリエーテルの例としては、特開昭63−2
73623号公報の実施例に記載されているポリエーテ
ルイミンか挙げられる。
成分(e)の芳香族ジアミンとしては、アミノ基に対し
てオルソ位置に1以上のアルキル置換基を有する芳香族
ジアミン、特に第1アミン基に対してオルソ位置に1以
上のアルキル置換基を有し、かつ第2のアミノ基に対す
るオルソ位置にそれぞれ1〜4個の炭素原子を有する2
個のアルキル置換基を有する芳香族第1級ジアミンであ
る。
好ましい芳香族ジアミンの例としては、2.4−ジアミ
ノメシチレン、1,3.5−)ジエチル−2,4−ジア
ミノベンゼン、1,3.5−)ジイソプロピル−2,4
−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−
2,4−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエ
チル−2,6−ジアミノヘンセン、4,6−シメチルー
2−エチル−1,3−ジアミノベンゼン、3.5.3’
 。
5′−テトライソプロピル−4,4′ −ジアミノジフ
ェニルメタン、3.5−ジエチル−3′、5−ジイソプ
ロピル−4,4′ −ジアミノジフェニルメタン、1.
3−ジメチル−5−ターシャリブチル−4,6−ジアミ
ノヘンセンまたは1.3−ジメチル−5−ターシャリブ
チル−2,6−ジアミノヘンセン、1−メチル−5−タ
ーシャリブチル−2,4−ジアミノヘンセンまたは1−
メチル−3−ターシャリブチル−2,6−ジアミノヘン
セン、5,7−ジアミツー1.1,4.6−チトラメチ
ルインダンまたはこのようなジアミンの混合物が好まし
い。
1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベン
ゼンおよびこれと1−メチル−3,5−ジエチル−2,
6−アミノベンゼンとの混合物および5,7−ジアミツ
ー1.1,4.6−チトラメチルインダンが特に好まし
い。
成分(c)の芳香族ジアミンの量は、前記(b)成分の
ポリオールまたはポリエーテル100重量部に対し約5
〜80重量部が好ましい。特に好ましくは8〜30重量
部で用いられる。
成分(e)は芳香族ジアミンとエチレングリコール、プ
ロピレンクリコールまたは1,4−ブタンジオール等の
低分子アルカンジオールとの混合物も使用出来る。
本発明で用いられるその他の成分としては、イソシアナ
ートとイソシアナート反応性基との重付加反応を促進す
る触媒かある。触媒は特にカルボン酸の錫塩、カルボン
酸のジアルキル錫塩、ジアルキル錫メルカプチド、ジア
ルキル錫ジチオエステルおよび第3級アミンがあげられ
る。
また、添加剤としてポリジメチルポリシロキサンで代表
される整泡剤、水および/または揮発しやすい有機物質
および/または溶解された不活性気体などの発泡剤を用
いてもよい。
内部離型剤の製造例を次に示す。
製造例−1 撹拌器、還流冷却器、ディーンンユタルクの水分離器お
よび窒素導入管を備えた容器にN、N−ジメチルアセト
アミド400 mlおよびトルエン100 mlを装入
し、共沸脱水により溶媒中の水分を除去した後室温に冷
却し、窒素雰囲気下でトリメリット酸無水物80gを装
入した。この溶液に、40〜50℃でオクタデシルアミ
ン112gをトルエン400 mlに溶かした溶液を1
時間かけて滴下した。次いて同温度で4時間攪拌した。
その後、150〜170℃で水かでなくなるまで、約4
時間還流を行った。反応終了後、溶剤]、 OOmlを
留去し冷却した後、析出した固体を炉別し、乾燥して白
色固体のイミドカルボン酸を得た。
収量 172g (収率93%) 融点 127〜130℃ 得られた化合物の元素分析、赤外吸収スペクトルの(I
R)およびマスベクトル(Ms)の測定結果は、次のと
うりであった。
元素分析値(c2□H4□N04として)CHN 計算値(%)73.10 9.32 3.16分析値(
%)73.37 9.60 3.43M5’(FD法)
:444 (M+) IR(KBr、cm  ’) 1710.1780 (カルボニル基)製造例−2(内
部離型剤−1) 攪拌器、還流冷却器およびディーンシュタルクの水分離
器を備えた容器に製造例]て合成したイミドカルボン酸
100g、オクタデシルアミン60.7gを装入した。
生成する水を除きながら150〜]60℃で8時間反応
を行い、1]的のイミドアミド化合物を定量的に得た。
融点 97〜1.03℃ 得られた化合物の元素分析、赤外吸収スペクトルの(I
R)およびマスベクトル(M s )の測定結果は、次
のとうりであった。
元素分析値(c45H78N203として)CHN 計gm(%)77.7511.314.03分析値(%
)77.91 11.45 3.98M5(FD法):
6Q5 (M+) IR(KB  r、   cm   ’)   :17
10.1770 (カルボニル基)3300  (アミ
 ト基) 製造例−3(内部離型剤〜2) 攪拌器、還流冷却器、窒素導入管を備えた容器にジフェ
ニルエーテル60.52g、二硫化炭素300n!、塩
化アルミニウム96gを挿入し窒素雰囲気下20℃で攪
拌した。そこへ、二硫化炭素3001に溶かしたステア
リン酸クロライド215.4gを20℃で滴下した。滴
下終了後、塩酸ガスの発生か停止してさらに2時間攪拌
をおこなった。反応終了後、溶剤を留去し、氷水1kg
中に排出し析出した固体を炉別し、さらにトルエンで再
結晶をして4.4−一ジステアロイル・ジフェニル・エ
ーテルの白色固体を得た。
収量 169g (収率 67.5%)融点 103.
6〜107.6℃ 得られた化合物の元素分析、マススペクトル(M s 
)の測定結果は、次のとうりであった。
元素分析値(c48H7803として)CH 計算値(%)  81.99 11.18分析値(%)
  82.05 1.1.00M5(FD法): 70
3 (M+) 製造例−4 撹拌器、還流冷却器、ディーンシュタルクの水分離器お
よび窒素導入管を備えた容器にN、N−ジメチルアセト
アミド400 mlおよびトルエン100m1を装入し
、共沸脱水により溶媒中の水分を除去した後室温に冷却
し、窒素雰囲気下でトリメリット酸無水物80gを装入
した。この溶液に、40〜50℃でオクタデシルアミン
112gをトルエン400 mlに溶かした溶液を1時
間かけて滴下した。次いで同温度で4時間攪拌した。そ
の後、150〜170℃で水がでなくなるまで、約4時
間還流を行った。反応終了後、溶剤100 mlを留去
し冷却した後、析出した固体を炉別し、乾燥して白色固
体のイミドカルボン酸を得た。
収量 172g (収率 93%) 融点 127〜130℃ 得られた化合物の元素分析、赤外吸収スペクトルの(I
R)およびマスベクトル(M s )の測定結果は、次
のとうりであった。
元素分析値(c27H4□NO4として)c     
   HN 計算値(%)73.10 9.32 3.16分析値(
%)73.37 9.60 3.43M5(FD法):
444 (M+) I R(KB r、cm’): 1710.1780 (カルボニル基)製造例−5(内
部離型剤−3) 攪拌器、還流冷却器およびディーンシュタルクの水分離
器を備えた容器に製造例−4で合成したイミドカルボン
酸140g、オクタデシルアルコール85g、p−トル
エンスルホン酸2,6gおよびトルエン5001を装入
し、生成する水を除きながら8時間還流を行った。反応
終了後、60〜70℃で中性になるまで水洗を行い、溶
媒を濃縮した。得られた粗結晶をトルエン500m1が
ら再結晶してイミドエステルを得た。
収量 175g(収率 8o%) 融点 113〜117℃ 得られた化合物の元素分析、赤外吸収スペクトルの(I
R)およびマスベクトル(M s )の測定結果は、次
のとうりであった。
元素分析値(c45H7□NO4として)c     
    HN 計算値(%)77.64 11.15 2.01分析値
(%)77.81 11.38 2.35M5(FD法
): 696 (M+) JR(KBr、cm”): 1705.1720.1775 (カルボニル基) 〔実施例〕 以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
以下の実施例及び比較例において使用した成分は次の通
りである。
■内部離型剤;前記内部離型剤−1,−2゜及び−3 ■ポリオールA;三井東圧化学■製 E  P  −33(I  N ヒドロキシル数(OH価)が34で約85%のプロピレ
ンオキシドを含み、そして約15%のエチレンオキシド
を末端部に有するグリセリン始端ポリ(オキシアルキレ
ン)ポリエーテルトリオール。
■末端にアミノ基を有するポリエーテルBiTexac
o社製 Jerfamine D −2000■鎖延長
剤C; Ethyl−corp社製エ社製エアキュア1
oメチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼ
ンおよび1−メチル−3,5−ジエチル−2,−6−ジ
アミノベンゼンの約80=20の異性体混合物。・ ■鎖延長剤D; 5.7−ジアミツー1,1.4.6−チトラメチルイン
ダン ■相溶化剤E ; Texaco社製Jeffamjn
e D −400末端アミノ基を有する分子量的400
のポリエーテルジアミン ■相溶化剤F:三井東圧化学銖製AE−300エチレン
ジアミンにプロピレンオキシドを付加させたOH価75
0のポリエーテルポリオール■イソシアナートGニ トリプロピレングリコールと4.4′ −ジフェニルメ
タンジイソシアナー)(MDI)と反応させたプレポリ
マー NCO%=22.5% 粘度800cps/25℃ ■イソシアナートH: Jef’raa+ine D −2000と4,4′ 
−ジフェニルメタンジイソシアナートと反応させたプレ
ポリマー NCO%=22.2% 粘度500cps/25℃ [相]スズ触媒、三共有機■製5tanBLジブチルチ
ンジラウレート 11アミン触媒; Air Product社製DAB
CO33LV 12ステアリン酸亜鉛二日本油脂■製 ジンクステアレート G F −2[100塗 料; Primer ; Bee−chemica1社製フレキセン−600To
p coat ; Bee−chcm t ca を社製フレキセン−10
5(白)(実施例1〜3および比較例1〜2) ポリオールまたはポリエーテルA、Bおよび鎖延長剤C
,D、相溶化剤E、Fおよび内部離型剤−1、ステアリ
ン酸亜鉛およびポリイソシアナートG、Hを表−1の通
り使用し、次の条件でポリウレタンエラストマーを作成
した。
即ち、ポリオールまたはポリエーテル、鎖延長剤、内部
離型剤と触媒を主成分とする活性水素化合物(A液)、
イソシアナート(B)液を高圧発泡機(東邦機械NR−
230)の原料タンクにそれぞれ仕込み、A液とB液を
高圧発泡機で混合後、簡易バンパー金型に注入した(コ
の字型:約500cc容積、肉厚3mm)。
金型表面は注入前、D M Fで洗浄した後、外部離型
剤中京油脂■製D−186ワツクスをスプレーで塗布し
た。
離型性試験は簡易バンパー金型から1回の外部離型剤ス
プレー塗布で下型から連続何回#l型=J能かを実際に
検討した。
塗装は次の条件で行った。
成形lhr後120℃で30分ポストキュアーした。ポ
ストキュアー後1hr室温て放置後1,1゜1−トリク
ロロエタン(セントラル硝子社製)Vaporを用い、
洗浄脱脂した。洗浄脱脂したサンプルにフレキセン−6
00primerを塗布、焼き付けは120℃で20分
放置した。30分室温で放置後フレキセン−105(白
)top coatを塗布、焼き付けは120℃で30
分放置した。
評  価 は じ き:目視 密着性試験、JIS  DO202基盤目試験第一種 結果を表−1に示す。
(実施例4〜6) 内部離型剤−2を用いた以外は前記実施例1と同様な操
作を行った。
原料及び結果は表−2に示す。
(実施例7〜9) 内部離型剤−3を用いた以外は前記実施例]と同様な操
作を行った。
原料及び結果は表−3に示す。
表−1、表−2及び表−3における原料の数値は重量部
で示される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、金型からの優れた離型効果を示し、生
産性の大幅な向上に寄与し、かつ塗装性に優れた成形物
を製造することかでき、これは産業上きわめて有用な弾
性エラストマーの製造方法である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)脂肪族、脂環族および/または芳香族ポリイ
    ソシアナート、 (b)2以上の活性水素基を有し、分子量が800〜1
    2000のポリオール、または該物質の末端を1級アミ
    ノ基、2級アミノ基、芳香族1級アミノ基またはイミノ
    基で置換されたポリエーテル、 (c)上記(b)成分のポリオール、またはポリエーテ
    ル100重量部に対し、5〜80重量部の芳香族ジアミ
    ンを含む鎖延長剤、 および (d)内部離型剤 を含む反応混合物を密閉された型の中で反応させ、反応
    射出成形法で弾性エラストマー成形物を製造する方法に
    おいて、上記(d)成分の内部離型剤が下記式( I −
    1)のイミドアミド化合物、式( I −2)のビス(ア
    ルキルカルボニルフェニル)化合物、及び式( I −3
    )のイミドエステル化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼( I −1) (式中RはC_8〜C_2_4の脂肪族の飽和または不
    飽和炭化水素基を示し、R_1、R_2は炭素鎖の和が
    C_8〜C_4_8でいずれか一方が水素でもよい脂肪
    族の飽和または不飽和炭化水素基を示す。)、▲数式、
    化学式、表等があります▼( I −2) (式中R_1はC_7〜C_3_0の脂肪族の飽和また
    は不飽和炭化水素基を示し、Xは酸素原子、硫黄原子、
    または5個までの酸素原子、硫黄原子を含んでもよい式
    量14〜500の炭化水素基を示す。)、▲数式、化学
    式、表等があります▼( I −3) (式中R、R_1はC_8〜C_2_4の脂肪族の飽和
    または不飽和炭化水素基を示す)、 からなる群から選ばれる少なくとも一員であることを特
    徴とする弾性エラストマーの製造方法。 2、(e)触媒、及び(f)添加剤からなる群から選ば
    れた少なくとも一員を含んでもよい請求項1の製造方法
    。 3、内部離型剤が(b)成分のポリオールまたはポリエ
    ーテル100重量部に対し、0.5−10重量部の量で
    使用される請求項1又は2の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838186B2 (en) 2002-04-22 2005-01-04 Polinas Plastic Of America, Inc. Multilayer oriented antimicrobial and antifogging films

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US6838186B2 (en) 2002-04-22 2005-01-04 Polinas Plastic Of America, Inc. Multilayer oriented antimicrobial and antifogging films

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