JPH04197905A - 物品の収容庫における物品収容位置決定装置 - Google Patents

物品の収容庫における物品収容位置決定装置

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JPH04197905A
JPH04197905A JP2332101A JP33210190A JPH04197905A JP H04197905 A JPH04197905 A JP H04197905A JP 2332101 A JP2332101 A JP 2332101A JP 33210190 A JP33210190 A JP 33210190A JP H04197905 A JPH04197905 A JP H04197905A
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弘志 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は物品の収容庫における物品収容位置決定装置、
特に、大きさの異なる物品を効率良く収容できるように
、適切な収容位置を決定する装置に関する。
〔従来の技術〕
物品を保管するための倉庫においては、限られたスペー
ス内にできるだけ多くの物品を効率良く収容することが
望まれている。特に、最近では、地価の高騰に伴い、わ
ずかでも収容効率を向上させるための工夫がなされてき
ている。たとえば、印刷用紙などの巻取材料用の倉庫で
は、床−面に巻取材料を立てて収容し、上方からクレー
ンなどによって入出庫させるような効率の良い収容方法
が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように、床−面に物品を並べて収容する場合、通
常は物品を格子状に配列して収容している。これは、格
子状の配列により物品を規則正しく並べ、空きスペース
のない効率良い収容を行うためである。ところが、この
ような格子状の配列により効率の良い収容か行えるのは
、収容する物品がすべて同じ形状、同じ大きさをもった
ものである場合に限られる。形状や大きさの異なる複数
種類の物品を収容する場合に格子状の配列を行うと、空
きスペースか発生し、収容効率は低下することになる。
そこで本発明は、形状や大きさの異なる複数種類の物品
を収容する場合に、できるだけ効率の良い収容位置を決
定することのできる物品の収容庫における物品収容位置
決定装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(1)  本願第1の発明は、物品の収容庫に新たな物
品を収容するときに、この収容すべき物品の収容位置を
決定するための物品収容位置決定装置において、 収容庫を構成する壁の一辺を基準辺として定義し、この
基準辺の位置情報を保持する基準辺定義手段と、 収容すべき物品の情報を入力する情報入力手段と、 収容すべき物品について、物理的に収容可能な位置を、
候補位置として抽出する候補位置抽出手段と、 候補位置について、基準辺からの距離を演算する距離演
算手段と、 この距離の最も小さな候補位置を、物品の収容位置とし
て決定する収容位置決定手段と、を設けたものである。
(2)  本願第2の発明は、上述の第1の発明に係る
物品収容位置決定装置において、候補位置抽出手段とし
て、 既に収容済みの物品の大きさおよび位置の情報、ならび
に、収容庫の壁面の位置の情報を保持する収容情報保持
部と、 既に収容済みの物品と収容庫の壁面とからなる対象物群
の中から、2つの対象物を選択する対象物選択部と、 情報入力手段によって入力された収容すべき物品の大き
さ、および、収容情報保持部内に保持された情報に基づ
いて、2つの対象物の双方に接するように収容すべき物
品を収容することが可能か否かを判定する適合判定部と
、 この適合判定部によって可能と判定された場合に、2つ
の対象物の双方に接するように収容すべき物品を収容す
るための収容位置を演算によって求め、これを候補位置
とする候補位置演算部と、を設けたものである。
〔作 用〕
本願第1の発明によれば、収容すべき物品について、物
理的に収容可能な位置が候補位置として抽出され、この
抽出された候補位置のうち、収容庫を構成する壁の一辺
として定義された所定の基準辺に最も近いものか、最終
的な収容位置として決定される。このため、新たに収容
すべき物品は、常に基準辺に最も近い位置に収容される
ようになり、全体的に基準辺近傍から密に充填されて収
容されることになる。したがって、収容すべき物品の形
状や大きさに関わりなく、効率の良い収容位置の決定が
可能になる。
本願第2の発明では、上述の第1の発明における候補位
置の抽出を容易に行うことができる。すなわち、候補位
置は、2つの対象物の双方に接するような収容位置とし
て求められる。ここで、対象物とは、既に収容済みの物
品あるいは収容庫の壁面である。したがって、既に収容
済みの2つの物品に接するような収容位置、2つの壁面
に接するような収容位置、既に収容済みの1つの物品と
1つの壁面とに接するような収容位置、の3とおりの収
容位置が候補位置として容易に抽出できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図は本発明に係る物品の収容庫における物品収容位置
決定装置の基本構成を示すブロック図である。実際には
、この装置はコンピュータにより実現することができる
が、本明細書では、この装置の構成をそれぞれ機能ごと
のブロック要素に分割して説明することにする。
候補位置抽出手段10は、この装置の中枢をなす装置で
あり、収容情報保持部11、対象物選択部12、適合判
定部13、候補位置演算部14によって構成されている
。情報入力手段20は、収容すべき物品についての形状
や大きさなどの情報を入力する装置であり、入力した情
報は、収容情報保持部11、適合判定部13、および候
補位置演算部14に与えられる。基準辺定義手段30は
、収容庫を構成する壁の一辺として定義された基準辺の
位置情報を保持する装置であり、距離演算手段40は、
候補位置抽出手段10て抽出された候補位置と基準辺と
の距離を演算する手段である。
そして、収容位置決定手段50は、この距離に基づいて
、候補位置抽出手段10て抽出された候補位置のうちの
1つを最終的な収容位置として決定する装置である。
この第1図に示す装置の動作を詳細に説明する前に、従
来から一般的に行われている収容位置の決定方法を簡単
に述べておく。第2図は、収容庫100に、円柱状をし
た多数の巻取材料Rを収容した状態を示す上面図である
。収容庫100内の床−面に、巻取材料Rが立てた状態
で収容されている。収容庫100内には、−点鎖線で示
す仮想の位置基準線が縦横に定義されており、その交点
位置がそのまま巻取材料Rの収容位置となっている。す
なわち、各巻取材料Rは、その中心軸かこの交点位置に
くるように収容される。別言すれば、各巻取材料Rは、
収容庫100内に格子状の配列を形成するように収容さ
れている。第3図も同様に、多数の巻取材料Rを収容し
た状態を示す上面図であるが、ここでは、仮想の位置基
準線が斜めに定義されており、各巻取材料は斜め格子状
の配列を形成するように収容されている。いずれの場合
も、多数の巻取材料がかなり効率的に収容されている。
しかしながら、第2図および第3図に示す例は、全く同
じ大きさの巻取材料Rを収容した例である。ここでたと
えば、半径の異なる巻取材料を複数種類収容する場合を
考える。この場合、格子状の配列は、最も大きな巻取材
料を基準にして定義せざるを得ない。したかって、半径
の異なる゛巻取材料を複数種類収容した場合には、空き
スペースが発生し、効率良い収容ができなくなる。
このように、半径の異なる巻取材料を効率良く収容する
方法として、同一半径の巻取材料ごとに分けて収容する
方法が考えられる。第4図は、半径がそれぞれ大中小と
異なる巻取材料R1,R2゜R3を、収容庫100内の
それぞれ分室100a。
100b、100cに分けて収容した状態を示す例であ
る。このように大きさごとに分けて収容し、各分室内で
格子状の配列にしたがって収容すれば、各分室内に関す
る限り効率良い収容か可能になる。
ところが、各分室100a、100b、100cの面積
比と、収容すべき巻取材料R1,R2゜R3の数量比と
が、うまく対応していないと、ある分室は満杯となって
いるのに、別な分室は空きスペースがたくさん残ってい
るといったアンバランスの状態が発生しやすく、総合的
に見ると効率良い収容とならない場合が多い。
本発明の装置を用いれば、同一の収容庫内に半径の異な
る巻取材料を混在させながら、効率の良い収容を行うこ
とが可能になる。第5図は、半径がそれぞれ大中小と異
なる巻取材料R1,R2゜R3(合計102本)を、本
発明の装置を用いて収容庫100内に混在させながら収
容した状態を示す上面図である。本発明の装置は、物品
収容位置決定装置であり、収容庫100内にn本の巻取
材料が収容されている状態に基づいて、新たに(n +
 1)木目の巻取材料を収容する場合の最適な収容位置
を決定する機能を有する。第5図に円で示されている巻
取材料に付された番号(1〜102)は、各巻取材料を
この収容庫100内に収容した順番を示すものである。
たとえば、図の1〜8番までの巻取材料が既に収容され
ているとき、本発明の装置によって、次に収容すべき9
番の巻取材料の収容位置を決定することができる。
こうして、本発明の装置により順次収容位置を決定しな
がら、102本の巻取材料を収容した状態が、この第5
図の上面図である。このように、本発明の装置に基づい
て3種の大きさの巻取材料を収容した場合、第2図に示
すような格子状の配列を行った場合に比べて72%の面
積で収容が可能となり、第3図に示すような斜め格子状
の配列を行った場合に比べて65%の面積で収容が可能
となった。なお、このような効率良い収容を行う場合、
巻取材料の搬入や搬出は、上方に設けられたクレーンな
どの手段によって行うのが好ましい。
続いて、本発明の基本原理を第6図を参照して説明しよ
う。いま、第6図の上面図に示すような形状の収容庫1
00に、既に3つの物品A、B。
Cが収容されている状態において、新たな物品りを収容
する場合を考える。本発明の基本原理は、収容庫100
を構成する壁Wl、W2.W3の一辺を基準辺として定
義し、できるだけこの基準辺に詰めて物品を収容してゆ
く点にある。第6図の例では、壁W2の底辺を基準辺S
と定義している。
このような状態で、物品りを物理的に収容可能な位置を
、候補位置として抽出する。第6図には、4つの候補位
置P’l、P2.P3.P4を破線て示しである。物品
りを物理的に収容可能な位置は、理論的には無限に存在
する(たたし、コンピュータによる実際の演算では、コ
ンピュータ内に定義された座標軸についての有効数字に
依存する有限値となる)。そこで、以下に述べる実施例
では、2つの対象物の双方に接するように物品を収容す
ることが可能な位置のみを候補位置として抽出している
。ここで、対象物とは、既に収容されている物品A、B
、Cと、壁Wl、W2.W3との6つである。この6つ
の中から2つを選択し、この2つの双方に接するような
収容位置を候補位置として抽出するのである。たとえば
、候補位置P1は壁W1と物品Aとに接しており、候補
位置P2は物品Aと物品Bとに接しており、候補位置P
3は物品Bと物品Cとに接しており、候補位置P4は物
品Cと壁W3とに接している。6つの対象物の中から2
つを選択する組み合わせは、15通り存在するが、物理
的に収容可能な位置は上述の4つの候補位置に限られる
。たとえば、壁W1と壁W2とに接するような収容形態
はもはや物理的に不可能であり、物品Aと物品Cとに接
するような収容形態は、物品りの形状および大きさを考
慮すると物理的に不可能である。こうして、候補位置が
抽出されたら、その中で基準辺Sに最も近いものを、最
終的な収容位置として決定する。第6図の例では、候補
位置P1〜P4の中で、基準辺Sに最も近い位置P4が
最終的な収容位置と決定され、物品りはこの位置P4に
収容されることになる。こうして、常に、基準辺Sの方
へ詰めるように物品を収容してゆくことができる。
以上が本発明の基本原理であるが、続いて、第1図に示
す装置の具体的な動作を、巻取材料を収容する具体例に
即して説明する。いま、第7図の上面図に示すように、
収容庫100に6つの巻取材料R1〜R6が既に収容さ
れているときに、新たな巻取材料Rを収容するための収
容位置を決定する処理を考える。前述のように、本発明
では、所定の基準辺Sを定義しておく必要があるが、こ
コテハ、収容庫100の3つの壁Wl、W2、W3のう
ち、壁W2の底辺が基準辺Sと定義されているものとす
る。基準辺Sとしては、どの辺を定義してもかまわない
が、物品を収容する前に、予め基準辺定義手段30に対
して定義操作を行う必要がある。なお、ここでは、巻取
材料R1〜R6の半径をそれぞれr1〜r6とし、これ
らの収容位置をその中心点01〜06の座標値で表わす
ことにする。収容情報保持部11には、壁Wl。
W2、W3の座標値、既に収容された巻取材料R1〜R
6の半径r1〜R6、および収容位置座標値01〜06
が保持されている。
対象物選択部12は、収容情報保持部11内に保持され
ている情報に基づいて、2つの対象物を選択する機能を
果たす。そして、選択された2つの対象物に接するよう
な収容位置を候補位置とすることになる。この例では、
壁Wl、W2.W3と、既に収容された巻取材料R1〜
R6とからなる9つの対象物が存在し、このうち2つの
対象物を選択する組み合わせは36通り存在する。ただ
し、この36通りの組み合わせのすべてについて候補位
置が求められる゛わけではない。物理的に収容不可能な
組み合わせも多数存在するため、まず、適合判定部13
において適合判定か行われる。第8図を参照しながら、
この適合判定の具体的な方法を示そう。いま、選択され
た2つの対象物か、巻取材料RaとRbであり、これら
の半径がそれぞれra、rb、収容位置座標かそれぞれ
Oa。
obであったとし、収容すべき巻取材料Rの半径をrと
する。この場合、適合判定の基準は、2点Oaとobと
の距離をLabとしたときに、Lab≦ra+rb+2
r なる条件が満足されるか否かである。この条件が満足さ
れていれば、巻取材料RaとRbとの組み合わせは適合
していると判定される。適合した組み合わせについては
、双方に接するような収容位置が存在することになる。
すなわち、第8図に示すように、中心点PあるいはP′
を収容位置とすれば、図の破線で示すように巻取材料R
aとRbとの双方に接するような収容が可能になる。こ
れに対して、座標Ocに収容され、半径がrcである巻
取材料Rcと、巻取材料Raとの組み合わせを考えてみ
よう。この場合の判定基準は、2点OaとOcとの距離
をLacとしたときに、Lac≦ra+rc+2r なる条件が満足されるか否かであるか、第8図に示すよ
うに、この条件は満足されない。別言すれば、巻取材料
RaとRcとの双方に接するような収容位置は存在しな
いことになる。以上のように、適合判定部13は、収容
情報保持部11内に保持されている情報(上述の例では
、点Oa、Ob。
Ocの座標値、ra、rb、rcの値)と、情報入力手
段20から与えられる収容すべき物品の情報(上述の例
では、物品としての巻取材料の形状は、円柱状と定まっ
ているので、物品の大きさとしての巻取材料Rの半径値
rのみでよい)と、に基づいて、対象物選択部12が選
択した2つの対象物の組み合わせの適合判定を行う。
適合判定部13によって適合すると判定された組み合わ
せについては、候補位置演算部14において、双方に接
するような収容位置が演算される。
たとえば、第8図において、巻取材料RaとRbとの組
み合わせについては、点Oaから(ra+r)の距離に
あり、点○bから(rb+r)の距離にある点として、
点PおよびP′が収容位置として演算される。すなわち
、候補位置演算部14は収容情報保持部11内の情報と
情報入力手段20から与えられる大きさとに基づいて、
収容位置の演算を行う。ただし、こうして求めた収容位
置に収容することが、物理的に不可能な場合もある。た
とえば、第8図に示す例では、点PとP′の2つの位置
が求まってい−るが、第9図に示す例において、巻取材
料R1とR2とを選択することにより演算される2つの
収容位置PおよびP′のうち、位置P′には壁W2と重
なってしまうため、実際には収容できない。候補位置演
算部14は、収容情報保持部11内の情報に基づいて、
物理的に収容可能な位置のみを候補位置として抽出する
なお、上述の例では、2つの巻取材料を対象物として選
択した場合について、適合判定部13や候補位置演算部
14における具体的処理方法を説明したが、対象物選択
部12では、壁と巻取材料、あるいは壁と壁という対象
物の組み合わせが選択される場合もある。このように、
壁が選択された場合には、この壁土に中心点があり、半
径がOである円を考えれば、2つの巻取材料が選択され
た場合と同様の処理が可能である。たとえば、第10図
の例は、巻取材料Raと壁W1との組み合わせが選択さ
れた場合の処理のしかたを示す。ここでは、壁Wl上に
中心点obをもち、半径rb−0であるような仮想の巻
取材料Rbを考え、巻取材料RaとRbとが選択された
ものとして取り扱えば、第8図に示す例と同様の処理が
可能である。
このような取扱いをすれば、収容庫100内に1木目の
巻取材料を収容する場合にも、その収容位置の決定が可
能である。これは、たとえば、壁W1上に仮想定義され
た半径00巻取材料と、壁W2上に仮想定義された半径
0の巻取材料と、を2つの対象物として選択し、上述と
同様の処理を行えばよいのである。
こうして、候補位置演算部14によっていくつかの候補
位置が求められる。第7図に示す例では、第11図に示
すような6つの候補位置P1〜P6が求められる。距離
演算手段40は、基準辺定義手段30に定義されている
基準辺Sと、各候補位置P1〜P6との距離を演算する
。すなわち、第11図で、点P1〜P6についての基準
辺Sからの矢印り方向への隔たりが求められることにな
る。
収容位置決定手段50は、この距離か最も小さいものを
最終的な収容位置として決定する。たとえば、第11図
の例では、候補位置P1〜P6のうち、基準辺Sに最も
近い位置P4か最終的な収容位置として決定される。こ
うして、新たに収容すべき巻取材料Rは、位置P4に収
容されることになる。これに伴い、収容情報保持部11
内の情報は更新される。すなわち、巻取材料R1〜R6
についての収容情報に、新たに収容された巻取材料Rに
ついての収容情報(収容位置P4の座標値や、半径値r
)が付加される。
二のように、本発明に係る装置を用いれば、新たな物品
を収容するたびにその収容位置を決定することができ、
これを順次続けてゆけば、第5図に示すような効率の良
い収容が可能になる。
以上、本発明を図示する一実施例に基づいて説明したが
、本発明はこの実施例のみに限定されるものではなく、
この他にも種々の態様で実施可能である。たとえば、上
述の装置における適合判定部13は、候補位置演算部1
4における演算負担を軽減する目的で設けられたもので
あり、必須の構成要素ではない。ただし、適合判定部1
3による適合判定を行わないと、候補位置演算部14に
おいてすべての組み合わせについての演算を行う必要が
生じ、無駄な演算に時間を費やすことになる。
また、上述の実施例では、隣接する巻取材料間の間隔を
0とし、各巻取材料が互いに接するような状態で収容し
ていたか、実際には、巻取材料の搬入や搬出を行う場合
、隣接する巻取材料間に必要最小限の間隙を保つのが好
ましい。このような間隙を保った収容を行う場合は、情
報人力手段20への入力値に余裕をもたせておくように
すればよい。たとえば、実際の巻取材料の半径が「であ
る場合、情報入力手段2oへの入力値を(r+δr)と
して、δrたけ余裕をもたせておけばよい。また、上述
の実施例では、上面図を参照しながら平面的な収容状態
についてのみ述べたが、実際には、複数の巻取材料を上
下に重ねて立体的に収容することになる。たとえば、第
5図に示す上面図における紙面に垂直な方向には、同じ
巻取材料が重ねて収容されることになる。なお、上述の
実施例では、円柱状の巻取材料を収容する例について述
べたが、本発明はどのような形状のどのような物品を収
容する場合についても適用可能である。更に、上述の実
施例では、壁の一辺を基準辺として定義し、この基準辺
からの距離に基づいて収容位置の決定を行っているが、
基準辺の代わりに基準点を用いることも可能である。た
とえば収容庫のコーナー位置に基準点を定義すれば、こ
のコーナー位置から順に物品を収容することもてきる。
〔発明の効果〕
以上のとおり発明によれば、収容すべき物品を所定の基
準辺側に詰めて収容することが可能になり、物品の形状
や大きさに関わりなく、効率の良い収容位置の決定が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る物品収容位置決定装置の基本構成
を示すブロック図、第2図は収容庫に多数の巻取材料R
を格子状位置に収容した状態を示す上面図、第3図は収
容庫に多数の巻取材料Rを斜め格子状位置に収容した状
態を示す上面図、第4図は半径の異なる巻取材料を分け
て収容した状態を示す上面図、第5図は半径の異なる巻
取材料を本発明の装置を用いて混在させながら収容した
状態を示す上面図、第6図は本発明の基本原理を説明す
るための図、第7図は第1図に示す装置の具体的な動作
を説明する図、第8図は第1図に示す装置における適合
判定処理を説明する図、第9図は第1図に示す装置にお
ける候補位置抽出処理を説明する図、第10図は第1図
に示す装置における壁の取扱いを説明する図、第11図
は第1図に示す装置によって抽出された候補位置を示す
図である。 10・・候補位置抽出手段、11・・・収容情報保持部
、12・・・対象物選択部、13・・・適合判定部、1
4・・・候補位置演算部、20・・・情報入力手段、3
0・・・基準辺定義手段、40・・・距離演算手段、5
0・・・収容位置決定手段、100・・・収容庫、A。 B、C,D・・・物品、R,R1−R6,Ra、Rb。 Rc =・巻取材料、01〜06、Oa、 Ob、 O
c・・・収容位置、P、P’ 、PI〜P6・・・候補
位置、r、rl 〜r6.ra、rb、rc−・・巻取
材料の半径、S・・・基準辺、Wl、W2.W3・・壁
。 特許出願人 大日本印刷株式会社 出願人代理人  弁理士 志 村  浩第1図 第2図 第3図 其り 第6図 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物品の収容庫に新たな物品を収容するときに、こ
    の収容すべき物品の収容位置を決定するための装置であ
    って、 前記収容庫を構成する壁の一辺を基準辺として定義し、
    この基準辺の位置情報を保持する基準辺定義手段と、 収容すべき物品の情報を入力する情報入力手段と、 収容すべき物品について、物理的に収容可能な位置を、
    候補位置として抽出する候補位置抽出手段と、 前記候補位置について、前記基準辺からの距離を演算す
    る距離演算手段と、 前記距離の最も小さな候補位置を、物品の収容位置とし
    て決定する収容位置決定手段と、を備えることを特徴と
    する物品の収容庫における物品収容位置決定装置。
  2. (2)請求項1に記載の装置において、候補位置抽出手
    段が、 既に収容済みの物品の大きさおよび位置の情報、ならび
    に、収容庫の壁面の位置の情報を保持する収容情報保持
    部と、 既に収容済みの物品と収容庫の壁面とからなる対象物群
    の中から、2つの対象物を選択する対象物選択部と、 情報入力手段によって入力された収容すべき物品の大き
    さ、および、前記収容情報保持部内に保持された情報に
    基づいて、前記2つの対象物の双方に接するように収容
    すべき物品を収容することが可能か否かを判定する適合
    判定部と、 前記適合判定部によって可能と判定された場合に、前記
    2つの対象物の双方に接するように収容すべき物品を収
    容するための収容位置を演算によって求め、これを候補
    位置とする候補位置演算部と、 を有することを特徴とする物品の収容庫における物品収
    容位置決定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137264A (ja) * 2000-11-07 2002-05-14 Star Seiki Co Ltd 成型品取出機の成型品解除位置設定方法
CN113581707A (zh) * 2021-07-28 2021-11-02 龙岩烟草工业有限责任公司 立体仓库货位分配方法、装置、组播服务器以及介质

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