JPH04197488A - 電解水製造器のアルカリ性水pH算出方法 - Google Patents

電解水製造器のアルカリ性水pH算出方法

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JPH04197488A
JPH04197488A JP2331231A JP33123190A JPH04197488A JP H04197488 A JPH04197488 A JP H04197488A JP 2331231 A JP2331231 A JP 2331231A JP 33123190 A JP33123190 A JP 33123190A JP H04197488 A JPH04197488 A JP H04197488A
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alkaline water
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Shuji Hitomi
周二 人見
Hisashi Kudo
工藤 寿士
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、陽極室と陰極室を備えた電解セルに水道水な
どのミネラル分を含む水を供給しながら電解することに
よりアルカリ水と酸性水とを得る電解水製造器に関する
ものである。
従来の技術 電解水、特にアルカリ水は健康飲料水として、または植
物への給水として用いられているが、目的により適度な
pHに調整することが必要である。
従来、簡便にアルカリ水を得るものとして水の電気分解
を利用したものがある。これは陽極と陰極とを備えた電
解セルに一定量の水を連続的に送り込み両電極間に適当
な直流電圧を印加することにより陽極室より酸性水、陰
極室よりアルカリ水を得るものである。
ところが従来のこの種の電解水製造器ではセルへの供給
水量や両電極間への印加電圧の条件が一定でも電解セル
に送り込む原水(主に水道水)に含まれるアルカリイオ
ン濃度や水温により、得られるアルカリ水のpHは大き
く変動していた。そのため、上述のようにして得られた
アルカリ水のpHをリドマス紙やpHメーター等で定期
的に測定し、もしpHが目的とするpHよりも小さけれ
ば、つまりアルカリ度が小さければ、セルへの供給水量
を減らしたり、陽極と陰極間に印加する電圧を高くして
アルカリ度を調整する必要があった。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記の方法、例えばリドマス紙によりアルカリ
水のpH管理を行なう場合には、測定は断続的にならざ
るを得ずpH値の不具合を未然に防ぐことは困難である
。またpHメータ等を用いれば連続的にpH管理が行な
えるものの、pHメータの定期的な校正や電解液の交換
等煩雑な作業を必要とする。電解水特に飲料水となるア
ルカリ水のpH管理は非常に重要であるにもかかわらず
、未だこの様な電解水製造器が提供されていない理由が
ここにある。
課題を解決するための手段 この発明の目的はかかる欠点を解消するために成された
ものであり、陽極室と陰極室とを備え電解により陽極室
より酸性水を陰極室よりアルカリ水を得る電解水製造器
において、該陰極室に供給される水量または該陰極室か
ら排出される水量と両電極間に流れる電流値とからアル
カリ水のpHを算出する機構を有することを特徴とする
亨解氷製造器を採用することにより、リドマス紙やpH
メーターを用いることなくアルカリ水のpHを知ること
のできる新規な電解水製造器を提供するものである。
作用 この発明は、電解に於て原水が中性に近い場合は、陽極
および陰極での電荷の授受はH+イオンやOH−イオン
によらず他のカチオンやアニオンによることに着目して
なされたものである。すなわち、水道水などの中性に近
い水を電気分解して陰極室からアルカリ水を得る場合、
アルカリ水のpHは電荷の授受に関与したCa2+、M
g2+などのカチオンやCl−2No3−などのアニオ
ンの数と濃度から一義的に決定される。換言すれば、ア
ルカリ水のpHは陰極室に供給する水量と両電極間に流
した電流値とから算出することができる。
水の電気分解では陽極と陰極で下記の2つの反応が起こ
る。
反応A 陽極 2H20→02十4H++4e 陰極 4H++4e→2H2 全体 2HO→02+2H2 または 反応B 陽極 40 H−→O+ 2 H20+ 4 e陰極 
4 H20+ 4 e →2 H2+40 H−(B 
)全体 2H20→02+2H2− ここで、電気分解に伴なう両電極間での電荷の授受はH
+イオンやOH−イオンによらず、はとん2十 どCa  、Na” 、Mg2+$のカチオンやCl−
1N03−等のアニオンによるため、Aの反応が生じる
と陰極近傍のH+イオンが減少する。一方Bの反応が生
じると陰極近傍のOH−イオンが増加するものの、水の
イオン積は常に一定であるからH+イオンが減少する。
それ故いずれの場合も陰極室のpHが高くなりアルカリ
水が得られる。上記に示す反応では2フアラデー相当の
電流が両電極間に流れると陰極近傍のH+イオンが2モ
ル減少することがわかる。つまり両電極間にIアンペア
の電流が流れると陰極近傍ではI/F(モル7秒)、(
ここでFはファラデ一定数)のベースでH+イオンが減
少する。陰極室に供給される(または陰極室から排出さ
れる)水量をW (J /秒)とすると、陰極へ送られ
るH+イオン量はWxlO−7モル/秒であるから、電
解後陰極室より排出されるアルカリ水のpHは理論的に
は下記の式により算出される。
pH=−10g [H” ) = −l o g (H+/w) =−1og C(WxlO−7−I/F)/W)= −
l o g、(10’ −1/WF )(H” )=H
+濃度(mol/j) W=陰極室より排出される水量で通常Wとほぼ等しい(
j/秒) H” =H+量(no l/秒) つまり陰極室へ供給される水量(W)と両電極間に流れ
る電流(1)とからリドマス紙等を用いなくてもアルカ
リ水のp )tを連続的に知ることができる。セパレー
タ等を通して陽極室水と陰極室水との混合が大きい場合
には式中に補正項を加えればよい。
本発明によれば、アルカリ水のpHは水量と電流値とか
ら算出されるのでリドマス紙やpHメーターは不要とな
るばかりでなく、メンテナンスフリーで連続的にpH管
理を行なうことができる。
実施例 以下本発明を好適な実施例を用いて説明する。
第1図は本発明に係る電解水製造器の流路図である。同
図において1はポリ10ピレン製不織布6により陽極室
2と陰極室3に分けられた電解セルであり、陽極4、陽
極5を内部に備えており、直流電源7より電力の供給を
受は水を電気分解する。
ここで原水はセルの原水人口8よりセル内部へ導入され
、陰極室3に供給される量はフローメータ9により連続
的に検知される。セル内部で電解され生成された酸性水
とアルカリ水は酸性水出口10、アルカリ水出口11よ
り排出される。ここで直流電源7よりセル1に供給され
る直流の電流値は電流計12により連続的に検知される
フローメータ9および電流計12の各データより算出し
たアルカリ水のpH値はデジタルパネルメータ13に連
続的に表示される。それ故、原水の質〈アルカリイオン
濃度、温度等ンが変化してもデジタルパネルメータ13
に示されるpH値により陰極室への供給水量やセルへの
供給電力を制御すれば常に安定したpHのアルカリ水が
得られる。
発明の効果 本発明による電解水製造器では煩雑な測定を行わなくて
も排出されるアルカリ水のpHが簡単にそして連続的に
得られるためpH管理がしやすく安定したアルカリ水が
得られその利用価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアルカリ水製造器の流路図である
。 1 電解セル 2 陽極室 3 陰極室 4 陽極 5 陰極 6 セパレータ 9 フローメーター 12  を流計 オ 1[ 原水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、陽極室と陰極室とを備え電解により陽極室より酸性
    水を陰極室よりアルカリ水を得る電解水製造器において
    、該陰極室に供給される水量または該陰極室から排出さ
    れる水量と両電極間に流れる電流値とからアルカリ水の
    pHを算出する機構を有することを特徴とする電解水製
    造器。
JP2331231A 1990-11-28 1990-11-28 電解水製造器のアルカリ性水pH算出方法 Granted JPH04197488A (ja)

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