JPH0419559A - 多成分液の濃度測定方法 - Google Patents

多成分液の濃度測定方法

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JPH0419559A
JPH0419559A JP2123495A JP12349590A JPH0419559A JP H0419559 A JPH0419559 A JP H0419559A JP 2123495 A JP2123495 A JP 2123495A JP 12349590 A JP12349590 A JP 12349590A JP H0419559 A JPH0419559 A JP H0419559A
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JP
Japan
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liquid
component liquid
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component
concentration
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JP2123495A
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Inventor
Takashi Oishi
剛史 大石
Akio Uesugi
彰男 上杉
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の成分液を混合した多成分液について、
各成分液の濃度を迅速かつ正確に測定する方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
異種の成分液を混合した多成分液について、各成分液ご
との濃度を測定する方法としてプロセス中和滴定法が知
られている。この方法では、測定対象となる多成分液を
滴定セルに取り込み、必要に応じて純水を加えて希釈し
た後、滴定が行われる。この滴定には、一定量の多成分
液に試薬を添加しながらPHの変曲点を測定し、PHの
変曲点に達するまでに添加した試薬の添加量に基づいて
、その成分液の濃度を求める手法が用いられている。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述したプロセス中和滴定法を行うにあ
たっては、まず多成分液を滴定セルに取り込む前に、滴
定セルを充分に洗浄しておく必要があるため、多成分液
用の送液パイプの他に、洗浄水(希釈水にも用いられる
)を滴定セルに送り込むための送液パイプが必要である
。さらに、多成分液や希釈水を窒素ガス等の圧力で滴定
セルに送り込むようにしているため、そのための圧送用
配管も必要となり、構成が複雑である。しかも、送液パ
イプや圧送用配管には多数の電磁弁が設けられ、これら
を所定のシーケンスにしたがって順次に開閉しなくては
ならない。このため、1回の測定を行うためには短くて
も8分程度の時間を要し、即時性の点で問題がある。ま
た、電磁弁等の駆動部分にトラブルが生じやすいという
欠点もある。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような従来技術の欠点を解決するために
なされたもので、多成分液の濃度をリアルタイムで、し
かも正確に測定できるようにした多成分液の濃度測定方
法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は上記目的を達成するために、予め成分液ごとの
濃度比率が分かっている何種かのサンプル液について、
液温、液中での音波の伝搬速度。
屈折率等の物理量データを測定して各成分液ごとに濃度
との相関を表すデータマツプを作成し、測定対象となる
多成分液から得られた物理量データを前記データマツプ
と比較対照して成分液の濃度を求めるようにしたもので
ある。
〔作用〕
上記によれば、測定対象となる多成分液がら液温、液中
での音波の伝搬速度、屈折率等の物理量データが取り込
まれると、濃度測定の対象となっている成分液について
のデータマツプ中から、計測された物理量データに通し
たものがピンクアップされ、これとの対照によって直ち
にその成分液の濃度を求めることができるようになる。
なお、多成分液から検出された物理量データがデータマ
ツプ中の物理量データと一致しないときには、検出され
た物理量データを挟む2種類のデータマツプから補完演
算を行って新たなデータマツプを作成し、これに基づい
て成分液濃度を求めることが可能である。
以下、図面にしたがって本発明について説明する。
〔実施例] 本発明方法を用いた成分濃度測定装置を示す第1図にお
いて、反応槽3には多成分液4が入っており、その中を
例えばアルミニウム類のウェブ5を通過させることによ
って、多成分液4による化学的な表面処理が行われる。
多成分液4は、X成分液、Y成分液、そして純水を所定
の濃度比率で混合したもので、この濃度比率が許容範囲
を越えて変化したときには、純水供給器5.X成分液供
給器6.Y成分液供給器7から適宜の液が供給されるよ
うになっている。
反応槽3には送液ポンプ8を組み込んだ循環路9が連設
され、送液ポンプ8の駆動によ、り多成分液4が循環さ
れる。循環路9の途中には、液温計、11.音速計12
.屈折率計13が組み込まれており、循環路9内を通過
する多成分液4の温度。
超音波の伝搬速度、界面屈折率を各々測定する。
そして、これらの液温計11.音速計12.屈折率計1
3から得られた液温T、伝搬速度■、屈折率Nは、多成
分液4に関する物理量データとしてA/Dコンバータ1
5を介してCPU16に入力される。こうしてCPU1
6に取り込まれた液温T、伝搬速度V、屈折率Nの各デ
ータは、RAM18に書き込まれる。
X−ROM20.Y−ROM21には、概念的に第2図
及び第3図に示したようなデータマツプ23.24を格
納するためのものである。Xデータマツプ23は、多成
分液4の液温Tを既知として、X成分液の濃度値DXを
パラメータにしたときの多成分液4の屈折率Nと伝搬速
度Tとの相関を示すもので、液温T、濃度値DXを変え
ながら第1図の装置を用いて測定することによって得ら
れる。同様に、Yデータマツプ24は、Y成分液の濃度
値DYをパラメータにして作成される。
補完マツプ演算部27は、Xデータマツプ23゜Yデー
タマツプ24が液温Tが「5°C」刻みであることを考
慮し、例えば液温Tが「33°C」であるときには、こ
の液温「33℃」を挟む2種のXデータマツプ23a、
23b、あるいはYデータマツプ24a、24bに基づ
いて、補完的に液温rT=33°C」についてのそれぞ
れのデータマツプを演算により作成する。なお、符号2
8は測定結果を表示するCRTを示している。もちろん
、CRT2 Bとともにプリンタを利用することもでき
る。
以下、上記構成による濃度測定処理について説明する。
まず、第1図の装置によりXデータマ・ンプ23゜Yデ
ータマツプ24が作成される。Xデータマツプ23を作
成するには、多成分液4の液温Tを「30°C」、X成
分液の濃度をDχ1に決めておき、Y成分液の濃度DY
を順次に変えるごとに屈折率N、伝搬速度Vを測定し、
これらの物理量データを第2図に示したようにマツプ化
する。そして、液温Tを「5°C」上げるごとに、同様
の手順で屈折率Nと伝搬速度Vとを測定してマツプ化す
ればよい。また、Yデータマツプ24については、多成
分液4中のY成分液の濃度DYをパラメータにして同様
の手順で屈折率N、伝搬速度Vを測定し、これをマツプ
化する。こうしてマツプ化された物理量データは、それ
ぞれX−ROM20.YROM21に格納される。こう
してX−ROM20、Y−ROM21にXデータマツプ
23.Yデータマツプ24を記憶させた後は、任意の液
温T、任意の濃度比率の多成分液4について、X成分液
、Y成分液の濃度を測定することができるようになる。
多成分液4中のX成分液の濃度を測定するときには、送
液ポンプ8を駆動して循環路9に測定対象となる多成分
液4を通過させ、液温計11.音速計12.屈折率計1
3からそれぞれ液温T、伝搬速度■、屈折率Nの各デー
タをCPU16に取り込む。CPU16は、これらのデ
ータをRAM18に格納した後、まず多成分液4の液温
Tを参照する。そして、rT=30°C」であるときに
は、X−ROM20からrT=30°C」に対応してX
データマツプ23aを読み出す。
こうしてXデータマツプ23aを読出した後、測定され
た伝搬速度■、屈折率Nの値がそれぞれ「V+ 」、 
 ’NI Jであったとすると、第2図のXデータマツ
プ23a上に示したように、伝搬速度V1.屈折率N、
の値によって点P1が決り、この点P1が属する特性線
として濃度値D4を決定することができる。なお、伝搬
速度■、屈折率Nの値がそれぞれ「Vz 」、  「N
2 」のようになると、第2図に示したように濃度値D
Xの特性線から外れた位置に点P2がくることがあるが
、この場合には、濃度値D3と濃度値D4との特性線に
基づく補間処理を行うことによって濃度値DXを決定す
ることができる。
多成分液4の液温Tが、r 5 ’Cj刻みに用意され
たXデータマツプ23の液温Tと一致していない場合、
例えば多成分液4の液温Tが「42°C」であるときに
は、rT=40°C」のXデータマツプ23cと、rT
=45°C」のXデータマツプ23dから得られるデー
タに基づいて、補間マツプ演算部27がrT=42°C
」のXデータマツプを作成する。こうして作成されたr
T=42°C」のXデータマツプはRAM1Bに格納さ
れ、以後は同様の手順によりX成分液の濃度値DXが求
められる。なお、Y成分液の濃度値DYについても同様
の処理で求めることができる。
こうして得られた測定データはCRT28に表示され、
リアルタイムで測定結果を知ることができる。上記測定
方法による測定精度は±2%で、即時性、精度の点で充
分なものであり、多成分液4を構成する純水、X感分液
、Y成分液の濃度比率の時間的変化を監視することもで
きる。さらに測定された濃度値データに基づき、純水供
給器5X成分液供給器6.Y成分液供給器7の作動をフ
ィードバック制御することも可能となる。
上述の例では、マツプ間温度を「5°C」の場合を示し
たが、この値はもっと小さくてもよく、小さければ小さ
い程、精度を上げることができる。
しかし、これに対応してX−ROM、Y−ROMのメモ
リ容量が増加してしまうから、実用的にはマツプ間温度
はro、1’c〜5°C」程度にしておくのが好ましい
以上、図示した実施例にしたがって本発明について説明
してきたが、多成分液から測定し得る物理量データとし
ては上述しだ液温以外にph値。
比重、電導度等がある。また、本発明を適用するにあた
っては、多成分液を構成する成分液としてはどのような
種類の液であってもよく、また3種4゜ 類以上の多成分液であってもよい。もちろん、多成分液
中に純水を含まなくてもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明方法によれば、多成分液
から測定できる物理量をもとに、予め成分液ごとに物理
量相互間の関係を表すデータマツプを作成しておき、測
定対象となる多成分液から得られた物理量をデータマツ
プと照合して成分液の濃度を決めるようにしている。し
たがって、従来の中和滴定による測定法と異なり、実時
間で、しかも連続的な測定が可能となり、また比重では
測定できないような微少な濃度変化も高精度に検出する
ことができるようになる。しかも本発明によれば、複雑
な配管設備等が不要になることからコスト的にも格段に
有利になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を実施する測定装置の概略構成図
である。 第2図及び第3図は、成分液濃度を求めるときに用いら
れるデータマツプの概念図である。 3・・・反応槽 4・・・多成分液 9・・・循環路 11・・液温計 12・・音速計 13・・屈折率計。 手続補正書 平成 3年 1月 9日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異種の成分液を混合した多成分液の各成分液ごと
    の濃度を測定する方法において、 各成分液の濃度比率が分かっている複数種類の多成分液
    サンプルについて、各々複数種類の物理量データを予め
    測定して各成分液ごとに濃度との相関を表すデータマッ
    プを作成しておき、測定対象となる多成分液から検出さ
    れた複数の物理量データを前記データマップと対照して
    成分液の濃度を求めることを特徴とする成分液の濃度測
    定方法。
JP2123495A 1990-05-14 1990-05-14 多成分液の濃度測定方法 Pending JPH0419559A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002071646A (ja) * 2000-08-28 2002-03-12 Kyoto Electron Mfg Co Ltd 液体濃度測定方法
JP2006184258A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Fuji Kogyo Kk 超音波濃度演算方法及び装置
WO2012066828A1 (ja) * 2010-11-15 2012-05-24 理研計器株式会社 燃焼性ガスの比重測定方法および比重測定装置並びにウォッベ指数測定装置

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