JPH041949Y2 - - Google Patents

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JPH041949Y2
JPH041949Y2 JP19391985U JP19391985U JPH041949Y2 JP H041949 Y2 JPH041949 Y2 JP H041949Y2 JP 19391985 U JP19391985 U JP 19391985U JP 19391985 U JP19391985 U JP 19391985U JP H041949 Y2 JPH041949 Y2 JP H041949Y2
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JP
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stopper
hollow fiber
membrane separation
plug
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は中空糸型膜分離処理装置に関するもの
であり、詳しくは特に中空糸型人工腎臓透析装置
として好適な中空糸型膜分離処理装置に関するも
のである。
<従来の技術> 従来、中空糸型血液浄化器の栓として、例えば
実開昭57−181301号公報に記載されたものが知ら
れており、この公報には通気溝付の栓で同一種類
で小径および大径のポートの何れにも使用できる
もので第7図乃至第10図に記載したものが開示
されている。
第7図は栓をした中空糸型血液浄化器の正面
図、第8図乃至第10図は栓の実施例で正面断面
図である。
第8図乃至第10図から見られるように、一端
封止の円筒状に可撓性の栓で中空糸型血液浄化器
19の中空糸内と連通する小径ポート20および
中空糸外と連通する大径ポート21にそれぞれ嵌
合可能な小径内孔22および大径内孔23が封止
端側から開放端側に向つて配置され、小径内孔2
2には封止内面から側内面に連通する通気溝24
で構成されている。
<考案が解決しようとする問題点> 前記従来の栓の場合、中空糸血液浄化器19か
ら栓7を取外す場合、該栓本体の開放端側に指先
を引つ掛けて引張るものの取外しが困難で人手が
回路接続ポートに触れ汚染される問題があつた。
この取外し作業を容易にするためには、小径ポー
ト20や大径ポート21の径を小さくしたり、栓
本体の小径内孔22や大径内孔23を大きくして
互いの係合を小さくすることが考えられるが、こ
の場合は小径、大径の各ポート22,23から栓
7が移送中の振動などによつて脱落しやすく、ま
た、中空糸型血液浄化器19の使用後の内液が流
出するなど密封性不良による汚染という欠点があ
つた。
本考案の目的は、前記の従来技術の欠点を解消
し中空糸型血液浄化器19の小径ポート22,大
径ポート23に栓7を取付け易く、さらにシール
性に優れ、かつ各ポートから取外し易い栓を提供
することにある。
<問題点を解決するための手段および作用> 本考案の構成は中空糸型膜分離処理装置におい
て体液導入部および体液導出部を円筒となし、該
円筒の先端に栓が設けられたものであつて、 A 前記円筒の一部に凹部が形成され、 B 前記栓はプラスチツクゴムからなり、栓本体
の断面形状が凹字状、該栓本体の開放側端部の
外周部の一部に庇のように突出した鍔が設けら
れ、前記外周部と鍔との境界の少なくとも一方
の端部に、前記栓の略中心方向に向けてV字状
の切込みが設けられるとともに、前記開放側端
部の円周部にリンク状の凸部が形成されてお
り、 C 前記円筒の凹部と前記栓のリング状の凸部と
が係合されてなる、 ことを特徴とする中空糸型膜分離処理装置にあ
る。
第1図乃至第6図は本考案に係る膜分離処理装
置の一例を示すものであり、第1図は栓をした中
空糸型膜分離処理装置の断面図、第2図乃至第6
図は第1図の栓本体に関するもので、第2図は平
面図、第3図は側面図、第4図は第2図の−
′矢視縦断面図、第5図は第3図の−′矢視
図、第6図は第2図の−′矢視縦断面図であ
る。
第1図に示すように本考案に係る膜分離処理装
置1は中空糸2の両端をシール部3,3′で固着
し、中空糸の内面と外面を分離している。中空糸
2の内面と連通する側の片方を体液導入部4と他
方を体液導出部5で構成し、中空糸2の外面と連
通する側に透析液口6,6′を設けている。前記
体液導入部4と体液導出部5は円筒となし、該円
筒の一部に凹部25を形成し該円筒の先端を栓7
で封止し、減菌状態で包装している。
前記栓7の拡大図を第2図乃至第6図に示すよ
うに、本考案に係る栓は栓本体8の断面形状が凹
字状であり、該栓本体8の開放側端部9の周辺の
一部に庇のように突出した鍔13が設けられ、前
記開放側端部9の外周部14と鍔13との境界を
なす端部15,16のうちの一方の端部、例えば
端部15に、前記栓の略中心方向に向けて切込ま
れた形状のV字状の切込み17が設けられるとと
もに、前記開放側端部9の内周部10にリング状
の凸部12が形成されており前記円筒の凹部と前
記栓のリング状の凸部12が係合されている。
前記切込み17の最深部18と内周部10との
肉厚Pは0.5〜3mmとするのが望ましく、肉厚P
を保つことにより、栓本体8の膜分離処理装置1
への取付け時および移送時などにおける栓本体の
破損、脱落を防止することができるからである。
前記のように栓本体8が凹字形であつて開放側
端部9の周辺の一部に鍔13が形成され、前記開
放側端部9の外周部14と鍔13の端部15との
境界の一方にV字状の切込み17が形成されてい
ることによつて第1図に示すように栓が膜分離処
理装置に取付けられた際に鍔13を2本の指で掴
んで矢印Aの方向に持ち上げるのみで前記切込み
17から栓本体8を引き裂き、膜分離処理装置1
からきわめて容易に栓を除去することができる。
前記切込み17の切込み角度θは15〜45度の範
囲が望ましい。切込み17の切込み角度θは15〜
45度とすることによつて前記の引き裂きを確実に
することができるからである。
また、本考案に係る中空糸型膜分離装置の場
合、前記栓7の鍔13の一方の端部15に設けら
れた切込み17の最深部18は開放側端部9の内
周部10にまで到達することなく凸部12がリン
グ状を保つて形成されるとともに、円筒形の体液
導入部4、体液導出部5、透析液口6,6′に設
けられた凹部25,26と栓7の開放側端部9の
内周部10に設けられた凸部12とがリング状に
全周で係合されており移送時などの振動などの外
乱によつて離脱することがない。鍔13を含む栓
本体8は同一の材料で形成される。材料はプラス
チツクゴムが望ましく、中でもジメチルシリコー
ンゴム、ビニルシリコーンゴムなどのケイ素ゴム
素材がより好ましく用いられる。これは前記の鍔
13を矢印Aの方向に向け引張ることによる切込
み17からの栓本体8の引き裂きを容易に行うこ
とが可能となるばかりでなく、膜分離処理装置1
の体液導入部4や体液導出部5に栓本体8を取付
ける際の開放側端部9の外周方向への広がりによ
る切込み17からの破裂がなく、また、膜分離処
理装置1の体液導入部4や体液導出部5に取付け
たのちに、栓本体8が抜け落ちたり、膜分離処理
装置1の中に封入されている液体を漏洩させるこ
となく確実に保持するとともに、汚染防止などの
特性に優れたは汎用性を有する。
本考案に係る栓は第1図の透析液口6にも同様
の性能の栓7として好適である。
本考案に係る中空糸型膜分離処理装置の栓は医
薬品、医薬品機器、食糧品など繰返し封鎖しない
処理装置の栓として好ましく用いられ、例えば血
液の透析の他血液の過、血漿分離や吸着などに
使用される人工臓器の栓として用いられる。
<考案の効果> 本考案の中空型膜分離処理装置によれば、膜分
離処理装置への栓の取付け、取外しの双方の作業
が安全にかつ容易になり栓の取付時の破裂もな
く、移送時における振動に対しても、栓本体が膜
分離処理装置から脱落したり破損することなく、
膜分離処理装置から体液の漏洩もなく、かつ、取
扱い時の汚染が防止されるという抜群の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係る中空糸型膜分
離処理装置の一例を示すものであり、第1図は栓
をした中空糸型膜分離処理装置の断面図、第2図
乃至第6図は第1図の栓本体に関するもので第2
図は平面図、第3図は側面図、第4図は第2図の
−′矢視縦断面図、第5図は第3図の−
′矢図、第6図は第2図の−′矢視縦断面図
である。第7図乃至第10図は従来の通気溝付の
栓で第7図は栓をした中空糸型血液浄化器の正面
図、第8図乃至第10図は栓の実施例で正面断面
図である。 1……膜分離処理装置、2……中空糸、3,3
……′シール部、4……体液導入部、5……体液
導出部、6,6′……透析液口、7……栓、8…
…栓本体、9……開放側端部、10……内周部、
11……側部、12……凸部、13……鍔、14
……外周部、15,16……端部、17……切込
み、18……最深部、19……中空糸型血液浄化
器、20……小径ポート、21……大径ポート、
22……小径内孔、23……大径内孔、24……
通気溝、25……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空糸型膜分離処理装置において、体液導入部
    および体液導出部を円筒となし、該円筒の先端に
    栓が設けられたものであつて、 A 前記円筒の一部に凹部が形成され、 B 前記栓はプラスチツクゴムからなり、栓本体
    の断面形状が凹字状で、該栓本体の開放側端部
    の外周部の一部に庇のように突出した鍔が設け
    られ、前記外周部と鍔との境界の少なくとも一
    方の端部に、前記栓の略中心方向に向けてV字
    状の切込みが設けられるとともに、前記開放側
    端部の円周部にリング状の凸部が形成されてお
    り、 C 前記円筒の凹部と前記栓のリング状の凸部と
    が係合されてなる、 ことを特徴とする中空糸型膜分離処理装置。
JP19391985U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH041949Y2 (ja)

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JP19391985U JPH041949Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP19391985U JPH041949Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JPS62101548U JPS62101548U (ja) 1987-06-27
JPH041949Y2 true JPH041949Y2 (ja) 1992-01-23

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ID=31150398

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525955Y2 (ja) * 1987-10-23 1997-02-12 村角工業 株式会社 キャップ

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JPS62101548U (ja) 1987-06-27

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