JPH041938Y2 - - Google Patents

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JPH041938Y2
JPH041938Y2 JP1987049405U JP4940587U JPH041938Y2 JP H041938 Y2 JPH041938 Y2 JP H041938Y2 JP 1987049405 U JP1987049405 U JP 1987049405U JP 4940587 U JP4940587 U JP 4940587U JP H041938 Y2 JPH041938 Y2 JP H041938Y2
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JP1987049405U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に産科若しくは婦人科用(以下、
これを産婦人科用と云う)の検診台の改良に関す
るものである。
(従来の技術) 産婦人科の検診台は、その治療若しくは検診の
特性上検診台の下方に汚水ロートが配置される。
最近では、この汚水ロートを不可欠な備品として
装備した検診台が開発され実用化されているが、
その例としては、汚水ロートが座板の傾動に一体
的に連動はするが背板の傾動とは無関係に装着さ
れたもの、或は汚水ロートが背板の傾動機構に関
連して座板の下で水平状態を保つて進退自在とさ
れたものが挙げられる。
(考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記の如き検診台における汚水ロー
トの装備態様にあつてはまだ次のような解決すべ
き課題が残されていた。即ち、前者の場合、汚水
ロートが座板の刳部下方に水平に配置されてお
り、背板が起立して患者が乗り降りし得る状態に
なつても汚水ロートが上記刳部の前方に突出する
ようになる為、その乗り降りの障害となる。一方
後者の場合、汚水ロートが水平状態を維持して進
退自在とされているので乗り降りに支障を来すこ
とはないが、該汚水ロートを進退させる為の複雑
な機構を座板の下部や背板の背後に組み込まなけ
ればならず、装置が大掛かり且つコスト高とな
る。
本考案は、上記に鑑みなされたもので、汚水ロ
ートを簡単な機構でしかも患者の乗り降りに支障
を来さないように装置せしめた新規な検診台を提
供せんとするものである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的を達成する為の本考案の構成を添付の
実施例図に基づき説明する。第1図は本考案検診
台の一例を示す側面図、第2図は同実施例の平面
図、第3図は同実施例の動作状態を示す側面図、
第4図は汚水ロート装着部分の他の実施例を示す
部分切欠斜視図である。即ち、本考案の検診台
は、背板1及び座板2を含む検診用台3を、基台
4上に上記背板1及び座板2が同時に若しくは
夫々独立的に昇降及び傾動自在となるよう保持し
た検診台に於いて、上記背板1と座板2との連続
部位下面に汚水ロート5が該背板1と略平行にな
るよう装着されて成ることを要旨とするものであ
る。
検診用台3は、背板1及び座板2が所定角度に
(患者が楽な気分で着座し得る角度に)一体化さ
れた椅子型のもの、或はこれらが別体で独自に昇
降・傾動し得るもの等が採用される。亦、汚水ロ
ート5は、患者から排出される種々の体液或は洗
浄水等を受けるもので座板2の下部に配置され
る。該汚水ロート5は、背板1と座板2との連続
部位下面に一体的に固定すること或は後記の実施
例で示す如く前後傾斜角度の微調整手段6を介し
て装着することいずれも可能であるが、背板1と
略平行であることが肝要である。また、座板2が
水平状態、即ち患者が乗り降りする位置にあると
きには汚水ロート5が少なくとも座板2の前方に
突出しないことが望まれる。
(作用) 上記構成の検診台において、患者が乗り降りす
る際には、検診用台3は第1図に示す如く背板1
を起立状態に、また座板2を水平状態とする。こ
の時、汚水ロート5は背板1と略平行に装着され
ているから、図の如く背板1と略同角度で前方に
傾斜した状態となる。別言すれば汚水ロート5は
座板2の下部で奥に引込んだ状態となる。従つて
患者が乗り降りする際にこれが邪魔にならず、楽
に着座することが出来る。そして検診用台3を上
昇且つ後方に傾動させ検診若しくは手術に適正な
位置に移行させると、汚水ロート5は背板1の傾
倒に伴い傾斜角度が緩やかになる。第3図は背板
1が略水平状態で手術に適した位置であることを
示し、この状態では汚水ロート5も略水平となる
ので、該汚水ロート5は患者から排出される汚水
を受容すべく機能する。尚、検診位置(不図示)
の場合、背板1は第3図の状態より10°位上向き
に傾斜ししかも汚水ロート5は上記同様の機能を
必要とされるが、この程度の傾斜ではその機能が
損われることがない。
(実施例) 次に実施例により本考案を更に詳細に述べる。
第1図乃至第3図の検診台は、検診用台3が背板
1と座板2とを所定角度に一体化した椅子型であ
ることを示し、座板2の略中央には刳部21が形
成され、汚水ロート5は、背板1を検診若しくは
手術の為に傾倒させた時には該刳部21の直下に
位置するように、また座板2を水平状態に即ち患
者が乗り降りし得る状態にした時にはこの刳部2
1の少なくとも開口部より前方に突出しないよう
に検診用台3を構成する背板1と座板2との連接
部位に於いて、座板2の下面に固着して配置され
ている。該刳部21両側の座板2上面は大腿受部
22,22とされ、更に該大腿受部22,22の
前方には膝受23,23が前後及び上下位置調整
自在に装置されている。
また該検診用台3は基台4上に回動自在に保持
された取付ベース7上に昇降且つ傾動自在に装備
されている。昇降を司る機構は、上記取付ベース
7上面後方に突設された略垂直な隆起部71を基
部側側辺81として共軛した平行リンク機構8
と、該平行リンク機構8の上辺83及び上記隆起
部71間に連架された第1の伸縮駆動手段84と
より成る。また傾動を司る機構は、上記平行リン
ク機構8の揺動側側辺82を共軛すると共に上記
背板1をその背面において枢着91支持する揺動
支持部材9と、該支持部材9の基部及び背板1の
間に連架された第2の伸縮駆動手段92とより成
る。
斯かる昇降・傾動機構に於いて、第1図の状態
から第1の伸縮駆動手段84を伸張させると、平
行リンク機構8の揺動側側辺82が基部側側辺8
1を支点として上方に揺動し、検診用台3は上昇
し、また、第2の伸縮駆動手段92を伸張させる
と、背板1が枢着点91を支点として後方に傾倒
し第3図の状態となる。逆に、これら駆動手段8
4,92を収縮させれば第1図の如く患者が乗り
降りし得る状態に復帰する。
第1図乃至第3図では、汚水ロート5は背板1
と座板2との連接部位下面に背板1と平行となる
ようブラケツト51を介して一体的に固定されて
いる。該汚水ロート5から排出される汚水は、フ
レキシブルパイプ52を経て基台4内に設置され
た取り出し自在な汚水タンク53に溜められる。
また上記昇降及び傾動を司る部分は上下2個のカ
バーケース90,80により外装され、上記カバ
ーケース90内に設置された鉢洗用洗浄液タンク
54から汚水ロート5に洗浄液が供給されるよう
になされている。このように鉢洗用洗浄液タンク
54を上記カバーケース90内に設置し得るの
は、昇降機構として上記の如き平行リンク機構8
を採用した為、検診用台3と取付ベース7との間
のスペースが有効に活用されるようになつたこと
によるのであり、本実施例の1つの構造的特徴と
も言えるものである。
第4図は、汚水ロート5の前後傾斜角度を微調
整するようにしたものである。上記実施例の如く
汚水ロート5を完全に固定した場合、前述の如く
検診位置では汚水ロート5が稍々前方に傾斜す
る。そこで、本実施例では前後傾斜角度微調整手
段6を介して汚水ロート5を装着せしめるように
した。即ち、該微調整手段6は、背板1と座板2
との連接部位下面両側に一対宛て垂設された垂直
支持板61と、該支持板61間に回動自在に横架
され且つ汚水ロート5と一体とされた水平支持軸
62と、該支持軸62に一体とされ周体に複数の
爪631…を有するつめ車63と、前記支持板6
1に揺動自在に軸着され上記爪631…に噛み合
う揺動つめ部片64と、上記支持軸62に軸装さ
れて揺動つめ部片64及び爪631…の噛合解除
をなし得る操作レバー65とより成る。上記揺動
つめ部片64は、引つ張りスプリング641によ
り常時はその先端爪642が上記爪631…に噛
合する方向に弾力付勢されている。また、操作レ
バー65の途中には突起651が形成され、該操
作レバー65を支持軸61の廻りに操作したと
き、この突起651が揺動つめ部片64にあた
り、上記引つ張りスプリング641の弾力に抗し
て揺動つめ部片64を跳ね上げその噛合を解除す
るよう機能する。従つて操作レバー65の操作に
より、上記揺動つめ部片64によるつめ車63の
爪631…に対する噛合位置が適宜変えられ、し
かもつめ車63は支持軸62を介して汚水ロート
5と一体とされているから、上記噛合位置により
汚水ロート5の前後傾斜角度が任意に設定される
のである。
(考案の効果) 上記したように本考案に係る検診台は、背板1
と座板2とが一体となつて連接して構成された椅
子型の検診用台に於いて、その連接部位の下面
に、汚水ロート5が背板1と略平行状態に固着さ
れているから、背板1が患者の乗り降りの為に起
立した時には、汚水ロート5が座板2の下部奥に
引き込むようになり、患者の乗り降りに支障を来
さなくなる。一方背板1を検診若しくは手術に適
した位置に傾倒させた場合だけ背板1と汚水ロー
ト5とは平行状態となつて、その汚水ロート5は
患者から排出される汚水を受容する。而も、汚水
ロート5を水平に維持して進退させるための複雑
な機構を必要とせず、背板1を起立した状態では
その汚水ロート5は背板1と平行状態とならない
から、装置全体を極めてコンパクトに構成できて
診療スペースを広く利用できる等の効果を具備し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案検診台の一例を示す側面図、第
2図は同実施例の平面図、第3図は同実施例の動
作状態を示す側面図、第4図は汚水ロート装着部
分の他の実施例を示す部分切欠斜視図である。 符号の説明、1……背板、2……座板、21…
…刳部、3……検診用台、4……基台、5……汚
水ロート、6……前後傾斜角度微調整手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 背板1と座板2とが一体となつて構成された
    椅子型の検診用台3を、基台4上に上記背板1
    と座板2が同時に、若しくはそれぞれ独立的に
    昇降及び傾動自在となるように保持した検診台
    に於いて、背板1と座板2との連接部位下面
    に、汚水ロートを上記背板1と略平行状態とな
    るように検診用台3に固着して成る検診台。 2 上記座板2の略中央に刳部21が形成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の検診
    台。 3 上記座板2が水平状態にあるときには、上記
    汚水ロート5が平面視して該座板2より前方に
    突出しないようになされている実用新案登録請
    求の範囲第2項記載の検診台。 4 上記汚水ロート5が、前後傾斜角度の微調整
    手段6を介して装着されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の検診台。
JP1987049405U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH041938Y2 (ja)

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JP1987049405U JPH041938Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63156623U JPS63156623U (ja) 1988-10-14
JPH041938Y2 true JPH041938Y2 (ja) 1992-01-23

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744989U (ja) * 1980-08-27 1982-03-12
JPS61168351A (ja) * 1985-01-19 1986-07-30 株式会社 モリタ製作所 産科検診台
JPS61247453A (ja) * 1985-04-25 1986-11-04 タカラベルモント株式会社 産科用検診台

Patent Citations (3)

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JPS61247453A (ja) * 1985-04-25 1986-11-04 タカラベルモント株式会社 産科用検診台

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JPS63156623U (ja) 1988-10-14

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