JPH04193198A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH04193198A
JPH04193198A JP2321082A JP32108290A JPH04193198A JP H04193198 A JPH04193198 A JP H04193198A JP 2321082 A JP2321082 A JP 2321082A JP 32108290 A JP32108290 A JP 32108290A JP H04193198 A JPH04193198 A JP H04193198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
air
hot air
heated
dried
Prior art date
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Pending
Application number
JP2321082A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Senba
仙波 譲治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sojitz Corp
Original Assignee
Nissho Iwai Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissho Iwai Corp filed Critical Nissho Iwai Corp
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Publication of JPH04193198A publication Critical patent/JPH04193198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は衣類乾燥機において、最大周波数約50Hz
の低周波音波を熱風に与えて湿気を含んだ衣類と熱風間
との熱伝達を促進して、湿気を含んだ衣類の乾燥を促進
するようにした衣類乾燥機に関するものである。
〈従来技術〉 従来の衣類乾燥機は回転ドラム内に湿気を含んだ衣類を
入れ、加熱空気を送風して衣類の温度を高めながら湿気
を除去し、乾燥する方法が行われている。
〈発明が解決しようとする課題〉 加熱空気により、湿気を含んだ衣類に熱を与えて湿気を
除去するためには、加熱空気の温度を高くした方が早(
乾燥するが、衣類の性質上その種類によっては、あまり
高温にするのは好ましくないものがあり、また、ふっく
らとした乾燥をさせるため、低温での乾燥が適したもの
もある。
一般の衣類乾燥機では衣類の表面温度を約50°C〜1
00℃前後にすることが広く行われており、乾燥時間は
1〜2時間、あるいはそれ以上要する場合もある。本発
明によると、加熱空気の温度を従来と同程度のまま乾燥
時間を短縮して省エネルギー効果を得ようとするもので
ある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、これらの課題を解決するため前記加熱空気に
て湿気を含んだ衣類(以下被乾燥物と称す)を加熱して
乾燥する衣類乾燥機において、最大周波数約50Hz以
下の低周波音波を加熱空気(以下熱風と称す)に与えて
、被乾燥物の表面及びその繊維中を通過させることによ
り、熱風と被乾燥物との接触相対速度を速くして、熱風
と被乾燥物間の熱伝達係数K (kcal/ m2h0
(:: )を増大させ、被乾燥物をより速く加熱して乾
燥させるようにしたものである。
なお一般に気体と固体間、あるいは気体と液体間の接触
相対速度が大きくなる程、気体と固体間、あるいは気体
と液体間の熱伝達係数K(kcal/冨2h℃)が増大
することはよく知られている。
従って、前述の内容を別の表現にすれば、熱風の任意の
気体分子の被乾燥物に接触する機会の確率を高めて熱風
による被乾燥物の加熱、乾燥を促進し、熱風の温度、風
量を変えることなく乾燥時間を短縮して、且つ省エネル
ギー効果を得る装置を提供しようとするものである。
なお低周波音波を与える手段としては、スピーカーやモ
ーターの回転運動を利用したピストンの往復運動や、電
磁石の磁力を利用したピストンの往復運動などを活用し
て低周波音波を発生させる低周波音波発生器など低周波
音波発生器の方式は特に限定されるものではない。
〈実施例〉 以下図面に基づいて、さらに詳細にこの発明について説
明する。
第1図は低周波音波発生器22を取付けた衣類乾燥機の
一実施例を示すもので、被乾燥物1は回転ドラム2の縦
方向回転により、ゆっくり回転すると、回転途中で上方
より落下する。この時、吹付ける熱風により被乾燥物1
は加熱され、水分が蒸発して、除去される。これを長時
間繰返し、被乾燥物1の乾燥が行われるのである。
湿気を含んだ熱風はファン3の吸引によりフィルターカ
バー4及びフィルター5を通過する過程で繊維屑などが
除去されて、さらにダクト6を通り、除湿器7にて冷却
されて熱風中に含まれた湿気、即ち水分は結露により分
離して、排水口9より外部に排水される。−船釣に除湿
器7にはフィン8を附けることが多い。
また、冷却されて水分を除去された乾燥空気はさらにダ
クト10を通り加熱室11のヒーター12にて加熱され
、加熱室吹出口13より乾燥した熱風が回転ドラム2内
に送風され、前述した通り被乾燥物1を乾燥するサイク
ルを繰返すのである。
なおファン3はモーター14にてプーリー15および1
5′−およびベルト16を介して駆動され、回転ドラム
2はモーター14の他側に設けるプーリー17およびベ
ルト18を介して低速回転する。また、除湿器用として
モーター14に直結されたファン19の作動により空気
吸入口20から吸入される空気は、除湿器7およびフィ
ン8を介して湿気を含んだ熱風を冷却した後、空気排出
口21から排気される。
なおこれらの機器はケース23およびドアー24内に収
納されている。
本発明では低周波音波発生器22によって、加熱室11
にて加熱される乾燥空気に連続的に低周波音波を附与す
るので、回転ドラム2内に送風された熱風は音波振動速
度±V(m/5ec)にて前後に振動しながら平均風速
’I) (m / 5ec)にて通過する。熱風の任意
の気体分子は被乾燥物1の特定点と一回接触するのみで
はなく、3回あるいは5回などの奇数回にて数回接触す
ることとなって、多くの熱を被乾燥物1に与えることが
できる。
第2図は低周波音波発生器22と加熱室11の間に共鳴
管25を設けた構造を示している。
楽器でよく活用されているように、高い音波パワーを得
るためには共鳴管の原理がよく利用されている。
第2図に示すように共鳴管25を設けると、比較的小さ
な低周波音波発生器22にて、大きな低周波音波効果を
得ることができる。
なお共鳴管の長さは音波の波長の174の長さが適して
おり、例えば周波数20Hzの場合、常温の空気の伝播
速度は340 (m / 5ec)であり、その波長=
4(、)が適することとなる。この長さは一般の家庭用
衣類乾燥機の場合、ケース23の外周を1゜5〜2回程
度配管する長さに相当し、周波数を適切に選定すればど
のような寸法のケースにも効果的に取付けすることがで
きる。
また共鳴管25と加熱室11との共鳴管接続部26をラ
ッパ状に末広がりにすれば、空気抵抗が少なくなり、よ
り効果的に低周波音波を熱風に与えることができる。
第3図は低周波音波発生器22の一例を示すもので、電
磁石31にて往復運動するピストン32に低周波音波発
生板33を固定し、その外周間隙を空気を通さない可撓
物34にて被覆してボディー35および固定板36に固
定している。また音波発生板33はボディー35に取付
けられたスプリング37にてバランスよく支持されてい
る。そしてボディー35の空気出入口38に前述の共鳴
管25を接続し、あるいは直接加熱室11に接続するの
である。
電磁石31を励磁すると、ピストン32は電磁石31に
磁引されて低周波音波発生板33は33′の位置に移動
する。また、電磁石31を非励磁の状態にすると、スプ
リング37の緊張にて33の状態に戻る。これを繰返す
ことにより連続的に音波を発生させるのである。なお電
磁石31に低周波サイクルの磁界を与えることにより、
低周波音波発生板33は33′の位置との間を往復運動
して、低周波音波を発生するのである。
第4図は熱風の任意の気体分子が被乾燥物1の表面、あ
るいは繊維層内を移動する運動の軌跡のモデルを示すも
ので、本図の上側は従来方式の場合を示し、下側は本発
明による低周波音波を与えた場合を示している。
即ち、回転ドラム2内において、従来方式の場合はlな
る距離を通過する任意の気体分子の移動量はl (m)
であり、風速’1) (m / 5ec)の熱風に音波
振動速度±V (m / 5ee)の低周波音波を与え
る本発明の場合の任意の気体分子の移動量はL(m)と
なり、f(Lとなる。
従って、低周波音波を与えることにより、任意の気体分
子は同一時間に Li2倍の距離を移′動することにな
り、被乾燥物1と熱風との間の平均相対速度は ■=uxL−(m/5eC) となる。従来方式に較べて平均相対速度がLi2倍とな
ることから、前述のごとく熱伝達係数K(kcal/ 
m”h’c )が大きくなるので被乾燥物1をより早く
加熱乾燥することができるものとなる。
なお、図中δ(1)は低周波音波の振幅を示している。
−〈発明の効果〉 以上のように本発明は、乾燥用の熱風に低周波音波を与
えることにより、熱風と被乾燥物との平均相対速度を従
来より大きくして、熱伝達係数K (kcal/ g2
h’C)を増大させて、被乾燥物をより早く加熱し、短
時間にて乾燥することができるという効果を生ずる。
また、従来型の衣類乾燥機と比較して、本発明による方
法、即ち、低周波音波を利用する方法は同規模の衣類乾
燥機の乾燥能力を増大させることを可能とし、あるいは
ヒーター容量を少なくしても従来と同一の乾燥能力が得
られることとなり、省エネルギー型の衣類乾燥機を得る
ことができるという効果を生ずる。
さらに低温乾燥を容易にできるので、いわゆる“ふっく
ら”とした衣類の乾燥を従来よりも短時間で行うことが
できるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は衣類乾燥機に低周波音波発生器を取付けた衣類
乾燥機の第1実施例を示す縦断側面図、第2図は低周波
音波発生器と熱風用加熱室間に共鳴管を設けた衣類乾燥
機の第2実施例を示す一部截開した側面図、第3図は低
周波音波発生器の一例を示す構造図、第4図は熱風の気
体分子の回転ドラム内の流れの運動の軌跡を示すモデル
図、■は被乾燥物、2は回転ドラム、3はファン、4は
フィルターカバー、5はフィルター、6はダクト、7は
除湿器、8はフィン、9は排水口、10はダクト、11
は加熱室、12はヒーター、13は加熱室吹出口、14
はモーター、15及び15′はプーリー、16はベルト
、17はプーリー、■8はベルト、19はファン、20
は空気吸入口、21は空気排出口、22は低周波音波発
生器、23はケース、24はドアー、25は共鳴管、2
6は共鳴管接続部、31は電磁石、32はピストン、3
3及び33゛は低周波音波発生板、34は可撓物、35
ハホテイー、36は固定板、37はスプリング、38ハ
空気出入口である。 特許出願人  日商岩井株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)衣類乾燥機の衣類乾燥用加熱空気に低周波音波発
    生器により発生させた低周波音波を与えることを特徴と
    する衣類乾燥機。
  2. (2)衣類乾燥機の空気の加熱室と低周波音波発生器と
    の間に、低周波音波の共鳴管を介在させることを特徴と
    する請求項(1)記載の衣類乾燥機。
JP2321082A 1990-11-27 1990-11-27 衣類乾燥機 Pending JPH04193198A (ja)

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JP2321082A JPH04193198A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 衣類乾燥機

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