JPH0419197A - シャープペンシルの芯折れ防止装置 - Google Patents

シャープペンシルの芯折れ防止装置

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JPH0419197A
JPH0419197A JP12335590A JP12335590A JPH0419197A JP H0419197 A JPH0419197 A JP H0419197A JP 12335590 A JP12335590 A JP 12335590A JP 12335590 A JP12335590 A JP 12335590A JP H0419197 A JPH0419197 A JP H0419197A
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JP
Japan
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lead
cap
core
protective pipe
writing
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Application number
JP12335590A
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English (en)
Inventor
Yoshio Fujino
好夫 藤野
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は一般筆記用或は製図用ノック式シャープペンシ
ルの芯折れ防止装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 ノック式シャープペンシルは芯の繰出しに当って、ペン
軸頭部の押ボタンを間欠的に押下げる操作(これを以下
ノック操作と言う)を行うのが特徴である。この従来技
術の構成および作用を以下図面を用いて説明する。
第15図において、繰出し管3およびこの先端のチャッ
ク4はペン軸8の頭部にあるバネにより常に上方に引上
げられる力を受けている。ここで、リング5はホルダー
7と接しているからチャック4のテーパ一部の作用によ
り、芯1は繰出し管3に締着され筆圧によっては移動し
ない。芯が磨耗した時ノック操作を行うと、第17図に
示すように、まずリング5は下降中穴9の上面と接触し
下降できなくなるが、チャック4はリング5と離れてな
お下降し、第17図のごとくストロークの最長点に達す
る。芯1はリング5とチャック4の結合が離れると芯1
の保持力を失うから。
芯1の突出寸法はリング5の下端の休止位置と穴9の上
面との距離によって決定される。
また、芯1と保護管2は滑動自在であるが保護管2はキ
ャップ6に固定され動くことはできない。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従来のノック式シャープペンシルの使用上の問題点を列
挙すれば次の通りである。
a芯が極めて折れ易い。筆圧、筆記角度に個人差がある
が、芯の保護管からの突出寸法は最大1mm程度とみる
のが妥当であり、これ以上突出させると芯折れの確率が
飛躍的に増大する。
b芯の突出寸法の調整が煩わしい。
これも個人差があるが、筆記可能な芯の最小突出寸法を
およそ0. 2rrxnとみれば、保護管からの芯突出
寸法を0.2〜1.0mに常に保っておかなければ筆記
不能となる。
このため、筆記中ノック操作を頻繁に行なわなければな
らない。
C芯保護管が本体内に収納できない。
芯保護管は円錐形先端キャップに固定され、常時空間に
露出されており危険であるのばかりでなく、破損し易い
(ニ)課題を解決しようとする手段 まず、前記(ロ)項、および第15図、第17図に示し
た構造上の特徴を要約すれば次の通りである。
a保護管2はキャップ6に固定され不動である。
bこのため、キャンプ6内に保護管2を収納できない。
Cチャック4の先端はノック操作の最大ストローク時に
もどこにも接触しない。
dノック操作の最大ストローク長に比して芯1の進行長
はその115程度である。
eO,5m芯の市販品の調査では、保護v2の突出寸法
3鴫、ストローク長平均3III[11、ノック操作1
回当りの芯の進行距離平均6皿であった。
以上a −e項に着目し解決手段とした本発明の構成を
便宜上実施例と定め、以下図面を用いて説明する。第1
図は本発明の構成によるノック式シャープペンシルの構
造断面を示したものである。
その構成上の要旨を以下箇条書に示す。
A キャップ6の中心軸に保護管2の外径よりやや大き
な穴を貫通させ、保護管2を滑動自在とする。
保護管2の内径は芯1が抵抗なく円滑に滑動できる寸法
に定め、但し、保護管2が自重で脱落しない程度の摩擦
力は残しておく。
キャップ6に保護管2と芯1を挿入すると、保護管2は
キャップ6、芯1の相方に対して拘束されず、軸方向へ
の移動およO・軸中心の回転は自由自在な状態となる。
D 保護管2の長さは第5図に示すように休止時にその
上端部がチャック4の下面に接し、その時下方先端部が
キャンプ6内に丁度収納されるよう定める。
E 保護管2がチャック4と接する側の端部には脱落防
止用フランジもしくは突起物を設けておく。
F 休止中のリング5の下面と穴9の上面との間隔を離
し、ノック操作1回毎の芯1の進行長を従来より増加さ
せる。
G 書き味を向上させるため、紙面と接する保護管2の
先端部に適当な曲率半径を持たせるか、または面取加工
を施しても良い。
以上のごとく本発明の構成はキャンプ6、および保護管
2の構造変更のみで原理的新規性を生じるものであって
、その他本体機構部分の変更は全く必要としない特徴を
育するものである。第1図と第15図とを比較対照させ
れば、この状況は明白である。
(ホ)作用 第1図は筆記可能な状態にある本発明の部分断面を示す
。この時、芯1はチャンク4とリング5のテーパー作用
により締着され、ペン軸8或はキャップ6に対して不動
であるが、保護管2は芯1およびキャップ6に対し、そ
の軸方向への移動および軸中心の回転が円滑に行える状
態にある。ここで筆記動作に入ると、第9図に示すよう
に保護管2の先端縁部がまず紙面10と接触し、次いで
芯1先端の縁部が接触する。この時、ペン軸角度および
筆圧の作用により保護管2は紙面10より圧力を受は上
方へ僅かに移動する。これは相対的に見れば、保護管2
から芯1が僅かに突出したのと同等である。−度移動し
た保護管2はこれが更に紙面10と接触し新たな圧力を
受けない限り自身では移動できない。保護管2の移動量
は筆記中の芯1の磨耗状態、紙面、に接する芯1の先端
縁部の位置、およびペン軸角度によって時間的に変動す
るが1、移動作用そのものは芯1の磨耗が進み、それに
つれ保護管2がキャップ6内に徐々に避退し、完全に収
納されてしまう迄何の支障もなく連続的かつ自動的に作
用することは明らかである。この筆記中の中間段階を第
3図に示す。正常に筆記を続ける限り、芯折れの原因と
なる過長な芯の突出は原理上生じ得ない。なぜならば、
本発明では、筆記行為そのものによって芯の突出寸法が
自発的に調節されるのであって従来技術のごとく芯を突
出させてから筆書するものではないからである。この点
が本発明の原理的新規性を示すものである。次に実際に
どの程度の芯突出寸法が得られるかを計算する。第9図
は筆記開始時の芯1と保護管2の相互位置関係を、第1
0図は芯1の端部全面が紙面10によって磨耗した状態
を示す部分正面図である。従って、第9図Aが芯1のの
最小突出寸法を、第10図Bが最大突出寸法を示すこと
になる。このAおよびBの値は次の通りである。
=tana、   、′、A=Ctan1a−・・・(
])但しAは最小突出寸法、Bは最大突出寸法、Cは保
護管肉厚、Dは芯の直径、 aはペン軸角度 今、保護管肉厚C=0.4mm、芯の直径D=0.5m
m、ペン軸角度a=60’ と仮定すると(1)式、および(2)式よりA=0.4
xl/、/’−3=0.23(mm)B= (0,4+
0.5) x l/l 3=0.52(皿)となり、お
よそ0.5mm程度しか芯は突出しないとみて差支えな
い。
この条件は筆記中いかなる場合も成立するものであり、
この程度の芯突圧寸法ならば保護管で完全に保護され、
芯折れのおそれがない。次に、芯を完全に消費した状態
を第5図に示す。この時保護管2はチャック4の下面に
殆んど接触する位置迄芯1の磨耗と共に自動的に上昇し
ている。この状態はペン不使用時に芯1および保護管2
をキャンプ6内に収納しておく場合と同一であり、筆記
が終了した時ノックボタンを押したまま保護管2を固い
面に垂直に押し当てれば良い。これは本発明の構成で新
たに生じた有益な効果であって、従来技術では保護管3
のキャップ6内の収納は成し得なかったものである。第
7図は芯の繰出し操作を説明するものである。第1回目
のノック操作によりチャック4の下面が保護管2の上端
を押し、保護管2に先端はストローク長に応じた長さに
キャップ6から突出される。一方芯1はチャック4とリ
ング5のテーパー作用により繰出し管3に拘束されたま
ま下降し、リング5の下面が穴9の上面に接するとチャ
ック4の保持力が解放され、その位置で停止する。従っ
て芯1を保護管2の先端まで進行させるためには最低2
回のノックが必要とされる。
以上の操作で、第1図に示すごとく使用可能な状態とな
る。なお、本構成を実施する際、紙面と接する保護管の
先端があまり鋭利であると紙面に引掛り不具合を生じる
事がある。その場合、先端の縁に曲率半径をつけるか、
または面取り加工を施すことが有効で第11図、第12
図は曲率半径を設けた例を、第13図、第14図は面取
り加工を施した例を示す。いずれの場合も芯の最大突出
寸法が少くなる特長を有し、芯折れ防止効果も向上する
(へ)実施例 前記(ニ)項以下に既述した (ト)発明の効果 筆記中、僅かの8突大寸法のまま、芯は保護管内部に封
入された状態にあり長過ぎる突出寸法となることがない
ので、曲げ応力に対し強い抵抗力を現わす結果、芯折れ
が皆無となった。
また、−度芯を出せばこれが完全に消耗するまで無調整
で連続筆記できる結果、従来技術のような頻繁なノック
操作が不必要になった。更にまた、キャップ内に芯と保
護管相方共収納可能となり外部への鋭い先端が無くなっ
た結果、危険が防止され携帯便利となった。以上本発明
の構成により第3項(ハ)q!で述べた従来技術の課題
は全て解決された事になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の正面図(部分断面図)第2図は本発明
の下面図 第3図は動作説明用正面図(部分断面図)第4図は動作
説明用下面図 第5図は動作説明用正面図(部分断面図)第6図は動作
説明用下面図 第7図は動作説明用正面図(部分断面図)第8図は動作
説明用下面図 第9図は動作説明用部分正面図 第10図は動作説明用部分正面図 第11図は実施例を示す部分正面図 第12図は実施例を示す部分正面図 第13図は実施例を示す部分正面図 第14図は実施例を示す部分正面図 第15図は従来技術を示す正面図(部分断面図)第16
図は従来技術を示す下面図 第17図は従来技術を示す正面図(部分断面図)第18
図は従来技術を示す下面図 1は芯、2は保護管、3は繰出し管、 4はチャック、5はリング、6はキャップ7はホルダー
、8はペン軸、9は穴、 10は紙面、Aは最小突出寸法、Bは最大突出寸法、C
は保護管肉厚、Dは芯の直径aはペン軸角度 εは勾ン玲伯

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)ノック式シャープペンシルの円錐形先端キャップ
    の中心軸に、芯保護管が滑 動自在な直径の貫通孔を設ける。 (ロ)芯保護管の内径は芯が滑動自在であるように定め
    る。 (ハ)芯保護管の長さは、不使用時には円錐形先端キャ
    ップ内に引込まれ、使用時 には芯チャックからの圧力により、ノ ック操作のストロークに応じた長さだ け突出できる寸法に定めておく。 以上のごとく構成し、筆記中の筆圧、および筆記角度で
    定まる紙面からの圧力作用により、芯の磨耗量に応じて
    僅かの芯突出寸法を残しつつ、芯保護管が円錐形先端キ
    ャップ内に自動的に避退することを特長とする芯折れ防
    止と芯保護管の本体内への収納を計ったノック式シャー
    プペンシルの芯折れ防止装置。
JP12335590A 1990-05-14 1990-05-14 シャープペンシルの芯折れ防止装置 Pending JPH0419197A (ja)

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JP (1) JPH0419197A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042484A (ja) * 2013-03-26 2015-03-05 ぺんてる株式会社 シャープペンシル
JP2021163397A (ja) * 2020-04-03 2021-10-11 三菱鉛筆株式会社 電磁誘導タッチペン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042484A (ja) * 2013-03-26 2015-03-05 ぺんてる株式会社 シャープペンシル
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