JPH0419116A - 発泡プラスチック成形体の射出成形法 - Google Patents
発泡プラスチック成形体の射出成形法Info
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- JPH0419116A JPH0419116A JP2124599A JP12459990A JPH0419116A JP H0419116 A JPH0419116 A JP H0419116A JP 2124599 A JP2124599 A JP 2124599A JP 12459990 A JP12459990 A JP 12459990A JP H0419116 A JPH0419116 A JP H0419116A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、発泡プラスチック製会所ますのような、軽量
で且つ強度の大きい発泡プラスチック成形体の射出成形
法に関する。
で且つ強度の大きい発泡プラスチック成形体の射出成形
法に関する。
発泡倍率が概ね１．５〜４．０倍程度で、構造体として
の剛性と強度を有する発泡プラスチック成形体を射出成
形によって成形する場合、できるだけ発泡ガスを樹脂の
内部に閉じ込めたまま金型の型窩内に充満させることが
基本的に必要であるが、このためには射出率を大きくし
て成形するのが効果的である。そして、その手段として
は、従来より、高射出量で且つアキュムレーターを装備
した発泡専用射出成形機によって成形することが一般に
行われている。
の剛性と強度を有する発泡プラスチック成形体を射出成
形によって成形する場合、できるだけ発泡ガスを樹脂の
内部に閉じ込めたまま金型の型窩内に充満させることが
基本的に必要であるが、このためには射出率を大きくし
て成形するのが効果的である。そして、その手段として
は、従来より、高射出量で且つアキュムレーターを装備
した発泡専用射出成形機によって成形することが一般に
行われている。
一例として発泡ポリオレフィン製の会所ますは、強度、
軽量性、経済性の面からは発泡倍率を約１．５程度とす
る必要があるが、発泡倍率を１．５とするためには射出
率を８００ＣＩ＋１ ／ ｓｅｃ以上とすることが必要
である。今、製品重量約１．３眩の咳会所ますを成形す
る場合、その体積は約２１００ａｊであり、射出容量の
面からは３１４０ｃｄの、アキュムレーターなしの通常
の射出成形機で成形可能であるが、この型の成形機では
射出率は最大６５０ｃｄ／ ｓｅｃであり、得られる製
品の発泡倍率は通常１．３程度、最良の成形条件でも１
．４止まりで、良好な製品が得られなかった。従って発
泡倍率を僅か０．１％上昇するために、射出量が大きく
且つアキュムレーターを装備した発泡専用射出成形機を
必要とすると云う問題があった。
軽量性、経済性の面からは発泡倍率を約１．５程度とす
る必要があるが、発泡倍率を１．５とするためには射出
率を８００ＣＩ＋１ ／ ｓｅｃ以上とすることが必要
である。今、製品重量約１．３眩の咳会所ますを成形す
る場合、その体積は約２１００ａｊであり、射出容量の
面からは３１４０ｃｄの、アキュムレーターなしの通常
の射出成形機で成形可能であるが、この型の成形機では
射出率は最大６５０ｃｄ／ ｓｅｃであり、得られる製
品の発泡倍率は通常１．３程度、最良の成形条件でも１
．４止まりで、良好な製品が得られなかった。従って発
泡倍率を僅か０．１％上昇するために、射出量が大きく
且つアキュムレーターを装備した発泡専用射出成形機を
必要とすると云う問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、上記のような発泡専用射出成形機を使用することな
く、通常の射出成形機を用いて発泡プラスチック成形体
の発泡倍率を高めることをその目的とするものである。
て、上記のような発泡専用射出成形機を使用することな
く、通常の射出成形機を用いて発泡プラスチック成形体
の発泡倍率を高めることをその目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の発泡プラスチック
成形体の射出成形方法は、発泡剤を混入した樹脂混合物
を射出成形機で加熱して溶融、発泡せしめ、該溶融、発
泡した樹脂混合物を型窩内に射出充填して賦形し、次い
で冷却、固化せしめる発泡プラスチック成形体の射出成
形法において、射出成形機先端のノズル開放の時点を、
スクリューもしくはプランジャーの前進開始の時点より
所定時間遅延させることを要旨とするものである。
成形体の射出成形方法は、発泡剤を混入した樹脂混合物
を射出成形機で加熱して溶融、発泡せしめ、該溶融、発
泡した樹脂混合物を型窩内に射出充填して賦形し、次い
で冷却、固化せしめる発泡プラスチック成形体の射出成
形法において、射出成形機先端のノズル開放の時点を、
スクリューもしくはプランジャーの前進開始の時点より
所定時間遅延させることを要旨とするものである。
本発明に用いられる樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ＡＢＳ、
ポリフェニレンオキサイド等の樹脂が挙げられ、ペレッ
ト状のものが好ましい。
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ＡＢＳ、
ポリフェニレンオキサイド等の樹脂が挙げられ、ペレッ
ト状のものが好ましい。
また発泡剤は樹脂によって異なるが、アゾジカルボンア
ミド、Ｎ、 Ｎ’ −ジニトロソペンタメチレンテト
ラミン、ｐ、ｐ“ −ベンゼンスルホニルヒドラジド等
、熱分解ガスを利用する有機発泡剤を樹脂の一部と溶融
混練してペレット状としたものが好適に用いられ、これ
らの発泡剤を樹脂１００部に対し通常０．５〜３部混合
する。
ミド、Ｎ、 Ｎ’ −ジニトロソペンタメチレンテト
ラミン、ｐ、ｐ“ −ベンゼンスルホニルヒドラジド等
、熱分解ガスを利用する有機発泡剤を樹脂の一部と溶融
混練してペレット状としたものが好適に用いられ、これ
らの発泡剤を樹脂１００部に対し通常０．５〜３部混合
する。
射出成形機はスクリュー式またはプランジャー式のいず
れも用いられるが、可塑化の均一性および射出量の均一
性の点からスクリュー式が好ましい。
れも用いられるが、可塑化の均一性および射出量の均一
性の点からスクリュー式が好ましい。
次に、従来技術の射出成形法ではスクリューあるいはプ
ランジャーの前進開始と同時にノズルを開放して溶融樹
脂を型窩内に導入しているのに対し、本発明の射出成形
法においてはスクリューあるいはプランジャーの前進開
始の時点から所定時間遅らせてノズルを開放させるよう
にする。この遅延時間は０６２〜２秒程度が好ましく、
特に０．３〜１秒とするのがよい。０．２秒より短かく
すると充分な発泡倍率が得られず、また２秒以上に長く
しても発泡倍率は一定値以上増加せず、且つショツト数
の減少を招来することがある。
ランジャーの前進開始と同時にノズルを開放して溶融樹
脂を型窩内に導入しているのに対し、本発明の射出成形
法においてはスクリューあるいはプランジャーの前進開
始の時点から所定時間遅らせてノズルを開放させるよう
にする。この遅延時間は０６２〜２秒程度が好ましく、
特に０．３〜１秒とするのがよい。０．２秒より短かく
すると充分な発泡倍率が得られず、また２秒以上に長く
しても発泡倍率は一定値以上増加せず、且つショツト数
の減少を招来することがある。
なお、ノズルはバルブノズルとすることが好ましく、ノ
ズル開放時点の調節は、成形サイクルプログラムを組む
場合に、射出開始信号オンからの遅れ時間をタイマーで
セットするか、あるいは、スクリューまたはプランジャ
ーが一定の位置まで前進した時点でリミットスイッチを
作動させる等の方法で行い、ノズル開放の信号によって
油圧、空気圧等の駆動機構を作動させてノズルを開放し
、ノズルを閉塞する場合は射出終了の信号で同様にして
油圧、空気圧等の駆動機構を作動させてノズルを閉塞す
るか、あるいはハネの復元力によって自動的に閉塞する
等の方法で行うことが可能である。
ズル開放時点の調節は、成形サイクルプログラムを組む
場合に、射出開始信号オンからの遅れ時間をタイマーで
セットするか、あるいは、スクリューまたはプランジャ
ーが一定の位置まで前進した時点でリミットスイッチを
作動させる等の方法で行い、ノズル開放の信号によって
油圧、空気圧等の駆動機構を作動させてノズルを開放し
、ノズルを閉塞する場合は射出終了の信号で同様にして
油圧、空気圧等の駆動機構を作動させてノズルを閉塞す
るか、あるいはハネの復元力によって自動的に閉塞する
等の方法で行うことが可能である。
本発明の発泡プラスチック成形体の射出成形法では、射
出成形機先端のノズル開放の時点をスクリューもしくは
プランジャーの前進開始の時点より遅延させるため、ス
クリューもしくはプランジャーの前進開始と同時にノズ
ルを開放する通常の成形の場合よりも射出成形機のシリ
ンダー中の溶融樹脂を強く圧縮し、更に発泡ガスを圧縮
することによってアキュムレーターとしての作用が加わ
り、ノズルを開放した時の射出率が大きくなるものと考
えられる。
出成形機先端のノズル開放の時点をスクリューもしくは
プランジャーの前進開始の時点より遅延させるため、ス
クリューもしくはプランジャーの前進開始と同時にノズ
ルを開放する通常の成形の場合よりも射出成形機のシリ
ンダー中の溶融樹脂を強く圧縮し、更に発泡ガスを圧縮
することによってアキュムレーターとしての作用が加わ
り、ノズルを開放した時の射出率が大きくなるものと考
えられる。
次に、本発明の実施例について説明する。
ポリプロピレン（メルトインデックス＝３０）１００重
量部と、発泡剤としてアゾジカルボンアミド０．６重量
部とを混合したものを原料とし、型締力５１５ト、、射
出容量３１４０ｃｉａ、射出率６５０ｄ／ｓｅｃの通常
のインラインスクリュー式射出成形機によって、製品重
量約１．３ｋｇの会所ますを成形するに際して、スクリ
ューの前進開始からノズル開放までに遅延時間を与えて
成形を行ったところ、第１図に示されるような結果が得
られた。即ち上記遅延時間が０．３〜１秒の近傍で、目
標とする概ね１．５の発泡倍率を有する良好な製品が得
られた。なお、射出充填時間、即ちスクリューの前進開
始から型窩内への樹脂の充填完了までの時間は、上記遅
延時間が１秒間以下の場合５秒間と変わらず、実際にノ
ズルが開放されて樹脂が型窩中に注入される時間は上記
遅延時間だけ短縮され、ショツト数の減少は生じていな
い。
量部と、発泡剤としてアゾジカルボンアミド０．６重量
部とを混合したものを原料とし、型締力５１５ト、、射
出容量３１４０ｃｉａ、射出率６５０ｄ／ｓｅｃの通常
のインラインスクリュー式射出成形機によって、製品重
量約１．３ｋｇの会所ますを成形するに際して、スクリ
ューの前進開始からノズル開放までに遅延時間を与えて
成形を行ったところ、第１図に示されるような結果が得
られた。即ち上記遅延時間が０．３〜１秒の近傍で、目
標とする概ね１．５の発泡倍率を有する良好な製品が得
られた。なお、射出充填時間、即ちスクリューの前進開
始から型窩内への樹脂の充填完了までの時間は、上記遅
延時間が１秒間以下の場合５秒間と変わらず、実際にノ
ズルが開放されて樹脂が型窩中に注入される時間は上記
遅延時間だけ短縮され、ショツト数の減少は生じていな
い。
本発明は上記のように構成されているので、大型で且つ
高射出率を有する発泡専用射出成形機を使用することな
く、通常の射出成形機を用いて発泡プラスチック成形体
の発泡倍率を高めることができる。
高射出率を有する発泡専用射出成形機を使用することな
く、通常の射出成形機を用いて発泡プラスチック成形体
の発泡倍率を高めることができる。
第１図は、本発明の実施例におけるスクリューの前進開
始から成形機先端のノズル開放までの遅延時間と成形品
の発泡倍率の関係を示すグラフである。
始から成形機先端のノズル開放までの遅延時間と成形品
の発泡倍率の関係を示すグラフである。
Claims (1)
- （１）発泡剤を混入した樹脂混合物を射出成形機で加熱
して溶融、発泡せしめ、該溶融、発泡した樹脂混合物を
型窩内に射出充填して賦形し、次いで冷却、固化せしめ
る発泡プラスチック成形体の射出成形法において、射出
成形機先端のノズル開放の時点を、スクリューもしくは
プランジャーの前進開始の時点より所定時間遅延させる
ことを特徴とする発泡プラスチック成形体の射出成形法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2124599A JPH0419116A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 発泡プラスチック成形体の射出成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2124599A JPH0419116A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 発泡プラスチック成形体の射出成形法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0419116A true JPH0419116A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14889437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2124599A Pending JPH0419116A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 発泡プラスチック成形体の射出成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0419116A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100368175C (zh) * | 2001-12-08 | 2008-02-13 | 英克罗有限公司 | 制造喷嘴构件的方法 |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP2124599A patent/JPH0419116A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100368175C (zh) * | 2001-12-08 | 2008-02-13 | 英克罗有限公司 | 制造喷嘴构件的方法 |
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