JPH04190685A - 圧電リニアモータ - Google Patents

圧電リニアモータ

Info

Publication number
JPH04190685A
JPH04190685A JP2320349A JP32034990A JPH04190685A JP H04190685 A JPH04190685 A JP H04190685A JP 2320349 A JP2320349 A JP 2320349A JP 32034990 A JP32034990 A JP 32034990A JP H04190685 A JPH04190685 A JP H04190685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groups
piezoelectric
unit
piezo
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2320349A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Suzuki
数馬 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2320349A priority Critical patent/JPH04190685A/ja
Publication of JPH04190685A publication Critical patent/JPH04190685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、圧電リニアモータに関し、さらに詳しくい
うと、複数個の圧電素子板を積層一体化した圧電ユニッ
トを一軸方向に任意移動させる圧電リニアモータに関す
るものである。
設置する場合、小型省スペースが要求され、また、マイ
クロ・ロボットとしての機能は時代の要求するところで
もある。
第14図〜第16図は、本発明者の提案(実願昭60−
194876号)にかかる従来の圧電リニアモータを示
し、厚み伸縮モードと厚み辷シモードの圧電素子を積層
一体化してなる6個の圧電ユニット(31)〜(36)
を、ペース(37)上に(5)・0グループに分けX並
設し、グループ相互の駆動位相をずらせることにより、
グループ交互に厚み伸縮と厚み辷りモードの動作を繰返
し行わせる。これにより、枠体(38)に保持したマグ
ネッ) (39)に吸引、載置されているテーブル(4
0)を矢印(C)  方向に直線移動させる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のような従来の圧電リニアモータは、圧電ユニット
を複数個設置する必要があるため、−台の組立寸法が大
きくなり、小型化が困難であった。
この発明は、上記の問題点を解決しようとするもので、
小型化と駆動回路の簡略化を同時に行うことができる圧
電リニアモータを得ることを目的この発明に係る圧電リ
ニアモータは、厚み辷シモードの圧電素子板を2種類に
分け、お互いの分極方向を一定の角度ずらして積層一体
化して圧電ユニットとし、2種類の圧電素子を交互に動
作させる。
[作用コ この発明においては、同一の圧電ユニット内に分極方向
の異なる2つの圧電素子グループが共役されて、交互に
駆動に関与する。
[実施例] 第1図〜第5図は、この発明の一実施例を示し、第1図
、第2図において四角板状の圧電素子の第1のグループ
(1a)、(1b)と、圧電素子の第2のグループ(2
a) 、(2b)、外側駆動板(3a) 、(3b)、
中側駆動板(4)および絶縁体(5a) 、(5b) 
 を積層一体化して、略立方体状の圧電ユニッ)(Ul
)を形成する。
第3図は、辷シモード圧電素子板の分極方向[F]を示
し、第1グループの圧電素子(1a)、(1b)が実線
、第2のグループ(2a)、(2b)が破線に示すよう
にそれぞれほぼ45°をなし、かつ、互いに直交してい
る。
第4図(a)、(b)は、それぞれ第1、第2グループ
の圧電素子板が辷りモードを発生したときの歪み方向を
示している。
なお、圧電ユニット(Ul)に上方からかけるバイアス
機構、ならびに各圧電素子に設けた電極や接続用のリー
ド線は煩雑を避けるために図示を省略した。
次に動作について説明する。いま、圧電ユニット(Ul
)を平面状のペース(E)上にセントし、駆動板(3a
)、(3b)および(4)の突出した下端の駆動面をほ
ぼ均等にベース面に接触させ、第2図の(D)点に第1
図に示すパイアスカ(F)を真下に向けてかけておく。
第5図は印加電圧のパターンである。
以上の状態をスタート点として動作を開始させる。先づ
、圧電素子(1a)、(1b)のグループに■の電圧を
印加すると、分極方向が第3図で実線のため、第4図(
a)のように斜め右上の方向に辷り歪を起こす。そのた
め圧電素子(la)、(1b)の外側に位置する絶縁板
(5a)、(5b)、圧電素子(2a)(2b)、外側
駆動板(3a)、(3b)はすべて同一方向に、第4図
(a)のように、斜め右上方に持ち上げられる。このと
きの状態が第5図のT、に該当する。
次いで、圧電素子(2a)、(2b)のグループに■の
電圧を印加してやると、分極方向が第3図の破線のため
、第4図(b)のように斜め右下の方向に辷シ歪を発生
する。そのために圧電素子(2a)、(2b)の外側に
位置する外側駆動板(3a) 、(3b)が揃って斜め
右下方に降ろされる。このときの状態が第5図のT2に
該当し、外側駆動板(3a) 、(3b)は、T1とT
、の2回にわたり右方へ移動することになシ、同時に外
側駆動板(3a)、(3b)はペース(E)に密着した
状態になる。
次の動作でT3に入ると、今まで圧電素子(1a)、(
1b)に印加されていた■の電圧がeに反転するので、
圧電素子(1a)、(1b)に発生する歪は第4図(a
)と全く逆になシ、今度は圧電素子(la−)、(1b
)に挾持されている中側駆動板(4)が斜め右上方へ持
ち上げられる。このときの状態がT、に該当し・持ち上
げは0点にかか・ているχパイアスカに抗しているが、
圧電ユニノ) (Lll)の発生力に比較してパイアス
カは格段に小さいため、動作には何らの支障もない。こ
の瞬間では駆動板(3a)、(3b)側下端がベース面
に接触し中間駆動板(4)側がベース面から浮いている
状態になっている。
次にT4に入ると、圧電素子(2a)、(2b)の印加
電圧がθに反転するので圧電素子(2a)、(2b)よ
り中側にある絶縁板(5a) 、(5b)、圧電素子(
1a)、(1b)、内側駆動板(4)が−斉に第4図(
b)の矢印のように斜め右下方へと降ろされる。そして
、このために中側駆動板(4)はT、とT4の2回にわ
たって、はんの僅か右方へと移動させられる。
この瞬間においては3個の駆動板(3a) 、(3b)
、(4)の下端面は全部がベース面に密着する。
さらに、T、に進むと、圧電素子(la) 、(lb)
に再び■の電圧が印加されるため、最初のT1と同じ状
態に戻り、1サイクルが完了する。
以上のようにして、第1の圧電素子グループ(la) 
、(lb)と第2のグループ(2a)、(2b)に、第
5図のような電圧パターンを印加すると、圧電ユ・ニラ
)(US)は第2図の上方の矢印方向へ移動する。この
ときの移動スピードは、電圧パターンの正負の繰り返し
頻度と印加する電圧値に一次比例する。
次に、第2図で下方の矢印方向への移動は、両者への印
加電圧パターンを切替えればよい。すなわち第1のグル
ープ(1a)、(1b)への給電を90゜程度遅らせれ
ばよい。
かくして、進行方向の制御は位相切替えのみで可能にな
る。また、圧電ユニット(UI)の組立ては接着剤とボ
ルト締めの併用によシ信頼性が向上する。
分極方向のなす角度は、・両グループで同一の必要はな
く、辷りモードの圧電常数(d15)、 並列枚数、素
子の厚み、印加電圧等と共に要求仕様に基づいて決定す
る。
パイアスカ(F) ’kかけるには、コロとバネを用い
て構成するが、ペースとの接触面に磁気吸引力を働かせ
るようにしてさらに小型化を図ることもできる。
さらに、この発明は、超小型の圧電リニアモータに限ら
ず、大型大出力への設計も可能であり、各種の仕様に対
応することができる。
第6図〜第10図は他の実施例を示し、第1図、第2図
のものの大きさを約半分にしてさらに小型化を図ったも
のである。第6図、第7図において、四角板状の厚み辷
り圧電素子(1)、(2)で絶縁板(5)を挾持し、駆
動板(6)、(7)を外側にして、積層一体化して圧電
ユニット(U2) を構成している。
動作はまえの実施例と同様であり、2足歩行になるので
、第8図、第9図に示すように、駆動板(6)、(7)
の底部接触部(6a)、(7a)を倒れ防止のため内側
に直角に折シ曲げた構造になっている。第10図は分極
方向を示している。
第7図で矢印は移動方向を示し、第6図に示す上部から
のパイアスカ(F)は矢印方向に上面全面に均等に加え
ておく。この場合も、圧電素子の歪によって発生する力
は大きいので、バイアスの影響は殆んど受けない。
底部接触部(6a)、(7a)は、組立後、摺り合せ研
磨を行い、ベース面(E)との接触を均等にする。
また、底部接触部(6a)、(7a)はマグネット吸着
構造にしてもよい。
この実施例は、非常に小型にできるので、共振点が高く
、したがって高速運転が可能になり、高精度制御とハイ
スピードの相矛盾する機能を同時に満足させることがで
きる。
第11図〜第13図は別の実施例で、第11図において
、上下方向用の辷シモード圧電素子(8)、(9)は、
分極方向を第12図の破線で示し、圧電素子(8)が図
で下向き、圧電素子(9)が上向きになっている。
また、左右方向用の同じく辷りモード圧電素子b1’ (10a) 、(10b)は、分極方IQE12図の実
線で示す 。
ように水平方向に右向きになっている。
そうして、駆動板(6)、(7)は圧電ユニット(U2
)の場合と同一の構成である。以上のようにして、各部
分を積層一体化した圧電ユニッ)(L12)−を構成す
る。
次に、−動作を説明すると、先づ、圧電素子(9)と(
10b)とを並列接続してこれを第1のグループとする
。これに第5図に示すT、のパターンである■の電圧を
印加すると、駆動板(7)は、圧電素子(9)により上
方に変位し、圧電素子(10b)で右方に変位するため
、第13図に示すように、この2つの合成である斜め右
上方へと持ち上げられ、駆動板(7)の底辺はベース面
から浮上る。
次いで、第2の圧電素子グループ(8)と(10?)の
並列接続したものにT2パターンの■電圧を印加すると
、この両者の合成歪は第13図(b)のように斜め右下
方向になるので、今まで持ち上げられていた駆動板(7
)は右方へと移動しながらペースに着地する。このため
に駆動板(7)はT1とT2の2回にわたシ右方へと移
動する。
次に、T、のパターンに入ると、第1のグループの圧電
素子(9)、(1ob)に○の電圧が印加されるので、
今度は駆動板(6)が圧電素子(9)によって持ち上げ
られると同時に、圧電素子(10b)によって右方へと
歪を受けるので、この両者の合成モードである第13図
(a)のように斜め右上方へと持ち上げられる。
そうして、T4に入り、第2のグループである圧電素子
(8)、(10a)もe電圧に反転するので、第13図
(b)に示す斜め右下方へと歪み、駆動板(6)は着地
する。このとき、駆動板(6)は、T8、T4め2回に
よシ右方へ移動される。かくして、T、に至り1サイク
ルが完了する。
左方への移行は、第5図のパターンを入れ替えればよい
以上の説明でわかるように、分極方向が水平と垂直の組
合せでも、両方向が合成されて、第6図、第7図の実施
例と全く同じ挙動を行う。
この実施例の特徴を列記すると、まず、圧電素子板を斜
めに切シとることがないので歩留りがよいこと。辷シモ
ードの圧電常数d1.がフルに使えること。それから、
移動スピードを加減する方法として水平方向への圧電素
子だけに入力調整がかけられ、そのため移動を止めた状
態で水平方向の圧電素子だけに単独に制御をかけること
ができること、などが挙げられる。このために素子数が
増加するのはやむを得ない。
また、第11図の場合、結線を変えてインチワーム挙動
をさせることもできる。すなわち、圧電素子(9)、(
10b)と(8)、(10a)の並列接続を止めてそれ
ぞれ独立させ、上げるを素子(9)で、移動を素子(1
0b)で、下げるを同じ素子(9)で、あたかも片足を
出すような3段階動作を交互に行うことができる。この
場合は電気駆動系も3系統分必要になるため全体の構成
が複雑になる。
この発明になる圧電リニアモータの作動は、モータ本体
に直接負荷をかける方式でも、または、モータ側を固定
してベースをスライドテーブルとして動かすようにして
もよいことはいうまでもない。また、スライドテーブル
の形状は、直線タイプでも回転タイプでもよい。
圧電ユニット(Us)の構成は、接着剤とボルト締めの
2つの併用組立ての方が機械的強度を安定化させること
ができる。小型になって圧電ユニットに対するボルト径
比率が大きくなる場合には、外周部でスプリング締めし
て強度を増すようにすることも考えられる。
また、この発明になる圧電ユニットを複数個配列して高
出力型モータを構成することもできる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明は、圧電素子
が辷りモードのみの圧電ユニットを分極方向がある角度
設けて組立て、2和文番電圧の位相を90°程度ずらし
て印加することにより、左右に移動方向を制御すること
ができるので、小型でしかも2系統の回路で、高精度、
高速の一軸移動を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は平面図、第3図は分極方向を示す模式
図、第4図は動作説明のための模式図、第5図は印加電
圧の線図である。 第6図工第10図ら他の実施例を示し、第6図は正面図
、第7図は平面図、第8図は底面図、第9図は駆動板の
底面図、第10図は分極方向を示す模式図である。 第11図〜第13図は別の実施例を示し、第11図は平
面図、第12図は分極方向を示す模式図、第13図は動
作説明のための模式図である。 第14図〜第16図は従来の圧電リニアモータを示し、
第14図は要部平面図、第15図は要部側面図、第16
図は正面図である。 (1) 、(la) 、(lb) 、(2) 、(2a
) 、(2b) 、(8) 、(9)、(10a) 、
0ob) 、、、圧電素子、(3a) 、(3b) −
・外側駆動板、(4)−・・中間駆動板、(5) 、(
5a) 、(5b) −・絶縁板、(6) 、(7)・
・・駆動板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 厚み辷りモードの圧電素子板でなる2つのグループを相
    互の分極方向を一定の角度ずらして積層一体化してなる
    圧電ユニットと、位相差を設けて前記2つのグループを
    交互に駆動する駆動手段とを備えてなる圧電リニアモー
    タ。
JP2320349A 1990-11-22 1990-11-22 圧電リニアモータ Pending JPH04190685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2320349A JPH04190685A (ja) 1990-11-22 1990-11-22 圧電リニアモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2320349A JPH04190685A (ja) 1990-11-22 1990-11-22 圧電リニアモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04190685A true JPH04190685A (ja) 1992-07-09

Family

ID=18120486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2320349A Pending JPH04190685A (ja) 1990-11-22 1990-11-22 圧電リニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04190685A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006021A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Taiheiyo Cement Corp 圧電アクチュエータおよび駆動装置
JP2017505600A (ja) * 2014-01-28 2017-02-16 浙江大学 フレキシブルスマートパワー構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006021A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Taiheiyo Cement Corp 圧電アクチュエータおよび駆動装置
JP2017505600A (ja) * 2014-01-28 2017-02-16 浙江大学 フレキシブルスマートパワー構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813708B2 (ja) 多層圧電性モータ
US5345137A (en) Two-dimensionally driving ultrasonic motor
JP5110833B2 (ja) 振動制御装置、及び振動制御方法
EP0740354B1 (en) An electro-mechanical energy conversion element and a vibration wave actuator using the electromechanical energy conversion element
JP2905643B2 (ja) 圧電リニアアクチュエータ
KR20060107259A (ko) 수축 변위를 정밀 제어하기 위한 폴리머 액추에이터 및 그제어 방법
CN102185096B (zh) 压电驱动器及直线压电马达
US7365474B2 (en) Driving system for vibrating type actuator and method of driving vibrating type actuator
JPH0255585A (ja) 超音波モータ
JP4245096B2 (ja) 積層圧電素子およびこれを用いた圧電アクチュエータ、超音波モータ
WO2021135135A1 (zh) 一种压电驱动结构和成像模组
CA2081093A1 (en) Anisotropic transducer
JPH04190685A (ja) 圧電リニアモータ
JP3348777B2 (ja) 差動型圧電アクチュエータ
JP5222224B2 (ja) 超音波モータ
CN102569637B (zh) 压电驱动器及压电马达
WO2002015380A1 (en) Switched actuator control
JP2009284759A (ja) 超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器
JP4611450B2 (ja) 超音波モータおよび超音波モータ付電子機器
JPH01186179A (ja) 静電アクチュエータ
JP4262056B2 (ja) 振動波駆動装置
KR100924096B1 (ko) 압전 리니어 액츄에이터용 압전 소자
JPS61285424A (ja) 光ビ−ム偏向器
JPH05122949A (ja) リニア型アクチユエータ
JP2010004625A (ja) 圧電振動子およびその駆動方法