JPH0418716Y2 - - Google Patents

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JPH0418716Y2
JPH0418716Y2 JP10807885U JP10807885U JPH0418716Y2 JP H0418716 Y2 JPH0418716 Y2 JP H0418716Y2 JP 10807885 U JP10807885 U JP 10807885U JP 10807885 U JP10807885 U JP 10807885U JP H0418716 Y2 JPH0418716 Y2 JP H0418716Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動追尾方式の発振器に手動周波数調
整方式の発振器を動作切り換え可能に併設した超
音波洗浄装置に関するものである。
(従来の技術) 超音波洗浄装置は周知のように、振動子を洗浄
槽に取り付け、この振動子を発振器によつて励振
するものである。この種の超音波洗浄装置用発振
器は、主発振電力増幅方式に代表される周波数手
動調整方式のものと振動帰還方式に代表される周
波数自動追尾方式のものに大別することができ
る。このうち、周波数手動調整方式のものは、発
振器の発振周波数を振動子系の共振周波数に合わ
せるために、いちいち調整しなければならない面
倒があり、このため近年においては、そのような
面倒がない周波数手動調整方式の発振器が使用さ
れるようになつて来ている。
第2図には従来の自動追尾方式の発振器を構成
するブロツク図が示されている。この発振器は、
移相回路1と、プリアンプ2と、電力増幅回路3
と、振動検出回路4とから構成されている。
前記移相回路1は振動検出回路4から帰還した
信号の位相を修正して振動検出回路4の入出力信
号の位相を一致させるものである。プリアンプ2
は移相回路1の出力を増幅するものであり、この
プリアンプ2によつて増幅された信号はさらに電
力増幅回路3によつて増幅される。電力増幅回路
3からの出力信号は振動検出回路4に供給され、
この振動検出回路4は一部の信号を前記の如く移
相回路1に帰還させるとともに、振動子系の共振
周波数によつて振動子5を励振するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の自動追尾方式の発振
器によつて振動子5を励振する場合には、洗浄槽
の洗浄液面や被洗浄物の位置が変動することによ
つて、洗浄液中の定在波の悪影響を受ける場合が
あり、この定在波の悪影響を受けた場合には、振
動子系の共振周波数が不安定的に複数現れ、自動
追尾方式の発振器がそのいずれの共振周波数に追
尾すべきかの判別が困難になり、その追尾が極め
て不安定なものになつてしまうという問題があ
る。本考案は上記従来の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、前記発振器の
自動追尾が不安定となつたときにはそれを直ちに
検知し、自動追尾方式から手動調整方式に切り換
えることで常時効率的な洗浄作用を行うことがで
きる超音波洗浄装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために次のよう
に構成されている。すなわち、本考案は、振動子
を励振する自動追尾方式の発振器と、前記振動子
を励振する手動周波数調整方式の発振器と、前記
自動追尾方式の発振器と手動周波数調整方式の発
振器との動作を切り換える手動又は自動スイツチ
と、前記自動追尾方式の発振器の出力を設定値と
比較しこの発振器の出力が設定値よりも小さくな
つたときに切り換え表示信号を出力する出力判別
回路と、前記切り換え表示信号により発振器の動
作を自動追尾方式から手動周波数調整方式へ切り
換え指令する表示器とを有する超音波洗浄装置で
ある。
(作用) 上記構成からなる本考案において、被洗浄物の
洗浄を行うときには、まず自動追尾方式の発振器
によつて振動子の励振が行われる。そして、この
発振器の追尾、すなわち、振動子系の共振周波数
への追尾が安定的に行われるかぎり、その自動追
尾方式による発振が継続して行われるれる。
これに対し、自動追尾が洗浄液面の変位等に起
因する定在波の悪影響を受けて不安定となつたと
きには、出力判別回路によつてその不安定追尾状
態が検出される。すなわち、出力判別回路は発振
器の出力を設定値と比較し、発振器の出力が設定
値よりも小さくなつたときを自動追尾の不安定状
態と判別し、切り換え表示信号を表示器に出力す
るのである。この表示器は切り換え表示信号の入
力により、例えば、表示灯の点灯あるいはブザー
の警報を行い自動追尾の不安定状態を作業者に知
らせる。そして、表示器の報知に基づく作業者の
手動スイツチ操作により又は切り換え表示信号に
よる自動スイツチの切り換え動作により振動子の
励振動作は自動追尾方式から手動周波数調整方式
に切り換えられる。この結果、最適共振周波数が
手動により調整可能となり、前記液面変動等によ
る洗浄環境の変化があつても、常時最適な共振周
波数によつて効率的な洗浄作業を行うことができ
るのである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施の説明において、従来例と同
一部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。第1図には本考案の一実施例を示すブロツク
図が示され、従来例と同様に、移相回路1、プリ
アンプ2、電力増幅回路3、振動検出回路4によ
つて自動追尾方式の発振器が構成されている。
本実施例が従来例と異なる特徴的なことは、従
来装置に新たに手動周波数調整方式の手動発振回
路6を設け、この手動発振回路6とプリアンプ
2、電力増幅回路3、振動検出回路4によつて手
動周波数調整方式の発振器を構成し、手動スイツ
チ7により自動追尾方式の発振器と手動周波数調
整方式の発振器との動作切り換えを可能に構成し
たことである。なお、手動周波数調整方式の発振
器を構成する前記プリアンプ2、電力増幅回路
3、振動検出回路4は自動追尾方式の発振器のも
のを兼用使用している。
ところで、前記自動追尾方式による発振器の出
力、すなわち振動検出回路4の出力は出力判別回
路8によつて判別されている。この出力判別回路
8には一定の洗浄能力を維持するに必要な最低限
の発振器出力としての設定値が与えられており、
発振器の出力がこの設定値よりも小さくなつたと
きに出力判別回路8は自動追尾が不安定状態と判
別して表示器9に切り換え表示信号を出力する。
表示器9には表示灯あるいは警報ブザーが配設さ
れており、前記切り換え表示信号の入力により点
灯表示あるいはブザー警報を行うようになつてい
る。上記本実施例の装置において、被洗浄物の洗
浄を行う場合には、手動スイツチが移相回路1側
の端子に倒れている状態、すなわち、自動追尾方
式の発振器によつて振動子5の励振がおこなわれ
る。そして、この自動追尾励振動作は該発振器が
振動子系の共振周波数に安定的に追尾する限り継
続的に行われる。これに対し、洗浄液の受位や被
洗浄物の変位等によつて定在波の悪影響を来し、
自動追尾が不安定となつたときには、この不安定
状態、すなわち発振回路の出力低下が出力判別回
路8によつて検出され、出力判別回路8からの切
り換え表示信号によつて表示器9による点灯ある
いはブザーによる表示がおこなわれる。したがつ
て、作業者はこの表示器9の表示によつて自動追
尾の不安定状態を知り、手動スイツチ7を手動発
振回路の出力端子側に倒し、振動子5の励振動作
を自動追尾方式から手動周波数調整方式へ切り換
えることが可能となる。この発振器の切り換えに
より、発振器の発振周波数は振動子系の最適な共
振周波数に自動調節されるのである。なお、上記
実施例では位相回路1と自動発振回路6との切り
換えを手動スイツチ7により行う構成としたが、
これを切り換え表示信号に基づいて自動的に切り
換えを行う自動スイツチにより構成してもよい。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成されているの
で、通常においては操作上面倒がない自動追尾方
式による発振器によつて振動子の励振を行うこと
ができるとともに、自動追尾が不安定となつたと
きには直ちにこれを検出し、不動周波数調整方式
の発振器に切り換えることができる。したがつ
て、本考案においては、自動追尾方式による長所
を引き出し、かつ自動追尾方式の欠点を補つて、
常時効率のよい超音波洗浄作業を遂行することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は従来の超音波洗浄装置のブロツク図であ
る。 1……移相回路、2……プリアンプ、3……電
力増幅回路、4……振動検出回路、5……振動
子、6……手動発振回路、7……手動スイツチ、
8……出力判別回路、9……表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動子を励振する自動追尾方式の発振器と、前
    記振動子を励振する手動周波数調整方式の発振器
    と、前記自動追尾方式の発振器と手動周波数調整
    方式の発振器との動作を切り換える手動又は自動
    のスイツチと、前記自動追尾方式の発振器の出力
    を設定値と比較しこの発振器の出力が設定値より
    も小さくなつたときに切換表示信号を出力する出
    力判別回路と、前記切り換え表示信号により発振
    器の動作を自動追尾方式から手動周波数調整方式
    へ切り換え指令する表示器とを有することを特徴
    とする超音波洗浄装置。
JP10807885U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0418716Y2 (ja)

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JP10807885U JPH0418716Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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JPS6217387U JPS6217387U (ja) 1987-02-02
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