JPH0418546Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0418546Y2
JPH0418546Y2 JP6091685U JP6091685U JPH0418546Y2 JP H0418546 Y2 JPH0418546 Y2 JP H0418546Y2 JP 6091685 U JP6091685 U JP 6091685U JP 6091685 U JP6091685 U JP 6091685U JP H0418546 Y2 JPH0418546 Y2 JP H0418546Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
base
cutting edge
shaving
blade body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6091685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61180675U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6091685U priority Critical patent/JPH0418546Y2/ja
Publication of JPS61180675U publication Critical patent/JPS61180675U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0418546Y2 publication Critical patent/JPH0418546Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は刃体を天板と刃台の間に挟着して使
用する安全剃刀よりもさらに剃り味を良くし長持
ちする剃り角にできる天板不要の安全剃刀に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、この種の安全剃刀としては第7図イに示
す2枚の刃体43を有するかえ刃カートリツジ4
2を取換え可能な安全剃刀41および第7図ロに
示す刃体45を一体状に設けた安全剃刀44があ
り、かえ刃カートリツジ42および刃体45は天
板Pと刃台Qの間に挟着され、両刃体43,45
と皮膚の剃面Sとは一定の剃り角(逃げ角)θを
与えて剃る構成を有する安全剃刀が汎用されて来
た。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、かえ刃カートリツジ(2枚刃)
および安全剃刀ホルダーにおいて第8図に示す刃
先角αを有する刃体43,45を天板Pと刃台Q
間に挟着し、天板Pと刃台Qに形成した案内櫛4
6を皮膚表面Sに当接し押圧しながら一定の剃り
角θを形成して剃るものであるから、剃り角θが
かなり大きくなつているため刃体43,45の刃
先角αを小さくする程刃先43a,45aのみが
接触するため髭H切断時の分力により刃先43
a,45aの尖端に曲げ応力を生じ、さらに刃先
43a,45aに振動も起き易いので刃先43
a,45aに曲りや欠けによる損傷を受け易い
上、皮膚表皮Sをも削られ易い問題点があつた。
本考案は、天板と刃台により形成される刃体の
剃り角が大きいため刃先角を小さくする程刃先の
曲りや欠けによる損傷も大きく、また、皮膚表面
も削られ易い従来の欠点を排除しさらに、剃り味
の良い長持ちする剃り角にできる安全剃刀を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記の技術課題を達成するため、ホ
ルダーの頭部側に略T字形状に刃台を設けて、該
刃台に刃体を着脱可能に取付ける安全剃刀におい
て、前記刃台は前記刃体を取付ける平滑な刃体取
付面を有する断面略方形状に形成するとともに、
同刃台の左右の端面には前記刃体を着脱可能に取
付けるための突起を突設し、また、刃台の下面側
には連結片を介して所定の間隔で案内櫛を対設し
て相互間に剃り溝を形成し、前記刃体は前記刃台
の刃体取付面に沿い、かつ左右に折曲して刃台端
面に沿い同端面の突起と係合する取付片を一体に
形成して刃先を左右の取付片の折曲R部に亙り形
成し、該刃体を前記刃台に取付片を介して取付け
た際、同刃体の刃先は前記剃り溝に臨み、かつ同
刃体を皮膚表面に当接した状態で当接接線と刃先
中心線とのなす剃り角を0度から所定の角度範囲
で剃り可能に構成した安全剃刀に存する。
[作 用] 上記構成としたことにより、刃体の上面と案内
櫛を皮膚の表面に当接し押圧しながら剃り方向に
移動させると刃台の剃り溝に案内された直立する
髭の根本に指向する刃先を当てて容易に切断する
ことができる。
[実施例] この考案の実施例を以下図面に基づいて説明す
ると、第1図は安全剃刀1の頭部側を示すもの
で、この安全剃刀1のホルダー2の頭部側は所定
の角度で屈曲形成され、その先端には略T字状に
刃台3が一体状に形成されている。
この刃台3はその皮膚表面S側に平滑な刃体取
付面4を有する断面略方形状のブロツク形状に形
成されてホルダー2の先端に左右振り分けに形成
されるとともに、この刃台3の左右の端面5の対
応する所定の位置には刃体15を係着する突起6
が突設されている。また、刃台3の下面7側には
同刃台3とほぼ同じ長さを有する案内櫛8が連結
片9を介して所定の間隔で設けられるとともに、
刃台3と案内櫛8との間には凹状に剃り溝10が
形成されている。
また、刃台3を取付けたホルダー2の刃台3に
近接した位置には第2図に示すように左右対称に
刃台3の左右の端面5に当接可能に弾性体からな
る略かぎ形状の係止アーム11が設けられ、この
係止アーム11の取付基部側にはホルダー2に対
し所定の角度で開拡状に抑えレバー12が形成さ
れ、この形成された係止アーム11は常時にはそ
の弾性能により刃台3の左右の端面5に圧接さ
れ、左右の抑えレバー12を把持することで係止
アーム11はその取付基部を中心として回動され
て離反して刃体15の取換えを可能に設けられて
いる。
このように形成された刃台3に取付けられる刃
体15は第4図イに示すように刃台3の刃体取付
面4に沿い、かつ左右の端部は刃台3の左右の端
面5に沿つて折曲されて取付片16が形成さるる
とともに、刃先17は図示のように左右の取付片
16の折曲したR部に亙り形成され、この刃先角
度は第2図に示すように刃体15の断面中心Kに
対し角度αに形成されている。また、取付片16
の所定の位置には刃台3の左右の端面5に突設し
た突起6と嵌合状に係合する係合孔18が貫設さ
れている。なお、第4図ロに示す刃体15は取付
片16に形成した係合孔18に代り突起6と係合
する切欠き溝19を形成したものである。
このように形成された刃体15は第2図ロに示
すように左右の抑えレバー12を把持して係止ア
ーム11を開拡状にした状態で刃体15は刃台3
の刃体取付面4に沿わせるとともに、左右の取付
片16を刃台3の左右の端面5に沿わせてその係
合孔18を突起6に係合する。そして抑えレバー
12の把持力を解くと係止アーム11は弾性復元
されて取付片16を押圧固定する(第2図ハ参
照)。この取付状態で刃体の中央部15aは刃体
取付面4よりほぼ1mm程度中高の上反り状に形成
されるとともに、刃先17は剃り溝10に所定の
長さで臨まれている(第1図参照)。
このように構成された安全剃刀1を第3図に示
すように刃体15の上面と案内櫛8を皮膚の表面
Sに当接し押圧しながら矢印方向に移動させると
刃台3の剃り溝10に案内された直立する髭Hの
根本に指向する刃先17を当てて容易に切断する
ことができるので快い剃り味を得ることができ
る。この場合の剃り角θは0度から例えば10度範
囲で剃ることが好ましく、その角度範囲において
は刃先角αをさらに小さくすることが可能となり
案内櫛8と刃体15によつて皮膚表面Sを押圧し
ながら髭Hを根本より切断することができる。な
お、皮膚表面Sを押圧する場合、刃体15がフラ
ツトであると圧力が刃体15の左右端部に大きく
加わり刃体15の中央部15aとの圧力バランス
がとれないため刃先17が逃げて根本まで剃れな
いことを経験するものであるが、刃体15の中央
部15aに予め1mm中高の上反りを形成したので
圧力がかかつた場合丁度刃先17が一直線になる
ようにしてあることも髭剃りの仕上に有効である
他皮膚表面Sの凹部などでは若干中央部15aの
上反りした刃先17の方が剃り味がよくなる上、
刃体15の強度を増加できる利点もある。
このように設けられた本例安全剃刀1は第5図
イに示すように、皮膚表面Sには弾力があるので
刃体15上面と案内櫛8が同一線上にある場合は
皮膚を押圧しないと髭Hの根本が剃れないことが
示されている。
また、第5図ロでは押圧されたため刃先17に
皮膚表面Sが沿つた状態で髭Hの根本に刃先17
が当るので根本から切断できる。
なお、第5図ロからして第6図に示すように片
刃付の刃先26を有する刃体25としてもよく、
この場合押圧しなくても根本から髭Hを剃ること
ができることを示す。
なお、第2図イにおいて示すように何れの刃体
15,25においても刃先17,26を左右方向
に対して上反り出来るように刃体上面中央部を約
1粍中高に形成した方が剃り味がよいことは既に
説明した通りである。
また、第4図イ、ロにおいて示す刃体15にお
いて、その両端を折り曲げてなる取付片16のR
部にも刃先17を形成したので、従来かえ刃カー
トリツジに設けられた刃先の両端部のプラスチツ
ク部材のカバーがあるため実質的には刃先の全長
の約70%くらいしかひげ剃りに利用できないのに
対し、両端のR部にも刃先17が形成されている
ためプラスチツク部材のカバーは不要となる上、
このR部の刃先17を利用して鼻先の付根等の皮
膚表面Sを容易に剃ることもできる。
従つて、市販の2枚刃カートリツジとは異なつ
て刃台3を設けたホルダー2に案内櫛8を設けて
あるだけでプラスチツク部材のない金属刃体のみ
をかえ刃としてホルダーへセツトすることが容易
である。
また、第1図に示すホルダー2において案内櫛
8を前後又は上下に移動可能とした調節可能なホ
ルダーの実施例を極めて容易に開発することもで
きる。
[考案の効果] 本考案は上記の構成としたことにより、下記の
利点がある。
(1) 剃り角を0度から10度角度範囲の剃り角度で
剃ることができるので剃り味が一段と改善され
髭の根本からよく剃ることができること。
(2) 剃り角が小さいため刃先角を小さくしても切
断時の分力を生じて曲げ応力が生ずることもな
く刃先の振動もおこらず曲げや欠けによる損傷
を受けない上皮膚の表面を削りとるおそれもな
いので長持ちして安全に使用できること。
(3) 天板のないかえ刃カートリツジ又は安全剃刀
ホルダーに直接刃体を(2枚刃でもよい)嵌着
できる簡単な構成を有するので経済的にも有利
であること。
(4) なお、刃体の両端を折り曲げて取付片を形成
する場合、刃先を左右の取付片の折り曲げR部
に亙り形成してあるので、従来のかえ刃は両端
部がプラスチツクでカバーされているので実質
的には刃先全体の70%位しか利用されていない
2枚刃の場合と異なり刃先全域に亘り効果的に
髭剃りを行うことができる上、市販の二枚刃に
代えてプラスチツク部材を排除した金属刃のみ
をかえ刃として用いることができる。又、ホル
ダーに案内櫛を設けるだけでかえ刃としてホル
ダーへのセツトも容易にできること。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の安全剃刀の一実施例の全体
組立説明図(正面図)、第2図はその刃体装置作
用説明図(正面図)をイ刃体,ロホルダーの刃体
取付前の状態、ハホルダーの刃体取付後の状態に
分割して示すもの、第3図は髭剃作用説明図(断
面図)、第4図イ,ロはその刃体の一実施例の斜
視説明図(正面図)、第5図イ,ロは刃体の剃り
角零とした一実施例零の髭剃作用説明図(断面
図)、第6図は同上の他の実施例(断面図)、第7
図イ,ロは従来のかえ刃カートリツジ(2枚刃)
および安全剃刀ホルダーの作用説明図(断面図)、
第8図は刃体の刃先角説明図(断面図)である。 主要部分の符号の説明、1……安全剃刀、2…
…ホルダー、3……刃台、4……刃体取付面、5
……端面、6……突起、7……下面、8……案内
櫛、9……連結片、10……剃り溝、15,25
……刃体、K……刃先中心線、T……接線、θ…
…剃り角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホルダーの頭部側に略T字形状に刃台を設け
    て、該刃台に刃体を着脱可能に取付ける安全剃刀
    において、前記刃台は前記刃体を取付ける平滑な
    刃体取付面を有する断面略方形状に形成するとと
    もに、同刃台の左右の端面には前記刃体を着脱可
    能に取付けるための突起を突設し、また、刃台の
    下面側には連結片を介して所定の間隔で案内櫛を
    対設して相互間に剃り溝を形成し、前記刃体は前
    記刃台の刃体取付面に沿い、かつ左右に折曲して
    刃台端面に沿い同端面の突起と係合する取付片を
    一体に形成して刃先を左右の取付片の折曲R部に
    亙り形成し、該刃体を前記刃台に取付片を介して
    取付けた際、同刃体の刃先は前記剃り溝に臨み、
    かつ同刃体を皮膚表面に当接した状態で当接接線
    と刃先中心線とのなす剃り角を0度から所定の角
    度範囲で剃り可能に構成した安全剃刀。
JP6091685U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPH0418546Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091685U JPH0418546Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091685U JPH0418546Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61180675U JPS61180675U (ja) 1986-11-11
JPH0418546Y2 true JPH0418546Y2 (ja) 1992-04-24

Family

ID=30588703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091685U Expired JPH0418546Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0418546Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61180675U (ja) 1986-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3138865A (en) Safety razor having skin-stretching and guiding means
CA1189299A (en) Razor blade assembly
US4344226A (en) Disposable safety razor
US4603477A (en) Safety razors
RU2091213C1 (ru) Безопасная бритва
EP0714341B1 (en) Concave, convex safety razor
US4335509A (en) Beard and moustache trimmer
US6655030B2 (en) Shaving head and shaver provided with such a shaving head
CA2185900A1 (en) Safety razors
US2562104A (en) Cutting head for dry shaving razors
CA2669419A1 (en) Shaving razor with additional trimming blade
US3259978A (en) Safety razor with integral hinge means for a pivotal cap and locking means for said cap
US4128937A (en) Safety razor with serpentine handle
EP1273400A1 (en) Shaving implement having static and dynamic blades
JPH0446156B2 (ja)
WO1997025189A1 (en) Shaving device
US4245388A (en) Safety razor
GB2265328A (en) Razor head of a wet razor
JPH0418546Y2 (ja)
JPH0436793Y2 (ja)
JP2546261Y2 (ja) 三枚刃安全剃刀における刃先の露出構造
WO1992006826A1 (en) Double-curved razor blade
KR200166341Y1 (ko) 경사진면도날을갖는면도기
US2328752A (en) Safety razor
JPS608846Y2 (ja) 振動式電気かみそり機の内刃