JPH04185010A - ディジタルフィルタ - Google Patents

ディジタルフィルタ

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JPH04185010A
JPH04185010A JP31287390A JP31287390A JPH04185010A JP H04185010 A JPH04185010 A JP H04185010A JP 31287390 A JP31287390 A JP 31287390A JP 31287390 A JP31287390 A JP 31287390A JP H04185010 A JPH04185010 A JP H04185010A
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JP
Japan
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multiplier
multiplicand
digits
multipliers
tap
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Application number
JP31287390A
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English (en)
Inventor
Eisaku Sasaki
英作 佐々木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディジタルフィルタ、特に各タップ係数が固
定である乗算器を複数個使用するFIR(Finite
 Impulse Re5ponse)型ディジタルフ
ィルタに関する。
[従来の技術] ディジタル通信においては、変調器および復調器にそれ
ぞれ波形整形用のフィルタが必要となる。
この波形整形用フィルタをベースバンド帯で低域通過フ
ィルタとして構成する場合、従来コイルとコンデンサと
を組み合せたアナログLCフィルタが用いられてきた。
しかし、近年ディジタル信号処理の進歩により1時間軸
上でディジタル的にフィルタリングを行なうディジタル
フィルタが実用化されはじめた。
ディジタルフィルタには、方式により、IIR(Inf
inite Impulse Re5ponse)型と
t各タップ係数が固定のF I R(Finite f
wpulse Re5ponse)型の二つがあるが、
ディジタル通信の低域通過フィルタとしては、直線位相
の実現できるFIR型が用いられる。FIR型ディジタ
ルフィルタを用いることにより、LCフィルタでは困難
であった低ロールオフ率での振幅特性および遅延特□性
が無調整で実現可能となった。
C発明が解決しようとする課1!] 従来は、このFIR型ディジタルフィルタは。
タップ数だけの同じ構成のディジタル乗算器と乗算器の
出力を加算する加算器とを並べてゲートアレイ等で実現
していた。
しかしながら、FIR型ディジタルフィルタで実用上充
分な特性を得るためには、多数のタップ数が必要である
。すなわち1乗算器の数を増やす必要がある。従来のF
IR型ディジタルフィルタでは、全回路中で乗算器部分
が占める割合が大きいので1乗算器の数が増大すると5
回路規模が大型化することが避けられない。
一般に、FIR型ディジタルフィルタは、第3図に示さ
れるように、縦続接続されたシフトレジスタ31〜37
と、シフトレジスタ31の入力側およびシフトレジスタ
31〜37の出力側に接続されたディジタル乗算器40
〜47と1乗算器40〜47の出力を加算する加算器5
0とから構成されている。乗算器40〜47には固定の
タップ係数C+。〜Co−C−nを与えることにより、
所望の特性を得ている。
従来のFIR型ディジタルフィルタにおいては。
′!J4図に示すような乗算器が使用されている。この
乗算器の動作について説明する。
乗算は、ハードウェアの構成が容易なことから一般に1
乗数および被乗数の数値を「符号十絶対値」表示の形式
が取り扱う。例えば、+3/4と+7/8とを掛けると
、+21/32になるが。
これを「符号十絶対値」表示で示すと1次のようになる
符号部 0・0−〇  −正・正−正 この符号部の演算は、第4図中で排他的論理和回路70
で行なわれる。
絶対値部  1100 −+3/4の絶対値×1100
 ←+5/8の絶対値 10101000 −+21/12の絶対値絶対値部の
乗算を乗算「A1A2人3A4」と被乗数rB、82B
3B4Jとを使用して記載すれば1次のようになる。
以下余日 AAA l     2   3   4 X)B     B     B     Bl   
  2   3   4 A1B3A2B3A3B3A4B3 AIB2A2B2A3B2A4B2 +) AlB1A2B、  A3BIA4B。
絶対値部の演算中、rA  B  J、rA2B、J〜
r Aa B 4 Jの演算は、第4図中で論理積回路
71.72〜86で行なわれる。4ビツト加算器61.
62および63で、上記論理積演算の総和が計算される
。このように、高々4ビツト×4ビツトの乗算でもかな
り大きな回路となる。更にビット数を増やした乗算器を
数十個も用意することは2回路規模および動作速度の点
から困難である。
動作速度が遅い場合は、コンパクトディスク再生装置等
で用いられているディジタルフィルタのように、一つの
高速乗算器を時分割で使用し1回路規模を抑えるという
方法も可能であるが、動作速度が数MHz以上の場合、
この方法は使えない。
したがって1本発明の目的は、動作速度数MHz以上の
高速で動作し、かつ回路規模の小型化を図ったFIR型
ディジタルフィルタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によるFIR型ディジタルフィルタにおいては、
各タップの乗算器を、そのタップの係数を2進数で表わ
したとき「1」となる桁に関する演算のみを行なうよう
にしている。
[作用] FIR型ディジタルフィルタにおいては、タップ係数は
固定である。すなわち、上記の4ビツトの例の場合には
、被乗数「81B283B4」が固定である。被乗数に
おいて2進数表示でrOJの桁については、論理積演算
の結果は乗数の値に関係なく、すべて「0」となる。2
進数表示で「1」である桁については1乗数の値をその
まま出力すればよい。
[実施例] 次に1本発明の実施例について図面を参照して。
より詳細に説明する。
第1図を参照すると1本発明の一実施例による(2n+
1)−タップディジタルフィルタは、縦続接続された2
n個のシフトレジスタ11.1十n 1   ・・・、11 .12  、  ・・・、  
12+n、、  1十n−1°         11 2 と、シフトレジスタ11.11+。−1,・・・1
+1                       
+n1 の入力端に接続された乗算器13.13+。
l                        
       +1l−1’ ・・・、13□と、シフ
トレジスタ11の出力側に接続された乗算器14と、シ
フトレジスタ1212 の出力側に接続された l・°°°・ 12+。−1・   。。
1        15 と1乗算器 乗算器15 、・・・、15+。−1,+□13 、・
・・、13 .14,15  、・・・、15−n+1
        1           1の出力を
加算する加算器16とを有している。
乗算器には、予め定められたタップ係数C+。。
c    −、c、c、c   −、c、+1.c+n
−1’       l     O−1’−0が与え
られている。これらのタップ係数は固定であるので、各
乗算器は、タップ係数である被乗数の桁で2進数表示が
「1」である桁についてのみ乗算を行なう。
第2図は、タップ係数C、すなわち被乗数が。
r−+−3/4Jである乗算器13の回路構成図である
被乗数r+3/4Jの絶対値部を2進数表示で表わせば
。rllooJであるので1乗数の絶対値部「A1A2
A3A4」との乗算は。
AI A2 A3 A4 ×    1   1   0   0AI A2 3
 A4 となる。すなわち、2進数表示で「1」の桁だけについ
て全加算演算を行なえばよい。このため。
乗算器13は1乗数の各桁のビット値A  、A  。
A a 、A 4を直接入力する4ビツト全加算器60
を有している。このように1乗数の各ビット値が。
全加算器60に直接入力されるので、論理積回路は使用
されていない。なお、ビットAoは符号ビットである。
なお、被乗数が2進数表示で、rloolJの場合の乗
算は。
A t   A 2   A 3A 4X)1001 AI  A2  A3  A4 +)AI  A、、   A3  A4被乗数が2進数
表示で、  rl 110Jの場合の乗算は。
A t   A 2   A a   A 4XI  
 1  10 A r   A 2   A s   A 4A t 
  A 2  A s   A 4A t   A 2
   A a   A 4被乗数が2進数表示で、  
rl 111Jの場合の乗算は。
A t   A 2  A a  A 4X)    
1  1  1  1 A t   A 2   A a  A 4AI A2
 A3 A4 A t  A 2  A a  A 4このように、被
乗数が固定されているので、論理積回路はすべて不要と
なる。また、2進数で表示された被乗数の「0」となる
桁に関する乗数は。
「0」となるため、「1」となる桁に関する演算だけを
全加算器で行なえばよく、被乗数の値によっては、総和
を計算するための全加算器の数も少なくできる。
[発明の効果] 本発明においては、固定タップ係数で2進数表示で「0
」の桁の乗算器を省略できるのみならず。
2進数表示で「1」の桁についても乗数の各桁を全加算
器に直接供給できるので1乗算器の規模。
延いてはFIR型ディジタルフィルタの回路規模を小型
化できる。
また小型化されることにより1回路の動作速度も高速化
できる。
更に、ディジタル通信におけるロールオフフィルタとし
て用いられるディジタルフィルタのタップ係数は、信号
のインパルス応答に対応しているため、タップの中心か
ら離れるにしたがって急速に小さな値になる。タップ係
数が小さいと、実際の計算結果に寄与するビット数は少
なくなるため。
乗算器を本発明の構成にした場合の効果は更に大きくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるFIR型ディジタルフ
ィルタのブロック図、第2図は第1図に示した実施例に
おけるタップ係数の絶対値が2進数表示でrllooJ
である乗算器の回路図、第3図は従来のディジタルフィ
ルタのブロック図。 第4図は第3図に示した従来例における乗算器の回路図
である。 11.11    ・・・、11 :シフトレジス+n
    +n−1’      1り、12 、・・・
、12   12:シフトレジ1          
  +n−1’      +nスタ、13.13  
  ・・・、13 二乗算器。 +n      +n−1’         114
:乗算器、15 、・・・、15   15:1   
   +n−1″  +n 乗算器、16:加算器、60:全加算器。 第2図 箒 o6666oci  δ 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、縦続接続された複数個のシフトレジスタと、前記複
    数個のシフトレジスタの各段の出力側および初段の入力
    側に接続され被乗数が固定の複数個のディジタル乗算器
    と、 前記複数個のディジタル乗算器の出力を加算する加算器
    とを有するディジタルフィルタにおいて、前記被乗数の
    2進数表示したとき「1」となる桁についてのみ演算を
    行なうことを特徴とするディジタルフィルタ。 2、前記被乗数を2進数表示したとき「1」となる桁と
    の間で乗算を行なう全加算器を有する請求項1記載のデ
    ィジタルフィルタ。 3、縦続接続された複数個のシフトレジスタと、前記複
    数個のシフトレジスタの各段の出力側および初段の入力
    側に接続され被乗数が固定の複数個のディジタル乗算器
    と、 前記複数個のディジタル乗算器の出力を加算する加算器
    とを有するディジタルフィルタにおいて、前記ディジタ
    ル乗算器が、前記被乗数との間で乗算が行なわれる乗数
    が供給される全加算器を有することを特徴とするディジ
    タルフィルタ。
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JP2007323567A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Nec Electronics Corp 乗算器及びフィルタ処理装置

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